JP3159301B2 - データ信号送信方法 - Google Patents

データ信号送信方法

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JP3159301B2
JP3159301B2 JP11164496A JP11164496A JP3159301B2 JP 3159301 B2 JP3159301 B2 JP 3159301B2 JP 11164496 A JP11164496 A JP 11164496A JP 11164496 A JP11164496 A JP 11164496A JP 3159301 B2 JP3159301 B2 JP 3159301B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内挿パイロット
信号による同期検波を行うデータ受信方法と組み合わせ
て用いるのに好適なデータ送信方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】移動体通信の分野においては、移動局
が、高速で移動するため、フェージングピッチが高い環
境下でも安定した動作を確保する必要がある。このた
め、変調の基準位相を示すパイロット信号を所定周期で
送信することが行われる。あるパイロット信号と次のパ
イロット信号の間はスロットと呼ばれ、この間にデータ
信号が配置される。そして、各スロットから構成される
信号を受信した受信側では、スロットの先頭部分のパイ
ロット信号とその末尾部分のパイロット信号に基づい
て、スロット期間内の基準位相を内挿補間により求め、
補間された基準位相に基づいて同期検波を行っている。
このように基準位相を適応的に求める方法は内挿パイロ
ット信号を用いた同期検波と呼ばれることが多く、この
手法には各種のものがあるが、各パイロット信号からの
時間に応じて、補間係数を定めるのが一般的である。
【0003】ところで、可変レート・データ伝送を行う
場合にあっては、データをバースト的に送信することが
行われる。この場合、1スロット内のデータ信号の配置
を、パイロット信号に隣接するように配置する技術が開
発されていた(信学技報RCS95ー166)。この点
について、図11を参照しつつ、具体的に説明する。図
11は、従来のパイロット信号とデータ信号の関係を示
す図である。この例では、1スロットの期間が1mse
cである。この場合、データ信号の伝送レートが32k
bpsであるならば、連続送信となり、パイロット信号
PS間には、32ビットのデータ信号が配置される。一
方、データ伝送レートが32kbpsより低い場合に
は、バースト送信となる。例えば、伝送レートが16k
bpsであるならば、図示するように、スロットの先頭
部分に配置されるパイロット信号PSと隣接して、デー
タ信号が16ビット配置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、伝送路のS
/Nが低く伝送品質が劣悪な場合には、受信したパイロ
ット信号には雑音が大きなレベルで重畳されている。こ
のため、パイロット信号PSによる位相測定結果には大
きな誤差が含まれる。上述したようにスロット期間内の
基準位相は、先頭部分と末尾部分のパイロット信号PS
からの時間に応じて補間係数が定められ適応推定され
る。したがって、パイロット信号PSの近傍では、雑音
が平均化されず、推定誤差が大きくなる。このため、先
頭部分のパイロット信号PSに隣接してデータ信号を配
置すると、雑音の影響を大きくうけ、伝送品質が劣化す
るといった問題があった。
【0005】一方、雑音が充分小さいとき、または、フ
ェージングピッチが高い場合は、雑音よりもフェージン
グによる位相変化の影響の方がむしろ大きくなる。この
場合には、パイロット信号PSの近傍にデータ信号を配
置する方が伝送品質の向上を図ることができる。本発明
は上述した事情に鑑がみてなされたものであり、その目
的は、データ信号をスロット内の適切な位置に配置する
ことによって、伝送品質の向上を図ること等にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明にあっては、変調の基準位相を示
す各パイロット信号に基づいて、変調されたデータ信号
の各タイミングにおける基準位相を再生して、前記デー
タ信号の復調を行うデータ信号受信方法と組み合わせて
用いられるデータ信号送信方法であり、前記データ信号
をバースト的に送信するとともに、前記各パイロット信
号の間に前記データ信号を配置してスロットを構成し、
複数の前記スロットを送信するデータ信号送信方法にお
いて、前記スロットの中央部分に前記データ信号を配置
することを特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載の発明にあっては、
変調の基準位相を示す各パイロット信号に基づいて、変
調されたデータ信号の各タイミングにおける基準位相を
再生して、前記データ信号の復調を行うデータ信号受信
方法と組み合わせて用いられるデータ信号送信方法であ
り、前記データ信号をバースト的に送信するとともに、
前記各パイロット信号の間に前記データ信号を配置して
スロットを構成し、複数の前記スロットを送信するデー
タ信号送信方法において、1スロット期間内に伝送すべ
きデータ信号を複数のデータブロックに分割し、前記複
数のデータブロックを前記スロット内に分散配置するこ
とを特徴とする。
【0008】また、請求項3に記載の発明にあっては、
変調の基準位相を示す各パイロット信号に基づいて、変
調されたデータ信号の各タイミングにおける基準位相を
再生して、前記データ信号の復調を行うデータ信号受信
方法と組み合わせて用いられるデータ信号送信方法であ
り、前記データ信号をバースト的に送信するとともに、
前記各パイロット信号の間に前記データ信号を配置して
スロットを構成し、複数の前記スロットを送信するデー
タ信号送信方法において、前記各スロットにおける前記
データ信号の配置を、予め定められた規則に従って可変
することを特徴とする。
【0009】また、請求項4に記載の発明にあっては、
前記データ信号送信方法であって、前記パイロット信号
に前記データ信号を隣接するように配置したスロット
と、前記データ信号を中央部分に配置したスロットとを
交互に伝送することを特徴とする。
【0010】また、請求項5に記載の発明にあっては、
変調の基準位相を示す各パイロット信号に基づいて、変
調されたデータ信号の各タイミングにおける基準位相を
再生して、前記データ信号の復調を行うデータ信号受信
方法と組み合わせて用いられるデータ信号送信方法であ
り、前記データ信号をバースト的に送信するとともに、
前記各パイロット信号の間に前記データ信号を配置して
スロットを構成し、複数の前記スロットを送信するデー
タ信号送信方法において、伝送路の伝送状態を検出し、
検出された伝送状態に基づいて、1スロット期間内に伝
送すべき前記データ信号の配置を、適応的に可変するこ
とを特徴とする。
【0011】また、請求項6に記載の発明にあっては、
前記データ信号送信方法であって、前記伝送状態として
伝送路の伝送品質を検出し、前記検出された伝送品質が
高いときには、前記パイロット信号に隣接するように前
記データ信号を配置し、前記検出された伝送品質が低い
ときには、前記スロットの中央部分に前記データ信号を
配置することを特徴とする。
【0012】また、請求項7に記載の発明にあっては、
データ信号送信方法であって、前記伝送状態として伝送
路のフェージングピッチを検出し、前記検出されたフェ
ージングピッチが高いときには、前記パイロット信号に
隣接するように前記データ信号を配置し、前記検出され
たフェージングピッチが低いときには、前記スロットの
中央部分に前記データ信号を配置することを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】
1.第1実施形態 第1実施形態は、データをバースト的に送信する際に、
伝送路の信号対雑音比が低く、伝送品質が劣悪な場合に
好適な実施形態である。 1−1.第1実施形態の構成 以下、図面を参照してこの発明の第1実施形態の構成に
ついて説明する。図1は本発明に係わるデータ信号送信
方法を用いたデータ伝送システムの第1実施形態を説明
するためのブロック図である。図1において、10は基
地局側のデータ伝送装置であり、20は移動局側のデー
タ伝送装置である。データ伝送装置10,20は、いず
れも送信と受信を行うことができ、双方向同時通信が可
能である。この例にあっては、基地局から移動局へデー
タ伝送が行われるものとする。このため、図1に示すデ
ータ伝送装置10には、送信に係わる構成を主要部とし
て記載し、データ伝送装置20には、受信に係わる構成
を主要部として記載してある。
【0014】まず、基地局側のデータ伝送装置10は、
以下の部分を主要部として構成される。11は、誤り検
出符号化回路であり、ユーザデータUDに基づいて、誤
り検出符号を生成し、これをユーザデータUDに付加す
る。なお、誤り検出符号としては、例えば、16ビット
のCRC符号が用いられる。具体的には所定の生成多項
式によって、ユーザデータUDを割算し、その剰余をユ
ーザデータUDに付加することが行われる。12は、フ
レーム多重化回路であり、そこには誤り検出符号が付加
されたユーザデータUD、ユーザデータUDの伝送速度
を示す伝送速度情報、および畳込符号化のためのテール
ビットが入力される。フレーム多重化回路12は、これ
らのデータを予め定められたフレームフォーマットに従
いフレームを構成する。
【0015】また、13は、フレーム多重化回路12と
接続される誤り訂正符号化回路であり、フレーム構成さ
れたデータ信号に対して、畳込符号化を施す。14はイ
ンタリーブ回路であり、畳込符号化されたデータ信号に
ビットインターリブを施す。これにより、バースト状の
連続した誤りを防止することができる。15はスロット
多重化回路であり、ビットインタリーブがなされたデー
タ信号とパイロット信号PSとに基づいて、スロットを
構成する。この場合、パイロット信号PSは各スロット
の先頭部分と末尾部分に配置される。なお、以下の説明
において先頭部分のパイロット信号PSと末尾のパイロ
ット信号PSを区別して説明する場合には、前者を第1
パイロット信号PS1、後者を第2パイロット信号PS
2と称することとする。16は無線回路であり、スロッ
ト多重化回路15からの信号を変調し、アンテナ17を
介して、送信する。なお、変調方式としては、例えば、
スペクトラム拡散変調、QPSK等を用いればよい。
【0016】次に、データ伝送装置10から送信された
信号は、アンテナ21を介してデータ伝送装置20に取
り込まれる。22は無線回路であり、受信した信号を所
定レベルに増幅する。このデータ伝送装置20は以下の
部分を主要部として構成される。23はスロット多重分
離回路であり、各スロットを構成する信号を、データ信
号とパイロット信号PSに分離する。24は同期検波回
路であり、第1パイロット信号PS1と第2パイロット
信号PS2に基づいて、第1パイロット信号PS1から
第2パイロット信号PS2までの期間における基準位相
を内挿補間によって求める。そして、同期検波回路24
は、補間により求めた基準位相に基づいて、スロット多
重分離回路23からの信号を復調してデータ信号を生成
する。
【0017】また、25は上記したインタリーブ回路1
4と相補的な関係にあるデインタリーブ回路であり、同
期検波されたデータ信号にデインタリーブを施す。27
は、誤り訂正復号回路であり、デインタリーブされたデ
ータ信号をビタビ復号する。27はフレーム多重分離回
路であり、誤り訂正復号回路26の出力をビタビ復号さ
れたデータ信号と伝送速度情報に分離する。28は誤り
判定回路であり、ビタビ復号されたデータ信号を、上記
した誤り検出符号化回路11で用いた生成多項式で割算
するとともに、誤り検出符号を削除してユーザデータU
Dを出力する。この場合、上記割算の剰余が0となれ
ば、誤りがなかったと判定され、一方、剰余が0以外の
場合には誤りがあったと判定される。
【0018】次に、データ伝送装置10に設けられた受
信部200は、無線回路22から誤り判定回路28まで
の構成を備えるものであり、一方、データ伝送装置20
に設けられた送信部100は、誤り検出符号化回路11
から無線回路16までの構成を備えるものである。この
場合、送信部100と受信部200は、無線回路16と
無線回路22との間で用いられる通信周波数と異なる通
信周波数を用いて通信を行う。具体的には、送信部10
0からの信号がアンテナ29,18を介して受信部20
0に送信される。これにより、データ伝送装置10とデ
ータ伝送装置20との間で、双方向の同時通信を行うこ
とができる。
【0019】1−2.第1実施形態の動作 次に、第1実施形態の動作を図2を参照しつつ説明す
る。図2に第1実施形態に係わるスロット構成の一例を
示す。上述したようにスロット多重化回路15は、第1
パイロット信号PS1と第2パイロット信号PS2との
間にデータ信号を配置する。例えば、スロット期間が1
msecで、データ信号の伝送速度が32kbpsであ
るとすれば、図2に示すように連続送信となる。一方、
伝送速度が32kbpsより低い場合には、バースト送
信となる。この場合、スロット多重回路15は、スロッ
トの中央部にデータ信号を配置する。例えば、伝送速度
が16kbpsまたは8kbpsであるならば、図2に
示すように、16ビットまたは8ビットのデータ信号を
スロットの中央部に配置する。
【0020】ところで、上述したようにデータ伝送装置
20の同期検波回路24(図1参照)は、第1パイロッ
ト信号PS1と第2パイロット信号PS2に基づいて内
挿補間を行い、同期検波に用いる基準位相を生成する。
このため、伝送路の信号対雑音比が低く伝送品質が劣悪
であっても、スロットの中央部分では、第1,第2パイ
ロット信号PS1,PS2に重畳している雑音が平均化
される。一方、第1,第2パイロット信号PS1,PS
2の近傍にあっては、雑音の平均化の程度が低い。した
がって、スロットの中央部分にあっては、第1,第2パ
イロット信号PS1,PS2の近傍部分と比較して、基
準位相の精度が正確に得られる。この例によれば、伝送
路の品質が劣悪な場合であっても、精度の高い基準位相
を用いて同期検波を行うことができ、データ信号の誤り
率を低減することができる。
【0021】2.第2実施形態 第2実施形態は、データをバースト的に送信する際に、
データ信号の品質を均質化する場合に好適な実施形態で
ある。第2実施形態に係わるデータ伝送システムの構成
は、図1に示す第1実施形態の構成と同一であり、第1
実施形態と第2実施形態では、スロット多重化回路15
の動作が相違する。ここではスロット多重化回路15の
動作について、図3〜図5を参照しつつ説明する。な
お、この例において、インタリーブ回路14は、複数の
スロット間に亘ってビットインタリーブを施すものとす
る。
【0022】図3は第2実施形態に係わるスロットの構
成の第1の例を示す図である。第2実施形態に係わるス
ロット多重化回路15は、図3に示すスロットを生成す
る。例えば、データ信号の伝送速度が16kbpsであ
るとすれば、1スロットあたりのデータ信号のビット数
は16ビットととなる。この例のスロット多重化回路1
5は、16ビットのデータ信号を2分割して、8ビット
単位のデータブロックDBを生成する。そして、スロッ
ト多重化回路15によって、第1のデータブロックDB
1は、第1パイロット信号PS1に隣接するように配置
され、一方、第2のデータブロックDB2は、その開始
がスロットの中心になるように配置される。なお、デー
タ信号の伝送速度が8kbpsである場合においても、
4ビット単位のデータブロックが生成され、16kbp
sの場合と同様に、第1,第2データブロックDB1,
DB2は、図3に示す所定位置に配置される。
【0023】この例にあって、伝送路の品質が劣悪であ
るとすれば、スロットの中央部分において基準位相の精
度が向上するため、第2のデータブロックDB2の品質
が第1のデータブロックDB1に比較して高くなる。一
方、伝送路の品質が良好であり、基準位相の精度がフェ
ージンク特性によって支配されるような場合には、スロ
ット中央部と比較して第1,第2パイロット信号PS
1,PS2近傍の基準位相の精度が向上する。この場
合、第1のデータブロックDB1の品質が第2のデータ
ブロックDB2と比較して高くなる。すなわち、伝送路
の環境が変化しても、第1,第2のデータブロックDB
1,DB2のうちいずれか一方の伝送品質が向上する。
また、上述したように複数のスロットに亘ってビットイ
ンタリーブが施される。したがって、この例によれば、
伝送品質が著しく偏ることがなく、平均的な品質を保証
することができる。
【0024】次に、図4は第2実施形態に係わるスロッ
トの構成の第2の例を示す図である。第2実施形態に係
わるスロット多重化回路15は、図3に示すスロットの
ほか、図4に示すスロットを生成してもよい。この場
合、データ信号の伝送速度が16kbpsであるとすれ
ば、スロット多重化回路15は、16ビットのデータ信
号を8分割して、1ビット単位のデータブロックを生成
し、これらのデータブロックを等間隔に分散配置する。
なお、データ信号の伝送速度が8kbpsである場合に
おいても、1ビット単位のデータブロックが生成され、
16kbpsの場合と同様に、各データブロックが、図
4に示す所定位置に配置される。図4に示すようにスロ
ットを構成した場合でも、図3の場合と同様に、伝送路
の環境が変化しても、伝送品質が著しく偏ることがな
く、平均的な品質を保証することができる。
【0025】次に、図5は第2実施形態に係わるスロッ
トの構成の第3の例を示す図である。第2実施形態に係
わるスロット多重化回路15は、図3,4に示すスロッ
トのほか、図5に示すスロットを生成してもよい。この
場合、データ信号の伝送速度が16kbpsまたは8k
bpsであるとすれば、スロット多重化回路15は、最
初のスロットにおいて、データ信号をスロットの中央部
分に配置し、次のスロットでは、データ信号を第1パイ
ロット信号PS1に隣接するように配置する。以後、こ
れらを交互に繰り返してスロット全体が構成される。こ
の場合も、複数スロットに渡るビットインタリーブを行
うから、伝送路の品質が高いときも低いときもデータ信
号の品質を平均化することができる。なお、伝送速度が
8kbpsの場合にあっては、スロットを4等分した各
位置にデータ信号を順次配置してもよい。
【0026】3.第3実施形態 第3実施形態は、データをバースト的に送信する際に、
伝送品質の変化に応じて、スロット内のデータ信号を適
応的に配置することにより、データ信号の品質を向上さ
せるものである。 3−1.第3実施形態の構成 第3実施形態の構成は、伝送品質検出回路がデータ伝送
装置20に追加された点を除き、第1実施形態の構成と
同一である。ただし、伝送品質検出回路を追加した関係
で、第1実施形態と第3実施形態では、スロット多重化
回路15およびスロット多重分離回路23の動作が相違
する。これらの点について、図6を参照しつつ、説明す
る。図6は、第3実施形態に係わるデータ伝送システム
のブロック図である。
【0027】図6において、QDは伝送品質検出回路で
あり、伝送路の品質を検出して、この程度を示す伝送品
質検出信号QSを生成する。伝送品質検出信号QSは、
伝送路の信号対雑音比、信号対干渉比、ビット誤り率お
よび再送方式を採用している場合の信号再送の頻度のい
ずれか、またはこれらの組み合わせに基づいて、生成さ
れる。例えば、信号対雑音比は、無線回路22で検出さ
れる受信信号のレベルが対応し、また、ビット誤り率
は、誤り判定回路28で検出される。なお、伝送品質検
出信号QSは、所定のビット数を有するデジタル信号で
ある。こうして受信側として動作しているデータ伝送装
置20において、伝送品質検出信号QSが生成される
と、これが送信部100からアンテナ29を介して送信
される。データ伝送装置10にあっては、アンテナ18
を介してこの信号を受信すると、受信部200から伝送
品質検出信号QSがスロット多重化回路15に出力され
る。
【0028】本実施形態におけるスロット多重化回路1
5は、伝送品質検出信号QSの指示する伝送品質に応じ
てデータ信号をスロット内の所定位置に配置するととも
に、データ信号の配置を示す配置信号をデータ信号に多
重するように構成される。スロット多重化回路15は、
伝送品質が所定の上限値よりも高い場合、第1パイロッ
ト信号PS1に隣接するようにデータ信号を配置し、伝
送品質が低下するにつれてデータ信号を第1パイロット
信号PS1と離して配置し、伝送品質が所定の下限値よ
りも低い場合にはデータ信号をスロットの中央部分に配
置する。一方、スロット多重分離回路23では、配置信
号が検出され、この配置信号の指示するデータ信号の配
置に基づいて、データ信号とパイロット信号PSの分離
が行われる。
【0029】3−2.第3実施形態の動作 次に、第3実施形態の動作を図7を参照して説明する。
図7は、第3実施形態に係わる伝送品質検出信号QSが
指示する伝送品質とデータ信号の配置との関係を示す図
である。図において、伝送品質は、第1スロットでは高
いが、第1スロットの終了を付近から低下し、低い状態
を第2スロットおよび第3スロットの間維持し、第4ス
ロットが開始すると再び高くなる。この場合には、第1
スロットと第4スロットで伝送品質が高く、これらの期
間中は雑音の影響を受けにくい。このため、データ信号
の品質は、伝送路のフェージング特性に依存する。した
がって、伝送品質が高い第1,第4スロット期間中にあ
っては、図示するように第1パイロット信号PS1に隣
接してデータ信号が配置される。一方、第2,第3スロ
ット期間にあっては、基準位相が雑音の影響を受けるた
め、データ信号はスロットの中央部分に配置される。
【0030】このように第3実施形態にあっては、伝送
品質に応じてデータ信号を適応的にスロット内に配置し
たから、伝送路の環境が変化してもこれに追随して、デ
ータ信号の配置を自動的に変更することができる。この
結果、データ信号の誤り率を大幅に低減することができ
る。
【0031】4.第4実施形態 第4実施形態は、データをバースト的に送信する際に、
フェージング特性の変化に応じて、スロット内のデータ
信号を適応的に配置することにより、データ信号の品質
を向上させるものである。 4−1.第4実施形態の構成 第4実施形態の構成は、フェージングピッチ検出回路が
データ伝送装置20に追加された点を除き、第1実施形
態の構成と同一である。フェージングピッチ検出回路を
追加した関係で、第1実施形態と第4実施形態では、ス
ロット多重化回路15およびスロット多重分離回路23
の動作が相違する。これらの点について、図8を参照し
つつ、説明する。図8は、第4実施形態に係わるデータ
伝送システムのブロック図である。
【0032】図8において、FDはフェージングピッチ
検出回路であり、受信信号のレベルからフェージングの
ピッチを検出してフェージング検出信号FSを生成す
る。なお、フェージング検出信号FSは所定のビット数
を有するデジタル信号である。このフェージング検出信
号FSは、送信部100からアンテナ29を介して送信
される。データ伝送装置10にあっては、アンテナ18
を介してこの信号を受信すると、受信部200からフェ
ージング検出信号FSがスロット多重化回路15に出力
される。
【0033】本実施形態におけるスロット多重化回路1
5は、フェージング検出信号FSの指示するフェージン
グピッチに応じてデータ信号をスロット内の所定位置に
配置するとともに、データ信号の配置を示す配置信号を
データ信号に多重するように構成される。スロット多重
化回路15は、フェージングピッチが所定の上限値を越
える場合には、第1パイロット信号PS1に隣接するよ
うにデータ信号を配置し、フェージングピッチが下がる
につれてデータ信号を第1パイロット信号PS1と離し
て配置し、フェージングピッチが所定の下限値を下回る
場合にはデータ信号をスロットの中央部分に配置する。
一方、スロット多重分離回路23では、第3実施形態と
同様に、配置信号が検出され、この配置信号の指示する
データ信号の配置に基づいて、データ信号とパイロット
信号PSの分離が行われる。
【0034】4−2.第4実施形態の動作 次に、第4実施形態の動作を図9を参照して説明する。
図9は、第4実施形態に係わるフェージング検出信号F
Sが指示するフェージングピッチとデータ信号の配置と
の関係を示す図である。図において、フェージングピッ
チは、第1スロットでは高いが、第1スロットの終了を
付近から下がり、低い状態を第2スロットおよび第3ス
ロットの間維持し、第4スロットが開始すると再び高く
なる。この場合には、第1スロットと第4スロットにお
いて、データ信号の品質は、伝送路のフェージング特性
に依存する。このため、第1,第4スロット期間中にあ
っては、図示するように第1パイロット信号PS1に隣
接してデータ信号が配置される。一方、第2,第3スロ
ット期間にあっては、フェージングピッチが低いため、
基準位相の誤差は、雑音の影響によるものが支配的にな
る。このため、これらの期間においては、データ信号が
スロットの中央部分に配置される。
【0035】このように第4実施形態にあっては、フェ
ージングピッチに応じてデータ信号を適応的にスロット
内に配置したから、伝送路の環境が変化してもこれに追
随して、データ信号の配置を自動的に変更することがで
きる。この結果、データ信号の誤り率を大幅に低減する
ことができる。
【0036】5.第5実施形態 第5実施形態は、データをバースト的に送信する際に、
伝送品質とフェージングピッチの変化に応じて、スロッ
ト内のデータ信号を適応的に配置することにより、デー
タ信号の品質を向上させるものである。第5実施形態の
構成は、第3実施形態の伝送品質検出回路QDと第4実
施形態のフェージングピッチ検出回路FDがデータ伝送
装置20に追加された点を除き、第1実施形態の構成と
同一である。この点について、図10を参照しつつ、説
明する。図10は、第5実施形態に係わるデータ伝送シ
ステムのブロック図である。なお、図10に図示するス
ロット多重化回路15は、その内部にROMで構成され
るテーブルを備えており、そこには、データ信号を配置
するパターンが格納されている。
【0037】上述した伝送品質検出回路QDとフェージ
ングピッチ検出回路FDから、伝送品質検出信号QSと
フェージング検出信号FSとが送信部100に供給され
ると、これの信号は、データ伝送装置20からデータ伝
送装置10に送信される。そして、スロット加重化回路
15は、受信された伝送品質検出信号QSとフェージン
グ検出信号FSとに基づいて、データ信号の品質が最も
高くなるようにデータ信号をスロット内に配置する。こ
の場合、スロット多重化回路15は、伝送品質検出信号
QSとフェージング検出信号FSを読出アドレスとして
テーブルを検索し、データ信号を配置するパターンを読
み出す。この後、パターンに従ってデータ信号が配置さ
れる。また、上述した第3,第4実施形態と同様に、デ
ータ信号の配置を指示する配置信号がデータ信号と多重
される。
【0038】スロット多重化回路15は、伝送品質検出
信号QSの示す伝送品質が良好で、かつ、フェージング
検出信号FSの指示するフェージングピッチが高い場合
には、第1パイロット信号PS1に隣接するようにデー
タ信号を配置する。また、伝送品質検出信号QSの示す
伝送品質が劣悪で、かつ、フェージング検出信号FSの
指示するフェージングピッチが低い場合には、スロット
の中央部分にデータ信号を配置する。さらに、伝送品質
検出信号QSの示す伝送品質が良好で、かつ、フェージ
ング検出信号FSの指示するフェージングピッチが低い
場合には、それらの程度に応じてデータ信号の品質が最
も高くなるように定められた最適位置にデータ信号を配
置する。
【0039】このように第5実施形態にあっては、伝送
品質とフェージングピッチに応じてデータ信号を最適位
置に配置するので、同期検波に用いられる基準位相の誤
差を最小にすることができる。この結果、誤り率を大幅
に低減することが可能となる。
【0040】6.変形例 本発明は上述した実施形態に限定されるものでなく、例
えば以下のように種々の変形が可能である。
【0041】上記第3〜第5実施形態において、デー
タ伝送装置10,20は、2つの周波数帯域を用いるこ
とにより双方向同時通信が可能である場合を一例として
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
同時通信を許容しない場合にも適用できる。例えば、デ
ータ伝送装置10からデータ伝送装置20へユーザデー
タUDを送信する場合にあっては、スロット毎に送信と
受信を交互に繰り返せばよい。具体的には、あるスロッ
トにおいてデータ伝送装置10からデータ伝送装置20
にデータ信号の送信が行われたとすると、これを受信し
たデータ伝送装置20では、伝送品質検出信号FSとフ
ェージング検出信号FSのうち少なくとも一方を検出す
る。この後、次のスロットにおいて、検出された信号を
データ伝送装置20からデータ伝送装置10に送信す
る。そして、その次のスロットにおいて、データ伝送装
置10は、一つ前のスロットで受信した伝送品質検出信
号QD等に基づいてデータ信号を配置するとともに、配
置信号とデータ信号を多重し、この信号を送信する。以
後、送信と受信を交互に繰り返してデータ信号の伝送を
行う。
【0042】上記実施形態において、可変レート・デ
ータ伝送を行う場合にあっては、あるスロットで8kb
ps、次のスロットで32kbps、その次のスロット
で16kbpsといったように、スロット単位でデータ
信号の伝送速度を切り替えてもよいことは勿論である。
また、上記実施形態において、データ伝送装置20は、
データ信号の終了を、誤り検出信号の一致によって判断
してもよい。
【0043】上記第3〜第5実施形態において、配置
信号をスロット内の予め定められた所定箇所に配置する
ようにしてもよく、例えば、第1のパイロット信号PS
1の直後に配置するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の発明特定
事項によれば、データ信号をスロットの中央部分に配置
したので、伝送路の信号対雑音比が低い場合に、データ
信号の誤り率を低減することができる。また、伝送品質
やフェージングピッチに応じてデータ信号を適応的に配
置するようにしたから、伝送路の環境下が変化してもこ
れに追随してデータ信号を配置することができ、誤り率
を大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるデータ信号送信方法を用いた
データ伝送システムの第1実施形態を説明するためのブ
ロック図である。
【図2】 同実施形態に係わるスロットの構成の他の例
を示す図である。
【図3】 第2実施形態に係わるスロットの構成の第1
の例を示す図である。
【図4】 同実施形態に係わるスロットの構成の第2の
例を示す図である。
【図5】 同実施形態に係わるスロットの構成の第3の
例を示す図である。
【図6】 第3実施形態に係わるデータ伝送システムの
ブロック図である。
【図7】 同実施形態に係わる品質検出信号が指示する
伝送品質とデータ信号の配置との関係を示す図である。
【図8】 第4実施形態に係わるデータ伝送システムの
ブロック図である。
【図9】 同実施形態に係わる品質検出信号が指示する
伝送品質とデータ信号の配置との関係を示す図である。
【図10】 第5実施形態に係わるデータ伝送システム
のブロック図である。
【図11】 従来のデータ信号伝送に係わるスロットの
構成を示す図である。
【符号の説明】
PS パイロット信号 10,20 データ伝送装置 15 スロット多重化回路 24 同期検波回路 QD 伝送品質検出回路 QS 伝送品質検出信号 FD フェージングピッチ検出回路 FS フェージング検出信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−183928(JP,A) 特開 平6−326624(JP,A) 特開 平5−276132(JP,A) 電子情報通信学会技術研究報告,RC S95−166(1996−2−27),奥村幸彦 他,DS−CDMAにおける拡散コード チャネル内の可変レートデータ伝送方 式,p.55−60 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 - 3/26 H04B 1/76 H04B 7/005 H04B 7/24 - 7/26

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変調の基準位相を示す各パイロット信号
    に基づいて、変調されたデータ信号の各タイミングにお
    ける基準位相を再生して、前記データ信号の復調を行う
    データ信号受信方法と組み合わせて用いられるデータ信
    号送信方法であり、前記データ信号をバースト的に送信
    するとともに、前記各パイロット信号の間に前記データ
    信号を配置してスロットを構成し、複数の前記スロット
    を送信するデータ信号送信方法において、 前記スロットの中央部分に前記データ信号を配置するこ
    とを特徴とするデータ信号送信方法。
  2. 【請求項2】 変調の基準位相を示す各パイロット信号
    に基づいて、変調されたデータ信号の各タイミングにお
    ける基準位相を再生して、前記データ信号の復調を行う
    データ信号受信方法と組み合わせて用いられるデータ信
    号送信方法であり、前記データ信号をバースト的に送信
    するとともに、前記各パイロット信号の間に前記データ
    信号を配置してスロットを構成し、複数の前記スロット
    を送信するデータ信号送信方法において、 1スロット期間内に伝送すべきデータ信号を複数のデー
    タブロックに分割し、前記複数のデータブロックを前記
    スロット内に分散配置することを特徴とするデータ信号
    送信方法。
  3. 【請求項3】 変調の基準位相を示す各パイロット信号
    に基づいて、変調されたデータ信号の各タイミングにお
    ける基準位相を再生して、前記データ信号の復調を行う
    データ信号受信方法と組み合わせて用いられるデータ信
    号送信方法であり、前記データ信号をバースト的に送信
    するとともに、前記各パイロット信号の間に前記データ
    信号を配置してスロットを構成し、複数の前記スロット
    を送信するデータ信号送信方法において、 前記各スロットにおける前記データ信号の配置を、予め
    定められた規則に従って可変することを特徴とするデー
    タ信号伝送方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載したデータ信号送信方法
    であって、 前記パイロット信号に前記データ信号を隣接するように
    配置したスロットと、前記データ信号を中央部分に配置
    したスロットとを交互に伝送することを特徴とするデー
    タ信号送信方法。
  5. 【請求項5】 変調の基準位相を示す各パイロット信号
    に基づいて、変調されたデータ信号の各タイミングにお
    ける基準位相を再生して、前記データ信号の復調を行う
    データ信号受信方法と組み合わせて用いられるデータ信
    号送信方法であり、前記データ信号をバースト的に送信
    するとともに、前記各パイロット信号の間に前記データ
    信号を配置してスロットを構成し、複数の前記スロット
    を送信するデータ信号送信方法において、 伝送路の伝送状態を検出し、 検出された伝送状態に基づいて、1スロット期間内に伝
    送すべき前記データ信号の配置を、適応的に可変するこ
    とを特徴とするデータ信号送信方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のデータ信号送信方法であ
    って、 前記伝送状態として伝送路の伝送品質を検出し、 前記検出された伝送品質が高いときには、前記パイロッ
    ト信号に隣接するように前記データ信号を配置し、前記
    検出された伝送品質が低いときには、前記スロットの中
    央部分に前記データ信号を配置することを特徴とするデ
    ータ信号送信方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のデータ信号送信方法であ
    って、 前記伝送状態として伝送路のフェージングピッチを検出
    し、 前記検出されたフェージングピッチが高いときには、前
    記パイロット信号に隣接するように前記データ信号を配
    置し、前記検出されたフェージングピッチが低いときに
    は、前記スロットの中央部分に前記データ信号を配置す
    ることを特徴とするデータ信号送信方法。
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