JP3164812U - フラットタイプ電子製品の保護部材 - Google Patents

Abstract

【課題】フラットタイプ電子製品の保護部材を提供する。【解決手段】フラットタイプ電子製品の保護部材は、ブックカバー形状の開ける構造体とし、それは主に連接部１と保護被覆部２とを含むことによりなり、前記保護被覆部は曲げることのできる板の組み合わせであり、立体のＵ字型に近い形状に曲げられ、前記板の組み合わせの最端構造体は第一板体２１とし、前記第一板体箇所には嵌合部２５を形成する。前記連接部１はフラットタイプ電子製品を配置するためのもので、背面位置には突出した突出部を別に形成し、前記連接部は突出部を嵌合部箇所に嵌着し、並びに、前記箇所を中心として回転角度の調整を行う。これにより、通常は、フラットタイプ電子製品を連接部箇所に置くと周囲表面が保護被覆部に包覆保護されているが、前記保護被覆部を開いた後、板の組み合わせを適当に折り曲げると、フラットタイプ電子製品を横方向或いは縦方向に立たせるのを補助する。【選択図】図２

Description

本考案は保護部材の技術分野に関し、主にフラットタイプコンピューター（ネットブック等）、電子ブック等製品のようなフラットタイプ電子製品に応用するもので、この製品を使用していない場合には周囲表面を良好な状態で保護し、使用時は非常に便利な操作と動画鑑賞を提供する保護部材に係る。

フラットタイプ電子製品は近年非常に人気のある製品で、例えばフラットタイプコンピューターは、タッチセンサ技術の日進月歩により、その応用プログラムが大量開発及び使用されているため、操作の便利性が益々高まり、消費者に広く愛顧を受けている。また、電子ブックの閲読装置は、新規のディスプレイを使って長時間読書しても目に負担をかけず、超大容量のメモリーを有し、各種の書籍内容を保存でき、使用者の新知識を求める要望を満足させている。この種の電子製品の機能の向上により製品価格も更にアップしている故に、使用者は注意を払って携帯や使用し、お金を使っても電子製品のための保護部材を購入しよりよい保護を行おうとしている。

良好な保護部材は、基本的に電子製品を保護する他、表面に疵が付くのを防止し、電子製品を使用する場合の便利性をも考慮に入れていなければならない。フラットタイプ電子製品（例えばネットブック）は、ディスプレイをタッチ操作する時、手の上に置いて行うと便利であるが、動画鑑賞する場合、何も補助装置がない時は長時間手に持たなければならず、手に不快感を感じてしまう。また、フラットタイプのノートコンピューターはディスプレイに表示する画像を使用者の設定に基づいて横にしたり縦にしたり自由に切り換えられるが、伝統的な保護部材は単一方向のみの使用となる故に、消費者の要望に応じることはできない。この欠点に鑑み、本考案者は新規の保護部材を設計し、フラットタイプ電子製品に良好な状態で保護を与える他、便利な使用を可能とする。

本考案の主な目的はフラットタイプ電子製品の保護部材を提供することにあり、全体がブックカバー形状のような開閉可能な構造体を形成し、平常の電子製品を一時的にその中に固定することにより、周囲を良好な状態で包覆し保護する。本構造を開いた後は直接電子製品に対してタッチ操作が行え、電子製品を使って動画鑑賞したい場合は、保護部材の一部構造を折り曲げることができる。電子製品を横方向或いは縦方向に関わらず、角を傾斜させる状態で立たせることができ、使用者の要望に応えられる。

本考案の次の目的は応用範囲の広いフラットタイプ電子製品の保護部材を提供することにあり、前記保護部材は連接部と保護被覆部とにより構成される。前記連接部は前記電子製品を連接し固定するもので、更に連接部は保護被覆部箇所に嵌合して使用され、電子製品に良好な状態で保護し、また、前記連接部もその他の補助装置箇所に固定される。本電子製品は車内、壁上、或いは引き掛け箇所に配置されて使用の便利性を高める。

前述目的を達成するために、本考案は連接部と保護被覆部とを含むことによりなり、前記保護被覆部は曲げることのできる板の組み合わせで、前記の板の組み合わせ形状は立体のＵ字型に近い形に曲げることができ、前記板の組み合わせの最端構造体は第一板体とし、前記第一板体箇所には嵌合部を形成する。前記連接部の正面はフラットタイプ電子製品を配置する区域であり、背面位置には表面に突出した突出部を形成し、前記連接部は突出部を嵌合部箇所に嵌合し、並びに、前記箇所を中心として回転角度の調整を行う。また、前記板の組み合わせは折り曲げた後は前記連接部の背面を支えることができるため、連接部が横向き或いは縦向きであっても傾斜して立たせた状態となる。

本考案のフラットタイプ電子製品の保護部材は、平常の電子製品を一時的にその中に固定することにより周囲を良好な状態で包覆して保護し、電子製品が横方向或いは縦方向に関わらず角を傾斜させる状態で立たせることができ、並びに、応用範囲の広いフラットタイプ電子製品の保護部材を提供する効果を有する。

本考案の立体図である。 本考案の分解図である。 本考案の他の状態の分解図である。 本考案の電子製品に関する保護状態の立体図である。 本考案を使って電子製品を横に立たせた状態の立体図である。 本考案を使って電子製品を縦に立たせた状態の立体図である。

審査官の方々に本考案の詳細なる流れ及び技術内容を深く理解いただくために、本考案者は次に図面を組み合わせた詳しい解説を行う。審査官の方々には本考案の精神所在を御理解いただきたく存じます。

図１及び図２に本考案の立体図及び分解図を示す。本考案のフラットタイプ電子製品の保護部材は主に連接部１と保護被覆部２とにより構成され、前記連接部１は電子製品をこれに挟み込んで固定するためのもので、保護被覆部２は曲げることのできる板の組み合わせとし、曲げて立体のＵ字型に近い形状にすることができる。使用時には、前記連接部１を適時に保護被覆部２箇所に嵌着すると、電子製品は保護被覆部２に包み込まれて保護される。

次に各構成要素の構造についての詳細説明を行う。

前記連接部１の正面区域には大面積の受皿面１０を形成し、前記受皿面１０のエッジに近い位置は曲面形状とするため、前記連接部１のエッジに近い位置は軽く開かれた弾性を備え、また、受皿面１０の周囲位置には複数の挟持片１１を形成し、前記挟持片１１は受皿面１０表面に突出し、前記受皿面１０の位置は電子製品（例えばネットブック）を配置する箇所とし、前記挟持片１１で電子製品周辺箇所を挟み込む。電子製品を受皿面１０箇所に配置する時は、前記連接部１を少し開き、それによって生じる回復力を使って挟持片１１で電子製品（例えばネットブック）を挟み込み、挟持固定させる目的を達成する。本実施例において、複数の挟持片１１は湾曲形状をなして前記連接部１の四つの角に分布させるが、これに限定せず、例えば、前記挟持片１１の数を少なくとも三つとし、前記連接部１周囲の少なくとも三つの側辺箇所に形成することにより、使用時には同様に挟持固定する目的を達成することができる。

図３に示す通り、本考案は前記連接部１の背面中央位置に突出部１３を形成し、前記突出部１３は円錐柱状の設計とする。言い換えれば、前記突出部１３と連接部１本体の連接箇所の直径が最も小さく、外側にいくにつれて徐々に広がる。また、前記突出部１３箇所には別に少なくとも一つの溝部１４を形成し、前記溝部１４の形状はその他の補助支持装置に組み合わせ、よって本考案の連接部１は保護被覆部２以外のその他の装置箇所に取り付けることができる。

前記保護被覆部２は曲げることのできる板の組み合わせであり、開いて平たくすると大面積の長方形板状となり、曲げると立体のＵ字型に近い形状となる。本実施例において、前記保護被覆部２は第一板体２１と第二板体２２と第三板体２３と第四板体２４等の板の組み合わせにより構成され、各板体を順に連接し、並びに連接箇所は任意に曲げることを可能とする。前記第一板体２１と第二板体２２の二者により構成される面積は第四板体２４とほぼ同様とし、第三板体２３のサイズを最も小さくする。前記板の組み合わせを折り曲げて立体のＵ字型に近い形状にする時、第三板体２３は側辺位置となる。前記第三板体２３は板状である他、可撓性のある湾曲した連接物となり、その他の板体を便利に折り曲げられるようにする。電子製品を保護するために、前記第四板体２４の内壁面は例えば布、スポンジ層などの柔軟な材質によって構成し、電子製品のディスプレイ上の疵を防止する。

また、第一板体２１箇所には別に嵌合部２５を設け、前記嵌合部２５は一部区域を第二板体２２箇所に延伸させるが、第一板体２１箇所に固定する。第一板体２１と第二板体２２の連接箇所を折り曲げる時、前記嵌合部２５は持ち上がる。前記嵌合部２５はほぼＣ型のクリップ体であり、溝の縦方向サイズは円錐溝の如く上が狭く下が広がった形状をなす。また、連接部１の突出部１３は前記嵌合部２５の形状に合わせてあるため、前記突出部１３を嵌合部２５の直径方向の切口から挿入すると、軸方向からの離脱が不可能となる。前記嵌合部２５箇所には更に挟持片２５１を設けているため、挟み込み時の密着度を高める。また、前記連接部１は突出部１３を嵌合部２５箇所に嵌着し、この箇所を中心として回転させて角度調整を行う。

本考案はフラットタイプ電子製品３を連接部１を使って挟み込み固定し、更に連接部１と保護被覆部２を嵌着して一つに結合するものである。図４に示す通り、通常、保護被覆部２はＵ字型に折り曲げると、電子製品３の周囲は良好な状態で包覆されて保護される。保護被覆部２構造体を開いた後は、電子製品に対して直接タッチセンサ操作を行え、動画鑑賞したい場合は、図５及び図６に示す通り、保護被覆部２の第二板体２２と第三板体２３と第四板体２４を折り曲げて「く」の字型にし、更に第一板体２１箇所に結合した連接部１の底部エッジを第四板体２４上に配置すると、連接部１の背部が前記保護被覆部２の各構成要素に支えられて、角が傾斜した状態で立たせられる。前記連接部１の突出部１３は第一板体２１の嵌合部２５箇所で動かすことができ、使用者は自由に調整可能で、横方向（図５参照）もしくは縦方向（図６参照）にしてネットブック等で動画鑑賞でき、良好な便利性を備える。

更に、本考案の連接部１と保護被覆部２を分離させて設計することも可能であるため、電子製品を車上に配置したりその他の位置に固定したい場合は、連接部１を前記保護被覆部２箇所から分離させて、連接部１の突出部１３箇所の溝部１４を使い、例えば車内の支持連接装置等のその他の補助支持装置箇所に固定すると、車内に固定して便利に使用できる。よって、本考案は製品の適用範囲を拡大し特許出願要件に符合するものである。

前述は本考案の実施例に過ぎず、本考案の実施例の保護範囲を限定するものではない。よって、本考案の実用新案登録請求の範囲に基づいて為される同等の変化や修飾は全て本考案の実用新案登録請求の範囲に含まれるものとする。

１ 連接部
１０ 受皿面
１１ 挟持片
１３ 突出部
１４ 溝部
２ 保護被覆部
２１ 第一板体
２２ 第二板体
２３ 第三板体
２４ 第四板体
２５ 嵌合部
２５１ 挟持片
３ 電子製品

Claims (7)

1. 連接部と保護被覆部とにより構成されるフラットタイプ電子製品の保護部材において、
   前記保護被覆部は折り曲げることのできる板の組み合わせとし、前記板の組み合わせを折り曲げて立体のＵ字型に近い形状にし、板の組み合わせの最端エッジ位置の構成要素は第一板体とし、前記第一板体には嵌合部を形成し、
   前記連接部の正面区域はフラットタイプ電子製品を配置させ、背面位置には表面に突出する突出部を形成し、前記連接部は突出部を前記保護被覆部の嵌合部箇所に嵌着し、並びに、この箇所を中心として回転角度の調整を行い、また、前記保護被覆部の一部の板体を折り曲げると前記連接部を支えられるため、連接部の横向き或いは縦向きの傾斜状態での配置を可能にすることを特徴とするフラットタイプ電子製品の保護部材。
2. 前記連接部の正面区域は大面積の円弧形受皿面とし、前記受皿面の周囲には突出した複数の挟持片を形成することを特徴とする請求項１記載のフラットタイプ電子製品の保護部材。
3. 前記複数の挟持片は湾曲形状をなして前記連接部の周囲四隅に形成することを特徴とする請求項２記載のフラットタイプ電子製品の保護部材。
4. 前記嵌合部はほぼＣ型のクリップ体とし、溝の縦方向サイズは上が狭く下が広がった形状をなし、また、連接部の突出部は前記嵌合部の形状に合わせてあるため、前記突出部を嵌合部の直径方向の切口から挿入すると、軸方向からの離脱が不可能となることを特徴とする請求項１記載のフラットタイプ電子製品の保護部材。
5. 前記保護被覆部は第一板体と第二板体と第三板体と第四板体等の板の組み合わせにより構成され、各板体を順に連接し、並びに連接箇所は任意に曲げることが可能で、前記第一板体と第二板体の二者により構成される面積は第四板体とほぼ同様とし、前記板の組み合わせを折り曲げて立体のＵ字型に近い形状にする時、第三板体は側辺位置に配置されることを特徴とする請求項１記載のフラットタイプ電子製品の保護部材。
6. 前記保護被覆部の第二板体と第三板体と第四板体は折り曲げて「く」の字型にし、更に第一板体箇所に結合した連接部の底部エッジを第四板体上に配置すると、連接部の背部が前記保護被覆部の各構成要素に支えられて、角が傾斜した状態で立たせられることを特徴とする請求項１記載のフラットタイプ電子製品の保護部材。
7. 前記連接部の突出箇所には別に溝部を形成し、前記溝部は補助支持装置に組み合わせた形状とすることを特徴とする請求項１記載のフラットタイプ電子製品の保護部材。

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