JP3165962U - トルクレンチ絶縁構造 - Google Patents

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呉日淳
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瞬豐實業有限公司
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Abstract

【課題】トルクレンチの表面の大部分を絶縁層により覆い、絶縁層により覆われていない部分をその他の絶縁物で覆うことにより、電気が人体に伝わるのを防ぐことができる上、トルク値を補正することができるトルクレンチ絶縁構造を提供する。【解決手段】トルクレンチ10内に、トルクレンチ10の端部に螺着された調整スイッチ30で調整するトルク機構が取り付けられている。トルクレンチ10の一部は、絶縁層20により覆われ、絶縁層20により覆われていない部分に絶縁管40が外嵌されている。絶縁管40は、一方の端部が絶縁層20と凹凸嵌合され、他方の端部に調整スイッチ30が係合されている。絶縁層20には、絶縁管40側の端部に凹部21が設けられている。絶縁管40の管壁41には、凹部21に挿入される凸部42が突設されている。【選択図】図2

Description

本考案は、ハンドツールの絶縁技術に関し、特に、トルクレンチ絶縁構造に関する。
産業分野では、作業の省力性及びスピード性を向上させるために、適切なハンドツールを選択して使用する必要がある。例えば、締め付けたり緩めたりする作業は、レンチを使用すると、少ない労力で大きな効果を得ることができる。
しかし、大部分のレンチは、金属を鋳造して造られているため、電子製品及び電気製品が混在する作業環境では、交流(直流)電流の導体となって電流がリークする虞があり、人体の安全性を確保するため、絶縁レンチが開発された。
初期の絶縁レンチ(例えば、特許文献1)は、レンチの表面が絶縁層により覆われているため、構造が簡素な上、電気が人体に伝わるのを防ぎ、安全かつ簡便に使用することができる。
台湾実用新案登録第404,306号公報
科学技術の発展により、従来、トルク値を設定する機能を有するレンチが開発されている。このタイプのトルクレンチは、トルク値の補正作業を定期的に行う必要があるが、安全性を高めるために表面が絶縁層により覆われているものは、トルク値を補正することができなかった。そのため、絶縁層により覆われたトルクレンチの構造は、改善が求められていた。
本考案は、多節式を用い、トルクレンチの表面の大部分を絶縁層により覆い、絶縁層により覆われていない部分をその他の絶縁物で覆うことにより、電気が人体に伝わるのを防ぐことができる上、トルク値を補正することができるトルクレンチ絶縁構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、トルクレンチ内に、前記トルクレンチの端部に螺着された調整スイッチで調整するトルク機構が取り付けられ、前記トルクレンチは、一部が絶縁層により覆われ、前記絶縁層により覆われていない部分に絶縁管が外嵌され、前記絶縁管は、一方の端部が前記絶縁層と凹凸嵌合され、他方の端部に前記調整スイッチが係合されることを特徴とするトルクレンチ絶縁構造が提供される。
前記絶縁層には、前記絶縁管側の端部に凹部が設けられ、前記絶縁管の管壁には、前記凹部に挿入される凸部が突設されていることが好ましい。
前記絶縁層の前記凹部に隣接する箇所に拡張部が設けられ、前記絶縁管の前記管壁には、内面が前記凸部と一体成形され、前記絶縁層の外周を覆い、前記拡張部に係合する内嵌部が設けられていることが好ましい。
前記拡張部の前記絶縁管に対向する箇所には、前記絶縁管の前記内嵌部を収納する収納溝が設けられていることが好ましい。
前記絶縁管には、透明のウィンドウ部が設けられていることが好ましい。
本考案のトルクレンチ絶縁構造は、多節式を用い、トルクレンチの表面の大部分を絶縁層により覆い、絶縁層により覆われていない部分をその他の絶縁物で覆うことにより、電気が人体に伝わるのを防ぐことができる上、トルク値を補正することができる。
本考案の一実施形態によるトルクレンチ絶縁構造を示す斜視図である。 本考案の一実施形態によるトルクレンチ絶縁構造のトルクレンチの各部材の対応関係を示す分解斜視図である。 本考案の一実施形態によるトルクレンチ絶縁構造の絶縁層と絶縁管との凹凸嵌合関係を示す断面図である。
以下、本考案のトルクレンチ絶縁構造の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
本考案の一実施形態によるトルクレンチ絶縁構造は、トルクレンチ内にトルクレンチの端部に固定される調整スイッチにより調整することができるトルク機構が取り付けられ、トルクレンチの一部表面が絶縁層により覆われ、絶縁層に覆われていない部分が絶縁管に覆われている。
絶縁管は、一方の端部が絶縁層と凹凸嵌合され、他方の端部が調整スイッチと係合し、絶縁管と絶縁層とが一体成形されることから、トルクレンチとともに回転せず、握って力が入れ易い。トルク値を補正する場合は、トルクレンチから絶縁管を外し、トルク値を補正してから、再び元の場所に絶縁管を取り付ける。そのため、出力トルク値が得られる上、迅速かつ便利に取り付けることができる。さらに、電流がリークするのを防いで安全性を高めることもできる。
凹凸嵌合構造は、絶縁層の管壁に対向した端部に設けられた凹部に、絶縁管の管壁に設けられた凸部を挿入させることによって構成される。絶縁層の凹部に隣接する箇所には、拡張部が設けられている。絶縁管の管壁には、内面が凸部と一体成形され、絶縁層の外周を覆い、拡張部に係合する内嵌部が設けられている。拡張部の絶縁管に対向した箇所には、絶縁管の内嵌部を収納するために用いる収納溝が設けられている。
絶縁管には、ユーザがトルクレンチの出力トルク値を検視することができるように、透明なウィンドウ部が設けられている。
図1〜図3を参照する。図1〜図3に示すように、本考案の一実施形態によるトルクレンチ絶縁構造は、トルクレンチ10の一部表面が絶縁層20により覆われている。絶縁層20により覆われていない端部には、調整スイッチ30が取り付けられている。絶縁層20により覆われていない部分のトルクレンチ10には、絶縁管40が外嵌されている。
トルクレンチ10は、ハウジング11の上方に絶縁性の方向転換つまみ12が配置され、下方に多角形の挿入部13が突設されている。ハウジング11の外周には、中空の支持部14が接続されている。支持部14内には、トルク機構50が取り付けられている。方向転換つまみ12の操作により、挿入部13が一方向のみにしか制動しなくなるとともに、反対方向に空転するようにすることができる。方向転換つまみ12を押圧すると、挿入部13とスリーブ(図示せず)との係合作用を解除することができる。
トルク機構50の入力部材は、支持部14の端部から露出し、調整スイッチ30と噛み合うように螺着され、目盛板52と連動するラチェットピン51である。調整スイッチ30を回転させ、ラチェットピン51を介してトルク機構50が出力するトルク値を調整すると、目盛板52が支持部14の長手方向で移動する。
絶縁層20は、ハウジング11の表面を覆い、挿入部13に向かって僅かに延伸されているが、方向転換つまみ12の操作を妨げず、支持部14の一部を覆う。また、絶縁層20には、絶縁管40の端部に対向するように2つの凹部21が設けられている。凹部21に隣接する箇所には、円錐状をなす拡張部22が設けられている。拡張部22の端部には、絶縁管40に対向する箇所に収納溝23が設けられている。
絶縁管40の一方の端部の管壁41には、2つの凸部42及び内嵌部43が設けられている。凸部42は、内嵌部43の内面に突出されている。絶縁層20の対応位置に設けられる凹部21に凸部42が挿入されると、内嵌部43が収納溝23に深く挿入されて絶縁層20の上面を覆い、内嵌部43の外周と拡張部22とが重なる。絶縁管40の他方の端部は、調整スイッチ30に係合する。絶縁管40と絶縁層20とが凹凸嵌合して一体成形されていることから、支持部14とともに回転せず、トルクレンチ10を握って力を入れるのに便利である。また、絶縁管40の目盛板52に対応する箇所には、ユーザが、トルクレンチ10の出力トルク値を検視するために用いる透明のウィンドウ部44が設けられている。
このように、トルクレンチ10の絶縁管40を握るだけで、電気が人体に伝わるのを防ぎつつ、調整スイッチ30を回転させてトルク値の大きさを変えたり、トルクレンチ10を動かして挿入部13を単一方向に作動させたり逆方向に空転させたりすることができる。
トルク値を補正するときは、調整スイッチ30を外してトルクレンチ10から絶縁管40を取り出し、補正作業が終了した後、再び元の場所に調整スイッチ30及び絶縁管40を取り付けるだけでよいため、非常に便利に補正作業を行うことができる。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
10…トルクレンチ、
11…ハウジング、
12…方向転換つまみ、
13…挿入部、
14…支持部、
20…絶縁層、
21…凹部、
22…拡張部、
23…収納溝、
30…調整スイッチ、
40…絶縁管、
41…管壁、
42…凸部、
43…内嵌部、
44…ウィンドウ部、
50…トルク機構、
51…ラチェットピン、
52…目盛板。

Claims (5)

  1. トルクレンチ内に、前記トルクレンチの端部に螺着された調整スイッチで調整するトルク機構が取り付けられ、
    前記トルクレンチは、一部が絶縁層により覆われ、前記絶縁層により覆われていない部分に絶縁管が外嵌され、
    前記絶縁管は、一方の端部が前記絶縁層と凹凸嵌合され、他方の端部に前記調整スイッチが係合されることを特徴とするトルクレンチ絶縁構造。
  2. 前記絶縁層には、前記絶縁管側の端部に凹部が設けられ、
    前記絶縁管の管壁には、前記凹部に挿入される凸部が突設されていることを特徴とする請求項1に記載のトルクレンチ絶縁構造。
  3. 前記絶縁層の前記凹部に隣接する箇所に拡張部が設けられ、
    前記絶縁管の前記管壁には、内面が前記凸部と一体成形され、前記絶縁層の外周を覆い、前記拡張部に係合する内嵌部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のトルクレンチ絶縁構造。
  4. 前記拡張部の前記絶縁管に対向する箇所には、前記絶縁管の前記内嵌部を収納する収納溝が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のトルクレンチ絶縁構造。
  5. 前記絶縁管には、透明のウィンドウ部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のトルクレンチ絶縁構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013031908A (ja) * 2011-08-03 2013-02-14 Rogu Satou:Kk 絶縁トルクレンチ
JP2019051584A (ja) * 2017-09-18 2019-04-04 佳銘精密工業有限公司 シグナル音を発する螺合固定型トルクレンチ
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