JP3162985U - 股鉤からの畜体腿肉取り外し装置 - Google Patents

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福一 益留
福一 益留
勇二郎 矢野
勇二郎 矢野
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Abstract

【課題】安全で人的労力を著しく低減できることは勿論のこと、装置構造が簡単で且つ清掃管理に多大な手間を要することなく、経済的な畜体腿肉取り外し装置を提供する。【解決手段】架設されたレール1上を走行する天井トロリーコンベアCに吊下された股鉤3の下方に配置される昇降自在のシュート6と、シュート6上に立設されると共に、股鉤3の頂角よりも大きな頂角を有する凸状に形成され、シュート6の上昇に伴って股鉤3を回避しながら腿肉Mを押し上げて、腿肉Mを股鉤3の鉤部3aから離脱する方向に案内するガイド部7とから構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、食用に解体された牛や豚等の畜体、とくに畜体を股鉤で吊下げて処理施設の天井付近に架設するレール上を走行する天井トロリーコンベアにより各処理ステーションに搬送して、ばらし処理を行う処理ラインにおいて使用される装置に関し、とくに畜体の腿肉を股鉤から取り外す装置に関する。
食肉処理場において、畜体を天井トロリーコンベアに吊り下げて搬送するために、頂角を挟んで下方に向かって斜めに拡張する2本のアームの下端部を外上向きの鉤状に形成してなる股鉤が使用される。そして、この股鉤の頂部を天井トロリーコンベアのトロリーに吊支し、さらに股鉤の左右の鉤部に肢脚を突き刺して掛け吊り搬送される。処理ライン最後のばらしステーションには、二つ割りにされた一対の腿肉部分のみが吊下がった状態で搬送されてくる。
そこで、最後のばらし作業にあたって、股鉤に吊られて搬送されてきた一対の腿肉を股鉤から取り外す必要があり、従来はこれを人手により行っていた。
当然、このような高所に吊り下げられた重たい腿肉の取り外し作業は危険且つ重労働であり、その機械化が嘱望されていた。そこで、例えば、トロリーコンベアに吊支された股鉤の左右鉤部に掛け吊りされた枝肉が搬送されてくる枝肉取り外しセクションにおいて、股鉤の左右傾斜アームにそれぞれ係合すべき左右のV字状係止溝を水平線上に有する上下2段の係止部材と、上記股鉤を上記上下2段の係止部材の各係止溝に押し付け固定する開閉自在のクランプアームと、上記股鉤における鉤部の曲がりの外周に沿って上記鉤部に掛けられた枝肉を当該鉤部から外す方向へ往復移動自在に支持された枝肉外し部材と、上記枝肉外し部材を往復動させる駆動手段を設けた股鉤からの枝肉取り外し装置が提案されている(特許文献1参照。)。
特開平7−313101号公報
しかしながら、上記従来の枝肉取り外し装置は搬送されて来た腿肉の上方で稼動するため、装置に付着したオイルや堆積した塵埃や錆等の落下による食肉の汚染が危惧される。そこで頻繁に清掃する必要があるが、従来装置は構造が複雑で、製造コスト、イニシャルコスト及びランニングコスト共に嵩むという課題があった。本考案は従来技術の上記問題点に鑑み、作業の安全性が向上し、且つ人的労力を著しく低減できることは勿論のこと、装置構造が簡単で且つ清掃管理に多大な手間を要することなく、経済的な畜体腿肉取り外し装置を提供することを目的とする。
このため、本考案の畜体腿肉取り外し装置は、架設されたレール上を走行する天井トロリーコンベアに吊下された股鉤の下方に配置される昇降自在のシュートと、このシュート上に立設されると共に、前記股鉤の頂角よりも大きな頂角を有する凸状に形成され、前記シュートの上昇に伴って股鉤を回避しながら腿肉を押し上げて、腿肉を股鉤の鉤部から離脱する方向に案内するガイド部とからなることを第1の特徴とする。
前記シュートの上昇に伴って、股鉤のアームを上方から挟持押圧して股鉤の振れを規制する股鉤押さえ環を設けたことを第2の特徴とする。
本考案によれば、下記の優れた効果がある。

(1)腿肉取り外し作業の安全性が向上し、且つ人的労力を著しく低減することができる。

(2)オイル、塵埃、錆等の異物の落下による食肉の汚染を防止することができる。

(3)装置構造が簡単で、製造コスト、イニシャルコスト及びランニングコスト共に経済的である。

(4)股鉤アーム押え環により、股鉤に吊った左右の腿肉の重量差による偏移を矯正することができると共に、股鉤が振れ止めされ、上昇するガイド部が股鉤と干渉することなく股鉤を回避することができる。
本考案に係る畜体腿肉取り外し装置を示す正面図である。 本考案装置による腿肉取り外し後の状態を示す正面図である。 本考案装置による腿肉取り外し後の状態を示す側面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
本考案における股鉤3は、食肉処理場において畜体の搬送に広く使用されているものであって、下方に向かって開放かつ扇状に配された2本の傾斜アーム3aと、両アーム3a、3aの下端部をそれぞれ外上向きに折曲して鉤部3b、3bを形成したもので、その頂部3cを天井に配設されたレール1に走行自在に吊支されたトロリー2のフック2aに引っ掛けて吊るす。
すなわち、図1乃至図3に示すように、食肉処理場には、食肉処理ラインに沿って天井レール1、走行ローラ4を具備した複数のトロリー2及びトロリー走行駆動用モータ(図示せず)からなる天井トロリーコンベアCが配設され、その所定位置下方の腿肉取り外しステーションに、ばらし作業台9と連結する腰位の高さのローラーコンベア8が天井トロリーコンベアCと略直交して設置されると共に、ローラーコンベア8の近傍に本考案の畜体腿肉取り外し装置10が設置される。
畜体腿肉取り外し装置10は、前記腿肉取り外しステーションにおいて、天井トロリーコンベアに吊下された股鉤3の下方に配置される昇降自在のシュート6と、このシュート6上に立設されると共に、股鉤3の頂角よりも大きな頂角を有する凸状に形成され、シュート6の上昇に伴って股鉤3を回避しながら股鉤3の鉤部3bに突き刺して懸吊された腿肉Mを押し上げて、腿肉Mを股鉤3の鉤部3bから離脱する方向に案内するガイド部7とから構成されている。
尚、股鉤3は、左右に吊った腿肉Mの重量差による偏移や走行による振れが生じるが、本考案では一対の股鉤アーム押え環5を設け、シュート6の上昇に伴って股鉤3のアーム3aを上方且つ両側から挟持することにより、股鉤3の偏移を矯正することができると共に、股鉤3が振れ止めされ、上昇するガイド部7が股鉤3と干渉することなく、正確に股鉤3を回避し、腿肉Mを確実に取り外すことができる。シュート6は、ローラーコンベア8側に向かって下方に傾斜した滑り台であり、股鉤3から取り外された腿肉Mはシュート6上を自然に滑落してローラーコンベア8に載置され、ばらし作業台9に搬送される。

1 天井レール

2 トロリー

2aトロリーのフック

3 股鉤

3aアーム

3b鉤部

3c頂部

4 トロリーの走行ローラ

5 股鉤アーム押え環

6 シュート

7 ガイド部

8 ローラーコンベア

9 ばらし作業台

10畜体腿肉取り外し装置

C 天井トロリーコンベア

M 腿肉(畜体)

Claims (2)

  1. 架設されたレール上を走行する天井トロリーコンベアに吊下された股鉤の下方に配置される昇降自在のシュートと、このシュート上に立設されると共に、前記股鉤の頂角よりも大きな頂角を有する凸状に形成され、前記シュートの上昇に伴って股鉤を回避しながら腿肉を押し上げて、腿肉を股鉤の鉤部から離脱する方向に案内するガイド部とからなることを特徴とする畜体腿肉取り外し装置。
  2. シュートの上昇に伴って、股鉤のアームを上方から押圧して股鉤の振れを規制する股鉤押さえ環を設けたことを特徴とする請求項1記載の畜体腿肉取り外し装置。
JP2010004719U 2010-07-13 2010-07-13 股鉤からの畜体腿肉取り外し装置 Expired - Lifetime JP3162985U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013102722A (ja) * 2011-11-11 2013-05-30 Matoya Giken Kogyo Kk 股鉤からの畜体腿肉取り外し装置
KR101443225B1 (ko) 2013-04-30 2014-09-22 나진걸 육류 이송캐리어

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JP2013102722A (ja) * 2011-11-11 2013-05-30 Matoya Giken Kogyo Kk 股鉤からの畜体腿肉取り外し装置
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