JP3160220B2 - 障害予防システム - Google Patents
障害予防システムInfo
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- JP3160220B2 JP3160220B2 JP05054697A JP5054697A JP3160220B2 JP 3160220 B2 JP3160220 B2 JP 3160220B2 JP 05054697 A JP05054697 A JP 05054697A JP 5054697 A JP5054697 A JP 5054697A JP 3160220 B2 JP3160220 B2 JP 3160220B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
のインストール時及びインストールしたアプリケーショ
ンの実行時に発生しうる計算機の資源不足などによる障
害を未然に防止しうる障害予防システムに関する。
のインストール時及びインストールしたアプリケーショ
ンの実行時に発生しうる計算機の資源不足などによる障
害を未然に防止しうる障害予防システムに関する。
【0002】
【従来の技術】汎用的なあるいはユーザが作成したアプ
リケーション等をある計算機で実行させる場合、通常は
そのアプリケーションのインストレーションをその計算
機に行う必要がある。このインストレーション作業を正
常に完了させるためには、そのアプリケーションのイン
ストール時に必要な資源(例えば、メモリ容量、ディス
ク装置のワークエリア、カーネルパラメータ等)を事前
に把握し、計算機上に確保しておく必要がある。
リケーション等をある計算機で実行させる場合、通常は
そのアプリケーションのインストレーションをその計算
機に行う必要がある。このインストレーション作業を正
常に完了させるためには、そのアプリケーションのイン
ストール時に必要な資源(例えば、メモリ容量、ディス
ク装置のワークエリア、カーネルパラメータ等)を事前
に把握し、計算機上に確保しておく必要がある。
【0003】従来の一般的なアプリケーションのインス
トレーションを行う手順を図10に示したフローチャー
トに基づいて説明すると、まず、インストレーションを
するアプリケーションについて、そのアプリケーション
のインストール時に必要なメモリ占有量、カーネルパラ
メータの最大値等を予備調査する(ステップ1)。ま
た、アプリケーションを導入する計算機(以下、「導入
機」という)について、使用可能なディスク容量、メモ
リ容量、カーネルパラメータ値等を予備調査する(ステ
ップ2)。これらの予備調査は、手作業で複数項目を調
査することになる。そして、ステップ1,2の予備調査
の結果に基づいて必要であればメモリ、ディスク装置の
増設やカーネルパラメータ値の再構成を行い(ステップ
3)、その後、インストレーションを行う(ステップ
4)。そして、動作試験を行い(ステップ5)、正常で
あることを確認してインストレーション作業を終了する
(ステップ6)。
トレーションを行う手順を図10に示したフローチャー
トに基づいて説明すると、まず、インストレーションを
するアプリケーションについて、そのアプリケーション
のインストール時に必要なメモリ占有量、カーネルパラ
メータの最大値等を予備調査する(ステップ1)。ま
た、アプリケーションを導入する計算機(以下、「導入
機」という)について、使用可能なディスク容量、メモ
リ容量、カーネルパラメータ値等を予備調査する(ステ
ップ2)。これらの予備調査は、手作業で複数項目を調
査することになる。そして、ステップ1,2の予備調査
の結果に基づいて必要であればメモリ、ディスク装置の
増設やカーネルパラメータ値の再構成を行い(ステップ
3)、その後、インストレーションを行う(ステップ
4)。そして、動作試験を行い(ステップ5)、正常で
あることを確認してインストレーション作業を終了する
(ステップ6)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インス
トール時に必要な資源の調査を行うもののインストール
したアプリケーションの実行時に必要な資源の調査は行
っていないため、無事にインストレーションできたアプ
リケーションが資源不足により正常に実行できない場合
があり得る。すなわち、アプリケーションをインストー
ルした後実際に実行させるまでは、正常に実行できるか
どうかの確証がない。
トール時に必要な資源の調査を行うもののインストール
したアプリケーションの実行時に必要な資源の調査は行
っていないため、無事にインストレーションできたアプ
リケーションが資源不足により正常に実行できない場合
があり得る。すなわち、アプリケーションをインストー
ルした後実際に実行させるまでは、正常に実行できるか
どうかの確証がない。
【0005】また、不足したカーネルパラメータ等の資
源の確保は、操作者が再構成しなければならないため、
適切な値に設定するにはシステムを熟知している必要が
ある。
源の確保は、操作者が再構成しなければならないため、
適切な値に設定するにはシステムを熟知している必要が
ある。
【0006】なお、例えば特開平7−234780号公
報には、アプリケーションのインストールに際して実行
時に必要な資源が導入機に十分に用意されているかを検
査し、不足しているようであればシステムパラメータ
(カーネルパラメータ)を再構築するインストールシス
テムについて開示されているが、このシステムでは、単
一のアプリケーションについてのみ検査を行っているた
め、複数のアプリケーションを同時に実行させる導入機
においては実際に実行できるかどうかの確証がない。ま
た、不足したカーネルパラメータ等の資源の確保は、操
作者が再構成しなければならない。
報には、アプリケーションのインストールに際して実行
時に必要な資源が導入機に十分に用意されているかを検
査し、不足しているようであればシステムパラメータ
(カーネルパラメータ)を再構築するインストールシス
テムについて開示されているが、このシステムでは、単
一のアプリケーションについてのみ検査を行っているた
め、複数のアプリケーションを同時に実行させる導入機
においては実際に実行できるかどうかの確証がない。ま
た、不足したカーネルパラメータ等の資源の確保は、操
作者が再構成しなければならない。
【0007】また、HP社製のソフトウェアディストリ
ビュータ(SD)は、単一又は複数のアプリケーション
が必要とするディスク容量を検査するため、導入機にお
いてアプリケーション実行時に必要なディスク容量を予
め用意させることは可能であるが、たとえディスク容量
のみが十分であったとしてもカーネルパラメータ等他の
資源が不足したのでは、結局のところそのアプリケーシ
ョンを実行することはできない。
ビュータ(SD)は、単一又は複数のアプリケーション
が必要とするディスク容量を検査するため、導入機にお
いてアプリケーション実行時に必要なディスク容量を予
め用意させることは可能であるが、たとえディスク容量
のみが十分であったとしてもカーネルパラメータ等他の
資源が不足したのでは、結局のところそのアプリケーシ
ョンを実行することはできない。
【0008】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、アプリケーション
のインストール時のみならずアプリケーションの実行時
における資源不足による障害を未然に防止する障害予防
システムを提供することにある。
になされたものであり、その目的は、アプリケーション
のインストール時のみならずアプリケーションの実行時
における資源不足による障害を未然に防止する障害予防
システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、第1の発明に係る障害予防システムは、試
験用計算機におけるアプリケーションのインストール時
並びに実行時に使用された資源及びその使用量が資源利
用データとして当該アプリケーションと対にして保存さ
れているファイル保存手段と、前記ファイル保存手段の
中からアプリケーション導入先計算機にインストールす
るアプリケーションを操作者に指定させる入力手段と、
操作者により指定されたアプリケーションに対応する資
源利用データに基づいてアプリケーションのインストー
ル時並びに実行時に必要となる資源及びその使用量が前
記アプリケーション導入先計算機に確保されているかを
調査する不足資源調査手段とを有し、前記不足資源調査
手段は、操作者により複数のアプリケーションが指定さ
れた場合、当該各アプリケーションに対応する各資源利
用データに含まれる資源をアプリケーション間で共用さ
れる共有型とアプリケーション個々に使用される私有型
とに分け、共有型資源の場合は各アプリケーションが使
用した資源のうちの最大値に、私有型資源の場合は各ア
プリケーションが使用した資源の積算値にそれぞれ基づ
いて得た各資源量を前記アプリケーション導入先計算機
において必要とする各資源量とし、その各資源量と前記
アプリケーション導入先計算機が持つ資源量とを比較す
ることによって、前記アプリケーション導入先計算機に
おける資源不足による障害発生をアプリケーションイン
ストール前に検出するものである。
するために、第1の発明に係る障害予防システムは、試
験用計算機におけるアプリケーションのインストール時
並びに実行時に使用された資源及びその使用量が資源利
用データとして当該アプリケーションと対にして保存さ
れているファイル保存手段と、前記ファイル保存手段の
中からアプリケーション導入先計算機にインストールす
るアプリケーションを操作者に指定させる入力手段と、
操作者により指定されたアプリケーションに対応する資
源利用データに基づいてアプリケーションのインストー
ル時並びに実行時に必要となる資源及びその使用量が前
記アプリケーション導入先計算機に確保されているかを
調査する不足資源調査手段とを有し、前記不足資源調査
手段は、操作者により複数のアプリケーションが指定さ
れた場合、当該各アプリケーションに対応する各資源利
用データに含まれる資源をアプリケーション間で共用さ
れる共有型とアプリケーション個々に使用される私有型
とに分け、共有型資源の場合は各アプリケーションが使
用した資源のうちの最大値に、私有型資源の場合は各ア
プリケーションが使用した資源の積算値にそれぞれ基づ
いて得た各資源量を前記アプリケーション導入先計算機
において必要とする各資源量とし、その各資源量と前記
アプリケーション導入先計算機が持つ資源量とを比較す
ることによって、前記アプリケーション導入先計算機に
おける資源不足による障害発生をアプリケーションイン
ストール前に検出するものである。
【0010】第2の発明に係る障害予防システムは、第
1の発明において、前記ファイル保存手段に保存された
アプリケーションを前記試験用計算機にインストールす
るインストール手段と、前記ファイル保存手段に保存さ
れたアプリケーションを前記試験用計算機上で実行する
アプリケーション実行手段と、前記インストール実行手
段によるインストール時並びに前記アプリケーション実
行手段による実行時に使用された資源及びその使用量を
それぞれ資源利用データとして収集し、当該アプリケー
ションと対にして前記ファイル保存手段へ格納する資源
利用調査手段とを有するものである。
1の発明において、前記ファイル保存手段に保存された
アプリケーションを前記試験用計算機にインストールす
るインストール手段と、前記ファイル保存手段に保存さ
れたアプリケーションを前記試験用計算機上で実行する
アプリケーション実行手段と、前記インストール実行手
段によるインストール時並びに前記アプリケーション実
行手段による実行時に使用された資源及びその使用量を
それぞれ資源利用データとして収集し、当該アプリケー
ションと対にして前記ファイル保存手段へ格納する資源
利用調査手段とを有するものである。
【0011】第3の発明に係る障害予防システムは、第
1の発明において、前記資源利用データに基づいて前記
アプリケーション導入先計算機において不足している資
源の設定値を更新する資源値更新手段を有するものであ
る。
1の発明において、前記資源利用データに基づいて前記
アプリケーション導入先計算機において不足している資
源の設定値を更新する資源値更新手段を有するものであ
る。
【0012】第4の発明に係る障害予防システムは、第
3の発明において、前記資源値更新手段は、前記資源利
用データに含まれる資源を、アプリケーション間で共用
される共有型とアプリケーション個々に使用される私有
型とに分け、共有型資源の場合は各アプリケーションが
使用した資源のうちの最大値に、私有型資源の場合は各
アプリケーションが使用した資源の積算値に、それぞれ
基づいて得た更新値で不足している資源の設定値を更新
するものである。
3の発明において、前記資源値更新手段は、前記資源利
用データに含まれる資源を、アプリケーション間で共用
される共有型とアプリケーション個々に使用される私有
型とに分け、共有型資源の場合は各アプリケーションが
使用した資源のうちの最大値に、私有型資源の場合は各
アプリケーションが使用した資源の積算値に、それぞれ
基づいて得た更新値で不足している資源の設定値を更新
するものである。
【0013】第5の発明に係る障害予防システムは、第
4の発明において、前記資源値更新手段は、前記更新値
で各資源の設定値を自動更新できない場合は、その旨の
出力をするものである。
4の発明において、前記資源値更新手段は、前記更新値
で各資源の設定値を自動更新できない場合は、その旨の
出力をするものである。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
好適な実施の形態について説明する。
好適な実施の形態について説明する。
【0016】本発明に係る障害予防システムには、実際
にアプリケーションをインストールをして実行させるた
めの前述した導入機の他に、事前にアプリケーションの
動作確認をするための計算機(以下、「試験機」とい
う)が基本的に必要となる。但し、これらの計算機のハ
ードウェア構成及びその容量、またカーネルパラメータ
値等のソフトウェア設定値などの資源は、同一である必
要はない。
にアプリケーションをインストールをして実行させるた
めの前述した導入機の他に、事前にアプリケーションの
動作確認をするための計算機(以下、「試験機」とい
う)が基本的に必要となる。但し、これらの計算機のハ
ードウェア構成及びその容量、またカーネルパラメータ
値等のソフトウェア設定値などの資源は、同一である必
要はない。
【0017】図1は、本実施の形態における試験機のブ
ロック構成図である。試験機10は、アプリケーション
パッケージを保存するファイル保存部11と、アプリケ
ーションのインストレーションを行うインストール部1
2と、アプリケーションを実行させるアプリケーション
実行部13と、アプリケーションのインストール時及び
実行時における資源使用量を調査する資源利用調査部1
4と、試験機10全体の制御管理を行う制御処理部15
とを有している。資源利用調査部14は、資源利用調査
手段として設けられ、試験機10におけるアプリケーシ
ョンのインストール時並びに実行時に使用した資源及び
その使用量を収集し資源利用データとして保存する。フ
ァイル保存部11は、ディスク装置で実現され、その他
の構成は、試験機10のCPU、OS及び各機能を発揮
するアプリケーションツールにより実現される。なお、
OSやインストール後のアプリケーションを保存する手
段等一般的な構成要素については図示しない。
ロック構成図である。試験機10は、アプリケーション
パッケージを保存するファイル保存部11と、アプリケ
ーションのインストレーションを行うインストール部1
2と、アプリケーションを実行させるアプリケーション
実行部13と、アプリケーションのインストール時及び
実行時における資源使用量を調査する資源利用調査部1
4と、試験機10全体の制御管理を行う制御処理部15
とを有している。資源利用調査部14は、資源利用調査
手段として設けられ、試験機10におけるアプリケーシ
ョンのインストール時並びに実行時に使用した資源及び
その使用量を収集し資源利用データとして保存する。フ
ァイル保存部11は、ディスク装置で実現され、その他
の構成は、試験機10のCPU、OS及び各機能を発揮
するアプリケーションツールにより実現される。なお、
OSやインストール後のアプリケーションを保存する手
段等一般的な構成要素については図示しない。
【0018】一方、図2は、本実施の形態における導入
機のブロック構成図である。導入機20は、試験機10
において作成されたアプリケーションパッケージを格納
するファイル保存部21と、アプリケーションのインス
トレーションを行うインストール部22と、アプリケー
ションを実行させるアプリケーション実行部23と、不
足資源調査部24と、資源量設定部25と、導入機20
全体の制御管理を行う制御処理部26とを有している。
不足資源調査部24は、不足資源調査手段として設けら
れ、資源利用データに基づいてアプリケーションのイン
ストール時並びに実行時に必要となる資源及びその使用
量が導入機20に確保されているかを調査する。資源量
設定部25は、資源値更新手段として設けられ、資源利
用データに基づいて導入機20において不足している資
源の設定値を更新する。ファイル保存部21は、ディス
ク装置で実現され、その他の構成は、導入機20のCP
U、OS及び各機能を発揮するアプリケーションツール
により実現される。
機のブロック構成図である。導入機20は、試験機10
において作成されたアプリケーションパッケージを格納
するファイル保存部21と、アプリケーションのインス
トレーションを行うインストール部22と、アプリケー
ションを実行させるアプリケーション実行部23と、不
足資源調査部24と、資源量設定部25と、導入機20
全体の制御管理を行う制御処理部26とを有している。
不足資源調査部24は、不足資源調査手段として設けら
れ、資源利用データに基づいてアプリケーションのイン
ストール時並びに実行時に必要となる資源及びその使用
量が導入機20に確保されているかを調査する。資源量
設定部25は、資源値更新手段として設けられ、資源利
用データに基づいて導入機20において不足している資
源の設定値を更新する。ファイル保存部21は、ディス
ク装置で実現され、その他の構成は、導入機20のCP
U、OS及び各機能を発揮するアプリケーションツール
により実現される。
【0019】本実施の形態において特徴的なことは、ア
プリケーションの動作確認等の試験時に使用した資源及
びその使用量を資源利用データとして保持しておき、そ
の資源利用データを有効利用するようにしたことであ
る。すなわち、試験機10上にアプリケーションをイン
ストールし、かつ実行させたときに使用したメモリ量、
ディスク容量、カーネルパラメータ及びその使用量、更
には利用した共有ライブラリやドライバ等のシステム資
源を資源利用データとしてファイルに保存する。そし
て、その資源利用データに基づいて導入機20の資源の
不足はないかを事前に調査し、もし、不足した資源があ
った場合には、資源利用データの内容に基づいて導入機
20の資源設定値の自動更新等を行うようにしたことで
ある。これにより、アプリケーションのインストレーシ
ョンが正常にできたとしても実行できないという障害を
未然に防止することができる。
プリケーションの動作確認等の試験時に使用した資源及
びその使用量を資源利用データとして保持しておき、そ
の資源利用データを有効利用するようにしたことであ
る。すなわち、試験機10上にアプリケーションをイン
ストールし、かつ実行させたときに使用したメモリ量、
ディスク容量、カーネルパラメータ及びその使用量、更
には利用した共有ライブラリやドライバ等のシステム資
源を資源利用データとしてファイルに保存する。そし
て、その資源利用データに基づいて導入機20の資源の
不足はないかを事前に調査し、もし、不足した資源があ
った場合には、資源利用データの内容に基づいて導入機
20の資源設定値の自動更新等を行うようにしたことで
ある。これにより、アプリケーションのインストレーシ
ョンが正常にできたとしても実行できないという障害を
未然に防止することができる。
【0020】ここで、本実施の形態において取り扱う資
源について説明する。
源について説明する。
【0021】システム内において存在する資源として
は、一般的にメモリ量、ディスク容量等のハードウェア
資源とカーネルパラメータ等のパラメータ設定によるソ
フトウェア資源とがある。本実施の形態においては、こ
れらの資源を共有型と私有型に分類して取り扱うことを
特徴の一つとしている。共有型は、アプリケーション間
で共用される資源をいう。一方、私有型は、アプリケー
ション個々に使用される資源をいう。例えば、UNIX
をOSとした場合、共有型の資源としては、オープンフ
ァイル数(MFILE)、共有ライブラリ(SHLI
B)、ドライバ(DRIVER)等が該当する。私有型
の資源としては、プロセス数(NPROC)、仮想記憶
空間量(SWAP)、セマフォID(SEMMNI)、
メッセージキューID(MSGMNI)、共有メモリI
D(SHMMNI)等が該当する。なお、使用したディ
スク容量は、別途ハードウェア資源として扱うことも可
能であるが、ここでは、原則として私有型資源として扱
うことにする。また、資源は、共有ライブラリ等のよう
に数値ではなく文字列で表現されるものもあるが、この
ような文字列から構成される資源の場合は、共有ライブ
ラリ名のリストが使用される資源(量)となる。以降の
説明では、ライブラリの不足等の場合も資源量の不足と
いう表現で総括的に記述することにする。また、資源が
共有型若しくは私有型のいずれのタイプに属するかは、
資源名により前もってわかっているので、例えば、各タ
イプに含まれる資源名(MFILE等)の一覧を内部に
保持しておき、その一覧に従うことで各資源のタイプを
自動判別することが容易にできる。
は、一般的にメモリ量、ディスク容量等のハードウェア
資源とカーネルパラメータ等のパラメータ設定によるソ
フトウェア資源とがある。本実施の形態においては、こ
れらの資源を共有型と私有型に分類して取り扱うことを
特徴の一つとしている。共有型は、アプリケーション間
で共用される資源をいう。一方、私有型は、アプリケー
ション個々に使用される資源をいう。例えば、UNIX
をOSとした場合、共有型の資源としては、オープンフ
ァイル数(MFILE)、共有ライブラリ(SHLI
B)、ドライバ(DRIVER)等が該当する。私有型
の資源としては、プロセス数(NPROC)、仮想記憶
空間量(SWAP)、セマフォID(SEMMNI)、
メッセージキューID(MSGMNI)、共有メモリI
D(SHMMNI)等が該当する。なお、使用したディ
スク容量は、別途ハードウェア資源として扱うことも可
能であるが、ここでは、原則として私有型資源として扱
うことにする。また、資源は、共有ライブラリ等のよう
に数値ではなく文字列で表現されるものもあるが、この
ような文字列から構成される資源の場合は、共有ライブ
ラリ名のリストが使用される資源(量)となる。以降の
説明では、ライブラリの不足等の場合も資源量の不足と
いう表現で総括的に記述することにする。また、資源が
共有型若しくは私有型のいずれのタイプに属するかは、
資源名により前もってわかっているので、例えば、各タ
イプに含まれる資源名(MFILE等)の一覧を内部に
保持しておき、その一覧に従うことで各資源のタイプを
自動判別することが容易にできる。
【0022】本実施の形態では、導入機20へのインス
トレーションを行う前に試験機10において資源利用デ
ータを生成することが必須であるが、まず最初に試験機
10において行う処理について図3に示したフローチャ
ートに基づいて説明する。
トレーションを行う前に試験機10において資源利用デ
ータを生成することが必須であるが、まず最初に試験機
10において行う処理について図3に示したフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0023】まず、インストール部12は、ファイル保
存部11に格納されているアプリケーションを試験機1
0にインストールする(ステップ101)。このファイ
ル保存部11に格納されているアプリケーションという
のは、一般的にいうインストレーション用キット等に含
まれているインストレーション前のソフトウェアであ
る。従って、複数のファイルによりアプリケーションが
構成されている場合はそのファイル群をいい、ソースフ
ァイル(群)をリンクして実行イメージを作成する場合
はそのソースファイル(群)をいう。また、単一のファ
イルコピーだけでインストレーションが済むような場合
はその元のファイルのことをいう。なお、実行可能なイ
ンストレーション後のアプリケーションは、図1及び図
2に示していない。また、アプリケーションのインスト
ールに必要なソフトウェアというのは、インストレーシ
ョン用キットに含まれておりアプリケーションの構築に
必要とするソフトウェアのことをいい、OS等システム
関連のソフトウェアは含まない。
存部11に格納されているアプリケーションを試験機1
0にインストールする(ステップ101)。このファイ
ル保存部11に格納されているアプリケーションという
のは、一般的にいうインストレーション用キット等に含
まれているインストレーション前のソフトウェアであ
る。従って、複数のファイルによりアプリケーションが
構成されている場合はそのファイル群をいい、ソースフ
ァイル(群)をリンクして実行イメージを作成する場合
はそのソースファイル(群)をいう。また、単一のファ
イルコピーだけでインストレーションが済むような場合
はその元のファイルのことをいう。なお、実行可能なイ
ンストレーション後のアプリケーションは、図1及び図
2に示していない。また、アプリケーションのインスト
ールに必要なソフトウェアというのは、インストレーシ
ョン用キットに含まれておりアプリケーションの構築に
必要とするソフトウェアのことをいい、OS等システム
関連のソフトウェアは含まない。
【0024】次に、アプリケーション実行部13は、イ
ンストールしたアプリケーションを実行する(ステップ
102)。このとき、資源利用調査部14は、インスト
ール時及び実行時に使用した資源及びその使用量を記録
する(ステップ103)。例えば、カーネルパラメータ
であるオープンファイル数(MFILE)は、ファイル
のオープン時に1増やし、クローズ時に1減じるカウン
タを設け、資源利用調査部14は、そのカウンタの最大
値を保持することで必要となる資源量を取得することが
できる。共有ライブラリ(SHLIB)は、アプリケー
ションの実行により生成されるプロセスがリンクしてい
る共有ライブラリ名を既存のツールを利用することによ
って取得することができる。ドライバ(DRIVER)
は、ファイルのオープン時にそのファイル名を調べ、ま
た、デバイスファイルのオープン時にそのデバイスファ
イルに対応したドライバ名を既存のツールを利用するこ
とによって取得することができる。カーネルパラメータ
であるプロセス数(NPROC)は、始めに実行したプ
ロセスからその子プロセスを順にたどって数えるが、各
プロセスの生成時に1増やし、プロセス消滅時に1減じ
るカウンタを設け、そのカウンタの最大値を保持するこ
とで必要となる資源量を取得することができる。仮想記
憶空間量(SWAP)は、私用のメモリ使用量を示す
が、プロセスの実行中単調増加するのみなので、プロセ
ス終了直前の管理テーブルの値を読み取ることで取得す
ることができる。
ンストールしたアプリケーションを実行する(ステップ
102)。このとき、資源利用調査部14は、インスト
ール時及び実行時に使用した資源及びその使用量を記録
する(ステップ103)。例えば、カーネルパラメータ
であるオープンファイル数(MFILE)は、ファイル
のオープン時に1増やし、クローズ時に1減じるカウン
タを設け、資源利用調査部14は、そのカウンタの最大
値を保持することで必要となる資源量を取得することが
できる。共有ライブラリ(SHLIB)は、アプリケー
ションの実行により生成されるプロセスがリンクしてい
る共有ライブラリ名を既存のツールを利用することによ
って取得することができる。ドライバ(DRIVER)
は、ファイルのオープン時にそのファイル名を調べ、ま
た、デバイスファイルのオープン時にそのデバイスファ
イルに対応したドライバ名を既存のツールを利用するこ
とによって取得することができる。カーネルパラメータ
であるプロセス数(NPROC)は、始めに実行したプ
ロセスからその子プロセスを順にたどって数えるが、各
プロセスの生成時に1増やし、プロセス消滅時に1減じ
るカウンタを設け、そのカウンタの最大値を保持するこ
とで必要となる資源量を取得することができる。仮想記
憶空間量(SWAP)は、私用のメモリ使用量を示す
が、プロセスの実行中単調増加するのみなので、プロセ
ス終了直前の管理テーブルの値を読み取ることで取得す
ることができる。
【0025】資源利用調査部14は、このようにして共
有型並びに私有型の各資源の資源量を保存する。この処
理を調査対象とするアプリケーション全てに対して行う
(ステップ104)。この保存した資源利用データを一
覧表示した例を図4に示すが、資源利用データは、アプ
リケーションが使用した資源の名称、タイプ(共有型、
私有型)、属性(数値、文字列等)、値(使用量等)を
アプリケーション毎に保存する。この試験機10におい
て使用した資源が導入機20において必要とする資源に
なる。以上のようにして、生成された各資源利用データ
は、各アプリケーションと対にしてパッケージ化され
る。
有型並びに私有型の各資源の資源量を保存する。この処
理を調査対象とするアプリケーション全てに対して行う
(ステップ104)。この保存した資源利用データを一
覧表示した例を図4に示すが、資源利用データは、アプ
リケーションが使用した資源の名称、タイプ(共有型、
私有型)、属性(数値、文字列等)、値(使用量等)を
アプリケーション毎に保存する。この試験機10におい
て使用した資源が導入機20において必要とする資源に
なる。以上のようにして、生成された各資源利用データ
は、各アプリケーションと対にしてパッケージ化され
る。
【0026】次に、上記試験機10における処理により
生成されたアプリケーションパッケージに基づいて導入
機20へのインストレーションを行うが、このインスト
ール時における処理について図5乃至図9に示したフロ
ーチャートを用いて説明する。なお、試験機10のファ
イル保存部11から導入機20のファイル保存部21へ
のアプリケーションパッケージの移行は、ネットワーク
経由若しくはフロッピーディスクなどを利用してするこ
とができる。
生成されたアプリケーションパッケージに基づいて導入
機20へのインストレーションを行うが、このインスト
ール時における処理について図5乃至図9に示したフロ
ーチャートを用いて説明する。なお、試験機10のファ
イル保存部11から導入機20のファイル保存部21へ
のアプリケーションパッケージの移行は、ネットワーク
経由若しくはフロッピーディスクなどを利用してするこ
とができる。
【0027】図5において、インストール部22は、最
初に不足資源調査部24に制御を移し、不足資源調査ツ
ールを実行して導入機20が必要な資源があるかないか
の調査を行う(ステップ200)。この処理の詳細につ
いては後述する。不足した資源が一つもなければ、イン
ストール部22において従来と同様にアプリケーション
のインストールを行う(ステップ300,700)。不
足した資源が一つでもあれば、不足した資源を自動更新
できるかどうかの判別を行う(ステップ300,40
0)。全ての資源設定値の自動更新が可能であれば、資
源量設定部25に制御を移し、資源値更新ツールを実行
して資源設定値の更新を行うが(ステップ500)、こ
の処理の詳細については後述する。そして、アプリケー
ションのインストールを行う(ステップ700)。な
お、必要であればインストール後にリブートする。一
方、自動更新が不可能な資源が一つでもあれば、操作者
に対して資源量の設定変更指示を出力した後(ステップ
600)、インストレーションをせずに処理を終了させ
る。これには、例えばハードウェアの容量不足等があげ
られる。
初に不足資源調査部24に制御を移し、不足資源調査ツ
ールを実行して導入機20が必要な資源があるかないか
の調査を行う(ステップ200)。この処理の詳細につ
いては後述する。不足した資源が一つもなければ、イン
ストール部22において従来と同様にアプリケーション
のインストールを行う(ステップ300,700)。不
足した資源が一つでもあれば、不足した資源を自動更新
できるかどうかの判別を行う(ステップ300,40
0)。全ての資源設定値の自動更新が可能であれば、資
源量設定部25に制御を移し、資源値更新ツールを実行
して資源設定値の更新を行うが(ステップ500)、こ
の処理の詳細については後述する。そして、アプリケー
ションのインストールを行う(ステップ700)。な
お、必要であればインストール後にリブートする。一
方、自動更新が不可能な資源が一つでもあれば、操作者
に対して資源量の設定変更指示を出力した後(ステップ
600)、インストレーションをせずに処理を終了させ
る。これには、例えばハードウェアの容量不足等があげ
られる。
【0028】次に、上記ステップ200に示した不足資
源調査ツールを実行することにより行われる不足資源調
査処理の詳細について図6に示したフローチャートを用
いて説明する。
源調査ツールを実行することにより行われる不足資源調
査処理の詳細について図6に示したフローチャートを用
いて説明する。
【0029】まず、インストールするアプリケーション
の実行に必要な資源量を計算する(ステップ210)。
この必要資源量算出処理の詳細について図7に示したフ
ローチャートを用いて更に詳述する。
の実行に必要な資源量を計算する(ステップ210)。
この必要資源量算出処理の詳細について図7に示したフ
ローチャートを用いて更に詳述する。
【0030】本実施の形態では、単一のみではなく複数
のアプリケーションの同時実行をも考慮していることを
特徴の一つとしており、そのため、試験機10から導入
機20に送られてくるアプリケーションパッケージも複
数存在し得る。そこで、最初に導入機20側においてフ
ァイル保存部21に格納されているものの中からインス
トールをするアプリケーションを指定する(ステップ2
11)。この指定は、図示しない入力手段から操作者に
よってされる。そして、指定されたアプリケーションに
対応する資源利用データをファイル保存部21から読み
込む(ステップ212)。
のアプリケーションの同時実行をも考慮していることを
特徴の一つとしており、そのため、試験機10から導入
機20に送られてくるアプリケーションパッケージも複
数存在し得る。そこで、最初に導入機20側においてフ
ァイル保存部21に格納されているものの中からインス
トールをするアプリケーションを指定する(ステップ2
11)。この指定は、図示しない入力手段から操作者に
よってされる。そして、指定されたアプリケーションに
対応する資源利用データをファイル保存部21から読み
込む(ステップ212)。
【0031】ここで、資源利用データには、各資源が共
有型資源及び私有型資源に分類され記録されていること
については前述した通りであるが、不足資源調査部24
は、私有型資源に対しては各アプリケーションが使用し
た資源(図4の資源値)の積算値を算出し、共有型資源
に対しては各アプリケーションが使用した資源(図4の
資源値)のうちの最大値を選出し、それぞれに求めた値
を導入機20において必要とする各資源の設定値とする
(ステップ213,214)。なお、ドライバ名等資源
値が文字列データの場合は、リストアップされている全
ドライバ名が最大値であり積算値でもある。
有型資源及び私有型資源に分類され記録されていること
については前述した通りであるが、不足資源調査部24
は、私有型資源に対しては各アプリケーションが使用し
た資源(図4の資源値)の積算値を算出し、共有型資源
に対しては各アプリケーションが使用した資源(図4の
資源値)のうちの最大値を選出し、それぞれに求めた値
を導入機20において必要とする各資源の設定値とする
(ステップ213,214)。なお、ドライバ名等資源
値が文字列データの場合は、リストアップされている全
ドライバ名が最大値であり積算値でもある。
【0032】図6に戻ると、次に、必要資源量が算出さ
れた各資源に対応する導入機20のシステム資源量を取
得する(ステップ220)。このシステム資源量取得処
理の詳細について図8に示したフローチャートを用いて
更に詳述する。
れた各資源に対応する導入機20のシステム資源量を取
得する(ステップ220)。このシステム資源量取得処
理の詳細について図8に示したフローチャートを用いて
更に詳述する。
【0033】例えば、UNIXをOSとした場合、UN
IXのカーネルマスターファイルを読み込み、デフォル
トの資源量を記録する(ステップ221)。次に、カー
ネル定義ファイルを読み込み、システム固有の資源設定
値及び使用ドライバを取得し(ステップ222)、シス
テム内に存在する共有ライブラリ名を取得する(ステッ
プ223)。これにより導入機20における資源設定値
を得ることができる。更に、主記憶量及びスワップ領域
量を読み取る(ステップ224,225)。これによ
り、仮想記憶量の上限を得ることができる。
IXのカーネルマスターファイルを読み込み、デフォル
トの資源量を記録する(ステップ221)。次に、カー
ネル定義ファイルを読み込み、システム固有の資源設定
値及び使用ドライバを取得し(ステップ222)、シス
テム内に存在する共有ライブラリ名を取得する(ステッ
プ223)。これにより導入機20における資源設定値
を得ることができる。更に、主記憶量及びスワップ領域
量を読み取る(ステップ224,225)。これによ
り、仮想記憶量の上限を得ることができる。
【0034】このようにして、導入機20の現在のシス
テム資源量を取得することができるが、これは、システ
ムが持つコマンド、ツール等を利用することによって取
得することができる。なお、図8に示した手順は、資源
設定値の取得する方法の一例であり、資源利用データに
含まれている資源の種類に応じてこれ以外の方法や他の
手順で取得するようにしてもよい。
テム資源量を取得することができるが、これは、システ
ムが持つコマンド、ツール等を利用することによって取
得することができる。なお、図8に示した手順は、資源
設定値の取得する方法の一例であり、資源利用データに
含まれている資源の種類に応じてこれ以外の方法や他の
手順で取得するようにしてもよい。
【0035】図6に戻ると、上記ステップ210,22
0で取得した資源量すなわち必要資源量とシステム資源
量とをそれぞれ比較する(ステップ230)。この結
果、導入機20が持つ資源量(システム資源量)が資源
利用データに基づき算出された必要資源量の全てを保有
しているのであれば、1乃至複数のアプリケーションを
同時に実行しても資源不足による障害が発生しないと判
断することができる。一方、導入機20が持つ資源量が
対応する上記必要資源量に満たない場合、その資源に対
しては不足していると判断し、その資源名と変更すべき
更新値、また必要に応じて現在設定値若しくは不足量等
を導入機20のディスプレイ装置(図示せず)に表示す
る(ステップ240)。
0で取得した資源量すなわち必要資源量とシステム資源
量とをそれぞれ比較する(ステップ230)。この結
果、導入機20が持つ資源量(システム資源量)が資源
利用データに基づき算出された必要資源量の全てを保有
しているのであれば、1乃至複数のアプリケーションを
同時に実行しても資源不足による障害が発生しないと判
断することができる。一方、導入機20が持つ資源量が
対応する上記必要資源量に満たない場合、その資源に対
しては不足していると判断し、その資源名と変更すべき
更新値、また必要に応じて現在設定値若しくは不足量等
を導入機20のディスプレイ装置(図示せず)に表示す
る(ステップ240)。
【0036】上記不足資源調査処理において不足してい
る資源がなければ、インストールを行い(図5のステッ
プ700)、1乃至複数のアプリケーションは、確保さ
れた資源量の下で実行可能となるが、不足している資源
がある場合は、システム資源量の変更を行う必要がある
(図5のステップ300)。ここで、システム資源量の
自動更新が可能な場合の資源量設定部25が行うシステ
ム資源量更新処理(ステップ500)の詳細について図
9に示したフローチャートを用いて説明する。
る資源がなければ、インストールを行い(図5のステッ
プ700)、1乃至複数のアプリケーションは、確保さ
れた資源量の下で実行可能となるが、不足している資源
がある場合は、システム資源量の変更を行う必要がある
(図5のステップ300)。ここで、システム資源量の
自動更新が可能な場合の資源量設定部25が行うシステ
ム資源量更新処理(ステップ500)の詳細について図
9に示したフローチャートを用いて説明する。
【0037】不足している資源がドライバの場合(ステ
ップ501)、不足資源調査部24が不足資源調査処理
において更新値として提示したドライバ名をカーネル定
義ファイルに追加する(ステップ502)。また、それ
以外の資源の場合、不足資源調査部24が提示した更新
値でカーネル定義ファイル内の該当する資源設定値を更
新する(ステップ503)。以上の処理(ステップ50
1〜503)を不足している資源全てに対して繰り返し
行う(ステップ504)。
ップ501)、不足資源調査部24が不足資源調査処理
において更新値として提示したドライバ名をカーネル定
義ファイルに追加する(ステップ502)。また、それ
以外の資源の場合、不足資源調査部24が提示した更新
値でカーネル定義ファイル内の該当する資源設定値を更
新する(ステップ503)。以上の処理(ステップ50
1〜503)を不足している資源全てに対して繰り返し
行う(ステップ504)。
【0038】その後、更新されたカーネル定義ファイル
に基づいてカーネルを再構築する(ステップ505)。
再構築したカーネルを有効にするためには、通常リブー
トすることが必要となる。
に基づいてカーネルを再構築する(ステップ505)。
再構築したカーネルを有効にするためには、通常リブー
トすることが必要となる。
【0039】以上のようにして、システム資源量更新処
理は行われるが、他の手順や方法で実現することも可能
である。例えば、不足資源調査部24が提示した更新値
をディスプレイ装置に参考データとして表示し、操作者
にカーネル定義ファイルに設定する更新値若しくは現在
の資源設定値からの増分値を指定させるようにしてもよ
い。この際、ディスプレイ装置に表示する値は、アプリ
ケーションを実際に実行させたことにより得られた値
(必要資源量)なので、導入機20において資源確保を
する際の非常に優れた指標となる。
理は行われるが、他の手順や方法で実現することも可能
である。例えば、不足資源調査部24が提示した更新値
をディスプレイ装置に参考データとして表示し、操作者
にカーネル定義ファイルに設定する更新値若しくは現在
の資源設定値からの増分値を指定させるようにしてもよ
い。この際、ディスプレイ装置に表示する値は、アプリ
ケーションを実際に実行させたことにより得られた値
(必要資源量)なので、導入機20において資源確保を
する際の非常に優れた指標となる。
【0040】また、本実施の形態における資源量設定部
25は、不足資源調査部24により提示された更新値に
基づき自動更新を行うが、資源量設定部25が自ら図7
に示した必要資源量算出処理を行い更新値を取得するよ
うにしてもよい。
25は、不足資源調査部24により提示された更新値に
基づき自動更新を行うが、資源量設定部25が自ら図7
に示した必要資源量算出処理を行い更新値を取得するよ
うにしてもよい。
【0041】以上のように、本実施の形態によれば、試
験機10上にインストールをし、アプリケーションの動
作確認のために実際にそのアプリケーションを実行させ
たときに使用された資源量を資源利用データとして保存
しておき、この資源利用データに保存された資源量が導
入機20に確保できるかを導入機20への導入時(イン
ストール時)に調査するようにした。そして、不足する
資源があれば、必要とされる資源量まで導入機20のカ
ーネルパラメータの設定値等を増やすなどするようにし
た。これにより、アプリケーションを導入機20で実行
させる際には、資源量不足による障害発生を未然に防止
することができる。
験機10上にインストールをし、アプリケーションの動
作確認のために実際にそのアプリケーションを実行させ
たときに使用された資源量を資源利用データとして保存
しておき、この資源利用データに保存された資源量が導
入機20に確保できるかを導入機20への導入時(イン
ストール時)に調査するようにした。そして、不足する
資源があれば、必要とされる資源量まで導入機20のカ
ーネルパラメータの設定値等を増やすなどするようにし
た。これにより、アプリケーションを導入機20で実行
させる際には、資源量不足による障害発生を未然に防止
することができる。
【0042】また、本実施の形態では、試験機10にお
いて資源利用データを生成することを特徴としている
が、この資源利用データは、試験機10上におけるイン
ストレーション及び動作確認の際に資源使用の履歴等を
収集する程度の処理を追加するだけで生成することがで
きる。
いて資源利用データを生成することを特徴としている
が、この資源利用データは、試験機10上におけるイン
ストレーション及び動作確認の際に資源使用の履歴等を
収集する程度の処理を追加するだけで生成することがで
きる。
【0043】なお、アプリケーションの処理機能にもよ
るが、本実施の形態は、一定のデータ量を扱うアプリケ
ーションにおいて特に効果的である。但し、データを逐
次蓄積していくようなアプリケーションにおいてもある
程度の目安(例えば80%程度のユーザが使用するであ
ろうデータ容量)を設けることで長期間有効にアプリケ
ーションを実行させることができる。本実施の形態にお
いては、アプリケーションが試験機10上で使用した資
源量(必要資源量)をそのまま更新値として導入機20
の資源設定値を更新するようにしたが、必要資源量を1
0%増分させた値を更新値とするなどして調整すること
も可能である。このような資源の更新値設定方法の応用
も本発明の範囲内である。
るが、本実施の形態は、一定のデータ量を扱うアプリケ
ーションにおいて特に効果的である。但し、データを逐
次蓄積していくようなアプリケーションにおいてもある
程度の目安(例えば80%程度のユーザが使用するであ
ろうデータ容量)を設けることで長期間有効にアプリケ
ーションを実行させることができる。本実施の形態にお
いては、アプリケーションが試験機10上で使用した資
源量(必要資源量)をそのまま更新値として導入機20
の資源設定値を更新するようにしたが、必要資源量を1
0%増分させた値を更新値とするなどして調整すること
も可能である。このような資源の更新値設定方法の応用
も本発明の範囲内である。
【0044】また、生成した資源利用データを対応する
アプリケーションに添付しパッケージ化することで管理
しやすく汎用的に扱うことができる。特に、上述したア
プリケーションパッケージを媒体に格納すれば、複数の
計算機(導入機)に実行可能にアプリケーションをイン
ストールすることが容易である。近年の汎用的なアプリ
ケーションでは、インストール時に必要な容量を明示し
ているものも存在するが、実行時に必要な資源量まで明
示しているものはないと考えられる。従って、本実施の
形態に示したように、アプリケーションと資源利用デー
タとをパッケージ化したものを媒体に記録し、これをイ
ンストレーション用キットとし、インストール時に操作
者に資源利用データの内容を参照させるようにすれば、
アプリケーションのインストールは成功したものの資源
量不足により実際に使用することができないという障害
発生を未然に防止することができるようになる。
アプリケーションに添付しパッケージ化することで管理
しやすく汎用的に扱うことができる。特に、上述したア
プリケーションパッケージを媒体に格納すれば、複数の
計算機(導入機)に実行可能にアプリケーションをイン
ストールすることが容易である。近年の汎用的なアプリ
ケーションでは、インストール時に必要な容量を明示し
ているものも存在するが、実行時に必要な資源量まで明
示しているものはないと考えられる。従って、本実施の
形態に示したように、アプリケーションと資源利用デー
タとをパッケージ化したものを媒体に記録し、これをイ
ンストレーション用キットとし、インストール時に操作
者に資源利用データの内容を参照させるようにすれば、
アプリケーションのインストールは成功したものの資源
量不足により実際に使用することができないという障害
発生を未然に防止することができるようになる。
【0045】また、上記アプリケーションパッケージに
加えて不足資源調査部24そのものの処理機能を実現す
る不足資源調査ツールをこの媒体に記録し、インストー
ル時にこのツールを実行することで、前述したような導
入機20に必要資源量が確保されているかの事前調査を
することができる。
加えて不足資源調査部24そのものの処理機能を実現す
る不足資源調査ツールをこの媒体に記録し、インストー
ル時にこのツールを実行することで、前述したような導
入機20に必要資源量が確保されているかの事前調査を
することができる。
【0046】更に、資源量設定部25そのものの処理機
能を実現する資源値更新ツールをこの媒体に記録し、イ
ンストール時にこのツールを実行することで、前述した
ような導入機20の資源設定値を更新し必要資源量を確
保することができる。
能を実現する資源値更新ツールをこの媒体に記録し、イ
ンストール時にこのツールを実行することで、前述した
ような導入機20の資源設定値を更新し必要資源量を確
保することができる。
【0047】なお、媒体としては、フロッピーディスク
の他に、磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、R
AM,フラッシュメモリ、光ディスク、DVDなどの記
憶手段が考えられる。更に、アプリケーションツールを
通信により送受信する手段及び送信されてきたアプリケ
ーションツールを受信し記憶する手段もこの媒体に含ま
れる。
の他に、磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、R
AM,フラッシュメモリ、光ディスク、DVDなどの記
憶手段が考えられる。更に、アプリケーションツールを
通信により送受信する手段及び送信されてきたアプリケ
ーションツールを受信し記憶する手段もこの媒体に含ま
れる。
【0048】また、上記実施の形態では、試験機10と
導入機20の接続形態に関しては記述していないが、両
計算機10,20がネットワーク接続されており、導入
機20から試験機10のファイル保存部11へのアクセ
スが可能であれば、ファイル保存部21は別途持つ必要
がない。更に、本発明に係る不足資源調査手段及び資源
値更新手段を不足資源調査部24及び資源量設定部25
として導入機20側に設けたが、試験機10側に持た
せ、ネットワーク経由で導入機20の資源調査等を行う
ことも可能である。
導入機20の接続形態に関しては記述していないが、両
計算機10,20がネットワーク接続されており、導入
機20から試験機10のファイル保存部11へのアクセ
スが可能であれば、ファイル保存部21は別途持つ必要
がない。更に、本発明に係る不足資源調査手段及び資源
値更新手段を不足資源調査部24及び資源量設定部25
として導入機20側に設けたが、試験機10側に持た
せ、ネットワーク経由で導入機20の資源調査等を行う
ことも可能である。
【0049】また、本実施の形態では、OSとしてUN
IXを例として取り上げたが、UNIX以外のOSにも
適用可能であることは言うまでもない。
IXを例として取り上げたが、UNIX以外のOSにも
適用可能であることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、試験用計算機における
アプリケーションのインストール時並びに実行時に使用
した資源及びその使用量を収集し資源利用データとして
保存しておき、この資源利用データに基づいてアプリケ
ーションのインストール時並びに実行時に必要となる資
源及びその使用量がアプリケーション導入先計算機に確
保されているかを調査するようにしたので、アプリケー
ション導入先計算機にアプリケーションをインストール
できたとしても資源量不足により実行できないという障
害発生を未然に防止することができる。
アプリケーションのインストール時並びに実行時に使用
した資源及びその使用量を収集し資源利用データとして
保存しておき、この資源利用データに基づいてアプリケ
ーションのインストール時並びに実行時に必要となる資
源及びその使用量がアプリケーション導入先計算機に確
保されているかを調査するようにしたので、アプリケー
ション導入先計算機にアプリケーションをインストール
できたとしても資源量不足により実行できないという障
害発生を未然に防止することができる。
【0051】また、資源を共有型と私有型に分類したこ
とにより複数のアプリケーションを実行させるときに必
要とされる資源量の見積がより正確にすることができ
る。
とにより複数のアプリケーションを実行させるときに必
要とされる資源量の見積がより正確にすることができ
る。
【0052】また、アプリケーション導入先計算機に不
足した資源があった場合には、資源利用データに基づい
てその資源の設定値を更新できるようにしたので、アプ
リケーションが実行可能な環境を自動的に構築すること
ができる。また、不足している資源の更新値を操作者に
指定させる場合でもどの値で更新すべきかの指標を提示
することができるので、操作者がシステムを熟知してい
ない場合でもアプリケーションの実行可能な環境を構築
することができる。
足した資源があった場合には、資源利用データに基づい
てその資源の設定値を更新できるようにしたので、アプ
リケーションが実行可能な環境を自動的に構築すること
ができる。また、不足している資源の更新値を操作者に
指定させる場合でもどの値で更新すべきかの指標を提示
することができるので、操作者がシステムを熟知してい
ない場合でもアプリケーションの実行可能な環境を構築
することができる。
【0053】また、資源を共有型と私有型に分類したこ
とにより複数のアプリケーションを実行させるときに必
要とされる資源量の見積がより正確にすることができ、
その必要資源量に基づいて資源の設定値を更新するよう
にしたので、アプリケーションの実行時に資源不足によ
る障害の発生を未然に防止することができる。
とにより複数のアプリケーションを実行させるときに必
要とされる資源量の見積がより正確にすることができ、
その必要資源量に基づいて資源の設定値を更新するよう
にしたので、アプリケーションの実行時に資源不足によ
る障害の発生を未然に防止することができる。
【0054】また、自動更新できない資源が不足してい
る場合には、その旨を出力するようにしたので、操作者
にその資源設定値の更新を促すことができる。
る場合には、その旨を出力するようにしたので、操作者
にその資源設定値の更新を促すことができる。
【0055】
【0056】
【0057】
【0058】
【図1】 本発明に係る障害予防システムの一実施の形
態における試験機のブロック構成図である。
態における試験機のブロック構成図である。
【図2】 本実施の形態における導入機のブロック構成
図である。
図である。
【図3】 本実施の形態の試験機において行われる資源
利用データ生成処理を示したフローチャートである。
利用データ生成処理を示したフローチャートである。
【図4】 本実施の形態の試験機において生成された資
源利用データの内容例を示した図である。
源利用データの内容例を示した図である。
【図5】 本実施の形態の導入機において行われるイン
ストール手順を示したフローチャートである。
ストール手順を示したフローチャートである。
【図6】 本実施の形態の導入機において行われる不足
資源調査処理を示したフローチャートである。
資源調査処理を示したフローチャートである。
【図7】 本実施の形態の導入機において行われる必要
資源量算出処理を示したフローチャートである。
資源量算出処理を示したフローチャートである。
【図8】 本実施の形態の導入機において行われるシス
テム資源量取得処理を示したフローチャートである。
テム資源量取得処理を示したフローチャートである。
【図9】 本実施の形態の導入機において行われるシス
テム資源量更新処理を示したフローチャートである。
テム資源量更新処理を示したフローチャートである。
【図10】 従来のインストール手順を示したフローチ
ャートである。
ャートである。
10 試験機、11,21 ファイル保存部、12,2
2 インストール部、13,23 アプリケーション実
行部、14 資源利用調査部、15,26 制御処理
部、20 導入機、24 不足資源調査部、25 資源
量設定部。
2 インストール部、13,23 アプリケーション実
行部、14 資源利用調査部、15,26 制御処理
部、20 導入機、24 不足資源調査部、25 資源
量設定部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 隆男 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−234780(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06,9/445
Claims (5)
- 【請求項1】 試験用計算機におけるアプリケーション
のインストール時並びに実行時に使用された資源及びそ
の使用量が資源利用データとして当該アプリケーション
と対にして保存されているファイル保存手段と、 前記ファイル保存手段の中からアプリケーション導入先
計算機にインストールするアプリケーションを操作者に
指定させる入力手段と、 操作者により指定されたアプリケーションに対応する 資
源利用データに基づいてアプリケーションのインストー
ル時並びに実行時に必要となる資源及びその使用量が前
記アプリケーション導入先計算機に確保されているかを
調査する不足資源調査手段と、 を有し、前記不足資源調査手段は、操作者により複数のアプリケ
ーションが指定された場合、当該各アプリケーションに
対応する各資源利用データに含まれる資源をアプリケー
ション間で共用される共有型とアプリケーション個々に
使用される私有型とに分け、共有型資源の場合は各アプ
リケーションが使用した資源のうちの最大値に、私有型
資源の場合は各アプリケーションが使用した資源の積算
値にそれぞれ基づいて得た各資源量を前記アプリケーシ
ョン導入先計算機において必要とする各資源量とし、そ
の各資源量と前記アプリケーション導入先計算機が持つ
資源量とを比較することによって、 前記アプリケーショ
ン導入先計算機における資源不足による障害発生をアプ
リケーションインストール前に検出することを特徴とす
る障害予防システム。 - 【請求項2】 前記ファイル保存手段に保存されたアプ
リケーションを前記試験用計算機にインストールするイ
ンストール手段と、 前記ファイル保存手段に保存されたアプリケーションを
前記試験用計算機上で実行するアプリケーション実行手
段と、 前記インストール実行手段によるインストール時並びに
前記アプリケーション実行手段による実行時に使用され
た資源及びその使用量をそれぞれ資源利用データとして
収集し、当該アプリケーションと対にして前記ファイル
保存手段へ格納する資源利用調査手段と、 を有する ことを特徴とする請求項1記載の障害予防シス
テム。 - 【請求項3】 前記資源利用データに基づいて前記アプ
リケーション導入先計算機において不足している資源の
設定値を更新する資源値更新手段を有することを特徴と
する請求項1記載の障害予防システム。 - 【請求項4】 前記資源値更新手段は、前記資源利用デ
ータに含まれる資源を、アプリケーション間で共用され
る共有型とアプリケーション個々に使用される私有型と
に分け、共有型資源の場合は各アプリケーションが使用
した資源のうちの最大値に、私有型資源の場合は各アプ
リケーションが使用した資源の積算値に、それぞれ基づ
いて得た更新値で不足している資源の設定値を更新する
ことを特徴とする請求項3記載の障害予防システム。 - 【請求項5】 前記資源値更新手段は、前記更新値で各
資源の設定値を自動更新できない場合は、その旨の出力
をすることを特徴とする請求項4記載の障害予防システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05054697A JP3160220B2 (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | 障害予防システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05054697A JP3160220B2 (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | 障害予防システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10247141A JPH10247141A (ja) | 1998-09-14 |
JP3160220B2 true JP3160220B2 (ja) | 2001-04-25 |
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