JP3164504U - ウォータホースリール構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ウォータホースの巻き取りが容易なウォータホースリール構造を提供する。【解決手段】リール本体1と抵当板2からなり、上記リール本体に、直立座板11があり、上記座板の一面において、中空巻取り筒13があり、上記抵当板の一面に、嵌合接続管を設ける。組立てる時、予めに巻取ったウォータホース3を直接に、リール本体1の中空巻取り筒13に嵌設し、抵当板2の嵌合接続管とリール本体の中空巻取り筒13とを互いに嵌合して、超音波やスパイラル溶接により、組立てられて固定される。ウォータホース3を実装することと組立てることを同時に行い、これにより、鋳型のコストが低減され、製品の外観や品質が優れて、作業時間が短縮され、コストダウンできる。【選択図】図1
Description
本考案は、ウォータホース巻取り用具に関し、特に、ウォータホースが巻取られ、ジョイントが所定の位置に固定されるウォータホースリール構造に関する。
ウォータホースは、水源を接続して、水を必要とする箇所に導引して利用することができ、例えば、洗車やハウスの清潔や花草の散水に利用され、一般として、ウォータホースの長さが、数メートルか数十メートルであり、使用後、ウォータホース全体をコイル状に巻取って保管するが、巻取るコイルの大きさが異なるため、混乱になり、また、上記巻取ったウォータホースが、容易に絡んで変形になり、そのため、使用上、不便であり、使用者にとっても、迷惑なことになる。
上記の問題点を解消するため、台湾実用新案第M262486「ウォータホース巻取り器」が提案され、それは、巻取り座の裏板部の左右両側に、それぞれ、散水器のジョイントを収納するための係合部が設けられ、裏板部の前側に、中空巻取り部があり、上記巻取り部の先端に、前抵当板があり、これにより、巻取り部の周りに、巻取りスペースが形成され、ウォータホースがそこに巻取られる。しかし、上記の従来のウォータホースリール構造は、一体射出成形で、鋳型の構造が複雑であり、また、スライダの設計が必要とし、そのため、鋳型のコストが高くて、射出成形に必要とする時間が長く、生産が遅く、製品にばりが残され、外観や品質に悪影響を与え、そして、ウォータホースリールを成形した後、ウォータホースリールにウォータホースを巻取り、作業が複雑でありながら、時間が長くなり、コストが更に高くなる。
本考案者は、上記欠点を解消するため、慎重に研究し、また、学理を活用して、有効に上記欠点を解消でき、設計が合理である本考案を提案する。
本考案の主な目的は、リール本体と抵当板とから組立てられ、スライダの設計を必要せず、鋳型の構造が簡単であり、鋳型のコストが低くて、上記リール本体と抵当板の射出成形に必要とする時間が短く、生産が早く、製品にばりが無くて、外観や品質が良いウォータホースリール構造を提供する。
本考案の他の目的は、リール本体と抵当板とから組立てられ、上記リール本体と抵当板を組立てる前に、予めに巻取ったウォータホースを直接に、リール本体の巻取り筒に嵌設でき、作業が簡単で快速的であり、工程時間が短縮されて、コストが低減されるウォータホースリール構造を提供する。
請求項1の考案は、リール本体と抵当板からなり、上記リール本体に、直立座板があり、上記座板の一面において、中央に、中空巻取り筒があり、上記抵当板の一面において、中央に、嵌合接続管があり、上記嵌合接続管と上記中空巻取り筒とが、互いに嵌合されて接続される、ことを特徴とするウォータホースリール構造である。
請求項2の考案は、リール本体の中空巻取り筒と抵当板の嵌合接続管とが、超音波やスパイラル溶接により固定されることを特徴とする請求項1に記載のウォータホースリール構造である。
請求項3の考案は、リール本体の中空巻取り筒において、座板の反対側の一端に、内接合縁部が設けられ、抵当板の嵌合接続管の一端に、対応する外接合縁部が設けられることを特徴とする請求項1に記載のウォータホースリール構造である。
請求項4の考案は、リール本体の中空巻取り筒の座板の反対側の一端に、外接合縁部が設けられ、抵当板の嵌合接続管の一端に、対応する内接合縁部が設けられることを特徴とする請求項1に記載のウォータホースリール構造である。
以下、図面を参照しながら、本考案の特徴や技術内容について、詳しく説明するが、それらの図面等は、参考や説明のためであり、本考案は、それによって制限されることが無い。
図1乃至図3を参照しながら、本考案は、リール本体1と抵当板2とから組立てられ組成、上記リール本体1は、直立式座板11を有し、上記座板11の左右両側に、それぞれ、ウォータホース3ジョイント31が設置されるためのほぼC形の係合部111が設けられ、その裏部に、回転可能に耳部12が結合され、また、上記座板11の一面において、中央に、水平延伸の中空巻取り筒13が設けられ、上記中空巻取り筒13の座板11の反対側の一端に、内接合縁部131が設けられ、抵当板2の一面において、中央に、水平延伸の嵌合接続管21が設けられ、上記嵌合接続管21の抵当板2の反対側の一端に、上記リール本体1の内接合縁部131に対応する外接合縁部211が設けられる。
本考案によれば、工場で予めに巻取ったウォータホース3を直接にリール本体1の巻取り筒13に嵌設し、そして、抵当板2の嵌合接続管21の外接合縁部211とリール本体1の中空巻取り筒13の内接合縁部131とを互いに嵌合して、超音波やスパイラル溶接により組立てることにより、リール本体1と抵当板2とが結合されて一体に固定され、リール本体1の座板11と抵当板2との間に、ウォータホース3が収納される巻取りスペースを形成し、ウォータホース3が容易に実装され、組立てが簡単である。
また、図4は、本考案の他の実施例であり、上記リール本体1の中空巻取り筒13の座板11の反対側の一端に、外接合縁部132が設置され、抵当板2の嵌合接続管21の抵当板2の反対側の一端に、内接合縁部212が設置されてもよく、上記抵当板2の嵌合接続管21の内接合縁部212とリール本体1の中空巻取り筒13の外接合縁部132とが、互いに嵌合されて、超音波やスパイラル溶接により組立てられ、リール本体1と抵当板2とが結合されて一体に固定され、これにより、リール本体1の座板11と抵当板2との間に、ウォータホース3が収納される巻取りスペースが形成され、ウォータホース3が容易に実装され、組立てが簡単である。
上記の具体的な実施例によれば、次の利点が得られる。
1、リール本体1と抵当板2とが、それぞれ、成形されてから、組立てられ、スライダの設計を必要せず、鋳型の構造が簡単で、鋳型コストを低減でき、また、上記リール本体1と抵当板2の射出成形に必要とする時間が短く、生産が早く、また、製品にばりがなく、外観や品質が優れて、競争力が向上される。
2、リール本体1と抵当板2とが、それぞれ、成形されてから、組立てられ、上記リール本体1と抵当板2を組立てる前、予めに巻取ったウォータホース3を、直接に、リール本体1の巻取り筒13に嵌設でき、ウォータホース3を実装することと組立てることとを同時に行い、作業時間が短縮され、コストを低減できる。
そのため、本考案は、より進歩的かつより実用的で、法に従って実用新案登録請求を出願する。
以上は、ただ、本考案のより良い実施例であり、本考案は、それによって制限されることが無く、本考案に係わる考案登録請求の範囲や明細書の内容に基づいて行った等価の変更や修正は、全てが、本考案の考案登録請求の範囲内に含まれる。
1 リール本体
11 座板
111 係合部
12 耳部
13 中空巻取り筒
131 内接合縁部
132 外接合縁部
2 抵当板
21 嵌合接続管
211 外接合縁部
212 内接合縁部
3 ウォータホース
31 ジョイント
11 座板
111 係合部
12 耳部
13 中空巻取り筒
131 内接合縁部
132 外接合縁部
2 抵当板
21 嵌合接続管
211 外接合縁部
212 内接合縁部
3 ウォータホース
31 ジョイント
Claims (4)
- リール本体と抵当板からなり、上記リール本体に、直立座板があり、上記座板の一面において、中央に、中空巻取り筒があり、上記抵当板の一面において、中央に、嵌合接続管があり、上記嵌合接続管と上記中空巻取り筒とが、互いに嵌合されて接続される、
ことを特徴とするウォータホースリール構造。 - リール本体の中空巻取り筒と抵当板の嵌合接続管とが、超音波やスパイラル溶接により固定されることを特徴とする請求項1に記載のウォータホースリール構造。
- リール本体の中空巻取り筒において、座板の反対側の一端に、内接合縁部が設けられ、抵当板の嵌合接続管の一端に、対応する外接合縁部が設けられることを特徴とする請求項1に記載のウォータホースリール構造。
- リール本体の中空巻取り筒の座板の反対側の一端に、外接合縁部が設けられ、抵当板の嵌合接続管の一端に、対応する内接合縁部が設けられることを特徴とする請求項1に記載のウォータホースリール構造。
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JP2010006314U JP3164504U (ja) | 2010-09-22 | 2010-09-22 | ウォータホースリール構造 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59153966U (ja) * | 1982-12-06 | 1984-10-16 | 三菱重工業株式会社 | ホ−ス収納リ−ル |
JPH05296217A (ja) * | 1992-04-22 | 1993-11-09 | Nippon Steel Corp | 中空球体を用いた管接合構造 |
JP3082015U (ja) * | 2001-05-23 | 2001-11-30 | 濬▲顕▼實業有限公司 | ホース巻き取り器 |
JP2008280168A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Gold Kogyo Kk | リールの製造方法及びリール |
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2010
- 2010-09-22 JP JP2010006314U patent/JP3164504U/ja not_active Expired - Fee Related
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