JP3166025U - 噴霧ノズル - Google Patents
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Abstract
【課題】交換・洗浄が容易な噴霧ノズルを提供する。【解決手段】液ノズルの吐出パイプに、この吐出パイプの外径より若干大径のエア吐出口を持つエアユニットを挿入し、エアユニットを吐出パイプに固定する固定具を設置する。中心に液ノズルの通る穴と、周囲にエア通路穴を複数設置した位置決め壁を設置し、液ノズル、エア管は共に長いチューブとする。【選択図】図1
Description
薬液、塗料、インク、絵の具、グリス、クリーム、ペースト等の液の吐出パイプに装着し、これら液を霧滴状にして噴霧する噴霧ノズル。絵画描画用エアブラシ、消毒液、接着剤、フラックス等皮膜形成剤等の噴霧塗布装置等。
従来噴霧ノズルは液通路部材とエア通路部材は一体に形成され複雑な形状をしている。液が硬化して詰まったときも全体を交換、洗浄しており手間とコストのかかるものであった。
既成の液体吐出装置に容易に装着でき、噴霧ノズルを安価に提供すること。
液ノズルとエアノズルを完全に別体形成し、交換、洗浄を容易にする。
液吐出ノズルの吐出パイプに、この吐出パイプの外径より若干大径のエア吐出口を持つエアユニットを挿入し、液吐出口とエア吐出口を概略同一位置にしてエアユニットを固定する。液の吐出時に、エアユニットに圧縮エアを供給すると、液の吐出口より出る液を噴霧する。
噴霧ノズル1は中心に液ノズル2を、外側にエアユニット3を配置する。
液ノズル2の上部は、メスルアー継ぎ手4を形成し、下部は直管パイプ5を形成する。
エアユニット3は、ボデイ6の上部に直管パイプ5と契合する管継ぎ手7を形成し、中心に直管パイプ5より若干大径の貫通穴8を形成し、ボデイ6の外周にエアホース継ぎ手9を装着し貫通穴8と連通さす。ボデイ6下部のエア吐出口11付近に液ノズル2の位置決め壁13を設置する。位置決め壁13は中心に液ノズル2の通る穴14と、周囲にエア通路穴15を複数設置する。
既成液体吐出装置の吐出シリンジ吐出口のオスルアー部に、液ノズル2をメスルアー継ぎ手4で連結し、エアホース継ぎ手9にエアホース10を連結する。エア吐出口11と液吐出口12が概略同一位置になるように管継ぎ手7で固定する。液吐出口12より液を吐出さすと共にエア吐出口11からエアを噴出すと液は霧化され噴霧となる。
位置決め壁13は液ノズル2をエア吐出口11と同心に位置決めするので、液ノズル2と同心上に噴霧する。(同心を必要としないならば位置決め壁13は省略できる)
既成液体吐出装置との連結にルアー結合を説明したが他の連結方法も採用できる。
又、ボデイ6の固定に管継ぎ手7を説明したが他の固定方法も採用できる。
位置決め壁13は液ノズル2をエア吐出口11と同心に位置決めするので、液ノズル2と同心上に噴霧する。(同心を必要としないならば位置決め壁13は省略できる)
既成液体吐出装置との連結にルアー結合を説明したが他の連結方法も採用できる。
又、ボデイ6の固定に管継ぎ手7を説明したが他の固定方法も採用できる。
噴霧ノズル1は簡潔な構成で安価に提供できる。
管継ぎ手7の固定位置調整で、エア吐出口11と液吐出口12の出入量を調整でき、液の粘度等で変化する噴霧状態を調整できる。
既成液体吐出装置は重力式タンク、吸い上げ式タンク、ガス圧送式、定量供給式等任意に適応できる。注射器にも連結できる。
液ノズルとエアノズルを完全に別体形成でき、交換、洗浄が容易。薬液の種類を変えたり、絵の具の色を変えたりするとき、液ノズルの管径を同じにしておくとエアユニットを差し換えるのみで素早く変換できる。
エア吐出口11の形状を楕円、長方形、その他形状に形成して塗布形状を変えられる。
既成液体吐出装置を定量吐出装置とすると、液の吐出速度、エアの噴出し量、管継ぎ手7の固定位置を調整して噴霧液滴の大きさを調整できる。
液を静かに吐出さし、液ノズル2の先に液団子を形成したときエア吐出口11よりエアを調整して吹き出すと、液団子は団子状のまま液ノズル2の先から離れて落下する。塗布面に接触せずに液滴を塗布できる。またこの落下した液滴に液ノズル2からエアをあてて液滴を塗り広げることもできる。
噴霧ノズル20は噴霧ノズル1とほぼ同じ構成であるがボデイ6の下部にチューブ差込部21を形成し、長いエア管22を挿入設置する。液ノズル23は長いチューブとする。エア管22は液ノズル23に合わせて長くすると共に下端に前記位置決め壁13等を刻設したスリーブ24を設置する。図4に示すのは外周に切り欠け25を数箇所刻設し、中央に液ノズル23の挿入穴26を刻設したスリーブ24である。切り欠け25をねじ状に刻設して、通過するエアを渦巻き状にすることができる。
エア管22を深い穴に挿入し穴底に液を噴霧できる。
エア管22、液ノズル23共に柔軟なチューブとすると奥まった部分や直管のとどかない部分に液を噴霧できる。内臓の所要部に薬液を噴霧する医療用に適応できる。
ロボットハンドにエア管22の先端のみを装着すると、ロボットの負荷を小さくできる。
ロボットハンドにエア管22の先端のみを装着すると、ロボットの負荷を小さくできる。
エア管22部分を手持ち道具形状外皮内に挿入してエアブラシガンとするとボールペン程度に細く形成でき使い勝手の良いものを提供できる。
スリーブ24はチューブ内に挿入するのみでよい構成で安価。
1:噴霧ノズル 2:液ノズル 3:エアユニット 4:メスルアー継ぎ手
5:直管パイプ 6:ボデイ 7:管継ぎ手 8:貫通穴
9:エアホース継ぎ手 10:エアホース 11:エア吐出口 12:液吐出口
13:位置決め壁
5:直管パイプ 6:ボデイ 7:管継ぎ手 8:貫通穴
9:エアホース継ぎ手 10:エアホース 11:エア吐出口 12:液吐出口
13:位置決め壁
Claims (4)
- 液ノズルの吐出パイプに、この吐出パイプの外径より若干大径のエア吐出口を持つエアユニットを挿入し、エアユニットを吐出パイプに固定する固定具を設置したことを特徴とする噴霧ノズル。
- 中心に液ノズルの通る穴と、周囲にエア通路穴を複数設置した位置決め壁を設置した請求項1の噴霧ノズル。
- 液ノズル、エア管共に長いチューブとした請求項1の噴霧ノズル。
- 外周に切り欠けを数箇所刻設し、中央に液ノズルの挿入穴を刻設した、請求項1の噴霧ノズルの位置決め壁スリーブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010008049U JP3166025U (ja) | 2010-11-22 | 2010-11-22 | 噴霧ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010008049U JP3166025U (ja) | 2010-11-22 | 2010-11-22 | 噴霧ノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3166025U true JP3166025U (ja) | 2011-02-17 |
Family
ID=54877241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010008049U Expired - Fee Related JP3166025U (ja) | 2010-11-22 | 2010-11-22 | 噴霧ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3166025U (ja) |
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2010
- 2010-11-22 JP JP2010008049U patent/JP3166025U/ja not_active Expired - Fee Related
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