JP3167959U - 独立片状バネ付きコネクタ - Google Patents

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國基 李
國基 李
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景皇 林
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【課題】電子コンポーネントに加える弾力を提供しケースと別体に成形される少なくとも一つの独立片状バネを設けることにより、作製時の材質の制限を解消できる独立片状バネ付きコネクタを提供する。【解決手段】電子コンポーネントを挿入して接続可能であり、接続本体と、少なくとも一つの独立片状バネと、ケースと、を含む独立片状バネ付きコネクタにおいて、前記接続本体は、接続部を有し、前記電子コンポーネントが第1方向に沿って前記接続部に挿入可能であり、前記独立片状バネは、前記接続本体に設けられ、前記接続部と同じ側に位置し、前記ケースは、前記接続本体を囲むように設けられ、前記接続部に対応する側に開口が設けられ、前記電子コンポーネントが前記開口を経由して前記接続部に挿入可能である。【選択図】図3

Description

本考案は、コネクタに関し、特に、独立片状バネ付きコネクタに関するものである。
コネクタから電子コンポーネントを容易に離脱するために、ケースに弾力を有する片状バネを設けることが一般であり、そうすると、コネクタから電子コンポーネントを抜き出したいときには、片状バネによる弾力により電子コンポーネントのコネクタからの抜出が容易となる。
図1及び図2を参照する。図1は従来のコネクタのケースと電子コンポーネントの分解斜視図であり、図2は片状バネを有するケースを示す模式図である。従来のコネクタのケース11は、上ケース111と、下ケース112と、を含む。上ケース111と下ケース112とを結合すると、接続通路が形成され、前記接続通路により電子コンポーネント12がガイドされてコネクタと接続できる。また、上ケース111の内部には、上ケース111と一体成形された片状バネ1111が設けられ、これにより、電子コンポーネント12が前記接続通路を経由してコネクタと接続するときに、片状バネ1111が押えられて弾力を発生し、なお、コネクタから電子コンポーネント12を抜出すときには、片状バネ1111による弾力により、電子コンポーネント12のコネクタからの抜出が容易となる。
しかしながら、片状バネ1111が上ケース111と一体成形されるため、片状バネ1111の材質が上ケース111と同じ、そうすると、コネクタのケース11の設計が制限され、片状バネ1111は必要な弾力に応じて設計できず、ケース11の構造強度などの条件を同時に考慮することが必要である問題があった。
本考案の主な目的は、電子コンポーネントに加える弾力を提供しケースと別体に成形される少なくとも一つの独立片状バネを設けることにより、作製時の材質の制限を解消できる独立片状バネ付きコネクタを提供することにある。
本考案の独立片状バネ付きコネクタによると、電子コンポーネントを挿入して接続可能であり、接続本体と、少なくとも一つの独立片状バネと、ケースと、を含む独立片状バネ付きコネクタにおいて、
前記接続本体は、接続部を有し、前記電子コンポーネントが第1方向に沿って前記接続部に挿入可能であり、
前記独立片状バネは、前記接続本体に設けられ、前記接続部と同じ側に位置し、
前記ケースは、前記接続本体を囲むように設けられ、前記接続部に対応する側に開口が設けられ、前記電子コンポーネントが前記開口を経由して前記接続部に挿入可能であり、 前記電子コンポーネントが前記開口を経由して前記接続部に挿入するときに、前記独立片状バネは、前記電子コンポーネントに押えられて前記第1方向に圧縮されて、前記第1方向の逆方向への弾力が発生することを特徴とする。
本考案の独立片状バネ付きコネクタによると、前記接続本体は、更に、電子コンポーネント係合部を有し、前記電子コンポーネント係合部により、前記接続部に前記電子コンポーネントを挿入するときに前記電子コンポーネントが係合されることを特徴とする。
本考案の独立片状バネ付きコネクタによると、前記電子コンポーネントはケーブルであることを特徴とする。
本考案の独立片状バネ付きコネクタによれば、電子コンポーネントに加える弾力を提供しケースと別体に成形される少なくとも一つの独立片状バネを設けることにより、作製時の材質の制限を解消できるという効果を有する。
従来のコネクタのケースと電子コンポーネントの分解斜視図である。 片状バネを有するケースを示す模式図である。 本考案のコネクタの一部を示す分解斜視図である。 本考案の独立片状バネと接続本体とを結合したコネクタの一部を示す分解斜視図である。 本考案のコネクタに電子コンポーネントが結合された状態の模式図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図3乃至図5を参照する。図3は本考案のコネクタの一部を示す分解斜視図であり、図4は本考案の独立片状バネと接続本体とを結合したコネクタの一部を示す分解斜視図であり、図5は本考案のコネクタに電子コンポーネントが結合された状態の模式図である。本考案の一実施例のコネクタは、電子コンポーネント300を挿入して接続可能であり、接続本体21と、独立片状バネ22と、ケース23と、を含む。また、本考案の電子コンポーネント300は、実施の態様が極めて多く、例えばメモリカードでもいいし、ケーブルでもよい。
接続本体21は、接続部211を有し、電子コンポーネント300が第1方向S1に沿って接続部211に挿入可能である。本考案の一実施例では、接続本体21は、更に、電子コンポーネント係合部212を有し、電子コンポーネント係合部212により、接続部211に電子コンポーネント300を挿入するときに電子コンポーネント300が係合される。
独立片状バネ22は、接続本体21に設けられ、接続部211と同じ側に位置する。ケース23は、接続本体21を囲むように設けられ、接続部211に対応する側に開口が設けられ、電子コンポーネント300が前記開口を経由して接続部211に挿入可能である。
電子コンポーネント300が第1方向S1に沿って前記開口を経由して接続部211に挿入するときに、独立片状バネ22は、電子コンポーネント300に押えられて第1方向S1に圧縮されて、第1方向S1の逆方向への弾力が発生する。そうすると、コネクタから電子コンポーネント300を抜出すときには、独立片状バネ22による弾力により、電子コンポーネント300のコネクタからの抜出が容易となる。
上記の説明から明らかなように、本考案のコネクタの独立片状バネ22は、接続本体21とケース23とから分離可能であるため、その材質が接続本体21及びケース23と異なることができ、そうすると、コネクタを設計するときには、必要な弾力によって独立片状バネ22の材質を採用することができ、換言すると、コネクタの設計の自由度が増加する。
このように、本考案が、特定の例を参照して説明したが、それらの例は、説明のためだけのものであり、本考案を限定するものではなく、この分野に通常の知識を有する者には、本考案の要旨および実用新案登録請求の範囲を逸脱することなく、ここで開示された実施例に変更、追加、または、削除を施してもよいことがわかる。
本考案は、コネクタに適用することができる。
1 ケース
12 電子コンポーネント
21 接続本体
22 独立片状バネ
23 ケース
111 上ケース
112 下ケース
211 接続部
212 電子コンポーネント係合部
300 電子コンポーネント
1111 片状バネ
S1 第1方向

Claims (3)

  1. 電子コンポーネントを挿入して接続可能であり、接続本体と、少なくとも一つの独立片状バネと、ケースと、を含む独立片状バネ付きコネクタにおいて、
    前記接続本体は、接続部を有し、前記電子コンポーネントが第1方向に沿って前記接続部に挿入可能であり、
    前記独立片状バネは、前記接続本体に設けられ、前記接続部と同じ側に位置し、
    前記ケースは、前記接続本体を囲むように設けられ、前記接続部に対応する側に開口が設けられ、前記電子コンポーネントが前記開口を経由して前記接続部に挿入可能であり、 前記電子コンポーネントが前記開口を経由して前記接続部に挿入するときに、前記独立片状バネは、前記電子コンポーネントに押えられて前記第1方向に圧縮されて、前記第1方向の逆方向への弾力が発生することを特徴とする独立片状バネ付きコネクタ。
  2. 前記接続本体は、更に、電子コンポーネント係合部を有し、前記電子コンポーネント係合部により、前記接続部に前記電子コンポーネントを挿入するときに、前記電子コンポーネントが係合されることを特徴とする、請求項1に記載の独立片状バネ付きコネクタ。
  3. 前記電子コンポーネントはケーブルであることを特徴とする、請求項1に記載の独立片状バネ付きコネクタ。
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