JP3159686U - ヘアカラー用コーム - Google Patents

ヘアカラー用コーム

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Abstract

【課題】柄部を回して毛髪複数束を一瞬で確実に掬い上げるヘアカラー用コームを提供する。【解決手段】櫛歯部4とそれを設ける座部1、その座部と一体の柄部2・3からなり、前記櫛歯部の複数の櫛歯の先端が柄部方向に傾き揃っている。その先端が毛髪を掬い取る。コームは、誤差のない安定した各種ウイービングスライスが櫛歯部を変えることにより、誰でも簡単に短時間でできるようになる。【選択図】図1

Description

この考案は、染毛のウイービング技術が容易にできるコームに関する。
従来の染毛用コームとして、柄の先端にカギが突設されているものがある(例えば特許文献1参照)さらに櫛の把持部とこれに続く櫛部とを備えて、上記櫛部の複数の櫛歯の先端や中央部に毛髪を掬い取るための突起を設けたものである。(例えば特許文献2参照)
以下従来のコームについて説明する。カギが突設されてコームはスライスした毛束に、柄の先端を斜めから差し込み引き上げて突起部分に毛束を掛けて分けてとる。また歯に突起を設けたコームはスライスした毛束にすべて歯を差し込み引き上げて突起部分に毛束を引っかけて分け取る。
特開平8−242930号 公報 登録実用新案 公報 第3027042号
以上述べた従来のコームでは、各種の希望する毛束を分け取るには、時間と技術を要するか、安定した毛量の毛束に分け取ることは難しかった。また従来の技術は、コームの柄先を縫う様に動かし、毛束を分け取る。これを何十、何百個所することは経験豊かな技術者でも時間を要し難しい技術である。
本考案は、このような従来のコームや従来の技術の問題を解決しようとするものであり、コームの歯と持ち手部の工夫と回転を利用することで誰でも簡単に短時間にできる様にすることを目的とするものである。
櫛歯は掬い易いフォークの歯の形状またはそれの途中が屈曲あるいは捩曲げられ、より掬い易い形状にされた櫛歯が使用される。それらの櫛歯の形状と、座部に設けられる櫛歯の基部の配置・配列の組み合わせ方で、座部の上面から見ての歯先の方向と反りが揃えられ座部の中心線に対しての歯先の並びも適した傾斜角度に揃えられる。試作の例として折り曲げ可能な材料の櫛歯を使い、複数のそれぞれ異なる櫛歯から成る櫛歯部を作る。歯を上にした状態を正面から見ての、それぞれの櫛歯の適した反りと傾斜角度とは、上面から見てそれぞれの歯先が揃い座部の中心線に対して斜めの線状に並ぶ様に、それぞれの櫛歯の途中を捩じ曲げて付けたそれぞれの角度と反りである。次に上面から見ての歯先の向きを微調整して揃え、さらにそれを平らな面に歯先の裏面を当て、すべての歯先の裏面が均一に当たる様に先端の反りも微調整して揃える。これが歯先の角度と反りである。なおこの考案の最重要点は、座部の上面から見ての歯の先端部の最良の向きと反り、さらにその並びを整えることである。それは複雑な形態の櫛歯部でもその条件を満たすことは可能であるが、できるだけシンプルな櫛歯部の形態が好ましい。
左右に薄い複数の櫛歯が座部と一体に設けられる形を座部の上面から見て、同じ形状の複数の櫛歯の歯先の並びが中心線と平行なコーム▲1▼または中心線に対して傾斜しているコーム▲2▼それぞれ異なる形状の複数の櫛歯の基部が中心線上に縦に並べられ▲3▼または基部が斜めに配列され▲4▼歯先の並びが中心線に対して傾斜しているコーム。などの形態が挙げられる。
右利き用コームとは、櫛歯が上・柄が右側の状態で、歯先が座部の中心線に直角に交う線から右(柄部方向)に5°〜85°好ましくは20°〜60°傾き反っている。また座部の後端側から上面を見ると、歯の先端角度が座部の中心線に対して左に91°〜179°方向(柄部方向)好ましくは110°〜160°方向で揃えられ、その並びが座部の中心線と平行または中心線に対して左に1°〜25°好ましくは2°〜15°傾斜し揃っている。左利き用は正面の歯先角度が左に20°〜60°傾き、上面の歯先角度は右に110°〜160°方向で、並びは中心線と平行または中心線に対して右に2°〜15°傾斜し揃っている。なを使い易いコームにするための左右の分け方である。
上記の▲2▼▲3▼▲4▼のコームの使用方法として、毛髪を分けた線に右利き用コームの柄を右側、歯を上向きに、すべての歯先をあて、持ち手部を最初、右回りに10°〜90°回し、そこから左回りに90°〜180°回して毛束を掬い上げる。また左利き用は、柄を左側にし、持ち手部を最初左回りに回し、そこから右回りに回して毛束を掬い上げる。頭の丸みの強い所は毛束をスライスし、少し持ち上げ、パネルの根元部分から上記同様に掬い上げる。これは基本の使用例である。
掬い上げる毛束の多少を決める要素として、分け目に歯先を当て、最初に回す角度・座部の太さと歯の長さ・歯の反り方と歯先の傾き方向・上面から見て、座部の中心線に対する歯先の並びの傾斜角度、歯先の間隔の広さ、狭さなどが挙げられ、それらの組み合わせにより毛量は変えることが出来る。
上記▲2▼▲3▼▲4▼のコームの場合、上面を柄の付け根側からみて、座部の中心線に対して、歯先の並びが大きく傾いているほど分け目に歯先を上向きに歯先の裏面すべてを当てると、分け目の線より、コームの中心軸が大きく斜め上にずれる。そこから、最初に回すと歯先は斜め下に分け目と平行に移動する。歯先の並びの傾斜角度は1°より25°の方が歯先が掬う毛束の量は多くなり最大量は45°である。それは座部の中心点から歯先までの距離も重要である。座部の中心点を軸として回転させると、同じ回転角度でも円の半径の長さによって移動距離が違うため、歯先の移動距離が長ければ掬う量も多くなる。
上述したように本考案のコームは、誤差のない安定した各種ウイービングスライスが櫛歯部を変えることにより、誰でも簡単に短時間でできるようになる。
本考案、前記▲3▼の形状を示す右利き用コームの正面図 同コームの左側面図と左斜面図 同コームの上面図 請求項2記載の歯先が右に傾く様、作製された櫛歯の左側面の拡大図 請求項4の(1)右利き用(2)左利き用 請求項3の(イ)右利き用(ロ)左利き用(ハ)両方の櫛歯の基部の配置、配列の例を示す図である 本考案のコームの使用状態を示す説明図である。 本考案のコームの使用状態を示す説明図である。 本考案のコームの使用状態を示す説明図である。
以下、本考案の実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。
図1は座部の中心線上に異なる形状の櫛歯の基部が真っ直ぐに並べて設けられた▲3▼の形態の ー 実施例を示す正面図。図2および図3は、それぞれの左側面図と左斜面図および上面図。図4は、請求項2記載の工程で歯先が右に傾く様に作製される例としての櫛歯の左側面の拡大図。図5は請求項4の(1)右利き用で櫛歯の基部が斜めの線12の角度と中心線と直角に交わる線13の角度間に取り付けられている上面図(2)左利き用 請求項3の(イ)右利き用(ロ)左利き用(ハ)両方の平たい櫛歯の基部の配置、配列の好ましい例を示す図であり、これに限定されるものではない。図6〜8は本考案のコームの使用状態をその順に示す説明図である。只、図6,7の分け目の線から下には毛髪があるのだが、コームの位置と歯先の移動を分かり易くするために省略してある。
図1に示すコームは、座部1と柄部2、3の中心は直線で柄に回し易い太さの持ち手部2とスライスしやすい細さの先端部3に歯先の間隔7mmの櫛歯部4で構成されている。座部と柄部さらに櫛歯の形状はこれに限定されるものではない。なおこのコームは考案の基礎となった形態である。
櫛歯部4は、すべての歯先が柄部方向に傾く様に櫛歯の途中が捩じ向けられている。その歯先の角度は櫛歯の基部幅1/2の垂直線11から右に55°〜40°。座部の後端側から上面を見ると、それぞれの歯の先端角度が座部の中心線6に対して、左に140°方向14を指し揃い、その並び5が中心線6に対して左に10°傾斜している。
幅3mm、深さ3mm、毛束間7mmの細いウイービングスライスを取り分ける。
本考案のコームの使用状態の説明。
図6は、毛髪の分け目の線8に右利き用コームの歯を上向きに歯先の裏面すべてを地肌にあてた状態、これは毛髪の分け目の線8に対して座部1から柄部2,3が右上に傾いている。図7は持ち手部2を右回り20°回した状態。これは歯先が分け目の線8から右下に平行移動9、そこから左回りに120°回した図8歯の左側に図7・三角形分の毛束が集まり歯に巻きつき10持ち上がる。只左利き用は歯の右側に毛束が集まる。
本発明のコームは独特の櫛歯の形と回転を利用することで誰でも簡単に直ぐ出来る様になり、ウイービングスライスを用いるハイ・ローライト技術がまだまだ一般化されていない日本の理、美容業界に新風を吹き込むことになる。
1 座部
2 持ち手部
3 柄の先端部
4 櫛歯部
7 櫛歯の捩じれ部分

Claims (8)

  1. 櫛歯部とそれを設ける座部、その座部の後端より後方に延出する柄部とからなり、前記櫛歯部の複数の櫛歯の先端が柄部方向に傾き揃っている。その先端が毛髪を掬い取ることを特徴とするヘアカラー用コーム。
  2. 平たく先細で基部になるに従って幅広のものが反り、フォークの歯の形をした櫛歯。またはその櫛歯の途中に捻りまたは屈曲部分がある櫛歯の請求項1記載のヘアカラー用コーム。
  3. 座部の後端側から上面を見ると、同じ角度で配置された櫛歯の基部が座部の先端幅1/2の点と後端幅1/2の点を結んだ中心線、その線上に配列されている請求項1・2記載のヘアカラー用コーム。
  4. 座部の後端側から上面を見ると、同じ角度で配置された櫛歯の基部が座部の中心線に対して斜めに配列されている請求項1・2記載のヘアカラー用コーム。
  5. 同じ形状の複数の櫛歯から成る櫛歯部を座部の後端側から上面を見ると、すべての櫛歯の先端が同じ方向を指し、それが座部の中心線に対して斜め、または中心線と平行に揃って並んでいる請求項1・2・3・4記載のヘアカラー用コーム。
  6. それぞれ異なる形状の複数の櫛歯から成る櫛歯部を、座部の後端側から上面を見ると、すべての櫛歯の先端が同じ方向を指し、それが座部の中心線に対して斜めに揃って並んでいる請求項1・2・3・4記載のヘアカラー用コーム。
  7. 櫛歯部と一体の柄部の根元近辺に回し易い太さで、コームを正しく持てる様に人差し指の部分に窪みがある持ち手部を設け、それを回すことで櫛歯の先端が毛束を掬い、さらに櫛歯に絡め掬い上げる請求項1記載のヘアカラーコーム。
  8. 櫛歯部を座部から取り外し、歯先の間隔が違う櫛歯部のアタッチメントに交換できる請求項1記載のヘアカラー用コーム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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