JP3167940B2 - 炊飯用容器 - Google Patents

炊飯用容器

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/32Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
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    • B65D81/3222Rigid containers disposed one within the other with additional means facilitating admixture

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、洗米せずに炊飯
して食することのできる精米と炊飯用水とを一つの包装
容器内に収納するための炊飯用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、米飯については、各自で炊飯して
食するものであったが、近年では、食生活の多様化が進
み、炊き上げられた既成の米飯が容易に購入できるよう
になってきた。
【0003】市販されている米飯の形態としては、すぐ
に食することができるように炊飯されたものや、五分炊
き、七分炊きにしておき、電子レンジ等で適宜加熱して
食すするものなどがある。
【0004】他方、当然なから大多数の一般家庭では炊
飯を行っているが、炊飯の煩わしさを省くために、洗米
を必要としない精米、いわゆる無洗米が実用化されるよ
うになり、家事の負担は軽減される方向へと進んでい
る。
【0005】しかし、上記した無洗米を使用するにして
も、水の加減などは当然必要であって、調理経験のない
者や浅い者には美味しく炊き上げることは難しい。
【0006】また、炊き上げられた既成の米飯は自分で
炊飯することがないので、どうしてもインスタント食品
としてのイメージが強く、かかる既成の米飯を常食する
には抵抗感が強い。
【0007】そこで、洗米せずに炊飯して食することの
できる精米と、同精米に適合する量の炊飯用水とを、同
一の包装容器内にそれぞれ独立した状態で収容し、使用
に際しては、容器から精米と炊飯用水とを取出して所要
の炊飯容器で炊飯するとか、当初より包装容器を陶器や
セラミックで形成して該容器内で水と米とを混合して直
火或は電子レンジ等で加熱炊飯することが考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、精米と炊飯用
水とを独立して同一の包装容器内に収容する容器形態
は、コンビニエンスストア等で安定して陳列しておける
ものであることが必要であり、更には精米と炊飯用水と
の混合作業が容易な操作で行なえるものでなければなら
ず、単に同一の包装容器内に収容したものだけでは普及
しにくいものであり、また、米と水との混合作業が収容
容器から取出して別途の炊飯容器で行われるものである
と、別途炊飯のための容器を必要とする等の欠点を有し
ている。
【0009】これらの欠点の主たる原因は、同一の容器
内で米と水との混合作業が行えないこと、混合後の炊飯
作業は別途炊飯容器で行なわねばならないことに起因す
る。
【0010】これらの欠点を解消した炊飯用容器でなけ
れば普及しにくい。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、密封状の耐
熱性の上段ケースと上方開口の耐熱性の下段ケースとを
上下に重合することにより、下段ケースの上方開口部を
上段ケースの底面部で密封すると共に、上段ケースの底
面部は外的圧力により破損して、上段ケースと下段ケー
スとが連通するように構成し、しかも両ケース内には洗
米せずに炊飯して食することのできる精米と、精米に適
合する量の炊飯用水とを別々に収容したことを特徴とす
る炊飯用容器であって、上段ケースの中央には、下方に
向って逆円錐状であって、下端を先鋭或は略鋭角状の突
起部とした押圧用の凹部を形成し、同凹部を指で押圧す
ることによって、凹部下端の突起部により上段ケースの
底面部を破損して、上段ケースと下段ケースとを連通さ
せるように構成したことを特徴とする炊飯用容器を提供
せんとするものである。
【0012】また、この発明は、凹部の周辺に段差部を
形成したことにも特徴を有する。
【0013】また、上段ケースと下段ケースとは、電子
レンジ加熱に対して耐熱性を有する合成樹脂製であるこ
とに特徴を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、いわゆる無洗米と呼ば
れる洗米せずに炊飯して食することのできる精米と、同
精米に適合する量の炊飯用水とをそれぞれ別個のケース
中に収容している。各ケースは上下段重合しているた
め、外的圧力、たとえば、上段ケースの上面部の一部を
押圧することにより、上段ケースの底面部を破損させる
ことができ、上段ケース中の炊飯用水は、破損部分から
下段ケースの精米へ流下して、下段ケース中で米と水と
の混合が行われる。
【0015】かかる状態では、下段ケースの開口部は上
段ケースにより密封された状態となっているので、米と
水との混合物は全体的に密封された上下段ケース中に収
納された状態となっている。
【0016】従って、そのまま電子レンジに入れて加熱
すると、連通した上下段ケースが一つの炊飯釜となって
ケース内で精米は炊飯されることになる。
【0017】炊飯時にケース内圧力が上昇し、密封ケー
ス内で炊飯圧力となることにより炊飯が完了するが、そ
れ以上の過圧力は、上段ケースが一定の過圧力で下段ケ
ースから離反するようにしておくことにより、ケース外
へ逃がしうる。
【0018】このようにして、電子レンジにより上下段
ケース中で炊飯されたご飯は、上段ケースを取り去るこ
とにより食することができ、下段ケースをご飯茶碗とし
て用いることができる。
【0019】従って、水の軽量が不要でケース中の精米
とケース中の炊飯用水とをケース破損により混合して電
子レンジにより加熱することにより、誰れでも美しい米
飯を手軽に調理し移し替えことなくそのまま食すること
ができる。
【0020】
【実施例】本発明の実施例を詳説すると、図1に示すも
のは、本発明の炊飯用容器の断面図を示す。
【0021】炊飯用容器Aは、上段ケース1と下段ケー
ス2とを上下に重合して構成している。
【0022】上下段ケース1,2は、電子レンジの加熱
に対する耐熱性の合成樹脂よりなる。例えば、低圧ポリ
エチレン樹脂等を利用する。
【0023】上段ケース1は、方形又は円形等の密封状
ケースであり、中央に押圧用の凹部3を形成している。
また、上段ケース1の底板5には該凹部3に対応した位
置に、肉薄状の破損部6を形成している。押圧用の凹部
3は、下方に向って逆円錐状とし、その下端は先鋭或は
略鋭角状の突起部3′としている。
【0024】押圧用の凹部3と破損部6とは、間隔が狭
く、凹部3を指で押圧すると破損部6に充分に達する程
度の間隔としている。
【0025】密封状の上段ケース1中には、精米に適合
する量の炊飯用水mを収容している。 図中、7は、凹
部3の周辺に形成した段差部であり、容器を重ねても凹
部3に不用意な荷重がかからないようにしている。
【0026】下段ケース2は、上方開口のケースであ
り、上段ケース1を上下に重合できるように略同サイズ
の形状、大きさとしている。
【0027】下段ケース2の開口部周縁には、上段ケー
ス1の底部周縁よりやや大きい鍔部4を形成し、上下段
ケース1,2を重合する場合、鍔部4に上段ケース1の
底部周縁が嵌着するようにしている。
【0028】下段ケース2中には、洗米せずに炊飯して
食することのできる精米nを収容している。
【0029】また、上下段ケース1,2の重合部分、す
なわち下段ケース2の鍔部4と上段ケース1の底部周縁
部との接合部分は、熱シール或は接着剤等で固着状態と
している。
【0030】しかし、下段ケース2内の圧力上昇によ
り、一定の炊飯圧力を超える過圧力に対しては、接合部
分が離反して上下段ケース1,2の重合部分が開口する
ようにしている。
【0031】上段ケース1の上側表面には、炊飯用容器
Aの使用方法を図示して説明しており、また、販売上の
PR等を表示する。
【0032】上記した実施例では、上段ケース1中に炊
飯用水mを収容し、下段ケース2中に精米nを収容して
いるが、逆にしてもよく、上段ケース1中に精米nを、
下段ケース2中に炊飯用水mを収容してもよい。
【0033】また、上段ケース1、下段ケース2共に電
子レンジによって加熱することができるように、電子レ
ンジの加熱ケース中に収容できる大きさ形状とすること
が望ましく、例えば、四方形状とする場合や、円形状
(お碗形状)とする。
【0034】この発明の実施例は上記のように構成され
ており、炊飯用容器Aは、通常コンビニエンスストア等
の店頭に陳列販売される。
【0035】使用に際しては、購入者は、まず押圧用の
凹部3を上方より指で押圧すると、凹部3の突起3′が
下方の破損部6に達し、底板5の破損部6を破り、上段
ケース1中の炊飯用水mが底板5の破損した部分より下
方に流出して下段ケース2へ流下し精米nと混合され
る。
【0036】かかる状態で、水炊用容器Aをそのまま電
子レンジの加熱ケース中に入れて加熱すると、所要時間
後には、上段ケース1と下段ケース2とが一体の連通状
態となった密封容器中で精米の炊飯がなされ、容器中の
圧力が上昇し精米が炊き上って御飯Mとなって膨大して
くると、上段ケース1は鍔部4から剥離していく。
【0037】かかる状態で、上段ケース1を取り除くと
下段ケース2はそのままご飯茶碗のかわりとなり、その
ままでご飯を食することができることになる。
【0038】
【発明の効果】この発明によれば、上段ケースと下段ケ
ースとに炊飯用水と精米とを区分けして独立して収容し
うるべく構成すると共に、前記上段ケースには押圧用の
凹部を形成し、同凹部を指で押圧することによって、凹
部下端の先鋭或は略鋭角状の突起部により、各ケースの
仕切りとなる上段ケースの底面部を破損するように構成
したので、簡単な操作により、洗米せずに炊飯して食し
うる精米と、それに適合する量の炊飯用水とが適確に混
合される。なお、前記凹部の周辺には段差部を形成して
いるので、容器を重ねても凹部に不用意な荷重がかかる
ことはない。
【0039】そして、そのまま容器ごと電子レンジで加
熱すると炊飯が完了し、食する場合は、下段ケースをそ
のまま使用しうるので、炊飯の手軽さと同時に、炊飯後
食する場合も別途、ご飯用茶碗等の容器を必要としない
ので、食後の事後処理も簡単に行え、手間を要しない炊
飯、及び食事が行える効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の炊飯用容器の正面図。
【図2】本発明の炊飯用容器の平面図。
【図3】本発明の炊飯用容器の側面図。
【図4】図2のA−A線の拡大断面図。
【図5】本発明の炊飯用容器の使用状態を示す断面図。
【符号の説明】
A 炊飯用容器 m 炊飯用水 n 精米 1 上段ケース 2 下段ケース 3 押圧用の凹部 4 鍔部 5 底板 6 破損部 7 段差部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−127(JP,A) 実開 昭56−108491(JP,U) 実開 昭57−189391(JP,U) 実開 昭57−189390(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/10 B65D 81/32 - 81/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密封状の耐熱性の上段ケース(1) と上方
    開口の耐熱性の下段ケース(2) とを上下に重合すること
    により、下段ケース(2) の上方開口部を上段ケース(1)
    の底面部で密封すると共に、上段ケース(1) の底面部は
    外的圧力により破損して、上段ケース(1) と下段ケース
    (2) とが連通するように構成し、しかも両ケース(1,2)
    内には洗米せずに炊飯して食することのできる精米と、
    精米に適合する量の炊飯用水とを別々に収容したことを
    特徴とする炊飯用容器であって、 上段ケース(1) の中央には、下方に向って逆円錐状であ
    って、下端を先鋭或は略鋭角状の突起部(3') とした押
    圧用の凹部(3) を形成し、同凹部(3) を指で押圧するこ
    とによって、凹部(3) 下端の突起部(3') により上段ケ
    ース(1) の底面部を破損して、上段ケース(1) と下段ケ
    ース(2) とを連通させるように構成したことを特徴とす
    る炊飯用容器。
  2. 【請求項2】 凹部の周辺には段差部を形成したことを
    特徴とする請求項1記載の炊飯用容器。
  3. 【請求項3】 上段ケース(1) と下段ケース(2) とは、
    電子レンジ加熱に対して耐熱性を有する合成樹脂製であ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の炊飯
    用容器。
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