JP4191438B2 - データ圧縮方法およびデータ伸長方法、該方法を実施するためのコンピュータプログラム製品と電子システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、LZSS形式の方式によるデータ圧縮およびデータ伸長方法、該方法を実施するためのコンピュータプログラム製品と電子システムたとえばナビゲーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
LZSS形式の手法は US-A--487 6541 ならびに TC.Bell の "Better OPM/L Text Compression, "IEEE Trans. On Communications", Vol. COM-34, No.12. Dec. より知られている。
【0003】
LZSS法は Lempel Ziv 法の発展形態である。
【0004】
LZSS法を使用した場合、特定の長さをもつ1つのデータウィンドウ内で直前に伝送されたキャラクタのうち、次に伝送すべきキャラクタと一致するキャラクタストリングがサーチされる。このようなキャラクタストリングが見つかれば、それは後ろ向き参照ないしは逆向き参照と置き換えられる。
【0005】
相応の符号化のために2つの異なる制御コードが用いられる。制御コード”L”によって、複数の「実際の」キャラクタいわゆるリテラルが次に伝送されることが表される。これに対し制御コード”C”によって、すでに伝送されたキャラクタからキャラクタストリングをコピーせよということが表される:
F(s) −同じキャラクタストリングについてサーチするデータウィンドウであり、その際、このウィンドウには入力データ中の現在の読み出し位置の前にs個のキャラクタが含まれている。
【0006】
L(n) −あとでn個のリテラルつまり長さnのリテラルシーケンスが伝送されることを表す制御コードである。
【0007】
C(p,n) −コピーすべき先行のリテラルシーケンスを識別するための制御コードであり、つまりp個のキャラクタだけ戻り、そこからn個のキャラクタをコピーすることを表す。
【0008】
図1には、従来技術から公知のLZSS方式によるキャラクタストリング1の符号化に関する一例が示されている。符号化の結果は図1のキャラクタストリング2であり、この場合、太字で示されたキャラクタがリテラルである。
【0009】
さらに従来技術によればLZSS法について様々な変形が知られており、たとえば適応型算術符号化を伴うLZSSや適応型ハフマン符号化を伴うLZSSなどが知られている。それらの概観については、Proseminar の "Redundanz", 講演5、Maximilian Hrabowski (http://goethe.ira.uka.de/seminare/redundanz/vortrag05/#LZSS) に記載されている。さらにLZSS法については、http://ttrip1.fh-worms.de/sem/ws95 96/kompressionsalgorithmen/node19.html および http://ttrip1.fh-worms.de/sem/ws95 96/kompressionsalgorithmen/node20.html に示されている。
【0010】
US-A-5 502 439 から、LZSS法によるバイナリデータ圧縮法が知られている。この場合、LZSS法実行時に生成されるいわゆるフラグビットを一時的に記憶するために、ランダムアクセスメモリ内でバッファが用いられる。さらに US-A-5 701 125, US-A-5 673 042, US-A-5 867 114 からLZSS形式によるその他の手法が知られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、LZSS形式の方法を改善しかつそれに応じて改善されたコンピュータ製品ならびに電子システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明によればこの課題は、第1の最大長をもつリテラルシーケンスのための第1の制御コードと、圧縮すべきリテラルシーケンスへの逆向き参照に対するポインタのための第2の制御コードとを用い、該逆向き参照は第2の最大長をもち、コピーすべきリテラルシーケンスは第3の最大長をもち、前記第1の最大長の決定にあたり、長さ制限のない制御コードにより実行されるLZSS方式により符号化されたパターンデータセット内におけるリテラルシーケンスの長さの頻度分布を用いることを特徴とする、データ圧縮および/またはデータ伸長方法、コンピュータで読み出し可能な媒体またはコンピュータネットワークを介してロード可能なファイルにおけるコンピュータプログラム製品ならびに電子システムたとえばナビゲーションシステムによって解決される。従属請求項には有利な実施形態が示されている。
【0013】
【発明の実施の形態】
LZSS形式の本発明による方法によって、良好な圧縮レートとともにきわめて高速なデータ伸長が実現される。このため本発明の1つの有利な実施形態によれば、LZSS方式を実行するための制御コードをリテラルシーケンスの種々の長さ、コピーすべきリテラルシーケンスの長さ、ならびに逆向き参照の長さの出現頻度に依存して決定する。
【0014】
さらに別の有利な実施形態によればそれぞれ制御コードの集合が形成され、それらの制御コード自体をさらに圧縮を行うためたとえばハフマン符号化することができる。
【0015】
本発明の別の実施形態によれば逆向き参照はバイトフレームごとにだけ行われ、その際、バイトフレームは使用されるデータバスの幅もしくは使用されるプロセッサの幅により設定されている。これにより伸長時の処理速度はさらに上昇する。同様にこれにより圧縮レートも高まる。
【0016】
格別有利であるのは本発明による方法を電子システムたとえばナビゲーションシステムに適用することである。公知のナビゲーションシステムの場合には一般に、ナビゲーションデータベースを記憶するためにCDが用いられる。できるかぎり多くのナビゲーションデータをCDに取り込む目的で有利であるのは、ナビゲーションデータを本発明による方法に従い圧縮することである。この場合、データ圧縮速度は実質的にさして重要ではない。その理由は、データ圧縮は一度だけしか行われず、動作中は行われないからである。
【0017】
これに対しナビゲーションシステムの実際の使用のために伸長速度は非常に重要である。その理由は、ルートプラニングおよび位置特定を行う目的でナビゲーションシステム動作時に常にナビゲーションデータを伸長しなければならないからである。この点においても本発明による方法は格別に有利である。それというのも非常に高速なデータ伸長を実現することができるからである。
【0018】
次に、図面を参照しながら有利な実施例に基づき本発明について詳しく説明する。
【0019】
【実施例】
図2に示されている方法は、本発明による方法の実施形態で適用するための制御コードを求めるために用いられる。この目的でステップ20においてまずはじめにパターンデータセットが入力され、これに対しステップ21においてそれ自体公知のLZSS法により符号化が行われる。パターンデータセットとして典型的なデータセットまたは実際のデータセットを用いることができる。
【0020】
ステップ22において、ステップ21の実行により得られた圧縮結果に対し統計的解析が行われる。このためにたとえば、圧縮結果中に現れるリテラルシーケンスにおける種々の長さの頻度分布が調べられ、さらに後ろ向き参照つまり逆向き参照の長さおよびステップ21の適用によりコピーされたリテラルシーケンスの長さの頻度分布も求められる。
【0021】
伸長速度を最適化するため、ついで最大長が求められる。このためまずはじめにステップ23においてリテラルシーケンスの長さに対し上限S1 が求められ、それによりステップ21の圧縮結果中に含まれているリテラルのX%がS1 以下の長さをもつことになる。この場合、X%をたとえば95%とすることができる。
【0022】
相応にステップ24において逆向き参照の長さに対し上限S2 が求められ、それにより逆向き参照のY%が上限S2 以下の長さをもつことになる。この場合もY%を95%とすることができる。
【0023】
ついでステップ25において、ステップ21の圧縮結果のうちコピーされたリテラルの長さについても上限S3 が求められ、それによりコピーされたリテラルシーケンスのZ%が上限S3 以下の長さをもつことになる。ここでもZ%を95%とすることができる。
【0024】
ステップ26において種々の長さの符号化にそれぞれ必要とされるビット数が求められ、つまりリテラルシーケンスのS1 の種々の長さを符号化するためのビット数B1 と、逆向き参照のS2 の種々の長さを符号化するためのビット数B2 と、コピーすべきリテラルシーケンスのS3 の種々の長さを符号化するためのビット数B3 が求められる。
【0025】
ステップ26の結果に基づきステップ27において制御コードが決定される。LとCの制御コードの区別は最初のビットポジションにより行われ、この実施例では制御コードLについて0が、制御コードCについて1が用いられる。
【0026】
制御コードLにおいて、これに続いて長さnの後続のリテラルシーケンスを符号化するためにB1 個のビットポジションXがおかれる。また、制御コードCにおいては先頭の1に続いてまずはじめに、種々の長さの逆向き参照を符号化するためにB2 個のビットポジションXがおかれ、ついでコピーすべきリテラルシーケンスの種々のキャラクタ長を符号化するためにB3 個のビットポジションYがおかれる。
【0027】
この場合、パターンデータセットのためにたとえば以下の値が求められた:
S1 =128,S2 =4096,S3 =32。その結果、B1 =7,B2 =12,B3 =5となる。
【0028】
図3のテーブルには、データのパーセンテージが高ければ可能な制御コードのうち少ない部分しか使われないことが示されている。
【0029】
このパターンデータセットを調べると、長さ1のリテラルシーケンスは現れた制御キャラクタLのうち50%の割合であった。また、長さ2〜8の長さのリテラルシーケンスは25%の割合であり、8よりも大きく上限S1 までのリテラルシーケンスは25%であった。
【0030】
相応に、1〜8の長さであるコピーすべきリテラルシーケンスを伴う逆向き参照は制御コードCのうち70%の割合である。さらに1〜32のポジションのポインタpの長さを伴う逆向き参照は制御コードCのうち50%の割合であり、33〜512のポジションの長さの逆向き参照は25%の割合であり、512よりも大きく上限までの長さの逆向き参照は25%の割合である。
【0031】
相応に図4に示されているように、制御コードLとCから成る2つの異なる集合が形成される。制御コードLについてはこれは、それぞれ1,2〜9および10〜265までのリテラルシーケンスの長さ範囲についてコードL1 ,L2 ,L3 である。この場合、制御コードL1,L2,L3 のためにそれぞれ必要とされるビットB1 の個数は0,3もしくは8である。ここで考察している実施例の場合、制御コードL1 は001として符号化され、制御コードL2 は010として、制御コードL3 は011として符号化され、したがってこの事例では1つの制御コードの符号化のための個々の長さはそれぞれ3bitである。
【0032】
さらに図4には制御コードCのための符号化について示されている。考察中の実施例の場合、図3の逆向き参照の配分に従い6つの制御コードC1 〜C6 が形成される。この場合、制御コードC1 は1001として符号化され、制御コードC2 は1010として符号化される、という具合にして符号化が行われる。
【0033】
制御コードCの各々の符号化のために用いられるビット数は一様に4であるが、択一的に制御コードLとCの符号化をたとえばハフマン法に従って行うことができ、その場合にはある特定のコードの出現確率は図3のテーブルに従い考慮される。
【0034】
テーブル3を用いてコードの個数とそのサイズが求められた後、出現したコード全体における個々のコードの頻度が求められ、その頻度に応じてハフマン符号が与えられる。
【0035】
リテラルコードがすべてのコードの40%になり、短いキャラクタストリングをもつコピーコードがすべてのコピーコードの70%になるならば、テーブル3を用いると以下の配分となる:
【0036】
【表1】
【0037】
この場合、それぞれ異なるコード長が生じ、頻度の最も高いコードに対しては最も短い符号化が行われる。考察中の実施例ではこれはコードC1である。
【0038】
制御コードC1 は、2〜33の値の範囲内でポインタをもつ逆向き参照のために2〜5のキャラクタの長さのリテラルシーケンスに適用される。ここで留意しておきたいのは、逆向き参照が行われるのは逆向き参照の長さが少なくとも2つのキャラクタであり、かつ逆向き参照されるコピーすべきリテラルシーケンスの長さが少なくとも2である場合だけである。したがってポインタの値範囲を符号化するためのビット数は5になり、コピーすべきリテラルシーケンスの長さの値範囲2〜5を符号化するためのビット数は2bitである。制御コードC2 〜C6 についても図4のテーブル中に相応の対応関係が示されている。
【0039】
圧縮すべきシーケンスにおいてキャラクタが1つのバイトパターン内たとえば2byteまたは4byteの幅である1つのバイトパターン内におかれているならば、データ圧縮をいっそう最適化することができ、その場合に実際に現れるポインタ長だけが制御コードCにマッピングされる。たとえば2バイトパターンにおけるデータに対し制御コードC1 内においてポインタ長の符号化のためにビット数を、5bitから4bitに低減することができる。その理由は、奇数の逆向き参照は定義によって現れる可能性がないからである。4byte長のフレームであれば、相応にさらに1bitの低減を達成することができる。1つのバイトフレーム内のデータの存在をアライメントとも称する。データのアライメントは相応に逆向き参照に伝達される。
【0040】
図5には、図4の制御コードを用い本発明の方法に従いシーケンス1(図1参照)を符号化する様子が示されている。これによればその結果として圧縮結果3が生じる。
【0041】
圧縮結果3における欠点は、圧縮結果3中に含まれているリテラルシーケンスがビット指向の命令つまりビットを優先した命令の符号化ゆえにビット境界のところで整列されておらず、それゆえ相応にシフトしなければならないことである。
【0042】
この欠点を取り除くため、制御命令とリテラルシーケンスが符号化時にまず最初に2つのデータ流に分離される。この場合、リテラルシーケンスのデータ流はバイト指向である。
【0043】
両方のデータ流が完全に得られた後、それらのデータ流を再び単一のデータ流にまとめることができ、そこにおいて両方のデータ流がたとえば互いにつなげられる。両方のデータ流の分離は、つなぎ合わせにより生じたデータ流において別の制御コードにより識別される。これはたとえば結果として生じたデータ流の始端におくことができ、これによりそこから各データ流間の分離を参照することができる。
【0044】
図6には、図5の圧縮結果3を符号化しなおす相応の一例が示されている。まずはじめ、圧縮結果3が制御コードから成るデータ流4とリテラルシーケンスから成るデータ流5に分けられる。
【0045】
データ流4と5をつなぎ合わせた結果、データ流6が生じる。その先頭にはポインタZ(n)がおかれ、これはデータ流5の最初のキャラクタを指す。
【0046】
図7にはナビゲーションシステム7のブロック図が示されており、これにはCD−ROMプレーヤ8が設けられている。ナビゲーションシステム7はさらにマイクロプロセッサ9ならびにメモリ領域10,11,12を有している。CD−ROMプレーヤ8のCD−ROMには、本発明による方法に従い圧縮されたナビゲーションデータが存在している。
【0047】
この種のナビゲーションデータのシーケンスはナビゲーションシステムによりCD−ROMプレーヤ8から取り出され、ナビゲーションシステム7に伝送される。図6のデータ流に相応するデータ流を受信すると、マイクロプロセッサ9は受信データ流を制御コードから成る第1のデータ流とリテラルシーケンスから成る第2のデータ流とに分割し、その際、先頭におかれるポインタZ(n)が用いられる。
【0048】
制御コードデータシーケンスはメモリ領域10に格納され、リテラルシーケンスはメモリ領域11に格納される。この場合、デコーディングのためにマイクロプロセッサ9は、メモリ領域10内の制御コードだけを処理してその際にメモリ領域11内のリテラルシーケンスにアクセスしなければならない。ついで制御コードの実行後に求められた圧縮結果に従い、シフト演算を行う必要なく相前後してメモリ領域12に格納される。それゆえナビゲーションシステム7において非常に高速なデコーディングを実現することができ、走行中にたとえばルート変更などに対し非常に高速に応答することができる。
【0049】
圧縮にあたり、コピーすべきリテラルシーケンスの長さよりも長いポインタの長さの逆向き参照だけを許可するようにすれば、圧縮をさらに加速することができる。たとえば後方参照C4(17,20)はC4(17,17)C4(17,3)に分けられる。これによりプロセッサのパフォーマンスが節約されることになる。
【0050】
圧縮すべきデータに特別な構造が含まれている場合、さらに別の補足的な手法および場合によっては別の制御コードによって、圧縮データレートもしくは伸長時間をさらに改善することができる:
−いくつかのデータ構造には同じキャラクタから成る長いシーケンスの現れる領域が存在し、そのようなシーケンスは付加的に事前に ランレングス符号化(RUN-LENGTH-ENCODING)法によって符号化することができる。
【0051】
−制御コードシーケンスが何度も相前後して繰り返し現れることが判明したならば、それらを反復命令により符号化することができる。この利点は、相応の制御コードシーケンスを1度だけ符号化すればよいことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるキャラクタシーケンスの符号化の様子を示す図である。
【図2】本発明による方法の実施形態を示すフローチャートである。
【図3】1つのパターンデータセット内のリテラルシーケンスおよび逆向き参照の長さのパーセント配分を示す図である。
【図4】制御コードの集合を求めるための実施形態を示す図である。
【図5】図4による制御コードを用いたキャラクタストリングの符号化を示す図である。
【図6】別の制御コードを用いて図5の符号化されたキャラクタストリングを再符号化する様子を示す図である。
【図7】本発明による電子システムのブロック図を示す図である。
【符号の説明】
7 ナビゲーションシステム
8 CD−ROMプレーヤ
9 マイクロプロセッサ
10,11,12 メモリ領域
Claims (15)
- LZSS形式の方式によるデータ圧縮および/またはデータ伸長方法において、
第1の最大長をもつリテラルシーケンスのための第1の制御コードと、
圧縮すべきリテラルシーケンスへの逆向き参照に対するポインタのための第2の制御コードとを用い、該逆向き参照は第2の最大長をもち、コピーすべきリテラルシーケンスは第3の最大長をもち、
前記第1の最大長の決定にあたり、長さ制限のない制御コードにより実行されるLZSS方式により符号化されたパターンデータセット内におけるリテラルシーケンスの長さの頻度分布を用いることを特徴とする、
データ圧縮および/またはデータ伸長方法。 - 前記第2の最大長の決定にあたり、長さ制限のないLZSS方式により求められた圧縮データセット内におけるポインタの長さの頻度分布を用いる、請求項1記載の方法。
- 前記第3の最大長の決定にあたり、長さ制限のないLZSS方式により求められたパターンデータセットの圧縮データセット内におけるコピーすべきリテラルシーケンスの長さの頻度分布を用いる、請求項1または2記載の方法。
- LZSS方式を実行するために第1の制御コードの第1の集合と第2の制御コードの第2の集合を用いる、請求項1から3のいずれか1項記載の方法。
- 前記第1の集合は決められた値範囲内のリテラルシーケンスのための第1の制御コードをそれぞれ有する、請求項4記載の方法。
- 第1の制御コードおよび第2の制御コードを、該当する値領域内のリテラルシーケンスの出現頻度もしくは逆向き参照の出現頻度に従いハフマン法に基づき符号化する、請求項5記載の方法。
- 前記第2の集合はポインタの値範囲のための制御コードとコピーすべきリテラルシーケンスの値範囲を有する、請求項4、5または6記載の方法。
- 第2の制御コードはハフマン符号化されている、請求項7記載の方法。
- ポインタの値範囲をバイトごとまたは1つのバイト長の倍数に分割する、請求項7または8記載の方法。
- 第1および第2の制御コードならびにリテラルを、互いに分離された2つの圧縮結果セクションに格納し、第3の制御コードを分離の識別に用いる、請求項1から9のいずれか1項記載の方法。
- 請求項1から10のいずれか1項記載の方法に従い圧縮されたキャラクタストリングの伸長方法において、
制御コードとリテラルを第3の制御コードにより分離するステップと、
前記制御コードを第1のメモリセクションに記憶するステップと、
前記リテラルを第2のメモリセクションに記憶するステップと、
第2のメモリ内にあるコピーすべきリテラルシーケンスをアクセスし、該コピーすべきリテラルシーケンスを第3のメモリに格納するステップ、
を有することを特徴とする、伸長方法。 - コンピュータプログラムが電子システムにおいて実行されたとき、請求項1から11のいずれか1項記載の方法を実施するプログラム手段が設けられている、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- コンピュータプログラムが電子システムにおいて実行されたとき、請求項1から11のいずれか1項記載の方法を実施する手段として機能させるためのプログラム。
- 請求項1から11のいずれか1項記載の方法を実施する手段が設けられている電子システム。
- 制御コードを格納するための第1のメモリ領域(10)と、リテラルシーケンスを格納するための第2のメモリ領域(11)と、コピーされたリテラルシーケンスを格納するための第3のメモリ領域(12)が設けられている、請求項14記載の電子システム。
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