JP3162351B2 - 果実用採取具 - Google Patents

果実用採取具

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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、林檎,梨,柿,蜜
柑やサクランボ等の樹木になる果実を下から採取するた
めの果実用採取具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の果実用採取具としては、
例えば、実開平6−23418号公報に掲載されたもの
が知られている。図5に示すように、この従来の果実用
採取具Sは、主に、林檎や梨等の比較的大きい果実Fを
採取するものであり、管状の把持体1に対して回転可能
に設けられた管状のパイプ杆2の先端に、果実を包持す
る開閉可能な一対の包持体3を備えて構成されている。
一対の包持体3は、その閉位置でカップ状に形成されて
果実を包持する。一方の包持体3は固定されており、他
方の包持体3は回動可能にパイプ杆2の先端に設けられ
ており、パイプ杆2を引き通されたワイヤ4をパイプ杆
2の基端部に設けられた操作レバー5によって引っ張り
あるいは緩めることによって他方の包持体3を開閉さ
せ、果実Fの包持及び包持解除をする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
の果実用採取具にあっては、一対の包持体3がその閉位
置でカップ状に形成されてしまうので、包持体3によっ
て包持する果実Fの大きさが限定されてしまい、果実F
の大きさに対応できにくいという問題があった。即ち、
先ず、同じ種類の果実F、例えば林檎の場合には、果実
Fの大きさが揃っているときは良いが、大小様々の大き
さがあると、この大きさの違いに対応できない。また、
果樹Fの種類が異なる場合、例えば、林檎よりも極端に
果実が小さいさくらんぼを採取しようとしても、大きさ
が極端に異なってしまって、全く対応できなくなる。本
発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、果
実の大きさが異なっても容易に対応できるようにし、果
実採取の汎用性を増加させることができる果実用採取具
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明の果実用採取具は、先端開口を有した管
状のパイプ杆と、該パイプ杆に軸方向に移動可能かつ軸
回りに回転可能に挿通されるとともに基端部が該パイプ
杆の基端よりも突出し先端部が該パイプ杆の先端開口よ
りも内側に位置するシャフトと、上記パイプ杆の基端及
び上記シャフトの基端部が挿通されて該シャフトの基部
に固定され該シャフトと同動して上記パイプ杆に対して
軸方向に移動可能かつ回転可能な管状のグリッパと、上
記シャフトの先端部に一端部が固定されるとともに他端
部がわが上記パイプ杆の先端開口から拡開して突出しか
つ拡開方向に付勢され果実を把持するための2以上のフ
ィンガからなるフィンガ部と、上記グリッパに内装され
上記パイプ杆を突出方向に付勢して上記パイプ杆の先端
開口によりフィンガ部のフィンガを該フィンガの他端部
同士が当接するまで縮閉させるスプリングとを備えた構
成としている。
【0005】この果実用採取具を使用して果実を採取す
るときは、先ず、片方の手でグリップをつかみ、他方の
手でパイプ杆を把持し、フィンガ部を採取しようとする
果実に近づけ、パイプ杆をスプリングの付勢力に抗して
グリッパの基端側に引っ張る。これにより、フィンガ部
が徐々にパイプ杆の先端開口から開放されていき拡開す
る。そして、拡開度が採取しようとする果実の大きさ程
度になったならば、この状態で、果実をフィンガ部のフ
ィンガ内に入れ、この状態で、パイプ杆の引っ張りを緩
める。これにより、パイプ杆がスプリングの付勢力によ
りフィンガの先端側に突出していき、パイプ杆の先端開
口によりフィンガ部のフィンガが縮閉させられ、フィン
ガ部が果実を把持する。次に、パイプ杆を把持したまま
グリップを左右に回転させる。これにより、グリップに
固定されたシャフトも回転し、シャフトに固定されたフ
ィンガ部が回転する。そのため、果実もフィンガによっ
て左右に回転させられ、果実の柄が捩じられるので、幹
から果実がもぎ取られる。そして、採取具を下に降ろ
し、パイプ杆を上記と同様にスプリングの付勢力に抗し
てグリッパの基端側に引っ張ってフィンガ部を拡開さ
せ、果実の把持を緩めて果実を取出す。このようにし
て、順次果実を採取していく。この場合、フィンガの拡
開度をパイプ杆の先端開口によりフィンガが最大開いた
状態の大きさから限りなく小さくできるので、どのよう
な大きさの果実でも容易に把持することができるように
なり果実の大きさが異なっても容易に対応することがで
きるようになる。
【0006】そして、必要に応じ、上記シャフトの先端
部に該シャフトと同軸で固定され上記フィンガ部のフィ
ンガ内に臨むロッドと、該ロッドの先端に設けられ上記
フィンガ部が把持する果実を支承する支承体とを備えた
構成としている。果実をフィンガで把持することに加え
て支承体で支承できるので、それだけ、安定が良く容易
にフィンガ部から外れ落ちる事態が防止される。この場
合、上記シャフトの先端部に該シャフトの軸線と同軸の
雌ネジ部を設け、上記ロッドに雄ネジ部を形成し、該ロ
ッドを上記雌ネジ部に螺合して取付け、上記ロッドの雄
ネジ部に螺合するロックナットでロックしたことが有効
である。予め、ロッドの雌ネジ部に対する螺合位置を調
整して、支承体の支承位置を調整しておけば、果実の大
きさに合わせてフィンガ部の把持と支承体の支承を円滑
に行なわせることができる。
【0007】また、必要に応じ、上記フィンガ部のフィ
ンガを拡開方向に付勢するバネ部材を設けた構成として
いる。フィンガを積極的に拡開させることができ、拡開
の応答性を良くして、即座に拡開状態にすることができ
る。更に、必要に応じ、上記フィンガ部のフィンガを拡
開方向に付勢するバネ部材を設け、該バネ部材を、上記
ロッドに巻付けられて支持される巻付部と、該巻付部か
ら上記各フィンガに沿って延び該フィンガを拡開方向に
押圧するバネ棒とから構成している。フィンガを積極的
に拡開させることができ、拡開の応答性を良くして、即
座に拡開状態にすることができるとともに、簡易な構造
でバネ部材を作成できる。更にまた、必要に応じ、上記
フィンガ部を、一対のフィンガを備えるように略V字状
に折曲形成した細長板状のバネ材料で構成し、該バネ材
料により該一対のフィンガ自身に該フィンガを拡開させ
る付勢力を付与した構成としている。フィンガを積極的
に拡開させることができ、拡開の応答性を良くして、即
座に拡開状態にすることができる。特に、上記のバネ部
材と併用した場合には、フィンガを自らの付勢力及びバ
ネ部材の付勢力によって拡開することができるので、よ
り一層、応答性が良く、即座に拡開状態にすることがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態に係る果実用採取具を説明する。図1及び
図2に示すように、果実Fを採取する実施の形態に係る
果実用採取具Sにおいて、10は先端開口11を有した
管状のパイプ杆であり、手で握って持つことができる大
きさに形成されている。例えば、外径が30mm程度、
長さが1〜2m程度に形成されている。15はパイプ杆
10よりも小径でパイプ杆10と同程度の長さの管状の
シャフトである。このシャフト15は、パイプ杆10に
軸方向に移動可能かつ軸回りに回転可能に挿通されると
ともに基端部16がパイプ杆10の基端12よりも突出
し先端部17がパイプ杆10の先端開口11よりも内側
に位置している。20はパイプ杆10よりも大径の管状
のグリッパである。このグリッパ20は、パイプ杆10
の基端12及びシャフト15の基端部16が挿通されて
シャフト15の基端部16に固定され、シャフト15と
同動してパイプ杆10に対して軸方向に移動可能かつ回
転可能に形成されている。21はグリッパ20の基部2
2とシャフト15の基部とを固定する溶接部である。グ
リッパ20は、例えば、長さが30〜40cm程度に形
成されている。
【0009】30は果実を把持するための2以上(実施
の形態では一対)のフィンガ31からなるフィンガ部で
ある。このフィンガ部30は、一対のフィンガ31を備
えるように略V字状に折曲形成した細長板状のバネ材料
で構成され、バネ材料により一対のフィンガ31自身に
フィンガ31を拡開させる付勢力を付与している。そし
て、フィンガ部30は、シャフト15の先端部17にバ
ネ材料の折曲部である一端部32が固定されるとともに
他端部33がわがパイプ杆10の先端開口11から拡開
して突出しかつ拡開方向に自らの付勢力及び後述のバネ
部材40の付勢力によって付勢されている。また、フィ
ンガ31の他端部33がわは内側に折曲形成されてい
る。
【0010】35はシャフト15の先端部17にシャフ
ト15と同軸で固定されフィンガ部30のフィンガ31
内に臨むロッド、36はロッド35の先端に設けられフ
ィンガ部30が把持する果実Fを支承する円盤状の支承
体である。そして、図3に詳しく示すように、シャフト
15の先端部17にコマ37を溶接固定し、このコマ3
7にシャフト15の軸線と同軸の雌ネジ部37aを設け
る一方、ロッド35に雄ネジ部35aを形成し、このロ
ッド35を雌ネジ部37aに螺合して取付け、ロッド3
5の雄ネジ部35aに螺合するロックナット38でロッ
クしている。上記のフィンガ部30の一端部32にはロ
ッド35に挿通される挿通孔34が設けられており、こ
のフィンガ部30は、この挿通孔34をロッド35に挿
通し、かつ、一端部32をコマ37とロックナット38
との間に介装して、ロックナット38を締め付けること
により、シャフト15の先端部17に固定されている。
【0011】40はフィンガ部30のフィンガ31を拡
開方向に付勢するバネ部材である。このバネ部材40
は、図3に示すように、バネ線材を折曲加工して形成さ
れており、ロッド35に巻付けられて支持される巻付部
41と、巻付部41から各フィンガ31に沿って延びフ
ィンガ31を拡開方向に押圧するバネ棒42とから構成
されている。50はグリッパ20に内装されたコイルス
プリングである。このスプリング50は、溶接部21と
パイプ杆10の端面との間に押し縮められて介装されて
おり、パイプ杆10を突出方向に付勢してパイプ杆10
の先端開口11によりフィンガ部30のフィンガ31を
フィンガ31の他端部33同士が当接するまで縮閉させ
るものである。そして、このスプリング50の付勢力に
抗してパイプ杆10をグリッパ20の基端22側に引っ
張ったとき、フィンガ部30が徐々にパイプ杆10の先
端開口11から開放されていき、自らの付勢力及びバネ
部材40の付勢力によって拡開して、果実Fを把持可能
になる。
【0012】従って、この実施の形態に係る果実用採取
具Sを使用して果実Fを採取するときは、図4に示すよ
うに、先ず、片方の手でグリッパ20をつかみ、他方の
手でパイプ杆10を把持し、フィンガ部30を採取しよ
うとする果実Fに近づけ、パイプ杆10をスプリング5
0の付勢力に抗してグリッパ20の基端側に引っ張る。
これにより、フィンガ部30が徐々にパイプ杆10の先
端開口11から開放されていき、自らの付勢力及びバネ
部材40の付勢力によって拡開する。この場合、フィン
ガ31は自らの付勢力及びバネ部材40の付勢力の両方
の付勢力により拡開するので、それだけ、応答性が良
く、即座に拡開状態になることができる。
【0013】そして、拡開度が採取しようとする果実F
の大きさ程度になったならば、この状態で、果実Fをフ
ィンガ部30のフィンガ31内に入れ、パイプ杆10の
引っ張りを緩める。これにより、パイプ杆10がスプリ
ング50の付勢力によりフィンガ31の先端側に突出し
ていき、パイプ杆10の先端開口11によりフィンガ部
30のフィンガ31が縮閉させられ、フィンガ部30が
果実Fを把持する。この場合、果実Fはフィンガ31に
把持されていることに加えて支承体36で支承されてお
り、そのため安定が良く容易にフィンガ部30から外れ
落ちる事態が防止される。また、予め、ロッド35の雌
ネジ部37aに対する螺合位置を調整して、支承体36
の支承位置を調整しておけば、果実Fの大きさに合わせ
てフィンガ部30の把持と支承体36の支承を円滑に行
なわせることができる。
【0014】次に、パイプ杆10を把持したままグリッ
パ20を左右に回転させる。これにより、グリッパ20
に固定されたシャフト15も回転し、シャフト15に固
定されたフィンガ部30が回転する。そのため、果実F
もフィンガ31によって左右に回転させられ、果実Fの
柄が捩じられるので、幹から果実Fがもぎ取られる。こ
の場合、果実Fはフィンガ31に把持されていることに
加えて支承体36で支承されており、そのため安定が良
く容易にフィンガ部30から外れ落ちる事態が防止され
る。そして、採取具Sを下に降ろし、パイプ杆10を上
記と同様にスプリング50の付勢力に抗してグリッパ2
0の基端側に引っ張ってフィンガ部30を拡開させ、果
実Fの把持を緩めて果実Fを取出す。
【0015】このようにして、順次果実Fを採取してい
く。この場合、フィンガ部30はフィンガ31同士が当
接する縮閉位置から拡開していくので、果実Fの大きさ
が異なっても容易に対応することができるようになる。
即ち、同じ種類の果実F、例えば林檎の場合に果実Fの
大きさが揃っていないで大小様々の大きさがあっても、
あるいはまた、果樹の種類が異なる場合、例えば、林檎
よりも極端に果実Fが小さいさくらんぼを採取しようと
しても、フィンガ31の拡開度をパイプ杆10の先端開
口11によりフィンガ31が最大開いた状態の大きさか
ら限りなく小さくできるので、どのような大きさの果実
Fでも容易に把持することができるようになる。そのた
め、果実採取の汎用性が増加する。
【0016】尚、上記実施の形態において、フィンガ部
30のフィンガ31を一対設けたがが、必ずしもこれに
限定されるものではなく、3以上設けて良く、適宜変更
して良い。また、各部材の材質は、金属あるいはプラス
チック等適宜のものを用いて良い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の果実用採
取具によれば、拡開方向に付勢され果実を把持するため
のフィンガ部のフィンガをパイプ杆の先端開口によりフ
ィンガの他端部同士が当接するまで縮閉させるようにし
たので、フィンガの拡開度をフィンガが最大開いた状態
の大きさから限りなく小さくでき、そのため、果実の大
きさが異なっても容易に把持して対応することができ、
果実採取の汎用性が増加する。また、フィンガ部が固定
されるシャフトをグリッパを介して回転可能にしたの
で、果実をフィンガによって左右に回転させて果実の柄
を捩じって果実をもぎ取ることができ、果実を容易に採
取することができる。
【0018】更に、シャフトの先端部にロッドを介して
フィンガ部が把持する果実を支承する支承体を備えた場
合には、果実をフィンガで把持することに加えて支承体
で支承できるので、それだけ、安定が良く容易にフィン
ガ部から外れ落ちる事態を防止することができる。この
場合、ロッドに雄ネジ部を形成してシャフト先端の雌ネ
ジ部に螺合して取付けるようにした場合には、予め、ロ
ッドの雌ネジ部に対する螺合位置を調整して、支承体の
支承位置を調整しておけば、果実の大きさに合わせてフ
ィンガ部の把持と支承体の支承を円滑に行なわせること
ができる。
【0019】更にまた、フィンガ部のフィンガを拡開方
向に付勢するバネ部材を設けた場合には、フィンガを積
極的に拡開させることができ、拡開の応答性を良くし
て、即座に拡開状態にすることができる。この場合、バ
ネ部材を、ロッドに巻付けられて支持される巻付部と巻
付部から各フィンガに沿って延びフィンガを拡開方向に
押圧するバネ棒とから構成すれば、簡易な構造でバネ部
材を作成できる。また、フィンガ部を、一対のフィンガ
を備えるように略V字状に折曲形成した細長板状のバネ
材料で構成し、このバネ材料により一対のフィンガ自身
に拡開させる付勢力を付与した場合には、フィンガを積
極的に拡開させることができ、拡開の応答性を良くし
て、即座に拡開状態にすることができる。特に、上記の
バネ部材と併用した場合には、フィンガを自らの付勢力
及びバネ部材の付勢力によって拡開することができるの
で、より一層、応答性が良く、即座に拡開状態にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る果実用採取具を示す
断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る果実用採取具を示す
斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る果実用採取具を示す
部分拡大断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る果実用採取具の使用
過程を示す図である。
【図5】従来の果実用採取具の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
S 果実用採取具 F 果実 10 パイプ杆 11 先端開口 12 基端 15 シャフト 16 基端部 17 先端部 20 グリッパ 21 溶接部 22 基部 30 フィンガ部 31 フィンガ 32 一端部 33 他端部 34 挿通孔 35 ロッド 35a 雄ネジ部 36 支承体 37 コマ 37a 雌ネジ部 38 ロックナット 40 バネ部材 41 巻付部 42 バネ棒 50 コイルスプリング

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端開口を有した管状のパイプ杆と、該
    パイプ杆に軸方向に移動可能かつ軸回りに回転可能に挿
    通されるとともに基端部が該パイプ杆の基端よりも突出
    し先端部が該パイプ杆の先端開口よりも内側に位置する
    シャフトと、上記パイプ杆の基端及び上記シャフトの基
    端部が挿通されて該シャフトの基部に固定され該シャフ
    トと同動して上記パイプ杆に対して軸方向に移動可能か
    つ回転可能な管状のグリッパと、上記シャフトの先端部
    に一端部が固定されるとともに他端部がわが上記パイプ
    杆の先端開口から拡開して突出しかつ拡開方向に付勢さ
    れ果実を把持するための2以上のフィンガからなるフィ
    ンガ部と、上記グリッパに内装され上記パイプ杆を突出
    方向に付勢して上記パイプ杆の先端開口によりフィンガ
    部のフィンガを該フィンガの他端部同士が当接するまで
    縮閉させるスプリングとを備えたことを特徴とする果実
    用採取具。
  2. 【請求項2】 上記シャフトの先端部に該シャフトと同
    軸で固定され上記フィンガ部のフィンガ内に臨むロッド
    と、該ロッドの先端に設けられ上記フィンガ部が把持す
    る果実を支承する支承体とを備えたことを特徴とする請
    求項1記載の果実用採取具。
  3. 【請求項3】 上記シャフトの先端部に該シャフトの軸
    線と同軸の雌ネジ部を設け、上記ロッドに雄ネジ部を形
    成し、該ロッドを上記雌ネジ部に螺合して取付け、上記
    ロッドの雄ネジ部に螺合するロックナットでロックした
    ことを特徴とする請求項2記載の果実用採取具。
  4. 【請求項4】 上記フィンガ部のフィンガを拡開方向に
    付勢するバネ部材を設けたことを特徴とする請求項1,
    2または3記載の果実用採取具。
  5. 【請求項5】 上記フィンガ部のフィンガを拡開方向に
    付勢するバネ部材を設け、該バネ部材を、上記ロッドに
    巻付けられて支持される巻付部と、該巻付部から上記各
    フィンガに沿って延び該フィンガを拡開方向に押圧する
    バネ棒とから構成したことを特徴とする請求項2または
    3記載の果実用採取具。
  6. 【請求項6】 上記フィンガ部を、一対のフィンガを備
    えるように略V字状に折曲形成した細長板状のバネ材料
    で構成し、該バネ材料により該一対のフィンガ自身に該
    フィンガを拡開させる付勢力を付与したことを特徴とす
    る請求項1,2,3,4または5記載の果実用採取具。
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