JP3165168U - 収納具 - Google Patents
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Abstract
【課題】紙片を取り出し易く、トイレットペーパー等の巻紙をティッシュペーパーと同様の使い勝手で使用することが可能であり、外観品質が優れ、且つ巻紙の交換作業が容易な収納具を提供する。【解決手段】巻紙を収納しうる有底部多角筒形に形成された収納部11と、上記収納部の軸方向一端部に形成れた開口部12を閉止しうる蓋部13と、上記収納部の内部に着脱可能に配置され、巻紙の芯軸部の両端部を保持する一対の軸保持部とを備え、上記収納部の一側面部には紙片取り出し開口部16が形成された構成とする。【選択図】図1
Description
本考案は、トイレットペーパー等の巻紙を収納しうる収納具に関する。
日常生活において、手拭用、鼻紙用、化粧用等の非常に幅広い用途でティッシュペーパーが用いられている。
上記ティッシュペーパーは、一般的に、高品質のヴァージンパルプ等を原料としており、柔らかく、肌触りが良い。
また、水に溶解し難く破れ難い旨の性質を有するため、手拭きや化粧等に用いても、使用中に破れ難く丈夫である旨の利点を有する。
上記ティッシュペーパーは、一般的に、高品質のヴァージンパルプ等を原料としており、柔らかく、肌触りが良い。
また、水に溶解し難く破れ難い旨の性質を有するため、手拭きや化粧等に用いても、使用中に破れ難く丈夫である旨の利点を有する。
一般的に、ティッシュペーパーは、上面部に取り出し用口部が設けられた、直方体形の容器に収納されており、上記容器は室内に複数置かれ、手軽に使用できるため、上記のように本来的にティッシュペーパーに適した用途の他、食べこぼし汚れのふき取り等、本来、ティッシュペーパーのような高級品を使用する必要の無い用途にまで用いられている。
また、ティッシュペーパーで乳幼児やペットの排泄物、鼻水等をふき取ってそのままゴミ箱に捨てると、臭いの発生の原因ともなり、また非衛生的でもある。
しかしながら、ティッシュペーパーの多くは水には溶けないため、汚れがついた使用後の紙をトイレに流すと、詰まりの原因ともなりうるため、このような用途に用いるため、トイレットペーパーの巻紙をそのまま室内に置いておくことがあった。
しかしながら、ティッシュペーパーの多くは水には溶けないため、汚れがついた使用後の紙をトイレに流すと、詰まりの原因ともなりうるため、このような用途に用いるため、トイレットペーパーの巻紙をそのまま室内に置いておくことがあった。
しかしながら、トイレットペーパーは本来トイレで用いられるものであるため、巻紙のままの状態で室内に置いておくことは、室内の外観品質を低下させる要因となり、また、転がった場合に解けて散らかってしまう要因になるという不具合を有していた。
上記不具合を解消するために、室内に設置するトイレットペーパーの収納容器が提案されている(特許文献1、特許文献2)
図6(a)に示すように、特許文献1に係る収納具70は、直方体に形成され、た収納部71と、上記収納部71の上面部72に形成された紙片取り出し用口部73と、上記収納部71の一側面部74に形成された、開口部75と、上記側面部74に配設され、上記開口部75を開閉可能に閉止しうる一対の蓋部76、77と、上記蓋部76、77に配設され、互い係合して、上記蓋部76、77を固定する面ファスナー78、79とを備えている。
図6(b)に示すように、特許文献1に係る収納具70にあっては、トイレットペーパー80は上記収納部71内にそのままの状態で収納されるため、上記トイレットペーパー80と上記収納部71の下面部81の内側面部とは、常に当接した状態となるため、上記紙片取り出し用口部73から紙片82と取り出す際に、トイレットペーパー80と、上記収納部本体の下面部81の内側面部との摩擦によって、トイレットペーパー80がスムーズに回転せず、紙片82が取り出し途中に切れてしまう虞があった。
図6(b)に示すように、特許文献1に係る収納具70にあっては、トイレットペーパー80は上記収納部71内にそのままの状態で収納されるため、上記トイレットペーパー80と上記収納部71の下面部81の内側面部とは、常に当接した状態となるため、上記紙片取り出し用口部73から紙片82と取り出す際に、トイレットペーパー80と、上記収納部本体の下面部81の内側面部との摩擦によって、トイレットペーパー80がスムーズに回転せず、紙片82が取り出し途中に切れてしまう虞があった。
また、図7(a)に示すように、特許文献2に係る収納具90は、略直方体に形成され、上面部92が開閉可能に形成された収納部91と、上記収納部91の上面部92の端部に形成され、紙片101を取り出すための紙片取り出し口部93と、図7(b)に示すように、上記収納部91の内部に着脱可能に配設された、棒状の軸部94を備えている。
図7(b)に示すように、上記軸部94は、上記収納部91の対向する側面部95、96に配設された係止部97、98に両端部94a、94bが係止されることで回転可能に固定されている。
上記特許文献2に係る収納部90の場合、図7(b)に示すように軸部94が係止部97、98に固定されることから、トイレットペーパー99の交換の際は、上記軸部94を外して取り出し、上記軸部94を新しいトイレットペーパー99の芯軸部100に通した状態で、再度上記軸部94を上記係止部97、98に係止する必要があるため、トイレットペーパー99の交換作業が非常に煩雑であるという不具合を有していた。
実開平7−9195号公報
実開昭51−42146号公報
図7(b)に示すように、上記軸部94は、上記収納部91の対向する側面部95、96に配設された係止部97、98に両端部94a、94bが係止されることで回転可能に固定されている。
上記特許文献2に係る収納部90の場合、図7(b)に示すように軸部94が係止部97、98に固定されることから、トイレットペーパー99の交換の際は、上記軸部94を外して取り出し、上記軸部94を新しいトイレットペーパー99の芯軸部100に通した状態で、再度上記軸部94を上記係止部97、98に係止する必要があるため、トイレットペーパー99の交換作業が非常に煩雑であるという不具合を有していた。
本考案の解決する課題は、紙片を取り出し易く、トイレットペーパー等の巻紙をティッシュペーパーと同様の使い勝手で使用することが可能であり、外観品質が優れ、且つ巻紙の交換作業が容易な収納具を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載した考案に係る収納具は、巻紙を収納しうる有底部多角筒形に形成された収納部と、上記収納部の軸方向一端部に形成れた開口部を閉止しうる蓋部と、上記収納部の内部に着脱可能に配置され、巻紙の芯軸部の両端部を保持する一対の軸保持部とを備え、上記収納部の一側面部には紙片取り出し開口部が形成されていることを特徴とする。
従って、巻紙から紙片を取り出す際には、上記軸保持部によって、巻紙がスムーズに回転すると共に、新しい巻紙をセットする場合には、一対の上記軸保持部で巻紙を挟み、巻紙と軸保持部とを一体にした上で、上記収納具の蓋部を外して、開口部から挿入して収納するため、図7に示す、特許文献2に係る収納具とは異なり、収納時に軸保持部の固定等の別途の操作が不要である。
また、収納部が有底部多角筒形に形成されているため、底面部を下方にして縦置きで使用することが可能であり、また、紙片取り出し開口部が形成されている側面部以外の側面部を下方にして横置きで使用することも可能である。
また、収納部が有底部多角筒形に形成されているため、底面部を下方にして縦置きで使用することが可能であり、また、紙片取り出し開口部が形成されている側面部以外の側面部を下方にして横置きで使用することも可能である。
また、請求項2に記載した考案に係る収納具は、上記軸保持部は、台紙部と、上記台紙部から突出して配設されると共に、上記一対の軸保持部を、上記収納部内部の軸方向両端部に配置した場合に、上記巻紙の芯軸部内に配置される巻紙支持突起部とから形成されていることを特徴とする。
従って、新しい巻紙をセットする場合には、上記軸保持部の巻紙支持突起部を、上記巻紙の芯軸部の両端部に夫々挿し入れ、上記台紙部で巻紙両端を挟んだ状態のまま、上記収納部に収納する。
また、請求項3に記載した考案に係る収納具は、上記紙片取り出し開口部は軸方向に沿った長孔から形成され、
上記長孔の長さ方向中央部には、幅方向一端部から幅方向他端部に向かって突出する巻紙切断片部が延設されていることを特徴とする。
上記長孔の長さ方向中央部には、幅方向一端部から幅方向他端部に向かって突出する巻紙切断片部が延設されていることを特徴とする。
従って、上記巻紙の端部を上記開口部から引き出し、上記巻紙切断片部に引っ掛けて外方に引くことによって、巻紙が切断される。
また、請求項4に記載した考案に係る収納具は、上記蓋部の内側面部には、弾性部材からなると共に、所定の厚さ寸法を有し、上記収納部の幅方向断面と同一の形状に形成された蓋係止板部が配設されていることを特徴とする。
従って、蓋部を閉止した場合に、上記蓋係止板部が上記収納部の内側側面部に密着し、蓋部が外れ難くなる。
また、請求項5に記載した考案に係る収納具は、上記軸保持部を取り外した際に、上記収納部の紙片取り出し開口部に対向する側面部内側に載置され、収納物を紙片取り出し開口部に向かって付勢しうる付勢部材を備えることを特徴とする。
従って、巻き紙の代わりに、ポケットティッシュ等を収納し、上記付勢部材によって上記ポケットティッシュを上記紙片取り出し開口部向かって付勢することによって、ポケットティッシュ等の携帯用のティッシュペーパーを室内用としても活用することができる。
また、請求項6に記載した考案に係る収納具は、上記収納部及び上記軸保持部は紙製であることを特徴とする。
請求項1の考案にあっては、巻紙を収納しうる有底部多角筒形に形成された収納部と、上記収納部の軸方向一端部に形成れた開口部を閉止しうる蓋部と、上記収納部の内部に着脱可能に配置され、巻紙の芯軸部の両端部を保持する一対の軸保持部とを備え、上記収納部の一側面部には紙片取り出し開口部が形成されている。
従って、上記軸保持部によって、巻紙がスムーズに回転するため、紙片を取り出し易く、トイレットペーパー等の巻紙を、ティッシュペーパーと同様の使い勝手で使用することが可能であり、また、設置する場所に応じて、縦置き、横置きの何れも形態でも使用できることから、設置時の外観品質が優れ、且つ巻紙の交換作業が容易な収納具を提供することができる。
従って、上記軸保持部によって、巻紙がスムーズに回転するため、紙片を取り出し易く、トイレットペーパー等の巻紙を、ティッシュペーパーと同様の使い勝手で使用することが可能であり、また、設置する場所に応じて、縦置き、横置きの何れも形態でも使用できることから、設置時の外観品質が優れ、且つ巻紙の交換作業が容易な収納具を提供することができる。
また、請求項2の考案にあっては、上記軸保持部は、台紙部と、上記台紙部から突出して配設されると共に、上記一対の軸保持部を、上記収納部内部の軸方向両端部に配置した場合に、上記巻紙の芯軸部内に配置される巻紙支持突起部とから形成されていることから、新しい巻紙をセットする場合には、上記軸保持部の巻紙支持突起部を、上記巻紙の芯軸部の両端部に夫々挿し入れ、上記台紙部で巻紙両端を挟んだ状態のまま、上記収納部に収納すればよい為、請求項1の効果に加え、より巻紙の交換作業が容易となる。
また、請求項3の考案にあっては、上記紙片取り出し開口部は軸方向に沿った長孔から形成され、上記長孔の長さ方向中央部には、幅方向一端部から幅方向他端部に向かって突出する巻紙切断片部が延設されていることから、上記巻紙の端部を上記開口部から引き出し、上記巻紙切断片部に引っ掛けて外方に引くことによって、巻紙が切断されるため、巻紙の切断操作を行い易い。
また、請求項4の考案にあっては、上記蓋部の内側面部には、弾性部材からなると共に、所定の厚さ寸法を有し、上記収納部の幅方向断面と同一の形状に形成された蓋係止板部が配設されていることから、上記蓋係止板部が上記収納部の内側側面部に密着し、蓋部が外れ難くなり、使用中に収納部からトイレットペーパーが落下してしまうことが無い。
また、請求項5の考案にあっては、上記軸保持部を取り外した際に、上記収納部の紙片取り出し開口部に対向する側面部内側に載置され、収納物を紙片取り出し開口部に向かって付勢しうる付勢部材を備えることから、巻き紙の代わりに、ポケットティッシュ等を収納し、上記付勢部材によって上記ポケットティッシュを上記紙片取り出し開口部向かって付勢することによって、トイレットペーパー等の巻紙の他、家庭内に余剰しているポケットティッシュを収納して、市販の箱入りティッシュペーパーと同様に使用することができる。
また、請求項6の考案にあっては、上記収納部及び上記軸保持部は紙製であることから、軽量で、加工が容易であり、且つ製造コストを低くすることができる。
本考案を実施するための形態について、添付図面を用いて以下説明する。
図1に示すように、本実施例に係る収納具10は、トイレットペーパー30(図1には図示せず)を収納しうる有底部多角筒形に形成された紙製の収納部11と、上記収納部11の軸方向一端部に形成れた開口部12を閉止しうる蓋部13と、図3に示すように、上記収納部11の内部に着脱可能に配置され、トイレットペーパー30の芯軸部31の両端部を保持する紙製の一対の軸保持部14、14とを備え、図1に示すように、上記収納部11の一側面部15には紙片取り出し開口部16が形成されている。
また、図3に示すように上記軸保持部14、14は、台紙部17、17と、上記台紙部17、17から突出して配設されると共に、上記一対の軸保持部14、14を、上記収納部11内部の軸方向両端部に配置した場合に、上記トイレットペーパー30の芯軸部31内に配置される巻紙支持突起部18、18とから形成されている。
また、図1に示すように、上記紙片取り出し開口部16は軸方向に沿った長孔19から形成され、上記長孔19の長さ方向中央部には、幅方向一端部から幅方向他端部に向かって突出する三角形の巻紙切断片部20が延設されている。
また、図2に示すように、上記蓋部13の内側面部には、弾性部材からなると共に、所定の厚さ寸法を有し、上記収納部の幅方向断面と同一の形状に形成された蓋係止板部21が配設されている
図1に示すように、本実施例に係る収納具10は、トイレットペーパー30(図1には図示せず)を収納しうる有底部多角筒形に形成された紙製の収納部11と、上記収納部11の軸方向一端部に形成れた開口部12を閉止しうる蓋部13と、図3に示すように、上記収納部11の内部に着脱可能に配置され、トイレットペーパー30の芯軸部31の両端部を保持する紙製の一対の軸保持部14、14とを備え、図1に示すように、上記収納部11の一側面部15には紙片取り出し開口部16が形成されている。
また、図3に示すように上記軸保持部14、14は、台紙部17、17と、上記台紙部17、17から突出して配設されると共に、上記一対の軸保持部14、14を、上記収納部11内部の軸方向両端部に配置した場合に、上記トイレットペーパー30の芯軸部31内に配置される巻紙支持突起部18、18とから形成されている。
また、図1に示すように、上記紙片取り出し開口部16は軸方向に沿った長孔19から形成され、上記長孔19の長さ方向中央部には、幅方向一端部から幅方向他端部に向かって突出する三角形の巻紙切断片部20が延設されている。
また、図2に示すように、上記蓋部13の内側面部には、弾性部材からなると共に、所定の厚さ寸法を有し、上記収納部の幅方向断面と同一の形状に形成された蓋係止板部21が配設されている
以下、添付図面を用いて、本実施例について詳述する。
図1は本実施例に係る収納具10において蓋部13を閉止した状態を示す全体斜視図である。
図1に示すように、本実施例の場合、上記収納具10は全体六角筒形に形成され、一端部に開口部12を有すると共に、他端部には底面部22を有している。
図1は本実施例に係る収納具10において蓋部13を閉止した状態を示す全体斜視図である。
図1に示すように、本実施例の場合、上記収納具10は全体六角筒形に形成され、一端部に開口部12を有すると共に、他端部には底面部22を有している。
また、上記収納部11は、市販のトイレットペーパー30の軸寸法と略同一の軸寸法を有し、トイレットペーパー30の径寸法と略同一若しくは若干大きな幅寸法に形成されている。
また、上記紙片取り出し開口部16の長孔19は、上記収納部11の六つの側面部の内、一の側面部15の軸方向略中央部に配設されている。
また、上記紙片取り出し開口部16の長孔19は、上記収納部11の六つの側面部の内、一の側面部15の軸方向略中央部に配設されている。
また、図2は、本実施例の係る収納具10において、蓋部13を開放した状態を示す斜視図である。
図2に示すように、上記蓋部13は、上記収納部11の幅方向断面と同一形状の六角形の紙板材から形成され、上記収納部11において、上記紙片取り出し開口部16が形成された側面部15に対向する側面部23の軸方向端部に開閉可能に接続されている。
また、上記蓋部13の内側面部には、発泡ウレタン等の弾性部材からなる蓋係止板部21が貼設されている。
図2に示すように、上記蓋部13は、上記収納部11の幅方向断面と同一形状の六角形の紙板材から形成され、上記収納部11において、上記紙片取り出し開口部16が形成された側面部15に対向する側面部23の軸方向端部に開閉可能に接続されている。
また、上記蓋部13の内側面部には、発泡ウレタン等の弾性部材からなる蓋係止板部21が貼設されている。
また、図3は、上記収納具11にトイレットペーパー30を収納した状態における、軸方向の断面図、図4は幅方向断面図である。
図3に示すように、上記軸保持部14、14の台紙部17、17は、円形の厚紙から形成されている。
また、図4に示すように上記巻紙支持突起部18、18は、上記トイレットペーパー30の芯軸部31に挿入しうる幅寸法を有する六角柱形に形成され、上記台紙部17の中心部から突出して配設されている。
図3に示すように、上記軸保持部14、14の台紙部17、17は、円形の厚紙から形成されている。
また、図4に示すように上記巻紙支持突起部18、18は、上記トイレットペーパー30の芯軸部31に挿入しうる幅寸法を有する六角柱形に形成され、上記台紙部17の中心部から突出して配設されている。
本実施例の作用について図面を用いて説明する。
図4に示すように、紙片取り出し開口部16からトイレットペーパー30の紙片32を取り出して引き出すことによって、上記トイレットペーパー30は、上記巻紙支持突起部21を回転軸として回転するため、スムーズに紙片を供給し続けることができると共に、引き出した紙片32を、上記巻紙切断片部20に引っ掛けて外方に引くことで簡単に切断することができる。
図4に示すように、紙片取り出し開口部16からトイレットペーパー30の紙片32を取り出して引き出すことによって、上記トイレットペーパー30は、上記巻紙支持突起部21を回転軸として回転するため、スムーズに紙片を供給し続けることができると共に、引き出した紙片32を、上記巻紙切断片部20に引っ掛けて外方に引くことで簡単に切断することができる。
また、図2に示すように、新しいトイレットペーパー30をセットする場合は、蓋部13の把持紐24を指でつまんで軸方向外方に引くことによって蓋部13を開放し、上記軸保持部14、14の巻紙支持突起部18、18をトイレットペーパー30の芯軸部31の両端部からそれぞれ挿入し、台紙部17、17でトイレットペーパー30の両端部を挟み込んだ状態にする。
更に、上記収納部11の開口部12から、上記台紙部17、17で挟んだ状態のまま、上記トイレットペーパー30を挿入し、開口部12を蓋部13で閉止する。
上記の手順によれば、図7に示す特許文献2の収納具90のように、軸部94を収納部91に固定する操作を行うことなく、簡単にトイレットペーパーの交換作業を行うことができる。
また、蓋部13を閉止した状態において、上記蓋係止板部21が上記収納部11の内側側面部に密着し、蓋部13が外れ難くなり、使用中に収納部11からトイレットペーパー30が落下してしまうことが無い。
更に、上記収納部11の開口部12から、上記台紙部17、17で挟んだ状態のまま、上記トイレットペーパー30を挿入し、開口部12を蓋部13で閉止する。
上記の手順によれば、図7に示す特許文献2の収納具90のように、軸部94を収納部91に固定する操作を行うことなく、簡単にトイレットペーパーの交換作業を行うことができる。
また、蓋部13を閉止した状態において、上記蓋係止板部21が上記収納部11の内側側面部に密着し、蓋部13が外れ難くなり、使用中に収納部11からトイレットペーパー30が落下してしまうことが無い。
また、図1に示すように、本実施例の係る収納具10は、収納部11が有底六角筒形に形成されていることから、底面部22を下にして縦置き載置しても、上記取り出し開口部16が形成されている側面部15以外の側面部を下にして、横置き載置しても使用することができるため、設置場所によって、載置形態を変更することができる。
従って、設置場所に合わせて、最適な外観品質を確保することができる。
従って、設置場所に合わせて、最適な外観品質を確保することができる。
なお、本実施例においては、収納する巻紙がトイレットペーパーである場合を例に、収納部の大きさ等を説明しているが、本考案は、キッチンペーパー等の巻紙についても、収納部の大きさ寸法を変更することによって、適用することが可能である。
また、収納部は紙製であれば、その製法は、一枚の紙シートを折り込んで製作する方法、成形加工等、任意の製造方法等を適宜選択することができる。
また、収納部は紙製であれば、その製法は、一枚の紙シートを折り込んで製作する方法、成形加工等、任意の製造方法等を適宜選択することができる。
また、図5に示すように、本考案に係る収納具10は、収納部11から上記軸保持部14を取り外した状態で、ポケットティッシュ33を数段重ねて収納し、厚紙を断面略W字形に折畳んで形成した付勢部材25を、上記紙片取り出し開口部16が形成された側面部15に対向する側面部23の内側に載置し、上記ポケットティッシュ33を紙片取り出し用口部16に向かって付勢して、最上段のポケットティッシュ33から紙片34を紙片取り出し開口部16から取り出し可能とすることによって、携帯用のポケットティッシュ33を、市販の箱型のティシュペーパーと同様の形態で使用することができる。
従って、余剰しているポケットティッシュを無駄にすることなく、使用することができる。
従って、余剰しているポケットティッシュを無駄にすることなく、使用することができる。
なお、本実施例においては、厚紙を折り曲げたものを付勢部材として用いているが、本実施例の作用・効果を得るためには、ポケットティッシュを紙片取り出し用口部に向かって付勢できるものであれば、特にその素材、種類を問わない。
本考案は、トイレットペーパー等の巻紙を収納しうる収納具に適用可能である。
10 収納具
11 収納部
12 開口部
13 蓋部
14 軸保持部
15 収納部の一側面部
16 紙片取り出し開口部
17 台紙部
18 巻紙支持突起部
19 長孔
20 巻紙切断片部
21 蓋係止板部
22 底面部
23 収納部の一側面部の対向側側面部
24 把持紐
25 付勢部材
30 トイレットペーパー
31 芯軸部
32 紙片
33 ポケットティッシュ
34 紙片
70 収納具
71 収納部
72 収納部の上面部
73 紙片取り出し用孔部
74 収納部の一側面部
75 収納部の開口部
76 蓋部
77 蓋部
78 面ファスナー
79 面ファスナー
80 トイレットペーパー
81 下面部
82 紙片
90 収納具
91 収納部
92 収納部の上面部
93 紙片取り出し用口部
94 軸部
94a軸部の端部
94b軸部の端部
95 収納部の側面部
96 収納部の側面部
97 係止部
98 係止部
99 トイレットペーパー
100トイレットペーパーの芯軸部
101トイレットペーパーの紙片
11 収納部
12 開口部
13 蓋部
14 軸保持部
15 収納部の一側面部
16 紙片取り出し開口部
17 台紙部
18 巻紙支持突起部
19 長孔
20 巻紙切断片部
21 蓋係止板部
22 底面部
23 収納部の一側面部の対向側側面部
24 把持紐
25 付勢部材
30 トイレットペーパー
31 芯軸部
32 紙片
33 ポケットティッシュ
34 紙片
70 収納具
71 収納部
72 収納部の上面部
73 紙片取り出し用孔部
74 収納部の一側面部
75 収納部の開口部
76 蓋部
77 蓋部
78 面ファスナー
79 面ファスナー
80 トイレットペーパー
81 下面部
82 紙片
90 収納具
91 収納部
92 収納部の上面部
93 紙片取り出し用口部
94 軸部
94a軸部の端部
94b軸部の端部
95 収納部の側面部
96 収納部の側面部
97 係止部
98 係止部
99 トイレットペーパー
100トイレットペーパーの芯軸部
101トイレットペーパーの紙片
Claims (6)
- 巻紙を収納しうる有底多角筒形に形成された収納部と、
上記収納部の軸方向一端部に形成れた開口部を閉止しうる蓋部と、
上記収納部の内部に着脱可能に配置され、巻紙の芯軸部の両端部を保持する一対の軸保持部とを備え、
上記収納部の一側面部には紙片取り出し開口部が形成されていることを特徴とする収納具。 - 上記軸保持部は、台紙部と、上記台紙部から突出して配設されると共に、上記一対の軸保持部を、上記収納部内部の軸方向両端部に配置した場合に、上記巻紙の芯軸部内に配置される巻紙支持突起部とから形成されていることを特徴とする請求項1記載の収納具。
- 上記紙片取り出し開口部は軸方向に沿った長孔から形成され、
上記長孔の長さ方向中央部には、幅方向一端部から幅方向他端部に向かって突出する巻紙切断片部が延設されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の収納具。 - 上記蓋部の内側面部には、弾性部材からなると共に、所定の厚さ寸法を有し、上記収納部の幅方向断面と同一の形状に形成された蓋係止板部が配設されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の収納具。
- 上記軸保持部を取り外した際に、上記収納部の紙片取り出し開口部に対向する側面部内側に載置され、収納物を紙片取り出し開口部に向かって付勢しうる付勢部材を備えることを特徴とする請求項1記載の収納具。
- 上記収納部及び上記軸保持部は紙製であることを特徴とする請求項1から請求項4いずれか1項に記載の収納具。
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