JP3166825U - コーヒードリッパー - Google Patents

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Abstract

【課題】抽出穴を飲料者の好みに合せるように、その開口面積を容易に変化させるものであるが、構造的に簡単で且つ生産しやすいコーヒードリッパーを提供すること。【解決手段】外側の容器2と、この外側の容器2の内側に配される内側の容器8を備える。そして、外側の容器2に外側抽出穴6を形成し、内側の容器8に内側抽出穴10を形成する。前記内側の容器8を周方向に回転させることで、前記外側抽出穴6と内側抽出穴10の整合度合を調節する。これにより、コーヒーの抽出速度を変化させる。【選択図】 図2

Description

この考案は、挽いたコーヒー豆からコーヒーを入れるのに使用されるコーヒードリッパーに関する。
従来のコーヒードリッパーは、陶器、磁器又は耐熱性プラスチックで全体が構成され、漏斗状での濾紙収納用の容器の底部に1つ又は複数の抽出穴が、また容器の側方には把部がそれぞれ設けられ、更に底部の下部で外側に広がる円形の座体が設けられていた。
このようなコーヒードリッパーの使用にあっては、コーヒーカップに座体を介してコーヒードリッパーを載せ、その後に容器内に濾紙を広げて入れ、その濾紙内に挽いたコーヒー豆を所定量入れ、それから熱湯を注いで容器内に抽出したコーヒー液を抽出穴より流下させ、コーヒーを作っていた。
コーヒードリッパーの容器は、その底部に形成の抽出穴が1つ又は3つ(特許文献1)が主流であり、その開口面積に差があり、好みの濃さに抽出するのに色々なメーカーのコーヒードリッパーを試さなければならなかった。
また、このような従来の欠点を解決するため、出願人は特許文献2に示す考案を開発した。この特許文献2によると、漏斗状の濾紙収納用容器2の底部4に抽出穴6を形成する。この抽出穴6にその開口面積を可変とする抽出穴可変板7を配し、この抽出穴可変板7を移動させる螺子杆11を設けている。
実開平2−51836号公報 実用新案登録第3159877号
前記特許文献2によれば、コーヒー豆の挽き方や、豆の煎り方等から必要に応じて抽出穴可変板7を移動させ、1つ、2つ又は3つの抽出穴を選択し、飲料者の味の好みに対応させているすこぶる興味ある考案ではあるが、構造的に見ると、複雑で、生産性が良くなった。
そこで、この考案は、抽出穴を飲料者の好みに合わせるように、その開口面積を容易に変化させるものであるが、構造的に簡単で且つ生産しやすいコーヒードリッパーを提供する。
この考案に係るコーヒードリッパーは、外側の容器と、この外側の容器の内側に配される内側の容器とを備え、前記外側の容器に外側抽出穴を形成し、前記内側の容器に内側抽出穴を形成し、前記内側の容器を周方向に回転させることで、前記外側抽出穴と前記内側抽出穴の整合を制御し、コーヒーの抽出速度を変化せしめたことを特徴としている(請求項1)。したがって、飲料者は、自分の好みにしたがって、内側の容器を周方向に回転させ、もって、内側と外側の抽出穴の整合度合を変化させ、開口面積を変え、時間当たりの抽出量が変化させる。即ち、好みの濃さのコーヒーを抽出できる。また、抽出穴を一定時間を塞ぎ、その後抽出穴を開けて一挙に抽出することで、コクのあるコーヒー入れることも、内側の容器を周方向に回転する操作で可能としている。
前記外側抽出穴は、外側の容器の下方側面又は底面に形成していることが好ましい(請求項2)。前記内側抽出穴は、内側の容器の下方側面又は底面に形成していることが好ましい(請求項3)。
前記内側容器を周方向へ回転しやすいように、その内側の容器の外面又は外側の容器の内面に突起を形成したことが好ましく(請求項4)、前記外側の容器との接触抵抗を小さくしている。また内側の容器は周方向の回転位置を定めるため、前記外側の容器の縁部に目盛を設けることが好ましい(請求項5)。
前記外側の容器は前記内側の容器よりも縦方向寸法を縮めたことが好ましく(請求項6)、これにより、コーヒードリッパーを小型にする利点を持っている。また、前記外側の容器の上端開口部の縁には、湯の注入口が設けられ(請求項7)、ここから湯を入れて、ドリッパーを温めることができ、抽出時にコーヒーが冷めることを防ぐことができる。コーヒーの抽出前には、排出されている。
以上のように、この考案の請求項1によれば、内側の容器を外側の容器に対して周方向に回転させることで、内側抽出穴と外側抽出穴の整合を制御し、もって開口面積を飲料者の好みに合わせて変化させることができ、抽出されるコーヒーの濃さを自由に選択できる。そして、この装置の構成は、内側外側の容器と内側外側の抽出穴によるだけで、簡単な構造であり、生産しやすい利点を備えている。またコーヒードリッパーは、2つの内側と外側の容器に分解できるので、清掃も容易である。
請求項4によれば、内側の容器の外面又は外側の容器の内面に突起を形成した事で、外側の容器との摺動抵抗を減少させ、内側の容器をスムーズに回転させることができる。また、請求項5によれば、外側の容器の縁部に目盛を設けたことから、内側の容器の周方向の回転位置、即ち、抽出穴の開口面積を明らかに推測出来るものである。さらに、請求項6によれば、外側の容器の縦方向寸法を縮めることで、コーヒードリッパーの小型化、軽量化を図ることができる。請求項7によれば、コーヒーの抽出前に外側の容器の上端開口部の縁の注入口より湯を入れてコーヒードリッパーを温めることができる。
この考案の実施例1を示す斜視図である。 同上の分解斜視図である。 実施例1の内側の容器の変形例である。 実施例1の外側の容器の変形例である。 この考案の実施例2を示す斜視図である。 実施例2の外側の容器の変形例である。 この考案の実施例3の斜視図である。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1において、この考案のコーヒードリッパー1の使用状態、そして図2において、分解状態が示され、このコーヒードリッパー1は、陶器、磁器又は耐熱性プラスチック等により製造され、2つの容器より成っている。外側に配される外側の容器2は、漏斗状で、上端開口部2aは円形で、下方にいくに従って窄まって、下端が尖がり、外側に把部3を取付けると共に、中程より下方に外方へ広がる座体4を形成している。この座体4を介して、外側の容器2はコーヒーカップ5の開口縁に載置される。
また、外側の容器2は、下方にあって、その側面に外側抽出穴6が形成されている。この外側抽出穴6は側面から見て菱型となっている。7は外側の容器2の縁部に設けられた目盛である。
内側の容器8は前記外側の容器2の内側に配され、外側の容器2と同じように漏斗状で、上端開口部8aは円形状で下方にいくに従って窄まって下端が尖がり、最も上端の縁に摘み9を有している。また、内側の容器2は下方にあって、その側面に菱型の内側抽出穴10が形成されている。この内側抽出穴10は、前記外側抽出穴6と関係し、両穴10、6が重なり合う状態により、開口面積制御が行なわれる。即ち、コーヒーの抽出速度が変更される。
上述の構成において、図1のように、前記内側の容器8の内側に濾紙12が収納され、その内部に挽かれたコーヒーが入れられ、その上から熱湯が注がれ、コーヒーが抽出される。内側抽出穴10と外側抽出穴6との開口面積状態は、摘み9を持ち、内側の容器8を周方向に回動させることで変化させることが出来る。その際に外側の容器2の縁に設けられた目盛7を目視しながら、行なえば、抽出速度の制御が簡単に行なわれる。
図3において、実施例1の内側の容器8の変形例が示されている。この例では、内側の容器8の外面に多数の突起13が形成されている。この突起13は、外側の容器2の内面に当り、当接面積を少なくして、周方向の回転時の摺動抵抗を小さくしている。その他の部分は、前記実施例1の内側の容器8と同一のため、同一の符号を付して説明を省略した。なお、図示しないが、外側の容器2の内面に突起を形成するようにしても、同様の作用効果を得ることができる。
図4において、実施例1の外側の容器2の変形例が示されている。この例では、外側の容器2の縦方向寸法を短かくしたものである。これにより、装置の小型化、軽量化が図れるものである。14は内側の容器8に設けられた摘みである。
図5において、この考案の実施例2が示されている。この実施例2では、コーヒードリッパー1は底面側が平端な形状で、外側の容器2の底面14に2つの菱形の外側抽出穴6a、6bを形成している。この外側抽出穴6a、6bも菱型である。また内側の容器8の底面15に2つの菱型の内側抽出穴10a、10bを形成している。このため、内側の容器8を周方向に回動させることで、外側の抽出穴6a、6bと内側抽出穴10a、10bとの開口面積状態が制御され、コーヒーの抽出速度が調整されることになる。その他の部分は、前記実施例1と同一のため、同一の符号を付して説明を省略した。
図6において、実施例2の外側の容器2の変形例が示されている。この例では、外側の容器2の縦方向寸法を短くしたものである。これにより、装置の小型化、軽量化が図れるものである。14は内側の容器8に設けられた摘みである。
コーヒードリッパー1の形状、即ち、外側の容器2の上端開口部2aと内側の容器8の上端開口部8aが円形の同心円であることが条件ではあるが、下端側は円錐ばかりでなく、有底の容器であれば良く、外側の容器2と内側の容器8とは相似形となっている。
図7において、この考案の実施例3が示され、前記図3に示した実施例1の変形例を用いて作り出したもので、抽出前にコーヒードリッパー1を温めることができるようにしたものである。そのため、前記外側の容器2の上端開口部2aの縁に外方へ膨らませて注入口16を形成している。この注入口16より熱湯を注入すれば、前記外側の容器2と内側の容器8間に入り、両者を温めることができる。なお、コーヒーの抽出前には熱湯は排出されることになる。その他の部分は、前記実施例1と同一のため、同一の符号を付して説明を省略した。
1 コーヒードリッパー
2 外側の容器
4 座体
5 コーヒーカップ
6,6a,6b 外側抽出穴
7 目盛
8 内側の容器
10,10a,10b 内側の抽出穴
12 濾紙
13 突起
16 注入口

Claims (7)

  1. 外側の容器と、この外側の容器の内側に配される内側の容器とを備え、前記外側の容器に外側抽出穴を形成し、前記内側の容器に内側抽出穴を形成し、前記内側の容器を周方向に回転させることで、前記外側抽出穴と前記内側抽出穴の整合を制御し、コーヒーの抽出速度を変化せしめたことを特徴とするコーヒードリッパー。
  2. 前記外側抽出穴は、外側の容器の下方側面又は底面に形成したことを特徴とする請求項1記載のコーヒードリッパー。
  3. 前記内側抽出穴は、内側の容器の下方側面又は底面に形成したことを特徴とする請求項1記載のコーヒードリッパー。
  4. 前記内側の容器を周方向へ回転しやすいように、その内側の容器の外面又は外側の容器の内面に突起を形成したことを特徴とする請求項1記載のコーヒードリッパー。
  5. 前記内側の容器は周方向へ回転位置を定めるために、前記外側の容器の縁部に目盛を設けたことを特徴とする請求項1記載のコーヒードリッパー。
  6. 前記外側の容器は前記内側の容器より縦方向寸法を縮めたことを特徴とする請求項1又は2記載のコーヒードリッパー。
  7. 前記外側の容器の上端開口部の縁に外方へ膨らました注入口を設けたことを特徴とする請求項1又は4記載のコーヒードリッパー。
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