JP3160639U - 発光傘 - Google Patents

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【課題】傘生地を光らせることにより、安全確保や広告宣伝等の効果を発揮することができる発光傘を提供する。【解決手段】発光傘1は、ハンドル3と、石突4と、ハンドル3および石突4を結ぶ中棒5と、中棒5に沿って上ろくろ部6からハンドル3近傍までスライド移動可能に設けられた下ろくろ部7と、傘生地2を展張するように上ろくろ部6から放射状に延びる複数の親骨8と、親骨8の先端に設けられた露先9と、下ろくろ部7と親骨8の中程とを連結しつつ放射状に延びる複数の受骨10とから構成されている。下ろくろ部7に設けられた絵柄投影手段11は、傘生地2に向けて光12を発し、傘生地2上に絵柄13を投影する。傘生地2がポリ塩化ビニル(PVC)や熱可塑性ポリウレタン(TPU)等の半透明素材から作られることにより、投影された絵柄13を傘生地2の外側から容易に視認することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、傘生地を光らせることにより、安全確保や広告宣伝等の効果を発揮することができる発光傘に関する。
特許文献1には、ダイオードや電球等の発光体を取り付けて、視認性や夜間におけるイルミネーション効果を発揮するようにしたイルミネーション広告宣伝傘が開示されている。また、特許文献2には、笠衣のデザインの変化により携帯用広告灯として使用可能なあんどん型笠が開示されている。
特開2006−314722号公報 特開平08−339708号公報
特許文献1、2に開示される傘は、広告等の絵柄を予めプリント等により表示した傘生地を照らすことによって、広告媒体等としての機能を発揮する。従って、このような傘を製造するにあたっては、視認性や防水性の観点を考慮して傘生地やインク等の素材を適切に選定する必要がある。さらに、このような傘には、絵柄が予め傘生地にプリント等により表示されているので、絵柄を表示させずに傘を使用することができない。
このような現状に鑑み、本考案の課題は、任意に絵柄を表示させ、あるいは表示させないことが可能な発光傘を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案に係る発光傘は、ろくろ部に、絵柄を投影する絵柄投影手段が設けられていることを特徴とするものからなる。このように、本考案の発光傘においては、ろくろ部に設けられた絵柄投影手段によって、表示させたい時だけ絵柄を表示させ、あえて表示させたくない場合には絵柄非表示の状態を作出することにより、多様な用途に利用することが可能となる。ここで絵柄とは、被投影物上に映し出すことが可能な表示を広く示し、色彩やデザインのほか、文字や記号等も絵柄に含まれる。
本考案の発光傘において、絵柄投影手段を下ろくろ部に設けることが好ましい。このように発光傘を構成することにより、傘の開閉操作に支障をきたすことを防止できる。
また、前記絵柄は傘生地の内側に投影されることが好ましく、前記傘生地が、投影された絵柄を外側から透視可能な生地で作られることがより好ましい。このような条件下で絵柄が傘生地に投影されることにより、鮮明に表示された絵柄を傘生地の外側から高い視認性をもって認識することが可能となる。
本考案の発光傘において、前記傘生地に、投影される絵柄とは別の模様または絵柄が描かれていることが好ましい。投影される絵柄が、傘生地に予め描かれた模様または絵柄と相まって複合的な構図を形成することにより、より多彩なデザインを傘生地上に表示することが可能となる。
また、前記絵柄投影手段が、前記傘生地に投影された時に絵柄に生じる歪みを補正する歪み補正機構を備えていることが好ましい。一般的に、傘を開いたときに傘生地は曲面をなすので、平面形状のスクリーンに対し垂直に絵柄を投影するための絵柄投影手段をそのまま利用すると、絵柄が歪んで表示されることになる。そこで、上記歪み補正機構を備えることにより、傘を開いた状態の傘生地の曲面に対して歪みのない絵柄を投影することが可能となる。
本考案に係る発光傘において、前記絵柄投影手段が、前記絵柄を点滅表示させる絵柄点滅表示機構を備えていることが好ましい。絵柄点滅表示機構を備えることにより、投影された絵柄をより目立たせることが可能になるとともに、絵柄投影手段を作動させるための電池等の電源の消費電力を節約することが可能となる。
また、前記絵柄投影手段が、前記絵柄を中棒の周りに回転表示させる絵柄回転表示機構を備えていることが好ましい。絵柄表示手段によって絵柄が回転表示されることにより、投影された絵柄が、あらゆる方向から走馬灯のように目立って見えるようになり、広告宣伝等の効果をより一層向上させることができる。
本考案の発光傘において、前記絵柄投影手段が、光源としてのLED(発光ダイオード)と、該LEDからの光が透過することにより前記絵柄を投影するフィルムとからなることが好ましい。このように、LEDとフィルムから構成されるシンプルな絵柄投影手段を用いることにより、製造コストや消費電力を低く抑えつつ、故障の少ない発光傘が実現可能となる。また、前記LEDを中棒の周りに沿って複数設けることにより、絵柄をより明るく投影することができるとともに、あらゆる方向からの視認性を確保することが可能となる。
また、前記絵柄投影手段には防水処理または防滴処理を施すことが好ましい。これによって、本考案の発光傘を雨天時に使用する際の故障防止が図られる。また、前記絵柄投影手段を前記ろくろ部に埋設することにより、発光傘の使用時や開閉時に絵柄投影手段が邪魔になったり、絵柄投影手段に発光傘使用者の手や他の物が触れることで絵柄投影手段が破損等することを効果的に防止することができる。
本考案に係る発光傘において、前記絵柄投影手段が、該絵柄投影手段自体または投影する絵柄を交換可能に構成されていることが好ましい。本考案の発光傘をこのように構成することにより、一旦製造した発光傘の絵柄を変更する際や、発光傘が投影できる絵柄に多彩なバリエーションを持たせて発光傘を大量生産する際に、対応が容易になる。絵柄を交換するための具体的な方法としては、絵柄投影手段自体を発光傘から取り外し容易に構成する方法のほか、LEDとフィルムから構成される絵柄投影手段のフィルムのみを容易に取り外し可能に構成する方法が挙げられる。
本考案に係る発光傘によれば、ろくろ部に設けられた絵柄投影手段を用いて、任意に絵柄を表示させ、または表示させないようにすることが可能となるので、広告宣伝の用途ばかりでなく、通常の雨傘または日傘を含めた多様な用途に利用可能な発光傘が提供される。
本考案の一実施態様に係る発光傘を示し、(A)は傘生地の内側から見た斜視図、(B)は傘生地の外側から見た正面図、(C)は下ろくろ部近傍を拡大した部分拡大斜視図である。 本考案に係る発光傘に設けられる絵柄投影手段の一例を示し、(A)は斜視図、(B)は絵柄投影の原理を示す説明図である。 図2の絵柄投影手段の歪み補正機構を説明する概念図であり、(A)は歪み補正前の状態、(B)は歪み補正後の状態を示す。 本考案に係る発光傘に設けられる絵柄投影手段の他の例を示す斜視図である。 本考案に係る発光傘に設けられる絵柄投影手段のさらに他の例を示す斜視図である。
以下に、本考案の望ましい実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本考案の一実施態様に係る一実施態様に係る発光傘1の概略構成を示し、(A)は傘生地2の内側から見た全体斜視図、(B)は傘生地2の外側から見た部分正面図、(C)は下ろくろ部近傍を拡大した部分拡大斜視図である。発光傘1は、ハンドル3と、石突4と、ハンドル3および石突4を結ぶ中棒5と、中棒5に沿って上ろくろ部6からハンドル3近傍までスライド移動可能に設けられた下ろくろ部7と、傘生地2を展張するように上ろくろ部6から放射状に延びる複数の親骨8と、親骨8の先端に設けられた露先9と、下ろくろ部7と親骨8の中程とを連結しつつ放射状に延びる複数の受骨10とから構成されている。下ろくろ部7に設けられた絵柄投影手段11は、傘生地2に向けて光12を発し、傘生地2上に絵柄13を投影する。傘生地2がポリ塩化ビニル(PVC)や熱可塑性ポリウレタン(TPU)等の半透明素材から作られることにより、投影された絵柄13を傘生地2の外側から容易に視認することができる。
図2は、本考案に係る発光傘に設けられる絵柄投影手段の一例を示し、(A)は斜視図である。絵柄投影手段20は、中棒5に沿ってスライド移動可能な下ろくろ部27に埋設されており、レンズ23から絵柄投影手段20の外部に向けて絵柄が投影される。
図2(B)には絵柄投影手段20による絵柄投影の原理が示されている。フィルム22には、投影される絵柄13のもとになる原絵柄13aが印刷されており、光源としてのLED21に電池(図示略)から電力が供給され、LED21から照射された光12がフィルム22を通過することにより光12に原絵柄13aの画像情報が付加され、さらにレンズ23によって光が発散されることにより、原絵柄13aが拡大された絵柄13が傘生地2に向けて投影される。また、LED21を点滅させることによって、絵柄13の存在を目立たせることができるとともに、LED21の消費電力を節約し、電池の寿命を長期化させることができる。
図3は、図2の絵柄投影手段20の歪み補正機構を説明する概念図であり、(A)は歪み補正前の状態、(B)は歪み補正後の状態を示している。図3(A)の歪み補正前の状態においては、レンズ23から発散される光12は、絵柄13を平面スクリーン25上に正射影として歪みなく投影することができるが、曲面をなす傘生地2上に絵柄を投影すると、歪んだ図柄13bとして投影されてしまう。そこで、フィルム22やレンズ23の設置角度を調節して歪みを補正することにより、図3(B)に示すように、絵柄13を傘生地2上に歪みなく投影することができるようになる。
図4は、本考案に係る発光傘に設けられる絵柄投影手段の他の例を示す斜視図である。絵柄投影手段30は、中棒5の周りに回転して光12の照射方向(レンズ33の配置方向)を変えることができるように、下ろくろ部27に回転スライド可能に埋設されている。図4において破線で示される円は、実線の円で示されるレンズ33が回転して当該破線の位置に移動することができることを示しており、光12はレンズ33が回転して移動した位置から照射されるので、絵柄13は中棒5の周りを回転するように投影され表示される。このように、絵柄投影手段30が絵柄回転表示機構を備えることにより、絵柄13が走馬灯のように目立って見えるようになり、広告宣伝等の効果の向上が図られる。
図5は、本考案に係る発光傘に設けられる絵柄投影手段のさらに他の例を示す斜視図である。絵柄投影手段40においては、中棒5の全周にわたってレンズ43が設置され、各レンズ43の内側にはそれぞれLED(図示略)が設けられている。このように、絵柄投影手段40が中棒5の全周にわたって絵柄を投影可能に構成されることにより、絵柄13がより明るく投影表示されるとともに、あらゆる方向からの視認性を確保することができる。
本考案に係る発光傘は、雨傘、日傘および広告宣伝用の傘として適用可能である。
1 発光傘
2 傘生地
3 ハンドル
4 石突
5 中棒
6 上ろくろ部
7、27 下ろくろ部
8 親骨
9 露先
10 受骨
11、20、30、40 絵柄投影手段
12 光
13、13b 絵柄
13a 原絵柄
21 LED
22 フィルム
23、33、43 レンズ
25 平面スクリーン

Claims (13)

  1. ろくろ部に、絵柄を投影する絵柄投影手段が設けられていることを特徴とする発光傘。
  2. 前記絵柄投影手段が下ろくろ部に設けられている、請求項1に記載の発光傘。
  3. 前記絵柄が傘生地の内側に投影される、請求項1または2に記載の発光傘。
  4. 前記傘生地が、投影された絵柄を外側から透視可能な生地からなる、請求項3に記載の発光傘。
  5. 前記傘生地に、投影される絵柄とは別の模様または絵柄が描かれている、請求項3または4に記載の発光傘。
  6. 前記絵柄投影手段が、前記傘生地に投影された時に絵柄に生じる歪みを補正する歪み補正機構を備えている、請求項3〜5のいずれかに記載の発光傘。
  7. 前記絵柄投影手段が、前記絵柄を点滅表示させる絵柄点滅表示機構を備えている、請求項1〜6のいずれかに記載の発光傘。
  8. 前記絵柄投影手段が、前記絵柄を中棒の周りに回転表示させる絵柄回転表示機構を備えている、請求項1〜7のいずれかに記載の発光傘。
  9. 前記絵柄投影手段が、光源としてのLEDと、該LEDからの光が透過することにより前記絵柄を投影するフィルムとからなる、請求項1〜8のいずれかに記載の発光傘。
  10. 前記LEDが中棒の周りに沿って複数設けられている、請求項9に記載の発光傘。
  11. 前記絵柄投影手段に対し、防水処理または防滴処理が施されている、請求項1〜10のいずれかに記載の発光傘。
  12. 前記絵柄投影手段が、前記ろくろ部に埋設されている、請求項1〜11のいずれかに記載の発光傘。
  13. 前記絵柄投影手段が、該絵柄投影手段自体または投影する絵柄を交換可能に構成されている、請求項1〜12のいずれかに記載の発光傘。
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