JP3168004U - 軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造を提供する。【解決手段】軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造は、ハードケースで、底部キャスター付きのボックス体23及びボックス蓋25を備え、ボックス体23は凹槽を備え、その片側には凹槽の開口231を形成し、他方側には凹槽の底面側壁24を形成する。ボックス蓋25は底面側壁24に対応したサイズ及び型態で、相互に対応する開口231を、ボックス体23上に形成し、これによりボックス蓋25を相対的に平らに置いた状態のボックス体23の開閉を行う時に起きる傾きの負荷を軽減する。また、ボックス体23の開口231は、スーツケース全体の辺側中深度位置から離れるため、ハンドルの中位置への設置、及び持ち運ぶ際のサポート強度への影響を回避できる。【選択図】図5

Description

本考案は軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造に関する。
現在市販されているあらゆるブランドのキャスター付きのトランク(キャスター付きスーツケース、簡易型キャリーケース、ボックス型スクールバッグ、ビジネスケース等携帯できるキャスター付き物入れケースを含む)に、用いられている材質はみな、PP、ABS、PC等のナイロン材料或いはプラスチック材料である。
でも、ナイロン素材で作られた製品は、「ビジネスケース」と総称される。
「ビジネスケース」の材質は比較的軽いが、破損し易い。
もう一つのプラスチック素材で作られた製品は、「ハードケースボックス」と総称される。
「ハードケースボックス」は、外殼の多くが一体成型であるため、保護性能が比較的優れている。
PC材質以外の他の材質製の製品は重量が比較的重いため、携帯しての行動、及び運搬ともに軽くて便利とはいかず、さらに以下の欠点が存在する。
(1)大部分の携帯型物入れケース、特に、既存のすべてのハードケース式キャスター付きのスーツケース10(図1参照)を例として説明する。ハードケース式キャスター付きのスーツケース10において、開口101は、スーツケース10全体の中深度に近い位置にあり、相似した形状の両側凹殼110、111は対になって開く状態を形成している。物品をいっぱいに詰め、しかも開いて、平らに置いている時、スーツケース10両側凹殼110、111の任意の側の内部空間の重量は、通常、5から10キロ前後に達する。これは、一般のお年寄り、或いは女性の使用者にとっては、蓋を開くにしろ、閉じるにしろ、力が要る非常に困難な作業である。
(2)上記したスーツケースのハンドル13及びロック14は共に、上記した中深度位置に近い開口101の少なくとも片側のアルミフレーム側面圧ライン12上に設置されている。このアルミフレーム側面圧ライン12のサイズは、ハンドル13を設置し、及び同部位の持ち上げサポート強度を十分にするため、一般に幅は約8センチ前後(ボックス体の大きさによって異なる)で、その重量は、スーツケース全体の相当分量を占める。このため、スーツケースの重量を効果的に軽量化することができない。例えば、29インチのボックス体の、その空の状態時の総重量は、しばしば9キロ前後に達し、現在各航空会社が許容する託送重量限度の20キロを例とすれば、衣服をいっぱいに詰めた大型スーツケースが、重量オーバーする状況は非常に発生し易く、使用者の困難を招いている。小型化し、上記した他の類型に成型した携帯ボックスでも、やはり使用者にとっては重い負担になっている。よって、もし上記したトランクの空の状態時の重量を、適度に軽減できれば、スーツケース或いはトランクの荷物積載空間を効果的に増加させることができる。
図1〜3に示す従来のハードケーススーツケースのハンドル13は、通常、ハードケーススーツケース10のアルミフレーム側面圧ライン12上に設置しなければならない。
これにより、ハンドル13の施力位置は、スーツケース10全体の側面及び開口101の中深度に近くなり、こうして持ち運ぶ時、ボックス内全体の荷重は、ハンドル13の両側に平均に分布し、持ち運ぶ時に、ボックス体が偏るという不良現象が発生しない。
しかも、ハンドル13が開口101に接近しているため、ボックス体の強度が比較的弱い部位は、十分なサポート力を得て、ボックス体に詰めた物による負荷を支えるため、アルミフレーム側面圧ライン12は、比較的堅固で、しかも厚い材質を選択しなければならない。
かつ、ハンドル13のサイズに対応するため、アルミフレーム側面圧ライン12は、ハンドル範囲を十分に含む比較的幅が広いタイプの設計を採用している。
すなわち、アルミフレーム側面圧ライン12の大きさ、及び強化の要求に対応して、スーツケース10全体の重量を効果的に軽減することができない。
しかも、外観上も、幅が広いアルミフレーム側面圧ライン12は、各スーツケース10の全体的設計にある程度の影響を及ぼす。
また、上記したように、スーツケース10の両側凹殼110、111の形状及びサイズは、アルミフレーム側面圧ライン12の位置に対応して、開口101は、どちらかの側凹殼110(通常はボックス蓋側)に片寄せて設置する必要がある。
そのため、側凹殼110の実際の側面高度(及び深度)は、他方の側凹殼111の側面高度より低くなってしまう。
これでは、開いて平らに置いた状態では、小さい側凹殼110が下に沈むことで、両側凹殼110、111を平らに置くことができなくなりがちで、こうして内側へと傾き上がる(図3参照)現象が生じ、物品を入れる際の安定性に明らかに悪影響を及ぼす。
さらに、かつてのスーツケースは、底部片側の角に近い位置にのみ、キャスターを設置していた。
これでは、長時間引いた際には、その重量の一部分は腕に伝わり、手や腕がすぐにだるくなり、自由旅行者の使用には適していなかった。
現在のスーツケースのほとんどは、4個のキャスターを設置しているため、平面上で平らに押して移動させる時には楽である。
しかし、斜面の上り下り、或いは地面が平坦でない時には、引き動かすことは容易ではなく、しかも各キャスターのサイズが比較的小さいため、引かれている時、その底部は地面にぶつかり易く、或いは磨損し易い。
しかも、常態的に露出している各底部キャスターは、運搬時に、物体に衝突し、断裂或いは破損し易い。
本考案は、従来のトランク構造の上記した欠点に鑑みてなされたものである。
本考案が解決しようとする課題は、上記した従来のすべての問題点を解消できる軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造を提供することである。
上記課題を解決するため、本考案は下記の軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造を提供する。
軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造は、底部キャスター付きのボックス体及びボックス蓋を備え、
該ボックス体は、凹槽式内容空間を備えるボックス体で、しかも該ボックス体の片側には、凹槽式内容空間の開口を形成し、他方の対応する側には、底面側壁を形成し、
該ボックス蓋は、該底面側壁のサイズ及び型態に対応して、内部収容空間がない状態に近い凹槽型蓋体に成型し、該ボックス体の開口上に対応して設置し、これにより該ボックス蓋は、該ボックス体上で行う開閉操作の負荷を効果的に軽減することができ、
平らに置いた時にも、該ボックス蓋の軽量化により、ボックス体を安定させて置くのに影響を及ぼさず、これにより、従来のランクを平らに置いた状態では、両側が相対して内向きに傾き易いという欠点を改善することができ、
本考案の開口を片側に移す設計に対応させるため、特に開口部位に、細い型式の側面圧ラインを設置し、これにより該側面圧ラインの重量は大幅に低下し、外形はより細緻になり、トランク全体のデザインは簡潔で美しくなり、重量は明確に軽くなり、長距離旅行の使用者により適し、
さらに、本考案のボックス蓋のコンパクト化に対応するため、該ボックス体はこれに相対して大型化し、該ボックス体を、主ボックス体と接続ボックス体により組み合わせる設計とし、しかも該主ボックス体と該接続ボックス体との間には、トランク全体の中深度位置に近い位置に設置する強力ボックス環状フレームを利用して接続し、
該トランクハンドルは、該ボックス環状フレームの上に設置し、これにより持ち運ぶハンドルからの力を、該ボックス環状フレームは支えることができ、
また、該ボックス体底部には、もともと設置するスライドキャスターユニット以外に、補助キャスターユニットを特別に設置し、
該補助キャスターは、該ボックス体底面側壁と背面側壁相互に接続する位置或いは付近の収容孔中に設置し、これに斜めに引く際に軽くて便利となり、しかも移動中に、該ボックス体底部が衝突或いは磨擦を受けて損壊することを防止可能で、
該補助キャスターは、収納孔に収納することもでき、該収容孔から外に露出させ、或いは収納して、不要な損壊を避けることができる。
本考案は、ボックス蓋を相対的に平らに置いた状態のボックス体の開閉を行う時に起きる傾きの負荷を軽減し、しかもボックス体の開口は、スーツケース全体の辺側中深度位置から離れるため、ハンドルの中位置への設置、及び持ち運ぶ際のサポート強度への影響を回避できる。さらに、ボックス体の底面側壁と背面側壁とが相互に接続する位置或いは付近に収容孔を設置して、補助キャスターユニットを設置できるので、各補助キャスターユニットの充分な対応により、ボックス体の不要な衝突、或いは摩耗、損傷等を回避することができる。
従来のハードケース型スーツケースの構造及びハンドル設置の立体模式図である。 図1に示すハードケース型スーツケースの開いた状態の立体模式図である。 図1に示すハードケース型スーツケースの自然に開いた状態の側面模式図である。 本考案のハードケース型スーツケースによる実施例の正面立体模式図である。 図4に示すハードケース型スーツケースの背面立体模式図である。 収納状態の伸縮補助キャスターユニットを説明する実施例模式図である。 収納状態の伸縮補助キャスターユニットを説明する実施例模式図である。 収納状態の伸縮補助キャスターユニットを説明する実施例模式図である。 収納状態の伸縮補助キャスターユニットを説明する実施例模式図である。 露出状態の伸縮補助キャスターユニットを説明する実施例模式図である。 露出状態の伸縮補助キャスターユニットを説明する実施例模式図である。 露出状態の伸縮補助キャスターユニットを説明する実施例模式図である。 露出状態の伸縮補助キャスターユニットを説明する実施例模式図である。 本考案において、伸縮機能を備える補助キャスターユニットを露出状態に保持する様子を示す立体模式図である。 図4に示すハードケース型スーツケースの自然に開いて平らに置く状態を示す側面模式図である。 本考案の別種の実施例の立体模式図である。 図16に示す実施例のA−A位置における断面模式図である。
以下に図面を参照しながら本考案を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図4〜15は、本考案軽量ハードケースキャスター付きのトランク構造の模式図である。
トランク20(スーツケースを例とする)は、少なくとも包含一底部キャスター付きのボックス体23、ボックス蓋25を備える。
ボックス体23は、内部に凹槽空間を備えるボックス体で、しかもボックス体23の片側は凹槽空間の開口231で、開口231と相互に対称でボックス体23他方側にある背面側壁232の内面である。
ボックス蓋25は、背面側壁232のサイズと型態に相対し、内部収容空間がない状態に近い凹槽型蓋体に成型する。
しかも、開口231位置において、ボックス体23の凹槽空間に対して開閉操作可能とする。
ボックス体23の直立状態の底面側壁24上にはさらに、スライドキャスターユニット241を設置し、これによりボックス体23が直立状態である時、平面の移動を行うことができる。
この他、別にプルバー27を設置し、これにより長距離の引き操作に便利である。
本考案のトランクの立体模式図である図4及び図5に示すように、ボックス蓋25をボックス体23の上方開口231位置に設置し、複数のハンドル41を、ボックス体23の上部、及び/或いは側面のスーツケース全体の側面の中深度に近い位置に、それぞれ設置する。
しかも、ハンドル41は、ボックス蓋25とボックス体23とが相互に嵌合する位置(すなわち、開口231位置)に設置し、適当な感覚距離を保持する。
こうして、ハンドル41が持ち上げられる部位は、強度が比較的弱い開口231辺縁から離れ、ボックス体23の全体側面構造に充分なサポート強度を提供することができる。
図4〜15に示すように、ボックス蓋25は、ほとんど深さがない浅い陥没側壁型式で、ボックス体23の開口231位置に設置する。
そのため、ボックス蓋25の内側には、極めて少しの物品しか入れることはできず、ボックス体23を平らに置き、しかもボックス蓋25に対して、開放或いは閉鎖の操作過程を行っても、ボックス蓋25の重量、或いは物を入れた重量は、ボックス体23の重量よりはるかに軽く、及びその全体構造は、比較的浅く、軽くてコンパクトであるため、図15に示すように、斜めに置く状態とすることができる。
すなわち、上記した従来の構造のように、ボックス体23が、ボックス蓋自身の重さ或いは荷重の影響を受け、内向きに傾斜し、及び勝手に閉まってしまう現象は起きず、物品を収容する過程において、より便利でスムーズである。
図4〜17に示すように、上記したハンドル41の設置位置は、ボックス体23の開口231から比較的離れているため、ボックス体開口231、或いはボックス蓋開口の相互に嵌合する位置の辺縁が受けるハンドル41からの引き上げ力が、大きくなり過ぎることはない。
よって、設置する側面圧ライン42のサイズと強度は、大幅に縮小され、比較的細い側面圧ライン42を適用することができる。
これは、従来のトランクが必要とする幅が広い側面圧ラインに比べ、トランクが空の状態にある時の重量を大きく軽減することができるばかりか、側面圧ライン42を細小化することで、ボックス体の外観に、より良い設計空間を提供することができ、各壓條がボックス全体の外観設計に及ぼす制限或いは不良な影響を、さらに低下させることができ、ボックス蓋25の総深度を、大幅に縮小することができる。
こうして、ボックス蓋25に、過多で過度に重い内容物を詰めることで、開く、或いは閉じる操作の利便性に悪影響を及ぼすことを回避することができる。
図17に示す側面圧ライン42、相互に嵌合可能な側面環状フレーム421及び422により組成する型式である。
側面環状フレーム421及び422は、それぞれ比較的狭い環状フレーム面4210、4220及び比較的深い内定環状縁4211、4221及び相対嵌合する嵌合槽4212と嵌合フランジ4222を備える。
各環状フレーム面4210、4220は設置時に、それぞれボックス蓋25及びボックス体23の開口の相対的に合わさる辺縁の外側に配置され、内定環状縁4211、4221は、相対的に合わさる辺縁の内側に密着して固定される。
こうして、ボックス体23とボックス蓋25が閉鎖した状態においては、外に露出しているのは比較的狭い2個の環状フレーム面4210、4220部位だけで、これによりさらにコンパクトで、しかも細緻な質感を実現し、上記したような比較的小さい型のハードケーストランク構造への運用に適している。
図16及び図17は、本考案の別種の実施例の模式図である。
ボックス体23は、容量が比較的大きいスーツケースの実施型態である。
本考案の開口231は極めて片側に近い位置に設置されるため、ボックス体23の総深度は大幅に深くなる。
加工の便のため、ボックス体23全体は、主ボックス体233、及び中段部分を接続する接続ボックス体234により組成する。
中でも、主ボックス体233は、伝統的なボックス体の型式で、しかもその開口側面縁を、十分な囲み強度を備えるボックス環状フレーム235の一辺に結合する。
接続ボックス体234は、その片側面縁により、ボックス環状フレーム235の他方の辺に結合し、他方の側面縁には、ボックス蓋25を設置し、こうしてボックス体23全体の総容量を増大させる。
さらに、外形の完璧さのために、ボックス環状フレーム235は特別に、凹型断面を形成する。
しかも、凹型断面の両側2351には、主ボックス体233及び接続ボックス体234を接続し、凹型断面の両側2351の外表面と主ボックス体233及び接続ボックス体234の外表面は、外に向かい平坦に揃った状態を形成する。
さらに、装飾線236により、凹型断面の外表面を装飾することができ、こうして全体外型の完全性を保持する。
図5〜14に示すように、本考案は特別に、ボックス体23の底面側壁24と背面側壁232が相互に接続する位置、或いは付近に、少なくとも1個の収容孔237を設置する。
収容孔237中には、補助キャスターユニット29を設置することができる。
補助キャスターユニット29は、固定形式に設置する他、それぞれ1個の伸縮機構により、必要時には、補助キャスターユニット29を調節し、収容孔237の外に露出させることができる。
これにより、スーツケース20を斜めに引き移動する時には、各補助キャスターユニット29を利用し地面と接触させ、こうしてボックス体23底面側壁24と背面側壁232の接続或いは交接部位が、引いて動かす過程において、地面或いは物体の衝突を受け、或いは磨擦により損壊することを帽子可能である。
たとえば、スーツケース20を階段で使用する時には、トランク20を簡単に階段に沿って上下に移動させることができ、ボックス体23の接続突出部位と階段との間で磨損が生じ、或いは衝突により損壊することを防止することができる。
図4及び図5に示すように、もし補助キャスターユニット29を、収容孔237の中に収納するなら、非使用状態時に、物体が補助キャスターユニット29にぶつかり、不要な衝突による損壊が起きることを回避可能である。
実質的には、各補助キャスターユニット29は、ソフトケース或いはハードケースのトランクに適用することができ、ボックス体23底面側壁24と背面側壁232との間に、収容孔237を設置すれば、上記した補助キャスターユニット29を設置することができる。
しかも、前記の収容孔237を設置する位置には、伸縮機能を備えない固定補助キャスターユニット(図示なし)を設置し、伸縮式補助キャスターユニット29に置換することもでき、これによりトランク20を引いて移動する際の補助と保護の目的を同様に達成することができ、消費者に多様な選択肢を提供することができる。
図6〜13は、上記した伸縮可能な補助キャスターユニット29の、収容孔237内おける収納を保持した実施状態を、具体的に説明する。
伸縮補助キャスターユニット29は、ボックス体23の収容孔237内に設置し、連動部品2902、連動部品固定台2903、軸カバー2904、キャスター軸2905、バネ2906、固定台2907、スライド台2908、ベアリング2909、ハンドル2910、湾曲部2911、キャスター2912、接続板2913を備える。
固定台2907の内部には、外から内へと順番に、キャスター2912、ベアリング2909、軸カバー2904を設置し、その外部の片側面には、キャスタースライド台2908を設置する。
スライド台2908は、固定台2907に密着する。
キャスター軸2905内には、連動部品2902とバネ2906を設置し、上記した三者は共に同時に、スライド台2908を通過する。
固定台2907、及び軸カバー2904、連動部品2902の両端は、それぞれ連動部2913に固定する。
湾曲部2911両端は、それぞれ接続板2913とハンドル2910に連接する。
図7に示すように、湾曲部2911両端は、それぞれ連動部2913とハンドル2910に連接し、湾曲部2911と接続板2913は、可動方式で連接する。
よって、ハンドル2910は、第一固定槽238に固定される。
固定台2907とスライド台2908は、それぞれ特定角度のスライド槽29071、29081を備え、しかもスライド台2908のスライド槽29081の両端は、それぞれ第一係合槽29082と第二係合槽29083を備える。
連動部品2902にはさらに、凸点29021を設置し、これにより第一係合槽29082に係合される。
よって、伸縮可能な補助キャスターユニット29は、ボックス体23の収容孔237内に収納される。
図8、9に示すように、ハンドル2910は第一固定槽238を離脱すると、ボックス体23外に露出する。
しかも、湾曲部2911は、連接する接続板2913を連動し、これにより接続板2913は連動部品2902と連接するバネ2906を緩める。
よって、連動部品2902上の凸点29021は、第一係合槽29082の係合と固定を離れ、この時、補助キャスターユニット29を、上記したスライド槽29071、29081中において簡単にスライドさせることができる。
図10〜13に示すように、凸点29021が、第一係合槽29082を離れた後、ハンドル2910を引き動かし第二係合槽29083へと移動させ、同時に、キャスター2912を連動して、ボックス体23の外へと移動させる。
凸点29021が、第二係合槽29083に入った後、連動部品2902の一端は、連動部品固定台2903中に固定される。
よって、キャスター2912は、これいじょう移動できなくなり、この後、さらにハンドル2910と湾曲部2911を、第二固定槽239に向け、ハンドル2910を、第二固定槽239中に固定する。
この時、凸点29021は、第二係合槽29083内に位置するため、連動部品2902の一端は、連動部品固定台2903に位置し、キャスター2912は、ボックス体23外部に露出する。
こうして、補助キャスターユニット29は、収容孔237の外に露出する状態を呈する。
図5、14に示すように、本考案のトランク20の補助キャスターユニット29が、それぞれ収容孔237の外にある状態を示す図14に明らかなように、この状態は、トランク20の斜向引き操作に便利であり、ボックス体への外部からの衝突及び摩損を回避することができる。
反対に、図5に示すように、補助キャスターユニット29が、調節され、収容孔237内に収納されている状態時では、補助キャスターユニット29が不要な衝突を受け、損壊することを回避できる。
上記の本考案名称と内容は、本考案技術内容の説明に用いたのみで、本考案を限定するものではない。本考案の精神に基づく等価応用或いは部品(構造)の転換、置換、数量の増減はすべて、本考案の保護範囲に含むものとする。
本考案は実用新案登録の要件である新規性を備え、従来の同類製品に比べ十分な進歩を有し、実用性が高く、社会のニーズに合致しており、産業上の利用価値は非常に大きい。
10 スーツケース
101 開口
110 凹殼
111 凹殼
12 アルミフレーム側面圧ライン
13 ハンドル
14 ロック
20 トランク
23 ボックス体
231 開口
24 底面側壁
232 背面側壁
233 主ボックス体
234 接続ボックス体
235 ボックス環状フレーム
2351 凹型断面の両側
236 装飾線
237 収容孔
24 底面側壁
241 スライドキャスターユニット
25 ボックス蓋
27 プルバー
29 補助キャスターユニット
2902 連動部品
2903 連動部品固定台
29021 凸点
2904 輪套
2905 キャスター軸
2906 バネ
2907 固定台
29071 スライド槽
2908 スライド台
29081 スライド槽
29082 第一係合槽
29083 第二係合槽
29009 ベアリング
2910 ハンドル
2911 湾曲部
2912 キャスター
2913 接続板
41 ハンドル
42 側面圧ライン
421、422 側面環状フレーム
4210、4220 環状フレーム面
4211、4221 内定環状縁
4212 嵌合槽
4222 嵌合フランジ

Claims (14)

  1. ボックス体と、ボックス蓋とを備えた軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造であって、
    前記ボックス体は、内部に凹槽空間を備えるボックス体で、前記ボックス体の片側には、凹槽空間の開口を設置し、前記ボックス蓋を、前記開口位置に可動状態で結合し、前記ボックス蓋開口と前記ボックス体背面側壁内面は相互に対応し、前記ボックス体の直立状態底面側壁上には、スライドキャスターユニットを設置し、
    前記ボックス蓋は、前記ボックス体の開口上に設置し、前記ボックス体の背面側壁に近い開口位置において、凹槽空間に対して開閉でき、
    前記凹槽空間の深度は、前記ボックス体の凹槽深度より浅いことを特徴とする軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造。
  2. 前記ボックス体内の凹槽空間は、トランク全体の内部総空間に極めて近いことを特徴とする請求項1に記載の軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造。
  3. 前記全体トランクの中深度に近い位置には、少なくとも1個のハンドルを設置することを特徴とする請求項1または2に記載の軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造。
  4. 前記ボックス体の開口辺縁、及び前記ボックス蓋と相互に嵌合する辺縁位置には、狭い形態の側面圧ラインを設置することを特徴とする請求項1、2または3に記載の軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造。
  5. 前記側面圧ラインは、相互に嵌合可能な両側面環状フレームにより組成され、
    前記各側面環状フレームの内の少なくとも片側は、相対的に狭い環状フレーム面、及び相対的に広い内定環状縁を備え、
    前記環状フレーム面は、前記ボックス蓋、或いは前記ボックス体の相対的に合わさる辺縁外側に配置され、
    前記内定環状縁は、各蓋合する辺縁の内側に設置されることを特徴とする請求項4に記載の軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造。
  6. 前記両側面環状フレームの間には、相対して嵌合する嵌合槽と嵌合フランジを設置することを特徴とする請求項5に記載の軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造。
  7. 前記ボックス体は、主ボックス体、及び前記主ボックス体に接続する接続ボックス体により構成され、
    前記接続ボックス体は、前記主ボックス体と前記ボックス蓋との間に配置されることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造。
  8. 前記主ボックス体と前記接続ボックス体との間は、ボックス環状フレームにより接続し、
    前記ボックス環状フレームの片側は、前記主ボックス体に接続し、他方側は、前記接続ボックス体に接続し、
    前記ボックス環状フレームは、接続に用いる両側の少なくとも一方の外表面は、前記主ボックス体或いは前記接続ボックス体の外表面と接続し、外に向かい平坦に揃った状態を形成することを特徴とする請求項7に記載の軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造。
  9. 前記ボックス環状フレームは、凹型断面を形成し、
    中間凹入部位の外表面位置には、別に装飾線を設置して装飾することを特徴とする請求項8に記載の軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造。
  10. 前記ボックス体に位置する背面側壁と底面側壁の相互に接続する位置或いはその付近には、収容孔を設置し、
    補助キャスターユニットを、それぞれ独立させて前記収容孔に設置し、
    前記ボックス体を斜めに引いて移動する時、地面に接触して転がることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造。
  11. 前記補助キャスターユニットは、伸縮可能状態で、収容孔中に設置されることを特徴とする請求項10に記載の軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造。
  12. 前記伸縮機能を備える補助キャスターユニットは、連動部品、連動部品固定台、軸カバー、キャスター軸、バネ、固定台、スライド台、ベアリング、ハンドル、湾曲部、キャスター、および接続板を備え、
    前記キャスター内部には、外から内へと順番にベアリング、軸カバー、キャスター軸を設置し、
    前記スライド台と前記固定台には、それぞれスライド槽を設置し、前記スライド台は、前記固定台に密着して設置し、
    前記スライド台のスライド槽の両端には、それぞれ第一係合槽と第二係合槽を設置し、前記キャスターは、前記固定台内に設置し、
    バネは、連動部品の外周に位置し、両者は、キャスター軸内部を通過し、前記連動部品両端は、それぞれ前記接続板に連接し、
    湾曲部の両端は、それぞれ接続板とハンドルに連接し、前記湾曲部は、前記ハードケースボックス体の第一固定槽或いは第二固定槽に固定し、
    前記連動部品の凸点が、第一係合槽に位置し、前記ハンドルを、第一固定係合槽に固定すると、前記キャスターは、前記収容孔内に収納され、
    反対に、前記ハンドルが、第一固定係合槽を離れ、前記接続板との間の角度が消失すると、前記接続板はバネを連動して、前記連動部品の凸点に対する力を緩めさせ、前記ハンドルを引いて動かし、前記キャスターを連動して、第二係合槽へと移動させた後、前記凸点は、前記第二係合槽に入り、
    前記連動部品の反対端は、前記連動部品固定台に接続後、さらに前記ハンドルを押して動かし、これにより前記湾曲部は、前記第二固定槽に固定され、前記補助キャスターは、前記収容孔の外に露出することを特徴とする請求項10または11に記載の軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造。
  13. 前記補助キャスターユニットは、伸縮不可能な状態で、収容孔中に固定して接続されることを特徴とする請求項10に記載の軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造。
  14. 前記伸縮補助キャスターユニットは、ハードケーススーツケース上に設置されることを特徴とする請求項10乃至13の何れか1項に記載の軽量ハードケースとキャスター付きのトランク構造。
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