JP3167419U - 前面・後面を反転して使用できるポケット付腹巻 - Google Patents

Abstract

【課題】身体の腹部から臀部までを覆う長さの伸縮性がある生地で織られた又は、編まれた腹巻に伸縮する布で「使い捨てカイロ」などの熱源体を装着できる大きさのポケットを計４箇所設け、健康増進に寄与するポケット付腹巻を提供する。【解決手段】身体の腹部から臀部までを覆う長さの伸縮性がある生地で織られた又は、編まれた腹巻１に東洋医学に基づいたツボの位置に伸縮する布でポケットを設け、そのポケットに「使い捨てカイロ」などの熱源体を目的により装着して使用する。前面中央部にポケット、後面上部中央にポケット３、後面下部左側にポケット４、後面下部右側にポケット５又は、前面上部中央にポケット３、前面下部右側にポケット４、前面下部左側にポケット５、後面中央部にポケットという二通りの装着方法を選択し、必要箇所のポケットに「使い捨てカイロ」などの熱源体を装着し使用する。【選択図】図１

Description

本考案は、東洋医学に基づいたツボを温めることで身体を守る腹巻の改良に関するものである。

従来より、腹巻は保温やお腹を温めることを使用目的として老若男女が使用している。しかし、臀部やソケイ部にある東洋医学に基づいたツボを温めることについては不充分であった。

臀部やソケイ部の東洋医学に基づいたツボを温めるために「使い捨てカイロ 貼るタイプ」などの熱源体を腹巻や下着に貼りつけていたが、脱ぎ着したり、日常生活行動による剥落や、位置がずれたりして保持することが難しく問題であった。本考案は、前述のような欠点を解決しょうとするものである。

本考案は、身体の腹部から臀部までを覆う長さの伸縮性がある生地で織られた又は、編まれた腹巻に、東洋医学に基づいたツボの位置に伸縮する布で「使い捨てカイロ」などの熱源体を装着できる大きさのポケットを前面と後面に計４箇所設けることにより、脱ぎ着する時や、日常生活行動による「使い捨てカイロ」などの熱源体の剥落を防止し、ツボの位置の保持が可能となり、問題点を解決している。

上述の様に、本考案の「前面・後面を反転して使用できるポケット付腹巻」は、腹巻に東洋医学に基づいたツボにポケットを設けることにより、従来からある腹巻の保温効果に加え、東洋医学に基づいたツボに対して、本考案では熱源を「使い捨てカイロ」などに求めることができ、「使い捨てカイロ」などの熱源体の剥落や、ツボの位置の保持の心配もなく、目的に合った腹巻の効用を得ることができ心身の健康増進となる。

本考案に係わる腹巻の後面（反転させた時は前面）の平面図である。 本考案に係わる腹巻の前面（反転させた時は後面）の平面図である。 本考案に係わる腹巻を装着した前面の装着図である。 本考案に係わる腹巻を装着した後面の装着図である。 本考案に係わる腹巻を反転して装着した前面の装着図である。 本考案に係わる腹巻を反転して装着した後面の装着図である。

本考案に係わる前面・後面を反転して使用できるポケット付腹巻は、東洋医学に基づいたツボを温める為に「使い捨てカイロ」などを熱源として、図１のとおり、身体の腹部から臀部までを覆う長さの伸縮性がある生地で織られた又は、編まれた腹巻に、東洋医学に基づいたツボの位置に伸縮する布で「使い捨てカイロ」などの熱源体を装着できる大きさのポケットを設け、そのポケットに「使い捨てカイロ」などの熱源体を使用目的に応じて装着し使用する。東洋医学に基づいたツボを温めることによって血流を改善させ新陳代謝を促進し、自己免疫力を向上させ健康増進がはかられる。

以下、添付図面に従って実施例を説明する。身体の腹部から臀部までを覆う長さの伸縮性がある生地で織られた又は、編まれた腹巻１の前面中央部に１箇所、後面上部中央に１箇所、後面下部の右側に１箇所、左側に１箇所のポケットの配置で使用した時、ポケット２を臍に合わせると、東洋医学に基づいたツボである神ケツ穴の位置になり、ポケット３は、東洋医学に基づいたツボである命門穴、ポケット４、５は、東洋医学に基づいたツボである秩辺穴の位置になる。ポケット２を臍の下に合わせて使用すると関元穴の位置になり、ポケット３は、腰陽関穴、ポケット４、５は、環跳穴の位置になる。「使い捨てカイロ」などの熱源体を東洋医学に基づいたツボを温めることで得られる目的に応じてポケットを選択して使用して使うことができる。

上述の腹巻を反転して、身体の腹部から臀部までを覆う長さの伸縮性がある生地で織られた又は、編まれた腹巻１の後面中央部に１箇所、前面上部中央に１箇所、前面下部の右側に１箇所、左側に１箇所のポケットの配置で使用した時、ポケット３を臍に合わせると、東洋医学に基づいたツボである神ケツ穴の位置になり、ポケット２は、命門穴、ポケット４、５は、子宮穴の位置になる。ポケット３を臍の下に合わせて使用すると、東洋医学に基づいたツボである関元穴、ポケット２は、腰陽関穴、ポケット４、５は、 気衝穴の位置になる。「使い捨てカイロ」などの熱源体を用いて東洋医学に基づいたツボを温めることで得られる目的に応じて４箇所のポケットを選択して使用して使うことができる。

東洋医学に基づく施術をする鍼灸業では、患者に治療ポイントに印しをして、その印しに患者が自宅で灸をするという習慣がある。本考案に係わる前面・後面を反転して使用できるポケット付腹巻は、施術者が患者に対して、必要箇所のポケットに「使い捨てカイロ」などの熱源体を挿入することをアドバイスすることにより、安全かつ簡単に効果が得られる。

１ 伸縮性がある生地で織られた又は、編まれた腹巻
２ ポケット（前面中央部又は反転して装着した時、後面中央部）
３ ポケット（後面上部中央又は反転して装着した時、前面上部中央）
４ ポケット（後面下部右側又は反転して装着した時、前面下部左側）
５ ポケット（後面下部左側又は反転して装着した時、前面下部右側）
Ａ 身体の前面部
Ｂ 身体の後面部

Claims (1)

1. 身体の腹部から臀部までを覆う長さの伸縮性がある生地で織られた又は、編まれた腹巻の前面中央部に１箇所、後面上部中央に１箇所、後面下部の右側に１箇所、左側に１箇所に伸縮する布で「使い捨てカイロ」などの熱源体を装着できる大きさのポケットを計４箇所、設けることを特徴とする前面・後面を反転して使用できるポケット付腹巻。