JP3167307U - ドレープ用固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】医療用器具の着脱を容易に行い得るとともに、該医療用器具を汚染することのないドレープ用固定具を提供する。【解決手段】医療用ドレープ2に医療用器具3を固定するためのドレープ用固定具1aであって、ドレープ2に当接される裏面を有する板状支持部材4と、板状支持部材4の表面側に突出するように立設された医療用器具3を挟持する第1および第2器具挟持用突起部5a,5bと、板状支持部材4をドレープ2に固定する固定手段6とを備える。【選択図】図10

Description

本考案は、手術、治療、検査等の医療行為(ヘルスケアを含む)を行う際に、患者の患部近傍を覆うため等に用いられるドレープ(オイフを含む)に、各種の医療用器具を固定するために用いられるドレープ用固定具に関する。
医療およびヘルスケア環境では、患者へ掛けられたドレープ上に、チューブやケーブルを含む様々な医療用器具(医療用機器を含む)が載置される。このようなドレープ上に載置された器具は、手技中の患者の動作や術者(医者、看護士、介護士等)の動作により、容易に位置ズレし、床面等の不潔域へ落下する場合があるという危険性がある。
このような問題に対処するための従来技術としては、ドレープ上ではなく、患者の皮膚上に医療用器具を固定するための技術ではあるが、接着剤が塗布された固定部材(シート)を用いて医療用器具としてのカテーテルまたは点滴医療機器を接着固定するものが知られている(特許文献1)。
特表2002−512865号公報
しかしながら、上述した従来技術では、接着剤が塗布された固定部材を医療用器具に貼り付けるものであるため、該医療用器具の着脱が容易でなく、接着された部分を剥がす際に、接着剤の一部が医療用器具に残留して、医療用器具を汚染する場合があるという問題がある。また、例えば、対象としての医療用器具がカテーテル処置具を操作するための略円筒状のグリップ部(操作部)である場合には、該グリップ部をその軸線周りに回転させる場合があるが、従来技術では固定部材が接着剤によって貼着されているため、そのような操作を行うことができないという問題もあった。
本考案は、このような点に鑑みてなされたものであり、医療用器具の着脱を容易に行い得るとともに、該医療用器具を汚染することのないドレープ用固定具を提供することを目的とする。また、例えば、医療用器具がカテーテル処置具を操作するための略円筒状のグリップ部である場合において、該グリップ部をドレープ上の所定位置に支持した状態でその軸線周りに回転させることができるドレープ用固定具を提供することを目的とする。
本考案に係るドレープ用固定具は、医療用ドレープに医療用器具を固定するためのドレープ用固定具であって、前記ドレープに当接される裏面を有する板状支持部材と、前記板状支持部材の表面側に突出するように立設された前記医療用器具を挟持する第1および第2器具挟持用突起部と、前記板状支持部材を前記ドレープに固定する固定手段とを備えることを特徴とする。
本考案に係るドレープ用固定具において、前記医療用器具としては、略柱状の操作部を有するカテーテル処置具の該操作部を例示することができる。また、前記第1および第2器具挟持用突起部は弾性を有する部材からなることが好ましい。また、前記第1および第2器具挟持用突起部は、基端部側から先端部側に向かって細くなる錐台形状を有することが好ましい。
本考案に係るドレープ用固定具において、前記第1および第2器具挟持用突起部は、前記医療用器具を挟持する部分が互いに近接するようにバネを用いて弾性的に付勢されるようにしてもよい。
本考案に係るドレープ用固定具において、前記医療用器具を前記第1および第2器具挟持用突起部とは異なる位置で挟持するように、前記板状支持部材の表面側に突出するように立設された第3および第4器具挟持用突起部をさらに備えることができる。この場合において、前記第3および第4器具挟持用突起部は前記第1および第2器具挟持用突起部と同じ構成を有することができる。
本考案に係るドレープ用固定具において、前記固定手段としては、前記板状支持部材の裏面に設けられた接着剤層を有するものを採用することができる。
本考案に係るドレープ用固定具において、前記固定手段としては、本体部材と、操作レバー部材とを備え、前記本体部材は、前記板状支持部材の側縁の一部に一体的に立設されるとともに、前記ドレープを挟持するドレープ挟持面を有する第1板状部と、前記第1板状部の前記ドレープ挟持面側に一体的に立設された第2板状部とを有し、前記操作レバー部材は、前記ドレープ挟持面に対して略平行する回転軸を回転中心として回転可能なように前記第2板状部に軸支され、前記回転軸に対して略半径方向に突出し、該操作レバー部材の回転角度に応じてその先端が前記ドレープ挟持面に近接または離間するドレープ挟持用突起部を有するものを採用することができる。この場合において、前記ドレープ挟持面は前記ドレープ挟持用突起部の先端が係合する係合部を有することができる。この場合の係合部としては、前記ドレープ挟持用突起部はその先端に前記回転軸に略平行な稜線部を有する場合に、前記係合部は前記稜線部が係合する該稜線部に略平行な溝を有するものを用いることができる。この場合の溝は単数でも、複数が並説されたものでもよい。前記係合部としては、前記ドレープ挟持用突起部の先端が係合する微小凹凸を有するものを採用してもよい。前記ドレープ挟持用突起部を互いに突出方向が異なるように複数設けることができ、この場合において、前記複数のドレープ挟持用突起部のうちの少なくとも一つのドレープ挟持用突起部は前記回転軸からその先端までの寸法が他のドレープ挟持用突起部のそれと異なるようにできる。
本考案のドレープ用固定具によれば、板状支持部材をその裏面をドレープに当接させた状態で固定手段を用いて該ドレープ上に固定し、該板状支持部材の表面側に突出するように立設された第1および第2挟持用突起部の間に医療用器具を挟持させることにより、該医療器具をドレープ上に固定することができる。医療用器具は第1および第2挟持用突起の間に挟持させる構成であるので、上述した従来技術のように、接着剤が塗布された固定部材を医療用器具に貼り付けるものと異なり、該医療用器具の着脱が容易であるとともに、接着剤の一部が医療用器具に残留して、医療器具を汚染するという問題がない。また、例えば、医療用器具がカテーテル処置具を操作するための略円筒状のグリップ部(操作部)である場合には、第1および第2挟持用突起部で挟持させるものであるため、該グリップ部をドレープ上の所定位置に支持した状態でその軸線周りに容易に回転させることができる。
本考案の第1実施形態のドレープ用固定具の医療用器具を挟持しない状態を示す斜視図である。 本考案の第1実施形態のドレープ用固定具の医療用器具を挟持した状態を示す斜視図である。 本考案の第1実施形態のドレープ用固定具の固定機構を開放した状態を示す正面図である。 本考案の第1実施形態のドレープ用固定具の固定機構を開放した状態を示す平面図である。 本考案の第1実施形態のドレープ用固定具の固定機構を開放した状態を示す側面図である。 本考案の第1実施形態のドレープ用固定具の固定機構の開放状態を示す平面図である。 本考案の第1実施形態のドレープ用固定具の固定機構の固定状態を示す平面図である。 本考案の第1実施形態のドレープ用固定具の固定機構の開放状態を示す裏面図である。 本考案の第1実施形態のドレープ用固定具の固定機構の固定状態を示す裏面図である。 本考案の第1実施形態のドレープ用固定具をドレープに固定するとともに、医療用器具としてのカテーテル処置具の操作部を挟持した状態を示す平面図である。 本考案の第2実施形態のドレープ用固定具の医療用器具を支持しない状態を示す斜視図である。 本考案の第2実施形態のドレープ用固定具の医療用器具を支持した状態を示す斜視図である。 本考案の第2実施形態のドレープ用固定具の医療用器具を支持しない状態を示す正面図である。 本考案の第2実施形態のドレープ用固定具の医療用器具を支持しない状態を示す平面図である。 本考案の第2実施形態のドレープ用固定具の医療用器具を支持しない状態を示す側面図である。 本考案の第2実施形態のドレープ用固定具の医療用器具を支持した状態を示す平面図である。 本考案の第2実施形態のドレープ用固定具の医療用器具を支持した状態を示す側面図である。 本考案の第2実施形態のドレープ用固定具をドレープに固定するとともに、医療用器具としてのカテーテル処置具の操作部を挟持した状態を示す平面図である。 本考案の第3実施形態のドレープ用固定具の医療用器具を支持しない状態を示す斜視図である。 本考案の第3実施形態のドレープ用固定具の医療用器具を支持した状態を示す斜視図である。 本考案の第3実施形態のドレープ用固定具の医療用器具を支持しない状態を示す正面図である。 本考案の第3実施形態のドレープ用固定具の医療用器具を支持しない状態を示す平面図である。 本考案の第3実施形態のドレープ用固定具の医療用器具を支持しない状態を示す側面図である。 本考案の第3実施形態のドレープ用固定具をドレープに固定するとともに、医療用器具としてのカテーテル処置具の操作部を挟持した状態を示す平面図である。
〔第1実施形態〕
以下、本考案の第1実施形態について、図1〜図10を参照して説明する。本第1実施形態のドレープ用固定具1aは、手術、治療、検査等の医療行為(ヘルスケアを含む)を行う際に、患者の患部近傍を覆うために用いられる医療用の覆布であるドレープ(オイフを含む)に、各種の医療用器具を固定するために用いられる。なお、特に限定されないが、本実施形態で用いるドレープの厚みは、0.05mm〜0.4mm程度である。
支持対象としての医療用器具としては、特に限定されないが、本第1実施形態では、例えば、カテーテルアブレーションを行う際に、心電を検出するための電極カテーテルや患部を焼灼するためのアブレーションカテーテル等に先行して挿入され、これらの電極カテーテルやアブレーションカテーテル等を案内するカテーテルシース(先端可動シース)の操作部(グリップ部)を一例として説明する。なお、カテーテルアブレーションとは、心臓に生じる不整脈を治療するための治療法であり、その先端部に高周波電極を有するアブレーションカテーテルを血管を経由して心臓内の不整脈の原因となっている心筋組織まで挿入し、該心筋組織またはその近傍を60〜70℃程度で焼灼して凝固壊死せしめ、不整脈の回路を遮断する治療法である。このようなカテーテルシースの操作部は、略柱状(円柱状、円筒状等を含む)に形成されており、処置に際し、カテーテルの先端の方向を回転させるため、必要に応じてその軸線周りに回転される場合がある。
このようなカテーテルシース(医療用器具3)は、例えば、図10に示されているように、カテーテルチューブとしてのシース本体3aと、シース本体3aの近位端に設けられる操作部として偏向操作部3bおよびグリップ部3cとを概略備えて構成されている。シース本体3aは中空のチューブからなり、図示は省略しているが、シース本体3aの遠位端側の一部はその向きが任意に偏向可能な偏向部となっている。シース本体3aの近位端に取り付けられた偏向操作部3bおよびグリップ部3cには、シース本体2の中空部であるメインルーメンに連通する挿通孔(図中点線で表示)が形成され、このカテーテルシースの使用時(処置時)には、電極カテーテルやアブレーションカテーテルが該挿通孔から挿入され、メインルーメンに案内されて、それぞれの先端部が処置すべき心筋組織まで導かれる。偏向操作部3bの回転部材を時計方向または反時計方向に回転させることにより、シース本体3aの先端部(遠位端)の向きを偏向することができ、グリップ部3cとともに偏向操作部3bをその軸線周りに回転させることにより、シース3aの先端部を所望の方向に向けることができる。
図1〜図4において、本第1実施形態のドレープ用固定具1aは、ドレープ2(図10参照)の表面に当接される平坦な裏面を有する板状支持部材4と、板状支持部材4の表面側に突出するように立設された医療用器具としてのカテーテルシースの操作部(グリップ部3c)を挟持する複数の器具挟持用突起部5a,5b(第1器具挟持用突起部,第2器具挟持用突起部,第3器具挟持用突起部および第4器具挟持用突起部)と、板状支持部材4をドレープ2に固定する固定手段としての固定機構6を備えて構成されている。板状支持部材4の材質としては、プラスチック(ポリカーボネート(PC)、ABS樹脂、ポリアセタール(POM)、ナイロン等)や金属(スチール、ステンレス、アルミ等)を例示することができる。板状支持部材4の寸法は、例えば、縦60mm、横100mm、厚さ5mm程度である。
各器具挟持用突起部5a,5bは、例えば弾性を有するシリコーンゴム等からなるものを用いることができる。各器具挟持用突起部5a,5bとしては、本実施形態では、基端部側から先端部側に向かって細くなる円錐台形状のものを用いており、軽量化および適切な弾性力を確保する観点から、内側に略円柱形の中空部を有する筒状の円錐台形状の突起となっている。但し、各器具挟持用突起部5a,5bは他の錐台形状(例えば、角錐台形状)であってもよい。また、各器具挟持用突起部5a,5bは、錐台形状ではなく柱状(円柱形状、角柱形状)または筒状(円筒形状、角筒形状)であってもよい。
各器具挟持用突起部5a,5bは、その中心軸が板状支持部材4の板面に対して略直角となるように立設されている。従って、器具挟持用突起部5aとこれと対をなす器具挟持用5bとは、それぞれ互いの対向する部分間の寸法が基端部側から先端部側にいくに従って広くなっている。これにより、医療用器具のこれらの間への挿入が容易となっている。なお、器具挟持用突起部5aとこれと対をなす器具挟持用5bとは、それぞれ互いの対向する部分間の寸法が基端部側から先端部側にいくに従って広くなるように、各軸を板状支持部材4の板面に対して互いに外側を向くように斜めに配置してもよい。
固定機構6は、図6〜図9に最も良く示されているように、本体部材10と、操作レバー部材20とを概略備えて構成されている。本体部材10および操作レバー部材20の材質としては、上述した板状支持部材4と同様に、プラスチック(ポリカーボネート(PC)、ABS樹脂、ポリアセタール(POM)、ナイロン等)や金属(スチール、ステンレス、アルミ等)を用いることができる。
本体部材10は、ドレープ2(図10参照)を挟持するためのドレープ挟持面11aを有する第1板状部11と、第1板状部11のドレープ挟持面11a側に一体的に立設された第2板状部12とを有している。第1板状部11の第2板状部12に対して反対側の側縁が、板状支持部材4の一の側縁の略中央部に一体的に接続されている。第1板状部11は板状支持部材4の板面に対して略直角となるように立設されている。第1板状部11は略矩形状に形成され、第2板状部12は第1板状部11の板状支持部材4とは反対側の側縁に沿って略直角に立設されている。即ち、第2板状部12は板状支持部材4に対して略平行となっている。
操作レバー部材20は、第1板状部11のドレープ挟持面11aに対して略平行する回転軸21を回転中心として回転可能なように第2板状部12に軸支されている。具体的には、第2板状部12の略中央部には貫通する丸穴(軸受)が形成されており、この丸穴に操作レバー部材20の円柱状に形成された軸部材22が回転可能に挿入されている。
操作レバー部材20の軸部材22には、術者が把持可能なハンドル(把持部)23が一体的に形成されているとともに、回転軸21に対して略半径方向に突出し、操作レバー部材20の回転角度に応じてその先端がドレープ挟持面11aに近接または離間する一対のドレープ挟持用突起部24a,24bが一体的に形成されている。
本第1実施形態では、各ドレープ挟持用突起部24a,24bの先端25a,25bは回転軸21に略平行な稜線部を有しており、第1板状部11のドレープ挟持面11aには、各ドレープ挟持用突起部24a,24bの先端(稜線部)25a,25bが係合可能な係合部として、回転軸21に略平行な複数の係合溝18(図8および図9参照)が並設されている。なお、係合溝18は中央部に1本だけ形成してもよい。係合部としては、このような係合溝18に限られず、突起部24a,24bの先端25a、25bが係合する微小凹凸としてもよい。このような微小凹凸は、例えば、第1板状部11のドレープ挟持面11aの一部または全部をブラスト加工することにより形成することができる。ドレープ挟持用突起部24a,24bの先端25a,25bは、稜線部を有するものに限られず、他の形状でもよく、ドレープ挟持面11aに形成する係合部の形状は、そのような先端の形状に応じて適切に係合するように設定される。
図10に本第1実施形態のドレープ用固定具1aをドレープ2に固定するとともに、ドレープ用固定具1aの器具挟持用突起部5a,5bに医療用器具としてのカテーテル処置具の操作部(グリップ部3c)を挟持させた状態が示されている。
ドレープ2にドレープ用固定具1aを固定する際には、固定機構6の操作レバー部材20を突起部24aの先端25aおよび突起部24bの先端25bが第1板状部11のドレープ挟持面11aから離間するように回転させて、図6および図8に示した状態とする。この状態から、ドレープ2の一部(ドレープ用固定具1aを固定したい部分)を表面側から摘み上げて、その摘み上げた部分(折り曲げられて2枚重ねになっている部分)を操作レバー部材20(突起部24aまたは突起部24b)とドレープ挟持面11aとの間の部分に挿入配置し、操作レバー部材20(ハンドル23)を操作して、突起部24aの先端25aまたは突起部24bの先端25bがドレープ挟持面11aに近接するように、時計方向または反時計方向に回転させる。
この回転を、突起部24aの先端25aまたは突起部24bの先端25bがドレープ2を介して係合溝18の何れかに係合した感触(カチッとした触感)を得るまで行い、図7および図9に示されているような状態とする。これにより、図10に示されているように、ドレープ2の当該一部がドレープ挟持面11aと突起部24aの先端25aまたは突起部24bの先端25bとで挟持され、ドレープ用固定具1aをドレープ2に固定することができる。このとき、ドレープ2を介して、突起部24aの先端25aまたは突起部24bの先端25bが係合溝18の何れかに係合するため、強固な固定を得ることができる。次いで、ドレープ用固定具1aがドレープ2に確実に固定されたかどうかを確認した後、医療用器具をドレープ用固定具1aに支持する作業を行う。
医療用器具としてのカテーテル処置具の操作部の略円柱状のグリップ部3cの先端部側の部分をドレープ用固定具1aの板状支持部材4上の対応する器具挟持用突起5a,5bとの間に挿入するとともに、基端部側の部分を対応する器具挟持用突起5a,5bとの間に挿入すると、各器具挟持用突起部5a,5bが外側に弾性変形して、該グリップ部3cが弾性的に支持される。これにより、該グリップ部3cをドレープ2上の所定位置に固定することができる。カテーテルの操作のため、グリップ部3cをその軸心周りに回転させる場合には、グリップ部3cを各器具挟持用突起部5a,5bに挟持させたままの状態で行うことができる。
医療用器具のドレープ用固定具1aに対する挟持の解除(取り外し)は、グリップ部3cを器具挟持用突起5a,5bとの間の部分から引き抜くことにより、容易に行うことができる。
ドレープ用固定具1aのドレープ2に対する固定の解除(取り外し)は、図7および図9に示されているような状態から、操作レバー部材20(ハンドル23)を操作して、ドレープ固定用突起部24aの先端25aまたはドレープ固定用突起部24bの先端25bがドレープ挟持面11aから離間するように、時計方向または反時計方向に回転させて、ドレープ固定用突起部24aの先端25aまたはドレープ固定用突起部24bの先端25bのドレープ挟持面11aの係合溝に対するドレープ2を介した係合を解除することにより、容易に行うことができる。
本第1実施形態では、操作レバー部材20のドレープ固定用突起部24aおよび24bはその突出方向が互いに逆向きとなるように略180°に設定したが、他の角度(例えば、90°、120°)をなすように設定してもよい。また、本第1実施形態では、操作レバー部材20のドレープ挟持用突起部24aおよび24bはその突出方向の寸法(中心軸21からドレープ挟持用突起部24aの先端25aおよび24bの先端25bまでの寸法)を略同一に設定したが、固定対象とするドレープ20の厚さに応じて僅かに異なる寸法に設定してもよい。また、本第1実施形態では、ドレープ挟持用突起部の数は2つとしたが、1つでも、3つ以上でもよい。ドレープ挟持用突起部の数を3つ以上とする場合にも、そのうちの1つ又は複数を固定対象とするドレープ20の厚さに応じて僅かに異なる寸法に設定してもよい。
上述した第1実施形態によれば、ドレープ用固定具1aのドレープ2に対する固定については、操作レバー部材20を時計方向または反時計方向に回転させることで、ドレープ2上の任意の位置に容易に着脱(固定、固定解除)することができ、固定や固定解除の動作が単純で習熟を必要とせず、ドレープ2上の固定位置を容易に変更することができる。また、磁力を用いてないため、周辺にある金属部品を磁化させることもない。さらに、術者が固定完了を触感として知覚することができる。さらに、操作レバー部材20を左右(時計方向、反時計方向)のどちらに回しても固定ができ、利き手を選ばない。
ドレープ用固定具1aに対する医療用器具3の装着については、カテーテル処置具の操作部(グリップ部3c)等の柱状部分を有するものを広く装着することができ、汎用性が高いとともに、装着や装着解除の動作が単純で習熟を必要とせず、作業が容易である。また、カテーテル処置具の操作等のため、グリップ部3cをその軸心周りに回転させる場合には、グリップ部3cを各器具挟持用突起部5a,5bに挟持させたままの状態で行うことができ、その作業性がよく、確実で適正な処置を行うことができる。
また、接着剤を使用しないため、ドレープ2や医療用器具3に残留物が残らず、ドレープ2や医療用器具3を汚染することが無く、着脱を繰り返すことができ、ドレープ2や医療用器具3を傷めることも少ない。
なお、上述した第1実施形態では、器具挟持用突起部5a,5bを1組の挟持部として、挟持部を2組設けたが、何れか一方の組を省略してもよい。この場合において、板状支持部材4の当該省略部分に、上面に平坦面または凹陥する曲面を有する支持台部を一体的に設けて、1組の挟持部と該支持台部とで、医療用器具3を支持するようにしてもよい。また、挟持部を3組以上設けてもよい。さらに、上述した第1実施形態では、板状支持部材4に固定機構6を一体的に設けたが、固定機構6を板状支持部材4に着脱可能に取り付けるように構成し、必要に応じて交換し得るようにしてもよい。また、固定機構6を板状支持部材4に2つ以上設けてもよい。
〔第2実施形態〕
次に、本考案の第2実施形態について、図11〜図18を参照して説明する。なお、上述した第1実施形態と同一の構成部分については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
上述した第1実施形態では、円錐台形状の弾性を有する器具挟持用突起部5a,5bにより医療用器具3を挟持するようにしたが、本第2実施形態における器具挟持用突起部7a,7bは医療用器具3を挟持する部分が互いに近接するようにバネ8b(図15参照)を用いて弾性的に付勢されている点が相違する。即ち、板状支持部材4上には、台部材8が取り付けられており、台部材8は内部に空間を有し、上部に一対の貫通穴8aを備えている。各貫通穴8aには、器具挟持用突起部7a,7bの下端近傍が挿入され、図示は省略しているが、器具挟持用突起部7a,7bの下端近傍が台部材8の内部で回転可能に支持されているとともに、図15に示されているように、バネ8bによってそれぞれ外側に付勢されることにより、器具挟持用突起部7a,7bの上端側の台部材8から外側に露出した部分が互いに近接する方向に付勢されている。
各器具挟持用突起部7a,7bの上端側の台部材8から外側に露出した部分は、上述した第1実施形態と同様に、カテーテルシースの操作部(グリップ部3c)を挟持するのに適した形状となっている。即ち、それぞれ中間部分が外側に湾曲された形状となっており、この湾曲部によりグリップ部3cを適切に挟持し得るようになっている。各器具挟持用突起部7a,7bの先端部は、グリップ部3cの挿入を容易とするため、僅かに外側に開いた形状となっている。これらの器具挟持突起部7a,7b、台部材8の材質としては、プラスチック(ポリカーボネート(PC)、ABS樹脂、ポリアセタール(POM)、ナイロン等)や金属(スチール、ステンレス、アルミ等)を例示することができる。
板状支持部材4の裏面には、ドレープ2に対する固定手段として、接着剤層9が設けられている。接着剤層9としては、例えば両面テープを用いることができ、両面テープの一方の保護シートを剥がして、板状支持部材4の裏面に貼着しておき、他方の保護シートをドレープ2に固定する際に剥がして、ドレープ2に接着するようにできる。
なお、ここでは、ドレープ2に対する固定手段として、接着剤層9を例示したが、上述した第1実施形態と同様な固定機構6を採用してもよい。
図18に本第2実施形態のドレープ用固定具1bをドレープ2に固定するとともに、ドレープ用固定具1bの器具挟持用突起部7a,7bに医療用器具3の操作部としてのグリップ部3cを装着した状態が示されている。
ドレープ2にドレープ用固定具1bを固定する際には、板状支持部材4の裏面の接着剤層9の保護シートを剥がして、ドレープ2の所望の位置に貼着することにより、ドレープ用固定具1bをドレープ2上に固定する。次いで、ドレープ用固定具1bがドレープ2に確実に固定されたかどうかを確認した後、医療用器具をドレープ用固定具1bに支持する作業を行う。
医療用器具としてのカテーテル処置具の操作部の略円柱状のグリップ部3cの先端部側の部分をドレープ用固定具1bの板状支持部材4上の一方の器具挟持用突起7a,7bとの間に挿入するとともに、基端部側の部分を他方の器具挟持用突起部7a,7bとの間に挿入すると、各器具挟持用突起部7a,7bが外側にバネ8bの付勢力に抗して回転して、その中間部の湾曲した部分にて該グリップ部3cが弾性的に支持される。これにより、該グリップ部3cをドレープ2上の所定位置に固定することができる。カテーテル処置具の操作のため、グリップ部3cをその軸心周りに回転させる場合には、グリップ部3cを各器具挟持用突起部7a,7bに挟持させたままの状態で行うことができる。
医療用器具のドレープ用固定具1bに対する挟持の解除(取り外し)は、グリップ部3cを器具挟持用突起7aと7bの間の部分から引き抜くことにより、容易に行うことができる。なお、ドレープ用固定具1bのドレープ2に対する固定の解除(取り外し)は、ドレープ2から板状支持部材4を接着剤層9による接着力に抗して剥がすことにより行う。
上述した第2実施形態によれば、ドレープ2に対するドレープ用固定具1bの固定については、ドレープ用固定具1bのドレープ2に対する固定手段が接着剤層9であるため、その構成が簡略であり、ドレープ用固定具1bを安価に提供することが可能となる。また、ドレープ用固定具1bに対する医療用器具3の装着については、カテーテル処置具の操作部等の柱状部分を有するものを広く装着することができ、汎用性が高いとともに、装着や装着解除の動作が単純で習熟を必要とせず、作業が容易である。また、カテーテル処置具の操作等のため、医療用器具3をその軸心周りに回転させる場合には、医療用器具3を各突起部7a,7bに挟持させたままの状態で行うことができ、その作業性がよく、確実で適正な処置を行うことができる。また、医療用器具3のドレープ用固定具1bへの装着に接着剤を使用しないため、医療用器具3に残留物が残らず、医療用器具3を汚染することが無く、着脱を繰り返すことができ、医療用器具3を傷めることも少ない。
〔第3実施形態〕
次に、本考案の第3実施形態について、図19〜図24を参照して説明する。本第3実施形態は、上述した第1実施形態において、ドレープ2に対する固定手段としての固定機構6を省略し、これに代えて、上述した第2実施形態の固定手段としての接着剤層9を板状支持部材4の裏面に設けたものである。それ以外は上述した第1実施形態と同様であるので、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図24に本第3実施形態のドレープ用固定具1cをドレープ2に固定するとともに、ドレープ用固定具1cの器具挟持用突起部5a,5bに医療用器具としてのカテーテルの操作部(グリップ部3c)を装着した状態が示されている。ドレープ2にドレープ用固定具1cを固定する作業およびその効果は、上述した第2実施形態と同様であり、医療用器具としてのカテーテル処置具の操作部の略円柱状のグリップ部3cを、板状支持部材4の器具挟持用突起部5a,5bに挟持させる作業およびその効果は、上述した第1実施形態と同様である。
なお、以上説明した実施形態は、本考案の理解を容易にするために記載されたものであって、本考案を限定するために記載されたものではない。したがって、上述した実施形態に開示された各要素は、本考案の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
1a,1b,1c…ドレープ用固定具
2…ドレープ
3…医療用器具
3c…グリップ部
4…板状支持部材
5a,5b…器具挟持用突起部
6…固定機構
7a,7b…器具挟持用突起部
8…台部
8a…貫通穴
8b…バネ
9…接着剤層
10…本体部材
11…第1板状部
11a…ドレープ挟持面
12…第2板状部
20…操作レバー部材
21…回転軸
22…軸部材
23…ハンドル
24a,24b…ドレープ挟持用突起部
25a,25b…ドレープ挟持用突起部の先端(稜線部)

Claims (15)

  1. 医療用ドレープに医療用器具を固定するためのドレープ用固定具であって、
    前記ドレープに当接される裏面を有する板状支持部材と、
    前記板状支持部材の表面側に突出するように立設された前記医療用器具を挟持する第1および第2器具挟持用突起部と、
    前記板状支持部材を前記ドレープに固定する固定手段とを備えることを特徴とするドレープ用固定具。
  2. 前記医療用器具は、略柱状の操作部を有するカテーテル処置具の該操作部であることを特徴とする請求項1に記載のドレープ用固定具。
  3. 前記第1および第2器具挟持用突起部は弾性を有する部材からなることを特徴とする請求項1または2に記載のドレープ用固定具。
  4. 前記第1および第2器具挟持用突起部は、基端部側から先端部側に向かって細くなる錐台形状を有することを特徴とする請求項3に記載のドレープ用固定具。
  5. 前記第1および第2器具挟持用突起部は、前記医療用器具を挟持する部分が互いに近接するようにバネを用いて弾性的に付勢されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のドレープ用固定具。
  6. 前記医療用器具を前記第1および第2器具挟持用突起部とは異なる位置で挟持するように、前記板状支持部材の表面側に突出するように立設された第3および第4器具挟持用突起部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のドレープ用固定具。
  7. 前記第3および第4器具挟持用突起部は前記第1および第2器具挟持用突起部と同じ構成を有することを特徴とする請求項6に記載のドレープ用固定具。
  8. 前記固定手段は、前記板状支持部材の裏面に設けられた接着剤層を有する請求項1〜7の何れか一項に記載のドレープ用固定具。
  9. 前記固定手段は、
    本体部材と、操作レバー部材とを備え、
    前記本体部材は、
    前記板状支持部材の側縁の一部に一体的に立設されるとともに、前記ドレープを挟持するドレープ挟持面を有する第1板状部と、
    前記第1板状部の前記ドレープ挟持面側に一体的に立設された第2板状部とを有し、
    前記操作レバー部材は、
    前記ドレープ挟持面に対して略平行する回転軸を回転中心として回転可能なように前記第2板状部に軸支され、
    前記回転軸に対して略半径方向に突出し、該操作レバー部材の回転角度に応じてその先端が前記ドレープ挟持面に近接または離間するドレープ挟持用突起部を有することを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載のドレープ用固定具。
  10. 前記ドレープ挟持面は前記ドレープ挟持用突起部の先端が係合する係合部を有することを特徴とする請求項9に記載のドレープ用固定具。
  11. 前記ドレープ挟持用突起部はその先端に前記回転軸に略平行な稜線部を有し、
    前記係合部は前記稜線部が係合する該稜線部に略平行な溝を有することを特徴とする請求項10に記載のドレープ用固定具。
  12. 前記溝は複数並設されたことを特徴とする請求項11に記載のドレープ用固定具。
  13. 前記係合部は前記ドレープ挟持用突起部の先端が係合する微小凹凸を有することを特徴とする請求項10に記載のドレープ用固定具。
  14. 前記ドレープ挟持用突起部は互いに突出方向が異なるように複数設けられたことを特徴とする請求項9〜13の何れか一項に記載のドレープ用固定具。
  15. 前記複数のドレープ挟持用突起部のうちの少なくとも一つのドレープ挟持用突起部は前記回転軸からその先端までの寸法が他のドレープ挟持用突起部のそれと異なることを特徴とする請求項14に記載のドレープ用固定具。
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