JP3160643U - 神棚セット - Google Patents

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【課題】供物用具をそれぞれの正規位置に配置することができるとともに、この神棚をセットとしてお祭りをするに際して、不慣れな者でも供物用具を正規の位置に簡易に再配置することができる神殿載置型の神棚セットを提供する。【解決手段】神棚本体12と、その神棚本体12を装飾祭事するために神棚本体近接して配置される供物用具20と、前記神棚本体12や供物用具20を収納する略箱型状に形成された木枠部11と、を備えた神棚セット10であって、木枠部11の基板部13上もしくは前記神棚本体12に供物用具20をそれぞれの所定位置に対応して設定するための位置固定部が設けられている。【選択図】図5

Description

本考案は、神棚本体と供物用具を一体的にセットにした神棚セットに関し、詳しくは、様式の配列で、基板に神棚本体や供物用具を確実に着設するとともに、基板から容易に神棚本体や供物用具を離脱することができる神棚セットに関する。
神棚は、神棚本体の周囲に、お供え物用の供物用具(例えば、水入れ、榊立て、灯ろう、ローソク立て、三宝、二枚足、八足台など)とが並べられて配置され、セットしてお祭りされる。しかし、最近の住宅事情では神棚のお祭りに大きなスペースを割くことは難しく、簡易に神棚を祭ることが要請されるようになっている。
このような簡易形の神棚として、吊り紐や吊り金具を有する額縁式の神棚や、神棚本体の背面に設けられた係止金具によって壁板に掛け止めされる形式のものが知られており、例えば特許文献1(実用新案登録第3079442号公報)には、家具等の上に載置する鳥居付きの形態の据え置き型神棚が記載されている。
実用新案登録第3079442号公報
しかし、このような神棚本体や供物用具は、従来、それぞれ独立して製造販売されており、また店頭においても独立して陳列されており、使用者が、神棚本体に併せて供物用具を適宜購入しなければならず、どのような供物用具を購入すべきか迷う場合がある。
また、神棚を清掃した後に再配置する場合に、供物用具の配置が分からなくなり、元の位置に戻せなくなるという問題がある。
さらに、神棚本体に供物用具を配置して店頭に陳列しておく場合に、店員が供物用具の配置を知らない場合がある。また、店頭に陳列しておくと子供などがさわって配置がかわる場合がある。
すなわち、神棚本体に供物用具を配置する際には、風習等の差はあるものの一定の並べ方があり、不慣れな者にとっては置く順序がわからなかったり、間違えたりすることがあった。
本考案は前記従来の課題を解決するためになされたもので、供物用具をそれぞれの正規位置に配置することができるとともに、この神棚をセットとしてお祭りをするに際して、
不慣れな者でも供物用具を正規の位置に簡易に再配置することができる神殿載置型の神棚セットを提供することを目的とする。
(a)前記課題を解決するためになされた本考案の神棚セットは、
神棚本体と、その神棚本体を装飾祭事するために神棚本体近接して配置される供物用具と、
前記神棚本体や供物用具を収納する略箱型状に形成された木枠部と、
を備えた神棚セットであって、
前記木枠部の基板部上もしくは前記神棚本体に前記供物用具をそれぞれの所定位置に対応して設定するための位置固定部が設けられて構成されていることを特徴とする。
(b)本考案の神棚セットは、前記(a)記載の神棚セットにおいて、前記位置固定部が、前記供物用具の各底部に設けられ丸形や四角形、三角形などのそれぞれ異なる横断面を有する凸状の雄嵌合部と、各供物用具の位置に対応して前記基板部もしくは神棚本体に設けられ前記雄嵌合部が挿入固定される雌嵌合部とからなることを特徴とする。
(c)本考案の神棚セットは、前記(a)又は(b)記載の神棚セットにおいて、
前記位置固定部が、前記供物用具の各底部にそれぞれ設けられた被磁着部と、各供物用具の位置に対応して前記基板部もしくは前記神棚本体に設けられた磁石部とからなることを特徴とする。
(d)本考案の神棚セットは、前記(a)〜(c)のしずれかに記載の神棚セットにおいて、
前記木枠部の基板部上もしくは前記神棚本体への前記供物用具の装着状態を検知するセンサが前記位置固定部にそれぞれ設けられ、前記センサからの信号を取得して前記供物用具の配置状態に応じて前記木枠部に設けた神棚照明装置や音響装置を制御する制御部を備えて構成されることを特徴とする。
本考案の神棚本体と供物用具、木枠部とで一体的に構成される神棚セットによれば、前記木枠部の基板部上もしくは前記神棚本体に前記供物用具をそれぞれの所定位置に対応して設定する位置固定部が設けられているので、不慣れな者でも供物用具をそれぞれの正規位置に安定して配置できる。また、地震などの場合においても供物用具がばらばらになって落下することもなく安全である。
実施例1の神棚セットの正面図である。 実施例1の神棚セットの取り付け状態を示す斜視図である。 実施例1の棚セットの取り外し状態を示す斜視図である。 実施例1の神棚セットの供物用具の配置を示す斜視図である。 実施例1の神棚セットの構成を示す断面説明図である。 実施例2の神棚セットの説明図である。
本考案の実施形態に係る神棚セットは、社殿などを模した神棚本体と、その神棚本体を装飾祭事するための供物用食器や鳥居などの供物用具を神棚本体近接して配置し、
それらを略箱型状に形成された木枠部に収納し、
さらに、木枠部の基板部上もしくは神棚本体に、供物用具をそれぞれの所定位置に対応して設定するための位置固定部が設けられて構成されている。
このような構成によって、不慣れな者でも供物用具をそれぞれの正規位置に安定して、しかも容易に配置できる。
加えて、この神棚本体、供物用具、木枠部からなる神棚セットを、天井近くの桟や鴨居などに取り付けるに際して、木枠部を介して天井や側壁に配置でき、神棚本体の廻りに配置された種々の供物用具を、神棚本体と一体的に確実に配設することができる。
神棚本体は、神社を摸した小型の宮形の中に、伊勢神宮や氏神、神札などを入れるもので、これは狭義には(札宮)神棚と呼ばれる。また、神札よりも神の依り代としての意味合いが強い「御神体」をまつる神棚もある。狭義の神棚は、できるだけ明るく清浄な場所に置くことが望ましく、最上階の天井近くに南向きまたは東向きに設置するのが良いとされる。最上階の設置が困難な場合は「天」または「雲」や「空」と書いた紙を天井に貼り、その下に設置する。神札を納める宮形には神札を入れる箇所が3カ所のものと1カ所のものが多く、大型の神棚では5カ所以上のものもある。通常、3カ所ある場合は、中央に伊勢神宮の神札、向かって右に氏神の神札、左にその他の崇敬する神社の神札を納める。1カ所の場合は前から伊勢神宮・氏神・崇敬神社の神札の順に重ねて納める。
供物用具は、神棚をお祀りする際にお供えを入れる器などの必要最低限の用具であり、例えば、水を入れる水玉(水器)、酒を入れる瓶子(平子)、米や塩を盛る皿(平瓮)などが挙げられる。
また、これら供物を収容した供物用食器を運んだり、神棚へ供える霊供膳として、折敷や三方なども挙げられる。
水玉は略球形状をしており、瓶子はひょうたん形状をし、これらは安定性が悪く転倒しやすい。このため、折敷や三方などの霊供膳に、載置して運ぶ場合には、転倒しないようにかなりの注意力を要するが、本考案の実施形態に係る神棚セットは、供物用具のそれぞれに対応する位置固定部が神棚本体や木枠部の基板に設けられており、供物用具を極めて容易に基板に固定することができるのである。
さらに、供物用具としては、神鏡や鳥居などの神具なども含まれる。
神棚の正面には神鏡、左右に榊、灯ろうを配し、神棚の前方に注連縄をかける。
この他、真榊、雄蝶・雌蝶といった御酒口をあつらえた飾り徳利、御幣(金幣)、破魔矢や熊手などの縁起物なども供物用具に含まれる。
さらに、神棚外側に張られる垂れ幕なども供物用具に含まれる。
なお、陶器製についてはその下の窪みに粘着性のシートを貼り付けて、粘着性のシートを介して基板に固定することもできる。
木枠部は、神棚本体と供物用具とをその基板部に載置して固定されるように、全体が略箱型状に組み込まれて形成された木製枠体である。神棚セットは木枠部を介して部屋内の天井近くに木製または金属製、プラスチック製などの係止具を用いて取り付けることができるようになっている。
このような木枠部の基板部上もしくは神棚本体に、供物用具をそれぞれに固有の所定位置に配置するための位置固定部が設けられており、これによって、供物用具が必要に応じて着脱自在に配置される。
本実施形態の神棚セットは、位置固定部として、供物用具の各底部に凸状の雄嵌合部を設け、この雄嵌合部を各供物用具の位置に対応して基板部もしくは神棚本体に設けられた雌嵌合部に挿入して固定することもできる。
雄嵌合部としては、丸形や四角形、三角形などのそれぞれ異なる横断面を有するものが挙げられ、これら雄嵌合部と雌嵌合部との対を形成することによって、各供物用具と神棚セット内の各配置位置とを対応付けて、不慣れな者でも供物用具の配置を間違えることなく正しくかつ容易に設定することができる。
さらに、本実施形態の神棚セットは、位置固定部が供物用具の各底部にそれぞれ設けられた被磁着部と、各供物用具の位置に対応して基板部もしくは神棚本体に設けられた磁石部とからなるように構成することもできる。
これによって、供物用具の着脱を容易にすることができ、嵌合部が凹凸状になって見栄えなどが悪くなるということもなく、供物用具を基板部に固定する際や日々の神棚清掃などにおける供物用具の取り外しの利便性を高めることができる。
被磁着部としては、供物用具の底部に磁石部の形状に合わせて形成した鉄板状のものや、シート状磁石などを用いることで、特定の供物用具と、その配置位置とを正確に特定することができる。
本実施形態の神棚セットは、木枠部の基板部上もしくは神棚本体への供物用具の装着状態を検知するセンサが位置固定部にそれぞれ設けら、センサからの信号を取得して供物用具の配置状態に応じて木枠部に設けた神棚照明装置や音響装置を制御する制御部を備えるように構成することもできる。
これによって、神棚本体などに取り付けられた供物用具の配置構成に応じて、神棚本体内やその周辺などに設けた神棚照明装置や音響装置の駆動パターンを設定することができる。例えば、御神酒を入れる瓶子と、こめを盛った皿などの左右位置を交換することで、音響装置の効果音やスポット照明を変えて設定することによって、精神的な雰囲気を効果的に演出することができる。また、灯ろうなどの移動をセンサにより検知したことを契機として雅楽音等を再生することにより、祭神を連想させるような効果音を発生させるようなこともできる。
供物用具の装着状態を検知するためのセンサは、木枠部の基板部上もしくは神棚本体への供物用具の装着状態を検知するためのリミットスイッチや磁気センサなどであって、供物用具がその所定位置に正しく位置付けられると、このセンサ信号を制御部に送信する機能を備える。
制御部は、神棚本体を荘厳に演出して維持するための照明装置や音響装置を予め設定されたプログラムにしたがって制御する装置である。なお、音響装置には、再生音のデータが記録媒体に保存されており、その内容を書き換えることにより、再生される音データを適宜変更できる。また、照明装置の装飾用電灯は、再生される音や日付、時間、神棚付近の明るさなどの周辺状況に応じて照明方法を変更することもできる。
本考案の神棚セットに係る実施例1について、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。
実施例1の神棚セット10は、図1〜図5に示すように、全体が箱状をなす木枠部11と、木枠部11内に収納、固定される宮形に形成された神棚本体12とを備えている。
神棚本体12は、水平方向に延びる木枠部11の帯板状に形成された基板部13上に一体的に立設されている。
そして、図4、図5に示すように、基板部13や神棚本体12には、各種の供物用具20が雄嵌合部及び雌嵌合部の対からなる位置固定部を介して着脱して設定できるようになっている。
木枠部11は、図1、図3などに示すように、その前面が開放されると共に後部が天井面から懸吊される左右一対の支柱部14及び支柱部14下部に渡設された棚板15を介して取り付けられている。
木枠部11の壁面への固定手段としては、例えば、支柱部14の後壁部を貫通して壁面にねじ込まれる複数のボルトなどが使用される。また、壁面に植設されたフックなどに木枠部11の後背部に設けたフック係合部を係止させるようにしてもよい。
木枠部11は、その間口に対して奥行きが小さい箱形状となっており、この木枠部11に収まるように宮形の形態をなす神棚本体12もその前後幅が狭く構成されている。
木枠部11は、その内部を上側の神棚本体12を載置するエリアと、その下側手前の供物用具20を載置するエリアとに区画されており、供物用具20を載置する薄板状の基板部13が、木枠部11の前方側に張り出すように構成されている。
図4に示すように、供物用具20は、供物用食器や垂れ幕などを含むものであって、例えば供物用食器は一般的に流通している神具のものと特に変わるところはなく、水玉21、瓶子22、23、皿24、25などが含まれる。
水玉21は、水を入れる容器であって蓋を有した略球形状のものである。また二つの瓶子22、23は、酒を入れる蓋を有したひょうたん形状であり、皿24、25は米及び塩を盛るための円形小皿状のものである。
なお、神棚本体12や供物用具20を配置する基板部13には、それぞれの供物用具を配置するための位置固定部が設けられている。
すなわち、位置固定部として、供物用具20底部の雄嵌合部20aと、これに対応した基板部13の雌嵌合部13aとが設けられている。位置固定部となる供物用具20底部の雄嵌合部20aは、それぞれの雄嵌合部20aの横断面形状を○(丸)や△(三角)、□(四角)とすることによって、それぞれの挿入位置を特定することができる。例えば,神鏡の底部には△(三角)の雄嵌合部とし、基板部13同じ△(三角)の雌嵌合部を設けておく。
こうして、特定の供物用具には他の供物用具の雄嵌合部が挿入されないように雄嵌合部の形状、サイズなどをそれぞれ固有のものとして異ならせている。
なお、榊立て(花瓶)、酒壺、ローソク立て、などの陶器は木製ではないので、これらの底部の窪みなどに鉄板などの強磁性体を取り付け、基板部に埋め込んだ磁石に吸着させるようにすることができる。あるいは、鉄板などの強磁性体のかわりに粘着性のシートを貼り付けて、それで基板部に固定するようにしてもよい。
以上のように、各供物用具20の雄嵌合部13を、これに対応した基板部13の雌嵌合部13aに挿入して配置することにより、実施例1の神棚セット10が構成される。
この場合、それぞれ供物用具20の名称などを記載しておいてもよく設置位置を間違うことがない。
こうして、図4に示されるように、各供物用具20は、それぞれの位置固定部に固定されているため、安定がよく、転倒のおそれもなく、供物用食器などは綺麗に順番通り配列される。
実施例1の神棚セットは、神棚本体と供物用具を並べてホームセンターなどで販売することができる。こうして、セット販売による売り上げ増を図ることができるとともに、ホームセンターでの陳列方法を神棚としての本来の配置に合致させることができる。
さらに、各供物用具が安定的に配置されるので、子供がさわって配置を変えてしまうようなこともなく陳列のメンテナンスも省力化することができる。
実施例2の神棚セット30は図6に示すように、神棚本体31、全体が略箱型状に形成された木枠部32とを備えている。そして、供物用具33をその正規位置に設定するための位置固定部は、供物用具33各底部の被磁着部34と、これら各供物用具の位置に対応して基板部35もしくは神棚本体31に設けられた磁石部36とからなる。
このような木枠部32の基板部35もしくは神棚への供物用具33の装着状態を検知するためのリミットスイッチや磁気センサなどのセンサ37が位置固定部にそれぞれ設けられ、センサ37からの電気信号を取得して前記供物用具の配置状態に応じて木枠部32に設けた神棚照明装置38や音響装置などの演出機器を制御するための制御部39が設けられている。
なお、制御部39には必要に応じて、拝礼者を検知する赤外線センサや、マイクロフォン、ビデオカメラなどの各種の図示しないセンサ群を神棚セット30内もしくはその周辺に接続して用いることもできる。
なお、図中では磁石部及び被磁着部を両者が嵌合する凹凸状に形成しているが、これらの設置接触部分を凹凸のない平板状にしておくことで、その位置固定状態を確実に維持するとともに、嵌合部にゴミなどが溜まらず清掃性のよいものとすることもできる。
神棚セット30の制御システムは、図6に示すように、コンピュータなどからなる制御部39と、センサ37と、スピーカ、装飾用電灯などの神棚照明装置38や音響装置などにより構成されており、これらの各構成要素はそれぞれに接続されている。
また、これら以外の周辺部材として電源部や配線ケーブルなどが設けられている。この電源部は、家庭用コンセントに接続するタイプの他に、乾電池や充電池などのバッテリや、光発電モジュールを利用した電源などを用いることが可能である。
制御部39について説明すると、このものはセンサ37からの信号に応じて、スピーカよりそのメモリ部に記憶されている音データの再生と、装飾用電灯などの発光を制御するためのものであり、複数の半導体もしくはこれらと半導体チップとを組み合わせて構成されているものである。
またこの制御部39は、各供物用具に対応した位置のセンサ3725による信号を受けて演算処理等を行い、所定の機能を管理運用する。この制御部39は、その取付けに関して、装飾用電灯や賽銭箱、三方(三宝)、八足台などの内部に納められたタイプを用いたり、神棚本体31奥方などの比較的目立たない場所に取り付けることが望ましい。
位置固定部に配置するセンサ37は、神棚照明装置38や音響装置を駆動させるための検知信号を制御部39に対して発信するための機器である。更に礼拝者の所定の変化を感知するための赤外線センサを具える構成であっても差し支えない。各センサは制御部39に対して検知信号を発する。またこの所定の変化とは、一例として拝礼動作を感知した場合などで、例えば、神棚の前に拝礼者が一定時間立ち止まったことや拍手の音などを感知したなどである。これらのセンサ群としては、音センサや、動きを感知できるカメラユニットなどが相当する。もちろんこの所定の変化には、拝礼行為に関わらず目覚まし時計のように指定の時刻になるとともに再生信号を送るようなタイマー制御にしても差し支えない。
家庭内において日常行われる拝礼は神道の信仰に基づく神棚が用いられることが多い。この神棚に関しても、従来から日常の拝礼行為に対してより精神的な充足感を得られるような工夫が求められてきた。実施例2の神棚セットによれば、その供物用具の配置形態などに応じて神棚に各種の演出効果を付与する機能を具えており、例えば祭神を連想させるような効果音や照明パターンなどを発生させることにより、従来の神棚よりも精神的な充足感を得ることができる。
10 実施例1の神棚セット
11 木枠部
12 神棚本体
13 基板部
13a 雌嵌合部
14 支柱部
15 棚板
20 供物用具
20a 雄嵌合部
21 水玉
22、23 瓶子
24、25 皿
30 実施例2の神棚セット
31 神棚本体
32 木枠部
33 供物用具
34 被磁着部
35 基板部
36 磁石部
37 センサ
38 神棚照明装置
39 制御部

Claims (4)

  1. 神棚本体と、その神棚本体を装飾祭事するために神棚本体近接して配置される供物用具と、
    前記神棚本体や供物用具を収納する略箱型状に形成された木枠部と、
    を備えた神棚セットであって、
    前記木枠部の基板部上もしくは前記神棚本体に前記供物用具をそれぞれの所定位置に対応して設定するための位置固定部が設けられて構成されていることを特徴とする神棚セット。
  2. 前記位置固定部が、前記供物用具の各底部に設けられ丸形や四角形、三角形などのそれぞれ異なる横断面を有する凸状の雄嵌合部と、各供物用具の位置に対応して前記基板部もしくは神棚本体に設けられ前記雄嵌合部が挿入固定される雌嵌合部とからなることを特徴とする請求項1に記載の神棚セット。
  3. 前記位置固定部が、前記供物用具の各底部にそれぞれ設けられた被磁着部と、各供物用具の位置に対応して前記基板部もしくは前記神棚本体に設けられた磁石部とからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の神棚セット。
  4. 前記木枠部の基板部上もしくは前記神棚本体への前記供物用具の装着状態を検知するセンサが前記位置固定部にそれぞれ設けられ、前記センサからの信号を取得して前記供物用具の配置状態に応じて前記木枠部に設けた神棚照明装置や音響装置を制御する制御部を備えて構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の神棚セット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6259154B1 (ja) * 2017-09-19 2018-01-10 有限会社エイケイアイ 機能性お札立て

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