JP3162478U - 防水履物カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】長靴または雨靴の、履き替える必要がなく、しかも折り畳むことができる防水履物カバーを提供する。【解決手段】ソール1と、アッパ2と、バンプ3と、ブーツ胴部とからなる防水履物カバーを構成する。ソール、アッパおよびバンプで形成された靴収容室7が履装者の靴と適合しており、アッパ、バンプおよびブーツ胴部が軟質材製であり、アッパ表面におけるヒール近傍位置には、アッパを履装者の靴のアッパに密着させる後部緊締バンド9が設けられ、バンプの表面における爪先近傍位置には、バンプを履装者の靴のバンプに密着させる前部緊締バンド8が設けられており、後部緊締バンドの両端をソールに固定する。従って、履装者は靴を履いたまま直接防水履物カバーの靴収容室に挿入することができ、また履物カバー全体は折り畳むことができ、携帯時には場所を取らないため、携帯にも便利である。【選択図】図2

Description

本考案は雨天時用の防水用具に関し、より具体的には、装着しやすい防水履物カバーに関する。
降雨時には、脚やボトムウェアが濡れるのを防ぐために、長靴または雨靴を履いて外出することが常である。これら雨靴または長靴は通常ゴム製であって、一般的にはソール(靴底)と、アッパと、バンプと、アッパおよびバンプが一体に繋がっているブーツ胴部とからなり、ソール、アッパ、バンプの組み合わせで履装者(使用者)の足を収容するための靴内部空間を形成している。ソールの先端は爪先であり、ソールの後端がヒールとなっている。アッパはソールの後半部に取付けられるとともに、履装者の足を靴収容室に履き入れるための靴口部を形成している。バンプはソールの前半部に取付けられている。ブーツ筒部の一端は靴口部の周囲に一体化するように設けられるとともに、他端が履装者の脚部に対応して、裾を保護するための履き口となっている。
防水のために、これら長靴は優れた密封性が求められることが多いため、通気性が悪く、履き心地が不快となるうえ、その外観の見栄えも良くない。しかも元々履いていた靴を先に脱がないと履けないため、かなり不便である。したがって雨が大降りの場合に仕方なくこれを履くだけであり、しかもその他屋内の場面(例えばオフィスなどの室内)で履き替えるのに適した靴を別途携帯することになるが、ブーツ胴部は通常は折り畳むことができず、携帯には極めて不便であった。
本考案が解決すべき技術的課題は、従来技術における長靴または雨靴の、履き替え、携帯に不便であるという欠点について、履き替える必要がなく、しかも折り畳むことができる防水履物カバーを提供するところにある。
本考案がその技術的課題を解決するために採用する技術的手法は、ソールと、アッパと、バンプと、ブーツ胴部とからなる防水履物カバーを構成するものであり、ソール、アッパおよびバンプで形成された靴収容室が履装者の靴と適合しており、アッパ、バンプおよびブーツ胴部が軟質材製であり、アッパ表面におけるヒール近傍位置には、アッパを履装者の靴のアッパに密着させる後部緊締バンドが設けられ、バンプの表面における爪先近傍位置には、バンプを履装者の靴のバンプに密着させる前部緊締バンドが設けられており、後部緊締バンドの両端がソールに固定されている。
本考案に係る防水履物カバーにおいて、前部緊締バンドの両端がソールまたは後部緊締バンドに固定されている。
本考案に係る防水履物カバーにおいて、後部緊締バンドと前記ソールとが20°〜60°の挟み角をなす。
本考案に係る防水履物カバーにおいて、前部緊締バンドにおける中段部分がバンプに沿って上方に向かって爪先から5mm〜50mmの位置に設けられている。前部緊締バンドがバンプ上に位置するだけでは、バンプ上の緊締バンドには力がかからず、履物カバー内の靴を締め付けることはない。履装者の歩行時には、足を持ち上げる動作で、足が上方向に地面から離れるとき、防水・滑り止め材料のソールの重量に重力が加わり、防水履物カバーのソールが下がり、履装者の靴から離れる。履装者の一歩行動作が終わり着地したとき、履装者の靴は防水履物カバー内でずれてしまい、不快感または危険性が生じてしまう。そこで前部緊締バンドの中段部分を前記位置に固定すると、前部緊締バンドは履装者の靴のアッパの最先端にちょうど近づくことになる。そして履装者の歩行時には、前部緊締バンドは履装者の靴を防水履物カバーのソール上に緊着させる一方で、後部緊締バンドとで履装者の靴を防水履物カバーの靴収容室に緊着させることで、装着者の靴が防水履物カバー内で前後に滑るのを防止している。
本考案に係る防水履物カバーにおいて、アッパ表面におけるヒール近傍位置には、両端がアッパ上におけるソール近傍位置に固定され、中間部分がヒールの位置に位置している可動式緊締バンドが設けられている。可動式緊締バンドは履装者の靴のヒール高低変化に応じて異なる位置に固定でき、とりわけ婦人用のハイヒールに対する適用性はさらに高くなる。可動式緊締バンドと後部緊締バンドとが組み合わされて、ヒール位置において履物カバーが歩行動作により履装者の靴から滑り落ちることがなくなり、履物カバーの破損や履装者の転倒を防ぐという二重の保険として作用する。
本考案に係る防水履物カバーにおいて、ソール上において履装者の婦人靴のヒールリフトに対応する位置にはヒールリフト開口部が設けられている。ヒールリフト開口部は、婦人用のハイヒールのヒールを履物カバーの外側に突出させることで、婦人用のハイヒールのヒールが履物カバーのヒール内に直接圧力が加わって、この位置が急速に摩耗するのを回避している。
本考案に係る防水履物カバーにおいて、ヒールリフト開口部には、ヒールリフト開口部に連通している十字状開口が設けられている弾性ゴム層が設けられている。これにより婦人用のハイヒールのヒールはヒールリフト開口部および弾性ゴム層の十字状開口を貫通して、そして弾性ゴム層はヒールの周囲に密着して、地面の水がヒールリフト開口部から靴収容室に浸入するのを防止する。
本考案に係る防水履物カバーにおいて、ヒールリフト開口部の周囲には第5の緊締バンドが設けられている。これによりヒールリフト開口部は収縮して婦人用のハイヒールのヒールの周囲に被さり、地面の水がヒールリフト開口部から靴収容室に浸入するのを防止する。
本考案に係る防水履物カバーにおいて、バンプにおける爪先近傍位置には、弾性ゴムキャップが被さるように設けられた爪先開口部が設けられている。爪先が比較的鋭い婦人靴については、その鋭い突出し具合はそれぞれ差があるので、爪先開口部に弾性ゴムキャップが設けられることで、突出寸法の異なる爪先でも履物カバーの靴収容室内に収容することができる。
本考案に係る防水履物カバーにおいて、ブーツ胴部には、ファスナまたは面ファスナー(マジックテープ(登録商標))または留めボタンが設けられた縦長スリットが設けられている。これによって、履装者が履いている靴を履物カバーの靴収容室に挿入しやすくなっている。
本考案に係る防水履物カバーにおいて、コードまたは留めボタンにより前記ブーツ胴部に取付けられ、履物カバー全体を収容するバッグがさらに備えられている。
本考案に係る防水履物カバーにおいて、ブーツ胴部の内壁には前記バッグをその中に収容する収容穴がさらに設けられている。
本考案に係る防水履物カバーにおいて、ブーツ胴部の履き口の周囲には履き口を絞る第4の緊締バンドが設けられている。
本考案の防水履物カバーを使用することにより、以下のような有益な効果が得られる。アッパ、バンプおよびブーツ胴部が軟質材製であることで、履物カバー全体は折り畳むことができる。ソール、アッパおよびバンプで形成された靴収容室が履装者の靴と適合することで、履装者は靴を履いたまま直接防水履物カバーの靴収容室に挿入することができ、元々履いていた靴を脱ぐことなく履物カバーの靴収容室内に挿入するので、非常に便利に使用できる。履物カバー全体は折り畳むことができ、携帯時には場所を取らないため、携帯に便利である。このように、降雨時には元の靴を履いたまま直接防水履物カバー内に挿入することができ、そして屋内では防水履物カバー全体を折り畳んで保管しておくことができ、靴を履き替える必要がなくなり、非常に便利に使用できる。
またバンプ上には前部緊締バンドが設けられている。バンプ上に前部緊締バンドが設けられることで、履装者が靴を履いたまま靴収容室に挿入するとき、前部緊締バンドはそれ自体の弾性力の作用により、履物カバーのバンプが折り畳まれるように変形するとともに履装者の靴のバンプに密着する。同様に後部緊締バンドにより履物カバーのアッパが折り畳まれるように変形するとともに履装者の靴のアッパに密着する。したがって履装者の靴は履物カバーの靴収容室内にて揺動しないよう固定されて、履装者が本防水履物カバーを使用して歩行したときでも滑ることはない。しかもサイズが近い靴であれば本履物カバーの靴収容室内に挿入して使用できることから、本履物カバーに高い汎用性を持たせている。前後の緊締バンドの両端がソールに固定されるため、前後の緊締バンドの端部がバンプまたはアッパとともに前後移動するということはなくなり、さらに履装者の靴が靴収容室内で揺動することがないようにしている。
下記では、図面および実施例を合わせて本考案の詳細な説明を行う。
本考案に係る防水履物カバーの第1の実施例の構造概略図である。 本考案に係る防水履物カバーの第1の実施例中における、ブーツ胴部のファスナが開かれてプロテクタが取り外されたときの構造概略図である。 本考案に係る防水履物カバーの第1の実施例中における、バッグが開かれたときの一部構造概略図である。 本考案に係る防水履物カバーの第2の実施例の全体構造概略図である。 本考案に係る防水履物カバーの第2の実施例中における、可動式緊締バンドが上方に移動したときの全体構造概略図である。 本考案に係る防水履物カバーの第2の実施例における、ソール構造概略図である。 本考案に係る防水履物カバーの第2の実施例における、ソールの他の実施形態の構造概略図である。
図1、2、3に示すように、本考案に係る防水履物カバーの第1の実施例は、ソール1と、アッパ2と、バンプ3と、ブーツ胴部4とからなる。このうちブーツ胴部4、アッパ2およびバンプ3は例えば防水性合成樹脂といった軟質材で一体的に製作されており、ソール1はゴムといった耐摩耗性材料からなる。ソール1、アッパ2、バンプ3とで履装者の脚部を収容するための靴収容室を形成している。ソール1の先端は爪先1aであり、ソール1の後端はヒール1bである。アッパ2の一方側はソール1の後半部に取付けられ、他端側はブーツ胴部4の下端開口に取付けられ、ブーツ胴部4の上端開口が、履装者の脚を防水履物カバー内に挿入するための履き口4aとなっている。バンプ3はソール1の前半部に取付けられるとともに、アッパ2に取付けられて後部が開口した靴収容室7を形成している。
本考案中に記載の防水履物カバーでは複数箇所に緊締バンドが使用されており、この種の緊締バンドは長手方向で伸縮性を備えた幅狭の扁平状の織布または伸縮弾力性を備えたゴムである。緊締バンドを前記軟質材の表面に設けており、好ましくは縫製方式で緊締バンドを軟質材の表面に縫付けることで、軟質材は一部が折り畳むことができるようにしている。縫付け時には、緊締バンドを弾性的に引張した状態で、緊締バンドを軟質材の表面に縫付けるものである。緊締バンドが元に戻ったときには、緊締バンドは縫い糸により軟質材の表面の縫止め点に固定されるとともに、軟質材上におけるこれら縫止め点で収縮させ、軟質材の一部が折り畳まれることで、対応する位置の寸法にまで縮まる。
図2に示すように、アッパ2上におけるヒール1b近傍の位置には後部緊締バンド9が縫付けられており、具体的には、後部緊締バンド9をアッパ2におけるソール1に近接した取付け箇所に縫付けることができる。このように、履装者が元々履いていた靴を防水履物カバーの靴収容室7に挿入するとき、後部緊締バンド9が収縮して、防水履物カバーのアッパ2の一部が折り畳まれることで、靴収容室7のこの位置における寸法が縮小することになり、よって防水履物カバーのアッパ2が履装者の靴のアッパに密着される。後部緊締バンドの両端はソール上に固定されて中段部分はアッパを跨るように設けられる。後部緊締バンドとソールとが20〜60°の挟み角をなすのが好ましく、これにより後部緊締バンドの中段部分が履装者の靴のアッパにちょうど位置することになる。
同様に、バンプ3上における爪先1a近傍の位置には前部緊締バンド8が縫付けられており、具体的には、前部緊締バンド8をバンプ3におけるソール1に近接した取付け箇所に縫付け、その両端はソール上に固定されてバンプを跨る。またはその両端を後部緊締バンド上に固定しても良い。防水履物カバーのバンプ3が部分的に折り畳まれることで、靴収容室7のこの位置における寸法が縮小することになり、よって防水履物カバーのバンプ3が履装者の靴のバンプに密着される。ソールの最先端は爪先であり、好ましくは前部脱着バンドの中段部分がバンプに沿って上方に向かって爪先から5mm〜50mmの位置、つまり爪先を起点としてバンプに沿って上方に向かって5mm〜50mmの位置に設けられることで、前部緊締バンドの中段部分が履装者の靴のバンプの先端位置にちょうど位置することになる。
前後の緊締バンド8、9の共同作用により、防水履物カバーの靴収容室7は履装者の靴にちょうど適合するので、履装者の靴を防水履物カバーの靴収容室7内にしっかりと固定でき、靴が防水履物カバーの靴収容室7内で前後に滑るのを防止することができる。
本実施例において、アッパ2、バンプ3およびブーツ胴部4が一体化されてなり、一体化されてなるアッパ2およびバンプ3がソール1に取付けられるとき、一定の縁材が用いられるが、この縁材が履物カバーの全体的外観に影響を及ぼさないように、残りの縁材をアッパ2およびバンプ3の外側に折り返してプロテクタ10を形成しており、前記プロテクタ10の未処理口には、プロテクタの未処理口をアッパおよびバンプの外側に密着させる第3の緊締バンド11が設けられている。
図4、5、6に示すように、本考案に係る防水履物カバーの第2の実施例は、同様にソール1と、バンプ3と、アッパ2と、ブーツ胴部4とからなるが、本実施例は主に履装者の靴が婦人靴である場合に用いるものである。同様にバンプ3の表面における爪先1a近傍の位置には実施例1に記載する前部緊締バンド8が縫付けられており、アッパ2の表面におけるヒール1b近傍の位置には実施例1に記載する後部緊締バンド9が縫付けられている。
本実施例において、アッパ2の表面におけるヒール1b近傍の位置には可動式緊締バンド12が設けられており、前記可動式緊締バンド12の両端はアッパ2上に固定されているが中間部分はアッパ2に取付けられておらず、具体的には可動式緊締バンド12の両端はアッパ2上におけるソール1近傍の位置またはソール1に直接固定されている。婦人靴のヒールリフトは通常高く設計されており、しかもヒール箇所のアッパは前傾して設けられている。履装者が履いた婦人靴が靴収容室7内に挿入された後、可動式緊締バンド12の中間部分を婦人靴のヒールリフトのアッパ箇所で上方に移動させて、婦人靴のヒールリフト箇所をソール1上に圧着させることで、婦人靴が防水履物カバーの靴収容室7内で上下に動くのをさらに防止している。しかも前部緊締バンド8を組み合わせることで、婦人靴が防水履物カバーの靴収容室7内で前後に滑るのを防止している。
婦人靴のヒールリフトは比較的高いため、婦人靴を直接防水履物カバーのカバー内に挿入するとき、婦人靴のヒールリフトにより防水履物カバーのソール1に直接圧力が加わり、体の全体重がソール1の一箇所の位置に集中してしまい、ソール1が早く摩耗してしまう。図6に示すように、本実施例においては、ソール1上における婦人靴のヒールリフト1b’に対応する位置にヒールリフト開口部13が設けられており、履装者が婦人靴を履いて防水履物カバーの靴収容室7内に挿入するとき、婦人靴のヒールリフト1b’は防水履物カバーのヒールリフト開口部13によりソール1から靴収容室7の外に貫通することで、婦人靴のヒールリフト1b’が原因で防水履物カバーのソール1が摩耗するのを回避している。本実施例においては、好ましくはソール1にてヒール1b近傍の部分に設けられている材料が軟質材製であるとともに、ヒールリフト開口部13の周囲には、雨水がヒールリフト開口部13から防水履物カバーの靴収容室7内に浸入しないように、ヒールリフト開口部13の大きさを婦人靴のヒールリフト1b’に適合させてヒールリフト開口部13を絞ることができる第5の緊締バンド14が縫製により設けられている。さらにヒールリフト開口部13には弾性ゴム層が設けられており、弾性ゴム層のヒールに対応する位置には、弾性ゴム層がヒールリフトの周囲に密着して、地面の水がヒールリフト開口部から靴収容室内に浸入するのを防止する十字状開口13a(図7に示す)が設けられている。
また、一部婦人靴の爪先は比較的鋭く、しかも婦人靴のデザインは多様であって、爪先の突出具合も均一ではないことから、防水履物カバーのソール1は異なる寸法に設計する必要がある。本実施例において、好ましくはバンプ3上における爪先1a近傍に爪先開口部16が設けられ、前記爪先開口部16上には弾性ゴムキャップ15が設けられており、前記弾性ゴムキャップ15は、雨水が爪先開口部16から靴収容室7に浸入するのを防止するために爪先開口部16を覆っている。爪先の尖り具合が異なる婦人靴を防水履物カバーの靴収容室7内に収容するとき、弾性ゴムキャップ15は爪先の大きさに応じて変形することで、デザインの異なる婦人靴の爪先に対応することができる。
上記実施例において、ブーツ胴部の履き口4aには、ブーツ胴部4が履装者の脚部に密着して、履装者の裾への雨濡れ防止として作用して、ブーツ胴部4が滑り落ちるのを防止するために履き口4aを絞ることができる第4の緊締バンド17が縫付けられている。
上記実施例において、ブーツ胴部4には、履装者の靴を防水履物カバーの靴収容室7内に挿入するのに便利な縦長スリット18がさらに設けられている。縦長スリット18には、縦長スリット18を開閉しやすくして履装者が防水履物カバーを素早く脱着できるように、前記縦長スリット18を閉じるためのファスナまたは面ファスナーまたは留めボタンがさらに設けられている。
上記実施例において、防水履物カバー全体を折り畳んだ後にその中に収容するバッグ19がさらに設けられている。前記バッグはコード20または留めボタンによりブーツ胴部4に取付けられており、そして好ましくはブーツ胴部4の内壁には、防水履物カバーの使用時にはバッグをその中に収容するための収容穴21が設けられている。
上記実施例に記載の前部、後部緊締バンドは、履装者が履いている形状または寸法の異なる靴に対応させるために、必要に応じて前記可動式緊締バンドと同じように、緊締バンドの両端をソール上に設けて、緊締バンドにおける中間部分はアッパまたはバンプ上に固定しなくても良い。
上記実施例は本考案のいくつかの実施例を開示するにとどまり、そしてその記述は比較的具体的で詳細であるものの、これ故に本考案の権利範囲を限定するものと理解されるものではない。言及すべきは、当該分野における当業者にとっては、本考案の技術的思想から逸脱することなく、若干の変形および改変を行うことができ、そしてこれらはいずれも本考案の保護範囲内にあるということである。したがって、本考案の権利保護範囲は実用新案登録請求の範囲を基準とするべきである。
1 ソール
1a 爪先
1b ヒール
1b’ ヒールリフト
2 アッパ
3 バンプ
4 ブーツ胴部
7 靴収容室
8 前部緊締バンド
9 後部緊締バンド
10 プロテクタ
11 第3の緊締バンド
12 可動式緊締バンド
13 ヒールリフト開口部
13a 十字状開口
14 第5の緊締バンド
15 弾性ゴムキャップ
16 爪先開口部
17 第4の緊締バンド
18 縦長スリット
19 バッグ
20 コード
21 収容穴

Claims (13)

  1. ソールと、アッパと、バンプと、ブーツ胴部とからなる防水履物カバーであって、
    前記ソール、アッパおよびバンプで形成された靴収容室が履装者の靴と適合しており、前記アッパ、バンプおよびブーツ胴部が軟質材製であり、前記アッパ表面におけるヒール近傍位置には、アッパを履装者の靴のアッパに密着させる後部緊締バンドが設けられ、前記バンプの表面における爪先近傍位置には、バンプを履装者の靴のバンプに密着させる前部緊締バンドが設けられ、前記後部緊締バンドの両端がソールに固定されていることを特徴とする防水履物カバー。
  2. 前記前部緊締バンドの両端がソールまたは後部緊締バンドに固定されていることを特徴とする請求項1に記載の防水履物カバー。
  3. 前記後部緊締バンドと前記ソールとが20°〜60°の挟み角をなすことを特徴とする請求項1に記載の防水履物カバー。
  4. 前記前部緊締バンドにおける中段部分が爪先からバンプに沿って上方に向かって5mm〜50mmの位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の防水履物カバー。
  5. 前記アッパ表面におけるヒール近傍位置には、両端がアッパ上におけるソール近傍位置に固定され、中間部分がヒールの位置に位置している可動式緊締バンドが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の防水履物カバー。
  6. 前記ソールにおいて履装者の婦人靴のヒールリフトに対応する位置にはヒールリフト開口部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の防水履物カバー。
  7. 前記ヒールリフト開口部には、前記ヒールリフト開口部に連通している十字状開口が設けられた弾性ゴム層が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の防水履物カバー。
  8. 前記ヒールリフト開口部の周囲には第5の緊締バンドが設けられていることを特徴とする請求項6に記載の防水履物カバー。
  9. 前記バンプにおける爪先近傍位置には弾性ゴムキャップが被さるように設けられた爪先開口部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の防水履物カバー。
  10. 前記ブーツ胴部には、ファスナまたは面ファスナーまたは留めボタンが設けられた縦長スリットが設けられていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載の防水履物カバー。
  11. コードまたは留めボタンにより前記ブーツ胴部に取付けられ、履物カバー全体を収容するバッグをさらに備えていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載の防水履物カバー。
  12. 前記ブーツ胴部の内壁には前記バッグをその中に収容する収容穴が設けられていることを特徴とする請求項11に記載の防水履物カバー。
  13. 前記ブーツ胴部の履き口の周囲には履き口を絞る第4の緊締バンドが設けられていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載の防水履物カバー。
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