JP3165617U - 重量物移動台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】脚を有する重量物の移動が容易な構造を有し、製作コストを低くでき、前記重量物を載せた状態が安定し安全な移動が可能になる重量物移動台車を提供する。【解決手段】脚3を有する重量物5、例えば営業用の大型の冷蔵庫7を移動するための台車1である。台車1の本体9はステンレス製である。この本体9の下面には、3対のキャスター車輪11が設けられる。また、本体9には、冷蔵庫7の片側一対の脚3を入れるための長い溝13が一体的に形成される。この溝13は、本体9の中央で全長にわたって形成され、車輪の軸よりも低い位置にある。また、溝13の長手方向の一方は、脚3を入れるために開口15を形成している。溝13の幅は、大型の冷蔵庫7の脚3の幅よりの少し大きいだけである。【選択図】図1

Description

この考案は、脚を有する重量物、例えば冷蔵庫、テーブルなどを移動するための台車に関する。
従来、脚を有する重量物、例えば冷蔵庫、テーブル、ショーケースなどの移動は、ストック倉庫内での移動、また、商店改装に伴う商店内での配置換えによる移動などが、行なわれる。
これらの移動するための台車は、通常の台車と同じものを使用していた。すなわち、頑丈な板状の台車本体の下面に、キャスター車輪が通常4個設けられる。
各キャスター車輪は、上部の平面的な取付座の下面に設けられる一対のフォークによって、車輪の車軸が支持される。
このため、各キャスター車輪に支えられた台車本体はかなり高い位置にある。重量物に耐えられる台車やキャスター車輪はかなり大型になり、その分、台車本体はより高い位置となる。
この高い位置へ、前記重量物を載せるには、重量物の脚が高い位置になるまで、重量物を傾けなければならず、例えば営業用の大型の冷蔵庫で、通常30cm程度傾けなければならなかった。
よって、人手により前記重量物を移動する作業は困難を伴っていた。
なお、下記特許文献1には、車軸よりも低い位置に荷台が存在する車高の低い台車が開示される。また、下記特許文献2には、台車本体の断面が中央で大きく凹み、車高が低くなっているものが開示される。
特開2009-227010 実登3137181
しかしながら、上記特許文献1、2は、構造上、脚を有する重量物の移動には使用できない。また、構造が複雑すぎ、製作コストが高くなる。さらに、構造上、脚を有する重量物を載せると、載せた状態が不安定になり危険である。
この考案は、以上の問題点を解決するために、脚を有する重量物の移動が容易な構造を有し、製作コストを低くでき、前記重量物を載せた状態が安定し安全な移動が可能になる重量物移動台車を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、第一考案は、脚を有する重量物を移動するための台車において、この台車の本体と、この本体の下面に設けられた複数の車輪と、前記本体に形成され前記脚を入れるための溝とを有し、前記溝は前記本体の中央で全長にわたって形成され前記車輪の軸よりも低い位置にあり、前記溝の長手方向の一方は前記脚を入れるために開口していることを特長とする重量物移動台車である。
第二考案は、前記本体は、平面形状が細長い四角形で幅が狭く、この幅方向の縦断面は、前記溝の底部と両側壁部を形成するコの字状部分と、該コの字の両先端から外側に連続する水平面部とを有し、この水平面部の下面には、前記全長にわたって形成される前記溝を挟んで3対の車輪が設けられ、前記水平面部の縁辺には下方へ縁側壁部が連続し、前記溝の長手方向の他方は前記縁側壁部が延長されて閉じられていることを特長とする請求項1に記載の重量物移動台車である。
第一、又は第二考案の重量物移動台車によれば、脚を有する重量物を少し傾け脚を少し上げるだけで、この脚を、台車の本体に形成された溝の一方の開口から載せられ、よって前記重量物を容易に載せ移動できる。また、脚が溝に入れられることで前記重量物は、載せた状態が安定する。
第二考案の重量物移動台車によれば、台車の本体は、幅方向の縦断面が、溝のコの字状部分と、該コの字の両先端から外側に連続する水平面部と、前記水平面部の縁辺で下方へ連続する縁側壁部と、で一体連続的に構成され、さらに、溝の他方は縁側壁部が延長されて閉じられている構成を有し、シンプルで強度のある構造となっており、よって、製作コストを低くできる。
この考案の一実施形態に係る重量物移動台車の使用状態の斜視図である。 図1の重量物移動台車を一方から見た斜視図である。 図1の重量物移動台車を他方から見た斜視図である。 図2の重量物移動台車を裏返した状態の斜視図である。
この考案の実施形態を、図1及び図4に示す。
[全体]
この実施形態の台車1は、脚3を有する重量物5、すなわち営業用の大型の冷蔵庫7を移動するための台車1である。台車1の本体9はステンレス製である。この本体9の下面には、3対のキャスター車輪11が設けられる。また、本体9には、冷蔵庫7の片側一対の脚3を入れるための長い溝13が一体的に形成される。この溝13は、本体9の中央で全長にわたって形成され、車輪の軸よりも低い位置にある。また、溝13の長手方向の一方は、脚3を入れるために開口15している。溝13の幅は、大型の冷蔵庫7の脚3の幅よりの少し大きいだけである。
[各部]
本体9は、ステンレス製の板材を屈曲し溶接して構成する。図2,図3に示すように、平面形状が細長い四角形で、幅が狭い。この幅方向の縦断面は、中央に、溝13の底部17と両側壁部を形成するコの字状部分を有する。コの字は、開口15を上にしている。このコの字の両先端から外側に水平面部21が連続する。水平面部21の3方の縁辺には、下方へ縁側壁部23が連続する。残りの1方は、溝13の側壁部である。溝13の長手方向の他方では、左右の縁側壁部23が延長されて一体となり、これにより閉じられている。この延長部分25の外側には、ハンドル27が設けられる。
図4に示すように、本体9の水平面部21の下面には、全長にわたって形成される溝13を挟んで、3対の車輪が設けられる。これらの車輪は、キャスター車輪11である。各キャスター車輪11は、上部の平面的な取付座29の下面に、ベアリングが配された旋回部が設けられ、この旋回部から下方に一対のフォーク31が設けられる。車輪33は、この一対のフォーク31の間に配置され、これらフォーク両端がベアリングを介して車軸35を支持する。
[使用方法]
図1に示すように、移動の対象となる重量物5は、この実施形態では営業用の大型の冷蔵庫7である。この冷蔵庫7は、4つの脚3を有する。重量物移動台車1は2台用意する。冷蔵庫7の左右2対の脚3を、片側一対ずつ、重量物移動台車1に載せる。
脚3を載せる際には、冷蔵庫7を少し、すなわち数cm傾けて、これにより片側一対の脚3を少し上げるだけで、この一対の脚3を、台車1の本体9に形成された溝13の一方の開口15に載せる、この溝13の開口15は、低く、移動を行なう床より数cm高いだけである。
このとき、一対の脚3の並んだ方向と、台車1の溝13の方向を同じにし、両者を直線的に位置させる。そして、この直線上で台車1を動かして、溝13の開口15を始めの脚3に近づけ、この脚3を溝13に入れる。入れた後、そのまま、直線上で台車1を動かして、次の脚3に近づけ、この脚3を入れる。このようにして、一対の脚3が溝13に入った後に、冷蔵庫7の傾きを元に戻せば、この一対の脚3は、溝13に入ったまま、台車1に載せられたことになる。
同様にして、冷蔵庫7を反対側に傾け、他方側一対の脚3を、別の重量物移動台車1の溝13に入れ、冷蔵庫7の傾きを元に戻し、この別の台車1に載せる。
このようにして、冷蔵庫7は、2台の重量物移動台車1に載せられ、移動できる。
「実施形態の効果」
以上説明したように、脚3を有する重量物5である冷蔵庫7を少し傾け、これによって脚3を少し上げるだけで、この脚3を、台車1の本体9に形成された溝13の一方の開口15に載せられ、よって2台の台車1によって重量物5を容易に載せ移動できる。
また、溝13の幅は、大型の冷蔵庫7の脚3の幅よりの少し大きいだけであり、脚3が溝13に入れられることで、重量物5は台の上でずれることが少なく、よって載せた状態が安定する。
さらに、台車1の本体9は、シンプルで強度のある構造となっている。すなわち、本体9の幅方向の縦断面が、溝13のコの字状部分のコの字の両先端から、外側に水平面部21へ連続し、この水平面部21の縁辺で下方へ縁側壁部23に連続する。よって、本体9は、溝13のコの字状部分、水平面部21、縁側壁部23と一体連続的に構成される。また、水平面部21の下の空間は、水平面内で、4方が閉じた構成となっている。さらに、溝13の他方は、縁側壁部23が延長されて閉じられている構成を有する。このようにして、連続し、閉じた構成を有することで、シンプルで強度のある構造となっており、よって、製作コストを低くできる。
「他の実施形態」
以上の実施形態では、本体9は、ステンレス製であったが、他の実施形態では、硬質プラスチック製でも良い。
以上の実施形態では、脚3を有する重量物5の例として冷蔵庫7を示したが、他の実施形態では、テーブル、ショーケースなど、他の重量物5の移動に本願考案が使用できる。
1…台車、3…脚、5…重量物、7…冷蔵庫、9…本体、11…キャスター車輪、13…溝、15…開口、17…底部、19…側壁部、21…水平面部、23…縁側壁部、25…延長部分、27…ハンドル、29…取付座、31…フォーク、33…車輪、35…車軸。

Claims (2)

  1. 脚を有する重量物を移動するための台車において、この台車の本体と、この本体の下面に設けられた複数の車輪と、前記本体に形成され前記脚を入れるための溝とを有し、前記溝は前記本体の中央で全長にわたって形成され前記車輪の軸よりも低い位置にあり、前記溝の長手方向の一方は前記脚を入れるために開口していることを特長とする重量物移動台車。
  2. 前記本体は、平面形状が細長い四角形で幅が狭く、この幅方向の縦断面は、前記溝の底部と両側壁部を形成するコの字状部分と、該コの字の両先端から外側に連続する水平面部とを有し、この水平面部の下面には、前記全長にわたって形成される前記溝を挟んで3対の車輪が設けられ、前記水平面部の縁辺には下方へ縁側壁部が連続し、前記溝の長手方向の他方は前記縁側壁部が延長されて閉じられていることを特長とする請求項1に記載の重量物移動台車。
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