JP3238170U - ロール材の収納切り出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロール材を片手のみで引き出し、必要長さ分を切断することができ、加えてロール材に切断用のミシン目が施されている場合、そのミシン目部分でワンタッチで切断することができるようにした卓上や車内でも使用可能なロール材の収納切り出し装置を提供する。【解決手段】ロール材の収納切り出し装置は、平板状の支持板を有し、その支持板の一方側面の上下方向の下半位置にロール材の収納ボックスの一面を固定し、その収納ボックスの前記支持板寄りの上面にロール材の引き出し孔を設け、前記支持板の上頂縁を前記ロール材の当接切断部とする。【選択図】図1

Description

本考案は、トイレットペーパーをはじめとするロール材を収納しておき、必要とする長さ、分量を適宜切断して使用することができ、しかもその操作は片手のみでも十分に実行することができるようにしたロール材の収納切り出し装置に関する。
ロール材のうち代表的なものとしてトイレットペーパーは通常トイレ内の壁面にホルダーにセットされているもので、ロールされたトイレットペーパー上には抑えるための上カバーが被せられ、そのカバーの先端縁が切断のために利用される。
しかしながら、前記カバーは片手である程度の力で押えなければ、トイレットペーパーを切断する際の力で持ち上げられてしまい、浮いた状態となってトイレットペーパーで弾かれてしまい、好適な切断作業ができなかったものである。
また、ロール材の一種としてスーパーマーケットに設備されている、肉や鮮魚をトレイパックした物を収納するプラスチック製の連続袋があり、この連続袋は途中に切断用のミシン目を介して複数が連続する帯状体となっており、この帯状体がロールされている。しかし、このプラスチック製袋はロール体から引き出す際に複数が連続して繋がってしまい、うまく処理することが困難な事が多く、場合によっては摩擦によって静電気を帯びてしまうこともある。
本願考案に関して、出願人は先行する技術文献を調査したが、格別に本願考案と関連し、類似している文献は発見することができなかった。
従来、ロール材を片手のみで引き出し、必要長さ分を切断することができ、加えてロール材に切断用のミシン目が施されている場合、そのミシン目部分でワンタッチで切断することができるようにした卓上や車内でも使用可能なロール材の収納切り出し装置は存在していなかったという点である。
上記した問題点を解決するために、本考案に係るロール材の収納切り出し装置は、平板状の支持板を有し、その支持板の一方側面の上下方向の下半位置にロール材の収納ボックスの一面を固定し、その収納ボックスの前記支持板寄りの上面にロール材の引き出し孔を設け、前記支持板の上頂縁を前記ロール材の当接切断部としてあることを特徴としている。
また、本考案に係るロール材の収納切り出し装置は、前記した収納ボックスは収納するロール材の交換用として一部に開閉蓋が設けられていることを特徴としている。
さらに、本考案に係るロール材の収納切り出し装置は、前記した引き出し孔は円形、楕円形もしくは矩形としてあることを特徴としている。
そして、本考案に係るロール材の収納切り出し装置は、前記した支持板の収納ボックス固定面と反対側面の下縁に転倒防止用の支承板を支持板と直角配置で設けてあることを特徴としている。
また、本考案に係るロール材の収納切り出し装置は、前記した支持板の一方側縁に壁取り付け用の取り付け板を支持板と直角配置で設けてあることを特徴としている。
さらに、本考案に係るロール材の収納切り出し装置は、前記した収納ボックスの引き出し孔寄り内部にはロール材の抑え片を設けてあることを特徴としている。
そして、本考案に係るロール材の収納切り出し装置は、前記した抑え片の引き出し孔と対応する位置にはロール材の引き出しガイド及び戻りを防止するガイド溝が形成されていることを特徴としている。
また、本考案に係るロール材の収納切り出し装置は、前記した収納ボックスの側面内側には、ロール材の芯を受ける芯受け部がロール材の芯の中心軸に沿って設けられていることを特徴としている。
さらに、本考案に係るロール材の収納切り出し装置は、前記した当接切断部には断面円形とした素材で山形の突出部が形成されていることを特徴としている。
本考案に係るロール材の収納切り出し装置は、上記のように構成されている。そのため、収納ボックスの引き出し孔から支持板に沿って引き出されたロール材をその支持板の上頂面に形成されている当接切断部に宛がい、引き降ろすことで、ロール材は必要とする長さで、かつ片手のみの作業で切断することができ、煩わしい手順を不要として容易に目的を達成することができる。
本考案の実施の一例を示す斜視図である。 抑え片及びガイド溝を示す平面図である。 芯受け部の一例を示す図である。 芯受け部の他の例を示す図である。 突出部を示す図である。
図面として示し、実施例で説明したように構成したことで実現した。
次に、本考案の好ましい実施の例を図面を参照して説明する。図中1は本考案を実施したロール材の収納切り出し装置を示している。このロール材の収納切り出し装置1は平板状をした支持板2を有している。この支持板2は本実施例にあっては矩形とし、金属製のものを想定しているが、素材はプラスチックでもよく、その形状も一部、特に当接切断部はアーチ状とされていてもよい。
本実施例にあってはこの支持板2は縦方向配置としてあり、この支持板2の上下方向とした下半位置には目的とするロール材を収納する収納ボックス3がその一面を固着されて固定されている。この収納ボックス3は直方体をしており、その素材は硬質の紙あるいは木板が用いられている。本実施例ではロール材としてトイレットペーパーPを収納した場合を示す。
この収納ボックス3は、収納するロール材(トイレットペーパーP)の交換のため上面が開口されており、この開口には蓋4が一縁を枢支して枢動可能もしくは全体が離着脱可能に備えられている。この蓋4の前記支持板2寄りの中央にはロール材(トイレットペーパーP)の引き出し孔5が形成されている。この引き出し孔5は支持板2に沿う方向で長尺とした長方形となっており、ロール材(トイレットペーパーP)をその幅のままでなく、ある程度纏めた状態で引き出すことができるようになっている。この引き出し孔5はこの長方形に限らず、円形、楕円形等とすることもでき、望ましくはその差し渡し寸法(径)は1.5cm程度が使用し易く作動も良好となる。
ロール材Pはかかる構成にあって、引き出し孔5から支持板2に沿って上方へ引き出され(引き上げられ)、支持板2の上頂縁をターンオーバーして下方へ引かれる。この際に、支持板2の上頂縁はロール材の当接切断部22として作用して、ロール材Pを必要とする長さで、片手による作業のみで切断し、使用に供することができる。
また、このロール材の収納切り出し装置1は、トイレ内に配備するのみでなく、卓上、車内等にあっても配置することができ、その際に支持板2への衝撃やロール材Pを引き切断する力によって支持板2が収納ボックス3と逆方向へ転倒してしまうことを防止するため転倒防止用の支承板6を支持板2の下縁に直角方向に設けておくこともできる。加えて、この支承板6の前縁6aは斜面として、底面の縁をさらに延長することで、この支承効果はさらに高められ、卓上等に置いた場合の全体の安定性も得られる。
さらに、このロール材の収納切り出し装置1は、壁付け用として使用することも可能で、その際は支持板2の一方側縁に直角に取り付け板7を設けることができる。この取り付け板7の形状は特にこだわらないが、複数の透孔7a、7a‥を形成し、壁に設けられたねじや釘等に掛けて使うことができるもので、この取り付け状態は支持板2を、上下方向を壁面に沿った形態のみでなく、好みや使用状態に応じて適宜傾けて設置することも可能となる。
そして、前記収納ボックス3の引き出し孔5と対応する内部にはロール材Pを抑止する抑え片8を設けておくことができる。この抑え片8は収納ボックス3の上面と平行となり、その前縁中央にロール材Pを纏めた状態でセットし、スタンバイさせるガイド溝9が形成されている。このガイド溝9はロール材Pを引き上げる際の方向性ガイドと纏め状態を維持する役割を果たすと共に、ロール材Pの切断後の戻り動作を抑制する効果がある。
また、収納ボックス3のロール材Pの巻き中心に対応して芯受け部10を備えておくこともでき、この芯受け部10は軟性プラスチックで成形した全体蛇腹式のものが考えられる。こうしておくと、ロール材Pを収納ボックス3内にセットする際に、その芯受け材10を押し縮めてロール材Pの巻き中心に形成される透孔内に挿し入れることが容易となる。ロール材Pは収納ボックス3の底面上に直置きでもよいが、この芯受け材10を設けることが、配置位置が安定保持され、ロール材Pの回転動作に軸が形成され、動作が安定される。この場合、ロール材Pは芯材(コア)を有していてもコアレス形態のものでも対応できる。
さらに、前記した芯受け材は図4として示すように、弾性を有するゴムやスプリング材によって形成することもでき、この場合の芯受け材11は保有する弾性によって先端位置を自在に可変できるため、ロール材Pの装着も容易に実行することができる。
そして、ロール材Pがトイレットペーパーに代えて、プラスチック製袋を帯状に連続させた連続袋の場合、当接切断部として、断面円形のバー12を用い、このバー12に上下に向けて山形をした突出部12aを形成しておくことができる。前記した連続袋は途中に単品にするための切断用ミシン目を介して連続されているもので、その連続袋を突出部12aに沿わせて摺接させると、この突出部12aがミシン目を一部破断する。すると、そのミシン目は容易に切断可能となる。こうすることで、連続袋は不要に複数が連続して取り出されることもなく、この突出部12aによって連続袋の摺接面積は少なくなり、静電気の発生も少なくすることができる。尚、ここでバー12はステンレス製のものを想定しているが、ガラスを用いればより一層静電気を帯電させることはない。
本実施例に係るロール材の収納切り出し装置は上述のように構成されている。この実施例では対象とするロール材をトイレットペーパー、プラスチック製の連続袋としたが、これに限られるものではなく、キッチンペーパー、ロールテープ、ガムテープその他ロールされている物には収納ボックス等のサイズを変えることで対応することができる。
また、本実施例では蓋4を収納ボックス3の上面開口に設けてあるが、これにこだわらず、側面や底面を開口して、そこに蓋を設けることも勿論可能である。本製品は一般家庭のほか、オフィスをはじめとする種々の職場、病院、役所等で広く使用することができる。
加えて、当接切断部2aは引き出し孔5の後方縁に位置させ、その当接切断部2aを上縁に有するプレート部分を動物、植物、その他の好みの形状に変更することも可能で、こうすると、卓上に設置した際に卓上の一種の装飾品としての効果も望める。
1 ロール材の収納切り出し装置
2 支持板
2a 当接切断部
3 収納ボックス
4 蓋
5 引き出し口
6 支承板
6a 前縁
7 取り付け板
7a 透孔
8 抑え片
9 ガイド溝
10,11 芯受け部
12 バー
12a 突出部

Claims (9)

  1. 平板状の支持板を有し、その支持板の一方側面の上下方向の下半位置にロール材の収納ボックスの一面を固定し、その収納ボックスの前記支持板寄りの上面にロール材の引き出し孔を設け、前記支持板の上頂縁を前記ロール材の当接切断部としてあることを特徴とするロール材の収納切り出し装置。
  2. 前記した収納ボックスは収納するロール材の交換用として一部に開閉蓋が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のロール材の収納切り出し装置。
  3. 前記した引き出し孔は円形、楕円形もしくは矩形としてあることを特徴とする請求項1に記載のロール材の収納切り出し装置。
  4. 前記した支持板の収納ボックス固定面と反対側面の下縁に転倒防止用の支承板を支持板と直角配置で設けてあることを特徴とする請求項1に記載のロール材の収納切り出し装置。
  5. 前記した支持板の一方側縁に壁取り付け用の取り付け板を支持板と直角配置で設けてあることを特徴とする請求項1に記載のロール材の収納切り出し装置。
  6. 前記した収納ボックスの引き出し孔寄り内部にはロール材の抑え片を設けてあることを特徴とする請求項1に記載のロール材の収納切り出し装置。
  7. 前記した抑え片の引き出し孔と対応する位置にはロール材の引き出しガイド及び戻りを防止するガイド溝が形成されていることを特徴とする請求項6に記載のロール材の収納切り出し装置。
  8. 前記した収納ボックスの側面内側には、ロール材の芯を受ける芯受け部がロール材の芯の中心軸に沿って設けられていることを特徴とする請求項1に記載のロール材の収納切り出し装置。
  9. 前記した当接切断部には断面円形とした素材で山形の突出部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のロール材の収納切り出し装置。
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