JP3161702U - ロープ敷設器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】滑車の通路とされる水平に張り渡したロープの敷設の作業を容易にしたロープ敷設器具を提供する。【解決手段】ロープ敷設器具1の基部2は左右端においてU字状に上方に開放されたロープの受け口3と、左右端の受け口3から中央に向けて下方に連続したロープの案内溝4が設けられている。基部2の背面を通して頭頂部5が設けられている。頭頂部5は、左右に渡り上辺が水平でかつ案内溝4の中央に向けて突出した部分5aを有している。受け口3にロープが収容された際に、ロープから頭頂部5の上辺へ連続するように、左右端の受け口3が位置決めされている。頭頂部5の突出した部分5aは、張力の掛けられたロープの抵抗となり、ロープを固定する。【選択図】図1

Description

本考案は、農業用ハウスや温室などの園芸施設内に敷設される施設園芸に適したロープ敷設器具に関する。
農作物や植物の育成に使用される温室は、暖房効率の向上や出荷時期の調整のために、さらに内部をカーテンにより再区画することが行われている。例えば、特許文献1においては、シート状のカーテン部材を鉛直方向に並設することで、両カーテン部材間に空気層による断熱層を形成させている。この文献によれば、柱間を一つの区切りとしてカーテン部際を配置している。また、特許文献2によれば、ワイヤーを張り渡して、滑車がその上を移動することにより、滑車の下部に吊り下げられたカーテンを開閉する技術が記載されている。
特開2006−325401号公報 特開平9−56266号公報 実開平4−45173号 特開2000−177582号公報
特許文献1及び特許文献2の技術においては、ワイヤーを張り渡した範囲において、小規模な閉区画を温室内に敷設することができる。柱が多く何スパンに渡る大型の温室内に、何スパンに渡るビニールハウス(以降、内設ビニールハウスと称する)を敷設しようとすると、張り渡すワイヤーが自重により垂れ下がってしまうため、幾つかに分割して敷設しなければならない。
一方、技術の分野は異なるが、スキー場に敷設されたリフトにおいては、曳索ワイヤーに支持された座席が支障なく滑車を通過できるように、曳索ワイヤーを固定する握索機が検討されている。例えば、特許文献3には、滑車が円滑に通過するようにロープからなだらかに線を繋いで曳索ワイヤーを固定する握索機が開示されている(図4参照)。
また、特許文献4には、曳索ワイヤーを固定する際に、曲面を持たせて握らせ、曲面の中央から端部に向かって把持力を低下させている技術が開示されている。
本考案は、水平に敷設したロープ又はワイヤー(以下、ロープと総称する)を途中で支えて、滑車が通過できるようにし、且つ敷設の作業を容易にしたロープ敷設器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案は、左右端においてU字状に上方に開放されたロープの受け口と、前記左右端から中央に向けて下方に連続したロープの案内溝が設けられた基底部を有し、前記基底部の背面から上方に向けて伸延され、左右に渡り上辺が水平でかつ前記案内溝の中央に向けて突出した頭頂部とを有し、かつ前記頭頂部の断面は収容すべきロープの上側となる一部断面の形状と相似であって、前記案内溝にロープが収容された際に、ロープから前記頭頂部の上辺へ連続するように、前記左右端の受け口が位置決めされていることを特徴とする。
本考案に係るロープ敷設器具によれば、ロープ敷設器具を配置し、ロープを設定していくだけで簡単に敷設ができ、張りめぐらしたロープ上に滑車を滑らせて、ビニールシートの開閉が可能な内設ビニールハウスを簡単に敷設することができるという効果を有する。
ロープ敷設器具の正面図、左側面図である。 ロープ敷設器具の平面図である。 ロープ敷設器具にロープを敷設した状態を示した図である。 内設ビニールハウスを示した図である。 ロープの敷設状況を示した図である。 他の実施例を示した図である。 他の実施例を示した図である。
以下、実施例により本考案に係るロープ敷設器具1を詳細に説明する。
図1A、Bはロープ敷設器具1の正面図及び左側面図を示している。図2は平面図である。ロープ敷設器具1は金属製の金具であって、基部2と頭頂部5と首部6とから構成されている。
基部2は、左右端においてU字状に上方に開放されたロープの受け口3と、左右端の受け口3から中央に向けて下方に連続したロープの案内溝4が設けられており、ロープの受け口3は、U字状に底から前後に立ち上がる壁部2a、2bを有している。壁部2a、2bの高さは、受け口3により受けられたロープ上を滑車20(図3)が通過する際に、支障の無い高さに設定するが、本実施例ではロープの直径と同じかそれよりも小さく設定されている。
基部2の背面から上方に向けて案内溝4の壁が伸延されており、頭頂部5に連続している。頭頂部5は、左右に渡り上辺が水平でかつ案内溝4の中央に向けて突出した部分5aを有している。頭頂部5の上辺は、ロープ敷設器具1の外側に伸張されたロープの上辺の高さと同じとなるように設定され、かつ頭頂部5の前後の断面は収容すべきロープの上側となる一部断面の形状と相似であって、ロープを案内路とする滑車20を支障なく通過させる形状となっている。また、受け口3にロープが収容された際に、ロープから頭頂部5の上辺へ連続するように、左右端の受け口3が位置決めされている。これにより、ロープ3上を滑車20(図3)が通過する際に、滑車20がロープwから頭頂部5へ連続して通過できるようにしている。尚、滑車20は、ロープwに懸架できるように、U字状の溝が周囲に設けられている。
頭頂部5の突出した部分5aと受け口3の底となる部分3aの高さとの差をL1とすると、L1は収容すべきロープの直径よりも小さくしている。これは、張力の掛けられたロープwの抵抗とするものである。一方、頭頂部5の突出した部分5aの高さと案内溝4の底部2cの高さの差L2は、ロープの直径と同じか、それよりも大きくしてある。これは、ロープwの直径よりも大きくするのは、ロープwをロープ敷設器具1に設定する際の作業容易性を図ったものである。基部2及び頭頂部5は、軸線Gを中心に左右対称であり、軸線Gは頭頂部5の上辺5bに対して垂直となっている。
基部2から下方に幅を細くして連続する首部6は、軸線Gから案内溝4側において後ろ側の位置に延長して上に伸びており、再度、軸線Gの延長上に戻る形状をしている。軸線Gの延長上に戻った位置においてスイベル7が設けられ、ロープ敷設器具1が軸線Gを中心に回転できるようにしている。スイベル7の上には、温室に取り付けるためのアジャスタ8が付けられる。図示においてアジャスタ8は、リング又は外れ止めフックの一部をしめしており、梁ロープまたはロートに通すか、引っ掛ける或いは柱pi(図4)から延長される天井梁から吊り下げられる。
スイベル7を設けているのは、ロープ敷設器具1を張り巡らすべきロープの設置線上の角度に厳密に位置付ける必要を無くすためである。これは、ロープ敷設器具1を吊り下げて設置する場合に優位である。また、首部6が軸線Gより後退しているのは、滑車20及び滑車20に懸架された部材が衝突しないようにするためである。また、案内溝4が首部6が後退した側に設けられるのは、ロープwの脱落の際に、首部6に引掛けることができるためである。
図4は、ロープ敷設器具1を用いてロープを敷設した状況を示している。図の例は、温室g内において、植物を育成するために設けられた内設ビニールハウスhである。温室gは、何本の柱piに支えられた何スパンもある大型の温室であり、内設ビニールハウスhは、エネルギー効率を考慮して狭い空間に温室gを区画するものである。温室gの左右側壁の対向する柱pi間には、梁ロープmが張られており、これに直交するようにロープwが張られる。ロープ敷設器具1は、梁ロープmとロープwの直交する位置に設定される。内設ビニールハウスhは、中に人間が入れない狭い空間であるため、肥料を散布する際や出荷の際には、ビニールシートbを剥ぐ必要がある。本実施例では、ビニールシートbを容易に移動できる内設ビニールハウスhを簡易に設定できる。
図5に取り付けの手順を示す図である。ロープ敷設器具1は、ロープwを敷設する経路にロープ敷設器具1を設置する。次に、ロープwの両端を別途用意したタンパックル等の固定具fにより温室内に固定する。この際、設置されたロープ敷設器具1にロープwを取り付けられる緩さとする。
ロープwは、固定具fで緊張されている範囲で張られているので、ロープ敷設器具1の方をロープwに合せるように案内溝4からあてがうように傾けながら導入する。
取り付け順は、ロープwの長さ中心付近から端に向けて1つずつ左右交互に取り付けていくのが望ましい。これは、ロープ敷設器具1を吊り下げる梁ロープmとロープwが直交しているため、ロープwを最終的に固定具fで緊張させた場合に出来るだけ鉛直下に設定したいからである。
各ロープ敷設器具1にロープwを設定した後、ロープwの両端の固定具fにより、ロープwを緊張させる。張力が加わると、各ロープ敷設器具1において、頭頂部5の抵抗によりロープwが固定されて、隣同士のロープ敷設器具1で滑車20やその懸架物の荷重を支えることができる。
このように、ロープ敷設器具1を配置し、ロープを設定していくだけで簡単に敷設ができる。図4は、このようにして敷設されたロープwを示している。ロープ敷設器具1は、柱pi間に張られた梁ロープm又はロットから吊り下げられる。温室g内に4列の内設ビニールハウスhを張る場合には、各ロープmに4つずつロープ敷設器具1を吊り下げる(図4B)。尚、図において、ロープ敷設器具1は模式的に示してある。
ロープ敷設器具1の頭頂部5は、水平に引張されたロープw(ロープwは自重により若干は弓状となっている)から滑らかに連続する面を有することになるため、ロープw上を滑車20が移動できる。図4に示すように、滑車20からはアーチ状のリムrが紐sにより吊り下げられている。リムrにはビニールシートbが被さられて、内設ビニールハウスhを形成している。ビニールシートbを移動すると、滑車20がロープw上或いは、ロープ敷設器具1の頭頂部5上を移動して、内設ビニールハウスhの伸張・縮小が可能となる。
本実施例によれば、ロープw上の滑車20を移動させることにより、何スパンにも渡る大型な内設ビニールハウスhを移動させることができる。大型な内設ビニールハウスhの場合、カーテンレールを用いて敷設することが行われているが、カーテンレールが高価なこと、また一度設置すると、商品植物の変更により、温室内での内設ビニールハウスを移設することが必要になった場合は多大の作業を要している。これに対して、本実施例によればロープ敷設器具1を配置して行くだけで、移設を簡単に行うことができる。
上記実施例においては、首部6の軸線Gの延長上にスイベルを介してアジャスタ8をとりつけられたが、図6に示すロープ敷設器具100のように、スイベルを介さずに、直接温室内の柱等の構造物への取付け用のアジャスタ9を取り付けても良い。本実施例においては、首部6を省略してアジャスタ9に基部2を固定している。
図7に、他の実施例に係るロープ敷設器具200である。このロープ敷設器具200は、頭頂部5が水平面内において湾曲している。湾曲の方向は、案内溝4が湾曲の外周側にくるようにする。ロープwが張力を受けるに他の構成はロープ敷設器具1と同じであり、同一の引用符号が付してある。図の実施例においては、首部6は湾曲の外周側に配置されている。また、図4で示した実施例ではロープ敷設器具1に取り付けるアジャスタ8として梁ロープmに通して設定するものを利用したが、本実施例においては温室の構造物(例えば、柱や梁等)に直接固定するアジャスタを用いる。また、このときスイベル7を介さずに首部6を直接固定するアジャスタを用いるのが良い。尚、本実施例の首部6の位置は、破線で示す首部6'のように首部を内周側に配置でも良い。ロープ敷設器具200を用いることにより、w’の位置に進展すべきロープwの展開方向を、首部6を内周側に湾曲により獲られた角度θだけ変えることが可能になる。
1 ロープ敷設器具
2 基底部
3 受け口
4 案内溝
5 頭頂部
6 首部

Claims (2)

  1. 左右端においてU字状に上方に開放されたロープの受け口と、前記左右端から中央に向けて下方に連続したロープの案内溝が設けられた基部を有し、前記基部の背面から上方に向けて伸延され、左右に渡り上辺が水平でかつ前記案内溝の中央に向けて突出した頭頂部とを有し、かつ前記頭頂部の断面は収容すべきロープの上側となる一部断面の形状と相似であって、前記案内溝にロープが収容された際に、ロープから前記頭頂部の上辺へ連続するように、前記左右端の受け口が位置決めされていることを特徴とするロープ敷設器具。
  2. 請求項1において、頭頂部が水平面内において湾曲しており、ロープの展開方向を変更することを特徴とするロープ敷設器具。
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