JP3161697U - トレンカ - Google Patents
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Abstract
【課題】下半身を適度に締め付けることで、股関節や膝の不安定な動きを抑え、快適歩行をサポートすることができ、これにより自分の身体の正しい姿勢およびバランスの心地よさを着用者に意識させることができるトレンカを提供する。【解決手段】着用状態において伸縮性を有するベース生地領域20の圧力よりも強い圧力を装着部分に対して部分的に加える着圧領域30として、仙骨を固定するとともに股関節に外旋をかけてヒップを寄せるための第1サポート領域と、ヒップを上方に持ち上げるための第2サポート領域32と、少なくとも大腿に圧力を加えるための第3サポート領域33と、少なくとも内股に圧力を加えるための第4サポート領域34とを設ける。また、下レッグ部13を外側または内側にねじって下腿に装着することにより、上記着圧領域30がふくらはぎに圧力およびねじり力を加えるようにする。【選択図】図1
Description
本考案は、下半身(腰から足までの部分)を適度に締め付けることで、股関節や膝の不安定な動きを抑え、快適歩行をサポートするトレンカに関する。
従来、下腿および足に圧力を加えるソックスとして、特許文献1のものが提案されている。特許文献1のソックスは、口ゴム部と前面の脛側及び後面の脹ら脛側からなるレッグ部と足首部と踵部と土踏まず部位を含むフート部とからなる着圧ハイソックスにおいて、少なくともレッグ部と足首部と土踏まず部位を含むフート部に表糸に紡績糸、裏糸にフィラメント・ツイスト・ヤーンを使用するとともに弾性糸からなる挿入糸を挿通して編成し、爪先部と踵部に前記表糸と裏糸に補強糸を挿入して編成し、前記レッグ部を上部から下部に順次編目長を短く編成するとともに、前記脛側の編目長を長く前記膨ら脛側の編目長を短くし、前記挿入糸の供給量を前記レッグ部の上部から下部に順次減少して編成したことを特徴としている(請求項1)。
特許文献1のソックスは、レッグ部は膨ら脛側を主体に加圧し、そして土踏まず部位を含めて足首部を強圧にし、レッグ部の下部から上部へ着圧を段階的に減少させて総合的な静脈血流の流れを良くするようにし、この圧迫力による刺激で足の疲労回復を早めるようにしたものである(段落0007)。
また、特許文献1のソックスと同様に、下半身に圧力を加えることのできるタイツあるいはトレンカもある。
人間の正しい姿勢は、人間の見た目を美しくするだけでなく、身体の最良のパフォーマンスを引き出し、健康までも作り出す。したがって、自分の身体の正しい姿勢およびバランスの心地よさを意識することは重要である。
しかし、従来のトレンカは、特許文献1のソックスと同様に、自分の身体の正しい姿勢およびバランスの心地よさを意識させるものではなかった。
本考案は、上述した事情に鑑みてなされたもので、下半身を適度に締め付けることで、股関節や膝の不安定な動きを抑え、快適歩行をサポートすることができ、これにより自分の身体の正しい姿勢およびバランスの心地よさを着用者に意識させることができるトレンカを提供することを目的とする。
本考案は、前記目的を達成するため、腰から股に装着されるパンツ部と、左右1対の大腿のそれぞれに装着される上レッグ部と、左右1対の下腿のそれぞれに装着される下レッグ部と、足先と踵が露出するように左右1対の足のそれぞれの土踏まずの部分に引っ掛けて装着されるフット部とを有しているとともに、着用状態において伸縮性を有するベース生地領域の圧力よりも強い圧力を装着部分に対して部分的に加える着圧領域が設けられているトレンカであって、
前記着圧領域は、仙骨を固定するとともに股関節に外旋をかけてヒップを寄せるための第1サポート領域と、ヒップを上方に持ち上げるための第2サポート領域と、少なくとも大腿に圧力を加えるための第3サポート領域と、少なくとも内股に圧力を加えるための第4サポート領域とを有することを特徴とするトレンカを提供する。
前記着圧領域は、仙骨を固定するとともに股関節に外旋をかけてヒップを寄せるための第1サポート領域と、ヒップを上方に持ち上げるための第2サポート領域と、少なくとも大腿に圧力を加えるための第3サポート領域と、少なくとも内股に圧力を加えるための第4サポート領域とを有することを特徴とするトレンカを提供する。
本考案において、上記第1サポート領域は、パンツ部の後面上端とパンツ部の股部との間に設けられ、第2サポート領域は、パンツ部の股部からパンツ部のヒップ部の下端およびパンツ部のヒップ部の側面をこの順に介してパンツ部の前面上端に至る領域に設けられ、第3サポート領域は、パンツ部の股部から上レッグ部12の後面を通り上レッグ部の外側および下レッグ部の外側をこの順に介してフット部の下端に至る領域に設けられ、第4サポート領域は、パンツ部の股部から上レッグ部の内側および下レッグ部の内側をこの順に介してフット部の下端に至る領域に設けられている構成とすることができる。これにより、股関節や膝の不安定な動きをより効果的に抑え、快適歩行をより効果的にサポートすることができる。
本考案において、上記第1サポート領域は、パンツ部のヒップ部のトップ部を避けるように、パンツ部の後面上端の中央部分とヒップ部のトップ部の内側を介してパンツ部の股部との間に設けられた略逆三角形状のものとすることができる。これにより、第1サポート領域によって、仙骨をさらに効果的に固定し、股関節にさらに効果的に外旋をかけるとともに、ヒップをさらに効果的に寄せることができる。
本考案において、下レッグ部を外側または内側にねじって下腿に装着することにより、第3および第4サポート領域のうちの下レッグ部に形成されている部位がふくらはぎに圧力およびねじり力を加える構成とすることができる。これにより、第3および第4サポート領域のうちの下レッグ部に形成されている部位によって、ふくらはぎに圧力およびねじり力を効果的に加えることができる。
本考案において、下レッグ部は、内側に半回転または1回転ねじって下腿に装着するものであることが適当である。これにより、第3および第4サポート領域のうちの下レッグ部に形成されている部位によって、ふくらはぎに圧力およびねじり力をさらに効果的に加えることができる。また、着用者の足がX脚の場合には、下レッグ部を内側に半回転ねじって下腿に装着することで、X脚の着用者の足を正しい方向にサポートすることができ、下レッグ部を内側に1回転ねじって下腿に装着することで、O脚の着用者の足を正しい方向にサポートすることができる。したがって、足のバランスを効果的に整えることができる。
本考案において、フット部の前端または後端に、下レッグ部のねじりの有無および回数を確認するための回旋用マークが設けられている構成とすることができる。これにより、着用者が下レッグ部および回旋用マークの位置を視認するという簡単な方法で、下レッグ部のねじりの有無および回数を容易に確認することできる。
本考案において、上レッグ部と下レッグ部との境界部分の後面で第3および第4サポート領域の両者を結ぶ領域に、膝裏に圧力を加える第5サポート領域が設けられている構成とすることができる。これにより、膝裏の位置を固定し、着用状態において膝が後側に移動するのを防止することができる。また、下レッグ部をねじる場合には、ねじり領域をほぼ下レッグ部のみに抑えることができる。
本考案のトレンカは、下半身を適度に締め付けることで、股関節や膝の不安定な動きを抑え、快適歩行をサポートすることができ、これにより自分の身体の正しい姿勢およびバランスの心地よさを意識させることができる。また、下レッグ部をねじることで、回旋効果により歩行しやすく筋肉を補助することができる。
以下、本考案につき図面を参照してさらに詳しく説明する。図1〜図4は本考案に係るトレンカの一実施形態を示すもので、図1は着用状態における正面図、図2は図1の側面図、図3は図1の背面図、図4は下レッグ部ねじり後の正面図である。また、図4の左側に示す右足の下レッグ部は内側に半回転ねじって着用した状態を示し、図4の左側に示す右足の下レッグ部は内側に1回転ねじって着用した状態を示してある。
本例のトレンカ10は、着用者の下半身(腰から足までの部分)に装着されるものであり、腰から股に装着されるパンツ部11と、左右1対の大腿のそれぞれに装着される上レッグ部12と、左右1対の下腿のそれぞれに装着される下レッグ部13と、足先と踵が露出するように左右1対の足のそれぞれの土踏まずの部分に引っ掛けて(足を通すように)装着されるフット部14とを有している。また、パンツ部11の上端には、履き口となるウエスト部11aが一体に形成されている。なお、本例のトレンカ10は、従来と同様に、左右対称に形成されているものである。また、左右対称の部分については、一方のみに符号を付し、他方の符号は省略してある。
本例のトレンカ10は、伸縮性を有するベース生地領域20と、図1〜図4にハッチングして示す着圧領域30とを有している。着圧領域30は、着用状態においてベース生地領域20の圧力(締め付け力)よりも強い圧力を装着部分に対して部分的、すなわち着圧領域30を装着した部分に加えるもので、材質や縫製方法の選択によって着圧力を調整することができる。なお、ベース生地領域20の材質は適宜選択することができる。
本例の着圧領域30は、第1〜第5サポート領域31、32、33、34、35の5つの着圧領域30(符号30は、第1〜第5サポート領域31、32、33、34、35を総称する。)を有している。なお、図中第1〜第5サポート領域31、32、33、34、35の境界を示す破線は、仮想的なものであり、実際には連続する部位である。また、本例のトレンカ10において、第1サポート領域31を図3にクロスハッチング領域にて示し、第2サポート領域32を図1〜図3に右斜め上から左斜め下に向かう左下がり斜線領域にて示し、第3サポート領域33を図1〜図3に左斜め上から右斜め下に向かう右下がり斜線領域にて示し、第4サポート領域34を図1、図3に左右方向に沿った横線領域にて示し、第5サポート領域33を図3に上下方向に沿った縦線領域にて示してある。
前記第1サポート領域31は、仙骨を固定するとともに股関節に外旋をかけてヒップを寄せるためのものであり、パンツ部11の後面上端とパンツ部11の股部11b(クロッチ部)との間に設けられている。また、本例の第1サポート領域31は、パンツ部11のヒップ部11cのトップ部11caを避けるように、パンツ部11の後面上端の中央部分とヒップ部11cのトップ部11caの内側を介してパンツ部11の股部11bとの間に全体として略逆三角形状をなすように形成されている(図3)。
前記第2サポート領域32は、ヒップを上方に持ち上げる、すなわち、ヒップのトップを上方に持ち上げるヒップアップをするためのものであり、パンツ部11の股部11bからパンツ部11のヒップ部11cの下端およびパンツ部11のヒップ部11cの側面をこの順に介してパンツ部11の前面上端に至る領域に設けられている。また、本例の第2サポート領域32は、パンツ部11のヒップ部11cのトップ部11caを避けるように配設されている。すなわち、本例の第2サポート領域32は、パンツ部11の股部11bとパンツ部11の側面下端とパンツ部11の側面中央部とを結ぶ後面領域32rと、この後面領域32rに連続するように、パンツ部11の側面下端とパンツ部11の側面上端とこの側面上端に隣位するパンツ部11の前面上端の中央部近傍とを結ぶ前面領域32fとを備えている。なお、本例において、後面領域32rは、ヒップと大腿後部との境界線(臀溝)をサポートすることにより、ヒップを下方から支持してヒップのトップをさらに効果的に持ち上げることができるようになっている。
前記第3サポート領域33は、少なくとも大腿(大臀筋)に圧力を加えるためのものであり、パンツ部11の股部11bから上レッグ部12の後面を通り上レッグ部12の外側および下レッグ部13の外側をこの順に介してフット部14の下端に至る領域に設けられている。また、本例の第3サポート領域33は、全体としてほぼ帯状をなすように形成されている。
前記第4サポート領域34は、少なくとも内股(内転筋)に圧力を加えるためのものであり、パンツ部11の股部11bから上レッグ部12の内側および下レッグ部13の内側をこの順に介してフット部14の下端に至る領域に設けられている。また、本例の第4サポート領域34は、全体としてほぼ帯状をなすように形成されている。
前記第5サポート領域35は、膝裏に圧力を加えるためのものであり、上レッグ部12と下レッグ部13との境界部分の後面(膝裏)で第3および第4サポート領域33、34の両者を結ぶ領域に設けられている。また、本例の第5サポート領域35は、全体としてほぼ帯状をなすよう形成されている。さらに、本例の第5サポート領域35は、下レッグ部13にねじり(回旋)をかける場合、ねじり領域をほぼ下レッグ部13のみに抑えるようにすることができる。
前記第1、第2、第3および第4サポート領域31、32、33、34の4者の一端は、パンツ部11の股部11bで接続されており、第3および第4サポート領域33、34の両者の他端は、フット部14の下端で接続されている。そして、このような構成を採用したことにより、全ての着圧領域30をベース生地領域20と容易かつ確実に一体化することができるようになっている。
本例の第1、第2、第3、第4および第5サポート領域31、32、33、34、35のそれぞれの着圧力は同一にされている。なお、第1、第2、第3、第4および第5サポート領域31、32、33、34、35のそれぞれの着圧力を異なるものとすることができる。この場合の着圧力は、ベース生地領域20の圧力を除く最大5種類となる。
本例のトレンカ10において、フット部14の後端には、下レッグ部13のねじり(回旋)の有無およびその回数(回転数)を確認するための回旋用マーク40が設けられている。本例の回旋用マーク40は、ベース生地領域20および着圧領域30と異なる色彩の糸(アクセントカラー糸)により、フット部14の後端縁の近傍に同心円をなす3本の環状線を設けることにより形成されている(図2、図3に1本のみ誇張して図示してある。)。なお、回旋用マーク40は、フット部14の前端縁近傍に設けてもよい。また、回旋用マーク40の形状および色は、適宜選択することができる。
本例のトレンカ10は、下半身を適度に締め付けることで、股関節や膝の不安定な動きを抑え、快適歩行をサポートすることができ、これにより自分の身体の正しい姿勢およびバランスの心地よさを意識させることができる。
本例のトレンカ10は、下レッグ部13を外側または内側、より好ましくは図4の左側に示す足(右足)において矢印Aにて示す内側に半回転(180°)、または、図4の右側に示す左足において矢印Bにて示す内側に1回転(360°)ねじって下腿に装着することができるもので、これにより第3および第4サポート領域33、34のうちの下レッグ部13に形成されている部位、すなわち下腿への装着部分がふくらはぎに圧力およびねじり力を加えるものである。この場合、図1〜図3に示したようにトレンカ10を履いた後に、図4に示したように下レッグ部13をねじってもよく、下レッグ部13をねじりながらトレンカ10を履いてもよい。このように下腿を適度に締め付けることで足元の不安定さを抑えるとともに、回旋効果により歩行しやすく筋肉を補助することができ、これにより自分の身体の正しい姿勢およびバランスの心地よさを意識させることができる。
より詳しくは、本例のトレンカ10は、下記の効果を奏する。
(1)第1サポート領域31による効果
・第1サポート領域31がヒップの後面上部から股にわたる領域に圧力をかけることにより、仙骨の真上に対応する位置に圧力をかけることができるので、仙骨を固定することができる。
・第1サポート領域31がヒップの後面上部から股にわたる領域に圧力をかけることにより、図3の矢印F1に示す方向の力を発生させて、股関節に外旋をかけることができる。この外旋により、ヒップを寄せることができるので、骨盤の歪みを整え、ヒップを要とした姿勢に安定させることができる。
・第1サポート領域31がヒップの後面上部から股にわたる領域に圧力をかけることにより、股関節に外旋をかけることで、下腹を押さえることができるので、前屈みを補正して、お腹周りを引き締めることができる。すなわち、ぽっこりお腹をすっきりさせることができる。
・第1サポート領域31がヒップの上部の後面上部から股にわたる領域に圧力をかけることにより、股関節に外旋をかけることで、ヒップアップにも寄与する。
・第1サポート領域31がヒップの後面上部から股にわたる領域に圧力をかけることにより、仙骨の真上に対応する位置に圧力をかけることができるので、仙骨を固定することができる。
・第1サポート領域31がヒップの後面上部から股にわたる領域に圧力をかけることにより、図3の矢印F1に示す方向の力を発生させて、股関節に外旋をかけることができる。この外旋により、ヒップを寄せることができるので、骨盤の歪みを整え、ヒップを要とした姿勢に安定させることができる。
・第1サポート領域31がヒップの後面上部から股にわたる領域に圧力をかけることにより、股関節に外旋をかけることで、下腹を押さえることができるので、前屈みを補正して、お腹周りを引き締めることができる。すなわち、ぽっこりお腹をすっきりさせることができる。
・第1サポート領域31がヒップの上部の後面上部から股にわたる領域に圧力をかけることにより、股関節に外旋をかけることで、ヒップアップにも寄与する。
(2)第2サポート領域32による効果
・第2サポート領域32が股から腰の前面上端に至る領域に圧力をかけることにより、図3の矢印F2に示す方向の力を発生させて、ヒップを上方に持ち上げる、すなわち、ヒップのトップを上方に持ち上げることができるので、ヒップアップ効果を確実に得ることができる。
・第2サポート領域32が股から腰の前面上端に至る領域に圧力をかけることにより、図3の矢印F2に示す方向の力を発生させて、ヒップを上方に持ち上げる、すなわち、ヒップのトップを上方に持ち上げることができるので、ヒップアップ効果を確実に得ることができる。
(3)第3サポート領域33による効果
・第3サポート領域33が大腿に圧力をかけることにより、股関節の伸展(特に屈曲位から)、外旋を行う大臀筋への意識アップを促し、動きやすくさせることができる。
・第3サポート領域33が大腿に圧力をかけることにより、ヒップのたるみを防ぐこともできる。
・第3サポート領域33が大腿に圧力をかけることにより、股関節の伸展(特に屈曲位から)、外旋を行う大臀筋への意識アップを促し、動きやすくさせることができる。
・第3サポート領域33が大腿に圧力をかけることにより、ヒップのたるみを防ぐこともできる。
(4)第4サポート領域34による効果
・第4サポート領域34が少なくとも内股(内転筋)に圧力をかけることにより、内転筋への意識アップを促し、動きやすくさせることができる。
・第4サポート領域34が内股に圧力をかけることにより、ヒップのたるみを防ぐこともできる。
・第4サポート領域34が内股に圧力をかけることにより、内転筋に圧力をかけることができるので、O脚の原因になるといわれている内転筋の衰えを補助することができる。
・第4サポート領域34が少なくとも内股(内転筋)に圧力をかけることにより、内転筋への意識アップを促し、動きやすくさせることができる。
・第4サポート領域34が内股に圧力をかけることにより、ヒップのたるみを防ぐこともできる。
・第4サポート領域34が内股に圧力をかけることにより、内転筋に圧力をかけることができるので、O脚の原因になるといわれている内転筋の衰えを補助することができる。
(5)下レッグ部13を内側にねじって装着することによる効果
・第3および第4サポート領域33、34が足首から膝にかけて内側にねじりをかけることにより、第3および第4サポート領域33、34が歩くたびにふくらはぎを心地よく刺激し、下腿の血液ポンピング作用を促進させる。
・第3および第4サポート領域33、34が足首から膝にかけて内側にねじりをかけることにより、正しいバランス歩行を可能にする。
・第3および第4サポート領域33、34が足首から膝にかけて内側にねじりをかけることにより、ふくらはぎのたるみをなくし、ふくらはぎをしっかりとサポートする。
・下レッグ部13のねじりを、0回転(ねじり無し)、半回転、1回転から選択することができるので、着用者の体調に合わせてふくらはぎを締め付ける力のレベルを調整(回旋レベル調整)することができる。
・下レッグ部13のねじりを、半回転とすることにより、X脚の着用者の両膝間の間隔を狭めることができるので、X脚の着用者の足を正しい方向にサポートすることができるとともに、すらっとした脚を作ることができる。
・下レッグ部13のねじりを、1回転とすることにより、O脚の着用者の両踝間の間隔を狭めることができるので、O脚の着用者の足を正しい方向にサポートすることができるとともに、すらっとした脚を作ることができる。
・第3および第4サポート領域33、34が足首から膝にかけて内側にねじりをかけることにより、第3および第4サポート領域33、34が歩くたびにふくらはぎを心地よく刺激し、下腿の血液ポンピング作用を促進させる。
・第3および第4サポート領域33、34が足首から膝にかけて内側にねじりをかけることにより、正しいバランス歩行を可能にする。
・第3および第4サポート領域33、34が足首から膝にかけて内側にねじりをかけることにより、ふくらはぎのたるみをなくし、ふくらはぎをしっかりとサポートする。
・下レッグ部13のねじりを、0回転(ねじり無し)、半回転、1回転から選択することができるので、着用者の体調に合わせてふくらはぎを締め付ける力のレベルを調整(回旋レベル調整)することができる。
・下レッグ部13のねじりを、半回転とすることにより、X脚の着用者の両膝間の間隔を狭めることができるので、X脚の着用者の足を正しい方向にサポートすることができるとともに、すらっとした脚を作ることができる。
・下レッグ部13のねじりを、1回転とすることにより、O脚の着用者の両踝間の間隔を狭めることができるので、O脚の着用者の足を正しい方向にサポートすることができるとともに、すらっとした脚を作ることができる。
(7)回旋用マーク40による効果
・着用者が下レッグ部13および回旋用マーク40の有無および位置を視認するという簡単な方法で、下レッグ部13のねじりの有無および回数を容易に確認することができる。本例のトレンカ10において、回旋用マーク40は、下レッグ部13を0回転(ねじりなし)および1回転させたときに後側に存在し、下レッグ部13を半回転させたときに前側に存在する。
・着用者が下レッグ部13および回旋用マーク40の有無および位置を視認するという簡単な方法で、下レッグ部13のねじりの有無および回数を容易に確認することができる。本例のトレンカ10において、回旋用マーク40は、下レッグ部13を0回転(ねじりなし)および1回転させたときに後側に存在し、下レッグ部13を半回転させたときに前側に存在する。
(8)第5サポート領域35による効果
・第5サポート領域35が膝裏の内外を結ぶように圧力をかけることにより、膝裏の位置を固定し、着用状態において膝が後側に移動するのを防止することができる。
・第5サポート領域35が膝裏の内外を結ぶように圧力をかけることにより、下レッグ部13にねじり圧力をかける場合、ねじり領域をほぼ下レッグ部12のみに抑えることができる。すなわち、ねじり領域の上端を上レッグ部12と下レッグ部13の境界部分に制限して、ねじりの上端の起点を膝裏の位置に規制することができる。なお、下レッグ部13にねじりをかける場合、第5サポート領域35、詳しくは下レッグ部13の上端も内側に多少移動するが、この移動は実用上なんら問題のないものであり、実質的には、下レッグ部13のみをねじることになる。
・第5サポート領域35が膝裏の内外を結ぶように圧力をかけることにより、膝裏の位置を固定し、着用状態において膝が後側に移動するのを防止することができる。
・第5サポート領域35が膝裏の内外を結ぶように圧力をかけることにより、下レッグ部13にねじり圧力をかける場合、ねじり領域をほぼ下レッグ部12のみに抑えることができる。すなわち、ねじり領域の上端を上レッグ部12と下レッグ部13の境界部分に制限して、ねじりの上端の起点を膝裏の位置に規制することができる。なお、下レッグ部13にねじりをかける場合、第5サポート領域35、詳しくは下レッグ部13の上端も内側に多少移動するが、この移動は実用上なんら問題のないものであり、実質的には、下レッグ部13のみをねじることになる。
本考案のトレンカ10は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、着圧領域30の形状は適宜選択することができる。
10 トレンカ
11 パンツ部
11a ウエスト部
11b 股部
11c ヒップ部
11ca トップ部
12 上レッグ部
13 下レッグ部
14 フット部
20 ベース生地領域
30 着圧領域
31 第1着圧領域
32 第2着圧領域
33 第3着圧領域
34 第4着圧領域
35 第5着圧領域
40 回旋用マーク
11 パンツ部
11a ウエスト部
11b 股部
11c ヒップ部
11ca トップ部
12 上レッグ部
13 下レッグ部
14 フット部
20 ベース生地領域
30 着圧領域
31 第1着圧領域
32 第2着圧領域
33 第3着圧領域
34 第4着圧領域
35 第5着圧領域
40 回旋用マーク
Claims (7)
- 腰から股に装着されるパンツ部と、左右1対の大腿のそれぞれに装着される上レッグ部と、左右1対の下腿のそれぞれに装着される下レッグ部と、足先と踵が露出するように左右1対の足のそれぞれの土踏まずの部分に引っ掛けて装着されるフット部とを有しているとともに、着用状態において伸縮性を有するベース生地領域の圧力よりも強い圧力を装着部分に対して部分的に加える着圧領域が設けられているトレンカであって、
前記着圧領域は、仙骨を固定するとともに股関節に外旋をかけてヒップを寄せるための第1サポート領域と、ヒップを上方に持ち上げるための第2サポート領域と、少なくとも大腿に圧力を加えるための第3サポート領域と、少なくとも内股に圧力を加えるための第4サポート領域とを有することを特徴とするトレンカ。 - 前記第1サポート領域は、前記パンツ部の後面上端と前記パンツ部の股部との間に設けられ、
前記第2サポート領域は、前記パンツ部の股部から前記パンツ部のヒップ部の下端および前記パンツ部のヒップ部の側面をこの順に介して前記パンツ部の前面上端に至る領域に設けられ、
前記第3サポート領域は、前記パンツ部の股部から前記上レッグ部の後面を通り前記上レッグ部の外側および前記下レッグ部の外側をこの順に介して前記フット部の下端に至る領域に設けられ、
前記第4サポート領域は、前記パンツ部の股部から前記上レッグ部の内側および前記下レッグ部の内側をこの順に介して前記フット部の下端に至る領域に設けられている請求項1に記載のトレンカ。 - 前記第1サポート領域は、前記パンツ部のヒップ部のトップ部を避けるように、前記パンツ部の後面上端と前記ヒップ部のトップ部の内側を介して前記パンツ部の股部との間に設けられた略逆三角形状のものである請求項1または2に記載のトレンカ。
- 前記下レッグ部を外側または内側にねじって下腿に装着することにより、前記第3および第4サポート領域のうちの前記下レッグ部に形成されている部位がふくらはぎに圧力およびねじり力を加える請求項1〜3のいずれか1項に記載のトレンカ。
- 前記下レッグ部を内側に半回転または1回転ねじって下腿に装着する請求項4に記載のトレンカ。
- 前記フット部の前端または後端に、前記下レッグ部のねじりの有無および回数を確認するための回旋用マークが設けられている請求項4または5に記載のトレンカ。
- 前記上レッグ部と前記下レッグ部との境界部分の後面で前記第3および第4サポート領域の両者を結ぶ領域に、膝裏に圧力を加える第5サポート領域が設けられている請求項1〜6のいずれか1項に記載のトレンカ。
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JP2010003552U JP3161697U (ja) | 2010-05-27 | 2010-05-27 | トレンカ |
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JP2010003552U JP3161697U (ja) | 2010-05-27 | 2010-05-27 | トレンカ |
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JP3161697U true JP3161697U (ja) | 2010-08-05 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015036457A (ja) * | 2013-08-12 | 2015-02-23 | 郁榮 山本 | 股付き衣類 |
KR101521050B1 (ko) * | 2014-05-28 | 2015-05-15 | 기 용 박 | 탄력이 다른 두 가지 원단을 이용하여 압박기능이 향상된 기능성 바지 |
-
2010
- 2010-05-27 JP JP2010003552U patent/JP3161697U/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101521050B1 (ko) * | 2014-05-28 | 2015-05-15 | 기 용 박 | 탄력이 다른 두 가지 원단을 이용하여 압박기능이 향상된 기능성 바지 |
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