JP3163356U - 紙コップ用の蓋体 - Google Patents
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Abstract
【課題】ミルクなどの液状添加物容器を蓋体内にコンパクトに収納可能で、該収納状態で液状添加物と紙コップ内の飲料を容易に混合でき、使用後の廃棄も簡単な紙コップ用蓋体を提供する。【解決手段】添加物容器を一以上備えることができる紙コップK用の蓋体10であって、添加物容器20は、底面に突起22が形設された平蓋21と、該平蓋に粘着される容体23から成り、蓋体は、上部に添加物容器を収納する収納凹部31を一以上形成すると共に、該収納凹部の底面部に貫通用の切込みスリット33を形成し、下部は開口されて紙コップの開口部に被せられる形状を有して成り、添加物容器を収納凹部に収納した状態から更に下方へ押し込むことによって、突起が容体及び切込みスリットを貫通し、添加物と紙コップ内の飲料とが混合される手段を採用した。【選択図】図1
Description
本考案は、ミルクやシロップなどの液状添加物が充填される添加物容器を備える紙コップ用の蓋体に関する。
ミルクや砂糖などの添加物を必要とするコーヒーや紅茶などの飲み物をファーストフード店やイベント会場で飲用する場合、飲み物が入る紙コップの他にミルクや砂糖、ストロー、マドラーなどの飲用付属品が添えられてくるが、例えば車内で紙コップ容器入りのコーヒーを飲用する場合においては、まず紙コップ容器の蓋を開け、ミルクや砂糖のポーション容器を開け、マドラーでかき混ぜ、最後にストローで吸飲するなど多くの手間と時間を必要とするものであり、またそれらの飲用中の置き場所の確保や、バラバラになった飲用付属品を個別に廃棄する手間を必要としていた。
そこで、上記の問題点を解決しようと、従来より種々の技術が提案されている。例えば、ポーション容器本体の注入口部分が細長いスポイト型の形状とした「液体シロップやミルクのポーション容器」(特許文献1参照)、飲用容器内に補助容器を設けてストローの押圧で裂けるようにした「二液用飲料容器」(特許文献2参照)、容器上部に小容器、ストロー、簡易スプーン、砂糖スティックの収納部を備える「飲料用容器」(特許文献3参照)、及び容器の蓋体にミルクなどの添加物を入れる密封収納部を備える「容器蓋体」(特許文献4参照)などの提案である。
しかし、上記提案のポーション容器本体の注入口部分が細長いスポイト型の形状とした「液体シロップやミルクのポーション容器」(特許文献1参照)においては、添加物容器が従来のカップ型からスポイト型に変えたことで、添加物を注入する作業性が良くなったものの、開口部を折ったりする作業性、そのポーション容器の保管性、飲用中の置き場所の確保などの問題点があり、更に、バラバラになった飲用付属品を収集して廃棄する手間などを必要とするものであった。
また、飲用容器内に補助容器を設け、該補助容器をストローの押圧で裂けるようにした「二液用飲料容器」(特許文献2参照)においては、飲用容器内に補助容器が設けられているため、ミルクなどの添加物を必要としていないユーザーに対しては不経済で不必要であると同時に、飲料物の量に対して添加物の量が補助容器の大きさから一定程度確保しなければならい構造を有するものであった。
さらに、容器上部に小容器、ストロー、簡易スプーン、砂糖スティックの収納部を備える「飲料用容器」(特許文献3参照)においては、単に容器に小容器や、ストロー、簡易スプーン、砂糖スティックの収納部を備えたものに過ぎず、飲料に添加物を注出する作業においては何ら改善された構造を有するものではなかった。
またさらに、容器の蓋体にミルクなどの添加物を入れる密封収納部を備える「容器蓋体」(特許文献4参照)においては、前記「二液用飲料容器」(特許文献2参照)同様に、添加物が充填されている補助容器を必要としないユーザーに対しては不経済であることや、飲用の際のストローの使用を前提とするものであった。
以上のように、上記の提案のいずれも液状添加物を飲料に注出する煩雑な作業や時間を必要としたり、ワンタッチによる添加物注出量調整を可能としたり、使用済みの飲用付属品を一括して廃棄する手間を省略できないものであって、本考案における紙コップ用の蓋体のように飲用付属品の準備作業が片手でできる上、使用中の添加物容器を蓋体内に機能的に収納することができ、さらに使用後はバラバラになった飲用付属品を個別に廃棄する手間を不要とするものでなかった。
本考案は、上記問題点に鑑み、液状添加物容器を蓋体内にコンパクトに収納可能で、添加物容器を蓋体に収納した状態で液状添加物と紙カップ内の飲料を容易に混合でき、使用後の廃棄が簡単にできる紙コップ用蓋体の技術提供を図る。
上記目的を達成するために本考案は、液状添加物が充填された添加物容器を一以上備えることができる紙コップ用の蓋体であって、添加物容器は、底面に突起が形設された平蓋と、該平蓋に粘着される容体から成り、蓋体は、上部に添加物容器を収納する収納凹部を一以上形成すると共に、該収納凹部の底面部に貫通用の切込みスリットを形成し、下部は開口されて紙コップの開口部に被せられる形状を有して成り、添加物容器を収納凹部に収納した状態から更に下方へ押し込むことによって、突起が容体及び切込みスリットを貫通し、添加物容器に充填された添加物と紙コップ内の飲料とが混合される手段を採る。
また、添加物容器の平蓋に形設される突起が、下方の先端に向けて細くなるテーパ状であり、且つ、該突起の長手方向中間部に添加物流通経路用の段差が設けられている突起である手段を採ることもできる。
さらに、前記添加物容器の平蓋に形設される突起が、一段以上の段差部を有し、下方の先端に向けて該段差部毎に幅が細くなる形状であり、且つ、該段差部毎に添加物流通経路用穴及び添加量調整板が設けられている突起である手段を採ることもできる。
本考案の紙コップ用の蓋体によれば、飲用するまで及び飲用後の面倒な手間と時間が大幅に省けるものである。具体的には、従来の紙コップ用蓋体では、ドリンク・ミルク容器・シロップ容器・マドラーを其々別個に受け取り、紙コップの蓋を外し、シロップ及びミルクの蓋を剥がし、ミルク類をカップ内に注ぎ入れ、マドラーでかき回し、蓋を閉め、飲用し、飲用後は飲用付属品を其々分別して廃棄する。という一連の過程が必要であるところ、本考案の紙コップ用の蓋体によれば、ドリンクを受け取り、添加物容器を押し込み、紙コップを振り、飲用し、飲用後は紙コップと蓋体を分別することなく廃棄できるため、面倒な手間と時間が大幅に省けるという優れた効果を奏する。
また、本考案の紙コップ用の蓋体によれば、添加物容器が蓋体の上面にコンパクトに収納されるため、液状添加物を紙コップ飲料に注入する煩雑な作業が片手で簡単にできる上、使用中の添加物容器も蓋体内に機能的に収納することができるという優れた効果を奏する。
また、本考案の紙コップ用の蓋体によれば、添加物容器を蓋体に収納した状態から、更に下方へ押し込むことによって液状添加物が紙コップ飲料に注出し混合される構造であるため、手や衣類を汚すことなく飲用することができるという優れた効果を奏する。
また、本考案の紙コップ用の蓋体によれば、使用後はバラバラになった飲用付属品を別個に廃棄する手間を不要とする優れた効果を奏する。
また、本考案の紙コップ用の蓋体によれば、液状添加物の混入量を添加物容器の押し込み量によって任意に調整することができるという優れた効果を奏する。
また、本考案の紙コップ用の蓋体によれば、従来の飲用付属品のマドラーが不要となり、経費コストならびに不要ゴミの削減が可能となる優れた効果を奏する。
本考案は、液状添加物容器20が蓋30内にコンパクトに収納される構造としたことと、添加物容器20を蓋30に収納した状態で液状添加物Sと紙カップ内の飲料Cが容易に混合される構造としたことと、使用後の廃棄が簡単にできる分別不要の廃棄構造としたことを最大の特徴とするものである。以下、実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、添加物容器20と蓋30の全体を示す斜視図であり、図1(a)は添加物容器20の全体図を示し、図1(b)は蓋30の全体図を示し、図1(c)は紙コップ用の蓋体10の全体図を示している。
本考案における紙コップ用の蓋体10は、添加物容器20と蓋30で構成される。ただし、紙コップ用の蓋体10は、以下に述べる実施例に限定されるものではなく、特に外形形状や寸法ならびに材質は、本考案の趣旨に逸脱しない範囲で変更することができる。
添加物容器20は、平蓋21に容体23を粘着したポーションタイプの容器で、容体23には、ミルクやガムシロップなどの液状添加物Sが充填され、平蓋21には先端部が細い突起22を設けて形成される。
平蓋21は、厚みのあるプラスチックやポリプロピレンなどの一定の硬さを有する合成樹脂板等で、蓋30の収納凹部31の開口形状と略同一形状に形成される。
突起22は、図2に示すように、平蓋21の略中央位置に、先端部が鋭利な形状となるように形成し、平蓋21を上方から押し込むことによって容体23の底面を貫通し、さらに切り込みスリット33を押し広げて添加物容器20内に充填されている液状添加物Sを紙コップKの飲料Cに注出する。形状は特に限定するものではないが、図2(a)に示すように、突起22の断面形状が略円形や略十字形状とすることなどが考え得る。例えば、切り込みスリット33が十字状に形成されている場合などでは、突起22の断面形状は円形又は該切り込みスリット33と同形状の十字状に形成されることが望ましい。
また、図3に示すように、該突起22が、下方の先端に向けて細くなるテーパ状であり、且つ、該突起22の長手方向中間部に添加物流通経路用のテーパ段差24を設ける構成を採用した場合は、該突起22が容体23の底部を貫通し、テーパ段差24よりも深く押し込まれることにより、外径の大きな下穴が開けられるか、または切り込みスリット33が大きく切り開かれることとなり、液状添加物Sの流通経路が確保されて破断されるため、液状添加物Sの注出が円滑となる。
さらに、図4に示すように、該突起22が、一段以上の段差部を有し、下方の先端に向けて該段差部毎に幅が細くなる形状であり、且つ、該段差部毎に添加物流通経路用穴35が設けられている突起22とすることもできる。係る構成を採用する場合は、段差毎に添加量調整板40を挿入する。該添加量調整板40には突起嵌挿口41を設け、該突起嵌挿口41の縁部には切り込みスリット42を設ける。この場合において、該切り込みスリット42の切り込み深さを、最下段の添加量調整板40が最も深くするなどして切り込み易くし、上段に向かうにつれて切り込み深さ、大きさ、形状、及び長さを調整することにより切り込み難くすることが望ましい。平蓋21を押し込んだときに、順次切り込めるようにするためである。係る構成を採用することにより、ポーションタイプの容器内に充填されているミルクやガムシロップなどの液状添加物Sの量を好みに応じて調整可能となる。この場合、液状添加物Sは、添加物流通経路用穴35から紙コップKへ流出し、飲料Cに混入する。
容体23は、平蓋21に液状添加物Sを充填して粘着材で粘着されるもので、材質は比較的薄いポリプロピレンシート等が使用される。底部は、先端部が細いテーパ状の突起22で押し込まれて貫通することによって、蓋30の収納凹部31の壁面32をしわ状に押し付けて液状添加物Sが外部に漏れない役割を果たすものである。なお、図示はしていないが、容体23の底面部にも、蓋30の収納凹部34底部に形成される切り込みスリット33と同様に、略十字状に切り込みスリットを形成しておくことが望ましい。
蓋30は、上部に添加物容器20が収納される収納凹部31と飲料の飲み口34が形成され、下部は開放されて紙コップKの開口部に被せられる形状を有する。
収納凹部31は、蓋30の上部に添加物容器20が収納される凹部を少なくても一以上形成し、収納凹部31の形状は、添加物容器20と嵌合可能な形状及び寸法に形成し、底部には切込みスリット33が設けられている。
前記切り込みスリット33は、収納凹部31の底部に、例えば、略十字状に切り込まれて設けられるもので、添加物容器20のテーパ状の突起22が容体23の底部を貫通して切込みスリット33を押し広げることによって、添加物容器20に充填されている液状添加物Sを紙コップKに入れられている飲料Cに注出する。なお、込みスリット33の形状は略十字状の切り込みに限らず、円形状や円弧状等でもよい。
図2は、添加物容器20と蓋30の断面を示す説明図であり、図1の説明を更に理解し易いようにした断面図としたものである。図2(a)は添加物容器20の断面形状を示し、図2(b)は蓋30の断面図を示し、図2(c)は紙コップ用の蓋体10の断面図を示している。
図3は、添加物容器20の突起22の一実施例を示す説明図であり、図3(a)は突起22の斜視図を示し、図3(b)は突起22の断面図を示し、図3(c)は突起22の使用状態図を示している。突起22は、平蓋21の略中央位置に先端部が細いテーパ状の突起形状に形成され、平蓋21を上方から押し込むことによって容体23の底面を貫通し、さらに切り込みスリット33を押し広げて添加物容器20内に充填されている液状添加物Sを紙コップKの飲料Cに注出する構造を形成して成る。使用状態においては、図に示すように添加物容器の平蓋21に形設される突起22が、下方の先端に向けて細くなるテーパ状であり、且つ、該突起の長手方向中間部に添加物流通経路用のテーパ段差24を設けることにより、突起22が、容体23の底部を貫通する際に大きな下穴が開けられることによって、液状添加物Sの流通経路が確保されて破断されるため液状添加物Sが円滑に注出される。
図4は、添加物容器20の突起22の別の実施例を示す説明図であり、図4(a)は突起22の斜視図を示し、図4(b)は突起22の断面図を示し、図4(c)は突起22の使用状態図を示している。突起22は、下方の先端に向けて段差毎に幅が細くなる形状であり、且つ、図に示すような一段以上の段差部を有し、各段差毎に添加物流通経路用穴35が穿設され、また、段差毎に添加量調整板40を挿入する。該添加量調整板40には突起嵌挿口41を設けて突起22を挿通可能とし、該突起嵌挿口41の縁部には切り込みスリット42を設けて平蓋21を押し込んだときに切り込めるようにする。なお、この場合において、該切り込みスリット42の切り込み深さを、最下段の添加量調整板40が最も深くするなどして切り込み易くし、上段に向かうにつれて切り込み深さ、大きさ、形状、及び長さを調整することにより切り込み難くすることが望ましい。平蓋21を押し込んだときに、下の段から順次切り込めるようにするためである。係る構成を採用することにより、ポーションタイプの容器内に充填されているミルクやガムシロップなどの液状添加物Sの量を各段差毎に増加させて好みの味に対応して調整可能となる。この場合、液状添加物Sは、添加物流通経路用穴35から紙コップKへ流出し、飲料Cに混入する。
図5は、紙コップ用の蓋体10の実際に使用される使用状態を示す説明図である。
(a) ファーストフード店やイベント会場でミルクやシロップなどの液体添加物S入りの紙カップ入りコーヒーが注文される。
(b) ミルクやシロップなどの液状添加物S入りの添加物容器20が蓋30の収納凹部31にセットされて手渡される。添加物容器20は蓋30の収納凹部31に軽く圧入されて保持されるため、多少傾いても落ちない構造を有している。
(c)手渡された紙コップの蓋30の一方の収納凹部31に収納した添加物容器20を上方から下方に押し込むことによって、突起22が容体23の底部を貫通し、更に切込みスリット33を押し広げ、添加物容器20に充填される液状添加物Sが紙コップKの飲料Cに注出される。
(a) ファーストフード店やイベント会場でミルクやシロップなどの液体添加物S入りの紙カップ入りコーヒーが注文される。
(b) ミルクやシロップなどの液状添加物S入りの添加物容器20が蓋30の収納凹部31にセットされて手渡される。添加物容器20は蓋30の収納凹部31に軽く圧入されて保持されるため、多少傾いても落ちない構造を有している。
(c)手渡された紙コップの蓋30の一方の収納凹部31に収納した添加物容器20を上方から下方に押し込むことによって、突起22が容体23の底部を貫通し、更に切込みスリット33を押し広げ、添加物容器20に充填される液状添加物Sが紙コップKの飲料Cに注出される。
図6は、紙コップ用の蓋体10における飲料状態ならびに廃棄状態を示す説明図である。
(d) 液体添加物Sが注出された紙コップの蓋体10部を指でつまんで図のように遠心力と振動を与えて混合する。
(e)液体添加物Sが加えられ飲料Cを紙コップ用の蓋体10を被せた状態で蓋30の飲み口34に口を当て飲用する。
(f) 飲用後は飲み終わった状態のまま、又は紙コップKと蓋体10を分別することなくゴミ箱に廃棄することができる。
(d) 液体添加物Sが注出された紙コップの蓋体10部を指でつまんで図のように遠心力と振動を与えて混合する。
(e)液体添加物Sが加えられ飲料Cを紙コップ用の蓋体10を被せた状態で蓋30の飲み口34に口を当て飲用する。
(f) 飲用後は飲み終わった状態のまま、又は紙コップKと蓋体10を分別することなくゴミ箱に廃棄することができる。
なお、飲み口34の構造については、図1(b)に示すように、蓋30の縁部ギリギリまで開口する形状とし、飲み口34の外周付近の蓋30内部にはリブ等の凹凸部をできるだけ形成しないことが望ましい。このような構成を採用することが望ましいのは、飲み残しがあった場合、飲料Cを排出してから廃棄しなければならいことになるが、飲み口34の開口部と蓋30の縁部との間に距離があると完全な排出ができず、また、凹凸部が開口部付近に存在すると飲料Cが残留しやすくなり、ゴミ箱内等を汚してしまうからである。
本考案における紙コップ用の蓋体10は、例えば、納豆容器に応用して醤油や液状辛子を注入可能な蓋体としたり、カップラーメンやみそ汁などのインスタント食品の別添調味料容器蓋体としたり、冷凍食品、デザート・スイーツ、和洋菓子、テイクアウト品、混合服用薬品などとして応用することができるもので、本考案における紙コップ用の蓋体10の提案は、産業上の利用可能性は極めて大であるものと思量する。
10 紙コップ用の蓋体
20 添加物容器
21 平蓋
22 突起
23 容体
24 テーパ段差
30 蓋
31 収納凹部
32 壁面
33 切込みスリット
34 飲み口
35 添加物流通経路用穴
40 添加量調整板
41 突起嵌挿口
42 切り込みスリット
K 紙コップ
S 液状添加物(ミルクや砂糖など)
C 飲料 (コーヒーや紅茶など)
20 添加物容器
21 平蓋
22 突起
23 容体
24 テーパ段差
30 蓋
31 収納凹部
32 壁面
33 切込みスリット
34 飲み口
35 添加物流通経路用穴
40 添加量調整板
41 突起嵌挿口
42 切り込みスリット
K 紙コップ
S 液状添加物(ミルクや砂糖など)
C 飲料 (コーヒーや紅茶など)
Claims (3)
- 液状添加物が充填された添加物容器を一以上備えることができる紙コップ用の蓋体であって、
前記添加物容器は、底面に突起が形設された平蓋と、該平蓋に粘着される容体から成り、
前記蓋体は、上部に前記添加物容器を収納する収納凹部を一以上形成すると共に、該収納凹部の底面部に貫通用の切込みスリットを形成し、下部は開口されて紙コップの開口部に被せられる形状を有して成り、
前記添加物容器を前記収納凹部に収納した状態から更に下方へ押し込むことによって、前記突起が前記容体及び前記切込みスリットを貫通し、前記添加物容器に充填された添加物と紙コップ内の飲料とが混合されることを特徴とする紙コップ用の蓋体。 - 前記添加物容器の平蓋に形設される突起が、下方の先端に向けて細くなるテーパ状であり、且つ、該突起の長手方向中間部に添加物流通経路用の段差が設けられている突起であることを特徴とする請求項1に記載の紙コップ用の蓋体。
- 前記添加物容器の平蓋に形設される突起が、一段以上の段差部を有し、下方の先端に向けて該段差部毎に幅が細くなる形状であり、且つ、該段差部毎に添加物流通経路用穴及び添加量調整板が設けられている突起であることを特徴とする請求項1に記載の紙コップ用の蓋体。
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JP2010004782U JP3163356U (ja) | 2010-07-15 | 2010-07-15 | 紙コップ用の蓋体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013126882A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-27 | Akamatsu Kasei Kogyo Kk | 蓋付きのコーヒーカップ |
JP2017505736A (ja) * | 2013-12-13 | 2017-02-23 | ミディアス,リミティド ライアビリティ カンパニー | 凹状頂部を備えた飲料容器及び該飲料容器を使用する方法 |
KR20200034850A (ko) * | 2018-09-21 | 2020-04-01 | 형기우 | 추가 물질이 주입 가능한 용기 마개 |
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- 2010-07-15 JP JP2010004782U patent/JP3163356U/ja not_active Expired - Fee Related
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