JP3167305B2 - 可変長符号の復号化テーブルの自動作成方法 - Google Patents

可変長符号の復号化テーブルの自動作成方法

Info

Publication number
JP3167305B2
JP3167305B2 JP33857189A JP33857189A JP3167305B2 JP 3167305 B2 JP3167305 B2 JP 3167305B2 JP 33857189 A JP33857189 A JP 33857189A JP 33857189 A JP33857189 A JP 33857189A JP 3167305 B2 JP3167305 B2 JP 3167305B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
event
code
bits
weight
node
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33857189A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03201679A (ja
Inventor
禎史 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP33857189A priority Critical patent/JP3167305B2/ja
Publication of JPH03201679A publication Critical patent/JPH03201679A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3167305B2 publication Critical patent/JP3167305B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、符号の木で表現できるような可変長符号の
復号化テーブルを自動的に作成するための方法に関す
る。
〔従来の技術〕
符号の木で表現できるような可変長符号の代表例とし
てハフマン符号がある。このハフマン符号は、発生頻度
の多い事象には短い符号を、また発生頻度の少ない事象
には長い符号を割り当て、全体として平均符号長が最短
符号となるような可変長符号である。このハフマン符号
を利用した画像データの符号化方式の例として、例え
ば、ISO/JTC1/SC2/WG8で採用された自然静止画像符号化
の国際標準化案がある。この国際標準化案におけるベー
スラインシステムでは、ADCT(適応的離散コサイン変
換)とハフマン符号を用いた符号化方式を採用してい
る。
上記国際標準化案のベースラインシステムにおけるハ
フマン符号の復号化テーブルの作成方法は次の通りであ
る。すなわち、全事象を予め符号ビット数に従ってソー
ティングしておき、ビット数の小さい事象から順に全事
象に符号を割り当てていく。復号化テーブルの各メモリ
番地は各事象に対応しており、それぞれの番地にそれぞ
れの事象の値、符号化データ、符号ビット数が格納され
ている。したがって、まず、最初の事象に対応するメモ
リ番地の符号化データを現す部分の中で、最下位ビット
のみを“1"とし、それ以外のビットを“0"とする。以
下、着目している事象の1つ前の事象の符号化データに
“1"を足し、さらに、もし符号化ビット数が前の事象よ
りも増えた場合には、その増えたビット数分だけ符号化
データを左(上位)へビットシフトし、着目している事
象の符号化データとするものである。
上記復号処理を、各節点の左の枝を符号“0"、右の枝
を符号“1"にそれぞれ対応させた符号の木で考えると次
のようになる。まず最初に、最小ビット数の符号化デー
タを表す節点に最初の事象を対応させ、以下、符号の木
を右へ進みながら、各事象につき符号ビット数と同じ深
さの節点にその事象を対応させていく。そして、符号の
木の右端に達したら、次は左端に移り、以下同様な動作
を繰り返していく。
第4図と第5図にこの処理の具体例を示す。第4図中
の“point"はソーティングの際の通し番号、“hufftab.
value"は事象の値(便宜上、各値をアルファアベットA
〜Jで表現)、“hufftab.size"は符号ビット数、“huf
ftab.code"は符号化データ(2進数)を示す。第5図は
第4図の符号の木である。第5図において、各終端節点
には、その終端節点に対応する“point"=0〜9と“hu
fftab.value"=A〜Jが、また、それ以外の節点(根お
よび中間節点)には、符号の木を構成するときの順番に
従った通し番号0〜8がそれぞれ記されている。
第5図の符号の木を用いた場合の復号の手順は次の通
りである。まず、根(節点=0)からスタートし、入力
符号列を1ビットづつ解釈しながら、もし“0"であれば
左の子へ、“1"であれば右の子へ進むということを繰り
返し、終端節点に達したらそこに書いてある値を復号す
べき事象の値とする。
従来、第5図のような符号の木をテーブル表現する方
法の1つとして、エイホなどの提案した方法(“アルゴ
リズムの設計と解析I"p.47、A.V.エイホ他著、野崎他
訳、サイエンス社,1986年)がある。これによると、第
5図の符号の木は第6図のような復号化テーブルで表現
される。第5図の根および中間節点に記された番号が第
6図での“address"に対応し、各“address"には“left
son"と“rightson"という二つの値が用意されている。
“leftson"には、着目している接点の左の子が中間節点
の場合には、その節点の“address"(復号継続命令に相
当)が、また、着目している接点が終端節点の場合に
は、対応する事象の値(復号終了命令に相当)がそれぞ
れ入っている。終端節点であるか否かは、フラグビット
を用いて判断される。“rightson"についても同様であ
る。
この第6図の復号化テーブルを用いて復号するには、
常に“address"=0からスタートし、入力符号列を1ビ
ットづつ見ながら、もし“0"であれば“leftson"の値、
“1"であれば“rightson"の値を参照しつつ先へ進んで
いくのである。
また、他の復号方法として、特公昭63−38153号の
「ランレングス符号の復号方法」がある。この復号方法
は、モディファイド・ハフマン符号などのランレングス
符号の復号に関するもので、この方法の利用して以下の
ように復号することができる。
まず、第5図の符号の木を第7図のように書き換えて
みる。第7図を作成する手順は次の通りである。まず、
第5図の根(節点0)に着目すると、これを基準とした
深さ2未満の接点はないということが分かる。そこで、
深さ1の中間節点(節点1,2)を消し、深さ2の中間節
点(節点3,4)および終端節点(節点A,B)を直接根(節
点0)につなぐ。以下、節点3,4をそれぞれ基準として
同様の操作を繰り返していくと、第7図が得られる。こ
の第7図が第5図と大きく異なる点は、第5図では終端
節点を除くすべての節点がそれぞれ2つの子を持つ、い
わゆる二分木であるのに対し、第7図では節点によって
子の数が異なる点である。
上記第7図を用いて復号を行う手順は次の通りであ
る。根(節点0)からスタートし、入力符号列から2ビ
ット取り込んで、もし、“00"なら節点4へ、“11"なら
節点3へそれぞれ進み、“01"または“10"なら復号事象
の値として“A"または“B"をそれぞれ得る。節点4へ進
んだ場合はさらに2ビットを取り込み、節点3へ進んだ
場合はさらに1ビット取り込み、以下同様にして終端節
点に達するまで復号を続ける。
上記方法によってテーブル表現するために注意すべき
点は、第1に、何ビットまとめて解釈すべきかを明記す
る必要があるという点である。第6図のときは常に1ビ
ットづつ解釈していたが、第7図では節点によって解釈
ビット数が変わるからである。第2に、解釈するビット
数によって分岐の数(1ビットなら2通り、2ビットな
ら4通り)が異なるという点である。第6図では、常に
2通りの分岐(“leftson"と“rightson")しかないた
め、テーブルを簡単に表現できたが、第7図の場合はそ
れほど簡単ではない。これらの点に留意して作成した第
7図に対する復号化テーブルが第8図である。ただし、
この第8図の復号化テーブルは、前述の特公昭63−3815
3号において1個のメモリで表現されていたものを、複
数個のメモリに分けて表現し直したものである。
第8図の復号化テーブルの内容は次の通りである。す
なわち、復号化テーブルとして5個のメモリ0〜4を用
意し、メモリ0の先頭番地“address"=0に“2ビット
取り込め”(復号継続命令)と書き込み、このアドレス
に続いて、解釈すべきビット数に対応する22=4個のア
ドレス空間が確保される。この4個のアドレス空間“ad
dress"=1〜4には、入力符号列の2個のそれぞれの場
合に対する命令が“00",“01",“10",“11"の順(第7
図の符号の木でいえば左から右の順)に格納されてい
る。この“address"=1〜4に格納される命令の具体的
内容は、次に移るべき接点が中間節点ならば、例えば
“address"=1のように“メモリ2へ飛べ”という復号
継続命令であり、これに応じてその飛び先のメモリ2の
先頭番地“address"=0には再びその節点で解釈すべき
ビット数に対応した“2ビット取り込め”という復号継
続命令が格納される。以下、同様のことが繰り返され
る。
一方、次に移るべき節点が終端節点ならば、例えばメ
モリ0の“address"=2のように“事象はA"という復号
終了命令が格納され、そこで復号が終了する。なお、上
記三種類の命令はフラグビットでそれぞれ区別される。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来においては、上記したような復号化テーブルを用
い、復号を行っていた。しかしながら、第6図のごとき
復号化テーブルの場合、圧縮された画像データ列に対し
て、復号化テーブルの最初の番地から順番に1ビットづ
つ復号化テーブルと照らし合わせていき。入力符号列と
一致する符号化データを見つけねばならず、復号に時間
がかかるという欠点がある。
一方、第8図のごとき復号化テーブルは、モディファ
イド・ハフマン符号のように予め符号化データが決まっ
ているランレングス符号を表現するために考案された固
定テーブルであり、ハフマン符号のように入力事象デー
タによって符号化データが適応的に変化する符号にはそ
のまま適用することができない。また、特公昭63−3815
3号には、第8図の復号化テーブルを自動的に作成する
ためのテーブル作成方法については何ら提案されておら
ず、ランレングス符号の復号方法が開示されているだけ
である。
本発明は、上記事情の下になされたもので、その目的
とするところは、入力事象データによって符号化データ
が適応的に変化するハフマン符号などの可変長符号を高
速に復号するための復号化テーブルを、入力事象の値と
その符号ビット数の2つを用いて適応的に自動作成する
ことのできる可変長符号の復号化テーブルの自動作成方
法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するために、 符号ビット数の少ないものから順にソーティングされ
た事象およびその事象に対応する符号ビット数を入力事
象データとして、最初の事象に対して対応する符号ビッ
ト数の2進数で表される符号化データを与え、以下着目
している事象の符号ビット数が1つ前の事象の符号ビッ
ト数と等しい場合は該1つ前の事象の符号化データに
“1"を足したものを該着目している事象の符号化データ
とし、着目している事象の符号ビット数が1つ前の事象
より増えた場合は該1つ前の事象の符号化データに“1"
を足し、更にその増えたビット数分だけ上位方向にシフ
トしたものを符号化データとする符号の木で表現できる
可変長符号の復号化テーブルの自動作成方法において、 前記符号の木の根のそれぞれの子およびその子孫に含
まれる前記ソーティングされた事象に対して重みK(K
=1/2N、N=事象の符号化ビット数−最初に現れる事象
の符号化ビット数)を算出し、前記復号化テーブルの最
初のメモリ領域の先頭アドレス領域に前記符号化データ
をサーチして符号の木の根より最初の前記事象が出現す
るビット数を記録し、該ビット数を記録したアドレス領
域に続いて前記記録したビット数に応じて選択される枝
の状態に対応したアドレス領域を設け、前記ソーティン
グされた順に前記事象の重みKが1であるか否かを判定
し、重みKが1であると判定された事象の符号化データ
をアドレスとするアドレス領域には終端節点として該事
象を記録し、重みKが1でないと判定された事象につい
ては前記重みKが1でない事象の符号化データに対応す
るアドレス領域に中間節点として次に参照させる新たな
メモリ領域の指定を記録し、該新たなメモリ領域の記録
を前記中間節点を新たな根とし、前記符号の木で表現さ
れる前記重みKが1でないと判定された事象より前記ソ
ーティングされた順に前記重みKを順次加算して加算値
が1となるまでの事象を前記新たな根に対する子あるい
はその子孫に含まれる事象として前記動作を再帰的に繰
り返す。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例につき説明す
る。
第1図は、前述した第5図とまったく同じ構成の符号
の木である。本発明の場合、この符号の木において、各
終端節点A〜Jに“符号ビット数”(第4図の“huffta
b.size"の値)とその節点の“重み”が記されている。
例えば、終端節点Aにおいて、節点Aの下に記された2
つの数値のうち、左の数値2が符号ビット数を、右のカ
ッコ内の数値(1/4)が重みを表している。この重み
は、その終端接点の符号ビット数をnとすると1/2nで定
義する。ここでの“重み”は各終端節点の根に対する重
みであり、全終端節点の“重み”の総和は1である。
本発明は“符号ビット数”と“重み”を付した上記第
1図のごとき符号の木を用いて復号化テーブルを自動作
成するものであるが、以下の説明においては、最も効率
のよい方法による場合を例にとって、その処理例を述べ
る。
さて、まず最初に、第1図の符号の木を第2図のよう
に変形する。すなわち、第1図において、入力事象デー
タの最小符号ビット数は2ビットであるので、符号ビッ
ト数=2の事象に対応する終端接点A,B、およびこれと
同じ深さの中間節点3,4をすべて根(節点0)に直結す
る。このようにして得られた新たな符号の木を第2図に
示す。
第2図から分かるように、一つの子或いはその子孫に
含まれる各事象に対応する各終端接点の“point"の値
(節点A〜J内の下半部の数字)は深さに従って連続し
ている。したがって、1つの子あるいはその子孫に含ま
れる事象の範囲を表現するには、それに対応する“poin
t"の最小値と最大値を示せばよいことがわかる。そこ
で、以降この最小値を“stp"、最大値を“enp"とおく。
この第2図に基づいて、本発明は以下のようにして第
8図と同様の復号化テーブルを自動作成する。すなわ
ち、まず最初に、第8図のメモリ0の先頭番地(“addr
ess"=0)に“2ビット取り込め”という復号継続命令
を書き込む。ここでの“2ビット”というのは、前述の
最小符号ビット数の値に対応する。
次に、第2図における各符号ビット数から最小符号ビ
ット数=2ビットをそれぞれ引いたものを新たな符号ビ
ット数とし、この符号ビット数に応じて各終端節点の
“重み”も新たに算出し直す。これを第3図に示す。第
3図から、例えば、節点4の子孫の各事象(E,F,G,H,I,
J)の“重み”の総和が1になることが分かる。他の3
つの節点(A,B,3)についても同様である。
そして、第3図において、“stp"=0とおき、そこか
ら“point"の値の順に各終端節点の“重み”の和を計算
していき、その和が最初に1となった時点の“point"を
“enp"とする。第3図の場合、節点Aの“重み”は1で
あるから、“enp"=“stp"=0となり、この最初の子
(節点A)およびその子孫に含まれる事象は1個のみで
あることが分かる。したがって、この子(節点A)は終
端節点であることが分かるので、メモリ0の“address"
=2に“事象はA"という復号終了命令を書き込み、次へ
進む。
次に、“stp"=0+1=1とおいて、上記と同様の処
理を行うが、ここでもやはり次の節点Bが“重み”=1
であり、“enp"=“stp"=1となる。したがって、二番
目の子(節点B)も終端節点であることが分かるので、
一番目と同様に、メモリ0の“address"=3に“事象は
B"という復号終了命令を書き込み、次へ進む。
次に、“stp"=1+1=2とおいて同様の処理を行う
が、ここでは“enp"=3なので、三番目の子(節点3)
は子孫を持つ中間節点であり、その子孫に含まれる事象
の数は2個であることが分かる。そこで、メモリ0の
“address"=4に“メモリ1へ飛べ”という復号継続命
令を書き込み、着目している三番目の子(節点3)を新
たな根とみなし、上記の動作を中間節点がなくなるまで
再帰的に繰り返すことによりメモリ1を得る。
次に、“stp"=3+1=4とおいて、四番目の子(節
点4)についても同様の処理を行う。この場合、四番目
の子(節点4)に含まれる節点E〜Jの重みの総和が重
み1となるから、“stp"=4、“enp"=9となる。した
がって、四番目の子(節点4)は子孫を持つ中間節点で
あり、その子孫に含まれる事象の数は6個であることが
分かる。そこで、メモリ0の“address"=1に“メモリ
2へ飛べ”という復号継続命令を書き込み、着目してい
る四番目の子(節点4)を新たな根とみなし、上記と同
様の動作を中間節点がなくなるまで再帰的に繰り返すこ
とによりメモリ2を得る。
当該再帰的動作の過程において、節点7,8に同様の処
理を適用し、最後の事象Jが求まるまでこれを繰り返
す。このようにして、最終的に、第8図に示すと同様の
メモリ0〜4からなる可変長符号の復号化テーブルが自
動的に作成される。
なお、第1図の例では、最小符号ビット数を2とした
が、これは一例にすぎない。また、これに関連してメモ
リ中の前記“2ビット取り込め”という復号命令の取り
込みビット数も変わることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、符号の木の根のそれぞれの子および
その子孫に含まれるソーティングされた事象に対して重
みK(K=1/2N、N=事象の符号化ビット数−最初に現
れる事象の符号化ビット数)を算出し、復号化テーブル
の最初のメモリ領域の先頭アドレス領域に符号化データ
をサーチして符号の木の根より最初の事象が出現するビ
ット数を記録し、該ビット数を記録したアドレス領域に
続いて記録したビット数に応じて選択される枝の状態に
対応したアドレス領域を設け、ソーティングされた順に
事象の重みKが1であるか否かを判定し、重みKが1で
あると判定された事象の符号化データをアドレスとする
アドレス領域には終端節点として該事象を記録し、重み
Kが1でないと判定された事象については重みKが1で
ない事象の符号化データに対応するアドレス領域に中間
節点として次に参照させる新たなメモリ領域の指定を記
録し、該新たなメモリ領域の記録を中間節点を新たな根
とし、符号の木で表現される重みKが1でないと判定さ
れた事象よりソーティングされた順に重みKを順次加算
して加算値が1となるまでの事象を新たな根に対する子
あるいはその子孫に含まれる事象として動作を再帰的に
繰り返すようにしたので、容易に復号化を行わせるため
の復号化テーブルを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の復号化テーブル作成のための符号
の木の例を示す図、 第2図は第1図において最小符号ビット深さの節点を根
に直結して書き直した符号の木を示す図、 第3図は第2図において重み付けをし直した符号の木を
示す図、 第4図は自然静止画像符号化の国際標準化案における復
号テーブルの例を示す図、 第5図は第4図の復号化テーブルのための符号の木を示
す図、 第6図はエイホの方法による復号テーブルの例を示す
図、 第7図は第5図において最小符号ビット深さの節点を根
に直結して書き直した符号の木を示す図、 第8図は第7図の符号の木による復号テーブルの例を示
す図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号ビット数の少ないものから順にソーテ
    ィングされた事象およびその事象に対応する符号ビット
    数を入力事象データとして、最初の事象に対して対応す
    る符号ビット数の2進数で表される符号化データを与
    え、以下着目している事象の符号ビット数が1つ前の事
    象の符号ビット数と等しい場合は該1つ前の事象の符号
    化データに“1"を足したものを該着目している事象の符
    号化データとし、着目している事象の符号ビット数が1
    つ前の事象より増えた場合は該1つ前の事象の符号化デ
    ータに“1"を足し、更にその増えたビット数分だけ上位
    方向にシフトしたものを符号化データとする符号の木で
    表現できる可変長符号の復号化テーブルの自動作成方法
    において、 前記符号の木の根のそれぞれの子およびその子孫に含ま
    れる前記ソーティングされた事象に対して重みK(K=
    1/2N、N=事象の符号化ビット数−最初に現れる事象の
    符号化ビット数)を算出し、前記復号化テーブルの最初
    のメモリ領域の先頭アドレス領域に前記符号化データを
    サーチして符号の木の根より最初の前記事象が出現する
    ビット数を記録し、該ビット数を記録したアドレス領域
    に続いて前記記録したビット数に応じて選択される枝の
    状態に対応したアドレス領域を設け、前記ソーティング
    された順に前記事象の重みKが1であるか否かを判定
    し、重みKが1であると判定された事象の符号化データ
    をアドレスとするアドレス領域には終端節点として該事
    象を記録し、重みKが1でないと判定された事象につい
    ては前記重みKが1でない事象の符号化データに対応す
    るアドレス領域に中間節点として次に参照させる新たな
    メモリ領域の指定を記録し、該新たなメモリ領域の記録
    を前記中間節点を新たな根とし、前記符号の木で表現さ
    れる前記重みKが1でないと判定された事象より前記ソ
    ーティングされた順に前記重みKを順次加算して加算値
    が1となるまでの事象を前記新たな根に対する子あるい
    はその子孫に含まれる事象として前記動作を再帰的に繰
    り返す、 ことを特徴とする可変長符号の復号化テーブルの自動作
    成方法。
JP33857189A 1989-12-28 1989-12-28 可変長符号の復号化テーブルの自動作成方法 Expired - Fee Related JP3167305B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33857189A JP3167305B2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 可変長符号の復号化テーブルの自動作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33857189A JP3167305B2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 可変長符号の復号化テーブルの自動作成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03201679A JPH03201679A (ja) 1991-09-03
JP3167305B2 true JP3167305B2 (ja) 2001-05-21

Family

ID=18319428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33857189A Expired - Fee Related JP3167305B2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 可変長符号の復号化テーブルの自動作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3167305B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102315875B1 (ko) * 2019-12-17 2021-10-21 인제대학교 산학협력단 기관삽관튜브

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017009996A1 (ja) * 2015-07-16 2017-01-19 三菱電機株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6338153A (ja) * 1986-08-04 1988-02-18 Toshiba Corp フロ−ク−ロメトリ用電解セル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102315875B1 (ko) * 2019-12-17 2021-10-21 인제대학교 산학협력단 기관삽관튜브

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03201679A (ja) 1991-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4814746A (en) Data compression method
US5659631A (en) Data compression for indexed color image data
US5260693A (en) Method and system for lossless and adaptive data compression and decompression
JP3231663B2 (ja) データ圧縮方法
KR100527891B1 (ko) 허프만 디코딩을 수행하는 방법
KR20010006554A (ko) 무손실 데이터 압축을 위한 방법 및 그 장치
EP0127815B1 (en) Data compression method
KR100486251B1 (ko) 가변 길이 코드 복호화 장치 및 방법
KR100484137B1 (ko) 개선된 허프만 디코딩 방법 및 장치
US5907635A (en) Picture data decompression apparatus
JP3167305B2 (ja) 可変長符号の復号化テーブルの自動作成方法
JP2776489B2 (ja) ビデオ画像のシーケンス内の変化の位置を符号化する方法
US6112208A (en) Data compressing method and apparatus to generate bit maps in accordance with extracted data symbols
JPS6338153B2 (ja)
JPH03220870A (ja) 可変長符号の復号化テーブルの自動作成方法
JP3346626B2 (ja) データ圧縮装置
JP3286213B2 (ja) 幾何モデルを圧縮し圧縮解除する方法及びシステム
JP2004517527A (ja) グラフィック画像符号化
JP4191438B2 (ja) データ圧縮方法およびデータ伸長方法、該方法を実施するためのコンピュータプログラム製品と電子システム
JPH07170197A (ja) 可変長符号の復号化テーブル自動生成方法
JP2537551B2 (ja) 可変長符号復号回路
JP3199292B2 (ja) ハフマン符号の符号化でのランレングス抽出方法、ハフマン符号変換方法およびmh符号化処理方法
JP3202488B2 (ja) データ符号化及び復号化方式
JP3229690B2 (ja) 可変長符号復号器
JP3332630B2 (ja) 復号装置及びデコードテーブルの生成方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees