JP3158865U - 太陽光発電クレーン - Google Patents

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茂喜 新名
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株式会社ヤクテツ
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Abstract

【課題】電力供給のために走行距離が制限を受けることがない太陽光発電クレーンを提供する。【解決手段】クレーン本体2と、クレーン本体2の上部に設けられた支持部材3と、支持部材3の上方に配置された太陽光パネル4と、太陽光パネル4によって発電された電力でバッテリーを充電する充電器と、電力を直流から交流へ変換するコンバータとを有する。太陽光パネル4によって発電された電力が、クレーン本体2の動作に必要な動力源として使用される。【選択図】図1

Description

本考案は、電力の供給源として太陽電池を搭載した太陽光発電クレーンに関する。
動力を用いて荷をつり上げ、これを水平方向に運搬することを目的とする機械装置であるクレーンは、建築現場や造船等の現場において多く利用されている。クレーンを動作させるためには動力源となる電源から電力をモータに伝達することが必要であり、固定式のクレーンであればクレーンの作業領域が限られているため、電力の供給について特に問題を生じないが、走行型のクレーンの場合には、クレーンが走行して作業がなされるため、クレーンの走行距離に応じて電源から離れた位置まで電力を供給することが必要となる。走行型のクレーンにおいては、電線を巻取りケーブルリールに巻きつけて電源からの電力供給を行っており、電線の長さによって走行距離が制限を受けるという問題点があった。
近年、太陽光パネルを用いた装置が各分野で普及しつつあり、クレーンについても、荷揚用クレーンの高さを利用して、クレーンブームに電飾ネオンサインを取り付け、ネオンサインの電源として太陽電池を用いて、宣伝効果を上げることを目的としたものが、特許文献1に記載されている。
特開2006−323322号公報
しかし、特許文献1に記載のものは、クレーンブームが各種建設工事現場等において最も高い位置にあることを利用して、ネオンサインによる宣伝広告を意図したものであり、クレーン自体の動力源として利用するものではないため、走行型クレーンにおける電力供給の距離的制限を解決するものではない。
本考案は、このような事情を考慮してなされたもので、電力供給のために走行距離が制限を受けることがない太陽光発電クレーンを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本考案の太陽光発電クレーンは、クレーン本体の上部に設けられた支持部材の上方に太陽光パネルが配置され、前記太陽光パネルによって発電された電力が、充電器によって充電され、コンバータによって直流から交流への変換がなされて、クレーン本体の動作に必要な動力源として使用されることを特徴とする。
クレーン本体の動作に必要な動力源として、クレーン本体の上部に設けられた支持部材の上方に配置された太陽光パネルによって得られる電力を用いる構造としているため、従来のように、交流電源から電線を介して電力を伝達するものと異なり、電線の長さによってクレーンの走行距離が制限を受けることがない。そのため、クレーンによる作業が必要な場所に、電力供給の点での制約を受けずに、クレーンを稼働させることができる。
また、太陽光パネルは、クレーン本体の上部に設けられた支持部材の上方に配置されているため、クレーン本体の動作に支障をきたすことがなく、配置される場所が太陽光照射を受けやすい位置であるため、発電効率を良好な状態で維持することができる。また、太陽光パネルの取付けも容易に行うことができる。
さらに、発電された電力を充電器によって充電しているため、太陽光の照射条件が良好でない気象条件のときであっても、充電された電力を用いてクレーンを作動させることができるとともに、太陽光利用であることから、環境保全の観点からも優れている。
本考案によると、電力供給のために走行距離が制限を受けることがない太陽光発電クレーンを実現することができる。
本考案の実施形態に係る太陽光発電クレーンの構造を示す図である。 本考案の実施形態に係る太陽光発電クレーンの電気系統図である。
以下に、本考案の太陽光発電クレーンを、その実施形態に基づいて説明する。
図1に、本考案の実施形態に係る太陽光発電クレーンの構造を示す。
図1(a)は、太陽光発電クレーンの平面図、図1(b)は、その正面図、図1(c)は、その側面図である。
太陽光発電クレーン1は、クレーン本体2の上部に設けられた支持部材3の上方に太陽光パネル4が配置されて形成されており、太陽光パネル4によって発電された電力が太陽光発電クレーン1の動力源となる。太陽光パネル4は、太陽光照射を充分に受け、限られたスペースで充分な発電能力を発揮することが必要であるため、支持部材3の設置角度や、太陽光パネル4の配置方向、配置枚数は、状況に応じて適宜定められる。
クレーン本体2は、その側方両端に脚部5を有し、脚部5の下方には車輪6が設けられている。車輪6は、走行モータ7からチェーンによって動力が伝達されて回転し、これによってクレーン本体2が地上を走行する。
荷を保持する保持部8は、巻上電動チェーンブロック9によって上げ下げが行われるとともに、横方向にも動いて、荷の運搬がなされる。これらの操作は、操作スイッチ10により行われる。太陽光発電クレーン1には、電力供給を制御する制御盤11と、バッテリー収納盤12とが備えられている。これらの機能については、後に詳述する。また、脚部5の近傍に、表示灯13が設けられている。
図2に、本考案の実施形態に係る太陽光発電クレーンの電気系統図を示す。
太陽光パネル4によって得られた電力は、充電器20によってDC24Vの電圧で充電され、この電力は、バッテリー21によって適宜保存される。DC24Vの電圧を有する電力は、コンバータ22によって直流から交流への変換がなされて、AC100Vに変換された後、単相トランス23によって単相200Vとなる。
次に、インバータ24によって単相200Vから三相200Vに変換され、三相トランス25によって安定化された後、制御盤11に電力が伝達される。制御盤11から、走行モータ7と表示灯13とに電力が供給される。これにより、走行モータ7から車輪6に動力が伝達されて車輪6が回転し、クレーン本体2が走行するため、クレーン本体2の走行に必要な動力は、太陽光パネル4によって得られた電力によってまかなわれる。同様に、表示灯13の点灯に必要な電力も太陽光パネル4によって得られた電力によってまかなわれる。走行モータ7として、駆動25ワットのモータを使用している。
制御盤11には、横行給電ケーブル26を介してホイスト盤27が接続されており、ホイスト盤27から巻上モータ28と横行モータ29とに電力が供給される。横行モータ29として、駆動100ワットのモータを使用している。巻上モータ28と横行モータ29によって、巻上電動チェーンブロック9が駆動されるため、荷を保持する保持部8の上下方向と横方向(左右方向)の動きに必要な動力は、太陽光パネル4によって得られた電力によってまかなわれる。
このように、クレーン本体2の動作に必要な電力は、全て、太陽光パネル4によって得られた電力によってまかなうことができる。
ホイスト盤27には、操作スイッチ10が接続されており、操作スイッチ10に設けられた上、下、東、西、南、北のそれぞれの方向を示す押ボタンを押すことによって、荷の運搬方向が定められる。
なお、以上の実施形態においては、走行型クレーンに基づいて説明したが、これに限定されず、他のタイプのクレーンについても広く適用することができる。
本考案は、電力供給のために走行距離が制限を受けることがない太陽光発電クレーンとして利用することができ、クレーンによる作業が必要な場所に電力供給の点での制約を受けずに、クレーンを稼働させることができる点で有利である。
1 太陽光発電クレーン
2 クレーン本体
3 支持部材
4 太陽光パネル
5 脚部
6 車輪
7 走行モータ
8 保持部
9 巻上電動チェーンブロック
10 操作スイッチ
11 制御盤
12 バッテリー収納盤
13 表示灯
20 充電器
21 バッテリー
22 コンバータ
23 単相トランス
24 インバータ
25 三相トランス
26 横行給電ケーブル
27 ホイスト盤
28 巻上モータ
29 横行モータ

Claims (1)

  1. クレーン本体の上部に設けられた支持部材の上方に太陽光パネルが配置され、前記太陽光パネルによって発電された電力が、充電器によって充電され、コンバータによって直流から交流への変換がなされて、クレーン本体の動作に必要な動力源として使用されることを特徴とする太陽光発電クレーン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101402593B1 (ko) * 2012-07-03 2014-06-11 승경체육산업(주) 보호매트 리프트머신

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