JP2000010820A - マルチプロセスシステムにおける1プロセスのテスト方法及びシステム - Google Patents

マルチプロセスシステムにおける1プロセスのテスト方法及びシステム

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JP2000010820A
JP2000010820A JP10179998A JP17999898A JP2000010820A JP 2000010820 A JP2000010820 A JP 2000010820A JP 10179998 A JP10179998 A JP 10179998A JP 17999898 A JP17999898 A JP 17999898A JP 2000010820 A JP2000010820 A JP 2000010820A
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紀子 中山
Tomoko Tosaka
智子 登坂
Tamotsu Sasaki
保 佐々木
Tetsuya Watanabe
哲也 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】特に外部関数の呼び出しにインタフェースを合
わせたダミー関数を利用するにあたって、効果的な方法
を提供する。 【解決手段】被テスト対象プロセス100のテストを単
体テスト処理システム130によりテストし、その結果
をトレースログファイル125に格納後、被テストプロ
グラム100よりテスト用初期化関数111がコールさ
れ、共有メモリ情報を共有メモリ情報ファイル120よ
り読み込む。被テストプロセスにて外部関数がコールさ
れると、この外部関数に対応するダミー関数112が実
行されシーケンスファイル121よりの記述内容に従
い、外部関数の機能を他プロセスが関与しない模倣した
動作を行う。各種ファイルが利用されるダミー関数とし
ては、例えば外部関数がプロセス間のメッセージ受信関
数の場合、あらかじめ作成してあるメッセージファイル
122から、該当するメッセージデータを取得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチプロセスシ
ステムのプログラム開発工程である単体テスト方法に関
し、特に外部関数の呼び出しをインタフェースを合わせ
たダミー関数に変えてテストする方法において効率よく
テストを行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数モジュールシステムにおける1モジ
ュール単位のテスト方法では、被テストモジュールを呼
出すドライバと被テストモジュールから呼出される外部
関数をスタブとして作成することで、テスト環境を整え
ている。同様な考えから、マルチプロセスシステムにお
いても、外部関数の呼び出しを、インタフェースを合わ
せたダミー関数を準備しテストを行っている。ダミー関
数は、外部関数の数だけ必要であり、また、テストケー
スに応じた内容であることが必要であるため、(外部関
数)×(テストケース)を網羅できる内容の数を準備しな
くてはならない。このダミー関数の準備数を削減するた
め、汎用的なダミー関数を利用し、テスト者がテストケ
ースに応じて必要なデータを画面インタフェイス等の入
力装置を用いて入力する方法や、被テストプロセスのプ
ログラムを解釈し、外部関数呼び出し時には設定が必要
な内容をディスプレイ等の出力装置に出力し、入力装置
を用いて入力する方法等が行われている。
【0003】また、マルチプロセスシステムでは、共有
メモリ、ファイルなど共通資源へのアクセスを行ってい
る場合もある。外部関数でこれらの機能を実施している
場合、他プロセスの影響を受けない同等の機能をもつダ
ミー関数を準備するが、共通資源は1システムに1つず
つしか存在しないため、1マシンで1プロセスのテスト
を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】テストケースに応じて
使用するダミー関数を選択する方法では、テストケース
のたびにコンパイル、リンクが必要となる。上記で示し
た画面から必要データを入力する方法では、ダミー関数
が呼ばれるごとにテスト者は入力操作を行わなくてはな
らず、多くの外部関数を利用するアプリケーションのテ
ストには大変な工数がかかる。また、再テストを行うた
めには再入力しなくてはならず、入力操作では人間の人
為的ミスにより誤った指定をしてしまう可能性もある。
これらは、1テストケースで外部関数での入出力が多け
ればおおいほど、問題となってくる。テストの実行時間
中、テスト者は入出力装置の前についていなくてはなら
ず、開発効率を落とす原因にもなる。
【0005】また、共有メモリ、共有ファイルは1マシ
ン上に1つしかない共通資源である。よって、複数のテ
ストが同時に行われた場合、複数のプロセスからのアク
セスが行われるため、テストケースに合った内容でなく
なる可能性がある。この問題を解決するため、1マシン
で1プロセスのテストを実行する環境とした場合、プロ
セス数に応じたマシン数が必要となり、多大な開発経費
がかかることになる。
【0006】本発明は、上記欠点を解消し、プログラム
の品質を開発工程の早い段階である単体テストの時期に
高め、開発効率の向上を図ることを目的とする。さらに
は、1つのマシンで複数の個々のプロセスのテストを行
うことで資源の有効利用を目的をする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、人手による工数の削減や人為ミス、再テス
ト実行の容易さのアップを図り、様々なテストケースに
合わせたシーケンス制御が行える、ダミー関数の実行を
定義するシーケンスファイルを提供する。
【0008】更に、共有メモリ、共有ファイルの共通資
源を、1マシンで複数のプロセスのテストが行えるよ
う、被テストプロセスごとに、使用する共有メモリと同
じ内容のメモリ領域及び共有ファイルと同じ内容のファ
イルを準備する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明による単体テスト方法を、
図1において説明する。被テストプログラム100を単
体テストシステム130によりテストする方法を以下に
示す。ダミー関数を一まとめにダミーライブラリ110
とする。被テストプログラム100よりテスト用初期化
関数111がコールされ、共有メモリ番号、共有メモリ
サイズ、共有メモリ名称、共有メモリ初期内容ファイル
名と言った共有メモリ情報を共有メモリ情報ファイル1
20より読み込む。また、トレースファイル125を作
成する。以後、ダミーライブラリ110の実行内容は、
適宜トレースファイル125に記録される。被テストプ
ロセスにて外部関数がコールされると、この外部関数に
対応するダミー関数112が実行され、シーケンスファ
イル121の記述内容に従い外部関数の機能を他プロセ
スが関与ない模倣した動作を行う。外部関数の種類に応
じてダミー関数は準備される。各種ファイルが利用され
るダミー関数としては、外部関数がプロセス間のメッセ
ージ受信関数の場合、あらかじめ作成してあるメッセー
ジファイル122から該当するメッセージデータを取得
する。共有ファイルアクセス関係の場合、テスト用に提
供したローカルファイル123をアクセスする共有ファ
イルにみたてる。共有メモリアタッチの場合、あらかじ
め作成してある共有メモリ初期内容ファイルから共有メ
モリに設定されているべき情報を、アクセス可能なメモ
リに展開し、そのメモリ領域を共有メモリとみたてる。
【0010】図2は本発明を実施するためのシステム構
成図である。図2において、被テスト対象プロセス10
0のテストを単体テスト処理システム130によりテス
トし、その結果をトレースログファイル125に格納す
る。被テスト対象プロセス101より呼出される初期化
過程200、初期化過程200により読込まれる共有メ
モリ情報ファイル120、被テスト対象プロセス100
より読み出されるダミーライブラリ変換過程201、ダ
ミーライブラリ実行過程で読込まれるシーケンス定義フ
ァイル121、アタッチする共有メモリ番号に対応する
メモリ領域の初期内容を示した共有メモリ初期内容ファ
イル124、共有ファイル内容を1被テストプロセス用
に同内容を準備したローカルファイル123、受信メッ
セージデータを格納するメッセージファイル122、テ
スト結果を表示する表示装置220、共有メモリ初期内
容ファイル124から読込んだ内容をメモリの初期値と
するローカルメモリ203、各演算結果を一時的に待避
しておくメモリ204、システム制御部205からな
り、これらはすべて230システムバスで結ばれてい
る。システム制御部205は、プログラムの実行及び利
用者の要求を外部装置(キーボード221、マウス22
2)よりうける。
【0011】本実施例の処理過程を、図3を用いて説明
する。
【0012】初期化過程300は、被テストプロセスの
プログラムによりコールされることで実行される。被テ
ストプロセスのプログラム内に初期化用の関数を追加す
る形式である。共有メモリ情報ファイル120から、共
有メモリ番号や共有メモリサイズ、及び対応した共有メ
モリ初期内容ファイル124名を読み込む。また、トレー
スログファイル125の名称を決定する。
【0013】ダミーライブラリ変換過程301では、被
テストプロセス内プログラムでコールされた外部関数を
各対応したダミー関数に変換する。変換の方法を図4に
示す。テスト用ヘッダ400では、外部関数401とダ
ミー関数402のマクロ置換が定義されている。被テスト
プロセスプログラム100でコールされた外部関数40
1はこれにより、ダミー関数402に置換され、ダミー
関数プログラムが実行される。
【0014】ダミーライブラリ実行過程303を図5に
示す。シーケンスファイル読込み処理500では、シー
ケンスファイル121よりダミー関数の挙動に関する情
報を読み込む。シーケンスファイル121はテスト実行
前にテスト者により作成されるファイルであり、被テス
トプロセスのテストケースごとに1ファイルずつ作成す
る。テストケースごとに作成することで、テストケース
に合った外部関数の制御が実際になされたかの確認や再
現テストの実行が容易である利点がある。
【0015】シーケンスファイル情報を図6に示す。シ
ーケンスファイル121にはダミー関数の通し番号No
600、ダミー関数名称610、ダミー関数リターン値
620、外部関数の性質、リターン値に応じ、メッセー
ジファイル名またはローカルファイル名630を指定す
る。ダミー関数_Aはプロセス間メッセージ受信を行う
APIとすると、例640では、被テストプロセスプロ
グラム内でコールされた1番の外部関数はダミー関数_
Aであり、リターン値はNORMALENDとする。N
ORMALEND時にはメッセージファイルmsg1を
利用するということになる。ダミー関数_Cはファイル
アクセスに関する関数とすると、例650では、被テス
トプロセスプログラム内では4番目にコールされる外部
関数がダミー関数_Cであり、リターン値はNOMAL
ENDとする。NOMALEND時にはローカルファイ
ルFILE1を利用する。ダミー関数の定義が書かれる
順番は、被テストプロセスプログラム内で外部関数がコ
ールされる順と同じとする。また、シーケンスファイル
読込み過程500で読込まれる情報は、1ダミー関数に
ついて記述された1行とする。
【0016】シーケンス判別処理501では、シーケン
スファイル読込み処理500で読込んだ関数名称と図3
ダミーライブラリ変換過程301で変換されたダミー関
数名とが一致しているかの判断をする。これにより、ダ
ミー関数の定義が外部関数を定義する内容として適切か
を判断することができ、テストの確実性につながる。一
致してなけれはシーケンス結果表示過程503でテスト
者へのエラー報告及びトレースログファイル125へエ
ラー内容の書き込みをする。
【0017】シーケンス実行過程502では前過程で読
込んだ情報に従い、ダミー関数を実行する。ダミー関数
処理内容は、その種類により異なる。ダミーAPI関数
例を図7に示す。図7〜の各処理内容例を説明す
る。
【0018】 メッセージ送信処理(図8) ダミーAPIパラメータをトレースログファイル125
に格納する。前過程にてシナリオファイルから読込んだ
リターン値がNOMALENDであればメッセージ送信
機能部を実行、NOMALENDをダミー関数のリター
ン値として返す。NOMALEND以外であればそのエ
ラーをダミー関数のリターン値として返す。メッセージ
送信機能部800を図9に示す。メッセージ送信機能部
800では送信メッセージデータのトレースログを取得
しトレースログファイル125に格納する。
【0019】 メッセージ送受信処理(図10) ダミー関数パラメータをトレースログファイル125に
格納する。前過程にてシナリオファイルから読込んだリ
ターン値がNOMALEND以外であれば、そのエラー
をダミー関数のリターン値として返す。NOMALEN
Dであれば、メッセージ送信機能部800、メッセージ
受信機能部810を実行、NOMALENDをダミー関
数のリターン値として返す。メッセージ受信機能部81
0実行結果がNGの場合、ダミーAPIのリターン値は
受信エラーとなる。
【0020】メッセージ受信機能部810を図11に示
す。メッセージ受信機能部810では、前過程にてシナ
リオファイルから読込んだメッセージファイル名によ
り、以前に読込みを行ったかをメッセージファイルチェ
ック1100により行う。読込み済みであれば、メモリ
204よりメッセージデータを読込み、未読込みであれ
は、メッセージファイル122からデータを読込む。こ
の場合、初めて読込んだデータ内容をメモリに展開して
おく。これにより、メッセージファイルへのアクセス回
数を減少させテスト時間を短縮することで、効率のよい
テストを行える。読込みデータのチェック1101で
は、外部関数で指定された(受信バッファ長)<(読込
みデータ数)であれば、NGを返す。(受信バッファ
長)>=(読込みデータ数)であれば、メッセージファ
イルから読込んだ内容を受信メッセージデータとしてダ
ミーAPIの受信バッファに格納、受信データとしてト
レースログファイル125に格納しOKを返す。
【0021】 メッセージ受信処理(図12) ダミー関数パラメータをトレースログファイル125に
格納する。前過程にてシナリオファイルから読込んだリ
ターン値がNOMALOEND以外であれば、そのエラ
ーをダミー関数のリターン値として返す。NOMALE
NDであれば、メッセージ受信機能部810を実行、N
OMALENDをダミー関数のリターン値として返す。
メッセージ受信機能部810実行結果がNGの場合、ダ
ミー関数のリターン値は受信エラーとなる。
【0022】 共有メモリアタッチ処理(図13) ダミー関数パラメータをトレースログファイル125に
格納する。前過程にてシナリオファイルから読込んだリ
ターン値がNOMALEND以外であれば、そのエラー
をダミー関数のリターン値として返す。NOMALEN
Dであれば、アタッチする共有メモリ番号に対応する共
有メモリ初期内容ファイル124を読み込む。読込みデ
ータのチェック1300では、図3初期化過程300で
読み込んだ共有メモリ情報ファイル120に定義された
(共有メモリサイズ)<(読込みデータ数)であればN
Gとし、ダミー関数のリターン値としてアタッチエラー
を返す。(共有メモリサイズ)>=(読込みデータ数)
であれば、ファイルから読込んだ内容を共有メモリデー
タとして、共有メモリサイズ分確保したメモリに設定す
る。アクセスした共有メモリ番号などをトレースログフ
ァイル125に格納、NOMALENDをダミー関数の
リターン値として返す。
【0023】 共有メモリデタッチ処理(図14) ダミー関数パラメータをトレースログファイル125に
格納する。前過程にてシナリオファイルから読込んだリ
ターン値がNOMALEND以外であれば、そのエラー
をダミー関数のリターン値として返す。NOMALEN
Dであれば、デタッチする共有メモリ番号に対応するメ
モリを開放する。開放がNGであればデタッチエラーを
ダミー関数のリターン値として返す。OKであればデタ
ッチ対象共有メモリ番号などをトレースログファイル1
25に格納、NOMALENDをダミー関数のリターン
値として返す。
【0024】 共有ファイルオープン処理(図15) ダミー関数パラメータをトレースログファイル125に
格納する。前過程にてシナリオファイルから読込んだリ
ターン値がNOMALEND以外であれば、そのエラー
をダミー関数のリターン値として返す。NOMALEN
Dであれば、共有ファイルの代用ファイルであるローカ
ルファイル123をオープンする。ローカルファイル1
23オープンNGの場合、ファイルオープンエラーをダ
ミー関数のリターン値として返す。OKの場合、ファイ
ルオープン対象ファイル番号などをトレースログファイ
ル125に格納、NOMALENDをダミー関数のリタ
ーン値として返す。
【0025】 共有ファイルクローズ処理(図16) ダミー関数パラメータをトレースログファイル125に
格納する。前過程にてシナリオファイルから読込んだリ
ターン値がNOMALEND以外であれば、そのエラー
をダミー関数のリターン値として返す。NOMALEN
Dであれば、共有ファイルの代用ファイルであるローカ
ルファイル123をクローズする。ローカルファイル1
23クローズNGの場合、ファイルクローズエラーをダ
ミー関数のリターン値として返す。OKの場合、ファイ
ルクローズ対象ファイル番号などをトレースログファイ
ル125に格納、NOMALENDをダミー関数のリタ
ーン値として返す。
【0026】 共有ファイルRead処理(図17) ダミー関数パラメータをトレースログファイル125に
格納する。前過程にてシナリオファイルから読込んだリ
ターン値がNOMALEND以外であれば、そのエラー
をダミー関数のリターン値として返す。NOMALEN
Dであれば、共有ファイルの代用ファイルであるローカ
ルファイル123からデータをReadする。ローカル
ファイル123ReadNGの場合、ファイルRead
エラーをダミー関数のリターン値として返す。okの場
合、ファイルRead対象ファイル番号、Read条件
などをトレースログファイル125に格納、NOMAL
ENDをダミー関数のリターン値として返す。、 共有ファイルWrite処理(図18) ダミー関数パラメータをトレースログファイル125に
格納する。前過程にてシナリオファイルから読込んだリ
ターン値がNOMALEND以外であれば、そのエラー
をダミー関数のリターン値として返す。NOMALEN
Dであれば、共有ファイルの代用ファイルであるローカ
ルファイル123からデータをWriteする。ローカ
ルファイル123WriteNGの場合、ファイルWri
teエラーをダミー関数のリターン値として返す。OK
の場合、ファイルWrite対象ファイル番号、Wri
te条件などをトレースログファイル123に格納、N
OMALENDをダミー関数のリターン値として返す。
【0027】シーケンス結果表示過程503では、ダミ
ーAPIの種類に応じたシーケンス実行結果502の処
理結果を画面表示する。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、外部関数の実行を定義
するシーケンスファイルを提供することで、人手による
工数の削減や人為ミス、再テスト実行の容易さのアップ
を図れる。また、テストケースごとにシーケンスファイ
ルを作成することで、再現テストの実行が容易になる。
【0029】更に、被テストプロセスのプログラムの外
部関数の実行順とシーケンスファイル内のダミー関数の
記述順を合わせることで、テストケースに合った外部関
数制御の確認を容易に行うことができる。
【0030】更に、シーケンスファイルを用いてダミー
関数の実行内容を様々なテストケースに合わせることが
できるため、シーケンスファイル内容の変更だけでテス
トケースに合わせたテストの実施が、再コンパイルせず
に行える。
【0031】また、被テストプロセスごとに、使用する
共有メモリと同じ内容のメモリ領域及び共有ファイルと
同じ内容のファイルを準備することで、他テストを考慮
することなくテストを行うことができる。さらに一つの
マシン上で複数のプロセスのテストが実行可能なため、
マシンの有効利用がはかれ、開発経費を押さえることが
できる。
【0032】更に、一度読込んだメッセージファイルを
メモリ空間におくことで、ファイルアクセスにかかる時
間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明する図である。
【図2】本発明を実施するためのシステム構成図であ
る。
【図3】本発明よる単体テスト方法の処理過程を示す図
である。
【図4】ダミーライブラリへの変換方法の説明図であ
る。
【図5】ダミーライブラリ実行過程を説明する図であ
る。
【図6】シーケンスファイル情報を説明する図である。
【図7】ダミー関数種別を示す図である。
【図8】メッセージ送信処理フローを示す図である。
【図9】メッセージ送信機能部フローを示す図である。
【図10】メッセージ送受信処理フローを示す図であ
る。
【図11】メッセージ受信機能部フローを示す図であ
る。
【図12】メッセージ受信処理フローを示す図である。
【図13】共有メモリアタッチ処理フローを示す図であ
る。
【図14】共有メモリデタッチ処理フローを示す図であ
る。
【図15】共有ファイルオープン処理フローを示す図で
ある。
【図16】共有ファイルクローズ処理フローを示す図で
ある。
【図17】共有ファイルRead処理フローを示す図であ
る。
【図18】共有ファイルWrite処理フローを示す図であ
る。
【符号の説明】
100…被テストプロセス 110…ダミーライブラリ
111…テスト用初期化関数 112…ダミー関数
120…共有メモリ情報ファイル 121…シーケンス
ファイル 122…メッセージファイル 123…ロー
カルファイル 124…共有メモリ初期内容ファイル
125…トレースログファイル 130…単体テストシ
ステム 200…初期化過程 201…ダミーライブラ
リ変換過程202…ダミーライブラリ実行過程 203
…ローカルメモリ 204…メモリ 205…システム
制御部 220…表示装置 221…キーボード 22
2…マウス 230…システムバス 300…初期化過
程 301…ダミーライブラリ変換過程 303…ダミ
ーライブラリ実行過程 400…テスト用ヘッダ401
…外部関数 402…ダミー関数 500…シーケンス
ファイル読み込み処理 501…シーケンス判別処理
502…シーケンス実行過程 503…シーケンス結果
表示過程 600…ダミー関数コール順番号 610…
ダミー関数名称 620…ダミー関数リターン値 63
0…メッセージファイル名またはローカルファイル名
640…メッセージ受信処理ダミー関数におけるシーケ
ンス記述例 650…ローカルファイルアクセス処理ダ
ミー関数におけるシーケンス記述例 800…メッセー
ジ送信機能部 810…メッセージ受信機能部 110
0…メッセージ受信機能部におけるメッセージファイル
チェック 1101…メッセージ受信機能部における読
込みデータのチェック 1300…共有メモリアタッチ
処理における読込みデータのチェック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 保 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所汎用コンピュータ事業部内 (72)発明者 渡辺 哲也 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 5B042 AA11 BB07 BB14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マルチプロセスシステムの1プロセス単位
    のテスト(以下、単体テスト)方法及びシステムにおい
    て、特に外部関数の呼び出しにインタフェースを合わせ
    たダミー関数を利用する方法として、ダミー関数の制御
    内容を記述したシーケンスファイル及び他プロセスの影
    響をうけないダミー関数をもつことを特徴とする単体テ
    スト方法及びシステム。
  2. 【請求項2】請求項1の単体テスト方法及びシステムに
    おいて、シーケンスファイルに関し、被テストプロセス
    のプログラムの外部関数の実行順に従い、シーケンスフ
    ァイル内のダミー関数の実行内容を記述することを特徴
    とする単体テスト方法及びシステム。
  3. 【請求項3】請求項2のシーケンスファイルに関し、1
    つのダミー関数の実行を定義する内容として、ダミー関
    数、ダミー関数のリターン値、外部参照ファイル名が記
    述されたシーケンスファイルであることを特徴とする単
    体テスト方法及びシステム。
  4. 【請求項4】請求項2のシーケンスファイルに関し、請
    求項3の内容をもつことで、テストケースごとのテスト
    環境構築のための再コンパイルを必要としないことを特
    徴とする単体テスト方法及びシステム。
  5. 【請求項5】請求項1の、単体テスト方法及びシステム
    において、共有メモリ、共有ファイルへのアクセス機能
    をもつダミーAPIにおいて、共通資源を他テストを考
    慮することなく確保するため、被テストプロセスごとに
    使用する共有メモリと同じ内容のメモリ領域及び共有フ
    ァイルと同じ内容のファイルを準備することを特徴とす
    る単体テスト方法及びシステム。
  6. 【請求項6】請求項1の単体テスト方法及びシステムに
    おいて、プロセス間メッセージの受信機能をもつダミー
    関数において、メッセージ受信を外部ファイルからのデ
    ータの参照で見せかけている場合、一度読込んだメッセ
    ージファイルをメモリ空間におくことを特徴とするダミ
    ー関数をもつ単体テスト方法及びシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008234405A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Nec Corp 異常系テスト支援装置、異常系テスト支援方法、及びプログラム
JP2011154568A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Nec Corp 情報処理装置、プログラム検証方法およびプログラム

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