JP3165525U - 発光表示パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的安価に製造することができると共に、板面に備えられた文字や図柄等の案内装飾を明るく照らすことができる発光表示パネルを提供する。【解決手段】発光表示パネル1に、表面に備えられた透明な粘着部を介して後面側へ貼り付けられるカッティングシート11、及び後面側へ点状に塗布される透光性を有した塗料12により形成された案内装飾10が板面に施される透明板状のパネル本体2と、パネル本体2における下端外周を保持する外周フレーム3と、外周フレーム3内に支持されパネル本体2の下端面へ向けて光を照射する複数のLED4aを有した照明基板4と、を具備させる。【選択図】図1

Description

本考案は、広告表示や案内表示等の電飾看板に用いられる発光表示パネルに関するものであり、特に、板面に文字や図柄等の案内装飾を備えた透明板の外周面から光を照射して案内装飾を照らし出す発光表示パネルに関するものである。
従来より、電飾看板に用いられる発光表示パネルとしては、ガラスや樹脂等の透明板の板面に案内装飾として文字や図柄等を微細な凹凸によって形成した上で、透明板の端面から透明板内へ光を照射するようにし、微細な凹凸で光を乱反射させることで文字や図柄等を光らせるようにした表示装置が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
しかしながら、従来の表示装置は、透明板に文字や図柄等を表示するために、サンドブラスト等を用いて微細な凹凸を形成しているので、表示装置の製造に手間がかかりコストが高くなる問題があると共に、短納期に対応することが困難であった。また、透明板に形成した微細な凹凸で光を乱反射させて文字等を光らせるようにしているので、光源からの光が乱反射することで表示装置を見る者に届く光量が少なくなり文字等の光り具合が弱い問題があると共に、微細な凹凸で乱反射させるので蓋然的に文字等が透光性を有した状態となり、表示装置の周囲の明るさによっては文字等が見辛くなる問題があった。
そこで、本考案は上記の実情に鑑み、比較的安価に製造することができると共に、板面に備えられた文字や図柄等の案内装飾を明るく照らすことができる発光表示パネルの提供を課題とするものである。
上記の課題を解決するために、本考案に係る発光表示パネルは、「表面に備えられた透明な粘着部を介して後面側へ貼り付けられるカッティングシート、又は、前面側又は後面側の少なくとも一方へ点状に塗布される透光性を有した塗料、の少なくとも一方により形成された案内装飾が板面に施される透明板状のパネル本体と、該パネル本体における外周の少なくとも一部を保持する外周フレームと、該外周フレーム内に支持され前記パネル本体の外周面へ向けて光を照射する複数のLEDを有した照明基板とを具備する」ことを特徴とする。
ここで、「案内装飾」としては、「カッティングシートにより形成したもの」、「塗料により形成したもの」、「カッティングシート及び塗料により形成したもの」、等を例示することができる。具体的には、カッティングシートを用いた案内装飾は、カッティングシートを、表面側(文字等がそのまま読める側、意匠側)が粘着部となるように所定形状に切断したものであり、パネル本体の板面における後面側に貼り付けるものである。このカッティングシートとしては、粘着部を含めて耐水性、及び耐候性に優れた市販のものを用いれば良く、全体的に透光性を有したものを用いることが望ましい。また、色については、適宜色のカッティングシートを用いることができる。一方、塗料を用いた案内装飾は、エアブラシ等を用いて点状に塗布するものであり、パネル本体の板面における前面側又は後面側の少なくとも一方に塗布するものである。この塗料としては、「アクリル塗料」、「ウレタン塗料」、「エナメル塗料」、「ラッカー塗料」、等を例示することができ、透光性を有すると共に、環境負荷の低い水溶性の塗料を用いることが望ましい。
また、「パネル本体」としては、「ガラス」、「アクリル樹脂」、「アクリル樹脂」、「ポリカーボネート樹脂」、「ABS樹脂」、「ポリプロピレン樹脂」、「ポリアリレート樹脂」、「メタクリル樹脂」、等を透明な板状に形成したものを例示することができる。また、パネル本体は、無色透明、又は、有色透明、の何れかであれば良いが、無色透明が望ましい。更に、パネル本体の外形形状としては、「三角形状」、「四角形状」、「多角形状」、「円形状」、「楕円形状」、「不定形状」、等とすることができる。更に、パネル本体としては、平面状のものでも良いし、湾曲状のものでも良い。
更に、外周フレームとしては、パネル本体の外周縁を保持することができるものであれば良く、アルミ等の金属の押出型材、樹脂、木材等、適宜の材料を用いることができる。
また、「LED」としては、白色LEDを用いることが望ましいが、単一の色で発光するカラーLEDや、様々な色で発光可能なフルカラーLEDを用いても良い。
本考案によると、外周フレーム内に支持された照明基板のLEDを発光させると、その光がパネル本体の外周面からパネル本体内へと入射し、略平行に延びた板面(前面と後面)の間で全反射を繰返しながら入射した側とは反対側の外周面へと向かうこととなるが、板面にカッティングシートや塗装による案内装飾を備えることで、パネル本体内を進む光を案内装飾で全反射させずにパネル本体の板面を透過させて前面側へ放射させることができるので、案内装飾を明るく照らすことができ、案内装飾が目立つと共に見易い電飾看板としての発光表示パネルとすることができる。
また、従来のように透明なパネル本体の表面にサンドブラスト等によって微細な凹凸を形成しなくても、案内装飾として所定の形状に切断したカッティングシートを貼ったりエアブラシ等で塗料を点状に塗布したりするだけで、案内装飾を明るく照らすことができ、発光表示パネルを比較的安価に製造することができる。また、カッティングシートや塗料により案内装飾を形成しているので、従来のような透明板に凹凸を形成したものと比較して、案内装飾を周囲の照明等によっても照らし出すことができ、周囲の明るさに対する影響を少なくして案内装飾を見易くすることができる。
なお、本発光表示パネルを、前面側及び後面側の何れの側からも案内パネルとして用いたい場合は、案内装飾を備えた二つの発光表示パネルを、透光性の低いシートを挟んで後面同士が向かい合さるように配置すれば良い。
ところで、透明板状のパネル本体に対して、案内装飾としてのカッティングシートの粘着部(粘着剤)や塗料が均一な一層の状態となるように貼り付けたり塗布したりした場合、パネル本体の内部へ照射された光が、パネル本体の板面から粘着剤や塗料内へ進入することとなるが、粘着剤や塗料のパネル本体とは反対側の面が平坦な面になっていると、パネル本体の板面内側と同様に光が反射(全反射)してしまい、板面から光が放射されることは無く案内装飾がLEDの光に照らされない状態となる。これに対して、カッティングシートの粘着部がパネル本体の板面に対して点状に粘着するように貼り付けたり、塗料を点状に塗布したりすることが望ましく、これにより、案内部材をLEDからの光によって照らすことができ、上述した作用効果を確実に奏することができる。
詳述すると、カッティングシートの粘着部を点状に粘着させたり、塗料を点状に塗布したりすると、粘着部(粘着剤)や塗料におけるパネル本体の板面やカッティングシートの本体と接した部位以外の部位が、不均一な面となるので、パネル本体内へ照射された光が、粘着剤や塗料が付着した点状の部位から粘着剤や塗料の内部へと進入した上で、その不均一な面に到達すると、その面に対する入射角度に応じて様々な方向へ反射したり粘着剤や塗料の外部へ放射されたりすることとなる。そして、この点状の部位で乱反射したり乱放射されたりした光が、カッティングシートの本体や塗料を照らすこととなり、カッティングシート等の案内装飾がLEDによって明るく照らされることとなるのである。
また、本考案に係る発光表示パネルは、上記の構成に加えて、「前記パネル本体の外周面で前記照明基板と対向する位置に貼り付けられ、透光性の色彩を有した色彩シートを更に具備する」ことを特徴としても良い。
ここで、「色彩シート」としては、カッティングシートと同様に、透光性を有した本体と、本体の一方の面に備えられた透明な粘着部とを備えたものを用いることができる。また、色彩シートとしては、「全体が同じ色のもの」、「グラデーションを有したもの」、「多様な色が散りばめられたもの」、等を用いることができる。
本考案によると、パネル本体の外周面に透光性を有した色彩シートを貼り付けるようにしているので、貼り付ける色彩シートの色を適宜変更することで、発光色の異なるLEDに交換したり高価なフルカラーLEDを用いたりしなくても、案内装飾を照らす照明色を簡単に変更して案内装飾を所望の色で照らすことができ、発光表示パネルに係るコストを低減させることができる。
上記のように本考案によると、比較的安価に製造することができると共に、板面に備えられた文字や図柄等の案内装飾を明るく照らすことができる発光表示パネルを提供することができる。
本考案の発光表示パネルを示す斜視図である。 図1の発光表示パネルの要部を拡大して示す断面図である。 図1の発光表示パネルにおける案内装飾を拡大して示す説明図である。
以下、本考案の一実施形態である発光表示パネルについて、図1乃至図3を参照して詳細に説明する。図1は、本考案の発光表示パネルを示す斜視図である。また、図2は、図1の発光表示パネルの要部を拡大して示す断面図である。更に、図3は、図1の発光表示パネルにおける案内装飾を拡大して示す説明図である。
本実施形態の発光表示パネル1は、広告や案内等を表示する電飾看板として屋内や屋外等で用いることができるものであり、透明で板状のパネル本体2と、パネル本体2の外周における下辺を保持する外周フレーム3と、外周フレーム3内に支持されパネル本体2における下面へ向けて光を照射する複数のLED4aを有した照明基板4と、照明基板4のLED4aと対向すると共にパネル本体2における下面に貼り付けられ透光性の色彩を有した色彩シート5と、パネル本体2の下辺に固定され外周フレーム3内で支持される支持部材6と、パネル本体2の板面に備えられ文字や図柄等からなる案内装飾10と、を主に備えている。
本例の発光表示パネル1におけるパネル本体2は、板厚が5mm〜15mmの範囲内の無色透明なアクリル樹脂板を用いており、外形が矩形状に形成されている。
また、発光表示パネル1における外周フレーム3は、側面視の外形形状が、上端側が丸みを帯びると共に下端側が平坦となった砲弾状に形成されていると共に、同一断面形状で長尺状に形成されている。この外周フレーム3は、図2に示すように、上端中央に形成されパネル本体2を挿入可能な広さの開口部3aと、開口部3aの直下で底辺の上側に形成され照明基板4が支持される基板支持部3bと、基板支持部3bと開口部3aとの間で開口部3aよりも前後方向(図2では、紙面の左右方向)外側に形成されパネル本体2の下辺に固定された支持部材6の一部が挿入される支持溝3cと、支持溝3cの上側に配置されビス等を螺合可能とされた止孔部3dと、を備えている。
この外周フレーム3は、図示するように、支持溝3c及び止孔部3dが、開口部3aの中央を通る上下方向へ延びた軸線に対して対象に形成されており、何れの向きでもパネル本体2を保持することができるようになっている。なお、本例の外周フレーム3は、パネル本体2の下辺の長さよりもよりも若干長く切断したアルミの押出型材を用いている。
更に、発光表示パネル1の照明基板4は、公知の素材によって帯板状に形成されており、外周フレーム3の長さよりも若干短い長さとされ、上面に所定間隔で複数のLED4aが実装されている。照明基板4のLED4aは、本例では高輝度の白色LEDとされている。また、図示は省略するが、照明基板4には、LED4aの他に、抵抗器やコンデンサ等の電子回路を構成する電子部品が備えられている。この照明基板4は、適宜方法により外周フレーム3内の基板支持部3bに取付けられている。
また、発光表示パネル1の色彩シート5は、一方の面に粘着部を備えた透光性を有する樹脂シートとされており、粘着部によりパネル本体2の下端面に貼り付けられている。本例では、色彩シート5として青色のカッティングシートを用いており、このカッティングシートは、後述する案内装飾10としてのカッティングシート11と同種のものである。
更に、発光表示パネル1の支持部材6は、図2に示すように、所定長さの長片6aの下端から、長片6aよりも短い短片6bが直角方向へ延びだした略L字状の部材とされている。また、支持部材6は、短片6bがパネル本体2の下端付近からパネル本体2の板面に対して直角方向へ延びるように、長片6aがパネル本体2に接着固定されている。この支持部材6は、パネル本体3に接着固定した状態で短片6bの先端を、外周フレーム3の支持溝3c内へ挿入することで、パネル本体3を外周フレーム3に対して所定位置に支持することができるようになっている。本例では、支持部材6が、アルミの型材とされており、パネル本体2の下辺と略同じ長さとされている。
また、発光表示パネル1の案内装飾10は、パネル本体2の後面側に備えられており、図1に示すように、パネル本体2の外周に沿った矩形枠状の図柄と中央に配置された文字を形成しているカッティングシート11と、カッティングシート11の文字の周りに配置された星型の図柄を形成している塗料12と、で構成されている。本例の案内装飾10としてのカッティングシート11は、透光性を有した本体11aと、本体11aの一方の面に備えられた透明な粘着部11bとを備えており、本例では、粘着部11b側が文字や図柄等の表面となるようにカッティングシート11が切断されている(図3(a)等を参照)。一方、案内装飾10としての塗料12は、透光性を有しており、エアブラシを用いて点状に塗布されている(図3(b)等を参照)。なお、本例では、カッティングシート11は、本体11aの色が白色のものを用いており、東洋インキ株式会社のダイナカル(登録商標)サインDSシリーズのものを用いている。また、塗料12は、白色のアクリル塗料を用いている。
なお、本例の発光表示パネル1は、外周フレーム3の長手方向両端を覆うカバー7を更に備えている。このカバー7は、図示は省略するが、外周フレーム3の止孔部3dを利用して外周フレーム3の長手方向端部に取付けられている。また、発光表示パネル1は、図示は省略するが、LED4aを発光させる電力を供給するための電源部を備えている。なお、電源としては、市販の電力を用いても良いし、電池や蓄電、太陽電池等を用いても良く、用いる電源に応じた電源部を備えることができる。
本実施形態の発光表示パネル1は、透明板状のパネル本体2の後面側に、案内装飾10としてのカッティングシート11を貼り付けると共に、案内装飾10としての塗料12を点状に塗布する。また、パネル本体2の下端面に色彩シート5を貼り付ける。そして、外周フレーム3内の基板支持部3bに対して照明基板4を、LED4aが開口部3a側を向くように取付支持させた上で、外周フレーム3の長手方向端部から、パネル本体2が開口部3aを通ると共にパネル本体2の下端に固定された支持部材6の短片6bが外周フレーム3の支持溝3c内に挿入されるように外周フレーム3に対してパネル本体2を相対的にスライドさせ、外周フレーム3にパネル本体2を保持させる。その後、外周フレーム3の長手方向両端にカバー7を取付けることで、発光表示パネル1が完成する。
この発光表示パネル1は、組立てた状態とすると、図2に示すように、パネル本体2の下端面(下側の外周面)が、照明基板4のLED4aと対向するようになっている。なお、パネル本体2へのカッティングシート11の貼り付けや塗料12の塗布は、パネル本体2を外周フレーム3に保持させた後で行うようにしても良い。
本例の発光表示パネル1は、照明基板4のLED4aを発光させると、LED4aから放射された光が色彩シート5を通ってパネル本体2の下端面からパネル本体2内へ照射されるようになっている。本例では、LED4aからの白色の光が、色彩シート5を通過することでパネル本体2内では青色の光となるようになっている。そして、パネル本体2内へ照射された光は、パネル本体2の前面及び後面で略全反射を繰返し、パネル本体2の板面(前面及び後面)から外部へ放射されることなくLED4aとは反対側の上端面側へ進むこととなる。
ところで、本例では、図3に示すように、案内装飾10としてのカッティングシート11は、パネル本体2の板面(後面)に貼り付けると、その粘着部11b(粘着剤)がパネル本体2の板面(後面)に対して点状に粘着するようになっている。また、案内装飾10としての塗料12は、点状に塗布するようにしている。これにより、カッティングシート11の粘着部11bを点状に粘着させたり、塗料12を点状に塗布したりすると、粘着部11b(粘着剤)や塗料12におけるパネル本体2の板面やカッティングシート11の本体11aと接した部位以外の部位が、不均一な面となるので、パネル本体2内へ照射された光が、粘着部11bや塗料12が付着した点状の部位から粘着部11bや塗料12の内部へと進入した上で、その不均一な面に到達すると、その面に対する入射角度に応じて様々な方向へ反射したり粘着部11bや塗料12の外部へ放射されたりすることとなる。
そして、この点状の部位で乱反射したり乱放射されたりした光が、カッティングシート11の本体11aや塗料12を照らすことで、その光がパネル本体2を通ってその板面(前面)から前方へ放射されることとなり、カッティングシート11や塗料12等により形成された案内装飾10がLED4aによって明るく照らされることとなる。従って、発光表示パネル1の前面に位置した人が、LED4aによって青色に明るく照らされた案内装飾10を見ることができるようになっている。
なお、案内装飾10を照らす色を変更したい場合は、パネル本体2の下端に貼り付けられた色彩シート5を、他の色の色彩シート5と交換することで、簡単に案内装飾10の発光色(照明色)を変更することができるようになっている。
このように、本実施形態の発光表示パネル1によると、従来のように透明なパネル本体2の表面にサンドブラスト等によって微細な凹凸を形成しなくても、案内装飾10として所定の形状に切断したカッティングシート11を貼ったりエアブラシ等で塗料12を点状に塗布したりするだけで、案内装飾10を明るく照らすことができ、発光表示パネル1を比較的安価に製造することができる。
また、カッティングシート11や塗料12により案内装飾10を形成しているので、従来のような透明板に凹凸を形成したものと比較して、案内装飾10を周囲の照明等によっても照らし出すことができ、周囲の明るさに対する影響を少なくして案内装飾10を見易くすることができる。
更に、パネル本体2の下端面(外周面)に貼り付ける色彩シート5の色を適宜変更することで、発光色の異なるLEDに交換したり高価なフルカラーLEDを用いたりしなくても、案内装飾10を照らす照明色を簡単に変更して案内装飾10を所望の色で照らすことができ、発光表示パネル1に係るコストを低減させることができる。
以上、本考案を実施するための一例としての実施形態を挙げて説明したが、本考案は、この実施形態に限定するものではなく、以下に示すように、本考案の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
すなわち、上記の実施形態では、発光表示パネル1としてパネル本体2の下端を外周フレーム3で保持させると共に、パネル本体2の下端にLED4aを備えた照明基板4を配置したものを示したが、これに限定するものではなく、例えば、パネル本体2の上辺や側辺等を外周フレーム3で保持させると共に、それらの辺に照明基板4を配置するようにしても良く、これにより、LED4aの数が多くなることで案内装飾10を明るく照らすことができると共に、パネル本体2を大型化しても案内装飾10をLED4aによって良好に照らすことができ、上述と同様の作用効果を奏することができる。
また、上記の実施形態では、発光表示パネル1として、前面側からのみ使用(視認)することができるものを示したが、これに限定するものではなく、例えば、案内装飾10を備えた二つの発光表示パネル1を、透光性の低いシートを挟んで後面同士が向かい合さるように配置するようにしても良く、これにより、前面側及び後面側の何れの側からも案内パネルとして用いることができる。
更に、上記の実施形態では、案内装飾10としての点状に塗布した塗料12を、略等間隔で塗布したものを示したが、これに限定するものではなく、点の間隔を任意の不等間隔に塗布するようにしても良く、これにより、グラデーションを有した案内装飾10とすることができ、審美性に優れた発光表示パネル1(電飾看板)とすることができる。
また、上記の実施形態では、色彩シート5として単色のものを示したが、これに限定するものではなく、例えば、グラデーションを有したものや、多様な色が散りばめられたものを用いても良く、これにより、案内装飾10の部位によって照明の具合を異ならせたり、照明色を異ならせたりすることができ、より多彩な表現が可能な発光装飾パネル1とすることができる。
また、上記の実施形態では、パネル本体2の後面にのみ案内装飾10を備えたものを示したが、これに限定するものではなく、例えば、パネル本体2の前面側に案内装飾10としての塗料12を点状に塗布するようにしても良く、これにより、多彩な表現が可能な発光装飾パネル1とすることができる。
1 発光表示パネル
2 パネル本体
3 外周フレーム
3a 開口部
3b 基板支持部
3c 支持溝
3d 止孔部
4 照明基板
4a LED
5 色彩シート
6 支持部材
6a 長片
6b 短片
7 カバー
10 案内装飾
11 カッティングシート
11a 本体
11b 粘着部
12 塗料
特開2009−163070号公報 特開2010−102188号公報

Claims (2)

  1. 表面に備えられた透明な粘着部を介して後面側へ貼り付けられるカッティングシート、又は、前面側又は後面側の少なくとも一方へ点状に塗布される透光性を有した塗料、の少なくとも一方により形成された案内装飾が板面に施される透明板状のパネル本体と、
    該パネル本体における外周の少なくとも一部を保持する外周フレームと、
    該外周フレーム内に支持され前記パネル本体の外周面へ向けて光を照射する複数のLEDを有した照明基板と
    を具備することを特徴とする発光表示パネル。
  2. 前記パネル本体の外周面で前記照明基板と対向する位置に貼り付けられ、透光性の色彩を有した色彩シートを更に具備することを特徴とする請求項1に記載の発光表示パネル。
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