JP3168348U - ローラゲート - Google Patents

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靖大 栩野
靖大 栩野
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株式会社丸島アクアシステム
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Abstract

【課題】ゲート体から門柱に伝達される揺れ荷重を軽減することで、門柱の損壊を未然に防止できるローラゲートを提供する。【解決手段】水路2の左右側部と左右の門柱3L,3Rとに跨って、上下方向の戸当り5L,5Rが前後位置に取付けられている。ゲート体10の両側部に、戸当り5L,5Rでガイドされる主ガイドローラ11が取付けられている。ゲート体10は、主ガイドローラ11が水路2の戸当り5L(D),5R(D)でガイドされて水路2を閉じる下降位置と、主ガイドローラ11が門柱3L,3Rの戸当り5L(U),5R(U)でガイドされて水路2を開く上昇位置とに昇降される。門柱3L,3Rの戸当り5L(U),5R(U)は、緩衝部材(空気バネ)6を介して門柱3L,3Rに取付けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、ローラゲートに関する。
一般に、ローラゲートは、水路の左右上部に門柱が設置され、この水路の左右側部と左右の門柱とに跨って、上下方向の戸当りが前後位置に取付けられるとともに、ゲート体(扉体)の両側部に、前後位置の戸当りでガイドされる主ガイドローラが取付けられている。
そして、ゲート体は、主ガイドローラが水路の前後位置の戸当りでガイドされて水路を閉じる下降位置と、主ガイドローラが門柱の前後位置の戸当りでガイドされて水路を開く上昇位置とに昇降装置で昇降されるようになっている。
ところで、主ガイドローラが門柱の前後位置の戸当りでガイドされて水路を開く上昇位置にゲート体がある時に、地震等の影響でゲート体が前後(上下流)方向に大きく揺れると、その揺れ荷重が主ガイドローラから戸当りを介して門柱に伝達されるようになる。
特開2003−129453号公報
しかしながら、通常、門柱はコンクリート製であることから、揺れ荷重が許容値を大きく越えると門柱が損壊して、水路を閉じる下降位置にゲート体を下降できなくなるおそれがある。
本考案は、前記問題を解消するためになされたもので、ゲート体から門柱に伝達される揺れ荷重を軽減することで、門柱の損壊を未然に防止できるローラゲートを提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本考案は、水路の左右上部に門柱が設置され、この水路の左右側部と左右の門柱とに跨って、上下方向の戸当りが前後位置に取付けられるとともに、ゲート体の両側部に、前後位置の戸当りでガイドされる主ガイドローラが取付けられて、ゲート体は、主ガイドローラが水路の前後位置の戸当りでガイドされて水路を閉じる下降位置と、主ガイドローラが門柱の前後位置の戸当りでガイドされて水路を開く上昇位置とに昇降装置で昇降されるローラゲートにおいて、前記門柱の前後位置の戸当りは、緩衝部材を介して門柱に取付けられていることを特徴とするローラゲートを提供するものである。
前記緩衝部材は、空気バネである構成とすることができる。
本考案によれば、水路を開く上昇位置にゲート体がある時に、地震等の影響でゲート体が前後(上下流)方向に大きく揺れ、その揺れ荷重が主ガイドローラから戸当りを介して門柱に伝達されるようになる。この場合、戸当りと門柱との間に緩衝部材(ダンパー)を介在させているから、この緩衝部材によって、ゲート体から門柱に伝達される揺れ荷重が軽減されるので、門柱の損壊が未然に防止できるようになる。
一方、緩衝部材を空気バネとすれば、空気バネの伸縮量で、戸当り幅の調整が容易に行える。また、空気バネは構造が簡単でコスト安であり、既存のローラゲートであっても僅かの改造を加えるだけで採用することができる。
本考案の実施形態に係るローラゲートの正面断面図である。 図1のローラゲートの側面断面図である。 図1のI−I線に相当する拡大断面図である。 揺れ荷重が伝達されたときの図1のI−I線に相当する拡大断面図である。 参考例の図1のI−I線に相当する拡大断面図である。
以下、本考案を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1はローラゲート1の正面断面図、図2はローラゲート1の側面断面図である。図3〜図5は、それぞれ図1のI−I線に相当する拡大断面図である。
図1および図2に示すように、正面視で略U字状の水路2の左右上部には、コンクリート製門柱3L,3Rがそれぞれ設置されている。各門柱3L,3Rは、前後方向に一対で設けられている。ここで、左前の門柱を3L(F)とし、左後の門柱を3L(B)とし、右前の門柱を3R(F)とし、右後の門柱を3R(B)とする。なお、符号中、Lは左、Rは右、Fは前、Bは後を示す。
左側の前後の門柱3L(F,B)の上部には、機械室4Lが搭載され、右側の前後の門柱3R(F,B)の上部には、機械室4Rが搭載されている。
水路2の左右側部と左右の門柱3L,3Rとに跨って、上下方向に連なる戸当り5L,5Rが前後位置に取付けられている。
具体的には、水路2の左右側部に凹溝2aが形成され、この各凹溝2aの前後位置(つまり、凹溝2aの前後の内面)に、下側の戸当り5L(D),5R(D)がそれぞれ水密に埋設されて取付けられている。
また、左側の前後の門柱3L(F,B)の前後位置〔つまり、門柱3L(F,B)の対向する内面〕に、上側の戸当り5L(U)がそれぞれ取付けられ、右側の前後の門柱3R(F,B)の前後位置〔つまり、門柱3R(F,B)の対向する内面〕に、上側の戸当り5R(U)がそれぞれ取付けられている。なお、符号中、Uは上、Dは下を示す。
図3に右側の前後の門柱3R(F,B)の平面図を示すように、門柱3R(F,B)の対向する内面にそれぞれ取付けられる上側の戸当り5R(U)は、緩衝部材(ダンパー)である空気バネ6を介して前後の門柱3R(F,B)の内面にそれぞれ取付けられている。空気バネ6は、ゴム材でジャバラ筒状に形成されたもので、内部に注入する空気圧で伸縮量を変化させることができる。空気バネ6は、揺れ荷重が伝達されたときには、揺れ荷重に応じて空気が徐々に抜けながら収縮するようになる(図4参照)。この空気バネ6は、上側の戸当り5R(U)の上下3箇所程度に設けることが好ましい。なお、図2のように、左側の前後の門柱3L(F,B)にも、上側の戸当り5L(U)と空気バネ6が同様に設けられている。
一方、正面視で矩形状のゲート体(扉体)10の両側部には、前後位置の戸当り5L(U,D),5R(U,D)でガイドされる主ガイドローラ11が支軸12で支持されている。この主ガイドローラ11は、ゲート体10の上下2箇所程度に設けることが好ましい。
各門柱3L,3Rの上部の機械室4L,4Rには、ロープ15と滑車13を利用してゲート体10を下降位置と上昇位置とに昇降させる昇降装置14が設置されている。
そして、ゲート体10は、主ガイドローラ11が水路2の前後位置の戸当り5L(D),5R(D)でガイドされて水路2を閉じる下降位置(図1の二点鎖線a参照)と、主ガイドローラ11が門柱3L,3Rの前後位置の戸当り5L(U),5R(U)でガイドされて水路2を開く上昇位置(図1の実線b参照)とに昇降されるようになる。
図3のように、後側の門柱3L(B),3R(B)の上側の戸当り5L(U),5R(U)に側部ガイドローラ16がそれぞれ取付けられ、各側部ガイドローラ16は、ゲート体10の両側部の凹部10a内の側部戸当り17にそれぞれ当接することで、ゲート体10の左右方向を規制するようになる。この側部ガイドローラ16は、上側の戸当り5L(U),5R(U)の上下2箇所程度に設けることが好ましい。なお、上側の戸当り5L(U),5R(U)と側部ガイドローラ16との間にも、緩衝部材(ダンパー)を介在させることもでき、この場合には、ゲート体10の左右方向の揺れ荷重を軽減することが可能になる。
前記のようにローラゲート1を構成すれば、水路2を開く上昇位置にゲート体10がある時に、地震等の影響でゲート体10が前後(上下流)方向に大きく揺れ、その揺れ荷重が主ガイドローラ11から上側の戸当り5L(U),5R(U)を介して門柱3L(B)〔または3L(F)〕,3R(B)〔または3R(F)〕に伝達されるようになる。
図4では、前方からの揺れ荷重(地震時の慣性力)Pが主ガイドローラ11から上側の戸当り5R(U)を介して門柱3R(B)〔および門柱3L(B)〕に伝達された状態を示している。
この場合、上側の戸当り5R(U)と門柱3R(B)〔および門柱3L(B)〕との間に、緩衝部材(ダンパー)である空気バネ6を介在させているから、この空気バネ6の収縮作用によって、ゲート体10から門柱3R(B)〔および門柱3L(B)〕に伝達される揺れ荷重が軽減されるので、門柱3R(B)〔および門柱3L(B)〕の損壊が未然に防止できるようになる。
なお、後方からの揺れ荷重P´であれば、同様に、ゲート体10から門柱3R(F)〔および門柱3L(F)〕に伝達される揺れ荷重が軽減されることになる。
因みに、図5は、上側の戸当り5R(U)と門柱3R(B)との間に空気バネ6を介在させていない参考例であり、ゲート体10から門柱3R(B)に揺れ荷重Pが直に伝達されるので、門柱3R(B)が損壊するおそれがある。
前記実施形態において、上側の戸当り5L(U),5R(U)は、空気バネ6とともに、門柱3L,3Rから取り外し可能な構成であるから、ゲート体10の点検が容易になる。
前記実施形態では、緩衝部材(ダンパー)である空気バネ6を用いているから、空気バネ6の伸縮量で、上側の前後の戸当り5L(U),5R(U)幅の調整が容易に行える。なお、図5の参考例では、前後の戸当り5L(U),5R(U)幅を現場での溶接時に調整する必要があるので、工期が長くなるが、空気バネ6を用いることで工期の短縮も可能になる。
また、空気バネ6は構造が簡単でコスト安であり、既存のローラゲートであっても僅かの改造を加えるだけで採用することができる利点がある。なお、緩衝部材(ダンパー)は、空気バネ6に限るものではなく、ゴム材のブロック体、コイルバネ、流体シリンダーのようなものであってもよい。
1 ローラゲート
2 水路
3L,3R 門柱
5L,5R 戸当り
6 空気バネ(緩衝部材)
10 ゲート体
11 主ガイドローラ
14 昇降装置

Claims (2)

  1. 水路の左右上部に門柱が設置され、この水路の左右側部と左右の門柱とに跨って、上下方向の戸当りが前後位置に取付けられるとともに、ゲート体の両側部に、前後位置の戸当りでガイドされる主ガイドローラが取付けられて、ゲート体は、主ガイドローラが水路の前後位置の戸当りでガイドされて水路を閉じる下降位置と、主ガイドローラが門柱の前後位置の戸当りでガイドされて水路を開く上昇位置とに昇降装置で昇降されるローラゲートにおいて、
    前記門柱の前後位置の戸当りは、緩衝部材を介して門柱に取付けられていることを特徴とするローラゲート。
  2. 前記緩衝部材は、空気バネであることを特徴とする請求項1に記載のローラゲート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102121767B1 (ko) * 2019-09-17 2020-06-12 주식회사 우진산업 유지보수가 용이한 가동보
KR102296203B1 (ko) * 2021-03-12 2021-08-31 금전기업 주식회사 해일방지수문 및 그 시공방법

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