JP3160114U

JP3160114U - ペット用シャツ

Info

Publication number: JP3160114U
Application number: JP2010002212U
Authority: JP
Inventors: 祐子小椋
Original assignee: 祐子小椋
Priority date: 2010-04-02
Filing date: 2010-04-02
Publication date: 2010-06-10
Anticipated expiration: 2020-04-02

Abstract

【課題】ペットの百会（ツボ）付近に使い捨て懐炉など採暖器具を持続的に配置させることを可能にするペット用シャツを提供する。【解決手段】ペット用シャツ１をペット３に着用させ、携帯用懐炉などの採暖器具をポケット２へ収納すると共に、留め具でポケット２の入り口を閉状態に保つ。ポケット２は、ペット用シャツ１をペット３に着用させた際、ペット３の百会のツボ付近に位置するので、ポケット２へ収納された採暖器具によってペット３の百会のツボを温めることができる。また、採暖器具の代わりにタオルなど布類をポケット２へ収納することによっても、当該布類を収納した部分の保温性が増し、ペット３の百会のツボを温めることができる。【選択図】図１

Description

本考案は、ポケット付きのペット用シャツに関するものである。

体調を崩したペットや寒がりのペットには、百会というツボに刺激を与えると効果的である。ここで、百会（ツボ）とは人間にも存在するが、ペットなど人間以外の動物にも存在し、例えば、犬の百会（ツボ）は、背骨を辿って行って、腰椎が終わり仙椎になる境目（腰骨が始まる辺りの背骨の間）にある大きめの窪みの位置にある。

しかしながら、ペットの百会（ツボ）に刺激を与えるとしても、当該ツボを長い時間マッサージし続けることは困難である。また、百会（ツボ）付近を温めてペットの血行を良くするにしても、百会（ツボ）付近を長い時間温め続けることは困難である。

そこで、本考案では、上記問題点に鑑み、ペットの百会（ツボ）付近に使い捨て懐炉など採暖器具を持続的に配置させることが可能なペット用シャツを提供することを目的とする。

開示のペット用シャツの一形態は、外面にポケットを備えるペット用シャツであって、前記ポケットは、後ろ身頃の下部中央に配置されることを特徴とする。

また、開示のペット用シャツの一形態において、前記後ろ身頃の下部中央とは、当該ペット用シャツを着用するペットの百会のツボを覆う位置であることを特徴とする。
また、開示のペット用シャツの一形態において、前記ポケットには、該ポケットの入り口を閉じた状態に保つための留め具が設置されることを特徴とする。

開示のペット用シャツは、ペットの百会（ツボ）付近に使い捨て懐炉など採暖器具を持続的に配置させることが可能である。

本実施の形態に係るペット用シャツをペットに着用させた図である。本実施の形態に係るペット用シャツの横側面図である。本実施の形態に係るペット用シャツの下側面図である。本実施の形態に係るペット用シャツの上側面図である。本実施の形態に係るペット用シャツのポケット部分の拡大図である。

図面を参照しながら、本考案を実施するための形態について説明する。図１は、本実施の形態に係るペット用シャツ１をペット３に着用させた図である。図１で示すように、ペット用シャツ１はラグランスリーブを備えるペット用シャツであり、当該ラグランスリーブにペット３の前足を挿入し、ペット用シャツ１をペット３に着用させる。

また、図１で示すようにペット用シャツ１は、ペット３がペット用シャツ１を着用した際、ペット用シャツ１の外側であって、ペット３の百会のツボ付近にポケット２が備えられている。例えば、犬の百会（ツボ）は、背骨を辿って行って、腰椎が終わり仙椎になる境目（腰骨が始まる辺りの背骨の間）にある大きめの窪み付近に位置する。したがって、ポケット２は、背骨を辿って行って、腰椎が終わり仙椎になる境目（腰骨が始まる辺りの背骨の間）にある大きめの窪みを覆う位置に配置されている。

図２は、ペット用シャツ１の横側面を示す図である。ペット用シャツ１は、背面側が長くなっており、ペット用シャツ１を着用するペット３の背中全体を覆うことが可能な形状となっている。そして、ポケット２は、ペット用シャツ１の背中側であって、裾が長くなった部分に配置される。つまり、ポケット２は、ペット用シャツ１の後ろ身頃下部中央に配置される。このようにすることで、ペット用シャツ１を着用するペット３の百会のツボ付近にポケット２が配置される。

図３は、ペット用シャツ１の下側面を示す図である。ペット用シャツ１は、背面側が長くなっており、ペット用シャツ１を着用するペット３の背中全体を覆うことが可能な形状となっている。また、ペット用シャツ１の腹部部分にはゴム紐を装着し、ペット３の腹部にペット用シャツ１をフィットさせることができる。なお、ポケット２は、ペット用シャツ１の背面側に配置されるため、図３中では図示されていない。

図４は、ペット用シャツ１の上側面を示す図である。ペット用シャツ１は、ペット用シャツ１を着用するペット３の背中全体を覆うように形成されている。そして、図４で示すようにポケット２は、ペット用シャツ１の後ろ身頃下部中央に配置される。つまり、ポケット２は、ペット３がペット用シャツ１を着用した際、ペット用シャツ１上の外側であって、ペット３の百会のツボを覆う位置に配置される。

図５は、ポケット２の拡大図である。図５で示すように、ポケット２の入り口には、ポケット２の入り口を閉じた状態に保つための留め具４が設置される。留め具４は、ペット用シャツ１及びポケット２の入り口に設置され、これら２つの留め具４を合わせることにより、ポケット２の入り口が閉じた状態に保たれる。ここで、留め具４とは、マジックテープ（登録商標）などの面ファスナー、スナップなどのホックをいう。

次に、ペット用シャツ１の使用方法について説明する。ペット用シャツ１をペット３に着用させ、携帯用懐炉などの採暖器具をポケット２へ収納すると共に、留め具４でポケット２の入り口を閉状態に保つ。ポケット２は、ペット用シャツ１をペット３に着用させた際、ペット３の百会のツボ付近に位置するので、ポケット２へ収納された採暖器具によってペット３の百会のツボを温めることができる。また、採暖器具の代わりにタオルなど布類をポケット２へ収納することによっても、当該布類を収納した部分の保温性が増し、ペット３の百会のツボを温めることができる。
上記説明のように、ペット用シャツ１は、ペット３の百会（ツボ）付近に使い捨て懐炉など採暖器具を持続的に配置させることが可能である。

以上、本考案の実施の形態について詳述したが、本考案は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。

１ペット用シャツ
２ポケット
３ペット
４留め具

Claims

外面にポケットを備えるペット用シャツであって、
前記ポケットは、後ろ身頃の下部中央に配置されることを特徴とするペット用シャツ。
前記後ろ身頃の下部中央とは、当該ペット用シャツを着用するペットの百会のツボを覆う位置であることを特徴とする請求項１に記載のペット用シャツ。
前記ポケットには、該ポケットの入り口を閉じた状態に保つための留め具が設置されることを特徴とする請求項１又は２に記載のペット用シャツ。