JP3160088U - 清拭具 - Google Patents

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英樹 梅田
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弘将 河合
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Abstract

【課題】 拭き取り作業性がよく、清拭用の薄布の節約を図ることができる清拭具を提供する。【解決手段】 清拭具は、長繊維から編成されたニット又は織物からなる薄布1と、薄布よりも厚みが大きく折り畳みが可能な程度に可撓性をもつ基布2とからなる。基布2の一端部2aには、基布2を、表面側に配置された表面部21と、裏面側に配置された裏面部22とに枝分かれする割れ目部5と、割れ目部5に対面する表面部21の内面及び該裏面部22の内面の一方又は両方に固定されて、薄布1を取り替え可能に保持する面ファスナー3とが設けられている。【選択図】 図1

Description

本考案は、清拭具に関し、特に、工業製品の塗装面を拭くのに適する清拭具に関する。
医療機器、電子機器、精密機器、車両などの外装品の塗装や表面仕上げ処理を行うときには、高度な仕上がり品質が要求される。そのため、塗装作業の前後では、塗料ミスト、塵埃等を拭い取る作業が行われている。
特許文献1には、車両などの塗装面の拭き取り作業に適する清拭用の薄布が提案されている。特許文献1に開示された薄布は、塵埃捕捉剤を含浸させた布地である。塵埃捕捉剤は若干粘着性があるため、薄布の塵埃の捕集量が高い。
清拭用の薄布を用いて塗装面を拭くにあたっては、図5に示すように、例えば、幅80cmの薄布9(図5(a))を幅方向Yの中央に向けて折り畳んで2枚重ねとし(図5(b))、更に幅方向Yの中央に向けて折り畳んで4枚重ねとする(図5(c))。折り畳んだ薄布9を、ニップローラ80を介して、塵埃捕捉剤を含むエマルジョン液81に含浸させ、引き上げて、乾燥させて、塵埃捕捉剤を薄布9に付着させる(図5(d))。次に、薄布9を長手方向Lの所定間隔(例えば60cm毎)でヒートカッター82で切断して(図5(e))、両端部9aを熱融着させる(図5(f))。次に、薄布9を長手方向Lの中央で折り畳み(図5(g))、更にその中央で折り畳む(図5(h))。すると、手の平と同じか又はそれよりも若干大きめの大きさになり、また、薄布9の重なり枚数が、幅方向Yの2回の折り畳みにより4枚、更に長手方向Lの2回の折り畳みで4枚×4倍=16枚となる(図5(i))。薄布の1枚のときの厚みは約0.2〜0.3mmであり、16枚重なったときの薄布の厚みは約3〜5mmとなる。この厚みは、塗装面を拭くときに、手でつかみやすく、また、折り重ねられていることにより、拭きよじれが発生せず、拭きやすい厚みである。
図5(i)に示す16枚重なった状態の薄布9で、各拭き取り部分91毎に、塗装面を1〜2回ずつ拭き取る。拭き取り部分91は汚れる度に、折り畳んだ薄布9を上下に反転させたり、一旦広げて折り畳み直したりして、未使用の部分を拭き取り部分91として使用する。このとき、図5(f)に示すように、1枚の薄布9では、長手方向に広げたときに表裏の外側に向く8つの部分を拭き取り部分91を使うことができる。
特許第4219176号公報
しかしながら、上記従来のように清拭用の薄布を複数回折り畳んで用いる場合には、長手方向Lの両端部9aが融着されているため、薄布を幅方向Yに広げることはできない。このため、図5(i)に示すように、薄布9を長手方向Lに広げたときに内側に入り込んでいる24ヶ所の内側部分92は、拭き取りに使用することはできない。このため、薄布は、24ヶ所の内側部分92を使うことなく、廃棄されてしまうこととなり、経済的に大きいロスを生じざるをえないことであった。
そこで、仮に、長手方向Lの両端部9aを融着させないこととすれば、理論的には、すべての薄布1枚毎の表裏すべてを拭き取りに使用することができると考えられるが、実際には、重ね合わされた薄布の両端部9aがほつれてしまい、糸クズが発生し、塗装面に付着するなど、清拭布としては致命的な欠陥が発生してしまう。また、幸いにも糸クズが発生しない場合にあっても、外面、内面を問わずすべての拭き取り部分91及び内側部分92を使用するとなると、何回も折り畳み直す必要があり、非常に手間である。何回も折り返しているうちに、どの部分を使用したかがわからなくなり、誤って既に使用した拭き取り部分91や内側部分92で繰り返し拭き取り、塗装面が再汚染されてしまうおそれもある。
そこで、更に、たとえば、幅80cmの薄布を幅方向に4つに切断して幅20cmとし、また長さを60cmとした薄布1枚を用いて拭き取り作業をすることが考えられる。この薄布は、長手方向に2回折り畳んで幅20cm×長さ15cmの大きさの状態で使用すれば、使用できない内側部分が生じることなく、表裏全面を使用することができ、経済的且つ効率的である。しかし、事実上では、拭き取り作業における塗装面とのすりあわせにより薄布がよじれてしまい、折り畳み形態がずれてしまい、清拭機能が著しく低下する他、塗装面に手が直接接触するなどのトラブル(塗装面に塗料はじきなどの汚れの要因)が発生し、清拭布としての機能が十分に発揮できない。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたものであり、拭き取り作業性がよく、清拭用の薄布の節約を図ることができる清拭具を提供することを課題とする。
本考案に係る清拭具は、長繊維から構成されたニット又は織物からなる薄布と、該薄布よりも厚みが大きく折り畳みが可能な程度に可撓性をもつ基材とからなる清拭具であって、前記基材の一端部には、前記基材を、表面側に配置された表面部と、裏面側に配置された裏面部とに枝分かれする割れ目部と、該割れ目部に対面する該表面部の内面及び該裏面部の内面の一方又は両方に固定されて、前記薄布を取り替え可能に保持する仮止め材と、が設けられていることを特徴とする。
本考案によれば、薄布を基材に重ね合わせた状態で、清拭作業が行われる。基材は、薄布よりも厚く、折り畳み可能な程度に可撓性をもつ。このため、基材に薄布を重ねあわせることにより、清拭作業をするために適切な厚みにすることができ、清拭作業性がよい。
更に、基材の一端部には、薄布の一端部を取り換え可能に固定する仮止め部が設けられている。薄布は、その一端部のみで基材に固定されるため、表面及び裏面の一方の面を使用した後は、一端部を中心に薄布を表裏逆転させる。これにより、薄布を仮止め部から取り外すことなく、表面及び裏面の他方の面を清拭に使用することができる。ゆえに、薄布を基材に固定した状態で、薄布の表裏全面を使用することができ、作業性に優れる。
更に、仮止め部は、基材の表面部と裏面部とが互いに対応する内面に設けられている。このため、仮止め部は、基材の表面及び裏面のいずれにも露出しない。ゆえに、仮止め部は、清拭作業の支障にならない。
以上のように、本考案に係る清拭具によれば、拭き取り作業性がよく、また清拭用の薄布の節約を図ることができ、経済的に使用することができる。
実施例1に係る清拭具の斜視図である。 実施例1の、基材の平面図である。 実施例1の、基材の一端部の斜視図である。 実施例1の、基材へ仮固定された薄布の一端部側の断面図(a)、及び基材に仮固定した状態で薄布を表裏反転させる方法を示す説明図(b)である。 従来例に係る清拭用の薄布の使用方法を示す説明図(a)〜(h)、及び(h)のA線部分の拡大図(i)である。
本考案において、薄布は、長繊維で構成されたニット又は織物からなり、例えば、トリコット編物、平織りで編成されたガーゼ状の織物などを用いることができる。薄布の厚みは、0.2〜0.6mmであるとよく、好ましくは0.25〜0.45mmがよい。この場合には、拭き取られる被清拭面に薄布が沿いやすく、作業性がよい。
薄布を構成している長繊維は、例えば、熱可塑性繊維を複数本束ねて1本の糸を構成したマルチフィラメントがよい。繊維がほつれにくく、被清拭面に繊維が付着することを抑制できる。薄布の長繊維は、例えば、ポリエステル、ナイロンなどの合成樹脂からなることがよい。
薄布には、無水マレイン酸又はその無水物で変性された変性ポリブデンのエマルジョンと、無水マレイン酸で変性された変性テルペン樹脂のエマルジョンとを混合してなる塵埃捕捉剤を含浸せしめてあることが好ましい。塵埃捕捉剤を含浸させた薄布は、温度、乾燥などによる物性変化が少なく、長期にわたって使用することができる。また、粘着性がよく、塵埃が付着しやすく、塵埃捕捉機能に優れ、しかも塵埃捕捉剤の被清拭面への移行がない。
前記薄布には、前記塵埃捕捉剤とともに又はその代わりに、前記塵埃捕捉剤の成分以外の成分からなる塵埃捕捉剤が付着していてもよい。
薄布は、表裏の全面が使用された後には、廃棄される。基材は、清拭作業で繰り返して使用される。例えば薄布の廃棄交換を20回〜40回程度行った後に、基材を洗浄するか、又は廃棄して新品に取り換えて使用するとよい。
基材は、薄布よりも厚みが大きく折り畳みが可能な程度に可撓性をもつものであれば特に限定されず、例えば、織物、ニットなどの布地、ウレタンフォームなどのプラスチック発泡材シートなどが挙げられる。折り畳み易さ及び洗浄可能であるという2つの観点から、布地であるとよい。基材として用いられる布地は、複数枚に重ねて縁部を縫い合わせて用いることもよい。また、布地は、基材の一端部の表面部及び裏面部を容易に折り曲げて割れ目部の開口を広げることができ、表面部と裏面部の間に形成された割れ目部に薄布を仮止めしやすい。
更に、基材は、長繊維から形成された布地であることが好ましい。これにより、布地に繊維のほつれが発生することがなく、被清拭面に繊維が付着することが抑制される。基材として用いられる布地に用いられる長繊維は、ポリエステル、ナイロンなどの合成樹脂からなることがよい。
基材の厚みは、0.7〜2mmであることが好ましく、更には0.8〜1.5mmであることが望ましい。また、基材の厚みは、薄布の厚みの1.2〜5倍であることが好ましく、更には、1.5〜4倍であることが望ましい。この程度の厚みの基材に薄布を重ねて、適宜折り畳むことで、拭き取り作業に適した厚みを得ることができ、拭き取り作業性がよい。
基材と薄布とをあわせた厚みは、1〜2mmであることが好ましい。この場合には、薄布を基材とともに適宜折り畳むことで、拭き取り作業に適した厚みが得られる。
薄布の厚みは0.2〜0.6mmであり、基材の厚みは、0.7〜2mmであるとよい。この場合には、薄布を基材とともに数回折り畳むことで、清拭作業を行うのに適した厚みとすることができる。
薄布は、その一端を基材の一端部に仮止めされることで基材の表面を被覆した状態で、基材とともに数回折り畳まれてなることが好ましい。
基材と薄布とを折り畳んで使用するときの畳んだ状態での合計厚みは、拭き取り作業性の点から、1.5〜6mmであることが好ましく、更には3〜5mmであることが望ましい。
仮止め材は、例えば、面ファスナーであるとよい。仮止め材として用いる面ファスナーは、1つでも、複数でもよい。1つの面ファスナーを用いる場合には、長尺状とし、割れ目部の先端縁に沿って配置するとよい。複数の面ファスナーを用いる場合には、長さを短くして、割れ目部の先端縁に沿って配列させるとよい。面ファスナーは、表面部の内面又は/及び裏面部の内面に固定される。
面ファスナーが複数の場合には、各面ファスナーは、表面部の内面と裏面部の内面に、互いに重なり合わないように、割れ目部の先端縁の延び方向に沿って、互い違いに配列され固定されていることがよい。表面部の内面と裏面部の内面との間の割れ目部に薄布の一端部を挿入し、面ファスナーに対して薄布を押し付けることで、簡素に薄布を基材に仮固定することができる。面ファスナーが、表面部の内面と裏面部の内面に対して、互い違いに配置されている場合には、面ファスナー同士が接着することがなく、仮固定時の作業性がよい。また、複数の短い面ファスナーを基材の一端部に沿って配置することで、基材の一端部の可撓性が面ファスナーによって妨げられず、曲面をもつ被清拭面の表面に沿いやすく、拭き取り作業性が向上する。
本実施例の清拭具は、図1に示すように、薄布1と、基布2とからなる。薄布1は、ポリエステルの長繊維(単繊維繊度50dt、単繊維を束ねた糸全繊度1800dt)をトリコット編み機で製編されたものであり、網目が横29目/25.4mm、縦18目/25.4mmである。薄布1の幅は、20cm、長手方向の長さは60cmであり、1枚厚みは0.44mmである。
薄布1には、塵埃捕捉剤が含浸されている。塵埃捕捉剤を調製するにあたっては、ポリブテン(分子量980)を無水マレイン酸で変性した変性ポリブテン(酸価45mg・KOH/g)を用いて、水を分散媒とした50質量%エマルジョンAを調製した。上記の変性ポリブテンと無水マレイン酸で変性した変性ロジンを、固形成分比が1:1の割合で、濃度が50質量%となるように水を分散媒としたエマルジョンBを調製した。エマルジョンA、エマルジョンB、及び水を50:50:30の割合に混合して捕捉剤混合液を調製した。捕捉剤混合液に薄布1を漬浸した後、110℃で3分乾燥させ、更に20〜25℃の室内で3日間静置した。このようにして、薄布1に塵埃捕捉剤を含浸させた。
基布2は、薄布1よりも若干小さい大きさの長方形をなし、折り畳みが可能な程度に可撓性をもつ。基布2は、2枚の生地を重ね合わせ、縁部を縫いあわせ一体化したものである。生地は、ポリエステルの長繊維を製編したニット(編み物)である。基布2の長手方向の一端部2aから他端部2bに向かって1/4、1/2、及び3/4の位置に、幅方向にそれぞれ直線縫いで縫い目L1、L2、L3を形成してある。基布2の厚みは、1.0mmであり、薄布1の厚みの2.3倍である。基布2の幅は19.5cm、長手方向の長さは58cmである。基布2と薄布1とを合わせた厚みは1.44mmである。
図3に示すように、基布2の一端部2aには、割れ目部5と、仮止め部材としての複数の面ファスナー3とが設けられている。割れ目部5は、基布2を、表面側に配置された表面部21と、裏面側に配置された裏面部22とに分断している。表面部21と裏面部22とは、それぞれ2枚の生地の一端部であり、割れ目部5は表面部21の内面と裏面部22の内面に囲まれている。
複数の面ファスナー3は、割れ目部5に対面して表面部21の内面及び裏面部22の内面に互い違いに固定されて、薄布1を取り替え可能に保持する。各面ファスナー3は、割れ目部5の先端縁5aの延び方向に配列している。各面ファスナー3は、表面部21と裏面部22とで割れ目部5を閉じたときに互いに重ならないように配置されている。
基布2を作製するに当たっては、ポリエステル長繊維から構成された2枚の生地を互いに重ね合わせ、一端部2a及びその両側の縁部を少し残して袋縫いし、袋縫いの停止位置同士を幅方向(図2の符号L0に示す直線)に沿って縫い合わせる。2枚の生地の一端部2aの一方には表面部21、他方には裏面部22が形成される。表面部21の内面と裏面部22の内面には、複数の面ファスナー3を縫製又は接着剤にて固定する。
本考案の清拭具を用いて自動車の車体の塗装面を拭くにあたっては、図4(a)に示すように、基布2の一端部2aに形成された表面部21及び裏面部22のいずれか一方を折り返して割れ目部5を大きく開口させる。表面部21及び裏面部22の内面に固定されている面ファスナー3に、薄布1の一端部1aを仮固定させる。図4(b)、図1に示すように、折り返した表面部21及び裏面部22の一方をもとに戻して割れ目部5を閉じた後に、基布2の表面全体を薄布1で被覆する。
そして、長手方向の中心で薄布1を基布2とともに折り畳み(図5(g)参照)、更に長手方向の中央で折り畳む(図5(h)参照)。薄布1及び基布2を折り畳むときには、基布2に形成された縫い目L1、L2、L3を目安に折り畳むとよい。薄布1及び基布2を長手方向に2回折り畳むと、幅約20cm、長手方向の長さが約15cmのサイズでちょうど手の平よりも若干大きめの大きさになる。この大きさに折り畳んだ清拭具で車体の塗装面を拭き取る。1〜2回拭き取った後には、折り畳んだ薄布1を上下に反転させたり、一旦広げて折り畳み直したりして、薄布1の未使用の部分を拭き取り部分として、車体の塗装面に当てて、拭き取る。
薄布1を表裏反転させるときには、図4(b)に示すように、薄布1の一端部1aを基布2の一端部2aの面ファスナー3に仮固定した状態で、薄布1の他端部1b側を持って360°回転させて、基布2の反対側の面の上に薄布1を載せる。これにより、薄布1を簡易に表裏反転させることができる。
薄布1を長手方向に2回折り畳んで拭き取り部分を作成する場合、薄布1の表面で4つ、裏面で4つの拭き取り部分を作成でき、表裏併せて8つの拭き取り部分を作成できる。長手方向に2回折り畳まれたときの清拭具の合計厚みは、5.76mmであり、手で把持しやすく、拭き取り作業がしやすい厚みである。基布2は、薄布1を30回程度交換したときに、洗浄するか新品に交換するとよい。
本実施例によれば、薄布1を基布2に重ね合わせた状態で、自動車の塗装面の拭き取り作業が行われる。基布2は、薄布1よりも厚く、折り畳み可能な程度に可撓性をもつ。このため、拭き取りに都合のよい適度な厚みが確保され、清拭作業性がよい。
更に、基布2の一端部2aには、薄布1の一端部1aを取り換え可能に固定する面ファスナー3が設けられている。薄布1は、その一端部1aで基布2に固定されるため、薄布1の表裏一方の面を使用した後は、一端部1aを中心に薄布を表裏逆転させる。これにより、薄布1を面ファスナー3から取り外すことなく、他方の面を清拭に使用することができる。ゆえに、薄布1を基布2に固定した状態で、薄布1の表裏全面を使用することができ、作業性に優れる。
更に、面ファスナー3は、基布2の一端部2aに設けられた表面部21と裏面部22とが互いに対応する内面に設けられている。このため、面ファスナー3は、基布2の表面及び裏面のいずれにも露出しない。ゆえに、面ファスナー3は、清拭作業の支障にならない。また、表面部21の外面と裏面部22の外面も、薄布1を塗装面に押し付ける面として使用することができる。面ファスナー3を基布1に固定したことによっても、基布1の利用面積が減ることもない。
1:薄布、2:基布(基材)、3:面ファスナー(仮止め材)、5:割れ目部、5a:先端縁、21:表面部、22:裏面部、1a、2a:一端部、1b、2b:他端部。

Claims (2)

  1. 長繊維から構成されたニット又は織物からなる薄布と、該薄布よりも厚みが大きく折り畳みが可能な程度に可撓性をもつ基材とからなる清拭具であって、
    前記基材の一端部には、
    前記基材を、表面側に配置された表面部と、裏面側に配置された裏面部とに枝分かれする割れ目部と、
    該割れ目部に対面する該表面部の内面及び該裏面部の内面の一方又は両方に固定されて、前記薄布を取り替え可能に保持する仮止め材と、
    が設けられていることを特徴とする清拭具。
  2. 前記薄布は、その一端を前記基材の一端部に仮止めされることで前記基材の表面を被覆した状態で、該基材とともに数回折り畳まれてなることを特徴とする請求項1に記載の清拭具。
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