JP3162158B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP3162158B2
JP3162158B2 JP07030392A JP7030392A JP3162158B2 JP 3162158 B2 JP3162158 B2 JP 3162158B2 JP 07030392 A JP07030392 A JP 07030392A JP 7030392 A JP7030392 A JP 7030392A JP 3162158 B2 JP3162158 B2 JP 3162158B2
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利夫 宮澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字,図形等の画像を
読取る光学的文字読取装置などの画像読取装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】原稿上に記された文字,図形等の画像を
読取り、読取った画像に対し処理対象,すなわち認識対
象となるべき領域を指定させ、この領域内の画像を認識
対象画像として切り出して、認識処理を行なう光学文字
読取装置(OCR)が知られている。このような領域の
指定の仕方として、従来では、テンキー,タブレットな
どによる座標の入力方式が提案されている(特開昭63
−86015)。ところで、この種の光学文字読取装置
において、切り出されるべき画像の領域をユーザが指定
する場合に、指定操作を誤まって、指定した領域が認識
対象となるべき画像を逸脱したり、あるいは指定した領
域の枠が認識対象となるべき画像の黒画素にかかったり
することがあり、このときには、領域が誤まって指定さ
れた旨を判断し、再度領域を指定する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、領域指定が正しくなされたか否かの上記判断は、ユ
ーザが目視により行なうようになっていたので、ユーザ
は、領域指定を行なう都度、指定した領域と読取画像と
の位置関係等を例えば表示画面上で見ることによって確
認しなければならないという問題があった。さらに、光
学文字読取装置では、読取画像を縮小して表示すること
が多いので、この縮小されて表示された状態で、指定領
域が読取画像に対して正しいものであるか否かを判断す
ることはユーザにとって容易ではなかった。
【0004】本発明は、領域が正しく指定されたか否か
の判断をユーザに負担をかけずに確実に行なうことの可
能な画像読取装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明では、入力手段により画像を読取
って入力した後、読取った画像に対して処理対象となる
べき領域を領域指定手段により指定する。この際、領域
判別手段は、領域指定手段により指定された領域が前記
入力手段で入力した読取画像の大きさを逸脱していると
き領域が正しく指定されていないと判断し、逸脱してい
る領域の部分を外して領域の再設定を行なう
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る画像読取装置の一実施例のブ
ロック図である。図1を参照すると、本実施例の画像読
取装置は、例えば所定の大きさの原稿に記された文字,
図形等のパターンを光学的に読取るための装置であっ
て、画像を読取って入力する入力部1と、読取画像に対
し処理対象(例えば認識対象)となるべき領域をユーザ
に指定させる領域指定部2と、指定された領域が正しい
ものであるか否かを判断する領域判別部3と、指定され
た領域が正しいものではないと判断されたときにユーザ
に警告を与える警告部4と、領域判別部3において指定
された領域が正しいものであると判断されたときに、領
域指定部2で指定された領域内の画像に対し所定の処理
(例えば認識処理)を行なう処理部6とを有している。
【0007】ここで、領域指定部2は、例えば、マウス
等のポインティングデバイスであって、読取画像がディ
スプレイ等の表示画面に表示される場合に、表示画面上
で対角座標をユーザがポイントすることにより、領域の
設定を行なうようになっている。また、領域判別部3
は、入力部1で読取られる原稿の領域(大きさ)を予め
記憶しておき、指定された領域がこの原稿の領域の大き
さを逸脱しているか否かを調べ、逸脱しているときに
は、指定された領域が正しいものではないと判断するよ
うになっている。領域判別部3は、また、指定された領
域の枠と同一位置の読取画像の階調値(濃淡値)を得
て、指定された領域の枠上に黒画素が存在するか否かを
識別し、黒画素が存在すると識別した場合には、指定さ
れた領域が正しいものではないと判断するようになって
いる。
【0008】また、警告部4は、例えば、ディスプレイ
の表示画面上に読取画像とともに指定された領域枠を表
示させ、指定領域枠を変化させたり、あるいは、指定領
域枠内の読取画像の状態を変化させることによって、ユ
ーザに警告を与えるようになっている。具体的には、指
定領域枠の色,輝度,あるいは太さを変化させたり、指
定領域枠を実線から波線,破線に変化させたり、点滅さ
せることなどによって、ユーザに知らせるようになって
いる。あるいは、指定領域枠内の読取画像の色,輝度を
変化させたり、枠内の読取画像を点滅させたりすること
などによって、ユーザに知らせるようになっている。
【0009】次にこのような構成の画像読取装置の動作
を図2のフローチャートを用いて説明する。なお、以下
では、簡単のため、画像読取装置が文字,図形等のパタ
ーン認識装置であるとして説明する。先づ、所定の大き
さの原稿に記された文字,図形等のパターンを入力部1
により画像として読取ると、この画像は読取画像として
バッファ(図示せず)に記憶され、また、例えばディス
プレイの表示画面に表示される(ステップS1)。ユー
ザは、表示画面に表示されている原稿の読取画像を見な
がら、読取画像のうちで認識対象となるべき領域を領域
指定部2により指定する(ステップS2)。この際、領
域判別部3では、指定された領域が正しいものであるか
否かを所定の基準に基づき判別する(ステップS3)。
この結果、指定された領域が正しいものであるときに
は、この領域内の画像を認識対象として画定し、上記バ
ッファからこの部分の画像データを取り出して認識処理
を行なう(ステップS5)。
【0010】これに対し、指定された領域が正しいもの
でないときには、ユーザに対して所定の警告を与える
(ステップS4)。この警告により、例えばユーザは、
領域を正しいものに指定し直すことができる。領域が正
しく指定されると、この領域内の画像を認識対象として
画定し、上記バッファからこの部分の画像データを取り
出して、認識処理を行なう(ステップS5)。
【0011】図3(a),(b)は正しくない領域の指
定の具体例を示す図である。図3(a)では、原稿の読
取画像の大きさの範囲,すなわち読取った原稿の領域の
大きさの範囲(座標(0,0)〜(Xmax,Ymax),図
中一点鎖線DCで示す)を逸脱した領域AR1(図中、
実線で示す)がユーザによって指定された場合が示され
ている。このときには、領域判別部3は、指定された領
域AR1が左端部分において原稿の読取画像の大きさの
範囲を逸脱していると判断し、警告部4にその旨通知す
るとともに、指定された領域AR1のうちで、読取画像
の大きさの範囲からはみ出した左端部分DAR1(図
中、斜線で示す)を対象外として扱う。すなわち、領域
AR1をCAR1(図中、破線で示す)のように左端が座
標“0”となるように自動的に指定し直し、これを表示
画面に再表示する。領域判別部3から通知を受けると、
警告部4では、領域AR1が正しく指定されたものでは
ない旨をユーザに警告する。これにより、ユーザは、表
示画面上で正しく指定し直された領域CAR1を確認す
ることができ、再指定された領域CAR1を確認した上
で、認識処理を行なわせることができる。なお、上記例
では、ユーザに警告を与えるとともに、領域を自動的に
指定し直したが、ユーザに警告を与え、ユーザに領域を
指定し直させることも可能である。また、これとは逆
に、ユーザに警告を与えずに、領域を自動的に指定し直
した後、指定し直した領域に基づきすぐに認識処理を行
なわせるようにすることも可能である。
【0012】また、図3(b)では、読取画像の黒画素
上(実際の文字,図形上)に枠が位置してしまうような
誤まった領域AR2がユーザによって指定された場合が
示されている。このときには、領域判別部3は、指定さ
れた領域AR2の枠上に黒画素が存在することを検知
し、指定された領域AR2が正しいものでない旨を警告
部4に通知する。警告部4ではこれをユーザに警告す
る。これにより、ユーザは、表示画面上で領域AR2
枠が黒画素上にあり、正しく指定されていないことを確
認することができ、領域AR2を正しく指定し直すこと
ができる。領域AR2が正しく指定し直されると、指定
し直された領域に基づき、認識処理を行なわせることが
できる
【0013】ところで、上記各例において、警告部4
は、前述のように、表示画面上で、指定領域枠の色,輝
度などを変化させたり、指定領域枠上の読取画像の階調
値(濃淡値)をさらに表示させたり、あるいは、指定領
域枠内の読取画像の色,輝度などを変化させることによ
り、領域が正しく指定されていない旨の警告をユーザに
与えることができる。図4(a)には、指定領域枠上の
読取画像の階調値を表示した例が示されている。なお、
図4(a)では、図3(b)における指定領域AR2
左枠LC,右枠RC,上枠UC,下枠BCに対応した階
調値が表示画面上において、左側,右側,上側,下側に
それぞれ表示され、これにより、ユーザは各階調値を見
ることによって指定領域のどの枠の部分において誤まっ
ているか(図4(a)の例では左枠LCの部分が誤まっ
ていること)を容易に知ることができる。また、図4
(b)には、指定領域枠内の読取画像(斜線部で示す)
を変化させる場合の例が示されている。このように、指
定された領域表示を変化させることによって、領域が正
しく指定されていないことをユーザに確実に知らせ、領
域を正しいものに容易に指定し直させることができる。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1乃至
載の発明によれば、入力手段により画像を読取って入力
した後、読取った画像に対して処理対象となるべき領域
を領域指定手段により指定するが、この際に、領域判別
手段では、領域指定手段により指定された領域が前記入
力手段で入力した読取画像の大きさを逸脱しているとき
領域が正しく指定されていないと判断し、逸脱している
領域の部分を外して領域の再設定を行なうようになって
いるので、領域指定手段により指定された領域が前記入
力手段で入力した読取画像の大きさを逸脱しているとき
にも、ユーザに負担をかけずに、領域の再設定を行なう
ことができる。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置の一実施例のブロッ
ク図である。
【図2】図1の画像読取装置の処理流れを示すフローチ
ャートである。
【図3】(a),(b)は正しくない領域の指定の具体
例を示す図である。
【図4】(a),(b)は警告部4における警告表示の
具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 領域指定部 3 領域判別部 4 警告部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を読取って入力する入力手段と、読
    取った画像に対して処理対象となるべき領域を指定する
    領域指定手段と、領域指定手段により指定された領域が
    前記入力手段で入力した読取画像の大きさを逸脱してい
    るとき領域が正しく指定されていないと判断する領域判
    別手段とを備えており、前記領域判別手段は、逸脱して
    いる領域の部分を外して領域の再設定を行なうようにな
    っていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像読取装置において、
    前記領域指定手段は、読取った画像に対して処理対象と
    なるべき領域をユーザに指定させ、前記領域判別手段
    は、ユーザが領域を正しく指定したか否かを判断するよ
    うになっていることを特徴とする画像読取装置。
JP07030392A 1992-02-20 1992-02-20 画像読取装置 Expired - Lifetime JP3162158B2 (ja)

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JP6999511B2 (ja) * 2018-07-02 2022-01-18 東芝テック株式会社 原稿読取装置及び原稿読取方法
JP7150809B2 (ja) * 2020-12-28 2022-10-11 有限責任監査法人トーマツ 多モデル深層学習による文書のデジタル化アーキテクチャ、文書画像処理プログラム

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