JP3168277U - 可燃性ダスト吹込装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成部材の疲労破壊の懸念が無く、従来に比べて設備費及び設置スペースのさらなる低減が図れる可燃性ダスト吹込装置を提供する。【解決手段】廃棄物処理炉で発生した炉内ガスに含まれる可燃性ダストを廃棄物処理炉に吹き込む可燃性ダスト吹込装置10において、可燃性ダストが貯留される貯留容器15内に、可燃性ダストを冷却するための冷却管18が配設され、さらに貯留容器15内の上部に、可燃性ダストを篩い分ける篩機16が設置されている。【選択図】図1

Description

本考案は、廃棄物処理炉内で発生する炉内ガスに含まれる可燃性ダストを該廃棄物処理炉に吹き込む可燃性ダスト吹込装置に関する。
ガス化溶融炉などの廃棄物処理炉内で発生した炉内ガス(発生ガス)は、廃棄物処理炉の後段に配置された燃焼室で完全燃焼される。燃焼室から排出された排ガスは、ボイラで熱回収された後、バグフィルタで除塵され、さらに排ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)とダイオキシン類が触媒反応塔で分解除去され、煙突から排出される。
廃棄物処理炉と燃焼室との間には、サイクロン等の除塵器が設置されている。廃棄物処理炉から排出された炉内ガスは、燃焼室に送られる前に除塵器によって、炉内ガスに含まれる可燃性ダストが捕集される。除塵器によって捕集された可燃性ダストは、除塵器の下方に設置された可燃性ダスト吹込設備(例えば特許文献1参照)により、送風羽口から廃棄物処理炉内に吹き込まれ、該廃棄物処理炉の熱源として利用される。
特許文献1に記載されている可燃性ダスト吹込設備は、除塵器から下方に向かって、可燃性ダストホッパー、スクリューコンベア、篩装置、中間ホッパー、吹込装置などを備えており、建屋の2階から6階にかけて設置されている。このため、設備費が高いだけでなく、広い設置スペースが必要なため建設費が掛かるという問題がある。また、設計も煩雑となる。
そこで、特許文献2では、図4に示すように、除塵器50と吹込装置56との間の可燃性ダストの搬送経路に、可燃性ダストを切り出すスクリューコンベア51と、スクリューコンベア51と同軸に連結されて回転し、可燃性ダストを冷却する円筒形の冷却ドラム52と、冷却ドラム52と同軸に連結されて回転する回転式の篩機53とを設け、篩機53の下方に可燃性ダストを排出するシュート54及び可燃性ダスト中の大塊を排出する排出管55を設けた可燃性ダスト吹込設備の発明が開示されている。
特開2001−108209号公報 特開2004−85174号公報
特許文献2の可燃性ダスト吹込設備を構成する冷却ドラム52は、駆動軸57から放射状に延びる支持パイプ58に接合されている(図5(A)参照)。冷却ドラム52は、内部が水冷ジャケットになっている。冷却水は、駆動軸57及び支持パイプ58の中空部を経由して冷却ドラム52内に供給される。そのため、駆動軸57及び支持パイプ58は、高い剛性を確保することが難しく、図5(A)、(B)に示すような曲げ変形が発生する。そして、曲げ変形による繰り返し応力によって、駆動軸57と支持パイプ58の接合部に疲労クラックが発生する。
また、特許文献2の可燃性ダスト吹込設備では、特許文献1の可燃性ダスト吹込設備に比べて設備費及び設置スペースの改善が図られているが、設備費及び設置スペースのさらなる低減が望まれている。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、構成部材の疲労破壊の懸念が無く、従来に比べて設備費及び設置スペースのさらなる低減が図れる可燃性ダスト吹込装置を提供することを目的とする。
従来の可燃性ダスト吹込設備では、150℃程度にまで冷却した可燃性ダストを、吹込装置に貯留することが技術常識とされている。これは、廃棄物処理炉に吹き込まれる可燃性ダストは150℃程度まで冷却する必要があると、当業者が考えていることが多分に大きいと推察される。
本考案者等は、高温(400℃程度)の可燃性ダストを150℃程度まで冷却する必要が無く、300℃程度で良いことを発見した。本考案は、上記知見に基づくものであり、廃棄物処理炉で発生した炉内ガスに含まれる可燃性ダストを該廃棄物処理炉に吹き込む可燃性ダスト吹込装置において、前記可燃性ダストが貯留される貯留容器内に、該可燃性ダストを冷却するための冷却管が配設され、さらに前記貯留容器内の上部に、前記可燃性ダストを篩い分ける篩機が設置されていることを特徴としている。
即ち、本考案は、従来の技術常識に対する発想の転換であって、冷却した可燃性ダストを貯留するのではなく、貯留されている高温の可燃性ダストを冷却する。
上記構成とすることで、冷却ドラムを設置する必要が無くなり、冷却ドラムの疲労破壊の懸念が払拭されると共に、吹込装置内に篩機を収納したことで、篩機と吹込装置とをつないでいたシュートが不要となる。その結果、従来に比べて設備費及び設置スペースのさらなる低減を図ることができる。
また、本考案に係る可燃性ダスト吹込装置では、前記篩機が、周壁に複数の篩目が形成された回転ドラムを備え、前記回転ドラムの中空部内に装入された前記可燃性ダストが前記複数の篩目によって篩い分けられる回転式篩機とされていてもよい。
これにより、篩機の構造がシンプルになり、コンパクトな篩機とすることができる。
本考案に係る可燃性ダスト吹込装置では、可燃性ダストを冷却するための冷却管と、可燃性ダストを篩い分ける篩機を吹込装置内に設けているので、構成部材の疲労破壊の懸念が無く、従来に比べて設備費及び設置スペースのさらなる低減を図ることができる。
本考案の一実施の形態に係る可燃性ダスト吹込装置が適用される可燃性ダスト吹込設備の部分断面図である。 同可燃性ダスト吹込装置において上段に配置された冷却管の平面図である。 同可燃性ダスト吹込装置内に設置された篩機の模式図である。 従来の可燃性ダスト吹込設備の立面図である。 (A)は冷却ドラムの駆動軸の変形を示す説明図、(B)はX部の拡大図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施の形態につき説明し、本考案の理解に供する。
図1に、本考案の一実施の形態に係る可燃性ダスト吹込装置10(以下では、単に「吹込装置」と呼ぶ。)が適用される可燃性ダスト吹込設備を示す。
ガス化溶融炉などの廃棄物処理炉(図示省略)から排出された炉内ガスは、炉内ガスに含まれる可燃性ダストが除塵器11で捕集された後、燃焼室(図示省略)に送られる。
除塵器11はサイクロンとも呼ばれている。廃棄物処理炉から排出された炉内ガスは、渦を巻くように除塵器11内に流れ込み、外筒11a内を螺旋状に下降した後、上昇流となり内筒11bから除塵器11外に流出する。炉内ガスに含まれている可燃性ダストは、旋回中に遠心分離され、外筒11aの内壁面に衝突した後、重力により落下する。そして、除塵器11の直下に配置されたホッパー12へ排出される。
所定量の可燃性ダストがホッパー12に蓄積されると、ホッパー12内の可燃性ダストは、ホッパー12の直下に配置されたダンパ13を経由して吹込装置10内に供給される。ダンパ13は、上下に配置された上部ダンパ13aと下部ダンパ13bからなり、上部ダンパ13aと下部ダンパ13bが交互に開閉することにより、可燃性ガス及び搬送空気が混合することなく、可燃性ダストを吹込装置10内に供給することができる。
吹込装置10は、上端面及び下端面が封止され、可燃性ダストが貯留される円筒状の貯留容器15と、貯留容器15の下部に配設され、貯留容器15に貯留されている可燃性ダストを冷却する冷却管18と、貯留容器15内の上部に設置され、貯留容器15内に供給された可燃性ダストを篩い分ける篩機16とを備えている。また、貯留容器15の下端面には、貯留容器15内の可燃性ダストを切り出すためのテーブルフィーダ19が設置されている。テーブルフィーダ19によって切り出された可燃性ダストは、ブロワー(図示省略)により送風羽口(図示省略)から廃棄物処理炉内へ吹き込まれる。
冷却水などの冷却された流体が流れる冷却管18は上下2段に配置されている。冷却管18は、図2に示すように、平面視して貯留容器15のほぼ端部で折り返され、つづら折り状に配管されている。また、各冷却管18は2本又は3本ごとにグループ化され、円板状のフランジ20により貯留容器15に固定されている(図1参照)。
貯留容器15内の上部に設置された篩機16は回転式篩機とされ、貯留容器15内に挿入されたダクト14で下部ダンパ13bと接続されている。図3に篩機16の模式図を示す。篩機16は、周壁に複数の篩目21aが形成された回転ドラム21と、駆動軸となるシャフト23と、回転ドラム21とシャフト23とをつなぐ放射状に配置された支柱21bとから概略構成されている。
回転ドラム21は円筒状のパンチングメタルなどで構成され、回転ドラム21の内周面には、可燃性ダストを撹拌するためのパドル22が複数設置されている。また、可燃性ダストの排出側(ダクト14の反対側)には、可燃性ダストに含まれる異物を吹込装置10外に排出するための異物排出管17が接続されている。
下部ダンパ13bを介して貯留容器15内に供給された可燃性ダストは、ダクト14から篩機16の回転ドラム21の中空部内に装入される。篩機16では、シャフト23と共に回転ドラム21が回転することにより、篩目21aより径の小さな可燃性ダストが回転ドラム21の篩目21aから回転ドラム21外へ排出され、貯留容器15内に蓄積される。一方、篩目21aより径の大きな異物は、ダクト14の反対側に押し出され、異物排出管17から吹込装置10外に排出される。
貯留容器15内に蓄積された可燃性ダストは、貯留容器15内に配設された冷却管18により冷却された後、貯留容器15の下端面に設置されたテーブルフィーダ19によって切り出され、廃棄物処理炉内へ吹き込まれる。
以上、本考案の一実施の形態について説明してきたが、本考案は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、上記実施の形態では、冷却管を貯留容器内の下部に配設しているが、さらに上方にも冷却管を配設してもよい。
10:吹込装置(可燃性ダスト吹込装置)、11:除塵器、11a:外筒、11b:内筒、12:ホッパー、13:ダンパ、13a:上部ダンパ、13b:下部ダンパ、14:ダクト、15:貯留容器、16:篩機、17:異物排出管、18:冷却管、19:テーブルフィーダ、20:フランジ、21:回転ドラム、21a:篩目、21b:支柱、22:パドル、23:シャフト

Claims (2)

  1. 廃棄物処理炉で発生した炉内ガスに含まれる可燃性ダストを該廃棄物処理炉に吹き込む可燃性ダスト吹込装置において、
    前記可燃性ダストが貯留される貯留容器内に、該可燃性ダストを冷却するための冷却管が配設され、さらに前記貯留容器内の上部に、前記可燃性ダストを篩い分ける篩機が設置されていることを特徴とする可燃性ダスト吹込装置。
  2. 請求項1記載の可燃性ダスト吹込装置において、前記篩機が、周壁に複数の篩目が形成された回転ドラムを備え、前記回転ドラムの中空部内に装入された前記可燃性ダストが前記複数の篩目によって篩い分けられる回転式篩機であることを特徴とする可燃性ダスト吹込装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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