JP2003204749A - 屋内用小動物忌避装置 - Google Patents

屋内用小動物忌避装置

Info

Publication number
JP2003204749A
JP2003204749A JP2002040812A JP2002040812A JP2003204749A JP 2003204749 A JP2003204749 A JP 2003204749A JP 2002040812 A JP2002040812 A JP 2002040812A JP 2002040812 A JP2002040812 A JP 2002040812A JP 2003204749 A JP2003204749 A JP 2003204749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
small
power supply
bare conductor
bare
small animal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002040812A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Furuno
隆雄 古野
Hiroshi Suematsu
弘 末松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUEMATSU DENSHI SEISAKUSHO KK
Suematsu Electronics Co Ltd
Original Assignee
SUEMATSU DENSHI SEISAKUSHO KK
Suematsu Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUEMATSU DENSHI SEISAKUSHO KK, Suematsu Electronics Co Ltd filed Critical SUEMATSU DENSHI SEISAKUSHO KK
Priority to JP2002040812A priority Critical patent/JP2003204749A/ja
Publication of JP2003204749A publication Critical patent/JP2003204749A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋内に据え置かれ保管された穀類等の食物
を、小型害虫や小型害獣等の小動物の食害から、確実
に、そして衛生的にまもることができる屋内用小動物忌
避装置を提供すること。 【解決手段】 絶縁板に裸導電体を列設し、その裸導電
体に小動物が橋絡すると小動物に電撃を与えるように、
裸導電体に給電用電線と衝撃電圧発生器を電気的に接続
する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は特に雨水のかから
ない屋内にて使用されるもので、小型害虫や小型害獣等
の小動物を電撃により電気的に駆除又は忌避するものに
関するものである。 【0002】駆除又は、忌避する小動物の体長に合わせ
て一対の裸導電体を構成し、これに衝撃電圧発生器より
パルス状の衝撃電圧を印加する。 【0003】この対になった裸導電体で小動物が橋絡す
ると、電撃により小動物を駆除又は忌避できる。本発明
装置は前述のように、雨水のかからない屋内にて使用さ
れるもので屋外では使用しない。よって特に防雨防水等
を施す必要はない。 【0004】 【従来の技術】通常これら小動物の駆除又は忌避には化
学殺虫剤等を霧状に噴霧する方法や揮発性の化学殺虫剤
を塗布し、その揮発された気体により小動物を駆除又は
忌避させる方法が用いられている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、化学殺
虫剤の噴霧や揮発性の化学殺虫剤の塗布は化学的殺虫剤
が霧状もしくは気体となって空気中に拡散されることに
なる。 【0006】したがって、人が少なからず吸引すること
になり、場合によっては殺虫剤中毒の原因となることも
あり、まことに不衛生である。 【0007】特に狭い室内においては、霧状の化学殺虫
剤や気体化した化学殺虫剤が長期間空中に漂う事にな
り、人が吸い込む確率が屋外より数倍多くなる。本発明
装置は特に室内において、化学殺虫剤を使用することな
く小動物の駆除又は忌避をさせるものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決する為、
本発明の屋内用小動物忌避装置は、化学殺虫剤を使用せ
ず電撃で小動物を忌避させるものである。 【0009】その方法として、絶縁板(1)に列設させ
た裸導電体(2,3,4,5,6)に衝撃電圧を発生す
る衝撃電圧発生器(11)からの出力線(9,10)を
接続し、この裸導電体(2,3,4,5,6)に衝撃電
圧を印加したことを特徴とする。 【0010】小動物は、この裸導電体に乗り上げ裸導電
体を橋絡し電撃を受け駆除又は忌避させることができ
る。この衝撃電圧発生器(11)は牧場において家畜が
柵外に出るのを防ぐ目的や、猪等の比較的大型の害獣が
農作物を荒らすのを防止する目的で使用されている。そ
して電池やバッテリー又は交流100v等を電源として
約一秒間に一回の割合で繰り返すパルス状の衝撃電圧を
発生する。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。 【0012】図1は本発明の一実施例を示す斜視図であ
り、図2はその上面図である。絶縁板(1)は合成樹脂
等で作られた薄い厚さ数mm程度の電気的絶縁板であ
る。この絶縁板(1)に裸導電体(2,3,4,5,
6)を1cmから5cmくらいの間隔をあけて列設す
る。この間隔は小動物の体長に合わせた間隔である。 【0013】裸導電体(2,3,4,5,6)は金属が
表出の金属線であってもよいし又、アルミ箔やステンレ
ス箔等導電性の金属の箔状のものであってもよい。裸導
電体の材料は導電体の表面に小動物が接触した場合、こ
の小動物に電流を導通させる材料であればよい。要する
に導電体の材料は導電性のある材料であればその種類は
問わない。 【0014】裸導電体(2,3,4,5,6)の長さは
設置される場所によって決められるもので自由である。
又、裸導電体(2,3,4,5,6)の各裸導電体
(2,3,4,5,6)間の間隔は前述のように1cm
ないし5cmとする。また裸導電体(2,3,4,5,
6)単体の厚さ及び幅もしくは太さ等は材料によって決
定されるので自由である。この厚さ数mm程度の絶縁板
(1)に裸導電体(2,3,4,5,6)を概略1cm
ないし5cmの間隔をあけて列設したものを以下、裸導
電体列設絶縁板という。 【0015】図1の裸導電体(3)と裸導電体(5)を
給電用電線(7a,7b)で接続して電気的に通じるよ
う接続する。接続部分は電気的につながり外れないよう
にすればよいので、接続方法はそれぞれの裸導電体
(3,5)にそれぞれの給電用電線(7a,7b)を挿
着なり重着してもよい。 【0016】同じように、裸導電体(2)と裸導電体
(4)と裸導電体(6)を給電用電線(8a,8b,8
c)で接続して電気的に通じるよう接続する。なお、給
電用電線(7a,7b,8a,8b,8c)は裸導電体
(2,3,4,5,6)に短絡しないよう両端の接続部
以外は被覆線にするほうがよい。 【0017】そして、給電用電線(7a,7b)の接続
点(9a)に出力線(9)の一方の先端を接続する。出
力線(9)の他方の先端を衝撃電圧発生器(11)のプ
ラス極の端子(9b)に接続する。また、給電用電線
(8a,8b,8c)の接続点(10a)に出力線(1
0)の一方の先端を接続する。出力線(10)の他方の
先端を衝撃電圧発生器(11)のマイナス端子(10
b)に接続する。 【0018】なお、一方の先端が給電用電線(7a,7
b)の接続点(9a)に接続された出力線(9)の他方
の先端を、衝撃電圧発生器(11)のマイナス極の端子
(10b)に接続した場合は、一方の先端が給電用電線
(8a,8b,8c)の接続点(10a)に接続された
出力線(10)の他方の先端は衝撃電圧発生器(11)
のプラス端子(9b)に接続する。要するに、接続点
(9a)と接続点(10a)には互いに極性の異なる衝
撃電圧を印加するよう出力線(9,10)を衝撃電圧発
生器(11)の端子(9b)または(10b)に接続す
る。 【0019】これで、衝撃電圧発生器(11)の電源ス
イッチを入れると 裸導電体(3,5)と裸導電体
(2,4,6)の間に 約1秒間に1回の割合で繰り返
すパルス状の衝撃電圧が印加される。 【0020】この状態で、図2のように小動物(12)
が矢印の方向のように侵入し、例えば裸導電体(5)と
裸導電体(6)に同時に触れたとすると、その瞬間に小
動物(12a)は電撃を受ける。小動物(12a)が受
ける電撃は、衝撃電圧が印加されていた裸導電体(5)
と裸導電体(6)を小動物(12a)が橋絡するために
起こるものである。 【0021】この実施例の場合、電撃を与える対となる
電極同士のパターンは、裸導電体(2)と裸導電体
(3)、裸導電体(3)と裸導電体(4)、裸導電体
(4)と裸導電体(5)、裸導電体(5)と裸導電体
(6)、裸導電体(2)と裸導電体(5)、裸導電体
(3)と裸導電体(6)の計6パターンがあり、ナメク
ジやゴキブリ等の小型害虫は勿論のこと、ネズミ等の歩
幅のある小型害獣もこの6パターンの何れかの橋絡によ
る電撃を受け駆除もしくは忌避される。 【0022】図3に他の第2実施例を示す。図3におい
て30は本発明の第2実施例の裸導電体列設絶縁板であ
る。倉庫内のコンクリート等で出来た土間にパレット
(31a,31b,31c)に穀類(32a,32b,
32c)を載せて据え置いてある。裸導電体列設絶縁板
(30)はこのパレット(31a,31b,31c)に
載せて据え置かれた穀類(32a,32b,32c)の
周囲を取り囲むような形で設置される。この裸導電体列
設絶縁板には衝撃電圧発生器(11a)からの衝撃電圧
が印加され本発明を構成している。 【0023】この倉庫は昼間は人の出入り等でネズミの
食害に遭わないが、夜になり人の気配がなくなると、こ
の穀類(32a,32b,32c)を狙ってネズミ等が
出てくる。穀類(32a,32b,32c)を狙って穀
類(32a,32b,32c)に近寄ってきたネズミ等
は裸導電体列設絶縁板(30)に乗り上げ、前述のよう
に裸導電体に接触、電気的に橋絡し、電撃を受ける。電
撃を受けたネズミ等は退散、忌避するようになる。また
ナメクジ等の小害虫であれば駆除される。 【0024】この第2実施例は比較的小型の約175m
の倉庫内において実施された。また本発明を実施する
以前は倉庫全体にネズミの出没が認められていた。前述
のように、3つのパレット(31a,31b,31c)
の周囲に本発明品を設置した。すると設置した日より3
つのパレット(31a,31b,31c)に載せられた
穀類(32a,32b,32c)は食害を受けることは
なかった。そして三日くらい経った後は倉庫全体からネ
ズミの出没が認められなくなった。これはネズミ等の脳
を持った比較的大きな小動物は電撃を学習し本発明装置
およびその周辺に近づかないことはもちろん、倉庫全体
から遠ざかっていくのではないかと思われる。 【0025】 【発明の効果】このように本発明は霧状の化学殺虫剤や
塗布された揮発性の化学殺虫剤による気化された気体等
を使用することなく、まことに衛生的に小型害虫や小型
害獣を駆除または忌避させることができる。また、屋内
に据え置いた穀類等の食物の周囲に、本発明の屋内用小
動物忌避装置を設置することにより、確実にそして衛生
的に小型害虫や小型害獣等の小動物を駆除または忌避さ
せることができる。 【0026】また、ねずみ等の比較的大きな小型動物は
その学習能力により本発明の屋内用小動物撃退装置周辺
より忌避することがあることが認められており、まこと
に有益である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の屋内用小動物忌避装置の一実施例を示
す斜視図である。 【図2】同実施例の上面図である。 【図3】本発明の屋内用小動物忌避装置で穀類の周りを
取り囲んだ第2実施例を示す斜視図である。 【符号の説明】 1 絶縁板 2、3、4、5、6 裸導電体 7a、7b、8a、8b、8c 給電用電線 9a、10a 接続点 9、10 出力線 9b プラス極の端子 10b マイナス極の端子 11、11a 衝撃電圧発生器 12、12a 小動物 30 裸導電体列設絶縁板 31a、31b、31c パレット 32a、32b、32c 穀類

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 厚さ数mm程度の薄い絶縁板(1)に裸
    導電体(2,3,4,5,6)を1cmから5cm概略
    の間隔をあけて列設し、裸導電体(3,5)に給電用電
    線(7a,7b)を接続し、そして給電用電線(7a)
    と給電用電線(7b)を接続し、この接続点(9a)に
    衝撃電圧発生器の出力線(9)を接続し、そして裸導電
    体(2,4,6)には給電用電線(8a,8b,8c)
    を接続し、この給電用電線(8a)と給電用電線(8
    b)と給電用電線(8c)を接続し、この接続点(10
    a)に衝撃電圧発生器からの出力線(10)を接続し、
    出力線(9)に衝撃電圧発生器よりの衝撃電圧の一方の
    極性の電圧を印加し、そして出力線(10)には衝撃電
    圧発生器よりの衝撃電圧の他方の極性の電圧を印加する
    ことにより、この裸導電体(3,5)と裸導電体(2,
    4,6)を橋絡するかたちで接触した小型害虫や小型害
    獣等の小動物を電撃により駆除または忌避させる、雨水
    のかからない屋内で使用する屋内用小動物忌避装置。
JP2002040812A 2002-01-11 2002-01-11 屋内用小動物忌避装置 Pending JP2003204749A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002040812A JP2003204749A (ja) 2002-01-11 2002-01-11 屋内用小動物忌避装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002040812A JP2003204749A (ja) 2002-01-11 2002-01-11 屋内用小動物忌避装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003204749A true JP2003204749A (ja) 2003-07-22

Family

ID=27655187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002040812A Pending JP2003204749A (ja) 2002-01-11 2002-01-11 屋内用小動物忌避装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003204749A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105850964A (zh) * 2016-05-02 2016-08-17 邓莉 智能环保电击除鼠装置
WO2019035266A1 (ja) * 2017-08-15 2019-02-21 洋将 古澤 生物誘導装置および生物誘導ユニット
JP7307254B1 (ja) 2022-10-12 2023-07-11 前田工繊株式会社 野生動物の忌避装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105850964A (zh) * 2016-05-02 2016-08-17 邓莉 智能环保电击除鼠装置
WO2019035266A1 (ja) * 2017-08-15 2019-02-21 洋将 古澤 生物誘導装置および生物誘導ユニット
JPWO2019035266A1 (ja) * 2017-08-15 2019-11-21 洋将 古澤 生物誘導装置および生物誘導ユニット
US11412729B2 (en) 2017-08-15 2022-08-16 Yosuke Furusawa Organism inducing device and organism inducing unit
JP7307254B1 (ja) 2022-10-12 2023-07-11 前田工繊株式会社 野生動物の忌避装置
JP2024057367A (ja) * 2022-10-12 2024-04-24 前田工繊株式会社 野生動物の忌避装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4839984A (en) Insect guard system and method of use
US6993867B2 (en) Rat exterminating electroshock sheet, and method of expelling harmful birds and animals
US6341444B1 (en) Insect guard system
US4471561A (en) Insect eradicator
US4299048A (en) Pest bird control
US6223464B1 (en) Apparatus for repelling ground termites
JPH04504657A (ja) 昆虫の電子的捕獲
US20060143974A1 (en) Device for repelling insects moving along the ground
US20070006519A1 (en) Electronic Carpenter Bee Trap
US20080217597A1 (en) pest deterrent fence
US6609330B1 (en) Method and apparatus for controlling fire ants
US7299586B2 (en) Antipest mat
US5007196A (en) Insect guard system and method of use
JP2007534327A (ja) 動物撃退装置
US5095646A (en) Bird extermination device
US20110023792A1 (en) Method and device for deterring earth-bound animals and/or birds
US4300306A (en) Electrical screen
US5632115A (en) Method and apparatus for controlling fire ants
US4747229A (en) Crawling slug and pest exterminator
JP2003204749A (ja) 屋内用小動物忌避装置
EP4042865B1 (en) Anti-insect barrier and method for controlling insects
US6014951A (en) Electrode design for deer repellent device
Wooldridge Polar bear electronic deterrent and detection systems
JP4317648B2 (ja) 鳥類飛来防止装置及び防止方法
JP3012207U (ja) 鳥類防護電線および鳥類防護装置