JP3159881U - 生体インピーダンス測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストの削減を図ることが可能な構造を有する、生体インピーダンス測定装置を提供する。【解決手段】筺体110,120と筺体の表面に設けられる膜状電極13,14,17,18を備える。電子部品が基板121に搭載されて、筺体内部に収容される。膜状電極は、生体に接触する主膜状電極13a,14a,17a,18aと、この主膜状電極の外縁から帯状に延び、電子部品と電気的に接合されるコンタクト用膜状電極13b,14b,17b,18bとを有している。【選択図】図2
Description
この考案は、生体のインピーダンスを計測する生体インピーダンス測定装置に関する。
生体のインピーダンスを計測する生体インピーダンス測定装置としては、特許文献1(特開2006−230700号公報)等が挙げられる。これらの上記インピーダンス測定装置においては、生体への電流印加および電圧測定に、生体に金属板を用いた電極を接触させている。
図7から図10を参照して、生体インピーダンス測定装置の概略構成について説明する。なお、図7は、生体インピーダンス測定装置200の外観構成を示す全体斜視図、図8は、金属板電極230の外観構成図、図9は、生体インピーダンス測定装置200の外観構成を示す分解斜視図、図10は生体インピーダンス測定装置20の第1筐体210を裏面側から見た図である。
図7を参照して、生体インピーダンス測定装置200は、表面側に位置する第1筐体210と、底面側に位置する第2筐体220とを有している。第1筐体210および第2筐体220は、平面視において角部が丸く成型された矩形形状を有している。
第1筐体210の表面には、操作部兼表示部213が設けられている。第1筐体210の表面には、電極D1,D2,D3,D4が設けられている。生体インピーダンス測定装置200の左側下部に位置する電極D1は、インピーダンス計測時において電圧を測定するための電極であり、左側上部に位置する電極D3は、インピーダンス計測時において電流を印加するための電極である。これら電極D1,D3は、使用者の左足の裏側に接触する。
生体インピーダンス測定装置100の右側下部に位置する電極D2は、インピーダンス計測時において電圧を測定するための電極であり、右側上部に位置する電極D4は、インピーダンス計測時において電流を印加するための電極である。これら電極D2,D4は、使用者の右足の裏側に接触する。
図8を参照して、電極D1,D2,D3,D4の構成について説明する。電極D1,D2,D3,D4はいずれも同じ構造を有する電極230が用いられている。図8に示す電極230は、裏面側から見上げた図である。電極230は、金属板からなる電極プレート231と、電極プレート231の周縁を取囲む金属板からなる縁部232とを有している。また、電極230の電極プレート231の周縁に、はんだ234により連結される配線ケーブル233が接合されている。
図9を参照して、第1筐体210の表面側には、電極230を配置するための凹部領域211が4箇所設けられ、電極230の表面が露出し、第1筐体210の表面と略面一となるように、電極230が凹部領域211に収容される。また、凹部領域211には、電極230に接合された配線ケーブル233を裏面側に引き出すための貫通孔211hが設けられている。第1筐体210と第2筐体220との間には、電子部品等が組み込まれた基板320が収容され、この基板320に電子部品等との電気的接続のための配線ケーブル233が接合される。
図10を参照して、第1筐体210の裏面には、格子状に複数のリブ212が設けられている。また、このリブ212の所定位置には、複数の切欠部212aが設けられている。この切欠部212aを利用して、配線ケーブル233の基板320への引き回しの後に、はんだ235により、配線ケーブル233が基板320に接合される。
しかし、配線ケーブル233の基板320への配線が別途必要となるため、配線ケーブル233に基づく材料のコストアップが懸念される。
また、配線ケーブル233と電極230との接合、配線ケーブル233と基板320との接合には、はんだ付け作業が必要となり、作業者の熟練が必要となる。また、はんだ付け作業の作業時間も、はんだ付けの品質安定のためには一定時間必要となり、製造コストアップに繋がることが懸念される。
また、配線ケーブル233の取りまわしに際しても、組立時に第1筐体210と第2筐体220とによる噛み込み等に注意を払わなければならず、製造コストアップに繋がることが懸念される。
この考案は上記課題を解決することを目的とし、製造コストの削減を図ることが可能な構造を有する、生体インピーダンス測定装置を提供することにある。
この考案に基づいた生体インピーダンス測定装置においては、生体のインピーダンスを計測するインピーダンス測定装置であって、電子部品が収容される筐体と、上記筐体の表面に設けられ、上記生体のインピーダンスを計測する際に上記生体に接触する膜状電極とを備え、上記膜状電極は、上記生体に接触する主膜状電極と、上記主膜状電極の外縁から帯状に延び、上記電子部品と電気的に接合されるコンタクト用膜状電極とを有し、上記筐体は、上記コンタクト用膜状電極を上記電子部品に導くためのガイド領域を有する。
上記考案において好ましくは、上記膜状電極は、透明導電膜または網状導電膜である。
上記考案において好ましくは、上記膜状電極は、電極膜がフィルムに成膜されている。
上記考案において好ましくは、上記膜状電極は、電極膜がフィルムに成膜されている。
上記考案において好ましくは、上記ガイド領域は、上記筐体の表面に設けられたガイド孔である。
上記考案において好ましくは、上記筐体の表面には、上記ガイド孔を通過したコンタクト用膜状電極を含むように配置されるカバーが設けられる。
上記考案において好ましくは、上記ガイド領域は、上記筐体の外周側面に設けられたガイド溝である。
この考案に基づいた生体インピーダンス測定装置によれば、製造コストの削減を図ることが可能な構造を有する、生体インピーダンス測定装置を提供することが可能となる。
以下、この考案に基づいた各実施の形態における生体インピーダンス測定装置について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する各実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本考案の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の構成を適宜組み合わせることは、当初から予定されている。各図中、同一符号は同一または相当部分を指し、重複する説明は繰返さない場合がある。
(生体インピーダンス測定装置100)
以下、図1から図5を参照して、実施の形態における生体インピーダンス測定装置100について説明する。なお、図1は、生体インピーダンス測定装置の外観構成を示す斜視図、図2は、生体インピーダンス測定装置の分解斜視図、図3は、生体インピーダンス測定装置の電極と基板との関係を示す斜視図、図4は、生体インピーダンス測定装置のブロック図、図5は、使用者が生体インピーダンス測定装置を用いた測定姿勢を示す図である。
以下、図1から図5を参照して、実施の形態における生体インピーダンス測定装置100について説明する。なお、図1は、生体インピーダンス測定装置の外観構成を示す斜視図、図2は、生体インピーダンス測定装置の分解斜視図、図3は、生体インピーダンス測定装置の電極と基板との関係を示す斜視図、図4は、生体インピーダンス測定装置のブロック図、図5は、使用者が生体インピーダンス測定装置を用いた測定姿勢を示す図である。
この生体インピーダンス測定装置100は、表面側に位置する第1筐体110と、底面側に位置する第2筐体120とを有している。第1筐体110および第2筐体120は、平面視において角部が丸く成型された矩形形状を有している。
第1筐体110の表面には、表示部20が設けられている。表示部20としては、たとえば液晶表示装置(LCD)等が用いられる。また、第1筐体110の表面には、その表面を4分割するように、膜状電極13,14,17,18が設けられている。
生体インピーダンス測定装置100の左側下部に位置する膜状電極13は、インピーダンス計測時において電圧を測定するための電極であり、左側上部に位置する膜状電極17は、インピーダンス計測時において電流を印加するための電極である。これら膜状電極13,17は、使用者の左足の裏側に接触する。
生体インピーダンス測定装置100の右側下部に位置する膜状電極14は、インピーダンス計測時において電圧を測定するための電極であり、右側上部に位置する膜状電極18は、インピーダンス計測時において電流を印加するための電極である。これら膜状電極14,18は、使用者の右足の裏側に接触する。
膜状電極13は、使用者の右足の裏側に接触する矩形形状の主膜状電極13aと、この主膜状電極13aの外縁から帯状に延び、第1筐体110と第2筐体120の内部に収容される電子部品(基板121に搭載)と電気的に接合されるコンタクト用膜状電極13bとを有している。同様に、膜状電極14も、主膜状電極14aとコンタクト用膜状電極14bとを有し、膜状電極17も、主膜状電極17aとコンタクト用膜状電極17bとを有し、膜状電極18も、主膜状電極18aとコンタクト用膜状電極18bとを有している。
第1筐体110の表面には、膜状電極13,14,17,18を載置するための凹部113,114,117,118が設けられている。この凹部113,114,117,118の深さは、膜状電極13,14,17,18の厚みと略同一でよい。
また、第1筐体110の略中央領域寄りにおいて、凹部113,114,117,118のそれぞれには、コンタクト用膜状電極13b,14b,17b,18bを電子部品に導くためのガイド領域としてのガイド孔113h、114h、117h、118hが設けられている。また、第1筐体110の中央上部寄りの位置には、基板121に搭載された表示装置(図示省略)を露出させる開口部110hが設けられている。
膜状電極13,14,17,18の主膜状電極13a,14a,17a,18aは、接着剤等により凹部113,114,117,118に固定される。ガイド孔113h、114h、117h、118hをそれぞれ通過したコンタクト用膜状電極13b,14b,17b,18bの端部は、図3に示すように、基板121に設けられたコンタクト用ソケット123,124,127,128に挿入され、基板121に搭載された電子部品との電気的接合が実現される。
第1筐体110の表面には、ガイド孔113h、114h、117h、118hを含むように、透明または半透明の膜厚さ約0.1mm〜約3mm程度の薄膜カバー11が配置される。これにより、ガイド孔113h、114h、117h、118hから生体インピーダンス測定装置100内部への水分の侵入を防止し、特に、浴室の脱衣所のような水分の多い場所にこの生体インピーダンス測定装置100を設置した場合には有効である。
本実施の形態では、膜状電極として、電極膜がフィルムに成膜された膜状電極が用いられている。フィルムは、透明、半透明、非透明のいずれであってもかまわない。フィルムの材質としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリイミド等を用いる。フィルムの厚さは、約10μm〜約500μm程度である。なお、膜状電極として、導電膜に限らず、網状導電膜を用いることも可能である。
電極膜の材料としては、ITO(酸化インジウムスズ)、ZnO(酸化亜鉛)、Ag(銀)インク、導電性高分子(ポリアセチレン系、ポリチオフェン系、ポリエチレンジオキシチオフェン系等)を用いる。電極膜の膜厚さは、約10nm〜約1μm程度である。
第1筐体110の材料には、アクリル樹脂(たとえば、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA))、ポリカーボネート、アクリロ二トリルブタジエンスチレン樹脂(ABS樹脂)等を用いる。なお、第2筐体120の材料には、基本的には、第1筐体110の材料と同じ材料が用いられるが、用途に応じて他の材料を用いることも可能である。
図4のブロック図に示すように、この生体インピーダンス測定装置100は、上記した複数の膜状電極13,14,17,18、表示部20、操作部30、体重計測部32、および生体インピーダンス測定装置100全体の制御や各種演算等の処理を行なうためのマイコン(マイクロコンピュータの略)10を備える。
さらに、所定周波数の高周波定電流を発生する高周波定電流発生回路41と、電流印加用の電極17、18と、電圧測定用の電極13,14より得られる電圧情報および体重計測部32より得られる体重情報のいずれか一方に入力を切り替えるため入力切替回路44と、入力切替回路44より得られる電圧情報および体重情報をアナログ信号からデジタル信号に変換するためのA(analog)/D(digital)変換回路45とを備える。
さらに、操作部30に含まれる電源スイッチが操作されることによりマイコン10に電力を供給するための電源部31と、測定結果などの情報を記憶するための外部メモリ33とを備える。
また、マイコン10には、各種制御プログラムなどを記憶するため、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等を用いた内部メモリ133が含まれる。マイコン10は、インピーダンス計測部101と、抵抗率算出部102と、体組成計算部103とを含み、内部メモリ133に格納されたプログラムに従い、インピーダンスの計測、抵抗率の算出、および体組成の計算を行なう。
また、マイコン10は、A/D変換回路45を介して取得される体重計測部32、たとえば体重センサからの信号に基づいて、公知の手法により体重を測定する。また、体組成計算部103での測定結果などを、表示部20に表示するための信号を生成する。また、外部メモリ33への書き込みおよび読み出しを行なう。
本実施の形態における生体インピーダンス測定装置100において測定可能な体組成としては、たとえば体脂肪量や、除脂肪量、筋肉量、骨量、体脂肪率、筋肉率、内臓脂肪レベルなどが挙げられる。これら体組成は、いずれも上述のインピーダンス計測部101において得られた身体のインピーダンス値および内部メモリに記録されている使用者の身長や体重、年齢、性別といった個人データから体組成計算部103によって公知の手法で算出されるものである。
この生体インピーダンス測定装置100の使用状態においては、図5に示すように、この生体インピーダンス測定装置100を平坦な載置面に置き、生体インピーダンス測定装置100の上に使用者1000が乗る。使用者の左足1013が電極13,17に接触し、使用者の右足1014が電極14,18に接触することで、使用者のインピーダンスが測定される。
(作用・効果)
以上、本実施の形態における生体インピーダンス測定装置100によれば、膜状電極13,14,17,18を用いさらに、膜状電極13,14,17,18に一体的に形成されたコンタクト用膜状電極13b,14b,17b,18bを用いることで、従来のような、第1筐体の裏側を取りまわすための配線材が不要となり、また、配線材の電極へのはんだ付け作業が不要となる。これにより、電極の作成に要するコストを削減することが可能となる。
以上、本実施の形態における生体インピーダンス測定装置100によれば、膜状電極13,14,17,18を用いさらに、膜状電極13,14,17,18に一体的に形成されたコンタクト用膜状電極13b,14b,17b,18bを用いることで、従来のような、第1筐体の裏側を取りまわすための配線材が不要となり、また、配線材の電極へのはんだ付け作業が不要となる。これにより、電極の作成に要するコストを削減することが可能となる。
また、コンタクト用膜状電極13b,14b,17b,18bを、コンタクト用ソケット123,124,127,128に挿入することのみで、基板121に搭載された電子部品との電気的接合が実現されるため、配線材の基板へのはんだ付け作業が不要となる。これにより、電極の作成に要するコストを削減することが可能となる。これにより、生産性の向上が可能となり、その結果、生体インピーダンス測定装置の製造コストを削減することが可能になる。
また、膜状電極13,14,17,18は、薄く柔軟なフィルム状であるため、配線部も通常の電線より薄く形状も安定しているため、内部配線処理が非常に容易であり、生産性を向上させることができる。
また、第1筐体110にガイド孔113h、114h、117h、118hを設けて、コンタクト用膜状電極13b,14b,17b,18bを筐体の内部に引き込む構造にした場合であっても、コンタクト用膜状電極13b,14b,17b,18bは、図8に示した金属電極と比べ薄く柔軟であるので、余分なクリアランス等が不要となり、薄膜カバー11で覆うことで容易に密封性を確保することができる。その結果、ガイド孔113h、114h、117h、118hから生体インピーダンス測定装置100内部への水分の侵入を防止することが可能となる。
また、金属電極を用いた場合のように、第1筐体の表面に電極を取り付けるための大きな凹部を設ける必要が無いため、電極を必要としない体重計のみの用途においても、本実施の形態における筐体を用いることができる。
さらに、基板上に配置する回路パターンの一部もしくは全部を、膜状電極13,14,17,18上に配置することで、基板の最小化が可能となり、生体インピーダンス測定装置のコストダウンを図ることも期待できる。
また、金属製の電極を用いた場合には、電極の金属板に使用者の足が直接触れるため、使用者が生体インピーダンス測定装置を冷たく感じる場合があるが、膜状電極13,14,17,18は、薄く柔軟なフィルム状であるため、使用者に与える冷感を抑制することが期待できる。
なお、上記生体インピーダンス測定装置100においては、第1筐体110にガイド孔113h、114h、117h、118hを設けて、コンタクト用膜状電極13b,14b,17b,18bを筐体の内部に引き込む構造を採用しているが、図6に示す構造を採用することも可能である。
図6に示す構造においては、コンタクト用膜状電極13b,14b,17b,18bを第1筐体110の側面側に配置させ、第1筐体110の側面に、コンタクト用膜状電極13b,14b,17b,18bを第1筐体110の裏側に巻き込むための、ガイド領域としてのガイド溝113z,114z,117z,118zを設けるようにしたものである。このガイド溝113z,114z,117z,118zの深さは、膜状電極13,14,17,18の厚みと略同一でよい。
この構造によれば、膜状電極13,14,17,18は、薄く柔軟なフィルム状であるため、容易に第1筐体110の裏側にまで巻き込むことができるとともに、第1筐体110の表面にガイド孔を設ける必要がないため、生体インピーダンス測定装置100内部への水分の侵入をより確実に防止することが可能となり、特に浴室の脱衣所のような水分の多い場所にこの生体インピーダンス測定装置100を設置した場合には有効である。
以上、本考案の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
10 マイコン(マイクロコンピュータの略)、11 薄膜カバー、13,14,17,18 膜状電極、13a,14a,17a,18a 主膜状電極、13b,14b,17b,18b コンタクト用膜状電極、20 表示部、30 操作部、31 電源部、32 体重計測部、33 外部メモリ、41 高周波定電流発生回路、44 入力切替回路、45 A(analog)/D(digital)変換回路、100 生体インピーダンス測定装置、101 インピーダンス計測部、102 抵抗率算出部、103 体組成計算部、110 第1筐体、110h 開口部、113,114,117,118 凹部、113z,114z,117z,118z ガイド溝、113h,114h,117h,118h ガイド孔、120 第2筐体、121 基板、123,124,127,128 コンタクト用ソケット、133 内部メモリ、1000 使用者、1013 左足、1014 右足。
Claims (6)
- 生体のインピーダンスを計測する生体インピーダンス測定装置であって、
電子部品が収容される筐体と、
前記筐体の表面に設けられ、前記生体のインピーダンスを計測する際に前記生体に接触する膜状電極と、を備え、
前記膜状電極は、
前記生体に接触する主膜状電極と、
前記主膜状電極の外縁から帯状に延び、前記電子部品と電気的に接合されるコンタクト用膜状電極とを有し、
前記筐体は、前記コンタクト用膜状電極を前記電子部品に導くためのガイド領域を有する、生体インピーダンス測定装置。 - 前記膜状電極は、透明導電膜または網状導電膜である、請求項1に記載の生体インピーダンス測定装置。
- 前記膜状電極は、電極膜がフィルムに成膜されている、請求項2に記載の生体インピーダンス測定装置。
- 前記ガイド領域は、前記筐体の表面に設けられたガイド孔である、請求項1から3のいずれかに記載の生体インピーダンス測定装置。
- 前記筐体の表面には、前記ガイド孔を通過したコンタクト用膜状電極を含むように配置されるカバーが設けられる、請求項4に記載の生体インピーダンス測定装置。
- 前記ガイド領域は、前記筐体の外周側面に設けられたガイド溝である、請求項1から3のいずれかに記載の生体インピーダンス測定装置。
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