JP3162534B2 - 金属球検出器 - Google Patents

金属球検出器

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JP3162534B2
JP3162534B2 JP8368193A JP8368193A JP3162534B2 JP 3162534 B2 JP3162534 B2 JP 3162534B2 JP 8368193 A JP8368193 A JP 8368193A JP 8368193 A JP8368193 A JP 8368193A JP 3162534 B2 JP3162534 B2 JP 3162534B2
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行人 河原
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セイコーインスツルメンツ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ機械の入賞
口などに配備して金属球の通過を検出するのに用いられ
る金属球検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の検出器は、金属球の通過を
許容する検出孔を設け、この検出孔を金属球が通過する
とき、これを検出して、検出信号を出力するものであ
る。この金属球の通過を検出するのに種々の方式が提案
され、現在、接点式、光学式、電磁誘導式などが実用化
されている。
【0003】このうち接点式は、金属球により可動片を
変位させて接点機構をオン・オフ動作させる事により金
属球の検出孔通過を検出するものである。また光学式
は、金属球が投光素子と受光素子との間の光通路を遮断
して受光素子の受光量を変化させる事により金属球の検
出動作を行い、さらに電磁誘導式は金属球がLC高周波
発振回路の発振コイルに接近して発振回路の発振状態を
変化させる事により金属球の検出動作を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら接点式
は接点部の摩耗により寿命が短く、チャリング現象が発
生し易いという欠点がある。また光学式は外乱光による
影響を、一方電磁誘導式は電波による影響を、それぞれ
受け易く、それぞれ誤動作の恐れがあるという問題があ
る。
【0005】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、金属球の検出孔の通過を磁気的方法で検出する
事により、長寿命かつ外部要因の影響を受けにくい新規
な金属球検出器を提供することを目的とする。またこの
発明が他に目的とするところは、構成部材の一体化をは
かることにより、部品点数を少なくかつ製造・組立が容
易な金属球検出器を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明の金属球検出器は、以上のような構成とし
た。 金属球が動ける容器と、その容器の近傍に帯磁部とホ
ールセンサを具備している。
【0007】金属球が動ける容器と、その容器を挟む
ように帯磁部とホールセンサを具備している。 金属球が動ける容器と、帯磁部とホールセンサを具備
し、ホールセンサが容器と帯磁部の間に位置する構成を
とる。
【0008】金属球が動ける検出溝と、その検出溝の
近傍に帯磁部とホールセンサを具備している。 金属球が動ける検出溝と、その検出溝を挟むように帯
磁部とホールセンサを具備している。
【0009】金属球が動ける検出溝と、帯磁部とホー
ルセンサを具備し、ホールセンサが検出溝と帯磁部の間
に位置する構成をとる。 金属球の通過が可能な孔径を持つ検出孔と、この検出
孔の近傍に帯磁部とホールセンサを具備している。
【0010】金属球の通過が可能な孔径を持つ検出孔
と、その検出孔を挟むように位置する帯磁部とホールセ
ンサを具備している。 金属球の通過が可能な孔径を持つ検出孔と、帯磁部と
ホールセンサを具備し、その検出孔を挟むように位置す
る帯磁部とホールセンサを具備し、ホールセンサが検出
溝と帯磁部の間に位置する構成をとる。
【0011】
【作用】帯磁部により形成されたその周囲の磁界は、金
属球である金属球が通過するたびに、強度や方向が変化
する。この磁界の変化をホールセンサで検出すること
で、金属球の通過の有無を検出できる。
【0012】この様に磁気的方法で金属球の検出動作を
行うため、接点式のような接点部の摩耗やチャタリング
現象は問題とならず、しかも光学式や電磁誘導式のよう
に外部要因による悪影響を受けることもない。また金属
球が動ける容器と帯磁部とホールセンサを一体で形成し
たり、金属球が動ける検出溝と帯磁部とホールセンサを
一体で形成したり、金属球の通過が可能な孔径を持つ検
出孔と帯磁部とホールセンサを一体で形成したりするこ
とで部品点数が少なくなる。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の一実施例にかかる金属球検
出器の外観を示している。 この金属球検出器は、パチ
ンコ機械における入賞口の内側などに配備されるもの
で、薄板上をなす合成樹脂製のケース体1に金属球2の
通過が可能な孔径を持つ検出孔3が板厚方向に貫通形成
されている。
【0014】このケース体1は、検出孔3の一側部を構
成部材の収容部4となしており、この収容部4の内部
に、図2および図3に示すごとく、帯磁部5、ホールセ
ンサ6、信号処理回路7、及びホールセンサ6と信号処
理回路7とを結ぶ配線8等が組み込まれている。
【0015】帯磁部によるその周囲の磁界は、金属球が
ないとき図4のようになるが金属球が検出孔を通過する
ときは図5に示すように金属球と帯磁部の間の位置Aで
磁束密度は高くなってくる。また同様な現象は、帯磁部
と金属球を結ぶ延長線上の位置Bでも起こっている。こ
の磁束密度の変化をホールセンサで検出するように、位
置Aにホールセンサを固定しているようすが図2および
図3でわかる。位置Bの磁束密度の変化を検出するよう
に位置Bにホールセンサを固定した金属球検出器の断面
図を図6に示す。
【0016】図7はこの発明の他の一実施例にかかる金
属球検出器の外観を示している。この金属球検出器は、
パチンコ機械における金属球挿入部や排出部などに配備
されるもので、雨樋状の溝をなす合成樹脂製のケース体
1に金属球2の通過が可能な溝9が形成されている。
【0017】このケース体は、溝の一測部に構成部材の
収容部4を隣接させており、この収容部4の内部に、図
8および図9に示すごとく、帯磁部5、ホールセンサ
6、信号処理回路7が組み込まれている。前述のように
帯磁部5によるその周囲の磁界は、金属球がないとき図
10のようになるが金属球が検出孔を通過するときは図
11に示すように金属球と帯磁部の間の位置Aで磁束密
度は高くなってくる。また同様な現象は、帯磁部と金属
球を結ぶ延長線上の位置Bでも起こっているし、近傍の
C点でも起こっている。この磁束密度の変化をホールセ
ンサで検出するように、位置Aにホールセンサを固定し
ているようすが第8図および第9図でわかる。位置Cの
磁束密度の変化を検出するように位置Cにホールセンサ
を固定した金属球検出器の断面図を図12に示す。
【0018】この現象を利用したこの発明の実施は検出
孔や溝への適用のみならず、金属球が可動可能な容器に
付いても適用実施可能である。本発明は、検出孔や、通
過溝を有す構造で説明したが、金属球が動ける容器で磁
力線を通すものならば検出感度の差はあるが何でも良
い。また金属球検出器のみ限らず、近接スイッチにも適
用できる。
【0019】
【発明の効果】この発明により、金属球の検出孔の通過
を磁気的方法で検出する事により、長寿命かつ外部要因
の影響を受けにくい新規な金属球検出器を実現すること
ができた。。
【0020】またこの発明により、構成部材の一体化を
はかることができ、部品点数が少なくかつ製造・組立が
容易な金属球検出器を提供することができた。本発明は
以上の効果の他に、帯磁部と被検出物との間の位置Aの
方が帯磁部と被検出物との延長線上の位置Bより被検出
物の有無による磁界の変化量が大きいため、ホールセン
サの製造上その工程能力によって生ずるホールセンサの
性能の偏差が大きくなっても、帯磁部と被検出物との間
Aに位置するようにホールセンサを固定することにより
検出機能が損なわれることが無く、結果として歩留が高
くなり安価になったホールセンサを使用でき金属球検出
器の価格を引き下げるという大きな効果もあった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図
【図2】本発明の一実施例を示す平面図
【図3】本発明の一実施例を示す断面図
【図4】本発明の一実施例で金属球が近傍に無いときの
磁界
【図5】本発明の一実施例で金属球が近傍に有るときの
磁界
【図6】本発明の一実施例を示す平面図
【図7】本発明の他の実施例を示す斜視図
【図8】本発明の他の実施例を示す側面図
【図9】本発明の他の実施例を示す断面図
【図10】本発明の他の実施例で金属球が近傍に無いと
きの磁界
【図11】本発明の他の実施例で金属球が近傍に有ると
きの磁界
【図12】本発明の一実施例を示す斜視図
【符号の説明】
1 ケース体 2 金属球 3 検出孔 4 収容部 5 帯磁部 6 ホールセンサ 7 信号処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−210689(JP,A) 特開 昭60−135785(JP,A) 特開 昭62−113085(JP,A) 特開 昭61−199875(JP,A) 特開 昭53−131076(JP,A) 特開 平3−7183(JP,A) 特開 昭51−94331(JP,A) 実開 昭60−20276(JP,U) 実開 昭58−96281(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 G01V 7/04 G01V 3/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属球を通過させる検出孔を有し、かつ
    磁束を通す容器と、前記容器の近傍に設けた帯磁部と、
    前記帯磁部と前記検出孔との間に固定されたホールセン
    サより構成され、前記帯磁部と前記検出孔と前記ホール
    センサとは直線上に形成され、前記帯磁部からの磁束
    は、前記帯磁部の磁束軸に対して軸対称に形成されてい
    ることを特徴とする金属球検出器。
  2. 【請求項2】 金属球を通過させる溝を有する容器と、
    前記溝の近傍に、前記溝の軸下に設けた帯磁部と、前記
    帯磁部と前記溝との間に固定されたホールセンサより構
    成され、前記帯磁部と前記溝と前記ホールセンサとは直
    線上に形成され、前記帯磁部からの磁束は、前記帯磁部
    の磁束軸に対して軸対称に形成されていることを特徴と
    する金属球検出器。
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