JP3160263U - タイヤ交換用ジャッキ回転工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】電動インパクトドライバに取付けて電動により労力を使わずにパンタグラフジャッキを昇降させて、短時間でタイヤの交換を行うことができるタイヤ交換用ジャッキ回転工具を提供するものである。【解決手段】ジャッキ回転棒2の先端に、パンタグラフジャッキ5のねじシャフト16を回転させるフック3を形成し、後端側に、六角ナット部4を一体に形成して構成され、電動インパクトドライバ6の出力軸に取付けた六角ソケット7に、前記ジャッキ回転棒2の六角ナット部4を挿着して、先端のフック3に連結したパンタグラフジャッキ5のねじシャフト16を回転させてパンタグラフジャッキ5を昇降させるようにしたものである。【選択図】 図1
Description
本考案は、タイヤ交換用のジャッキを電動で昇降させる回転工具に関するものである。
一般に自動車には標準装備としてタイヤを交換する工具が装備されている。このタイヤ交換工具は、ねじ式のパンタグラフジャッキと、先端にフックを形成したジャッキ回転棒およびL形のホイールナットレンチで構成されている。タイヤを交換する場合には、パンタグラフジャッキの荷重受けを車体の下にセットし、パンタグラフジャッキのねじシャフトの端部に形成したフック係合部に、ジャッキ回転棒のフックを係合させ、このジャッキ回転棒の後端をL形のホイールナットレンチの中間に差し込んで連結し、ホイールナットレンチを手で回転させてジャッキの昇降を行なっている(特許文献1)。
しかしながらねじ式のパンタグラフジャッキは、ホイールナットレンチを手で回転させて昇降するため、大きな力が必要で、しかも手動で行なうため4本のタイヤを交換するのに40分程度もかかる問題があった。
本考案は上記問題を改善し、市販されている電動インパクトドライバに取付けて電動により労力を使わずにパンタグラフジャッキを昇降させて、短時間でタイヤの交換を行うことができるタイヤ交換用ジャッキ回転工具を提供するものである。
本考案の請求項1記載のタイヤ交換用ジャッキ回転工具は、ジャッキ回転棒の先端に、パンタグラフジャッキのねじシャフトを回転させるフックを形成し、後端側に、六角ナット部を一体に形成して構成され、電動インパクトドライバの出力軸に取付けた六角ソケットに、前記ジャッキ回転棒の六角ナット部を挿着して、先端のフックに連結したパンタグラフジャッキのねじシャフトを回転させてパンタグラフジャッキを昇降させるようにしたことを特徴とするものである。
本考案の請求項2記載のタイヤ交換用ジャッキ回転工具は、請求項1において、ジャッキ回転棒の後端側に形成した六角ナット部を、ジャッキ回転棒の後端側から順次外径が大きくなる複数個の六角ナットで形成したことを特徴とするものである。
本考案に係る請求項1記載のタイヤ交換用ジャッキ回転工具によれば、タイヤホイールに取付けたホイールナットの取付け取外しに使用する六角ソケットを電動インパクトドライバに取付け、この六角ソケットに、ジャッキ回転棒の先端に、パンタグラフジャッキのねじシャフトを回転させるフックを形成し、後端側に、六角ナット部を一体に形成したタイヤ交換用ジャッキ回転工具の前記六角ナット部を装着し、先端のフックをパンタグラフジャッキのねじシャフトに係合させて、電動インパクトドライバの回転力を利用してパンタグラフジャッキの昇降を、労力を使わずにワンタッチで短時間に行なうことができる。
また請求項2記載のタイヤ交換用ジャッキ回転工具によれば、ジャッキ回転棒の後端側に形成した六角ナット部を、ジャッキ回転棒の後端側から順次外径が大きくなる複数個の六角ナットで形成したので、使用する車両のホイールナットの直径が異なっても1本のタイヤ交換用ジャッキ回転工具で、パンタグラフジャッキの昇降を行なうことができる。
以下本考案の実施の一形態を図1ないし図3を参照して詳細に説明する。図において1はタイヤ交換用ジャッキ回転工具を示すもので、ジャッキ回転棒2の先端をU型に湾曲させてフック3を形成し、後端側に六角ナット部4が一体に形成されている。5はパンタグラフジャッキ、6は電動インパクトドライバ、7は六角ソケットである。
前記六角ソケット7は、図2および図3に示すように後部側が細く形成され、後端に六角柱状の差し込みジョイント9が形成され、ここを電動インパクトドライバ6の出力軸の先端に設けたソケット部10に挿着するようになっている。また図1において11は電動インパクトドライバ6の駆動スイッチ、12は回転方向切換えスイッチである。また前記パンタグラフジャッキ5は、基台14の上部に菱形のリンク15が取付けられ、中間の左右連結部にねじシャフト16が設けられ、この端部に丸孔17を開孔したフック係合部18が取付けられている。また菱形のリンク15の上部には荷重受け19が取付けられている。
上記構成のタイヤ交換用ジャッキ回転工具1を使用してタイヤ20を交換する場合について説明する。先ずタイヤ20の図示しないホイールに取付けられているホイールナットを緩める。この場合、ホイールナットの直径が21mmの時には、六角ソケット7と、ジャッキ回転棒2に取付けた六角ナット部4はそれぞれ直径が21mmのものを用いる。
先ず、電動インパクトドライバ6の出力軸に形成したソケット部10に、六角ソケット7の差し込みジョイント9を挿着して一体に連結する。次に六角ソケット7をホイールナットに装着して、電動インパクトドライバ6を逆回転にセットしてから駆動スイッチ11を入れると、ホイールナットは逆回転して緩む。この後、パンタグラフジャッキ5を車体21の下にセットしてから、電動インパクトドライバ6に取付けた六角ソケット7に、タイヤ交換用ジャッキ回転工具1の六角ナット部4を装着して一体に連結する。
次にタイヤ交換用ジャッキ回転工具1のフック3を、図1に示すようにパンタグラフジャッキ5のフック係合部18に開孔した丸孔17に通して係合させる。この後、電動インパクトドライバ6の駆動スイッチ11を入れて少し正回転させて、過重受け19を上昇させてから、その凹部23に車体底部のリブ22が挿入されるように位置を調整する。この後、電動インパクトドライバ6を正回転させると、その回転駆動力がタイヤ交換用ジャッキ回転工具1を介してねじシャフト16に伝達され、荷重受け19が上昇して車体21が持ち上がる。タイヤ20が地面から離れたら、駆動スイッチ11を切る。この後、タイヤ交換用ジャッキ回転工具1を六角ソケット7から取外して、六角ソケット7をホイールナットに装着し、電動インパクトドライバ6を逆回転させてホイールナットをタイヤホイールから取外す。
次にタイヤ20を外してから交換する別のタイヤをタイヤホイールに取付けて、ボルトにホイールナットを取付ける。この後、再び六角ソケット7にタイヤ交換用ジャッキ回転工具1の六角ナット部4を装着して一体に連結して、電動インパクトドライバ6を逆回転させると、パンタグラフジャッキ5のねじシャフト16が逆回転して荷重受け19が下降する。この後、タイヤ交換用ジャッキ回転工具1を六角ソケット7から取外し、六角ソケット7をホイールナットに装着して、電動インパクトドライバ6を正回転させてホイールナットをタイヤホイールに締め付けてタイヤ交換作業を完了する。
このように、市販されている電動インパクトドライバ6の回転力を利用してパンタグラフジャッキ5の昇降を、労力を使わずにワンタッチで短時間に行なうことができる。この結果、4本のタイヤを交換するのに従来は40分程度かかっていたものが、半分の20分程度で済み、大幅に作業時間を短縮することができた。
図4は本考案の他の実施の形態を示すもので、このタイヤ交換用ジャッキ回転工具1は、ジャッキ回転棒2の先端をU型に湾曲させてフック3を形成し、後端側に外径が異なる3個の六角ナット4A、4B、4Cを併設した六角ナット部4が一体に形成されている。この六角ナット4Aは例えば直径が19mm、六角ナット4Bは直径が21mm、六角ナット4Cは直径が24mmで、ジャッキ回転棒2の後端側から順次外径が大きくなるように取付けられている。
このタイヤ交換用ジャッキ回転工具1は、使用する車両のホイールナットの直径に合わせた内径の六角ソケット7を使用し、ここにタイヤ交換用ジャッキ回転工具1の六角ナット部4を挿着することにより、六角ソケット7の内径にあった六角ナット4A、4B、4Cの何れか1個が嵌合して連結される。一般に多く使用されている車両のホイールナットはこの3種類なので、1本のタイヤ交換用ジャッキ回転工具1で対応することができる。
なお電動インパクトドライバ6は、充電式でも電源コードに接続するタイプでも良い。また電動インパクトドライバはインパクトレンチを用いても良い。
1 タイヤ交換用ジャッキ回転工具
2 ジャッキ回転棒
3 フック
4 六角ナット部
5 パンタグラフジャッキ
6 電動インパクトドライバ
7 六角ソケット
9 差し込みジョイント
10 ソケット部
11 駆動スイッチ
12 回転方向切換えスイッチ
14 基台
15 菱形のリンク
16 ねじシャフト
17 丸孔
18 フック係合部
19 荷重受け
20 タイヤ
21 車体
22 リブ
23 凹部
2 ジャッキ回転棒
3 フック
4 六角ナット部
5 パンタグラフジャッキ
6 電動インパクトドライバ
7 六角ソケット
9 差し込みジョイント
10 ソケット部
11 駆動スイッチ
12 回転方向切換えスイッチ
14 基台
15 菱形のリンク
16 ねじシャフト
17 丸孔
18 フック係合部
19 荷重受け
20 タイヤ
21 車体
22 リブ
23 凹部
Claims (2)
- ジャッキ回転棒の先端に、パンタグラフジャッキのねじシャフトを回転させるフックを形成し、後端側に、六角ナット部を一体に形成して構成され、電動インパクトドライバの出力軸に取付けた六角ソケットに、前記ジャッキ回転棒の六角ナット部を挿着して、先端のフックに連結したパンタグラフジャッキのねじシャフトを回転させてパンタグラフジャッキを昇降させるようにしたことを特徴とするタイヤ交換用ジャッキ回転工具。
- ジャッキ回転棒の後端側に形成した六角ナット部を、ジャッキ回転棒の後端側から順次外径が大きくなる複数個の六角ナットで形成したことを特徴とする請求項1記載のタイヤ交換用ジャッキ回転工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010002367U JP3160263U (ja) | 2010-04-08 | 2010-04-08 | タイヤ交換用ジャッキ回転工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010002367U JP3160263U (ja) | 2010-04-08 | 2010-04-08 | タイヤ交換用ジャッキ回転工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3160263U true JP3160263U (ja) | 2010-06-17 |
Family
ID=54863463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010002367U Expired - Lifetime JP3160263U (ja) | 2010-04-08 | 2010-04-08 | タイヤ交換用ジャッキ回転工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3160263U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012159672A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Ricoh Co Ltd | カバー開閉検知装置及び画像形成装置 |
JP2013189264A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Purosu:Kk | ジャッキ駆動用ソケット |
JP2014043681A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Kawase Co Ltd | 作業足場用壁つなぎ装置 |
-
2010
- 2010-04-08 JP JP2010002367U patent/JP3160263U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012159672A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Ricoh Co Ltd | カバー開閉検知装置及び画像形成装置 |
JP2013189264A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Purosu:Kk | ジャッキ駆動用ソケット |
JP2014043681A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Kawase Co Ltd | 作業足場用壁つなぎ装置 |
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