JP3164929B2 - 触覚の遠隔表示方法及びその装置 - Google Patents

触覚の遠隔表示方法及びその装置

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JP3164929B2 JP01780693A JP1780693A JP3164929B2 JP 3164929 B2 JP3164929 B2 JP 3164929B2 JP 01780693 A JP01780693 A JP 01780693A JP 1780693 A JP1780693 A JP 1780693A JP 3164929 B2 JP3164929 B2 JP 3164929B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、触覚の遠隔表示方法及
びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、ロボットが検出した
情報をできるだけ忠実に人間に呈示し、判断機能を人間
に委ねてロボットを制御するテレイグジスタンス(tele
-existence)型のロボットが知られている。しかしなが
ら、この種のロボットにあつては、視覚の分野での研究
はなされているが、ハンドのフィンガの人工触覚で検出
した情報を遠隔の人間の指等に伝達・表示するという触
覚に関するテレイグジスタンスの開発は、今後の課題で
あり、特に人工触覚で検出した情報を人間の指に表示で
きる遠隔表示装置の出現が待望されている。また、例え
ば手指触覚失認症患者、義手装着者等において、手指に
よる触覚を認識することのできる手指触覚表示装置の出
現が待望されている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、触覚の遠
隔表示方法の構成は、可動部材に取付けた触覚センサを
物体に接触させた際に生ずる少なくとも圧覚からなる触
覚を検出して検出信号を発生し、人体に取付けられ、内
部空隙を有して伸縮自在な表示手段に、前記検出信号に
応じて前記触覚を表示する触覚の遠隔表示方法であつ
て、前記表示手段が、前記検出信号に応じて作動する加
熱・冷却手段によつて加熱又は冷却されて水素を放出又
は吸収させる水素吸蔵合金を有し、該水素が表示手段の
内部空隙に吸排されることを特徴とする。また、触覚の
遠隔表示装置の構成は、可動部材に取付けられ、少なく
とも圧覚からなる触覚を検出する触覚センサと、該触覚
センサによる検出信号に応じて制御信号を設定する制御
信号設定手段と、人体に取付け可能に構成され、内部空
隙を有して伸縮自在な表示手段と、該制御信号によつて
作動する水素吸排源とを備え、該水素吸排源が、該制御
信号が与えられる加熱・冷却手段によつて加熱又は冷却
されて水素を放出又は吸収させる水素吸蔵合金を有し、
該水素が表示手段の内部空隙に吸排されることを特徴と
する。
【0004】
【作用】可動部材に取付けた触覚センサを物体に接触さ
せ、例えば可動部材によつて物体を把持すれば、触覚セ
ンサによる検出信号が出力されるので、この検出信号に
応じて加熱・冷却手段を作動させる。制御信号設定手段
を備える場合には、触覚センサによる検出信号に応じた
制御信号を制御信号設定手段において設定し、制御信号
によつて加熱・冷却手段を作動させることができる。
【0005】すなわち、加熱・冷却手段を作動させ、水
素吸蔵合金を加熱又は冷却させれば、これによつて水素
が放出又は吸収されるので、表示手段が作動する。具体
的には、水素吸蔵合金から放出又は吸収される水素ガス
が、表示手段の内部空隙に吸排され、膨張又は収縮す
る。これにより、可動部材の少なくとも圧覚からなる触
覚が、人体に表示される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1〜図3は、本発明に係る触覚の表示装
置をロボットに適用した第1実施例を示す。図中におい
て符号1はアクチュエータを示し、アクチュエータ1
は、後記するように内部空隙11aを有して伸縮自在で
あり、少なくとも圧覚からなる触覚を表示する表示手段
11と、水素吸排源10とを主構成要素とする。表示手
段11は、人体の触覚を有する適当箇所として、指2
(人体)に取付けられる。
【0007】そして、表示手段11には、可撓性及び耐
圧性を有する配管13を介して水素吸排源10を接続
し、内部空隙11aを水素吸排源10に接続する。水素
吸排源10は、図2に示すように密閉容器20の内部
に、加熱又は冷却されて水素吸蔵量を変化させ、水素を
放出又は吸収する水素吸蔵合金Aを、ペルチェ素子から
なる一対の加熱・冷却手段21にて挟んだ状態で設置し
て構成され、加熱・冷却手段21にはマイクロコンピュ
ータ19が接続されている。水素吸蔵合金Aは、比較的
低温で可逆的に多量の水素を放出又は吸収する能力を有
する。23は配管13を継合する水素出入り口、24は
冷却用のフインである。しかして、マイクロコンピュー
タ19から加熱・冷却手段21に正逆の電流を供給し
て、水素吸蔵合金Aを加熱又は冷却することができ、こ
れによつて水素ガスが放出又は吸収される。
【0008】一方、ロボットの前腕の先端部に取付ける
可動部材であるハンド3のフィンガには、圧覚を検出す
る触覚センサ5が取付けられ、ハンド3によつて物体4
を把持した際の圧覚が検出される。触覚センサ5は、ハ
ンド3の表面に対して垂直方向の圧力成分を検出して、
検出信号aを発生するものとして、感圧導電性ゴムや圧
電フィルムをマトリクス状に配列して構成される。ハン
ド3は、駆動用モータ3aによつてワイヤ3b,3cを
緩めれば、スプリング3d,3eの弾発力によつて開
き、駆動用モータ3aによつてワイヤ3b,3cを引け
ば、スプリング3d,3eの弾発力に抗して閉じる。
【0009】この触覚センサ5による検出信号aを人間
の指2に取付けた表示手段11に与え、認識・判断機能
は人間に委ね、人間がロボットを操作する。表示手段1
1は、触覚センサ5の能力に応じたものとする。すなわ
ち、触覚センサ5がハンド3の圧覚のみを検出するもの
であるため、表示手段11は、図3に示すように単一の
内部空隙11aを有するゴム容器11bにて形成され、
指2の腹に接触配置してバンド14によつて固定してあ
る。
【0010】触覚センサ5による検出信号aは、図外の
A/D変換器によつてデジタル信号に変換して、制御信
号設定手段6に入力する。制御信号設定手段6は、マイ
クロコンピュータ19にて構成される。制御信号設定手
段6では、触覚センサ5による検出信号aに応じてテー
ブルルックアップを行つてマイクロコンピュータ19の
ROMに予め記憶させたデータテーブルから制御信号b
を読み出す。この制御信号bが図外のD/A変換器によ
つてアナログ信号に変換されて、水素吸排源10の加熱
・冷却手段21を加熱又は冷却する。
【0011】次に上記実施例の作用について説明する。
ハンド3によつて物体4を把持すれば、触覚センサ5に
よる検出信号aが出力されるので、制御信号設定手段6
においてこの検出信号aに応じた制御信号bを読み出
し、この制御信号bを図外のD/A変換器によつてアナ
ログ信号化させてアクチュエータ1を作動させる。
【0012】すなわち、制御信号bによつて加熱・冷却
手段21を作動させ、水素吸蔵合金Aを加熱又は冷却さ
せれば、これによつて水素が放出又は吸収されるので、
表示手段11が作動する。具体的には、水素吸蔵合金A
から放出又は吸収される水素ガスが、配管13によつて
連通する内部空隙11aに吸排され、ゴム容器11bが
膨張又は収縮する。これにより、ハンド3の圧覚と同様
の圧覚が、指2の腹に表示される。
【0013】図4〜図6は、本発明に係る触覚の表示装
置によつて圧覚及びずれ覚を表示するようにした第2実
施例を示し、第1実施例と実質的に同一の部分には同一
の符号を付してそれらの説明を省略する。
【0014】例えば、ハンド3によつて実際に物体4を
把持してそれを持ち上げる際には、その物体4がハンド
3からずれ落ちる傾向にあるためハンド3にずれ覚を生
じることがある。従つて、ハンド3の圧覚に加えてずれ
覚をも表示することが、物体4を確実に把持する上で望
まれる。
【0015】そこで、ハンド3に上記の触覚センサ5に
加えてローラ型の触覚センサ15を取付ける。図6に
は、ハンド3のずれ覚を検出するローラ型の触覚センサ
15を示す。この触覚センサ15は、フォトセンサ及び
スリット板を内蔵するローラ15bを、板ばね15aに
よつてハンド3に回転自在に支持して構成され、物体4
を把持しない状態でローラ15bがハンド3の把持面か
ら若干突出している。ハンド3を閉じて物体4を把持す
れば、板ばね15aが弾性変形して物体4が把持される
と共に、ローラ15bが物体4に圧接する。
【0016】しかして、ハンド3からの物体4のずれに
よりローラ15bが回転し、この回転運動が、内蔵する
フォトセンサ及びスリット板によりパルス信号に変換さ
れて検出信号cが得られる。この検出信号cは、図5に
示す一対の第1補正手段35及び第2補正手段36に入
力させる。
【0017】また、ハンド3のずれ覚を検出する触覚セ
ンサ15を備える場合には、表示手段11は、例えば図
4に示す構造とする。すなわち、周縁部に折曲片31a
を有する湾曲した基板31の内側に、等間隔にて隔壁3
1cを設け、折曲片31a及び各隔壁31cによつて区
画されるそれぞれの空間に、内部空隙32a,33aを
有するゴム容器32,33を各対をなすように収容す
る。
【0018】そして、各対をなす一方のゴム容器32を
配管34によつて一方の水素吸排源10aに接続し、他
方のゴム容器33を配管37によつて他方の水素吸排源
10bに接続する。しかして、各水素吸排源10a,1
0bを異なる電流値又は電圧値によつて制御することに
より、各対をなすゴム容器32,33の圧力を異ならせ
ることができるので、ゴム容器32,33の内側に位置
する指2に、圧覚及びずれ覚を表示することができる。
【0019】ハンド3によつて物体4を把持すれば、触
覚センサ5による検出信号a及び触覚センサ15による
検出信号cが出力されるので、制御信号設定手段6にお
いてこの検出信号aに応じた制御信号bを読み出し、こ
の制御信号bを第1補正手段35及び第2補正手段36
に入力させ、検出信号cに応じてそれぞれを増減補正
し、第1補正制御信号d及び第2補正制御信号eを得
る。この第1補正制御信号d及び第2補正制御信号eを
それぞれ図外のD/A変換器を介して各水素吸排源10
a,10bに供給する。
【0020】例えば、ローラ型の触覚センサ15の検出
信号cが零つまりずれ覚が存在しない場合には、触覚セ
ンサ5の検出信号aに応じた制御信号bを実質的に補正
することなく第1補正制御信号d及び第2補正制御信号
eを得、これによつて各水素吸排源10a,10bを同
一の電流値又は電圧値によつて制御する。これにより、
各対をなすゴム容器32,33の圧力が合致するので、
ゴム容器32,33の内側に位置する指2に、ずれ覚は
表示されず、圧覚のみが表示される。
【0021】また、ローラ型の触覚センサ15の検出信
号cが零でない、つまりずれ覚が存在する場合には、触
覚センサ5の検出信号aに応じた制御信号bを、第1補
正手段35においてローラ型の触覚センサ15の検出信
号cに応じて補正し、第1補正制御信号dを得、この第
1補正制御信号dによつて一方の水素吸排源10aの加
熱・冷却手段21を作動させ、水素吸蔵合金Aを加熱又
は冷却させれば、これによつて水素が放出又は吸収され
るので、表示手段11が作動する。すなわち、水素吸蔵
合金Aから放出又は吸収される水素ガスが、配管34に
よつて連通する各内部空隙32aに吸排され、ゴム容器
32が膨張又は収縮する。
【0022】同時に、触覚センサ5の検出信号aに応じ
た制御信号bを、第2補正手段36においてローラ型の
触覚センサ15の検出信号cに応じて補正し、第2補正
制御信号eを得、この第2補正制御信号eによつて他方
の水素吸排源10bの加熱・冷却手段21を作動させ、
水素吸蔵合金Aを加熱又は冷却させれば、これによつて
水素が放出又は吸収されるので、表示手段11が作動す
る。すなわち、水素吸蔵合金Aから放出又は吸収される
水素ガスが、配管37によつて連通する各内部空隙33
aに吸排され、ゴム容器33が膨張又は収縮する。
【0023】しかして、対をなすゴム容器32,33の
膨張又は収縮量が個別に増減調節されるので、ハンド3
の圧覚と同様の圧覚を指2の腹に表示させつつ、ハンド
3のずれ覚と同様のずれ覚を、指2の腹に表示させるこ
とができる。ところで、ハンド3の表面に対する垂直方
向の成分に加え、このハンド3の表面に対して水平方向
に働く力の大きさと方向とを検出する場合には、触覚セ
ンサ5,15として応力ベクトルセンサ或いは3分力検
出センサを取付けることができる。ハンド3の把持面の
一点を水平方向にずらしたとき、そのずれの方向弁別能
は約π/4であることが分かつている。そこで水平方向
の応力とその方向を検出し垂直成分の応力と組合せてベ
クトル量で表現することができる。
【0024】このようなベクトル量を検出することによ
り、物体4の表面に垂直方向の押し付け力を一定にしな
がら物体4の表面に平行にハンド3を所定のずれ覚にて
動かすこともできるため、グラインダ作業や物体表面の
拭き取り作業も可能になる。また、物体4であるコップ
を把持しながらそのコップに水を注いでいく場合には、
3分力の情報を利用すれば、コップの重量変化を監視し
つつコップを柔軟に把持することができる。
【0025】図7は、本発明に係る触覚の表示装置を手
指触覚失認症患者、義手装着者等の手指による触覚の無
い人間に適用した第3実施例を示し、第1実施例と実質
的に同一の部分には同一の符号を付してそれらの説明を
省略する。この実施例にあつては、触覚センサ5を可動
部材である指2(人体又は義手)に取付け、表示手段1
1を人間の肩部7に貼着にて取付ける。
【0026】本実施例によれば、指2によつて物体4を
把持すれば、触覚センサ5による検出信号aが出力され
るので、制御信号設定手段6においてこの検出信号aに
応じた制御信号bを読み出し、この制御信号bを図外の
D/A変換器によつてアナログ信号化させてアクチュエ
ータ1が作動する。
【0027】具体的には、制御信号bによつて加熱・冷
却手段21を作動させ、水素吸蔵合金Aを加熱又は冷却
させれば、これによつて水素が放出又は吸収されるの
で、表示手段11が作動する。すなわち、水素吸蔵合金
Aから放出又は吸収される水素ガスが、配管13によつ
て連通する内部空隙11aに吸排され、ゴム容器11b
が膨張又は収縮する。これにより、指2の圧覚と同様の
圧覚が、肩部7に表示される。勿論、指2に触覚センサ
5に加えてローラ型の触覚センサ15を取付けると共
に、肩部7にゴム容器32,33を各対をなすように収
容する表示手段11を取付けることにより、圧覚及びず
れ覚の両者を肩部7に表示することができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明によつて理解されるように、
本発明に係る触覚の遠隔表示方法及びその装置によれ
ば、テレイグジスタンス型のロボットにおいて、ロボッ
トが人工触覚で検出した情報を遠隔の人間に正確に呈示
し、人間の判断に基づいてロボットを制御することが実
現される。また、手指の触覚を失つた者において、手指
による触覚を認識し、フィードバックすることが可能に
なつた。加えて、水素吸排源及び表示手段は、水素ガス
の緩衝作用を受けるので衝撃や過負荷に強く、小形軽量
にして発生力が大きく、騒音を発生しないので、空気圧
を発生する大形のコンプレッサを使用するものと比較し
て、人間への装着性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る触覚の遠隔表示装
置の構成要素の配置を示す図。
【図2】 同じく水素吸排源を示す断面図。
【図3】 同じく表示手段を示す断面図。
【図4】 本発明の第2実施例に係る表示手段を示す断
面図。
【図5】 同じく触覚の遠隔表示装置の構成要素の配置
を示す図。
【図6】 同じくハンドを一部切開してを示す斜視図。
【図7】 本発明の第3実施例に係る触覚の遠隔表示装
置の構成要素の配置を示す図。
【符号の説明】
1:アクチュエータ、2:指(可動部材又は人体)、
3:ハンド(可動部材)、4:物体、5,15:触覚セ
ンサ、6:制御信号設定手段、7:肩部(人体)、1
0,10a,10b:水素吸排源、11:表示手段、1
1a:内部空隙、13,34,35:配管、19:マイ
クロコンピュータ、20:密閉容器、21:加熱・冷却
手段、32,33:ゴム容器、32a,33a:内部空
隙、A:水素吸蔵合金、a,c:検出信号、b:制御信
号、d:第1補正制御信号(制御信号)、e:第2補正
制御信号(制御信号)。
フロントページの続き (72)発明者 清水 俊治 北海道札幌市北区北18条西13丁目 (72)発明者 室 正彦 北海道室蘭市茶津町4番地 株式会社日 本製鋼所内 (56)参考文献 特開 平5−131387(JP,A) 実開 平2−3387(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 3/00 - 3/10 B25J 9/10 - 9/22 B25J 13/00 - 13/08 B25J 15/00 - 15/02 B25J 19/02 - 19/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動部材に取付けた触覚センサを物体に
    接触させた際に生ずる少なくとも圧覚からなる触覚を検
    出して検出信号を発生し、人体に取付けられ、内部空隙
    を有して伸縮自在な表示手段に、前記検出信号に応じて
    前記触覚を表示する触覚の遠隔表示方法であつて、前記
    表示手段が、前記検出信号に応じて作動する加熱・冷却
    手段によつて加熱又は冷却されて水素を放出又は吸収さ
    せる水素吸蔵合金を有し、該水素が表示手段の内部空隙
    に吸排されることを特徴とする触覚の遠隔表示方法。
  2. 【請求項2】 可動部材に取付けられ、少なくとも圧覚
    からなる触覚を検出する触覚センサと、該触覚センサに
    よる検出信号に応じて制御信号を設定する制御信号設定
    手段と、人体に取付け可能に構成され、内部空隙を有し
    て伸縮自在な表示手段と、該制御信号によつて作動する
    水素吸排源とを備え、該水素吸排源が、該制御信号が与
    えられる加熱・冷却手段によつて加熱又は冷却されて水
    素を放出又は吸収させる水素吸蔵合金を有し、該水素が
    表示手段の内部空隙に吸排されることを特徴とする触覚
    の遠隔表示装置。
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