JP3163642U - ぬいぐるみ型小物ホルダースタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】非使用時の装身具などの小物を手軽に保持させることができるとともに、小物の保管と室内の装飾とを両立させることができるぬいぐるみ型小物ホルダースタンドを提供する。【解決手段】小物ホルダースタンド100は、ホルダー本体部101と保持部111,112,113,114とで構成されている。ホルダー本体部101は、外皮材102の中にクッション材を内包することによりイヌの外観を模した所謂イヌのぬいぐるみである。保持部111は、指輪121を保持するための袋状部分であり、ホルダー本体部101が模すイヌの口として形成されている。保持部112,113は、イヤリング122およびピアス123を保持するための部分であり、ホルダー本体部101が模すイヌの左耳部分および右耳部分にそれぞれ形成されている。保持部114は、ブレスレット124を保持するための部分であり、ホルダー本体部101が模すイヌの首として形成されている。【選択図】 図2
Description
本考案は、主として、装身具、化粧品およびUSBメモリなどの小物を使用しない非使用時において、これらの小物を保持するぬいぐるみ型の小物ホルダースタンドに関する。
従来から、装身具(例えば、指輪、イヤリング、ピアス、ネックレス、ブローチ、ブレスレットおよびかんざし)、化粧品(リップスティックやマスカラ)、USBメモリおよび印鑑などの小物の保管は、タンス、机または化粧台などの家具の引き出し(抽斗)内に直接、または専用の保管ケース(例えば、ジュエリーケース)を介して収納されている。
しかしながら、日常的に使用する小物においては、引き出しや専用の保管ケースへの収納や取り出し作業が面倒に感じられることが多く、実際には、手近な台、棚または机上に放置されることも少なくない。このため、これらの小物が放置された室内の乱雑感が増すとともに、放置した小物を紛失することが生じるという問題があった。また、これらの小物のうち、装身具は、身体などの被装着体を装飾するためのものであるため、引き出しやジュエリーケース内に収納された保管時においては、装身具の有する装飾機能が発揮されず、その機能が十分に活かされていないという問題があった。
本考案は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、非使用時の小物を手軽に保持させることができるとともに、小物の保管と室内の装飾とを両立させることができるぬいぐるみ型小物ホルダースタンドを提供することにある。
なお、下記特許文献1には、貴金属を収納可能な人間または動物を模ったぬいぐるみ型の収納ケースが開示されている。しかしながら、下記特許文献1に開示されたぬいぐるみ型の収納ケースは、ぬいぐるみの内部に貴金属を収納して開口部を縫合することにより、貴金属を長期間に亘って保管するためのものである。このため、下記特許文献1に記載されたぬいぐるみ型の収納ケースにおいては、非使用時の装身具を手軽に保持するとともに、装身具の保管と室内の装飾とを両立させることができないものである。
上記目的を達成するため、請求項1に係る本考案の特徴は、弾力性のあるクッション材をシート状の外皮材で包んで周囲を縫合することにより、人間、動物またはキャラクタの外観を模した形状に形成したホルダー本体部と、ホルダー本体部の表面に被保持物となる小物を露出させた状態で保持可能な保持部とを備えたことにある。
この場合、人間としては、著名人、歴史上の偉人または特別な衣装(例えば、歴史上の衣装や職業上の衣装)を纏った人物などが考えられる。また、動物としては、愛玩動物(イヌ、ネコ、小鳥、ねずみなど)、干支、各種野生動物(ライオン、カバ、キリン、コアラ、ラッコ、イルカ、クジラ、カメなど)、魚類(サメ、クマノミ、イカ、タコなど)、貝類(帆立貝、サザエなど)、昆虫(カブトムシ、クワガタムシ、カマキリ、セミなど)および龍や鳳凰などの架空の動物などが考えられる。また、キャラクタとしては、アニメ、童話、昔話などの主人公、および擬人化した動植物(例えば、(公序良俗違反につき、不掲載)など)などが考えられる。そして、ホルダー本体部は、これらの人間、動物およびキャラクタを単体でまたはこれらを組み合わせたデザインで構成することができる。
また、この場合、前記ぬいぐるみ型小物ホルダースタンドにおいて、保持部は、小物として指輪、イヤリング、ピアス、ネックレス、ペンダント、ブローチ、ブレスレット、かんざし、USBメモリ、印鑑およびリップスティックのうちの少なくとも1つが保持可能であるとよい。また、これらの他に、保持部が保持する小物として、マスカラなどの化粧品、消しゴムやスティックのりなどの文房具、印鑑、数珠、鍵および扇子など日常的に使用する小物がある。
このように構成した請求項1に係る本考案の特徴によれば、ぬいぐるみ型小物ホルダースタンドは、人間、動物またはキャラクタの外観を模した形状に形成したホルダー本体部の表面に小物を露出させた状態で保持可能な保持部を備えて構成されている。したがって、使用者は、ぬいぐるみ型小物ホルダースタンドを手近な台、棚または机などに置いておくことで非使用状態の小物を手軽に保持させることができる。これにより、小物によって装飾されたぬいぐるみ型小物ホルダースタンドによって室内を装飾しながら小物を保管することができる。
また、請求項2に係る本考案の他の特徴は、前記ぬいぐるみ型小物ホルダースタンドにおいて、保持部は、ホルダー本体部が模す人間、動物またはキャラクタを象徴する身体的特徴部分に形成されることにある。
このように構成した請求項2に係る本考案の他の特徴によれば、ぬいぐるみ型小物ホルダースタンドは、保持部が人間、動物またはキャラクタを象徴する身体的特徴部分、換言すれば、その身体的特徴部分のみを見たとき、特定の人間、動物またはキャラクタを想起できる部分に形成されている。例えば、ホルダー本体部がイヌの外観を模して形成されている場合には、そのイヌの口、耳、頭または尻尾などの部分に保持部が形成される。これにより、小物を保持したぬいぐるみ型小物ホルダースタンドの可愛さが増し、より親しみを持って使用することができる。
また、請求項3に係る本考案の他の特徴は、前記ぬいぐるみ型小物ホルダースタンドにおいて、前記小物は、装身具であり、保持部は、装身具の装身位置に対応する人間、動物またはキャラクタにおける身体部分に設けられることにある。
このように構成した請求項3に係る本考案の他の特徴によれば、ぬいぐるみ型小物ホルダースタンドは、保持部が装身具の装身位置に対応する人間、動物またはキャラクタにおける身体部分に設けられている。例えば、ホルダー本体部がイヌの外観を模して形成されている場合には、そのイヌの耳の部分にイヤリングを装着可能な保持を設けるようにする。これにより、装身具を装着したぬいぐるみ型小物ホルダースタンドの可愛さが増し、より親しみを持って使用することができる。
また、請求項4に係る本考案の他の特徴は、前記ぬいぐるみ型小物ホルダースタンドにおいて、保持部は、同保持部の内側面を構成する内皮材が小物に損傷を与えない素材で構成されていることにある。
このように構成した請求項4に係る本考案の他の特徴によれば、ぬいぐるみ型小物ホルダースタンドは、保持部が同保持部の内側面を構成する内皮材が小物に損傷を与えない素材、例えば、布素材、革素材または樹脂素材で構成されている。これにより、保持部は、保持部内に保持する小物を損傷することなく保持することができる。
以下、本考案に係るぬいぐるみ型小物ホルダースタンドの一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本考案に係る小物ホルダースタンド100の外観構成を概略的に示す前方斜視図である。図2は、本考案に係る小物ホルダースタンド100に装身具を保持させた状態を概略的に示す前方斜視図である。図3は、本考案に係る小物ホルダースタンド100に装身具を保持させた状態を概略的に示す後方斜視図である。なお、本明細書において参照する各図は、本考案の理解を容易にするために一部の構成要素を誇張して表わすなど模式的に表している。このため、各構成要素間の寸法や比率などは異なっていることがある。本実施形態に係る小物ホルダースタンド100は、小物として、主として指輪、イヤリング、ピアスおよびブレスレットなどの装身具を保持してこれらを保管または室内装飾として用いることができるものである。
(小物ホルダースタンド100の構成)
小物ホルダースタンド100は、主として、ホルダー本体部101と同ホルダー本体部101に形成された保持部111,112,113,114とで構成されている。ホルダー本体部101は、外皮材102の中に図示しないクッション材を包み込んで縫合することによりイヌの外観を模した立体形状で構成された所謂イヌのぬいぐるみである。
小物ホルダースタンド100は、主として、ホルダー本体部101と同ホルダー本体部101に形成された保持部111,112,113,114とで構成されている。ホルダー本体部101は、外皮材102の中に図示しないクッション材を包み込んで縫合することによりイヌの外観を模した立体形状で構成された所謂イヌのぬいぐるみである。
ホルダー本体部101内に内包されるクッション材は、ホルダー本体部101に立体感を生じさせる弾力性のある充填物である。本実施形態においては、クッション材は、弾力性のあるポリエステル製の綿素材で構成されている。このクッション材は、イヌ型に成形されたホルダー本体部101内において、イヌの口部分から尾部分に掛けて充填されている。なお、クッション材は、弾力性のある素材で構成されていればよく、ポリエステル製の綿素材以外の素材、例えば、スポンジ、ウレタン、低反発素材、樹脂製ビーズなどで構成することもできる。
クッション材を包む外皮材102は、ホルダー本体部101の外側表面を構成するシート状の部材である。本実施形態においては、外皮材102は、毛皮状素材、例えば、ファー、ボア、パイル、モヘアまたはシールなどで構成されている。
このホルダー本体部101の表面には、4つの保持部111,112,113,114がそれぞれ形成されている。これらの保持部111,112,113,114は、小物ホルダースタンド100の保持対象となる小物としての4つの装身具、具体的には、指輪121、イヤリング122、ピアス123およびブレスレット124をそれぞれ保持する部分である。
これらのうち、保持部111は、指輪121を保持するための部分であり、ホルダー本体部101が模すイヌの口として形成されている。この保持部111は、ホルダー本体部101が模すイヌの頭部前面に開口するとともに同ホルダー本体部101の内部に向って形成された袋体111aで構成されている。この場合、保持部111を構成する袋体111aは、指輪121の一部を収納可能な大きさ、換言すれば、イヌが指輪121の一部を銜えることができる大きさに形成されている。また、この袋体111aの内側面を構成する内皮材は、指輪121に損傷を与えない柔軟で柔らかい素材、例えば、ポリエステル製の超極細繊維で形成された布素材で構成されている。
保持部112,113は、イヤリング122およびピアス123を保持するための部分であり、ホルダー本体部101が模すイヌの右耳部分(図示左側)および左耳部分(図示右側)にそれぞれ形成されている。これらの保持部112,113は、ホルダー本体部101における図示左側の耳部分および図示右側の耳部分の表面にそれぞれ開口するとともに同各耳の内部に向って形成された袋体112a,113aと、同各袋体112a,113aの周囲に配置されたウレタン性の板状体(図示せず)によってそれぞれ構成されている。
そして、この場合、保持部112,113を構成する各袋体112a,113aは、イヤリング122の一部を収納可能な大きさにそれぞれ形成されている。また、これらの各袋体112a,113aの内側面をそれぞれ構成する内皮材は、イヤリング122に損傷を与えない柔軟で柔らかい素材、例えば、ポリエステル製の超極細繊維で形成された布素材でそれぞれ構成されている。また、保持部112を構成する各ウレタン性の板状体は、ピアス123の針部を貫通させた状態で保持可能な大きさおよび厚さで構成されている。
保持部114は、ブレスレット124を保持するための部分であり、ホルダー本体部101が模すイヌの首として形成されている。この保持部114は、ホルダー本体部101が模すイヌの頭部と胴体部とを繋ぐ括れた形状で構成されている。この場合、保持部114を構成する括れた形状は、ブレスレット124を巻き付けることができる太さおよび長さで形成されている。
(小物ホルダースタンド100の作動)
次に、このように構成された小物ホルダースタンド100の作動について説明する。まず、小物ホルダースタンド100の使用者は、小物ホルダースタンド100および指輪121、イヤリング122、ピアス123およびブレスレット124をそれぞれ用意する。次に、使用者は、身体から外した状態の指輪121、イヤリング122、ピアス123およびブレスレット124を小物ホルダースタンド100に保持させる。
次に、このように構成された小物ホルダースタンド100の作動について説明する。まず、小物ホルダースタンド100の使用者は、小物ホルダースタンド100および指輪121、イヤリング122、ピアス123およびブレスレット124をそれぞれ用意する。次に、使用者は、身体から外した状態の指輪121、イヤリング122、ピアス123およびブレスレット124を小物ホルダースタンド100に保持させる。
具体的には、使用者は、指輪121を小物ホルダースタンド100に保持させる場合には、指輪121のリング部分を保持部111内に挿入する。これにより、小物ホルダースタンド100は、ホルダー本体部101が模したイヌが指輪121を銜えた状態で同指輪121を保持する。この場合、保持部111は、保持部111の袋体111aを構成する内皮材が指輪121に損傷を与えない柔軟で柔らかい素材で構成されているため、指輪121を損傷させることなく保持することができる。
また、使用者は、イヤリング122を小物ホルダースタンド100に保持させる場合には、イヤリング122のリング部分を保持部112または保持部113内に挿入する。本実施形態においては、イヤリング122を保持部112内に挿入する。これにより、小物ホルダースタンド100は、ホルダー本体部101が模したイヌが図示左側の耳部にイヤリング122を装着したような状態で保持する。この場合、保持部112は、保持部112の袋体112aを構成する内皮材がイヤリング122に損傷を与えない柔軟で柔らかい素材で構成されているため、イヤリング122を損傷させることなく保持することができる。
また、使用者は、ピアス123を小物ホルダースタンド100に保持させる場合には、ピアス123の針部123aを保持部112または保持部113内に貫通させて装着する。本実施形態においては、ピアス123を保持部113に装着する。この場合、ピアス123は、ピアス123の針部123aが保持部113の内部に設けられたウレタン製の板状体を貫通しているため安定的に保持される。これにより、小物ホルダースタンド100は、ホルダー本体部101が模したイヌが図示右側の耳部にピアス123を装着したような状態で保持する。
また、使用者は、ブレスレット124を小物ホルダースタンド100に保持させる場合には、ブレスレット124を保持部114に巻き付けるように掛けて装着する。これにより、小物ホルダースタンド100は、ホルダー本体部101が模したイヌが首部にブレスレット124を掛けたような状態で保持する。
これらにより、身体から外された指輪121、イヤリング122、ピアス123およびブレスレット124が小物ホルダースタンド100にそれぞれ保持される。これらの場合、指輪121、イヤリング122、ピアス123およびブレスレット124は、小物ホルダースタンド100が模したイヌを装飾しつつ保持される。これにより、小物ホルダースタンド100が配置された室内を、指輪121、イヤリング122、ピアス123およびブレスレット124で装飾された小物ホルダースタンド100によって装飾することができる。これらにより、使用者においては、小物ホルダースタンド100を積極的に使用する動機づけとなって非使用時における指輪121、イヤリング122、ピアス123およびブレスレット124などの装身具が放置されることが抑制される。
そして、小物ホルダースタンド100に保持させた指輪121、イヤリング122、ピアス123およびブレスレット124を装身具として使用する際には、使用者は、小物ホルダースタンド100に保持させた指輪121、イヤリング122、ピアス123およびブレスレット124をそれぞれ小物ホルダースタンド100から取り外す。これにより、使用者は、指輪121、イヤリング122、ピアス123およびブレスレット124を装身具として使用することができる。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、ぬいぐるみ型の小物ホルダースタンド100は、イヌの外観を模した形状に形成したホルダー本体部101の表面に装身具を露出させた状態で保持可能な保持部111,112,113,114をそれぞれ備えて構成されている。したがって、使用者は、小物ホルダースタンド100を手近な台、棚または机などに置いておくことで身体から外した装身具を手軽に保持させることができる。これにより、装身具によって装飾された小物ホルダースタンド100によって室内を装飾しながら装身具を保管することができる。
さらに、本考案の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、下記変形例において、上記実施形態と同様の構成部分に同じ符号を付して、その説明は省略する。
例えば、上記実施形態においては、ホルダー本体部101を構成する外皮材102は、毛皮状素材で構成されている。しかし、ホルダー本体部101を構成する外皮材102は、ホルダー本体部101が模す対象物の外観、ホルダー本体部101自体の強度仕様などにより適宜選定されるものであり、必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。例えば、外皮材102は、天然繊維および/または化学繊維などからなる織物、編物、フェルト、不織布などの布素材で構成することができる。また、外皮材102は、布素材以外の素材、例えば、革素材および樹脂素材(例えば、塩ビ製シート)で構成することもできる。これらの場合、外皮材102の表面に耐候性や耐水性を向上させるための加工を施したり薬剤を塗布したりすることにより外皮材102の耐久性を向上させることができる。
また、上記実施形態においては、保持部111,112,113の袋体111a,112a,113aを構成する内皮材は、超極細繊維で形成された布素材で構成されている。しかし、これらの袋体111a,112a,113aを構成する内皮材は、保持部111,112,113が保持する装身具に損傷を与えない柔軟で柔らかな素材であれば、必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。例えば、これらの袋体111a,112a,113aを構成する内皮材は、天然繊維および/または化学繊維などからなる織物、編物、フェルト、不織布などの布素材で構成することができる。また、同内皮材は、布素材以外の素材、例えば、革素材および樹脂素材(例えば、塩ビシート)で構成することもできる。
また、上記実施形態においては、小物ホルダースタンド100は、ホルダー本体部101をイヌの外観に模して構成した。しかし、ホルダー本体部101の外形は、使用者の好みに応じて適宜決定されるものであり、必ずしもイヌ型に成型する必要はない。すなわち、ホルダー本体部101は、例えば、人間、動物またはキャラクタの外形を模した形状に成形することができる。
この場合、人間としては、著名人、歴史上の偉人または特別な衣装(例えば、歴史上の衣装や職業上の衣装)を纏った人物などが考えられる。また、動物としては、例えば、愛玩動物(イヌ、ネコ、小鳥、ねずみなど)、干支、各種野生動物(ライオン、カバ、キリン、コアラ、ラッコ、イルカ、クジラなど)、魚類(サメ、クマノミ、イカ、タコなど)、貝類(帆立貝、サザエなど)、昆虫(カブトムシ、クワガタムシ、カマキリ、セミなど)および龍や鳳凰などの架空の動物などが考えられる。また、キャラクタとしては、例えば、アニメ、童話、昔話などの主人公および擬人化した動植物(例えば、(公序良俗違反につき、不掲載)など)が考えられる。そして、ホルダー本体部101は、これらの人間、動物およびキャラクタを単体でまたはこれらを組み合わせたデザインで構成することができる。
また、これらの場合、装身具を保持する保持部111,112,113,114は、前記人間、動物またはキャラクタにおける同人間、動物またはキャラクタを象徴する身体的特徴部分に形成するとよい。ここで身体的特徴部分は、その身体的特徴部分のみを見たとき、特定の人間、動物またはキャラクタを想起できる部分であって、例えば、ライオンにおける鬣(たてがみ)や牙、キリンにおける首や角、カメにおける甲羅や頭部、クジラにおける口、ヒレまたは潮吹き穴、サイにおける角や牙などがそれぞれ身体的特徴部分に相当する。これにより、装身具を装着した小物ホルダースタンド100の可愛さが増し、より親しみを持って使用することができる。
また、上記実施形態においては、小物ホルダースタンド100における保持部112,113は、イヤリング122およびピアス123を保持するように構成した。すなわち、小物ホルダースタンド100は、人間におけるイヤリング122およびピアス123の装着位置である耳部に対応する部分であるイヌの耳部に保持部112,113を設けている。これにより、装身具を装着した小物ホルダースタンド100の可愛さが増し、より親しみを持って使用することができる。しかし、保持部112,113のホルダー本体部101上での形成位置は、保持する装身具の装着位置に必ずしも対応させる必要はない。例えば、指輪121を保持する保持部111のように、指輪121の通常の装着位置である指とは無関係の口部や尻尾などに保持部111を形成することができる。
また、上記実施形態においては、小物ホルダースタンド100における保持部111,112,113は、指輪121およびイヤリング122を収納可能とするために袋体111a,112a,113aで構成した。しかし、保持部111,112,113は、装身具の形態に応じて装身具を保持可能に構成されていれば、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、図4に示すように、保持部112,113を図示しないウレタン製の板状体や綿材をホルダー本体部101の外皮材で包んだ片状(通常のイヌの耳部の形状)に構成して袋体112a,113aを省略してもよい。これによれば、保持部112,113はピアス123を保持することができるとともに、イヤリング122内に保持部112,113を通すことで同イヤリング122を保持することもできる。
また、保持部112,113は、どちらか一方を袋体112a,113aを備えて構成しつつ他方を袋体112a,113aのない片状に構成することもできる。例えば、図4において二点鎖線(想像線)で示すように、ホルダー本体部101における図示左側の耳部に袋体112aを備えた保持部112を形成するとともに、図示右側の耳部に袋体113aを省略した片状の保持部113を形成して構成することができる。
また、上記実施形態においては、小物ホルダースタンド100は、指輪121、イヤリング122、ピアス123およびブレスレッド124を保持するように構成した。しかし、小物ホルダースタンド100が保持する装身具は、使用者の好みに応じて適宜決定されればよい。すなわち、装身具は、指輪121、イヤリング122、ピアス123およびブレスレッド124以外の装身具、例えば、ネックレス、ペンダント、アームバンド、アンクレット、ティアラ、ネクタイピンおよびかんざしなどであってもよい。また、さらに、小物ホルダースタンド100は、装身具以外の小物、例えば、リップスティックやマスカラなどの化粧品、消しゴムやスティックのりなどの文房具、USBメモリ、印鑑、数珠、扇子および鍵など主として日常生活で使用する小物を保持するように構成することができる。この場合、保持体111,112,113,114は、被保持物となる小物に応じた大きさ形状に形成されることは当然である。例えば、保持部111にUSBメモリ、リップスティックまたは印鑑などの棒状小物を保持させる場合には、保持部111をUSBメモリ、リップスティックまたは印鑑などの棒状小物を保持可能な開口部および深さ(奥行)の袋体111aで構成する。
100…小物ホルダースタンド、101…ホルダー本体部、102…外皮材、
111,112,113,114…保持部、111a,112a,113a…袋体、
121…指輪、122…イヤリング、123…ピアス、124…ブレスレッド。
111,112,113,114…保持部、111a,112a,113a…袋体、
121…指輪、122…イヤリング、123…ピアス、124…ブレスレッド。
Claims (5)
- 弾力性のあるクッション材をシート状の外皮材で包んで周囲を縫合することにより、人間、動物またはキャラクタの外観を模した形状に形成したホルダー本体部と、
前記ホルダー本体部の表面に被保持物となる小物を露出させた状態で保持可能な保持部とを備えたことを特徴とするぬいぐるみ型小物ホルダースタンド。 - 請求項1に記載したぬいぐるみ型小物ホルダースタンドにおいて、
前記保持部は、前記ホルダー本体部が模す前記人間、動物またはキャラクタを象徴する身体的特徴部分に形成されることを特徴とするぬいぐるみ型小物ホルダースタンド。 - 請求項1または請求項2に記載したぬいぐるみ型小物ホルダースタンドにおいて、
前記小物は、装身具であり、
前記保持部は、前記装身具の装身位置に対応する前記人間、動物またはキャラクタにおける身体部分に設けられることを特徴とするぬいぐるみ型小物ホルダースタンド。 - 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載したぬいぐるみ型小物ホルダースタンドにおいて、
前記保持部は、同保持部の内側面を構成する内皮材が前記小物に損傷を与えない素材で構成されていることを特徴とするぬいぐるみ型小物ホルダースタンド。 - 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載したぬいぐるみ型小物ホルダースタンドにおいて、
前記保持部は、前記小物として指輪、イヤリング、ピアス、ネックレス、ペンダント、ブローチ、ブレスレット、かんざし、USBメモリ、印鑑およびリップスティックのうちの少なくとも1つが保持可能であることを特徴とするぬいぐるみ型小物ホルダースタンド。
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Cited By (1)
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CN107280255A (zh) * | 2017-08-02 | 2017-10-24 | 安吉六合工艺品有限公司 | 扇子架 |
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