JP3165462U - 立体顕微鏡 - Google Patents
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Abstract
【課題】赤色反射を観察するための簡単で且つ安価に提供可能な手段を有する、構造高さのできる限り低い立体顕微鏡を提供する。【解決手段】主対物レンズ2と、該主対物レンズ2に後置されたズームシステム7とを備え、主対物レンズ2とズームシステム7の間には、主対物レンズ2から出てゆく観察光線束をズームシステム7内へ偏向させる第1偏向要素30が設けられていて、ズームシステム7は、実質的に水平方向に延在する拡大及び観察経路7a〜7dを有する。第1偏向要素30は部分透過性に形成されていて、第1偏向要素30と主対物レンズ2を通じて観察すべき対象を照明する第1照明装置40、50が設けられている。【選択図】図1
Description
本考案は、請求項1の上位概念部に記載の立体顕微鏡(ないし実体顕微鏡:Stereomikroskop)、即ち、主対物レンズと、該主対物レンズに後置されたズームシステムとを備え、主対物レンズとズームシステムの間には、主対物レンズから出てゆく観察光線束をズームシステム内へ偏向させる第1偏向要素が設けられていて、ズームシステムは、実質的に水平方向に延在する拡大及び観察経路を有する、立体顕微鏡に関する。
水平方向に配置されたズームシステムを有する立体顕微鏡は公知である。例えば特許文献1が参照され、そこに記載の立体顕微鏡は、人間工学的な理由から一人の又は複数人の観察者にとって極めて有利である極めて低い構造高さにより特徴付けられている。
更にこの種の立体顕微鏡は、垂直方向に延在する光軸線をもつように形成されている主対物レンズと、実質的に水平方向に延在するないし水平方向に延在する光軸線を有するズームシステムとの間において、垂直方向に延在する観察光線路を水平方向へ向かわせる偏向要素が設けられていることにより特徴付けられている。
この種の配置構成においては、特定の複数の適用に適した照明装置を提供しようとする場合に問題がある。眼科において使用される立体顕微鏡ないし手術用顕微鏡は、例えば観察対象の網膜における赤色反射(Rotreflex)を可視化する可能性を提供すべきである。そのためには、垂直に瞳へ入射する光を設けることが必要不可欠である。この種の光は、所定のスペクトル範囲内で網膜により吸収され、赤色のスペクトル範囲内でのみ反射され、それにより赤色反射が生ずる。
従って本考案の課題は、赤色反射を観察するための簡単で且つ安価に提供可能な手段を有する、構造高さのできる限り低い立体顕微鏡を創作することである。
本考案の一視点により以下の立体顕微鏡が提供される。該立体顕微鏡は、主対物レンズと、該主対物レンズに後置されたズームシステムとを備え、主対物レンズとズームシステムの間には、主対物レンズから出てゆく観察光線束をズームシステム内へ偏向させる第1偏向要素が設けられていて、ズームシステムは、実質的に水平方向に延在する拡大及び観察経路を有する。該立体顕微鏡において、第1偏向要素は部分透過性に形成されていて、第1偏向要素と主対物レンズを通じて観察すべき対象を照明する第1照明装置が設けられている。(形態1:基本構成)
本考案の上記基本構成により、上記課題に対応する効果、即ち赤色反射を観察するための簡単で且つ安価に提供可能な手段を有する、構造高さのできる限り低い立体顕微鏡を創作することを達成することができる。更に、上記基本構成に付加的な下記の好ましい各形態により、付加的な効果が各々につき達成される。
以下、本考案に従う立体顕微鏡の好ましい形態を記載する。ここで以下の形態1〜8は、実用新案登録請求の範囲の請求項1〜8(「特に」に関する記載部分は請求項9〜12)に記載した各々の構成要件にも対応している。
(形態1)前記基本構成を参照。
(形態2)前記形態1の立体顕微鏡において、ズームシステムは、実質的に水平方向に延在する、少なくとも3つ、特には4つの拡大及び観察経路を有することが好ましい。
(形態3)前記形態1又は2の立体顕微鏡において、主対物レンズは、実質的に垂直方向に延在する光軸線を有し、部分透過性の第1偏向要素は、主対物レンズの光軸線に対して実質的に45度の角度で配置されていることが好ましい。
(形態4)前記形態1〜3のいずれか一形態の立体顕微鏡において、第1照明装置は、第1偏向要素の上方で、主対物レンズないしズームシステムに対して第1偏向要素の反対側に配置されていることが好ましい。
(形態5)前記形態1〜4のいずれか一形態の立体顕微鏡において、第1照明装置は、実質的に主対物レンズの光軸線の延長線上に、特に該延長線の周りで対称性をもって配置されていることが好ましい。
(形態6)前記形態1〜5のいずれか一形態の立体顕微鏡において、第1照明装置は、少なくとも1つの発光ダイオード、特に少なくとも1つのOLEDを有することが好ましい。
(形態7)前記形態1〜6のいずれか一形態の立体顕微鏡において、第1照明装置は、少なくとも1つの光トラップを有することが好ましい。
(形態8)前記形態1〜7のいずれか一形態の立体顕微鏡において、観察すべき対象に対し第1照明装置とは異なった角度での照明、特に6度照明、を達成することのできる別の照明装置が設けられていることが好ましい。
(形態1)前記基本構成を参照。
(形態2)前記形態1の立体顕微鏡において、ズームシステムは、実質的に水平方向に延在する、少なくとも3つ、特には4つの拡大及び観察経路を有することが好ましい。
(形態3)前記形態1又は2の立体顕微鏡において、主対物レンズは、実質的に垂直方向に延在する光軸線を有し、部分透過性の第1偏向要素は、主対物レンズの光軸線に対して実質的に45度の角度で配置されていることが好ましい。
(形態4)前記形態1〜3のいずれか一形態の立体顕微鏡において、第1照明装置は、第1偏向要素の上方で、主対物レンズないしズームシステムに対して第1偏向要素の反対側に配置されていることが好ましい。
(形態5)前記形態1〜4のいずれか一形態の立体顕微鏡において、第1照明装置は、実質的に主対物レンズの光軸線の延長線上に、特に該延長線の周りで対称性をもって配置されていることが好ましい。
(形態6)前記形態1〜5のいずれか一形態の立体顕微鏡において、第1照明装置は、少なくとも1つの発光ダイオード、特に少なくとも1つのOLEDを有することが好ましい。
(形態7)前記形態1〜6のいずれか一形態の立体顕微鏡において、第1照明装置は、少なくとも1つの光トラップを有することが好ましい。
(形態8)前記形態1〜7のいずれか一形態の立体顕微鏡において、観察すべき対象に対し第1照明装置とは異なった角度での照明、特に6度照明、を達成することのできる別の照明装置が設けられていることが好ましい。
部分透過性の偏向要素と、該部分透過性の偏向要素及び主対物レンズを通じ、観察すべき対象を照明する照明装置とを本考案に従い提供することにより、極めてコンパクトで安価に提供可能な0度照明(主対物レンズの光軸線に対して0度の照明)を作り出すことができる。この際、特に0度照明の提供のために観察光線束内へ照明用の補助的な偏向要素を取り付けることを省くことができる。また、本考案の枠内で話題とする部分透過性の偏向要素は、任意の分割比率をもつ、即ち反射と透過の比率が任意でよいことを指摘しておく。特に、同じ程度で光を反射し且つ透過する部分透過性の偏向要素を使用することが可能である。
ズームシステムが、実質的に水平方向に延在する、少なくとも3つ、特には4つの拡大及び観察経路を有することが好ましい。それにより、主執刀医用の2つの観察光線路と、助手用の2つの観察光線路とを有する手術用顕微鏡が提供される。0度照明のために本考案に従って設けられている照明装置を用い、特に効果的な方式で、主執刀医のためにも助手のためにも赤色反射を提供することが可能である。従来の手術用顕微鏡は、多くの場合、赤色反射が確かに主執刀医にとっては極めて良好に観察可能であったが、助手にとってはその程度が不十分であるという点で満足のいくものではなかった。ズームシステムが2つだけの拡大及び観察経路を有するという更に簡単な実施形態も考えられる。それによると例えば観察者が一人の場合には立体観察(ステレオスコピック観察)が提供可能であり、観察者が二人の場合には非立体(平面)観察(モノスコピック観察)が提供可能である。
目的に適い、主対物レンズは、実質的に垂直方向に延在する光軸線を有し、この際、部分透過性の偏向要素は、主対物レンズの光軸線に対して実質的に45度の角度で配置されている。それにより、垂直方向で主対物レンズを通過する光線路から、水平方向に配置されているズーム要素内への偏向が、幾何学的に最適の方式で立体顕微鏡の構造高さの最小化のもと可能となっている
前記照明装置を、部分透過性の偏向要素の上方で、主対物レンズないしズームシステムに対して該偏向要素の反対側に配置することは特に有利である。このことは、対象から出射する観察光線が、部分透過性の偏向要素の第1側面ないし下側面においてズームシステム内へ反射され、それに対し、前記照明装置から出射する光が部分透過性の偏向要素の第2側面ないし上側面に入射し、該偏向要素を部分的に透過し(て観察対象に至り)、(観察対象からの戻り光が)該偏向要素により部分的に反射されることを意味する。
この際、前記照明装置が実質的に主対物レンズの光軸線上ないし該光軸線の延長線上において特に該光軸線ないし該延長線の周りで対称性をもって配置されていることが好ましい。前記照明装置のこの配置構成は、極めて省スペースである。主対物レンズの光軸線の周りの前記照明装置の幾何学的な配置構成は、特に均等で且つ均質な0度照明を可能とし、この際、前記照明装置は好ましくは面光源を含んでいる。
前記照明装置が、少なくとも1つの発光ダイオード、特に有機発光ダイオード(organic LED-OLED)を有していることは特に好ましい。この種の発光ダイオード、特にOLEDは極めて平坦な構造体を提供可能であり、その結果、顕微鏡本体内の配置構成が、特記すべき構造空間ないし構造高さの拡大を伴うことなく可能である。またOLEDは面光源の提供にも適している。更に本考案の枠内では、この種の発光ダイオード、特にOLEDを、同心の円、楕円、多角形、例えば四角形などの形状で配置することも考慮されている。また、エネルギーを用いたこの種の発光ダイオードの選択的な励起(ないし発光させること)も考慮されていて、その結果、任意の面又は任意の構造体を選択的に照明のために使用することができる。例えば、主対物レンズの光軸線の周りに同心で発光ダイオードが配置されている場合には、面照明のために全てのリング状構成部又はリング状構成部の一部にエネルギー供給すること、或いはまた所定のリング状構成部にエネルギー供給することにより、主対物レンズの光軸線に対する所定角度のもとの照明、例えば0度照明、2度照明、又は6度照明を提供することが可能である。
目的に適い、前記照明装置には少なくとも1つの光トラップが付設されている。例えば黒色ガラス要素として形成されているこの種の光トラップは、場合により発生する妨害的な光反射を最小化ないし回避することができる。この種の黒色ガラス要素に対して選択的に又は追加的に他の高吸収性要素を使用することもでき、例えばガラス板上に蒸着された高吸収性の特殊コーティングである。
以下、添付の図面に関連し、本考案の好ましい実施例を説明する。尚、以下の実施例は、本考案の理解の容易化のためのものであって、本考案の技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者により実施可能な付加や置換、開示された各要素の選択ないし選択的組合せ等を排除することを意図するものではない。また、実用新案登録請求の範囲に付記されている図面参照符号も、専ら本考案の理解の容易化のためのものであり、本考案を以下の実施例に限定するものではないことを付言する。
図1では、本考案に従う立体顕微鏡(ないし実体顕微鏡)の好ましい一実施例の(概要的に図示された)顕微鏡本体が符号1で示されている。本明細書で使われる方向の記載の定義については、図1内の左端が顕微鏡の前面であり、図1内の右端が顕微鏡の背面であるとする。図1を見る者の方に向いた側面は顕微鏡の右側であり、図1を見る者の反対側の側面は顕微鏡の左側である。図示されている立体顕微鏡を用い、対象(特に患者の眼球)16が観察される。また図示されている立体顕微鏡は、特に眼科用顕微鏡である。
この立体顕微鏡は、本質的な光学コンポーネントとして、主対物レンズ2と、ズームシステム7と、少なくとも1つの(非図示の)鏡胴接眼レンズ系とを有している。
主対物レンズ2とズームシステム7の間には第1偏向要素30が設けられていて、第1偏向要素30は、後続の段落で詳細に説明するが、部分透過性に形成されている。ズームシステム7の後には別の偏向要素6a、6b、6c、9、10、並びに光学的な補助コンポーネント8a、8b、8cが設けられている。
光軸線(主光軸)11を有する主対物レンズ2では、実質的に鉛直方向において、2つの(一対の)主観察光線束20a、20b、並びに2つの(一対の)副観察光線束20c、20dが通過し、これらの光線束は、第1偏向要素30による適切な(直角の)偏向後に、ズームシステム7の実質的に水平方向に延在する(一対の)主観察経路7a、7b並びに(一対の)副観察経路7c、7d内へ各々入射する。
2つの主観察光線束20a、20bは、図1の図面を見る方向では相前後して(重なって)位置し、それにより図1ではこれらの観察光線束のうち1つだけが図示されている。対応することがズームシステム7の観察経路7a、7bについても当てはまる。目的に適い、4つの主ないし副の観察光線束20a〜20dは主対物レンズ2の光軸線11の周りで対称(ないし均等)に配分されて位置している。有利にはこれらの観察光線束20a〜20dの共通の軸線は、中心からずれて、即ち光軸線11と平行に、主対物レンズ2を通過することもできる。対応することがズームシステム7の中心軸線27にも当てはまり、中心軸線27の周りには、観察光線束20a〜20dが(それぞれの対称軸に関し)対称性をもって配置されている。ズームシステム7は、観察光線束20a〜20dの配置構成に対応して4つの観察経路を有し、これらは前記のごとく2つの主観察経路7a、7b並びに2つの副観察経路7c、7dである。
図1から、ズームシステム7の主観察経路7a、7bは、水平面上に即ち中心軸線27の高さ(同じ高さ)で延在し、それに対し副観察経路7c、7dは、中心軸線27の上側と下側で互いに垂直方向に離間して延在していることが見てとれる。図示されている配置構成により観察経路7a〜7dの極めて密なパッキング(ないし詰め込み配置)が実現され、それにより全体として、本考案に従う立体顕微鏡のコンパクトな構造形式が達成可能となっている。
ズームシステム7から光が出射した後には、別の偏向要素6aにおいて観察光線束20a〜20dの更なる偏向が行われる。
この偏向要素6aを用い、観察光線束20a〜20dは実質的に再び鉛直方向へ向けられる。引き続きこれらの観察光線束20a〜20dは別の偏向要素6bに入射し、この偏向要素6bを用い、水平方向(但しズームシステム7内の光の進行方向とは逆方向:逆平行)への新たな偏向が行われ、それにより、場合により、オプションとして設けられ、まとめて符号8cで示されている別の光学コンポーネントを通過した後に、偏向要素9に入射することになる。偏向要素9の機能については後続の段落で説明する。ここで、偏向要素6a及び/又は偏向要素6bは部分透過性をもってないし光学的な光線分割器(ないしビームスプリッタ)として形成することができ、それにより、符号15、17、18で示されている観察軸線が定義可能であることを指摘しておく。この際、観察軸線18の定義のためには、図1及び図2で図示されているように、別の偏向要素6cも使用される。観察軸線15、18は、目的に適い、顕微鏡の前面に対する(水平面内での角度)180度ポジションでの助手用観察の枠内で利用することができ、この際、対象16と観察軸線18の間の鉛直方向の間隔は、対象16と観察軸線15の間の鉛直方向の間隔よりも大きい。
しかし、これらの観察軸線15、18は単にオプションとして実現されていることを指摘しておく。主観察者(例えば主執刀医)ないし副観察者(例えば助手)のために好ましい観察軸線は、図示されている実施例に従い、符号17又は23で示されていて、これらについては後続の段落で更に説明する。
主観察者21ないし副観察者22のための、観察にとって必要不可欠な両眼鏡胴及び接眼レンズは、図面の見易さのために、軸線15、17、18、23においては図示されていない。
偏向要素6bを用いて水平方向へ偏向された観察光線束20a〜20dは、上述のごとく偏向要素9に入射する。偏向要素9は、一方の(一対の)観察光線束20c、20dだけを偏向するように形成されていて、それに対し他方の(一対の)観察光線束20a、20bは偏向されずに偏向要素9を通過し、観察軸線17における(非図示の)両眼鏡胴に入射する。
偏向要素9は、例えば、一方の観察光線束20c、20dが鏡面化領域に入射し、他方の観察光線束20a、20bが非鏡面化領域に入射するように形成されている。例えば、偏向要素9を、主観察光線束20a、20bのための適切な穴(ないし光通過部分)を有するミラーとして形成することができる。
この種の(偏向/透過の選択性)偏向要素9の使用により、光強度の損失を伴うことなく、主観察光線束20a、20bを副観察光線束20c、20dから空間的に分離することが構造的に簡単な方式で実現されている。
偏向要素9における偏向後に(一対の)副観察光線束20c、20dは、符号10で示されている別の偏向要素に入射する。この偏向要素10は、全体として、所定数の偏向コンポーネントから構成することができ、これらの偏向コンポーネントは、所謂2α歯車装置により連結されていて、それにより、回転軸線13の周りで、図1に図示された図面から出てくる(一対の)副観察光線束20c、20dの偏向が実現可能である。
図示されている偏向要素10に代わり、所謂180度両眼鏡胴を受容する機械的なインターフェースを設けることもでき、その180度両眼鏡胴は原理的に同じ偏向を可能とするが、場合により補正すべき構造長を有している。更に助手用の観察系に対し、別個のズームシステム、並びに場合により別の偏向要素、画像直立のための反転システム、光線交換器、挿入フィルター、及び/又は人間工学的な光線偏向のための結像光学系を使用することもできる。本考案に従う立体顕微鏡の図示された実施例では、背景技術から知られているように回転軸線31の周りの偏向要素10の回動可能性を、回転軸線13の周りの上述の回転に対して追加して又は選択肢として設けることも同様に可能である。
また、図示されている全ての偏向要素のために各々説明された実質的に90度の偏向角度は単に例として選択されていることを指摘しておく。空間状況に応じ、それよりも小さい又は大きい偏向角度も必要不可欠であり又は所望とされ、この際、このことは全ての空間方向において実現可能であり、その結果、斜めに偏向させることも勿論可能である。
また、観察軸線15、17、18、23において主観察者21及び副観察者22が立体観察するための非図示の両眼鏡胴の前には、選択的に、これらの両眼鏡胴の顕微鏡ハウジング1に対する間隔を可変保持する所謂「引出式(ないしテレスコピック)延長機構(Auszugsverlaengerungen)」を設ける可能性もある。同様に観察軸線15、17、18、23において前記両眼鏡胴はこれらの軸線の周りで所謂「回転式ダブテール継手ないしスウィーベルジョイント(Drehschwalbe)」を介して有利には回転可能に固定可能である。
更に、上述の観察光線路内へ、図1ではまとめて例として符号8a、8b、8cで示されている別の光学コンポーネントを取り付けることが可能である。これらの補助コンポーネント8は、図示されている箇所でそれぞれ選択的に使用することができる。この種のコンポーネントは、例えば中間結像や瞳の位置の移動をもたらすことができる。同様にこれらの要素は、光の流れを選択的に様々な組み合わせの可能性をもって互いに異なる観察経路内で遮断又は開放する絞りとすることもできる。この際、機械的な絞り、又は制御可能なエレクトロクロミック層を有するディスプレイを使用することができる。水平軸線に沿ってこれらのコンポーネントを並ばせることにより、従来の眼科用の立体助手用顕微鏡で認識されていた非人間工学的な大きすぎる構造高さを効果的に回避することができる。
ズームシステム7は、目的に適い、例えば、ほぼ5〜30倍の範囲内の倍率(ほぼ拡大係数6に対応)を可能にするものが好ましく、この際、各観察経路は、目的に適い、少なくとも1つの光学グループは定置である少なくとも3つの光学グループから構成されている。更にそれらの観察経路は、上述のとおり互いに平行に配向されるべきである。
主対物レンズ2は、図1の実施例では、その光軸線11に対して対称性をもって図示されている。しかし、主対物レンズ2を光軸線11からずらして即ち偏心させて配置することも可能である。この対物レンズの光学修正は、好ましくは、二次スペクトル(ないし残存色収差)の特別な考慮のもとアクロマティック又はアポクロマティックである。
同様に、記録装置(例えばカメラ)を、典型的に両眼鏡胴が設けられている観察軸線にも装備することが基本的に可能であり、この際、別の光学分割器を使用することも同様に考えられる。
特に図1に関し(一対の)観察光線束20a、20bは(鉛直方向の経路上で)対象16と第1偏向要素30の間において同じ走行距離を進むことが明らかであり、その理由は、それらの観察光線束20a、20bが同じ高さで第1偏向要素30に入射するためである。それに対し、対象16と第1偏向要素30の間で(一対の)観察光線束20c、20dが進むべき距離は、第1偏向要素30上の互いに違った高さの鉛直方向の入射点に基づき異なっていて、その結果、顕微鏡を通じてゆく更なる光線路の経過内で適切な補整が実行されなくてはならない。本考案に従い、この種の補整は、適切な数と配向の更なる偏向要素、本実施例では6a、6b、6cにより実現され、その結果、例えば観察軸線23への到達時には適切な距離補整の実行が終わっている。
既述したように第1偏向要素30は、好ましくは物理的な光線分割器(ビームスプリッタ)として部分透過性をもって形成されている。この際、幾何学的な(ないし幾何学的形状を用いた)光線分割器としての実施例も考えられる。後続の段落では、説明の容易化のため、部分透過性のミラーとして形成されている物理的な光線分割器を扱うものとする。
図1では、第1偏向要素30の上方に配置された第1照明装置50が見てとれる。第1照明装置50は、好ましくは面照明を提供し、光源として特にOLED(有機発光ダイオード)を用いて形成されている。第1照明装置50は、主対物レンズ2の光軸線11上に配置されていて、この際、光軸線11は、第1照明装置50に好ましくは中央で当たっている。OLEDは、特に平坦に取り付け可能であり、その結果、人間工学的な理由から重要な立体顕微鏡1の高さを最小限に維持することができる。
できる限り均質な面照明を達成するために、第1照明装置50は、例えば乳白ガラス板又はマイクロレンズアレーとして形成することのできる散光装置40をもつこともできる。同様に、従来の照明手段ないし照明源をこの種の散光装置と共に照明装置として使用することも考えられる。
第1偏向要素30が部分透過性をもって形成されていることにより、対象16を、第1照明装置50を用い、第1偏向要素30及び主対物レンズ2を通じて照明することが可能であり、それにより0度照明(光軸線11に対する角度が0度の照明)が提供され、この際、当該照明装置又は当該照明装置と協働する偏向要素が観察光線束20a〜20d内へ突出し、結像品質を損なわせてしまうことはない。
眼球の観察時に赤色反射を最適な状態で表示するには、主対物レンズ2と眼球の水晶体16aとが第1照明装置50からの光を眼球の網膜16bないしその近傍に集束することを顧慮しなくてはならない。従って、特に面状で且つ拡散状の光を前記のように提供することとの組み合わせにより、赤色反射の特に効果的で且つ簡明的確な観察が可能である。
第1照明装置50から出射する光は第1偏向要素30において部分的に反射もされるので、この関連で場合により発生する非所望の光反射を吸収により防止する光トラップ70を設けることが有意義である。同様に、この光をビーム化し、例えば別の照明装置の枠内で照明のために使用することも考えられる。
同様に、部分透過性の第1偏向要素30で反射された光を、別の偏向要素を用いて対象16の方向に向わせ、別の照明(例えば6度照明(光軸線11に対する角度が6度の照明))の枠内で使用することも考えられる。この光は、第1偏向要素30と主対物レンズ2の適切な偏向と寸法決定(ディメンショニング)により、部分透過性の第1偏向要素30の側らを通り過ぎ、主対物レンズ2を通って対象16へと向けられる。同様に、適切な寸法決定(ディメンショニング)により、この光を部分透過性の第1偏向要素30と主対物レンズ2の側らを通り過ぎて対象16へ向わせることも考えられる。(いずれも図示は省略)
同様に、光トラップ70の箇所に、部分透過性の第1偏向要素30において反射された光を適切に付設されたファイバケーブル内へ供給するレンズのアレーを配置することも考えられる。その後、この光を同様に別の照明装置に供給することが可能である。
この種の別の照明装置が符号3で示されている。この照明装置3は、例えばファイバケーブル4(又は特定数のファイバケーブル)を用い(非図示の)光源から提供された光を偏向要素3aを介し、観察すべき対象16へ配向させる。照明装置3の主軸線は符号12で示されている。全体として照明装置3は、斜め照明(例えば所謂6度照明)を提供し、この斜め照明は、例えば眼科外科的な所定の観察又は手術では必要不可欠である。第1偏向要素30を透過せずに反射される上記の光を、例えばこの別の照明装置3内へ提供することが可能である。(図示は省略)
図2には、本考案に従う立体顕微鏡の別の好ましい一実施例が図示されていて、この実施例は、ここではまとめて符号60と65で示されている第1照明装置に関してのみ、図1の実施例と異なっている。
図2に従う0度照明を実行する第1照明装置は、光源60を含んでいて、光源60は、任意の適切なポジション、例えば顕微鏡本体1の外に配置することも可能である。光源60を用いて提供された光は、ファイバケーブル65を用い、第1偏向要素30の上方の適切なポジションへ案内され、この際、ファイバケーブル65の出射端部(概要的にだけ図示され、遠近的には図示されてなく、符号65aで示されている)から出射した光は、光軸線11に沿ってないし光軸線11と平行に、第1偏向要素30と主対物レンズ2を通じて対象16に向って放射される。この際、適切な特定数のファイバケーブル65ないしファイバケーブル65の適切な分割により、同様に、作用として面状の照明装置を提供することができ、この際、ここでも既述の散光装置を使用することができる。特に有利な方式では、各観察経路7a〜7dに固有の照明を割り当てることが可能である。このことは例えば、ファイバケーブル65の出射端部が、主対物レンズ2と第1偏向要素30の間で実質的に垂直方向に延在する観察光線路の延長線上に位置決めされることにより可能であり、その結果、これらの出射端部から出射する光がそれらの観察光線路に沿って主対物レンズ2を通過してゆく。同様に、ファイバケーブル65のこの種の出射端部を、例えばn行m列(n、m=1、2、3、… の整数)を有するアレーに配置し、個々のファイバケーブルに選択的に光を供給することも可能である。上述のLEDに対応し、例えば0度照明又は6度照明を提供するために面照明又は選択照明を達成することができる。ファイバケーブルの4つの出射端部を十字形状に配置する場合、各端部には各々の観察経路7a〜7dが割り当てられているが、特に有利な方式では、出射端部が主対物レンズ2の光軸線11上に位置する5番目のファイバケーブルを設けることも可能である。
図2で図示されている顕微鏡の残りのコンポーネントは、図1で図示されているコンポーネントに対応し、それらについての説明は上記の説明を参照されたい。
本考案の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本考案の請求の範囲の枠内において、種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本考案は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含んでいることを付言する。
1 顕微鏡本体
2 主対物レンズ
3 照明装置
3a 偏向要素
4 ファイバケーブル
6a、6b、6c 偏向要素
7 ズームシステム
7a、7b (一対の)主観察経路
7c、7d (一対の)副観察経路
8a、8b、8c 補助コンポーネント、選択的に例えば、フィルター、レーザーシャッター、SDI、光学分割器、データ入射器など
9 副光線路(助手用光線路)のための偏向要素
10 副光線路(助手用光線路)の旋回のための偏向要素
11 主対物レンズの光軸線
12 照明装置の軸線
13 偏向要素10の回転軸線
15 観察軸線
16 対象、特に眼球
16a 眼球の水晶体
16b 眼球の網膜
17 観察軸線
18 観察軸線
20a、20b (一対の)主観察光線束
20c、20d (一対の)副観察光線束
21 主観察者(主執刀医)
22 副観察者(助手)
23 副観察軸線(助手用観察軸線)
27 ズームシステムの中心軸線
30 偏向要素
31 軸線
40 散光装置
50 第1照明装置
60 光源
65 ファイバケーブル
65a 出射端部
70 光トラップ
2 主対物レンズ
3 照明装置
3a 偏向要素
4 ファイバケーブル
6a、6b、6c 偏向要素
7 ズームシステム
7a、7b (一対の)主観察経路
7c、7d (一対の)副観察経路
8a、8b、8c 補助コンポーネント、選択的に例えば、フィルター、レーザーシャッター、SDI、光学分割器、データ入射器など
9 副光線路(助手用光線路)のための偏向要素
10 副光線路(助手用光線路)の旋回のための偏向要素
11 主対物レンズの光軸線
12 照明装置の軸線
13 偏向要素10の回転軸線
15 観察軸線
16 対象、特に眼球
16a 眼球の水晶体
16b 眼球の網膜
17 観察軸線
18 観察軸線
20a、20b (一対の)主観察光線束
20c、20d (一対の)副観察光線束
21 主観察者(主執刀医)
22 副観察者(助手)
23 副観察軸線(助手用観察軸線)
27 ズームシステムの中心軸線
30 偏向要素
31 軸線
40 散光装置
50 第1照明装置
60 光源
65 ファイバケーブル
65a 出射端部
70 光トラップ
Claims (12)
- 主対物レンズ(2)と、該主対物レンズ(2)に後置されたズームシステム(7)とを備え、主対物レンズ(2)とズームシステム(7)の間には、主対物レンズ(2)から出てゆく観察光線束をズームシステム(7)内へ偏向させる第1偏向要素(30)が設けられていて、ズームシステム(7)は、実質的に水平方向に延在する拡大及び観察経路(7a〜7d)を有する、立体顕微鏡であって、
第1偏向要素(30)は部分透過性に形成されていて、
第1偏向要素(30)と主対物レンズ(2)を通じて観察すべき対象を照明する第1照明装置(40、50;60、65)が設けられていること
を特徴とする立体顕微鏡。 - ズームシステム(7)は、実質的に水平方向に延在する少なくとも3つの拡大及び観察経路(7a〜7d)を有すること
を特徴とする、請求項1に記載の立体顕微鏡。 - 主対物レンズ(2)は、実質的に垂直方向に延在する光軸線(11)を有し、部分透過性の第1偏向要素(30)は、主対物レンズ(2)の光軸線(11)に対して実質的に45度の角度で配置されていること
を特徴とする、請求項1又は2に記載の立体顕微鏡。 - 第1照明装置(40、50;60、65)は、第1偏向要素(30)の上方で、主対物レンズ(2)ないしズームシステム(7)に対して第1偏向要素(30)の反対側に配置されていること
を特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の立体顕微鏡。 - 第1照明装置(40、50;60、65)は、実質的に主対物レンズ(2)の光軸線(11)の延長線上に配置されていること
を特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の立体顕微鏡。 - 第1照明装置(40、50)は、少なくとも1つの発光ダイオードを有すること
を特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の立体顕微鏡。 - 第1照明装置(40、50;60、65)は、少なくとも1つの光トラップ(70)を有すること
を特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の立体顕微鏡。 - 観察すべき対象に対し第1照明装置とは異なった角度での照明を達成することのできる別の照明装置(3)が設けられていること
を特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の立体顕微鏡。 - ズームシステム(7)は、実質的に水平方向に延在する4つの拡大及び観察経路(7a〜7d)を有すること
を特徴とする、請求項2に記載の立体顕微鏡。 - 第1照明装置(40、50;60、65)は、実質的に主対物レンズ(2)の光軸線(11)の延長線上に該延長線の周りで対称性をもって配置されていること
を特徴とする、請求項5に記載の立体顕微鏡。 - 第1照明装置(40、50)は、少なくとも1つのOLEDを有すること
を特徴とする、請求項6に記載の立体顕微鏡。 - 観察すべき対象に対し6度照明を達成することのできる別の照明装置(3)が設けられていること
を特徴とする、請求項8に記載の立体顕微鏡。
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