JP3165608B2 - 光インバータおよびこれを構成する方法 - Google Patents

光インバータおよびこれを構成する方法

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  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学に関する。更に詳細
には、本発明は全光導波インバータデバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】(特に、光ファイバを使用する形で)導
波光波技術の、高速で、電磁干渉に対して免疫性の、超
広帯域かつ大容量で低損失,低歪みおよび低漏話特性を
活用するために、全光信号処理および電気通信デバイス
が開発されつつある。“全光”という用語は、デバイス
が光入力と光出力を有するばかりでなく、すべての中間
信号処理が電気的にではなく光学的に行われることも意
味する。
【0003】全光デバイスは、光信号を電気的アナログ
信号に変換する光電子デバイスよりも遥かに望ましい。
なぜなら、単一の光学領域内にとどまる信号は光波技術
の固有の利点を最大限活用できるからである。更に、全
光システムは一般的に、同様な機能を果たす光電子コン
ピュータに比べて、部品の使用量が少なく、機構が簡単
である。
【0004】全光信号処理で開発するための第1の課題
は、半導体光増幅器および稀土類元素がドープされた増
幅光ファイバ(例えば、エルビウムがドープされた光フ
ァイバ)による光増幅であった。これらの増幅ファイバ
(エルビウムドープトファイバ増幅器(EDFA)と呼
ばれている)は低ノイズ,比較的大きな偏光非依存性帯
域幅、低漏話および低挿入損失をしめす。
【0005】また、製造コストが比較的安価である。全
光増幅器は従来の光電子増幅器技術よりも遥かに優れた
性能を発揮する。全光増幅器では、出力信号は入力信号
から増幅される。入力信号の大きさの増大は出力信号の
大きさの増大を生じる。
【0006】アナログおよびデジタルの両方の用途にお
ける光波技術の固有の利点を更に発展させるために、光
増幅器を超越する一層優れた全光増幅器の開発が望まれ
ている。例えば、電気的インバータ装置は長年に亙って
存在しているが、全光インバータは未だ実現されていな
い。インバータ装置では、出力信号は入力信号と反比例
するので、入力信号の大きさの増大は出力信号の大きさ
の減少を生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は優れた特性を有する全光インバータ装置を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、第1の特性波長を有する光増幅器の出力
信号が第2の特性波長を有する光増幅器の入力信号に反
比例するように配列された、フィードバックループ内に
配置された光フィルタを有する光増幅器を使用すること
からなる全光インバータ装置を提供する。
【0009】全光インバータ装置を構成する要素類の代
表的な配列では、全光インバータ装置は、光信号を入力
において受信しない場合、第1の特性波長の光信号を出
力し、第1の特性波長と少なくとも僅かに異なる第2の
特性波長を有する光信号を入力において受信する場合、
全光インバータ装置はヌル信号(すなわち、無信号)を
出力する。
【0010】全光インバータ装置を構成する要素類の別
の配列では、全光インバータ装置は、光信号を入力にお
いて受信しない場合、第1の特性波長の光信号を出力
し、第2の特性波長を有する光信号を入力において受信
する場合、第2の特性波長の増幅信号又は第1および第
2の特性波長を有する2成分信号の何れかを出力する。
【0011】全光インバータ装置は様々な用途で好都合
に使用できる。例えば、全光インバータ装置は、デジタ
ル用途における全光論理要素として、長距離光伝送シス
テムにおけるアナログ故障探索器として、および波長分
割多重化(WDM)スイッチングシステムで使用される
波長変換器の部品としての、光ポンプと信号増幅器との
組合せとして都合よく使用できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明を具体的に
説明する。
【0013】図1は本発明による全光インバータ装置1
5を構成する要素類の集成の一例を示すブロック図であ
る。非ドープ光ファイバからなるフィードバックパス3
0は、EDFA10の出力と入力を結合する。本発明の
幾つかの用途では、可飽和減衰器として機能する、稀土
類元素がドープされた光ファイバをフィードバックパス
30で使用することが望ましい。減衰器を使用すること
の利点は下記で詳細に説明する。
【0014】図1に示された配列では、EDFA10は
ポンプ110,マルチプレクサ120,エルビウムドー
プトファイバ130および光アイソレータ140からな
る。この集成装置では、ポンプ110からの光は信号と
反対方向に伝搬する。これらの各部品およびこれらの部
品内で使用される機能は当業者に周知である。本発明の
幾つかの用途では、EDFA10内の部品類を、ポンプ
110からの光が信号と同方向又は双方向に伝搬するよ
うに配列することが望ましい。
【0015】バンドパスフィルタ50は、EDFA10
の出力と出力光カプラ70との間の順方向パス60内に
配置される。出力光カプラ70は順方向パス60内を伝
搬する信号の所定部分をフィードバックパス30に結合
する。入力光カプラ80はフィードバックパス30内を
伝搬する信号の所定部分をEDFA10の入力に結合す
る。
【0016】動作状態では、EDFA10の入力に光信
号が存在しない場合、EDFA10からの増幅自然放出
(ASE)は、ASEが順方向パス60に沿って伝搬す
るに応じて、光バンドパスフィルタ50により波長λ2
で濾波される。ASEは、エルビウムドープトファイバ
130からの励起エルビウムイオンの自然放射により発
生された増幅光からのEDFA10により生成される。
【0017】濾波されたASEの一部は出力光カプラ7
0を通過するEDFA10の出力からフィードバックル
ープ30に結合される。その後、フィードバック信号と
して入力光カプラ80を通してEDFA10に再注入さ
れる。このフィードバック信号はEDFA10で誘導放
出を起こさせるのに十分である。この誘導放出は、波長
λ2で全光インバータ装置15による自己持続性レーザ
出力を生じる。
【0018】波長λ1(少なくとも僅かにλ2と異なる)
の光入力信号がEDFA10の入力に存在する場合、E
DFA10は波長成分λ1およびλ2を有する信号を増幅
する。全光インバータ装置15の全体利得はEDFA1
0の長さにより固定されるので、波長λ1における入力
信号の大きさが増大するにつれて、波長λ2における出
力信号の大きさはEDFA10が飽和するまで減少す
る。
【0019】この飽和により、EDFA10からの利得
は、波長λ2におけるレイジングに必要な閾値未満にま
で低下する。この時点で、全光インバータ装置15はヌ
ル信号(すなわち、無信号)を放出する。波長λ2を通
過するように同調され、EDFA10の出力のところに
配置された光バンドパスフィルタ50は、波長λ1の増
幅入力信号が全光インバータを超えて伝搬することを阻
止する。EDFA10により出力された波長λ2の光信
号の大きさは波長λ1の光入力信号の大きさに反比例す
るので、本発明の全光インバータ装置が得られる。
【0020】下記の数学的説明は本発明の詳細な動作を
理解するのに有用である。エルビウムドープトファイバ
130に対する入力および出力光子束は下記の連立陰関
数方程式(1)および(2)により関係付けられる。
【0021】
【数1】
【0022】(前記の数式(1)および(2)におい
て、λ1は入力信号の波長であり、λ2は出力信号の波長
であり、λpはEDFA10におけるポンプ光の波長で
あり、qはエルビウムドープトファイバ130に出入す
る光子束であり、αおよびg*はそれぞれ制御波長およ
びポンプ波長における吸収係数および放射係数であり、
ζは飽和パラメータであり、Lはエルビウムドープトフ
ァイバ130の長さである。)
【0023】フィードバックパス30は下記の数式
(3)で示されるように、波長λ2におけるEDFA1
0の入力および出力の関係を確定する。
【0024】
【数2】
【0025】(前記数式(3)においてTinおよびT
outはEDFA10の入力および出力における光成分の
透過率であり、Tfはフィードバックパス30の透過率
であり、T1=Tinoutfであり、FinおよびFout
それぞれ、入力光カプラ80および出力光カプラ70の
結合係数である。)数式(1)〜(3)は、ポンプおよ
び入力信号パワーに直線的に左右される、レイジング閾
値よりも上で有効なEDFA10の出力の陽な数式
(4)に帰着する。
【0026】
【数3】
【0027】数式(4)および(5)が有効である場
合、EDFA10は、順方向パス60およびフィードバ
ックパス30の組合せによる総利得が1と等しいか又は
1よりも大きいことを必要とするレーザとして動作しな
ければならない。順方向パス60およびフィードバック
パス30の組合せによる利得は、出力カプラ70と入力
カプラ80の結合係数を変化することによりフィードバ
ックパス30内を伝搬する光の割合を変化させることに
より容易に制御することができる。別法として、順方向
パス60およびフィードバックパス30の組合せによる
利得を制御するために、フィードバックパス30内に配
置された制御可能な減衰要素を含めることが望ましい。
【0028】図4は、EDFA10の計算出力パワー
を、下記の条件下で入力信号パワーの関数としてプロッ
トした数式(4)の特性図である。 λp=980nm λ1=1560nm Tin=Tout=0.8 Tf=0.5 Fin=Fout=0.5 L=13m ξ=1.5×1015-1-1 α=0.38m-1*=0.62m-1
【0029】伝達関数H(λi)の勾配(すなわち“利
得”)はポンプパワーには無関係であり、基本的に、透
過率項のTin,ToutおよびTfおよび結合係数Finおよ
びFou tにより決定される。実際、λ1≒λ2,α(λ1
=α(λ2)およびg*(λ1)=g*(λ2)の場合、利
得伝達関数は下記の数式(6)に帰着する。(なお、添
字として表示できない記号を括弧内に記載することがあ
る。)
【0030】
【数4】
【0031】従って、高い伝達関数利得は、小さなTf
inout項により特徴付けられる弱フィードバックに
より得られる。これはEDFA10が高利得にクランプ
され、その結果、入力信号も高利得を経験するために生
じる。この入力信号が経験する高利得はEDFA10の
出力パワーを容易に飽和する。Tfinout項は、例え
ば、フィードバックパス30内に制御可能な減衰要素を
組み込み、フィードバックパス30の透過率Tfを変更
することにより全光インバータ15の利得特性を変化さ
せるために、都合良く調整することができる。
【0032】別法として、可飽和又は制御可能なアブソ
ーバおよび変調器のようなその他の要素をフィードバッ
クパス30内に組み込むことが望ましいこともある。伝
達関数の勾配がH(λi)=1である場合、全光インバ
ータ15はアナログ全光インバータとして動作する。こ
の場合、出力信号の大きさは入力信号の大きさに直接的
に反比例する。
【0033】図1に示されるような構成例はデジタル用
途における全光論理要素として都合良く使用できる。波
長λ1における入力信号はEDFA10を飽和するのに
十分な大きさを有するように選択され、その後、入力信
号が存在する場合、全光インバータ15はヌル信号を出
力することによりまた、入力信号が存在しない場合、波
長λ2の信号を出力することにより論理NOTゲートと
して機能する。
【0034】NOTゲートは図3に示されるように当業
者に公知の記号で表示され、下記の真理値表に従って動
作する。 λ1 λ2 1 0 0 1
【0035】それぞれλ1aおよびλ1bの波長を有する2
つの信号(ここで、λ1aおよびλ1bは同一であるか又は
同一ではない)は、例えば、3dB光カプラを用いて全
光インバータ15(図1参照)の入力に結合させること
ができる。その後、全光インバータ15は下記の真理値
表に従って全光NORゲート(このNORゲートは図4
に示されるように当業者に公知の記号により表示され
る)として機能する。 λ1a λ1b λ2 0 0 1 0 1 0 1 0 0 1 1 0
【0036】全光インバータ15(図1参照)の入力に
おいて信号λ1a又はλ1bの何れかが存在すると、EDF
A10(図1参照)を飽和し、EDFA10がレイジン
グし、波長λ2の出力信号を発生することを阻止する。
NORゲートは論理的に完全なので、本発明の全光イン
バータ15は2個のバイナリ入力変数の16種類すべて
の演算を実現するために様々な方法で使用できる。
【0037】図5は本発明の第2の配列例を例証するブ
ロック図である。この実施例では、光バンドパスフィル
タ250は、EDFA210の出力と順方向パス270
上の出力光カプラ270との間ではなく、ループ230
内に配置されている。この配列によれば、全光インバー
タ205は、例えば、アナログ用途における広帯域光増
幅器として機能することができる。
【0038】この配列によれば、レイジングは前記のよ
うに生起することができる。なぜなら、光バンドパスフ
ィルタ250は波長λ2でEDFA210により発生さ
れたASEを濾波するからである。しかし、出力カプラ
270がEDFA210の出力と光バンドパスフィルタ
250の間に配置されているので、増幅された制御信号
の一部は、全光インバータ205から出力させることが
できる。
【0039】実際、入力信号の振幅がEDFA210を
飽和するのに必要な振幅未満である場合、全光インバー
タ205は2つの成分を有する信号を出力する。最初の
成分は波長λ1を有する成分であり、第2の成分は波長
λ2を有する成分である。入力信号の振幅がEDFA2
10を飽和するのに十分なレベルにまで拡大する場合、
EDFA210による利得は、出力波長λ2におけるレ
イジングに必要な閾値未満に低下され、その結果、波長
λ1の入力信号だけが全光インバータ205により出力
される。
【0040】本発明のアナログ用途は例えば、図6に示
されるような、長距離光波伝送システムにおける故障探
索リピータとして全光インバータを使用することであ
る。2地点間光波伝送システムでは、送信機600と受
信機630の間に、本発明の原理を使用する多数の全光
インバータ/リピータ6201...kが配置されている。
この実施例では、3個の全光インバータ/リピータが図
示されている。
【0041】言うまでもなく、所定の2地点間光波伝送
システムで使用される全光インバータ/リピータの個数
は、当業者に周知の多数のファクタに応じて変化する。
各全光インバータ/リピータは、各フィードバックパス
230(図5参照)内のバンドパスフィルタ250(図
5参照)を個別識別波長に同調することにより識別され
る。
【0042】リピータの故障,ラインの切断又はその他
の何らかの原因による信号損失の場合、受信機630で
受信される光信号はレーザとして動作する最初の不飽和
全光インバータ/リピータから生じる。伝送ラインの更
に下流側に配置されたその他の全光インバータ/リピー
タは、この不飽和全光インバータ/リピータにより発生
された光信号により飽和された状態を維持する。その結
果、受信機630における信号波長は故障の位置を識別
する。
【0043】例えば、フィードバックパス230(図5
参照)内に配置された制御可能な減衰要素を使用するこ
とによるレーザフィードバックの変調は、遠隔位置へ伝
送するための遠隔計測信号を発生させるために使用でき
る。別法として、遠隔計測信号は当業者に公知の方法に
よりEDFA210(図5参照)内のポンプ110を変
調させることによっても発生させることができる。
【0044】図2に示された本発明の第2の実施例の集
成装置は波長コンバータの構成部品として使用すること
もできる。波長コンバータは、個別光ポンプ源と信号増
幅器との間の4波混合のような技術により実現される光
非線形性を使用する伝送方法で使用できる。ここでは詳
細に説明されていないが、4波混合は、色分散に打ち勝
ち、有害な非線形作用を制御する有望な手段として評価
されている。
【0045】好都合なことに、光ポンプ源および増幅器
の両方として機能する全光インバータは、もっと少ない
個数の要素(従って、低複雑性)を有する4波混合を用
いるシステム内で使用できる。図2を参照して説明した
ように、波長λ1の入力信号が、EDFA210を飽和
するのに必要な振幅未満の振幅で全光インバータ205
に入力される場合、波長λ1およびλ2を有する2種類の
成分を有する信号が全光インバータ205により出力さ
れる。
【0046】この2成分信号は、波長コンバータ内で高
非線形相互作用を行うように最適化される。波長コンバ
ータの変換効率はPp 2signalに比例する。ここで、P
pはポンプ出力であり、Psignalは制御信号出力であ
る。従って、最高変換効率は、全光インバータ205の
出力パワーの約2/3が出力波長λ2であり、約1/3
が制御波長λ1である場合に得られる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
優れた特性を有する全光インバータ装置が得られる。こ
の全光インバータ装置は様々な用途で好都合に使用でき
る。例えば、全光インバータ装置は、デジタル用途にお
ける全光論理要素として、長距離光伝送システムにおけ
るアナログ故障探索器として、および波長分割多重化
(WDM)スイッチングシステムで使用される波長変換
器の部品としての、光ポンプと信号増幅器との組合せと
して都合よく使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による全光インバータ装置を形成する要
素類の実例的配列の一例を示す模式的ブロック図であ
る。
【図2】ポンプパワーの様々なレベルにおける入力信号
パワーの関数として、図1の全光インバータ装置の計算
出力パワーを示す特性図である。
【図3】図1の集成装置の用途を示すブロック図と真理
値表からなる図である。
【図4】図1の集成装置の用途を示すブロック図と真理
値表からなる図である。
【図5】本発明による全光インバータ装置を形成する要
素類の実例的配列の別の例を示す模式的ブロック図であ
る。
【図6】図5の集成装置の用途を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10,210 エルビウムドープトファイバ増幅器(E
DFA) 110 ポンプ 120 マルチプレクサ 130 エルビウムドープトファイバ 140 光アイソレータ 15,205 全光インバータ 30,230 フィードバックパス 50,250 バンドパスフィルタ 60,260 順方向パス 70,270 出力光カプラ 80,280 入力光カプラ 610 2地点間光波伝送システム
フロントページの続き (72)発明者 モハマッド ティー.ファテヒ アメリカ合衆国、07748 ニュージャー ジー、ミドルタウン、シルビア テラス 5 (72)発明者 クリントン ランディ ギルス アメリカ合衆国、07748 ニュージャー ジー、ミドルタウン、ヘロン ロード 72 (56)参考文献 特開 平2−203326(JP,A) 特開 平5−175577(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの入力および1つの出力
    を有し、光信号を増幅する増幅手段と、 その入力で受信され信号路内を伝搬する実質的にλ2に
    等しい波長を有する光信号が、前記増幅手段を少なくと
    も第1の動作状態とするように、前記増幅手段の出力を
    その入力に結合する信号路を有するフィードバック手段
    と、 前記フィードバック手段の信号路内に配置され、前記信
    号路内を進行する信号を実質的にλ2に等しい波長に制
    限する波長選択手段と、 前記入力で受信される実質的にλ1に等しい波長を有す
    る信号が、前記増幅手段を少なくとも第2の動作状態と
    するように、前記増幅手段の入力に結合され前記増幅手
    段を制御する手段とからなり、前記第2の動作状態は、実質的にλ1に等しい波長を有
    する第1の成分と、実質的にλ2に等しい波長を有する
    第2の成分とを含む出力信号を生成する状態である こと
    を特徴とする光インバータ。
  2. 【請求項2】 前記フィードバック手段は、遠隔計測
    号を発生するために、前記信号路を伝搬する光信号を変
    調する手段を含むことを特徴とする請求項1記載の光イ
    ンバータ。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの入力および1つの出力
    を有する増幅手段を使用して、光信号を増幅するステッ
    プと、 その入力で受信され信号路内を伝搬する実質的にλ2に
    等しい波長を有する光信号が、前記増幅手段を少なくと
    も第1の動作状態とするように、信号路を有するフィー
    ドバック手段を使用して、前記増幅手段の出力を前記増
    幅手段の入力に結合するステップと、 前記信号路中を進行する信号を実質的にλ2に等しい波
    長に制限するステップと、 前記入力で受信される実質的にλ1に等しい波長を有す
    る信号が、前記増幅手段を少なくとも第2の動作状態と
    するように、前記増幅手段を制御するステップと から
    なり、前記第2の動作状態は、実質的にλ1に等しい波長を有
    する第1の成分と、実質的にλ2に等しい波長を有する
    第2の成分とを含む出力信号を生成する状態である こと
    を特徴とする光インバータを構成する方法。
  4. 【請求項4】 前記フィードバック手段は、遠隔計測
    号を発生するために、前記信号路を伝搬する光信号を変
    調する手段を含むことを特徴とする請求項3記載の方
    法。
JP33286194A 1993-12-17 1994-12-15 光インバータおよびこれを構成する方法 Expired - Fee Related JP3165608B2 (ja)

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US08/168,291 US5434701A (en) 1993-12-17 1993-12-17 All-optical inverter

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