JP3164822U - 減圧収納袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファスナ部の少なくとも一部の色を袋本体の他の部分の色と異なる色にするとともに、ファスナ部の外端縁の位置をずらすことによって、ファスナ部が配設された出入口を容易に見分けることができ、かつ、ファスナ部の外端縁同士の間を容易に広げることができ、容易にファスナ部を開けて出入口を開くことができ、構成が簡素で、コストが低く、耐久性が高く、使い勝手が良い寝具等を内部に収納する減圧収納袋を提供する。【解決手段】樹脂フィルムから成る一対の袋本体を重ね合わせて形成された袋状部材であり、開閉可能な出入口と、該出入口を除く一対の袋本体の周縁を気密に固着することによって形成された閉止縁部と、前記出入口に配設され、該出入口を開放及び閉止させるファスナ部とを設けて減圧収納袋を構成する。さらに、前記ファスナ部の少なくとも一部の色が前記袋本体の他の部分の色と違え、前記ファスナ部の一対の外端縁の位置を互いにずらして形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、減圧収納袋に関するものであり、出入口に開閉機構としてのファスナを備え、特に、家庭において衣類、寝具等を内部に収納した状態で減圧することによって嵩(かさ)を小さくして保管する用途に適した減圧収納袋に関するものである。
従来、家庭内の衣装ケース、箪笥(たんす)、押入、クローゼット等の収納スペースを有効利用するために、セーター等の厚手の衣類や布団等の寝具などの収納物を密封式の収納袋内に収納した後、袋の出入口に配設されたファスナを閉じ、家庭用電気掃除機等の吸引装置によって収納袋内の空気を吸引排出することにより、収納物を圧縮減容して嵩を小さくした状態で保管する減圧収納袋が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような減圧収納袋を使用することによって、衣類や寝具などの収納物を1/3程度に圧縮減容して保管することができるので、家庭内の収納スペースを極めて有効に利用することができる。また、減圧収納袋の内部が減圧状態又は真空状態に維持されるので、防カビ、防虫等の効果も期待することができる。
特開2007−204097号公報
しかしながら、前記従来の減圧収納袋は、収納物を取り出す際に、袋の出入口を開くことが困難である。一般的に、袋の本体は透明なフィルム状の合成樹脂から成り、かつ、ファスナも透明な合成樹脂から成り、袋の本体に一体的に取り付けられているので、ファスナが配設された出入口を見分けることが困難である。さらに、出入口を見分けることができても、ファスナより外側においては、対向するフィルム状の袋の本体同士が密着しているので、密着した袋の本体の端縁同士の間を広げることが困難であり、そのため、ファスナを開けて袋の出入口を開くことが困難である。
本考案は、前記従来の問題点を解決して、ファスナ部の少なくとも一部の色を袋本体の他の部分の色と異なる色にするとともに、ファスナ部の外端縁の位置をずらすことによって、ファスナ部が配設された出入口を容易に見分けることができ、かつ、ファスナ部の外端縁同士の間を容易に広げることができ、容易にファスナ部を開けて出入口を開くことができ、構成が簡素で、コストが低く、耐久性が高く、使い勝手のよい減圧収納袋を提供することを目的とする。
そのために、本考案の減圧収納袋においては、樹脂フィルムから成る一対の袋本体を重ね合わせて形成された袋状部材であり、開閉可能な出入口と、該出入口を除く一対の袋本体の周縁を気密に固着することによって形成された閉止縁部と、前記出入口に配設され、該出入口を開放及び閉止させるファスナ部とを有する減圧収納袋であって、前記ファスナ部の少なくとも一部の色が前記袋本体の他の部分の色と異なり、前記ファスナ部の一対の外端縁の位置が互いにずれている。
本考案の他の減圧収納袋においては、さらに、前記ファスナ部は、前記袋本体において出入口側に位置する一対の側縁部、該側縁部の内側面に配設された一対の帯状ファスナ部材を含み、一方の側縁部の外端縁が他方の側縁部の外端縁よりも外方に突出している。
本考案の更に他の減圧収納袋においては、さらに、少なくとも一方の帯状ファスナ部材の色が前記袋本体の他の部分の色と異なる。
本考案の更に他の減圧収納袋においては、さらに、前記帯状ファスナ部材には色が付与され、前記袋本体は無色透明である。
本考案によれば、ファスナ部の少なくとも一部の色が袋本体の他の部分の色と異なる色であるとともに、ファスナ部の外端縁の位置がずれている。これにより、ファスナ部が配設された出入口を容易に見分けることができ、かつ、ファスナ部の外端縁同士の間を容易に広げることができ、構成が簡素で、コストが低く、耐久性が高く、使い勝手のよい減圧収納袋を提供することができる。
本考案の実施の形態における減圧収納袋の出入口を示す平面図である。 本考案の実施の形態における減圧収納袋の要部拡大平面図であり図1におけるA部拡大平面図である。 本考案の実施の形態における減圧収納袋の構造を示す断面図であり図2におけるB−B矢視断面図である。 本考案の実施の形態における減圧収納袋の斜視図である。 本考案の実施の形態における減圧収納袋内の空気を排出する動作を示す斜視図である。 本考案の実施の形態における減圧収納袋内の空気を排出した後の状態を示す斜視図である。
以下、本考案の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本考案の実施の形態における減圧収納袋の出入口を示す平面図、図2は本考案の実施の形態における減圧収納袋の要部拡大平面図であり図1におけるA部拡大平面図、図3は本考案の実施の形態における減圧収納袋の構造を示す断面図であり図2におけるB−B矢視断面図、図4は本考案の実施の形態における減圧収納袋の斜視図である。
図において、10は本実施の形態における袋としての減圧収納袋であり、略矩(く)形に形成された2枚のフィルム状の袋本体11を重ね合わせ、矩形の三辺を接着、熱融着、超音波溶着等の方法によって気密に固着することにより形成された袋状部材であり、排気弁30を有する。なお、12は2枚の袋本体11を重ね合わせて気密に固着することによって形成された閉止縁部であり、略矩形の減圧収納袋10の閉じた三辺に相当する。また、図4に示されるように、2枚の袋本体11の残り一辺は、固着されておらず開閉可能な出入口13となっている。該出入口13には、開閉機構としてのファスナ部14が配設され、該ファスナ部14を操作することによって、出入口13を開放及び閉止させることができる。
前記減圧収納袋10は、いかなる用途にも使用することができ、その内部に収納される対象物である後述される収納物31は、いかなる種類のものであってもよいが、好適には、ある程度の柔軟性を備えるものである。本実施の形態においては、説明の都合上、前記収納物31が肌着、セーター等の衣類や毛布、布団、シーツ等の寝具であり、前記収納物31を内部に収納した状態で減圧収納袋10内の空気を吸引して排出し、前記収納物31を圧縮減容して嵩を小さくした状態で保管するために前記減圧収納袋10を使用する場合についてのみ説明することとする。
なお、本実施の形態において、減圧収納袋10における各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、前記減圧収納袋10における各部が図に示される姿勢である場合に適切であるが、その姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
そして、前記袋本体11は、厚さが、例えば、50〜75〔μm〕程度の柔軟性を備える樹脂フィルムから成り、典型的には、内部の収納物31を外側から視認することができるように、透明又は半透明であるが、不透明であってもよい。また、前記袋本体11は、ガスバリア性を備えることが望ましく、例えば、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド等から成る複数の樹脂層をラミネートして成る基材の表面にアルミニウムを蒸着したフィルムや、シリカを蒸着したフィルムであってもよいし、ガスバリア性が良好な二軸延伸ポリビニルアルコールフィルム、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、エチレン−ビニルアルコール共重合体フィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム等のフィルム、又は、該フィルムを含むラミネートフィルムであってもよい。
2枚の袋本体11のうちの一方には、袋本体11を厚さ方向に貫通する図示されない排気孔(こう)が形成され、該排気孔に対応する位置に、図4に示されるように、排気弁30が配設されている。前記排気孔は、例えば、直径が10〜20〔mm〕程度の円形の孔(あな)であることが望ましいが、円形以外の形状であってもよく、大きさも適宜変更することができる。また、排気孔は、必ずしも、前記袋本体11の中央付近に形成される必要はなく、いかなる位置に形成されてもよいが、周縁からはある程度離れた位置に形成されることが望ましい。
また、前記排気弁30は、いわゆる逆止弁であって、減圧収納袋10内部の空気を排気孔を通して外部に排出するとともに、外気が排気孔を通して減圧収納袋10内に流入することを阻止する一方向弁として機能する。なお、前記排気弁30は、特許文献1にも記載されているように、周知のものであるので、その構造についての説明は省略する。
本実施の形態において、ファスナ部14は、2枚の袋本体11の各々における出入口13側の部分である側縁部15、及び、該側縁部15の内側面に貼(てん)付された帯状ファスナ部材21を含むものである。ここでは、説明の都合上、図3において右側に位置するファスナ部14、側縁部15及び帯状ファスナ部材21を第1ファスナ部14a、第1側縁部15a及び第1帯状ファスナ部材21aと称し、図3において左側に位置するファスナ部14、側縁部15及び帯状ファスナ部材21を第2ファスナ部14b、第2側縁部15b及び第2帯状ファスナ部材21bと称する。なお、前記帯状ファスナ部材21は、典型的には、袋本体11と同様に、柔軟性を備える樹脂フィルムから成り、接着、熱融着、超音波溶着等の方法によって気密に固着することにより、側縁部15の内側面に貼付されている。
そして、各帯状ファスナ部材21の互いに対向する面には、帯状ファスナ部材21の長手方向に延在する咬(か)み合い条部22が一体的に形成されている。図3に示される例において、第1帯状ファスナ部材21aに形成された第1咬み合い条部22aは連続する凸条の部材であり、第2帯状ファスナ部材21bに形成された第2咬み合い条部22bは連続する凹溝を備え、前記凸条と凹溝とが咬み合うことによって、対向する一対の帯状ファスナ部材21同士が気密に結合し、第1ファスナ部14aと第2ファスナ部14bとが密着して、ファスナ部14が閉じ、出入口13が閉止される。これにより、減圧収納袋10の内部は、外気、つまり、外部の空気から気密に遮断された状態となる。
なお、図2に示される例においては、咬み合い条部22が2本並んで形成されているが、必ずしも2本である必要はなく、1本であっても、3本以上であってもよい。また、第1帯状ファスナ部材21aに形成された第1咬み合い条部22aが連続する凹溝を備え、第2帯状ファスナ部材21bに形成された第2咬み合い条部22bが連続する凸条の部材であってもよい。
本実施の形態においては、ファスナ部14の少なくとも一部の色が、減圧収納袋10の他の部分、具体的には、袋本体11の他の部分の色と異なる色になっている。典型的には、袋本体11が無色透明であり、第2帯状ファスナ部材21bが薄いブルー(水色)又はグリーン(緑色)である。図4において、ファスナ部14の一部分に付与されたハッチングは、当該部分の色が、減圧収納袋10の他の部分の色と異なることを示している。
また、ファスナ部14の外端縁16の位置がずらされている。図2及び3に示される例では、第1側縁部15aの外端縁16である第1外端縁16aよりも第2側縁部15bの外端縁16である第2外端縁16bの方が外側に位置する。すなわち、第1外端縁16aよりも第2外端縁16bの方が外方に突出している。なお、第1外端縁16aと第2外端縁16bとの位置のずれ量、すなわち、第1外端縁16aよりも第2外端縁16bが外方に突出している量は、例えば、2〜7〔mm〕程度であるが、任意に設定することができる。
次に、前記構成の減圧収納袋10の使用方法について説明する。
図5は本考案の実施の形態における減圧収納袋内の空気を排出する動作を示す斜視図、図6は本考案の実施の形態における減圧収納袋内の空気を排出した後の状態を示す斜視図である。
まず、減圧収納袋10の使用者は、減圧収納袋10のファスナ部14を開いて出入口13を開放する。続いて、使用者は、前記出入口13から収納物31を減圧収納袋10内に収納する。図に示される例において、収納物31は寝具としての布団であり、折り畳んで重ねた状態で減圧収納袋10内に収納されている。
続いて、使用者は、ファスナ部14を閉じて出入口13を閉止する。具体的には、第1帯状ファスナ部材21aに形成された凸条の部材である第1咬み合い条部22aと、第2帯状ファスナ部材21bに形成された凹溝である第2咬み合い条部22bとを咬み合わせて、第1ファスナ部14aと第2ファスナ部14bとを密着させてファスナ部14を閉止する。これにより、減圧収納袋10の内部は、外気から気密に遮断された状態となる。
続いて、使用者は、家庭用電気掃除機を用意し、図5に示されるように、その吸引筒35の先端を減圧収納袋10の袋本体11に配設された排気弁30の表面に押し当てる。なお、前記吸引筒35は、可撓(とう)性を備える吸引ホース36の先端に接続され、吸引ホース36の基端は図示されない家庭用電気掃除機の本体に接続されている。また、一般的な家庭用電気掃除機においては、吸引筒35の先端に床、畳等の清掃に適した形状の開口を備える吸引ヘッドが着脱可能に取り付けられるが、ここでは、このような吸引ヘッドを取り外した状態で使用する。さらに、吸引筒35の先端に延長用吸引筒が着脱可能に取り付けられる場合には、延長用吸引筒も取り外すことが望ましい。
また、前記吸引筒35の先端から電源ライン等を接続するための端子等が突出している場合、前記吸引筒35の先端面内縁の径が通常の値よりも著しく大きかったり小さかったりする場合、前記吸引筒35の先端面内縁の形状が通常の円形でなく、矩形等の形状である場合等には、先端が平坦(たん)で、先端面内縁の形状が円形であり、かつ、その径が通常の値である図示されない筒状のアダプタを前記吸引筒35の先端に取り付け、前記アダプタの先端を排気弁30の表面に押し当てることが望ましい。
続いて、使用者が前記家庭用電気掃除機を作動させ吸引を開始させると、排気弁30は開状態となる。これにより、減圧収納袋10内の空気は、排気弁30を通って、吸引されて排出される。
そして、図6に示されるように、減圧収納袋10内の空気が十分に排出されて減圧状態又は真空状態となり、収納物31が十分に圧縮減容されると、使用者は前記家庭用電気掃除機を停止させる。すると、吸引筒35の吸引力が消滅するので、排気弁30は閉状態に復帰する。これにより、減圧収納袋10の内部は、外気から気密に遮断された状態となるので、減圧状態又は真空状態が維持される。また、減圧収納袋10内の圧力が外気の圧力よりも低くなるので、圧力差によって、排気弁30の閉状態が維持される。
したがって、収納物31を圧縮減容して嵩を小さくした状態で保管することができ、家庭内の収納スペースを極めて有効に利用することができる。また、減圧収納袋10の内部が減圧状態又は真空状態に維持されるので、防カビ、防虫等の効果も期待することができる。
また、減圧収納袋10から収納物31を取り出す際、使用者は、ファスナ部14を開けて出入口13を開放する。なお、排気弁30がそれ自体を開状態とするためのコック等の弁操作部材を具備するものである場合には、使用者は、まず、弁操作部材を操作して排気弁30を開状態とし、減圧収納袋10の内部を大気圧状態とした後に、ファスナ部14を開けることが望ましい。
ファスナ部14を開ける際には、図6においてハッチングで示されるように、ファスナ部14の少なくとも一部、典型的には、第2帯状ファスナ部材21bの色が袋本体11の色と異なる色となっているので、使用者は、ファスナ部14を容易に、かつ、確実に視認することができる。したがって、使用者は、ファスナ部14が配設された出入口13がどこにあるのかを迷うことなく把握することができる。
続いて、使用者は、手指で密着している第1ファスナ部14aと第2ファスナ部14bとを分離する。具体的は、第1ファスナ部14aにおける第1咬み合い条部22aより外側の部分と、第2ファスナ部14bにおける第2咬み合い条部22bより外側の部分とを、手指によってそれぞれ把持して両側に引っ張ることにより、第1ファスナ部14aと第2ファスナ部14bとを分離する。この場合、第1ファスナ部14aの第1外端縁16aの位置と第2ファスナ部14bの第2外端縁16bの位置とがずれているので、第1ファスナ部14aにおける第1咬み合い条部22aより外側の部分が第2ファスナ部14bにおける第2咬み合い条部22bより外側の部分に密着していても、使用者は、手指の先でまさぐることによって、第1ファスナ部14aにおける第1咬み合い条部22aより外側の部分と、第2ファスナ部14bにおける第2咬み合い条部22bより外側の部分とを容易に把持することができる。
このように、第1ファスナ部14aと第2ファスナ部14bとを分離することによって、出入口13が開放されるので、使用者は、減圧収納袋10から収納物31を取り出すことができる。
なお、ここでは、帯状ファスナ部材21が袋本体11とは別の部材である例、すなわち、帯状ファスナ部材21が側縁部15の内側面に固着されたものである例についてのみ説明したが、帯状ファスナ部材21は袋本体11の側縁部15と一体的に形成されたものであってもよい。
また、第1外端縁16aよりも第2外端縁16bの方が外方に突出している例についてのみ説明したが、第2外端縁16bよりも第1外端縁16aの方が外方に突出していてもよい。
さらに、第1帯状ファスナ部材21a及び第2帯状ファスナ部材21bの外端縁よりも、第1側縁部15a及び第2側縁部15bの外端縁の方が外方に突出している例についてのみ説明したが、第1帯状ファスナ部材21a及び第2帯状ファスナ部材21bの外端縁が第1側縁部15a及び第2側縁部15bの外端縁と一致していてもよい。すなわち、第1外端縁16aは第1側縁部15a及び第1帯状ファスナ部材21aの外端縁であって、第2外端縁16bは第2側縁部15b及び第2帯状ファスナ部材21bの外端縁であってもよい。また、第1側縁部15a及び第2側縁部15bの外端縁よりも、第1帯状ファスナ部材21a及び第2帯状ファスナ部材21bの外端縁の方が外方に突出していてもよい。すなわち、第1外端縁16aは第1帯状ファスナ部材21aの外端縁であって、第2外端縁16bは第2帯状ファスナ部材21bの外端縁であってもよい。
さらに、第2帯状ファスナ部材21b全体の色が袋本体11の他の部分の色と異なる例についてのみ説明したが、第2帯状ファスナ部材21bの一部のみの色が袋本体11の他の部分の色と異なっていてもよい。また、第1帯状ファスナ部材21aの色が袋本体11の他の部分の色と異なっていてもよい。さらに、第1側縁部15a又は第2側縁部15bの色が袋本体11の他の部分の色と異なっていてもよい。さらに、ファスナ部14全体の色が袋本体11の他の部分の色と異なっていてもよい。
このように、本実施の形態において、減圧収納袋10は、樹脂フィルムから成る一対の袋本体11を重ね合わせて形成された袋状部材であり、開閉可能な出入口13と、出入口13を除く一対の袋本体11の周縁を気密に固着することによって形成された閉止縁部12と、出入口13に配設され、出入口13を開放及び閉止させるファスナ部14とを有する。そして、ファスナ部14の少なくとも一部の色が袋本体11の他の部分の色と異なり、ファスナ部14の一対の外端縁16の位置が互いにずれている。
これにより、ファスナ部14が配設された出入口13を容易に見分けることができ、かつ、ファスナ部14の外端縁16同士の間を容易に広げることができ、構成が簡素で、コストが低く、耐久性が高く、使い勝手のよい減圧収納袋10を提供することができる。
また、ファスナ部14は、袋本体11において出入口13側に位置する一対の側縁部15、側縁部15の内側面に配設された一対の帯状ファスナ部材21を含み、一方の側縁部15の外端縁16が他方の側縁部15の外端縁16よりも外方に突出している。したがって、ファスナ部14の構造を簡素化することができ、一般的な構造の帯状ファスナ部材21を使用することができるので、コストを低減することができる。また、側縁部15における外端縁16寄りの部分が柔軟性を備えるので、出入口13を開放する際に、側縁部15における外端縁16寄りの部分を容易に把持することができる。
さらに、少なくとも一方の帯状ファスナ部材21の色が袋本体11の他の部分の色と異なる。この場合、帯状ファスナ部材21だけを、袋本体11と色の異なる部材とすればよいので、コストを低減することができる。
さらに、帯状ファスナ部材21には色が付与され、袋本体11は無色透明である。この場合、内部に収納された収納物31の外側からの視認性が低下することがない。
なお、本考案は前記実施の形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本考案の範囲から排除するものではない。
本考案は、減圧収納袋に適用することができる。
10 減圧収納袋
11 袋本体
12 閉止縁部
13 出入口
14 ファスナ部
14a 第1ファスナ部
14b 第2ファスナ部
15 側縁部
15a 第1側縁部
15b 第2側縁部
16 外端縁
21 帯状ファスナ部材
21a 第1帯状ファスナ部材
21b 第2帯状ファスナ部材

Claims (4)

  1. (a)樹脂フィルムから成る一対の袋本体を重ね合わせて形成された袋状部材であり、開閉可能な出入口と、該出入口を除く一対の袋本体の周縁を気密に固着することによって形成された閉止縁部と、前記出入口に配設され、該出入口を開放及び閉止させるファスナ部とを有する減圧収納袋であって、
    (b)前記ファスナ部の少なくとも一部の色が前記袋本体の他の部分の色と異なり、
    (c)前記ファスナ部の一対の外端縁の位置が互いにずれていることを特徴とする減圧収納袋。
  2. 前記ファスナ部は、前記袋本体において出入口側に位置する一対の側縁部、該側縁部の内側面に配設された一対の帯状ファスナ部材を含み、
    一方の側縁部の外端縁が他方の側縁部の外端縁よりも外方に突出している請求項1に記載の減圧収納袋。
  3. 少なくとも一方の帯状ファスナ部材の色が前記袋本体の他の部分の色と異なる請求項2に記載の減圧収納袋。
  4. 前記帯状ファスナ部材には色が付与され、前記袋本体は無色透明である請求項3に記載の減圧収納袋。
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