JP3167800U - 通気性シャツ - Google Patents

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優加子 加藤
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Abstract

【課題】その一部に他の部分の素地と同じか又は近い太さの糸を用いたメッシュ素地を使用し、高い通気性と良好な使用感を維持しながら、その強度を低下させることのないシャツを提供する。【解決手段】背部の最上部から、左右両脇下部にかけて、大略「人」字型のメッシュ部分を設けたシャツであって、当該メッシュ部分上に、背部の襟ぐり部中央部から、「人」字型メッシュ部分の最上部に近い左右両側部と、「人」字型メッシュ部分の最上部に近い左右両側部から、それぞれ「人」字型メッシュ部分の上部左右両側部および同じく中央下部左右両側部と、「人」字型メッシュ部分の上部左右両側部から、それぞれ「人」字型メッシュ部分の中央下部左右両側部とを連結する形状の補強布部材を取り付けてなることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本考案は、通気性シャツに関し、更に詳細には、背面に通気性部分を設けながらも、十分な強度を有し、かつ運動時における上半身の複雑な動きに対応できる、着心地の良い通気性シャツに関する。
運動などを行う際には、しばしば汗をかき、通常のシャツを着用しているとシャツの下がムレることを感じることも多い。この様なムレ感を防止するには、シャツを通して肌の水分を速やかに逃がすことが有効であり、通気性の高いシャツが求められている。
このような通気性の高いシャツの例としては、シャツ素材の全部または一部がメッシュ布となっているものが挙げられるが(例えば、特許文献1等)、一般にメッシュの布は、通常の編布に比べ強度が低いため、その素材として相対的に強度の高いもの(織り糸の太いもの)が利用されており、着用時にごわごわした感触を与えてしまうという問題があった。一方、通常の編布と同じか、または近い太さの糸を利用したメッシュ布を使用すると、ごわごわした感触はなくなるものの、シャツ自体の強度が大きく低下するという問題が生じる。
特開2006−169648
本考案は上記実情に鑑みなされたものであり、その一部を他の部分の素地と同じか又は近い太さの糸を用いたメッシュ素地を使用し、高い通気性と良好な使用感を維持しながら、その強度を低下させることのないシャツを提供することである。
本考案者らは、上記課題を解決すべく、鋭意研究を行っていたところ、背中側に他の部分と同じまたは近い太さの糸で形成した大きなメッシュ部分を設けても、このメッシュ部分に接する他の布部分の所定の位置間を、補強布部材で結合することにより、十分な強度が得られると共に、高い通気性と良好な使用感も得られることを見出し、本考案を完成した。
すなわち本考案は、背部の最上部から、左右両脇下部にかけて、大略「人」字型のメッシュ部分を設けたシャツであって、当該メッシュ部分上に、次の(1)ないし(3)
(1)背部の襟ぐり部中央部から、「人」字型メッシュ部分の最上部に近い左右両側部
(2)「人」字型メッシュ部分の最上部に近い左右両側部から、それぞれ「人」字型メ
ッシュ部分の上部右左両側部および同じく中央下部右左両側部
(3)「人」字型メッシュ部分の上部左右両側部から、それぞれ「人」字型メッシュ部
分の中央下部右左両側部
を連結する形状の補強布部材を取り付けてなることを特徴とする通気性シャツである。
上記のように構成される本考案の通気性シャツは、相対的に太い糸によるメッシュ素地を使用しなくても、メッシュ部分に接する他の布部分の間に設けた補強布部材の働きによって、シャツ自体の強度が低下することはない。また、上記(1)ないし(3)の結合は、常に一体となっており別個に動くことが少ない背面上であるので、運動時においても体の動きを妨げることはなく、安定にホールドできるものである。
従って、本考案により、運動時における上半身の複雑な動きに影響受けることは少なく、着心地の良い、しかも通気性の良いシャツが得られる。
本考案の一態様を示す通気性シャツの正面図である。 本考案の一態様を示す通気性シャツの背面図である。 本考案の一態様を示す通気性シャツの斜視図である。
次に、本考案の実施態様を挙げ、本考案を詳しく説明する。
図1は、本考案の実施態様である通気性シャツの正面図であり、図2はその背面図であり、図3はその斜視図である。図中、1は通気性シャツ、2は袖部、3は前身頃、4は下部前身頃、5は襟部材、6は「人」字型メッシュ部分、7は補強布部材、8は後身頃、9は上部後身頃をそれぞれ示し、Aは背部の襟ぐり部中央部、BおよびB’は「人」字型メッシュ部分(以下、「メッシュ部分」という)の最上部に近い側部(以下、「近最上部側部」という)、CおよびC’はメッシュ部分の上部側部、DおよびD’はメッシュ中央下部側部を示す。
図1および図2から明らかなように、本考案の通気性シャツは、背面から正面にかけ、大略「人」字型のメッシュ部分6、すなわち背面最上部から、徐々に左右に広がり、背面の中央部付近で左右2手に分かれ、最後は正面の左右脇下にまで伸びるメッシュ部分(背面の上部側から中央部、中心部から脇方向に分かれて前面脇に至るメッシュ部)を有するものである。
このメッシュ部分6は、後記するように補強布部材7(ボンディング生地)により補強される。このメッシュ部分6は、一般に衣類に使用されるメッシュ素材(例えば、ポリエステル、ナイロン等の合成繊維、あるいは綿、麻、レーヨン等の天然系繊維等のメッシュ素材)により構成される。
そして、このメッシュ部分6の上には、メッシュ部分に接する他の布部分の(1) 背部の襟ぐり部中央部Aと、近最上部右側部Bおよび近最上部左側部B’、(2) 近最上部右側部Bと上部左側部C’、(3) 近最上部左側部B’と上部右側部C、(4) 近最上部右側部Bと中央下部左側部D’、(5) 近最上部左側部B’と中央上部右側部D、(6) 上部右側部Cと中央下部右側部D、(7) 上部左側部C’と中央上部左側部D’を結合するような形状で補強布部材7が取り付けられている。この補強布部材7の形状は、また、背中の中心に設けたX字型と、その上下にW字型の形を組み合わせた形状とも表現できる。なお、上記近最上部側部の位置を、背部の全長に対しての割合で示すと、上から10〜15%程度の位置であり、上部側部の位置は、22〜28%程度の位置、中央下部は、41〜52%程度の位置である。
前記メッシュ部分6の強度を上げる補強布部材7は、上記の(1)〜(7)のように、結合することが必要である。この補強布部材7としては、例えばリボンのような紐部材を用い、これで各部分間を結合しても良いが、一般には、1枚の布を各部分を結合した形状に切り取り、これをメッシュ部分6の上に取り付けることが好ましい。この補強布部材7の取り付けは、メッシュ部分6への縫い付け、あるいはその上への貼り付け等の手段が挙げられる。
この補強布部材7は、メッシュ部分6以外の部分の素材(以下、「身生地」という)と同じ素材や、これより伸縮性の少ない素材とすることが好ましく、これにより、メッシュ部分の補強と同時に、背中でのホールド感を与えることができる。
本考案においては、上記したメッシュ部分6の形状(「人」字型)と、その上の7点が補強布部材7で結合していることが重要であるが、より使用しやすい通気性シャツとするためには、更にその袖をラグラン袖とすることが好ましい。また、身生地(メッシュ部分以外の布)は、いわゆるニットと呼ばれる伸縮性の高い編布(例えばエステルベア天等)とすることが好ましい。
本考案の通気性シャツの製造は、一般的な縫製方法で上記した形状に仕上げることにより行われ、特に制約はないが、その一例としては下記方法を挙げることができる。
(1)まず、メッシュ部分6に補強部材7を貼り付けまたは縫い付けたのち、上部後身頃
9と縫い合わせる。
(2)次いで、上記パーツを前身頃3と縫い合わせる。
(3)袖部2の袖口伏せを行い、袖下部分を縫い合わせて筒状にする。
(4)筒状にした袖部2を前身頃3、上部後身頃9、メッシュ部分6と縫い合わせて両袖
を取り付ける。
(5)衿周り部材5を縫い付ける。
(6)メッシュ部分6と前身頃3に後身頃8、下部前身頃4を縫い合わせる。
(7)最後に裾部分を折り返し縫製して完成させる。
以上のようにして製造された通気性シャツは、背中から脇にかけてメッシュ部分6にすることで通気性を確保し、ムレ感を抑えたものであり、また、このメッシュ部分6上には、補強布部材7が特定の形状で取り付けられているため、背中にかかる経、緯、斜め方向の力に対して柔軟に対応することができると共に、背中のホールド感を持たせることが可能である。
このように、本考案の通気性シャツは、背面の広い部分に設けられたメッシュ部分6によって、ムレ感が抑えられたものでありながら、特定の形状に形成、取り付けられた補強布部材7によって、柔軟性の高いメッシュ生地を利用しても十分な強度とホールド感が得られるため、極めて着心地の良いものである。
以上の実施態様においては、十分袖シャツを例にとって説明したが、本考案はこれに限定されるものでなく、七分袖シャツや、半袖シャツあるいは袖無しシャツにおいても実施できるものである。
上記したように、本考案の通気性シャツは背面の広い部分に設けられたメッシュ部分によって、ムレ感が抑えられたものでありながら、特定の形状に形成、取り付けた補強布部材によって、柔軟性の高いメッシュ生地を利用した場合であっても十分な強度とホールド感が得られるものである。
従ってこのシャツは、一般のスポーツ用のウエア、アンダーウエアあるいは室内着として広く利用しうるものである。

Claims (6)

  1. 背部の最上部から、左右両脇下部にかけて、大略「人」字型のメッシュ部分を設けたシャツであって、当該メッシュ部分上に、次の(1)ないし(3)
    (1)背部の襟ぐり部中央部から、「人」字型メッシュ部分の最上部に近い左右両側部
    (2)「人」字型メッシュ部分の最上部に近い左右両側部から、それぞれ「人」字型メ
    ッシュ部分の上部右左両側部および同じく中央下部右左両側部
    (3)「人」字型メッシュ部分の上部左右両側部から、それぞれ「人」字型メッシュ部
    分の中央下部右左両側部
    を連結する形状の補強布部材を取り付けてなることを特徴とする通気性シャツ。
  2. 前記補強布部材が、1枚の布を、前記(1)ないし(3)が結合した形状に切り取ったものである請求項1記載の通気性シャツ。
  3. 前記補強布部材が、前記メッシュ部分以外の部分の素材と同じであるか、これより伸縮性の少ない素材である請求項1または2記載の通気性シャツ。
  4. 袖があるシャツであり、その袖がラグラン袖である請求項1ないし3の何れかの項記載の通気性シャツ。
  5. 前記メッシュ部の素材が、ポリエステル、ナイロン等の合成繊維、あるいは綿、麻、レーヨン等の天然系繊維である請求項1ないし4の何れかの項記載の通気性シャツ。
  6. 前記メッシュ部分以外の部分の素材が伸縮性のある編布である請求項1ないし5の何れかの項記載の通気性シャツ。
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