JP3160461B2 - ジェットポンプおよび炉内ポンプをそなえた再循環系 - Google Patents

ジェットポンプおよび炉内ポンプをそなえた再循環系

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JP3160461B2
JP3160461B2 JP07679894A JP7679894A JP3160461B2 JP 3160461 B2 JP3160461 B2 JP 3160461B2 JP 07679894 A JP07679894 A JP 07679894A JP 7679894 A JP7679894 A JP 7679894A JP 3160461 B2 JP3160461 B2 JP 3160461B2
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    • G21C15/24Promoting flow of the coolant
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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    • F04D9/04Priming; Preventing vapour lock using priming pumps; using booster pumps to prevent vapour-lock
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は原子炉に関するものであって、更
に詳しく言えば、圧力容器内において炉心を通して冷却
水を循環させるための再循環系に関する。
【0002】
【発明の背景】典型的な沸騰水型原子炉(BWR)は、
冷却水中に沈められた炉心を収容する圧力容器を含んで
いる。かかる炉心は、冷却水を沸騰させて蒸気を発生す
るために役立つ。こうして生じた蒸気は圧力容器から排
出され、そして動力発生目的のため(たとえば、電力発
生用の蒸気タービン発電機を駆動するため)に使用され
る。
【0003】炉心を冷却するために再循環系が設けられ
ている。かかる再循環系は、炉心と圧力容器の内面との
間に配置された環状のダウンカマ区域、およびダウンカ
マ区域を通して冷却水を下方に導くための適当なポンプ
を含んでいる。こうして導かれた冷却水は圧力容器の下
部プレナムに到達し、そこにおいて上方に向きを変え、
そして炉心を通って流れながらそれを冷却する。冷却水
が炉心を通って上方に流れる際、それは炉心により加熱
されて蒸気を発生するが、こうして生じた蒸気は炉心か
ら上方に導かれる。
【0004】原子炉圧力容器内における再循環を達成す
るために役立つ各種のポンプが知られているが、それら
は様々な長所および短所を有している。たとえば、公知
のごときジェットポンプをダウンカマ区域内に直立状態
で配置することができる。かかるジェットポンプは上端
に吸込口を有すると共に、下端に吐出口を有している。
吸込口には、加圧された水を噴射するための噴射ノズル
が配置されている。こうして噴射された水はジェットポ
ンプを駆動するためのエネルギーを付与し、それによっ
て冷却水の一部をダウンカマ区域から吸込口内に吸込む
ための吸引力を生み出す。こうして吸込まれた水は通常
のごとくに形成されたジェットポンプのハウジングを通
して導かれるが、そこにおいて吸込まれた水は噴射され
た水と混合されると共に拡散を受け、それにより吐出口
において炉心への再循環のために適した流量および圧力
を有する加圧水を生じる。圧力容器から遠く離れた位置
に配置された通常の駆動ポンプから加圧水の供給を受け
るため、噴射ノズルは外部配管に連結されているのが通
例である。しかるに、遠隔位置に配置された駆動ポンプ
および外部配管は発電プラント全体の複雑度を増大させ
ると共に、それに対応して原子炉建屋内における所要ス
ペースの増加およびそれらの適正な動作を保証するため
に必要な保守作業の増加をもたらす。
【0005】原子炉圧力容器内における再循環流れを得
るために使用される別の種類のポンプは一般に炉内ポン
プ(RIP)として知られるものであって、このRIP
は圧力容器に封止状態で連結されてそれの一部を構成す
る。この場合には、遠隔位置に配置された駆動ポンプを
使用する上記の場合とは異なって外部配管は不要であ
る。このRIPは、炉心を通して冷却水を再循環させる
ために適した流量および圧力を生み出すように決定され
た寸法および形状を有する公知のインペラを含んでい
る。かかるインペラは、典型的な原子炉の再循環流れに
関する要求条件を効果的に満足させるため、比較的小さ
い水頭および比較的大きい流量が得られるように設計さ
れているのが通例である。しかるに、インペラ駆動式の
RIPの欠点の1つは、停電時にインペラの回転が停止
すると、圧力容器内における冷却水の自然の再循環流れ
に対してインペラが抵抗が生じることである。従って、
インペラの回転を停止させて自然の再循環流れの制限を
もたらす停電に際しても冷却水の効果的な再循環流れが
保証されるように適当な設計上の配慮を行うことが必要
である。
【0006】インペラ駆動式のRIPは圧力容器の下蓋
の下方に取付けることもできるし、あるいは圧力容器の
側面に取付けることもできる。底部に取付けられるRI
Pは圧力容器の下方に適当な接近スペースを必要とする
が、これはより背の高い格納容器構造物を必要とするば
かりでなく、圧力容器の下方の狭くて混雑した空間内に
おいてRIPの保守を行うことの困難さを生み出す。他
方、側面に取付けられるRIPは圧力容器の下方のスペ
ースを占拠することがなく、従って容易に接近し得るの
で保守の容易さが向上する。
【0007】しかしながら、適当な数のインペラ駆動式
RIPを用いて炉心を通る所要の総合再循環流量を得る
ためには、低水頭−高流量型のRIPが必要とされるの
が通例である。RIPを通る流量が大きくなれば、それ
に対応して大型のRIPが必要となる。その結果、原子
炉圧力容器の内部にインペラが設置されない限り、圧力
容器を貫通して冷却水を導くために大型のノズルが必要
となる。圧力容器は蒸気の発生によって引起こされる比
較的高い圧力に耐えるよう適宜に設計しなければならな
いから、かかる大型のノズルは圧力容器の複雑度および
原価を増大させるのである。
【0008】
【発明の概要】原子炉圧力容器の内部に設けられたダウ
ンカマ区域内に含まれる原子炉冷却水を駆動するために
役立つ本発明の再循環系は、ダウンカマ区域内に配置さ
れると共に、上端に吸込口を有しかつ下端に吐出口を有
するジェットポンプを含んでいる。圧力容器の取付ノズ
ルには炉内ポンプが直接に連結されているが、この炉内
ポンプは取付ノズルに封止状態で連結されたハウジング
を含むと共に、流入路、インペラ、流出路および噴射ノ
ズルを連続的に連通した状態で含んでいる。流入路によ
って圧力容器からインペラに輸送された冷却水は、イン
ペラによって加圧され、次いで流出路を通って、噴射ノ
ズルからジェットポンプの吸込口内に噴射される。炉内
ポンプからジェットポンプ内に噴射された水はジェット
ポンプを駆動し、それによって圧力容器内における再循
環流れをもたらす。
【0009】以下の詳細な説明においては、本発明の好
適な実施の態様並びに追加の目的および利点が添付の図
面に関連して一層詳しく記載される。
【0010】
【好適な実施の態様】先ず、図1を見ると、円筒形の側
壁12a、上蓋12bおよび下蓋12cを有する環状の
圧力容器12を含んだ典型的な沸騰水型原子炉(BW
R)10が略示されている。圧力容器12内には、原子
炉冷却水16中に沈められた通常の炉心14が配置され
ている。かかる炉心14は、冷却水16の一部を沸騰さ
せて(点線で示された)蒸気を発生させるために役立
つ。こうして生じた蒸気は炉心14の上方に配置された
通常の気水分離器アセンブリ18および通常の蒸気乾燥
器20を通過した後に圧力容器12から排出され、そし
て動力発生目的のため〔たとえば、公知のごとくにして
電力発生用の蒸気タービン発電機(図示せず)を駆動す
るため〕に使用される。
【0011】炉心14を冷却するため、圧力容器12の
内面と炉心14との間には公知のごとき環状のダウンカ
マ区域22が画成されている。かかるダウンカマ区域2
2を通して冷却水16は下方に導かれ、そして炉心14
の下方に配置された下部プレナム24に到達する。次い
で、循環する冷却水16は上方に向きを変え、そして炉
心14を通って流れる。圧力容器12内における冷却水
16の再循環を達成するため、本発明に基づく再循環系
が設けられている。更に詳しく述べれば、かかる再循環
系は円周方向に沿って互いに離隔しながらダウンカマ区
域22内に直立状態で配置された公知のごとき複数のジ
ェットポンプ(JP)26を含むことが好ましい。各々
のJP26は、冷却水16の第1の部分をダウンカマ区
域22から直接に受入れるための吸込口28を上端に有
すると共に、JP26によって加圧された冷却水16を
下部プレナム24内に排出するための吐出口30を下端
に有している。かかるJP26を駆動するため、ダウン
カマ区域22に連通して配置された圧力容器12の取付
ノズル34に適当な数の炉内ポンプ(RIP)32が封
止状態で直接に連結されている。図1に示された再循環
系においては、送電回路網に接続された発電機によって
電力を生み出すために使用される典型的な構造のBWR
10に対して10基のRIP32が設けられており、そ
して各々のRIP32は1基または(好ましくは)2基
のJP26を駆動している。
【0012】次の図2には、本発明の第1の実施の態様
に基づくRIP32およびJP26が一層詳しく示され
ている。各々のJP26は従来通りのものであって、特
殊な形状を有する管状のハウジング36を含んでいる。
かかるハウジング36は、冷却水16の第1の部分をダ
ウンカマ区域22から妨害されることなしに受入れるた
め鉛直方向に沿って上方に開いた吸込口28を有してい
る。かかるハウジング36はまた、吸込口28に連通し
て配置された公知ののど部(または混合域)38、およ
びのど部38から吐出口30(図1参照)にまで延びる
ディフューザ40をも有している。
【0013】この実施の態様におけるRIP32は、取
付ノズル34に封止状態で連結され、そして冷却水16
を内部に閉込めかつ圧力容器12からの冷却水16の漏
れを防止するために役立つハウジング(またはケーシン
グ)42を含んでいる。すなわち、ハウジング42は圧
力容器12の一部を成している。かかるハウジング42
は圧力容器12と一体を成すように形成されていてもよ
いし、あるいは溶接またはボルト留めによって圧力容器
12に適宜に固定されていてもよい。その結果、取付ノ
ズル34を通って冷却水16の第2の部分がRIP32
内に出入りすることができる。かかるRIP32は、取
付ノズル34に対して直接に取付けられているから、圧
力容器12とRIP32との間にいかなる外部配管も存
在しないことを特徴とするものである。圧力容器12内
のダウンカマ区域22から冷却水16の第2の部分を受
入れるため、取付ノズル34に連通した流入路44がハ
ウジング42を通って延びている。ハウジング42内に
は、冷却水16の第2の部分を受入れて加圧排出するた
め、流入路44に連通した状態で配置された公知のごと
きインペラ46が収容されている。このインペラ46
は、たとえば、それを回転させて冷却水16を駆動する
ために役立つ電動機48に対して適宜に連結されてい
る。ハウジング42内にはまた、冷却水16の加圧され
た第2の部分をインペラ46から受入れてダウンカマ区
域22に戻すため、インペラ46に連通した状態で流出
路50が配置されている。
【0014】流出路50に連通した状態で噴射ノズル5
2が配置されているが、この噴射ノズル52はダウンカ
マ区域22内においてJPの吸込口28の上方に位置し
ていて、冷却水16の加圧された第2の部分を噴射して
JP26を駆動することにより、冷却水16の第1の部
分をダウンカマ区域22からJPの吸込口28内に吸込
むために役立つ。このようにすれば、RIP32はJP
26を駆動するために役立つわけである。この場合、ダ
ウンカマ区域22からJPの吸込口28に直接に流入す
る冷却水16の容積とダウンカマ区域22から噴射ノズ
ル52を通して間接的に流入する冷却水16の容積との
和が、炉心14を通る適当な再循環流れを得るために必
要な全流量の内のそれぞれの部分を構成することにな
る。
【0015】JP26とRIP32との組合せは、従来
のジェットポンプ再循環系において通例見られる外部配
管を使用することなく、かつ従来の炉内ポンプ系におい
てポンプ故障の発生時に見られる流れの制限を生じるこ
となく、圧力容器12内において適当な再循環流れを得
るために有効なポンプの組合せを与える。再循環ポンプ
への供給電力が遮断されてポンプが働かなくなるポンプ
故障の発生時には、従来の炉内ポンプの静止したインペ
ラは圧力容器12内における自然の再循環流れに対して
流れ抵抗を生じる。しかるに、図1および2に示された
実施の態様においては、RIP32の故障時にも冷却水
16は妨害を受けることなくJP26の中空のハウジン
グ36を通って下方に流れ、そして下部プレナム24に
到達することができる。その際、ダウンカマ区域22内
の相対的に冷たい冷却水16は重力の作用下でJPのハ
ウジング36を通って下方に流れる一方、炉心14内の
相対的に熱い冷却水16は低い密度を有するため上方に
流れるのである。
【0016】このように図2に示されたJP26とRI
P32との組合せは、RIP32の故障時には圧力容器
12内における妨害されない自然の再循環流れを可能に
すると共に、RIP32が働く場合には噴射ノズル52
から加圧水をJPの吸込口28内に噴射してJP26を
駆動し、それによって所要の流量を生み出すことができ
る。JP26とRIP32との組合せはまた、ポンプ故
障状態からのより良好な回復を可能にすると共に、部分
ポンプ性能条件または自然循環運転条件下における炉心
14の安定性を向上させる。
【0017】図2に示された実施の態様においてはま
た、取付ノズル34が下蓋12c(図1参照)よりも上
方かつ炉心14に対して適当な位置において圧力容器1
2の直立した側壁12aから横方向に突出し、そしてR
IP32がそれに対して側面から取付けられていること
が好ましい。このようにすれば、圧力容器の下蓋12c
の下方の区域がその底部に取付けられたRIPによって
混雑することがなく、しかも側面に取付けられたRIP
32は容易に接近し得るので保守の容易さが向上する。
【0018】図2に示された好適な実施の態様において
は、RIP32の流入路44および流出路50の両方が
単一の取付ノズル34および共通のポンプハウジング4
2を通って延びている。更に詳しく述べれば、取付ノズ
ル34内において、流出路50は半径方向に沿って流入
路44の内側に位置しながらそれとほぼ同軸的に配置さ
れている。インペラ46は鉛直方向に延びる駆動軸(図
示せず)に対して水平に取付けられており、そして図2
に示されるごとく上方および下方からの両吸込みを可能
にする。
【0019】インペラ46は、取付ノズル34の寸法を
小さくするため、冷却水16の加圧された第2の部分が
比較的大きい水頭および比較的小さい流量を有するよう
常法に従って設計されている。圧力容器12を貫通して
比較的大きい開口を設けることを回避して圧力容器12
の設計を改善するため、取付ノズル34の内径Dはでき
るだけ小さくすることが好ましい。高水頭−低流量型の
RIP32は、このような内径Dの縮小を可能にする。
それ故、取付ノズル34の寸法の縮小に伴ってRIPの
ハウジング42の寸法も縮小することができるから、圧
力容器12の適当な構造強度を保持しながら原価を低減
させることができるのである。更にまた、高水頭−低流
量型のRIP32は噴射ノズル52からJPの吸込口2
8内に噴射される冷却水16に対して適当な駆動圧を付
与し、それによってJP26を適切に駆動することもで
きる。
【0020】次の図3には、本発明の第2の実施の態様
に基づく炉内ポンプ32Aが示されている。この実施の
態様に従えば、流出路50は取付ノズル34内において
流入路44とほぼ平行な状態でそれの上方に配置されて
おり、またインペラ46はそれの駆動軸が鉛直方向に延
びる状態で水平に取付けられている。この実施の態様の
場合、インペラ46は冷却水16の第2の部分を下方か
ら吸込み、そして上方かつ側方に輸送して流出路50内
に流入させるような片吸込み型のインペラである。
【0021】次の図4には、本発明の第3の実施の態様
に基づく炉内ポンプ32Bが示されている。この実施の
態様に従えば、流出路50は取付ノズル34内において
流入路44とほぼ平行な状態でそれの下方に配置されて
いる。この実施の態様においても、インペラ46はやは
りそれの駆動軸が鉛直方向に延びるような状態で水平に
配置されており、それによって冷却水16の第2の部分
を上方から受入れかつそれを下端から排出するような片
吸込み型のインペラを成している。
【0022】なお、冷却水16の第2の部分をダウンカ
マ区域22から直接に受入れ、そしてそれを加圧して噴
射ノズル52からJPの吸込口28内に噴射することに
よってJP26を駆動し得る限り、その他の変更態様に
基づくRIP32を圧力容器12に対して封止状態で適
宜に連結することもできる。以上、好適な実施の態様に
関連して本発明を説明したが、上記の説明に基づけば様
々な変更態様が可能であることは当業者にとって自明で
あろう。それ故、本発明の真の精神および範囲から逸脱
しない限り、かかる変更態様の全てが前記特許請求の範
囲によって包括されることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ジェットポンプを駆動して圧力容器内における
再循環を達成するために役立つ炉内ポンプを含む再循環
系を具備した典型的な沸騰水型原子炉の概略立面図であ
る。
【図2】図1に示されたジェットポンプに駆動水を供給
するために役立つ、本発明の第1の実施の態様に基づく
炉内ポンプの拡大部分断面略図である。
【図3】図1に示されたジェットポンプに駆動水を供給
するために役立つ、本発明の第2の実施の態様に基づく
炉内ポンプの拡大部分断面略図である。
【図4】図1に示されたジェットポンプに駆動水を供給
するために役立つ、本発明の第3の実施の態様に基づく
炉内ポンプの拡大部分断面略図である。
【符号の説明】
10 沸騰水型原子炉 12 原子炉圧力容器 12a 側壁 14 炉心 16 冷却水 22 ダウンカマ区域 26 ジェットポンプ 28 吸込口 30 吐出口 32 炉内ポンプ 34 取付ノズル 36 ハウジング 42 ハウジング 44 流入路 46 インペラ 48 電動機 50 流出路 52 噴射ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−34497(JP,A) 特開 昭60−67890(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21C 15/25 G21C 15/02 G21C 15/24 G21C 1/08 JICSTファイル(JOIS)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉圧力容器(12)と半径方向に沿
    ってそれから内方に離隔した炉心(14)との間に画成
    された環状のダウンカマ区域(22)内に含まれる原子
    炉冷却水を駆動するための再循環系において、 前記ダウンカマ区域(22)内に配置されたジェットポ
    ンプ(26)であって、前記ダウンカマ区域(22)か
    ら前記冷却水の第1の部分を直接に受入れるための吸込
    口(28)を上端に有し、かつ前記ジェットポンプ(2
    6)によって加圧された前記冷却水を排出するための吐
    出口(30)を下端に有するジェットポンプ(26)、
    並びに前記圧力容器(12)の取付ノズル(34)に対
    して直接に連結された炉内ポンプ(32)であって、
    (a) 前記取付ノズル(34)に封止状態で連結され、そ
    して前記冷却水を閉込めるために役立つハウジング(4
    2)、(b) 前記取付ノズル(34)に連通しながら前記
    ハウジング(42)を通って延びていて、前記圧力容器
    (12)から前記冷却水の第2の部分を受入れるための
    流入路(44)、(c) 前記流入路(44)に連通した状
    態で配置されていて、前記冷却水の前記第2の部分を加
    圧するためのインペラ(46)、(d) 前記インペラ(4
    6)に連通した状態で配置されていて、前記インペラ4
    6から前記冷却水の加圧された前記第2の部分を受ける
    ための流出路(50)、および(e) 前記流出路(50)
    に連通しながら前記ジェットポンプの前記吸込口(2
    8)の上方に配置されていて、前記冷却水の加圧された
    前記第2の部分を前記ジェットポンプの前記吸込口(2
    8)内に噴射することにより前記ジェットポンプ(2
    6)を駆動して、前記冷却水の前記第1の部分を前記ジ
    ェットポンプの前記吸込口(28)内に吸込ませるため
    の噴射ノズル(52)を含む炉内ポンプ(32)をそな
    えていることを特徴とする再循環系。
  2. 【請求項2】 前記取付ノズル(34)が前記圧力容器
    (12)の側壁(12a)から横方向に突出しており、
    かつ前記炉内ポンプが前記取付ノズル(34)に対して
    側面から取付けられている請求項1記載の再循環系。
  3. 【請求項3】 前記炉内ポンプ(32)の前記流入路
    (44)および前記流出路(50)の両方が前記取付ノ
    ズル(34)を通って延びている請求項2記載の再循環
    系。
  4. 【請求項4】 前記取付ノズル(34)の寸法を小さく
    するため、前記冷却水の加圧された前記第2の部分が大
    きい水頭および小さい流量を有するように前記インペラ
    (46)が設計されている請求項3記載の再循環系。
  5. 【請求項5】 前記取付ノズル(34)内において、前
    記流出路(50)が半径方向に沿って前記流入路(4
    4)の内側に位置しながらそれと同軸的に配置されてい
    る請求項3記載の再循環系。
  6. 【請求項6】 前記取付ノズル(34)内において、前
    記流出路(50)が前記流入路(44)と平行な状態で
    それの上方に配置されている請求項3記載の再循環系。
  7. 【請求項7】 前記取付ノズル(34)内において、前
    記流出路(50)が前記流入路(44)と平行な状態で
    それの下方に配置されている請求項3記載の再循環系。
JP07679894A 1993-04-15 1994-04-15 ジェットポンプおよび炉内ポンプをそなえた再循環系 Expired - Fee Related JP3160461B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/046,322 US5295171A (en) 1993-04-15 1993-04-15 Combined jet pump and internal pump rercirculation system
US046322 1993-04-15

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