JP3159464B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP3159464B2
JP3159464B2 JP10887991A JP10887991A JP3159464B2 JP 3159464 B2 JP3159464 B2 JP 3159464B2 JP 10887991 A JP10887991 A JP 10887991A JP 10887991 A JP10887991 A JP 10887991A JP 3159464 B2 JP3159464 B2 JP 3159464B2
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秀雄 伊藤
善洋 飯田
一郎 中村
明 鈴木
義直 大明
好司 幸田
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/0008Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
    • A61B1/00098Deflecting means for inserted tools

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は挿通チャンネルを通して
体腔内に導入する鉗子等の処置具を起上させる処置具起
上機構を備えた内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡には処置具を挿通するチ
ャンネルが設けられ、このチャンネルを通じて鉗子やカ
テーテルなどの処置具を体腔内に挿入するようになって
いる。そして、挿入部の先端部には上記チャンネルに連
通し外部に開口する収納室が設けられ、この収納室には
処置具を起上するとともに体腔内に対する処置具の導出
方向を規制するための処置具起上台が収納されている。
【0003】処置具起上台には起上操作用の操作ワイヤ
が接続され、この操作ワイヤは挿入部を通って内視鏡操
作部まで延出している。そして、操作ワイヤを挿入部内
で案内するためのガイドパイプが設置され、このガイド
パイプは挿入部の先端部で上記収納室内に向けて開口し
ている。
【0004】このような内視鏡は例えば特開昭54−9
0088号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような内視鏡で
は、ガイドパイプの先端が収納室内に開口しているた
め、この内視鏡を使用して処置する際に、汚物や雑菌等
を含んだ汚水がこのガイドパイプ内に侵入し、ガイドパ
イプ内が汚染されるという問題がある。また、ガイドパ
イプの内部が汚染されてしまうと、内視鏡を洗浄消毒す
る際に、ガイドパイプ内には洗浄消毒液が通り難く完全
に清浄されず、汚染が残留して再度使用する際に雑菌等
による感染症の原因になる虞れがある。
【0006】特に内視鏡の先端付近は患者への感染を引
き起こす虞れがあり、確実な消毒手段が望まれている。
【0007】そこで、特開昭63−95043号公報に
示すように、上記処置具起上機構を構成する部材の表面
に防かび、または抗菌剤を塗布した内視鏡が知られてい
る。しかしながら、この内視鏡においても操作ワイヤの
ガイドパイプ内に侵入した病原菌に対してはあまり効果
が期待できない。
【0008】本発明は上記課題に着目してなされたもの
であり、その目的は起上機構を容易且つ確実に洗浄消毒
できる内視鏡を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、挿入部の先端部分に回動自在に設けられ
た処置具起上台と、この処置具起上台に連結された操作
ワイヤとを有する内視鏡において、挿入部の先端構成部
に対して着脱自在に設けられた先端カバーと、前記処置
具起上台の回動軸を軸支するために前記先端カバーに穿
設された軸保持部と、前記先端カバーを前記先端構成部
に装着した時に前記軸保持部の開口部を覆うように前記
先端構成部から突出する突出部とを設けるとともに、前
記先端カバーの前記先端構成部への着脱に応じて前記処
置具起上台が前記先端構成部に着脱自在に設けられるこ
とを特徴とする。
【0010】
【0011】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明する。
【0012】図1は本発明に係わる内視鏡の挿入部2を
示している。挿入部2の先端には先端構成部4が設けら
れ、この先端構成部4には起上台6を収納する収納室8
が設けられている。収納室8は挿入部2の内部に形成さ
れた挿通チャンネル10に連通している。この挿通チャ
ンネル10は図1に示すように、挿入部2の内部に挿通
したチューブ12により形成されている。この挿通チャ
ンネル10及び収納室8を通じて鉗子等の処置具13を
挿通して体腔内に導入することができる。
【0013】また、収納室8に収納された起上台6の基
端部は、収納室8の底部に設けられた軸14に枢着さ
れ、起上台6の内縁部には処置具を案内する案内面16
が形成されている。この案内面16は側方から見て円弧
状に形成されている。また、この起上台6の案内面16
に対向する収納室8の内壁面18は、起上される処置具
を接触させるように円弧状に形成されている。
【0014】起上台6の回動先端部には操作ワイヤ20
の先端が連結されている。この操作ワイヤ20は、先端
構成部本体4aに形成されたガイド孔25とこのガイド
孔25に接続されたガイドパイプ22とを通じて図示し
ない起上操作機構に連結されている。また、ガイドパイ
プ22の外周には密巻コイルからなるワイヤガイド27
装着されている。そして、起上操作機構により操作ワイ
ヤ20を押し引きして起上台6を回動するようになって
いる。
【0015】上記構成において、処置具13は挿通チャ
ンネル10及び収納室8を通じて体腔内に導入される。
その際、収納室8において処置具13の先端は起上台8
の案内面16に沿って案内され、収納室8の開口から導
出される。収納室8の開口から導出された処置具13を
起上する場合には、操作ワイヤ20を引き、起上台6を
起上させる。これにより起上台6は回動して処置具13
を押し上げる。
【0016】操作ワイヤ20を押し引きする際に、雑菌
等が操作ワイヤ20とガイド孔25及びガイドパイプ2
2との隙間に入り易く消毒し難い。そこで、本発明の内
視鏡では、図1に示すように先端構成部本端4aにおけ
るガイド孔25に隣接した位置に凹部21を形成し、そ
の凹部21内に加熱手段としてのヒータ23を設置して
いる。
【0017】図2(a)に示すようにヒータ23には、
電源コード24を介してヒータ23に電力を供給する電
源回路26が接続されている。そして、電源回路26に
は電源回路26を駆動制御する制御回路28が接続さ
れ、制御回路28にはヒータをオン・オフする加熱スイ
ッチ30が接続されている。
【0018】本実施例に係わる内視鏡では、加熱スイッ
チ30をオンすると、図2(b)に示すように、先端構
成部4の熱容量に応じて予め設定された発熱プログラム
にもとづいて、制御回路28は電源回路26を制御し、
ヒータ23を所定温度に発熱させる。そして、ヒータ2
3が加熱されて先端構成部4の温度が例えば80℃以上
に上昇すると、操作ワイヤ20の外面、ガイド孔25及
びガイドパイプ22の内面に付着している雑菌は熱消毒
される。さらに125℃に加熱すれば結核菌や肝炎ウイ
ルス等の重病を引き起こす菌も死滅させることができ
る。
【0019】なお、内視鏡を構成する部材の耐性上の問
題で加熱できない部材、例えば図1に示す内視鏡の挿入
部2を構成する湾曲管31、外皮32及び連結部材33
と、加熱させる部材との間には断熱材34が設けられて
いる。この断熱材34により、ガイドパイプ22等の保
温効果も得られて消毒効果が向上する。
【0020】なお、上記加熱手段としてはヒータの他に
ツェナーダイオードを用いることもできる。
【0021】図3は本発明の第2の実施例を示してい
る。
【0022】この第2の実施例に係わる内視鏡は、第1
の実施例における構成に加えて、ガイド孔25の先端開
口部35と操作ワイヤ20との間にOリング36からな
るシール手段を設けるとともに、ガイドパイプ22に連
通する分岐管路37を設けたものである。そして、消毒
液等をガイドパイプ22の基端部にある洗浄口(図示せ
ず)から供給して分岐管路37を通して流すことによ
り、常時操作ワイヤの通路内を消毒することができる。
【0023】また、Oリング36によりガイド孔25及
びガイドパイプ22内に侵入した雑菌、かび等の汚れは
収納室8側と遮断されるため、患者への感染等を防止す
ることができる。
【0024】さらに、ガイドパイプ22内の洗浄消毒を
行なう際には、矢印Aの方向に消毒液等を注入すると、
分岐管路37を経由して矢印Bの方向に流出するので、
分岐管路37の排出口(図示せず)は、内視鏡の操作部
またはコネクタ部付近に設ければ良い。また、ガイドパ
イプ22内に消毒液を常時充填しておいてもよい。
【0025】本実施例では、Oリング36でガイド孔2
5の先端開口35がシールされているので、内視鏡の先
端に消毒液が流出することはなく、消毒し難いガイドパ
イプ22内を常時清潔に保持することができる。
【0026】図4は本発明の第3の実施例を示してい
る。この実施例では、ガイド孔25の先端開口35の近
傍に分岐路を形成し、この分岐路の基端側にOリング3
6からなるシール手段を設け、液体注入管路38を形成
している。消毒液は液体注入管路38を通して先端開口
35から収納室8内に噴出される。
【0027】この第3の実施例では、ガイド孔25の汚
れ易い先端付近のみに消毒液を流し、ガイド孔25内を
洗浄消毒するようにしたので、管路内の抵抗が減少して
消毒液の供給が容易になる。
【0028】図5は本発明の第4の実施例を示してい
る。第3の実施例でガイド孔25の先端部に流体注入管
路38との合流点を形成し、ガイド孔25の先端側に消
毒液を流しているが、この実施例では、ガイドパイプ2
2の途中に分岐管継手39を介挿し、この分岐管継手3
9の分岐部40にチューブ41を接続するとともに、分
岐部40より基端側にOリング36を装着して、流体注
入管路38を構成している。その他の構成は先の実施例
と同一である。
【0029】この第4の実施例では、ガイド孔25とと
もにガイドチューブ22内も消毒液が流れ、その部分を
消毒することができる。また、分岐部40までは、消毒
液がガイドパイプ22内を通らないため管路抵抗が増大
しない。
【0030】図6は操作ワイヤを案内する案内手段の第
1の変形例を示している。この変形例は、先端構成部本
体4aに装着された操作ワイヤ案内管42と操作ワイヤ
20との間に粗巻コイル44を設けたものである。
【0031】粗巻コイル44の先端部45は大径に形成
され、先端構成部本体4aと先端カバー5との間に挾持
されている。粗巻コイル44は後方に向って縮径し、操
作ワイヤ20を操作ワイヤ案内管42のほぼ中央に支持
している。従って、操作ワイヤ20の径方向の遊びは生
じない。
【0032】この変形例では、操作ワイヤ案内管42の
内径は自由に設定できるので、操作ワイヤ案内管42を
大径にして洗浄消毒液を十分に流すことができる。
【0033】図7は操作ワイヤ案内手段の第2の変形例
を示している。この変形例では、先端構成部本体4aに
口金48を介して可撓性を有するガイドチューブ50の
先端が接続されている。ガイドチューブ50の基端には
分岐口60が形成された洗浄消毒液供給継手52が接続
されている。また、ガイドチューブ50内には操作ワイ
ヤ20が挿通され、操作ワイヤ20の基端にはラックギ
ア54が接続されている。このラックギア54は洗浄消
毒液供給継手52内に挿入され、これらの隙間をシール
するパッキン56が装着されている。ラックギア54に
は図示しない起上操作レバーの軸57が結合したピニオ
ンギア58が歯合している。
【0034】一方、洗浄消毒液供給継手52に設けられ
た分岐口60には供給チューブ62が接続され、供給チ
ューブ62の基端には洗浄消毒液を注入するためのシリ
ンジ64が接続されている。そして、粗巻コイル44が
操作ワイヤ20とガイドチューブ50との間に僅かに隙
間を設けて配置されている。この粗巻コイル44の両端
は、先端構成部本体4aと洗浄消毒液供給継手52の前
部内面に形成された突起53により支持されている。
【0035】こ変形例では、ピニオンギア58とラック
ギア54とを介して図示しない操作レバーにより操作ワ
イヤ20が押し引きされるとともに、シリンジ64から
洗浄消毒液が供給チューブ62及びガイドチューブ50
を介して収納室8内に供給される。
【0036】従って、この変形例でもガイドチューブ5
0の内径を大きくできるので、充分な量の洗浄消毒液を
流すことができる。
【0037】図8(a),(b)は操作ワイヤ案内手段
の第3の変形例を示している。この変形例は第1の実施
例のガイド孔25内に凹部を形成し、この凹部内に内面
を抗菌コートしたワイヤ支持部材68とシール部材70
とを設置し、ワイヤ案内口71を有する押え部材72に
より取外し自在に装着したものである。
【0038】従って、この変形例では操作ワイヤ20を
進退させると、汚物はシール部材70でこそぎ落とさ
れ、僅かに残った汚物は抗菌コートされたワイヤ支持部
材68を通過する際に殺菌される。
【0039】また、この変形例では上記のように押え部
材72を先端構成部本体4aから取り外すと、ワイヤ支
持部材68とシール部材70を抜き取ることができる。
さらに、先端構成部材4aに対して先端カバー5が着脱
自在に設けられているので、この先端カバー5を取外し
て回動軸14を抜くと、起上台6を外すことができる。
そして、図8(b)に示すように起上台6に対して操作
ワイヤ20が止めねじ74によって取外し可能に装着さ
れているので、止めねじ74を緩めて操作ワイヤ20を
起上台6から抜き去ることができる。従って、このよう
に先端部分を分解すると、ワイヤ支持部材68を交換す
ることができ、汚れの具合により適宜交換することがで
きる。なお、75はねじ穴に充填した充填剤である。
【0040】上記ワイヤ支持部材68は、例えばステン
レス等の金属またはプラスチックで形成することができ
る。プラスチックで形成した場合は、抗菌コート剤を塗
り込んでプラスチック自身を抗菌部材としてもよい。
【0041】次に、ワイヤ支持部材等に使用される抗菌
コート剤について説明する。
【0042】上記抗菌コート剤としては、下記化1のA
〜Cの少なくとも1つを用い、これを高分子材料からな
るコート材料に配合して使用する。
【0043】
【化1】 上記化1において−Arは少なくとも1個のハロゲン原
子で置換されているアリール基、R,R′,R″は同一
または異なる低級アルキル基を表わし、ピリダジン核上
には−OH以外にハロゲン原子、低級アルキル基および
水酸基から選ばれる少なくとも1個の置換基が存在す
る。
【0044】Ar−OHで表わせる化合物と、
【0045】
【化2】 上記化2で表わせる化合物を媒体中に分散せしめ、対象
物にコーティング処理し、乾燥させれば上記化1の化合
物Aが生成される。また、防かび・抗菌作用を強めるた
め、
【0046】
【化3】 上記化3で示される化合物を加えれば上記化1の化合物
Bと化合物Cが得られる。
【0047】これらの各化合物A,B,Cは乾燥後は外
に溶け出さない不溶性で安定した状態になり、また、そ
の防かび・抗菌作用の効果が長時間持続する。
【0048】また、上記コート材料として用いる防かび
・抗菌作用の効果がある塗料としては次のようなもので
もよい。すなわち、アルキルベンゼンスルホン酸を水酸
化トリアルキルスズ、3,6−ジクロロピリダジン誘導
体および3−クロロ−6−メチルピリダジン誘導体から
なる群から選ばれる1種もしくはそれ以上の成分と加熱
反応させて得られる反応混合物を配合してなる防かび・
抗菌作用を有する塗料組成物でもよい。なお、この場
合、上記アルキルベンゼンスルホン酸がパラトルエンス
ルホン酸またはドデシルベンゼンスルホン酸であるも
の、上記トリアルキルスズがトリn−ブチルスズまたは
トリイソブチルスズであるものが考えられる。
【0049】また、酸化銅または亜酸化銅、ピリダジン
誘導体、アリールスルホン酸またはその誘導体、および
水透通性樹脂をアルコール溶媒に混合してなるコート材
料として用いることも考えられる。なお、この場合、上
記ピリダジン誘導体が3,6−ジクロロピリダジン−ラ
ルーベン反応物であるもの、上記アリールスルホン酸が
ドデシルベンゼンモノまたはジスルホン酸であるもの、
上記水透通性樹脂がHDC(商品名)であるもの、上記
アルコール溶媒がイソブチルアルコールであるものなど
が考えられる。
【0050】図9及び図10は、先端カバー及び起上台
を容易に分解できる内視鏡の変形例を示している。
【0051】この側視型の内視鏡は、図9(a)に示す
ように先端構成部本体4aに対して先端カバー5と起上
台6とが着脱自在に設けられている。すなわち、先端カ
バー5には収納室8の底部に軸保持部80が形成され、
底部の基部には固定用突起82が形成されている。一
方、先端構成部本体4aには軸保持部80と係合する突
出部85と、固定用突起82と係合する先端カバー固定
用の溝84が形成されている。
【0052】このように構成された内視鏡において、先
端カバー5及び起上台6を先端構成部本体4aから取り
外す際には、図10(a)に示す状態から先端カバー5
を前方に引っ張って図10(b)に示すように取り外
す。この先端カバー5の取外しの際に、先端カバー5に
設けられて固定用突起82と先端構成部本体4aに設け
られた溝84と係合が外れる。それと共に、先端カバー
5に設けられた軸保持部80に係合していた先端構成部
本体4aの突出部85が外れ、起上台6に固定された軸
14が軸保持部80から外れる。
【0053】次に、図10(c)に示すように、起上台
6に形成されたワイヤ取付け穴90から操作ワイヤ20
の先端に装着されている取付け具91を抜き去ることに
より、起上台6を操作ワイヤ20から分離する。
【0054】なお、図10に示す86は内視鏡の対物及
び照明レンズ、88は流体噴出ノズル、90は湾曲部の
外面を覆っている外皮を示している。
【0055】このように構成された内視鏡では、先端カ
バー5及び起上台6を先端構成部本体4aから取り外す
ことで、いままで洗浄できなかった部分が容易に洗浄で
きるようになり、衛生的である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内視鏡にお
いては、先端カバーを先端構成部に対して着脱自在とす
ることで、今まで洗浄できなかった部分が容易に洗浄で
きるようになり、衛生的である
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施例に係わる内視鏡の
挿入部を示す断面図である。
【図2】(a)は第1の実施例に係わる加熱手段の構成
を示すブロック図、(b)は同加熱手段における通電時
間と発熱量との関係を示すグラフである。
【図3】図3は本発明の第2の実施例に係わる内視鏡の
挿入部を示す断面図である。
【図4】図4は本発明の第3の実施例に係わる内視鏡の
挿入部を示す断面図である。
【図5】図5は本発明の第4の実施例に係わる内視鏡の
挿入部を示す断面図である。
【図6】図6は操作ワイヤを案内する案内手段の第1の
変形例を示す断面図である。
【図7】図7は操作ワイヤを案内する案内手段の第2の
変形例を示す断面図である。
【図8】(a)は操作ワイヤを案内する案内手段の第3
の変形例を示す断面図、(b)は起上台の断面図であ
る。
【図9】(a)は先端カバー及び起上台を取外し可能な
内視鏡の変形例を示す断面図、(b)は取外し後の先端
ガバーの断面図、(c)は取外し後の先端構成部本体の
断面図である。
【図10】図10は同内視鏡における先端カバー及び起
上台の取外し工程を示す説明図である。
【符号の説明】
2…挿入部、4…先端構成部、6…起上台、20…操作
ワイヤ、22…ガイドパイプ、23…ヒータ、25…ガ
イド孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G02B 23/24 A61B 17/38 310 (72)発明者 飯田 善洋 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 一郎 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 明 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 幸田 好司 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−75629(JP,A) 特開 昭64−34317(JP,A) 実開 昭61−39501(JP,U) 実開 昭57−182404(JP,U) 実開 昭62−142310(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 17/28 A61B 1/00 A61B 1/12 A61B 18/04 A61L 2/04 G02B 23/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部の先端部分に回動自在に設けられ
    た処置具起上台と、この処置具起上台に連結された操作
    ワイヤとを有する内視鏡において、 挿入部の先端構成部に対して着脱自在に設けられた先端
    カバーと、 前記処置具起上台の回動軸を軸支するために前記先端カ
    バーに穿設された軸保持部と、 前記先端カバーを前記先端構成部に装着した時に前記
    保持部の開口部を覆うように前記先端構成部から突出す
    る突出部とを設けるとともに、 前記先端カバーの前記先端構成部への着脱に応じて前記
    処置具起上台が前記先端構成部に着脱自在に設けられる
    ことを特徴とする内視鏡。
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