JP3160174U - 扉用解錠器具 - Google Patents

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後藤 勝
後藤  勝
康彦 荒井
康彦 荒井
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株式会社 フキ
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Abstract

【課題】家屋の玄関などの出入り口における施錠された扉のための解錠器具に関し、キイ紛失の際などに専門の業者が緊急に解錠操作を行うのに適した扉用解錠器具を提供する。【解決手段】施錠された扉Dの覗き窓Wを通じて挿入されるL字型パイプ部材1に、中間部2aを可撓性とした心棒状部材2が摺動可能に挿入されており、その先端部には可撓性のコイルバネ4が装着されて、同コイルバネ4の外周に柔軟で摩擦係数の大きいゴム管5が密嵌されることにより、コイルバネ4とゴム管5との相乗効果で解錠用サムターンSへの係合の改善がもたらされる。【選択図】図1

Description

本考案は、家屋の出入り口に設けられた扉のための解錠器具に関し、特に外出先でキイを紛失したような場合に、専門の業者が緊急に解錠操作を行うのに適した扉用解錠器具に関する。
一般に、家屋の出入り口に設けられた扉には、家人の眼の高さに合わせた位置に直径10mm程度のレンズ付き覗き窓が設けられている。
そして、外部からの訪問者に対しては、上記覗き窓を通じて視認を行ってから扉の解錠操作を簡便に行えるように、上記覗き窓の下方における扉内側面には、90度程度の回動操作により解錠を行えるようにしたサムターンが設けられている。
ところで、上記家屋の住人が、上記扉に施錠して外出した際にキイを紛失すると、依頼を受けた専門業者は、図4に示すように、扉Dの覗き窓Wに装着されている枠付きレンズを外して、その開口部に、解錠器具のL字型パイプ状主管Pを挿入する作業を開始する。
そして、主管Pに挿入された中間部Mが可撓性の心棒状部材Qの先端部における係合部材Rの突出量を、主管Pに固着されたハンドルHと心棒状部材Qの基端に固着されたノブNとの相対的駆動操作により制御しながら、係合部材Rを扉Dの内側の解錠用サムターンSに摩擦係合させて、同サムターンSの90度程度の回動作用により解錠操作を完了できるようになっている。
しかしながら、従来の扉用解錠器具では、サムターンSに心棒状部材Qの先端部の係合部材Rを摩擦係合させて、同サムターンSを回動させる際に、剛体としての係合部材Rの周面が円筒面状に形成されているため、同係合部材Rの外周部にゴム管のごとき摩擦係合の優れた被覆材を施しても、サムターンSを回動させるためには、かなりの熟練を必要とし、特にサムターンSが丸型の場合は、摩擦係合の接触面が減少して、解錠操作が著しく困難になるという不具合がある。
本考案は、扉の覗き窓に挿入される非常用の解錠器具について、同器具から突出した心棒状部材の先端部における係合部材の改良を図り、同係合部材がサムターンに対し十分になじむように撓曲しながら接触し摩擦係合して同サムターンの回動による解錠操作を能率よく行えるようにした、扉用解錠器具を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段
前述の課題を解決するため、本考案の扉用解錠器具は、施錠された扉の覗き窓に同扉の外部側から挿通されるべく緩やかに湾曲した中間部を有するL字型のパイプ部材と、同パイプ部材に挿通されて相対的に摺動すべく中間部に可撓部分を備えた心棒状部材とが設けられており、上記扉の室内側で同扉に設けられた施錠および解錠のためのサムターンに対し,キィ不所持の際に上記扉の外側からの摩擦係合による回動操作を行って解錠を行うべく、上記心棒状部材の先端部に同軸状に接続されて弾性的に撓曲可能のコイルバネと、同コイルバネの外周に密嵌された柔軟で摩擦係数の大きい外表面を有するサムターン係合用ゴム管とが設けられていることを特徴としている。
また、本考案の扉用解錠器具は、上記心棒状係部材の先端に同軸的螺合により接続された延長用棒部材を備え、同延長用棒部材の先端に形成された縮径先端棒部分の外周に上記コイルバネの基端部が密嵌されるとともに、同コイルバネにおける弾性的撓曲可能の先端部の外周面に上記サムターン係合用ゴム管が密嵌されていることを特徴としている。
さらに、本考案の扉用解錠器具は、上記延長用棒部材が、くの字状に屈曲して形成されていることを特徴としている。
また、本考案の扉用解錠器具は、上記サムターン係合用ゴム管が、上記コイルバネの先端よりも突出した余剰部分を備えていることを特徴としている。
考案の効果
上述の本考案の扉用解錠器具では、キィ紛失のような非常の際に、施錠された扉の外部から解錠を行う場合、扉の覗き窓に挿通されたL字型のパイプ部材の先端部を扉の内側のサムターンに接触させるように操作して、同パイプ部材から突出した心棒状部材の先端部に接続されたコイルバネの撓曲性と、同コイルバネの外周に密嵌されたゴム管の柔軟で摩擦係数の大きい外表面とを利用して、上記サムターンを解錠側へ回動させる操作が能率よく行われるようになる。
また、上記心棒状部材の先端に同軸的螺合により接続される延長用棒部材を備えるようにして、同延長用部材の先端部における縮径先端棒部分の外周に基端部を密嵌されたコイルバネを備え、同コイルバネにおける弾性的撓曲可能の先端部の外周面に上記サムターン係合用ゴム管が密嵌されていると、上記コイルバネの先端部の撓曲性により上記ゴム管の外周部のサムターンへの接触係合が、同サムターンの形状になじむような上記コイルバネの撓曲変形を伴いながら適切に行われるようになり、このようにして上記サムターンを回動させる操作が的確に行われるようになる。
さらに、上記延長用棒部材が、くの字状に屈曲して形成されている場合は、サムターンの形状や配置に応じて同サムターンへの上記コイルバネ先端部のゴム管の摩擦係合を的確に行うことが可能になり、解錠操作の作業能率を著しく高めることが可能になる。
そして、上記サムターン係合用ゴム管が、上記コイルバネの先端よりも突出した余剰部分を備えることにより、同ゴム管の余剰部分が解錠作業の初期段階で上記コイルバネを内蔵するゴム管部分をサターンへ能率よく案内し、このようにしてサムターンを回動させる操作への移行が適切に行われるようになる。
図1は本考案の一実施例としての扉用解錠器具の使用状態を示す側面図、図2は図1の扉用解錠器具の要部としてのサムターン係合部材を拡大して示す正面図、図3は図2に示すサムターン係合部材の変形例を示す側面図である。
図1に示すように、本実施例の扉用解錠器具も、施錠された扉Dの覗き窓Wに対し、その枠付きレンズを外して同扉Dの外部側から挿通されるように、緩やかに湾曲した中間部1aを有するL字型のパイプ部材1を備え、同パイプ部材1に挿通されて相対的に摺動できるように中間部にコイル部材のごとき可撓部分2aを備えた心棒状部材2が設けられている。そして、パイプ部材1と心棒状部材2との相対的駆動操作は、パイプ部材1付きのハンドルHと心棒状部材2付きのノブNとにより行われる。
また、心棒状部材2の下端部には、図2に示すように、雌ねじ部2bが形成されていて、同雌ねじ部2bに螺合しうる雄ねじ部3aを基端部に備えた延長用棒部材3が接続されるようになっている。
そして、延長用棒部材3の先端部に形成された縮径部3bには、コイルバネ4の基端部が密嵌されており、同コイルバネ4における弾性的撓曲可能の先端部の外周面には、柔軟で摩擦係数の大きいサムターン係合用ゴム管5が密嵌されていて、同ゴム管5はコイルバネ4の先端よりも突出した余剰部分5aをそなえている。
なお、本実施例に示すように、ゴム管5はコイルバネ4の全周を被覆するのみならず、同ゴム管5の基端部で延長用棒部材3の根元部の外周まで覆うようにしてもよい。
上述の本実施例の扉用解錠器具では、図1および図2に示すように、キィ紛失のような非常の際に、施錠された扉Dの外部から解錠を行う場合、扉Dの覗き窓Wに挿通されたL字型のパイプ部材1の先端部を扉の内側のサムターンSに接触させるように操作して、同パイプ部材1から突出する心棒状部材2の先端部に接近されたコイルバネ4の撓曲性と、同コイルバネ4の外周に密嵌されたゴム管5の柔軟で摩擦係数の大きい外表面との相乗効果を利用して、サムターンSを解錠側へ回動させる操作がハンドルHとノブNとにより能率よく行われるようになる。
また、心棒状部材2の先端に同軸的螺合により接続される延長用棒部材3を備えるようにして、同延長用部材3の先端部における縮径先端棒部分3bの外周に基端部を密嵌されたコイルバネ4を備え、同コイルバネ4における弾性的撓曲可能の先端部の外周面にサムターン係合用ゴム管5が密嵌されているので、コイルバネ4の先端部の撓曲性により、ゴム管3の外周部のサムターンSへの接触係合が、同サムターンSの形状になじむようなコイルバネ4の撓曲変形を伴いながら適切に行われるようになり、このようにしてサムターンSを解錠側へ回動させる操作が的確に行われるようになる。
さらに、延長用棒部材3が、図3に示すように」、くの字状に屈曲して形成されている場合は、サムターンSの形状や配置に応じて同サムターンSに対するコイルバネ4の先端部のゴム管5の摩擦係合を的確に行うことが可能になり解錠操作の作業能率を著しく高めることが可能になる。
そして、サムターン係合用ゴム管5が、コイルバネ4の先端よりも突出した余剰部分5aを備えることにより、同ゴム管5の余剰部分5aが解錠操作の初期段階で、コイルバネ4を内蔵するゴム管部分をサムターンは能率よく案内し、このようにしてサムターンを回動させる操作への移行が適切に行われるようになる。
以上、詳述したように、本実施例の扉用解錠器具によれば、扉の覗き窓通じて挿入されるL字型パイプ部材の心棒状部材について、その先端部におけるサムターン係合用ゴム管が、同軸状に配設されたコイルバネに密嵌されるようにして装着されることによりサムターンへの上記ゴム管外周部の摩擦係合が適切に行われるようになり、解錠操作における作業能率の大幅な改善が期待される。
本考案の一実施例としての扉用解錠器具の使用中の状態を概略的に示す側面図である。 図1の扉用解錠器具の要部を拡大して示す側面図である。 図2に対応させて本考案の他の実施例としての扉用解錠器具の要部を示す側面図である。 従来の扉用解錠器具の使用中の状態を示す側面図である。
1 パイプ部材
1a パイプ部材中間部
2 心棒状部材
2a 可撓部材
2b 雌ねじ部
3 延長用棒部材
3a 雄ねじ部
3b 縮径先端棒部分
4 コイルバネ
5 サムターン係合用ゴム管
5a ゴム管余剰部分
D 扉
H ハンドル
N ノブ
S サムターン
W 覗き窓

Claims (4)

  1. 施錠された扉の覗き窓に同扉の外部側から挿通されるべく緩やかに湾曲した中間部を有するL字型のパイプ部材と、同パイプ部材に挿通されて相対的に摺動すべく中間部に可撓部分を備えた心棒状部材とが設けられており、上記扉の室内側で同扉に設けられた施錠および解錠のためのサムターンに対し、キィ不所持の際に上記扉の外側からの摩擦係合による回動操作を行って解錠を行うべく、上記心棒状部材の先端部に同軸状に接続されて弾性的に撓曲可能のコイルバネと、同コイルバネの外周に密嵌された柔軟で摩擦係数の大きい外表面を有するサムターン係合用ゴム管とが設けられていることを特徴とする、扉用解錠器具。
  2. 上記心棒状部材の先端に同軸的螺合により接続された延長用棒部材を備え、同延長用棒部材の先端部に形成された縮径先端棒部分の外周に上記コイルバネの基端部が密嵌されるとともに、同コイルバネにおける弾性的撓曲可能の先端部の外周面に上記サムターン係合用ゴム管が密嵌されていることを特徴とする、請求項1に記載の扉用解錠器具。
  3. 上記延長用棒部材が、くの字状に屈曲して形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の扉用解錠器具。
  4. 上記サムターン係合用ゴム管が、上記コイルバネの先端よりも突出した余剰部分を備えていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1つに記載の扉用解錠器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7511969B2 (ja) 2020-11-24 2024-07-08 朗 小松 ロック付摘みオープナー

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