JP3159328U - 小型船舶用アンカー - Google Patents
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Abstract
【課題】アンカー爪が岩礁等に根掛りした際に、根掛りを効果的に解除し、容易に回収できるようにしたアンカーを提供する。【解決手段】アンカー1のスチールシャフト2の中央部と先端にストッパー4、スチールシャフト元側にロープを取り付ける為の吊り環3を設け、両ストッパーの間をアンカー爪6を固着したスライドパイプ5がスチールシャフト2に沿って移動自在に取り付けた。アンカーが根掛りした時は、中央部のストッパーをスライドパイプで打撃することでアンカーが効果的に岩礁等から解放される。【選択図】図1
Description
本考案は、小型船舶が海等で停泊するためのアンカーに関するもので、アンカーが岩礁等に根掛りした際に効果的に、根掛りを解消できるアンカーに関するものである。
従来から、牽引の力点を移動させることで引き上げを容易にする小型船舶用のアンカーは種々提案されてきた。特にアンカーのシャフト上を移動できるリングを用いたものとして、特許文献1、2、3等がある。これらはいずれも船舶から引っ張るロープの力点をよりアンカー爪の近くに移動させ、引っ張り上げることで根掛りを解消しようとするものである。その他、弾性体を使用し、弾性体の押圧でアンカー爪を開閉させ離脱解放させる構造の文献4がある。
従来提案された力点をアンカー爪の元側に移動する構造のものは船舶を移動しながら力点を移動させる必要があることや移動位置が把握し難いことなど、また力点を移動しても効果的に根掛りを解消する確率はあまり高くないものであった。また、弾性体で押圧して根掛りを解消するものは構造が複雑で、海中で使用すると腐食等も心配され、腐食等により弾性体やアンカー爪の開閉作動ができなくなる可能性がある。
本考案の目的は、アンカー爪が岩礁等に根掛りした際に、根掛りを効果的に解除し、アンカーを容易に回収できるようにする手段を提供することにある。
本考案のアンカーは、アンカーのスチールシャフトの中央部と先端にストッパー、スチールシャフト元側にロープ用吊り環を設け、両ストッパーの間を、アンカー爪を固着したスライドパイプがスチールシャフトに沿って移動自在に取り付けられている。もし、アンカーが根掛りした時は、中央部のストッパーをスライドパイプで打撃することでアンカーを効果的に岩礁等から解放することができる。
本考案のアンカーは、アンカーのスチールシャフトの中央部と先端にストッパー、スチールシャフト元側にロープ用吊り環を設け、両ストッパーの間を、アンカー爪を固着したスライドパイプがスチールシャフトに沿って移動自在に取り付けられている。もし、アンカーが根掛りした時は、中央部のストッパーをスライドパイプで打撃することでアンカーを効果的に岩礁等から解放することができる。
本考案により、いちいちアンカーロープの位置を移動する必要もなく、従って船舶自身があちこち海上を移動する必要もなくなる。しかも簡単な構造でありながら、根掛りしたアンカー爪を打撃することで効果的にアンカーを解放できる。
図1は本考案のアンカーの全体図である。図2はアンカーが根掛りした状態の図である。図3はロープを上方に引っ張り上げる時の図である。図4はスチールシャフトを押し下げた時の図である。図5はスチールパイプが根掛りから解放された時の図である。図6はアンカーのシャフトを起こし回収する時の図である。
まず、本考案に関するアンカーは、図1に示すように、アンカーが、スチールシャフトと2個のストッパー、ストッパー間を移動可能なスライドパイプ及びスライドパイプに固着したアンカー爪、ロープを繋ぐ吊り環を主たる構成要素とするものである。スチールシャフトは丸棒であり、2個のストッパーはスチールシャフトに溶接されている。スライドパイプはスチールシャフトに沿ってストッパー間を自在に移動できるようにその内径がスチールシャフトの外径よりわずかに大きくしてある。また、アンカー爪はスライドシャフトに溶接されており、爪の数は4本から6本が好ましい。
次にアンカーを引き上げる際の手順を、図2、図3、図4、図5、図6を用いて説明する。
図2は岩礁に根掛りした時の状態である。通常、船舶はあちこち位置を移動して根掛りを解消しようとする。本考案では、通常船舶をアンカーの上方に移動する。図3は上方に移動し、スチールシャフトを立てた状態図である。次に図4に示すようにスチールシャフトを重力でスライドして落下させる。この時、アンカー爪はまだ根掛りしたままである。適当にストッパーでスライドシャフトに衝撃を加えながら図5に示すように根掛りを解消する。その後、図6のようにアンカーを引き上げる。
図2は岩礁に根掛りした時の状態である。通常、船舶はあちこち位置を移動して根掛りを解消しようとする。本考案では、通常船舶をアンカーの上方に移動する。図3は上方に移動し、スチールシャフトを立てた状態図である。次に図4に示すようにスチールシャフトを重力でスライドして落下させる。この時、アンカー爪はまだ根掛りしたままである。適当にストッパーでスライドシャフトに衝撃を加えながら図5に示すように根掛りを解消する。その後、図6のようにアンカーを引き上げる。
1 アンカー
2 スチールシャフト
3 吊り環
4 ストッパー
5 スライドパイプ
6 アンカー爪
7 ロープ
8 岩礁
2 スチールシャフト
3 吊り環
4 ストッパー
5 スライドパイプ
6 アンカー爪
7 ロープ
8 岩礁
Claims (1)
- 小型船舶を海等で停泊させる際に使用されるアンカーであって、スチールシャフトの中央部と先端にストッパー、スチールシャフト元側にロープ用吊り環を設け、両ストッパーの間を、アンカー爪を固着したスライドパイプがスチールシャフトに沿って移動自在に取り付けられていることを特徴とするアンカー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010000461U JP3159328U (ja) | 2010-01-07 | 2010-01-07 | 小型船舶用アンカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010000461U JP3159328U (ja) | 2010-01-07 | 2010-01-07 | 小型船舶用アンカー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3159328U true JP3159328U (ja) | 2010-05-20 |
Family
ID=54862611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010000461U Expired - Fee Related JP3159328U (ja) | 2010-01-07 | 2010-01-07 | 小型船舶用アンカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3159328U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111268030A (zh) * | 2020-03-24 | 2020-06-12 | 上海外高桥造船有限公司 | 船用锚链 |
-
2010
- 2010-01-07 JP JP2010000461U patent/JP3159328U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN111268030A (zh) * | 2020-03-24 | 2020-06-12 | 上海外高桥造船有限公司 | 船用锚链 |
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