JP3166691B2 - 波長制御装置、波長制御方法及び波長多重光送信装置 - Google Patents
波長制御装置、波長制御方法及び波長多重光送信装置Info
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Description
御装置及び方法に関し、特に波長分割多重光通信方式の
送信光源として用いる波長多重光源を搭載した波長多重
光送信装置及び波長多重光源の出力光波長を制御する装
置及び方法に関する。
して用いる複数のレーザ光の各波長を安定化する方式と
して、野須らによるIEEE Journal of
Lightwave Technology vol.
11 No.5/6 所載の論文“100 chann
el optical FDM technology
and its applications to o
ptical FDMchannel−based n
etworks”に記載された方式がある。この方式の
構成を図12に示す。
源出力光を石英基板上に形成した光導波路によるマッハ
ツェンダ型波長選択器に入力し、1波長のみ選択出力す
る。選択された波長光はさらにマッハツェンダ型波長弁
別器に入力され、制御目標である波長からのずれ量に応
じた光パワーが出力される。波長弁別器からの出力光を
電気信号に変換し、さらに制御回路により上記ずれ量を
打ち消す制御信号に変換して対応する波長光源の温度も
しくは注入電流として帰還する。この操作を、波長多重
光を構成する各光源に対し、上記波長選択器の選択波長
を切り換えつつ順次実行する。
従来方式では、各光源の波長を弁別するために外部から
の印加信号により選択波長を切り換えることができる波
長選択器が必要となるが、市販されている製品は、まだ
高価であり、装置として組み上げる際のコスト上昇の要
因となる。さらに、特に上記従来方式のように、入力光
波長に対し周期的に透過率が変化する特性を有する光フ
ィルタ等により波長選択を行った場合、波長選択器への
印加信号の変動により誤った波長光を選択し、該当する
光源の波長は所定の波長とは異なった波長に安定化され
てしまう可能性がある。また、波長弁別を上記光フィル
タで行う場合、波長弁別素子出力から入力波長が一意に
決まらず、所定の波長に設定されていることを別の手段
で確認する必要があり、装置の複雑化につながってい
た。
安価であり、かつ各半導体レーザ送信光源の波長を所定
の波長に確実に安定化することが可能な波長制御装置及
び波長制御方法を提供することにある。
め、本発明である波長制御装置は、互いに異なる波長の
光をそれぞれ出力する複数の半導体レーザ送信光源と、
前記互いに異なる波長の光を合流して合流光を出力する
光合流手段と、該合流光から光パルスを生成する光パル
ス生成手段と、高分散デバイスにより入力された光の波
長ごとの異なる伝搬遅延を与え、前記光パルスを複数の
光パルスに分離して分離光パルスを出力する光パルス分
離手段と、前記分離光パルスと基準波長の光パルスとの
間の生起時間間隔を測定するパルス時間差測定手段と、
該パルス時間差測定手段の出力が入力され、前記生起時
間間隔を予め定められた一定値となるよう、前記複数の
レーザ送信光源の波長を制御する制御回路とを備えてい
る。
子あるいは分子の吸収スペクトル線を基準として波長が
安定化された基準波長光を含むこともできる。
ーティングもしくは石英基板上に形成されたアレイ導波
路回折格子を含む光合波器又は光ツリーカプラを用いる
ことができる。
含んで構成することもできる。
1.3マイクロメートル帯で波長分散が0となるシング
ルモード光ファイバ、分散補償光ファイバもしくは石英
導波路を用いて形成した分散補償回路を用いることもで
きる。
レーザ送信光源の温度もしくは注入電流を制御すること
もできる。
のパルス間でもしくは予め定めた特定の1つのパルスと
の間で測定することもできる。
生起時間間隔を前記複数の半導体レーザ送信光源毎に互
いに異なる値に設定することもできる。
である複数のレーザ送信光源出力光を合流して波長多重
光を形成する工程と、該波長多重光を波長多重光パルス
に変換する工程と、該波長多重光パルスを構成する各波
長光パルスに、波長に対し単調に変化する伝搬遅延を与
える工程と、該伝搬遅延を検出し、予め定められた一定
値となるよう前記複数の送信光源を制御する工程とを含
んでおり、さらに、前記波長多重光が波長の基準を与え
る基準波長光を含むこともできる。
は、光短パルス生成器で形成した波長多重短パルスに高
分散デバイスにより波長により異なる伝搬遅延を与え、
その遅延差を測定することにより、各レーザ光源の波長
差を監視し、その結果を各レーザ光源に帰還することで
各レーザ光源の波長を所定の波長間隔に設定することが
可能となっている。上記高分散デバイスは光ファイバあ
るいは石英基板といった単一の受動デバイスで構成で
き、波長制御装置の簡易な構築を可能にしている。ま
た、本発明では、高分散デバイスの伝搬遅延時間の波長
特性という、波長に対し単調に変化する特性を入力波長
の弁別に用いているため、波長弁別素子の出力から入力
波長を一意に決定でき、このことも装置の簡易化に寄与
している。
御方法について図面を参照して以下に詳細に説明する。
である。図1において、本願発明の波長制御装置は、光
送信盤1−1〜1−7、光合波器21及び22、光パル
ス生成器30、短パルス発生器31、高分散デバイス4
0、光電気変換器50、パルス時間差測定器60、負帰
還回路7−1〜7−7、基準波長光源80から構成され
る。本実施例では光パルス分離手段として、高分散デバ
イス40を用いている。各光送信盤1−1〜1−7は、
各々半導体レーザ(LD)11−1〜11−7、光分岐
器12−1〜12−7、変調器13−1〜13−7、温
度制御回路14−1〜14−7、基準電圧源15−1〜
15−7から構成される。また、光パルス生成器30は
光変調器を用いて構成される。
発振波長は1550nm帯で、間隔5nmに安定化する
こととする。互いに異なる波長λ1〜λ7で発振するL
D11−1〜11−7からの出力光は、各々光分岐器1
2−1〜12−7で2分岐される。そのうち一方の分岐
出力は各々変調器13−1〜13−7で所定の信号で変
調された後、光合波器21に入力され、波長多重信号光
として光伝送路へ送出される。光分岐器12−1〜12
−7の他方の分岐出力は、基準波長光源80の出力光と
ともに光合波器22で合波された後、光パルス生成器3
0に入力される。基準波長光源80としては、HCNガ
スの吸収スペクトル線にロックした波長1552.46
13nmの光源を使用する。
から入力される幅1ns(ナノ秒)、繰り返し周期50
nsのパルスに従い、幅1nsの光短パルスを出力す
る。光パルス生成器30の出力パルスを図2に示す。こ
のパルスは図2でも示したように、波長の異なる8(=
7+1)個のパルスが同一時点に重なっているものと見
ることができる。
ス40に入力される。高分散デバイス40は、分散補償
用に供給されているファイバ(分散補償ファイバ)を使
用する。分散補償ファイバの分散は1550nm帯で−
50ps/km/nm(ピコ秒毎キロメートル毎ナノメ
ートル)である。本実施例ではこの分散補償ファイバ2
0kmを高分散デバイス40として使用する。このと
き、高分散デバイス40の分散量は−1000ps/n
mとなるから、波長間隔が5nmに設定される場合、高
分散デバイス40の出力では、上記8個のパルスがほぼ
5000psの時間間隔をおいて波長順に現れることに
なる。
列を図3に示す。高分散デバイス40の出力は、光電気
変換器50で電気信号に変換された後、パルス時間差測
定器60で、入力された電気信号を構成するパルス列の
2つのパルスの時間差が計測される。パルス時間差測定
器60の構成の一例を図4に、パルス時間差測定器60
に含まれるデコーダの論理式の一覧表を図5に示す。ま
た、パルス時間差測定器60の動作を示すタイミングチ
ャートを図6に示す。
波長の間隔を安定化する場合に用いる回路の論理式であ
る。パルス時間差測定器60に入力されたパルス列(図
6(a)参照)はバイナリカウンタのクロック入力端子
に印加され、これに伴い、クロックの計数結果として図
6(b)に示す信号が出力される。バイナリカウンタ出
力は図5にその入出力信号の論理関係を示すデコーダに
より、時間差を計測する対象である2つのパルスの間で
のみハイレベルとなるような信号(図6(c)参照)に
変換される。この信号は各々次段の低域通過フィルタに
入力され、入力信号のハイレベルの時間割合に比例した
レベルを有する直流に変換される。なお、バイナリカウ
ンタは、計数開始時点を設定するため、短パルス発生器
31から出力されるパルスにより周期的にリセットされ
る。リセットがパルス列の先頭パルスの直前で行われる
よう、短パルス発生器31から供給されるパルスのバイ
ナリカウンタへの入力タイミングは遅延素子(図示せ
ず)により、調整されている。
路7−1〜7−7に入力される。負帰還回路7−1〜7
−7では、入力される直流電圧を、各々有する基準電圧
と比較し、両者の差を0ボルトに近づけるべく制御信号
を生成し、対応する光送信盤1−1〜1−7に供給す
る。制御信号を受け取った各送信盤では、制御信号をL
D1〜7の温度制御回路1〜7に入力し、各LDの温度
を変化させて、所定の波長に近づける。
分散補償光ファイバを用いたが、適用可能な素子はこれ
に限定されず、例えば、波長1.3マイクロメートル帯
で波長分散が0となるシングルモード光ファイバ、ある
いは石英導波路を用いて形成した分散補償回路も適用す
ることができる。分散補償回路の一例を図7に示す。ま
た、光合波器21及び22としては石英基板上に形成さ
れたアレイ導波路回折格子、ファイバグレーティングと
光サーキュレータを組み合わせて構成したもの、あるい
はツリーカプラも適用可能である。ファイバグレーティ
ングと光サーキュレータを組み合わせて構成した、波長
λ1乃至波長λn−1の入力光を合波する光合波器の一
例を図8に示す。図8において、702−1乃至702
−(n−1)は、それぞれ波長λ1乃至λn−1の光の
みを反射し、他の波長光をすべて透過する特性を有する
ファイバグレーティングである。また、制御対象のLD
の個数も7台に制限されず、パルス時間差測定器の回路
構成の若干の変更により任意の台数に対して適用可能で
ある。
時間差測定器のバイナリカウンタのカウント数を台数以
上の数となるように増やし、併せてデコーダを、その出
力が、図6と同様に隣接する2つのパルスの間でハイレ
ベルとなるように、台数変化に合わせて論理を変更すれ
ばよい。また、本実施例では、基準波長光源の波長をH
CNガスの吸収スペクトル線に安定化して生成する構成
について示したが、使用できる吸収スペクトル線はこれ
に限られず、アセチレン、あるいはKr等の吸収スペク
トル線も使用可能である。さらに、本実施例では、各L
Dの温度を制御することで所定の波長に安定化したが、
LDの電流を制御することで波長を制御することも可能
である。この場合は、図1の各LDに注入電流を与える
注入電流印加回路(図1では図示していない)に、負帰
還回路の出力を印加することになる。
場合について示したが、基準波長光源の波長との差を安
定化することも可能である。このとき、各レーザ光源の
波長が、直接基準波長と比較されることから、より高い
精度で各波長が設定されることが期待できる。この場
合、パルス時間差測定器60で用いていたデコーダの論
理を図10に示す論理式に変更すればよい。このときの
パルス時間差測定器60の動作を表すタイミングチャー
トを図11に示す。例えば、デコーダの#2出力は、波
長λ0に対応する光パルスのタイミングでハイレベルに
立上がり、波長λ2に対応する光パルスのタイミングで
ロウレベルに復帰する方形パルスとなる。
施例では、光パルス生成器30以下の制御系に供給する
波長多重光として、伝送路に供給する波長多重信号光の
一部を光分岐手段である光分岐器201によりタップす
ることで生成している。このような構成により、第1の
実施例で2つ必要であった光合波器を1つに削減するこ
とができ、さらなるコスト低減が可能となっている。図
9では、図1と共通の構成要素については同一の番号を
付している。本実施例では、第1の実施例とは異なり、
各波長光が各々伝送信号により変調されている。このと
き、パルス時間差測定器60への各波長光に対応した光
パルスの到来を確保するため、短パルス発生器31の出
力パルスの時間幅は、伝送信号の1ビット幅より十分長
くする。この設定により、光電気変換器50には、1つ
の光パルスの時間幅内に、伝送信号に対応する複数のビ
ットが含まれる形の光信号が入力される。光電気変換器
50では、この複数のビットを内部に含むパルスを平滑
することにより、内部構造を持たない単純な1つのパル
ス形状に整形してから出力する。
の絶対基準に対して制御対象であるレーザ光源の波長を
安定化しているため、波長多重光源の波長間隔が一定値
に制御された各波長をさらに絶対安定化することが可能
となる。従って、現在ITU(Internation
al Telecommunications Uni
on、国際電気通信連合)により標準化が進められてい
る、波長多重光通信用推奨波長に光源波長を調整するの
に適用することもできる。
間隔をパルス幅に変換し、さらにこのパルス幅を低域通
過フィルタで直流レベルに変換している。この直流レベ
ルと各レーザ光源に対して設けられている負帰還回路で
持っている基準電圧が一致するように各レーザ光源波長
が制御される。従って、波長間隔の設定は負帰還回路で
の制御目標電圧を設定すればよく、その変更も極めて簡
便に行うことができる。
なる値に設定することにより、レーザ光源の波長を不等
間隔で配置することができ、波長多重伝送系で伝送劣化
要因の1つとなっている四光波混合の発生を抑圧するこ
とが可能となる。
器の出力パルスを表す図である。
スの出力に現れるパルス列を表す図である。
測定器の構成を表す図である。
理式を表す図である。
測定器の動作を示すタイミングチャートを表す図であ
る。
例を示す構成図である。
組み合わせて構成した光合波器の構成を表す図である。
の波長差を安定化するときに用いるデコーダの論理式を
表す図である。
器の動作を示すタイミングチャートを表す図である。
ィング
Claims (24)
- 【請求項1】レーザ出力光波長を予め定められた一定値
に制御する波長制御装置において、基準波長の光を含む レーザ光源の出力光から光パルスを
生成し、高分散デバイスにより該光パルスに含まれる光
の波長に応じた伝搬遅延を与え、前記基準波長の光のパ
ルスとの伝搬遅延差が予め定められた値となるように前
記レーザ光源の波長を制御する制御手段とを備えている
ことを特徴とする波長制御装置。 - 【請求項2】前記制御手段が、前記レーザ光源の出力光
に、光パルスを生成し、該光パルスを含まれる光の波長
に応じた伝搬遅延を与える光遅延手段と、 前記伝搬遅延を測定する遅延測定手段と、 該遅延測定手段の出力が入力され、 高分散デバイスに
より前記伝搬遅延を予め定められた一定値となるよう、
前記複数のレーザ光源の波長を制御する制御回路とを備
えていることを特徴とする請求項1記載の波長制御装
置。 - 【請求項3】レーザ出力光波長を予め定められた一定値
に制御する波長制御装置において、 レーザ光源の出力光から光パルスを生成する光パルス生
成手段と、高分散デバイスにより 入力された光の波長に応じた伝搬
遅延を与え、前記光パルスを複数の光パルスに分離して
分離光パルスを出力する光パルス分離手段と、 前記分離光パルス間の生起時間間隔を測定するパルス時
間差測定手段と、 該パルス時間差測定手段の出力が入力され、前記生起時
間間隔を予め定められた一定値となるよう、前記複数の
レーザ光源の波長を制御する制御回路とを備えているこ
とを特徴とする波長制御装置。 - 【請求項4】レーザ出力光波長を予め定められた一定値
に制御する波長制御装置において、 該複数のレーザ光源の出力光を合流して合流光を出力す
る光合流手段と、 該合流光から光パルスを生成する光パルス生成手段と、高分散デバイスにより 入力された光の波長に応じた伝搬
遅延を与え、前記光パルスを複数の光パルスに分離して
分離光パルスを出力する光パルス分離手段と、 前記分離光パルス間の生起時間間隔を測定するパルス時
間差測定手段と、 該パルス時間差測定手段の出力が入力され、前記生起時
間間隔を予め定められた一定値となるよう、前記複数の
レーザ光源の波長を制御する制御回路とを備えているこ
とを特徴とする波長制御装置。 - 【請求項5】複数のレーザ光源と、 該複数のレーザ光源の各々を変調し、複数の変調光を出
力する光変調手段と、 該複数の変調光を合流して伝送路に送出する変調光合流
手段と、 前記複数のレーザ光源の出力光の一部を合流して合流光
を出力する光合流手段と、 該合流光から光パルスを生成する光パルス生成手段と、高分散デバイスにより 入力された光の波長に応じた伝搬
遅延を与え、前記光パルスを複数の光パルスに分離して
分離光パルスを出力する光パルス分離手段と、 前記分離光パルス間の生起時間間隔を測定するパルス時
間差測定手段と、 該パルス時間差測定手段の出力が入力され、前記生起時
間間隔を予め定められた一定値となるよう、前記複数の
レーザ光源の波長を制御する制御回路とを備えているこ
とを特徴とする波長多重光送信装置。 - 【請求項6】複数のレーザ光源と、 該複数のレーザ光源の各々を変調し、複数の変調光を出
力する光変調手段と、 該複数の変調光を合流して変調合流光を出力する変調光
合流手段と、 該変調合流光を分岐し、第1の分岐光および伝送路に送
出する第2の分岐光を出力する光分岐手段と、 前記第1の分岐光から光パルスを生成する光パルス生成
手段と、高分散デバイスにより 入力された光の波長により異なる
伝搬遅延を与え、前記光パルスを複数の光パルスに分離
して分離光パルスを出力する光パルス分離手段と、 前記分離光パルス間の生起時間間隔を測定するパルス時
間差測定手段と、 該パルス時間差測定手段の出力が入力され、前記生起時
間間隔を予め定められた一定値となるよう、前記複数の
レーザ光源の波長を制御する制御回路とを備えているこ
とを特徴とする波長多重光送信装置。 - 【請求項7】前記光合流手段への入力光が、原子あるい
は分子の吸収スペクトル線を基準として波長が安定化さ
れた基準波長光を含むことを特徴とする請求項3または
請求項4記載の波長制御装置。 - 【請求項8】前記光合流手段が光合波器を含むことを特
徴とする請求項4記載の波長制御装置。 - 【請求項9】前記光合波器がファイバグレーティングを
含むことを特徴とする請求項8記載の波長制御装置。 - 【請求項10】前記光合波器が石英基板上に形成された
アレイ導波路回折格子を含むことを特徴とする請求項8
記載の波長制御装置。 - 【請求項11】前記光合流手段が光ツリーカプラを含む
ことを特徴とする請求項4記載の波長制御装置。 - 【請求項12】前記光パルス生成手段が光変調器を含む
ことを特徴とする請求項3または請求項4記載の波長制
御装置。 - 【請求項13】前記光パルス分離手段が波長1.3マイ
クロメートル帯で波長分散が0となるシングルモード光
ファイバを含むことを特徴とする請求項3または請求項
4記載の波長制御装置。 - 【請求項14】前記光パルス分離手段が分散補償光ファ
イバを含むことを特徴とする請求項3または請求項4記
載の波長制御装置。 - 【請求項15】前記光パルス分離手段が石英導波路を用
いて形成した分散補償回路を含むことを特徴とする請求
項3または請求項4記載の波長制御装置。 - 【請求項16】前記レーザ光源が半導体レーザを含み、
前記制御回路が前記半導体レーザの温度を制御すること
を特徴とする請求項3または請求項4記載の波長制御装
置。 - 【請求項17】前記レーザ光源が半導体レーザを含み、
前記制御回路が前記半導体レーザの注入電流を制御する
ことを特徴とする請求項3または請求項4記載の波長制
御装置。 - 【請求項18】前記生起時間間隔を隣接する2つのパル
ス間で測定することを特徴とする請求項3または請求項
4記載の波長制御装置。 - 【請求項19】前記生起時間間隔を予め定めた特定の1
つのパルスとの間で測定することを特徴とする請求項3
または請求項4記載の波長制御装置。 - 【請求項20】前記予め定められた一定値である生起時
間間隔を前記レーザ光源毎に互いに異なる値に設定する
ことを特徴とする請求項18記載の波長制御装置。 - 【請求項21】レーザ出力光波長を予め定められた一定
値に制御する波長制御方法において、制御対象であるレ
ーザ光源の出力光に、光パルスを生成し、高分散デバイ
スにより該光パルスを含まれる光の波長に応じた伝搬遅
延を与える工程と、基準波長の光のパルスとの伝搬遅延差 が予め定められた
一定値となるよう前記レーザ光源を制御する工程とを含
むことを特徴とする波長制御方法。 - 【請求項22】レーザ出力光波長を予め定められた一定
値に制御する波長制御方法において、制御対象であるレ
ーザ光源の出力光に、光パルスを生成し、高分散デバイ
スにより該光パルスを含まれる光の波長に応じた伝搬遅
延を与える工程と、前記出力光を光パルスに変換する工
程と、 該光パルスに、波長に応じた伝搬遅延を与える工程と、基準波長の光のパルスとの伝搬遅延差 が予め定められた
一定値となるよう前記レーザ光源を制御する工程とを含
むことを特徴とする波長制御方法。 - 【請求項23】レーザ出力光波長を予め定められた一定
値に制御する波長制御方法において、制御対象であるレ
ーザ光源出力光を合流して波長多重光を形成する工程
と、 該波長多重光を波長多重光パルスに変換する工程と、 該波長多重光パルスを構成する各波長光パルスに、波長
に対し単調に変化する伝搬遅延を与える工程と、基準波長の光のパルスとの伝搬遅延差 が予め定められた
一定値となるよう前記レーザ光源の波長を制御する工程
とを含むことを特徴とする波長制御方法。 - 【請求項24】前記波長多重光が波長の基準を与える基
準波長光を含むことを特徴とする請求項23記載の波長
制御方法。
Priority Applications (2)
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JP33562697A JP3166691B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 波長制御装置、波長制御方法及び波長多重光送信装置 |
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JP33562697A JP3166691B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 波長制御装置、波長制御方法及び波長多重光送信装置 |
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JP33562697A Expired - Fee Related JP3166691B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 波長制御装置、波長制御方法及び波長多重光送信装置 |
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