JP3168412U - 小動物を忌避する電極シートおよび小動物忌避装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】効果が持続し、人体への影響を抑えつつ、小動物の屋内への侵入を抑止できる電極シートと、その電極シートを用いる小動物忌避装置を提供する。【解決手段】電極シート10は、複数の直線状の溝が表面に形成された基体12と、基体12の表面から突出するように、これらの溝に設置された導線14,16,18,20,22,24,26,28と、導線14,18,22,26を電気的に接続する第1の給電線と、導線16,20,24,28を電気的に接続する第2の給電線と、第1の給電線と第2の給電線に電源の両方の極をそれぞれ電気的に接続するための第1の端子34と第2の端子36とを有する。小動物忌避装置は、電極シート10と、導線にパルス電圧を印加する電源とを有する。【選択図】図1

Description

本考案は、ネズミ、カラス、ゴキブリ、およびナメクジ等の小動物が屋内に侵入するのを抑止する電極シートとその電極シートを用いる小動物忌避装置に関するものである。
ネズミやカラス等の小動物を忌避する方法として、爆発音を発生させる方法が知られている。しかし、この忌避方法は、一時的な効果は得られても持続的な効果は得られない。
また、薬剤を散布して小動物を忌避する方法も知られているが、薬剤の人体や環境への影響を考慮すると、薬剤散布はできるだけ避けたい。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、効果が持続し、人体への影響を抑えつつ、小動物の屋内への侵入を抑止できる電極シートと、その電極シートを用いる小動物忌避装置を提供することを目的とする。
本考案の電極シートは、建物の出入口付近に設置され、電源に接続されて電力が供給されることによって、小動物を忌避する電極シートであって複数の直線状の溝が、所定の間隔で表面に形成された基体と、基体の表面から突出するように複数の溝に設置された複数の導線と、複数の導線を1本置きに電気的に接続する第1の給電線と、第1の給電線が電気的に接続しなかった複数の導線を1本置きに電気的に接続する第2の給電線と、第1の給電線に電源の一方の極を電気的に接続するための第1の端子と、第2の給電線に電源の他方の極を電気的に接続するための第2の端子とを有する。
この電極シートにおいて、基体は、耐荷重性のゴムからなることが好ましい。また、溝は、断面U字形状を有することが好ましい。
本考案の小動物忌避装置は、本考案の電極シートと、第1の端子および第2の端子に接続され、複数の導線にパルス電圧を印加する電源とを有する。この小動物忌避装置において、電源から電極シートに交流200V〜1000Vの電圧を印加することが好ましい。
本考案によれば、効果が持続し、人体への影響を抑えつつ、小動物の屋内への侵入を抑止できる。
本考案の実施形態に係る電極シートの平面図である。 本考案の実施形態に係る電極シートの側面図である。 図1のA−A線で切断した電極シートの断面図である。 本考案の実施形態に係る小動物忌避装置のブロック図である。
以下、本考案の電極シートおよび小動物忌避装置について、図面を参照しながら実施形態に基づいて説明する。図面は電極シート、小動物忌避装置、およびこれらの部材を適宜省略して模式的に表したものであり、それらの実際の寸法および寸法比は、図面上の寸法および寸法比と必ずしも一致していない。また、本実施形態における電極シートまたは小動物忌避装置の部材の形状と寸法は一例であり、本考案はそれらに限定されない。なお、重複説明は適宜省略する。
図1は、本実施形態の電極シート10の平面図であり、図2は、電極シート10の側面図であり、図3は、図1のA−A線で切断した電極シート10の断面図である。電極シート10は、食品倉庫等の建物の出入口付近、特に建物の屋内外の境界付近の屋内側に設置される。電極シート10への降雨を防ぐためである。なお、庇等によって電極シート10への降雨が防げれば、建物の屋内外の境界付近の屋外側に電極シート10を設置しても良い。
電極シート10は、電源に接続されて電力が供給されることによって小動物を忌避する。小動物を忌避する仕組みは後述する。電極シート10は、基体12と、複数の導線14,16,18,20,22,24,26,28と、第1の給電線30と、第2の給電線32と、第1の端子34と、第2の端子36とを備える。導線の数は特に限定されない。
基体12は絶縁性素材から構成されている。絶縁性素材としては、例えば、合成樹脂やゴム等が挙げられる。電極シート10は、食品倉庫等の入口に設置され、フォークリフト等の運搬機器がその上を通過する場合が多い。このため、基体12は耐荷重性のゴムから構成されることが好ましい。耐荷重性のゴムとしては、エチレンプロピレンゴム(EPM)、エチレンプロピレンジエンゴム(EDPM)、クロロプレンゴム(CR)、アクリルゴム(ANMまたはACM)等が挙げられる。本実施形態では、EDPMで基体12を構成している。
基体12は平板形状を有し、本実施形態では、その外寸が幅1000mm、奥行き105mm、高さ10mmである。基体12の裏面には、滑りを抑えるため凹凸面が形成されている。基体12は、導線14,16,18,20,22,24,26,28が設置されるように、複数の直線状の溝44,46,48,50,52,54,56,58が表面に形成されている。導線14,16,18,20,22,24,26,28は、本実施形態では、円柱形状を有する金属棒からなり、その外寸は、直径4mm、長さ1000mmである。
溝44,46,48,50,52,54,56,58は、所定の間隔で、本実施形態では10mmまたは15mmで、基体12の表面に形成されている。溝の間隔は等間隔でなくても良い。本実施形態では、溝44,46,48,50,52,54,56,58が断面U字形状を有する。このため、基体12に導線14,16,18,20,22,24,26,28を設置しやすく、また、設置された導線14,16,18,20,22,24,26,28が動きにくい。
本実施形態では、溝44,46,48,50,52,54,56,58の深さが3.5mmで、このうち断面U字形状の底部に相当する円弧部の深さが2mmである。このため、溝44,46,48,50,52,54,56,58に設置された導線14,16,18,20,22,24,26,28は、高さ0.5mmだけ基体12の表面から突出する。このように、基体12の表面から突出して導線が溝に設置されているため、建物の出入口から歩行して侵入しようとした小動物は、電極シート10の導線に接触し、感電して建物から退散する。
第1の給電線30は、複数の導線を1本置きに、すなわち導線14,18,22,26を電気的に接続する。具体的には、図3に示すように、導線14,18,22,26を囲むリング状の導体部材から下方に延びた導線を、他の導線で水平方向に連結する。第1の給電線30と同様に、第2の給電線32は、第1の給電線30が電気的に接続しなかった複数の導線を1本置きに、すなわち導線16,20,24,28を電気的に接続する。
第1の端子34は、第1の給電線30に電源の一方の極を電気的に接続するためのものである。具体的には、第1の端子34は、図2および図3に示すように、導線14,18,22,26を電気的に接続した第1の給電線30から、別の導線を基体12の外側に延ばしたものである。第1の端子34と同様に、第2の端子36は、第2の給電線32に電源の他方の極を電気的に接続するためのものである。
図4は、本実施形態に係る小動物忌避装置60のブロック図である。小動物忌避装置60は、電極シート10と、第1の端子34および第2の端子36に接続され、導線14,16,18,20,22,24,26,28にパルス電圧を印加する電源70とを備える。本実施形態では、パルス電圧は、100ミリ秒周期で、オンタイムが10%でオフタイムが90%である。この周期とデューティ比であれば、小動物、例えば、ネズミ等の小型哺乳類、カラスやスズメ等の鳥類、ゴキブリ等の虫類、ヘビやトカゲ等のハ虫類、およびナメクジ等の小型軟体動物の忌避に効果がある。
電源70から電極シート10に交流200V〜1000Vの電圧を印加することが好ましい。小動物の忌避に顕著な効果があり、かつフォークリフトに乗って建物に出入りする者や電気絶縁靴を履いて歩行によって建物に出入する者に危害を与えないからである。電源70から電極シート10に印加する電圧は、小動物を忌避でき人体に危害を与えなければ、上記範囲に限定されない。
つぎに、小動物を忌避する仕組みについて説明する。一般に食品倉庫、例えば米蔵では、米俵や米袋の運搬の便宜のため、出入口の扉を開放し、ビニルカーテン等で蔵の内外を間仕切りする。このため、出入口の下方のわずかな隙間から小動物が侵入するおそれがある。
電源70の一方の極を、第1の端子34および第1の給電線30を介して、導線14,18,22,26に電気的に接続し、電源70の他方の極を、第2の端子36および第2の給電線32を介して、導線16,20,24,28に電気的に接続する。このため、隣接する導線には、異なった極の電圧が印加される。
小動物が建物に向かって歩行し電極シート10に乗ると、小動物は隣接する少なくとも2本の導線に接触し、小動物自体を介して電気閉回路が形成され、小動物に電流が流れ感電する。このため、小動物は建物から退散する。小動物の本能によるものと思われるが、その後はその小動物は建物に近づかなくなり、小動物を忌避することができる。また、仮にその小動物が建物に近づいたとしても、小動物忌避装置60によって忌避することができる。
10 電極シート
12 基体
14,16,18,20,22,24,26,28 導線
30 第1の給電線
32 第2の給電線
34 第1の端子
36 第2の端子
44,46,48,50,52,54,56,58 溝
60 小動物忌避装置
70 電源

Claims (5)

  1. 建物の出入口付近に設置され、電源に接続されて電力が供給されることによって、小動物を忌避する電極シートであって
    複数の直線状の溝が、所定の間隔で表面に形成された基体と、
    前記基体の表面から突出するように前記複数の溝に設置された複数の導線と、
    前記複数の導線を1本置きに電気的に接続する第1の給電線と、
    前記第1の給電線が電気的に接続しなかった前記複数の導線を1本置きに電気的に接続する第2の給電線と、
    第1の給電線に電源の一方の極を電気的に接続するための第1の端子と、
    第2の給電線に電源の他方の極を電気的に接続するための第2の端子と、
    を有する電極シート。
  2. 請求項1において、
    前記基体は、耐荷重性のゴムからなる電極シート。
  3. 請求項1または2において、
    前記溝は、断面U字形状を有する電極シート。
  4. 請求項1から3のいずれか1項の電極シートと、
    前記第1の端子および前記第2の端子に接続され、前記複数の導線にパルス電圧を印加する電源と、
    を有する小動物忌避装置。
  5. 請求項4において、
    前記電源から前記電極シートに交流200V〜1000Vの電圧を印加する小動物忌避装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103190390A (zh) * 2013-04-26 2013-07-10 丁全 一种隐形电灭鼠器
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CN111771863A (zh) * 2020-07-21 2020-10-16 国网河南淅川县供电公司 户外供电作业用防护器及其使用方法

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